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日録2018年5月 


27 mei 2018(日)※鯖寿司にはペンギンを

◆午前5時半起床.晴れ.気温15.8度.東風が涼しい.三日ぶりの観音台は初夏の日差しが濃い木陰をつくっている.午前10時の気温は22.3度.湿度が低いのでからっと暑い.

◆[統計思考]一昨日の朝日新聞に『統計思考の世界』の宣伝が載ったとのことで,証拠写真をば.幸いにしてよく売れているとのこと.善哉善哉.でもって,蟲捕りふたたび:

  • @shorebird2000 [統計思考]気になったので,この normal-prior normal case の導出を確認しました.典拠:竹村彰通 『現代数理統計学』(1991年11月,創文社[現代経済学選書8])のpp.319-320.正規分布 \( N(\mu, \sigma^2 ) \) で,分散 \( \sigma^2 \) を既知とした場合の平均 \( \mu \) の事後確率分布です. posted at 12:41:53
  • @shorebird2000 [統計思考]データである \( X_1, X_2, ..., X_n \) は \( iid \) で正規分布 \( N(\mu, \sigma^2 ) \) に従うとします.このとき尤度関数(同時確率密度関数)の指数部分は \( -\frac{n}{2 \sigma^2}(\mu-\bar{x})^2-\frac{1}{2\sigma^2}\sum_{1}^{n}(x_i-\bar{x})^2 \) です.μの事前分布を \( N(\mu_0, \sigma_0^2 ) \) とするとベイズの定理により平均 \( \mu \) の事後確率密度関数が求まります. posted at 12:47:59
  • @shorebird2000 [統計思考]続) \( \mu \) の事後確率密度関数は尤度関数と事前確率密度関数の積に比例します.指数部分を平均μに関して平方完成すると,データである \( X_1, X_2, ..., X_n \) ならびに平均 \( \bar{x} \)はすべて定数扱いとなって除外できます.結果として \( \mu \) の事後確率分布が正規分布であることが示されるということです. posted at 12:54:54
  • @shorebird2000 [統計思考]平均パラメーター \( \mu \) は未知で,分散パラメーター \( \sigma^2 \) は既知である場合のベイズ事後確率分布の導出については以上です.技術評論社のサポートページで事後確率分布の平均と分散の正誤対応表を公開しました. gihyo.jp/book/2018/978-… posted at 12:58:10
  • @shorebird2000 [統計思考]あ,確かに再訂正箇所ですね.ご指摘ありがとうございます.蟲捕りはエンドレスです. posted at 15:31:14

最後の指摘により,『統計思考の世界』p. 189 の【図3-13】とその直上の本文内数式の二箇所については:
   「\( \mu_1=\sigma_1^2(\sum_{k=1}^n x_i/\sigma^2+\mu_0/\sigma_1^2) \)」
    ↓
   「\( \mu_1=\sigma_1^2(\sum_{k=1}^n x_i/\sigma^2+\mu_0/\sigma_0^2) \)」
という再訂正が必要となった.

◆今宵の夕餉は,お土産に持ち帰ってきた寺町二条〈末廣〉の鯖寿司と今が旬の〈玉川〉純米吟醸「Ice Breaker」をオンザロックで.鯖とペンギンの絶妙なる京都コンビ.そして,最後の〆は,〈草喰なかひがし〉と〈喜心〉で土鍋ごはんの啓示に打たれたので,土鍋で少しだけ白飯を炊いた.きつね色の焦げ目がついてうれしい.「ごはん道」を精進するしかない.

◆明日からの月末の週はじたばたするしかない.じたばた.

◇本日の総歩数=1,019歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.00kg(−0.50kg) / 30.0%(+0.6%)


26 mei 2018(土)※祇園の朝ごはんの悦楽

◆午前6時半起床.当然のうう…….美食の夜が明けて,朝ごはんは祇園の〈喜心〉にて.炊きたての白米の煮えばな.ごはんの悦楽.白味噌の豚汁と卵かけご飯.いくらでもおかわりできそうな勢い.

◆その後,ぶらりぶらりと河原町方面へ.観光客多し.寺町二条の〈末廣〉の鯖寿司を確保.午後1時,京都駅.洛中は昨日のような真夏日ではなかったが,それでも十分に暑い.〈551蓬莱〉のぶたまんとともにつくば直帰.

◆午後5時,つくば帰還.曇り.暑かった京都とは別世界のような涼しさである.午後5時の気温は20.3度.東風が吹き抜ける夕方.快適至極.

◇本日の総歩数=13,917歩. 朝◯|昼−|夜◯. 計測値(前回比)=未計測 / 未計測


25 mei 2018(金)※北白川草喰なかひがし

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温15.5度.午前8時,つくば駅.曇り空.気温は20.4度.やや蒸し暑い.西方浄土への移動開始.午前10時,東京駅.都内の気温はすでに24.3度と夏日寸前.駅の構内は人いきれが上乗せされてさらに蒸し暑い.

◆[蒐書日誌]車中読書本:Michael Ohl 『Die Kunst der Benennung』(2015年刊行, Matthes & Seitz, Berlin, 318 pp., ISBN:978-3-95757-089-5 [hbk] → 目次版元ページ) の第4章まで読了したのが2016年の師走だったから,なんと一年半もブランクが空いてしまった.旅のお供として新幹線の中で第5章「動物名あれこれ(Das Panoptikum der Tiernamen)読了.本章では,奇妙奇天烈なラテン語の学名が次から次へと登場する.ポーランド語が織り込まれた31字の長ったらしい属名,Csiro(←CSIRO)やYtu(←You too)という属名.Gelae baen(← gelly bean)という種名.解読しきれないアクロニムやら暗号やら “愛の言葉” もあり,

◆正午過ぎ,京都着.午後1時の気温は30.6度.こそっと真夏日.しかも蒸し暑い.祇園祭の前からこれでは先が思いやられる.その後,堺町三条の〈イノダコーヒ本店〉へ.週末や休日だと長蛇の待ち客の列が伸びるが,さすがに平日の昼下りは比較的空いている.洋館と新館(本館)はどちらも快適だが,ワタクシ的には空調がばっちり効いたトイレがお気に入りだ.真夏日の日陰のエントランスではインコたちが元気にさえずっている.

◆[蒐書日誌]気になっていた新刊を四条烏丸地下〈くまざわ書店〉でゲットした:山崎佳代子『パンと野いちご:戦下のセルビア、食物の記憶』(2018年5月1日刊行,勁草書房,東京, 2 colot plates + x + 307 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-326-85194-2 → 版元ページ).昼下りの〈イノダコーヒ本店〉新館にて「アラビアの真珠」を片手に『パンと野いちご』ぱらぱらめくる.前に読んだピョートル・ワイリ,アレクサンドル・ゲニス[沼野充義・北川和美・守屋愛訳]『新装版・亡命ロシア料理』(2014年11月25日刊行,未知谷,東京,231 pp. + 8 plates, 本体価格2,000円, ISBN:978-4-89642-458-4 → 版元ページ)をふと連想した.また,この著者が『ベオグラード日誌』(2014年3月30日刊行,書肆山田[りぶるどるしおる・78],東京, 本体価格2,600円, ISBN:968-4-87995-894-5 版元ページ)の書き手だったことを知った.

◆午後3時,ホテルにチェックイン.もう十分に休んだけど,さらに一休みしてから出撃しよう.某理学部2号館の某図書室にて今年出た拙著新刊3冊を納本(ほどなく学内広報されるとのこと).

◆観光客が群れ集う銀閣寺道を避け,誰もいない夕刻の法然院を一回りしてきた.真夏日の京都では日陰を縫うようにたどらないとへばってしまう.蒸し暑さの中を歩き疲れたので,哲学の道の疎水沿いベンチで一休み.今宵の迎撃に備える.

◆〈草喰なかひがし〉の饗宴 —— 午後6時,当初の予定通りの〈草喰なかひがし〉へ.『系統体系学の世界』の結語の約束が果たされてワタクシは大満足.今月の暖簾は鯉のぼりだった.1階のカウンター席に座り,ご主人の手慣れた説明を聞きながら,料理たちが次々と運ばれてくる.最後の土鍋ごはんがまた美味すぎて.〈草喰なかひがし〉おそるべし.予約の取れない超有名店なのもむべなるかな.

◇本日の総歩数=15,444歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 87.50kg(−0.50kg) / 29.4%(0.0%)


24 mei 2018(木)※雨上がりの本郷お座敷

◆午前5時起床.曇り.気温16.9度.夜中はずいぶん降ったようだが,雨上がりの観音台は青空が広がる.午前8時の気温は19.0度.今日はまた夏日になるだろう.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 朝早く,またしても Windows 10 が「更新の祭典」を勝手に始めてしまい……./2時間たっても……まだ終わらない……./さらに1時間後.……「仕事したければ今すぐ再起動せよ」と追い詰められたワタクシは……./……「なぜ今なんですか」などと “天の声” に抗えるはずもなく……./……うむを言わさず強制的にパスワードを変えさせられ……./……何度か再起動してやっと終わったかと安心したのも束の間……./……新たな「累積更新」と「セキュリティ更新」のダウンロードが始まって……./……うん,今やっと終わった.午前6時から始まったので,かれこれ4時間くらいかかった.それはまあいいとして,とてもアヤシイ表示がわざわざ赤い字で:「一部の設定は組織によって管理されています」と.どこかの “悪の組織” が個人のPCを支配しようとしているのか(愚問であった)…….

◆[欹耳袋]以前から RStudio for Mac で顕在化していた病状の件.Rプロンプトからスクリプトをキー入力するたびに「tolower(completions)でエラー: 2は不正なマルチバイト文字です」という警告メッセージが弾幕のように繰り出される. 対症療法として,RStudio 側のスクリプト自動補間機能を「オフ」にすると(「Tools」>「Global Options」>「Code」>「Comletions」>「Allow automatic completions in console」をオフ設定),目障りな警告メッセージの弾幕はまったくあらわれなくなることがわかった.ちょっと不便だけどね.

◆昼下りのつくば駅.正午の気温は22.4度.初夏の日差しが戻ってきた.午後2時前,本郷着.理学部2号館.都内は25.3度.すでに夏日ラインを超えている.今日は実験計画法の続き.分散分析と多重比較まで説明した.来週は乱塊法.

◆午後6時,つくば帰還.夕陽にそびえる入道雲.地面がところどころ濡れているのは通り雨でもあったのだろうか.午後6時の気温は20.1度.

◆[統計思考]べいづは “蟲” を呼ぶ?

—— ということで,宿題をひとつかかえることになった.

◆[蒐書日誌]ジョージ・クブラー(中谷礼仁訳)『時のかたち:事物の歴史について』(2018年7月刊行予定,鹿島出版会[SD選書],東京)※著者からの情報.この翻訳については7年前に京都で小耳に挟んだが,やっと出版されるとは慶事.

◆明日からのぷち旅支度をすませ,おふとんへ直行.

◇本日の総歩数=6,353歩. 朝◯|昼−|夜◯. 計測値(前回比)= 88.0kg(+0.80kg) / 29.4%(+0.1%)


23 mei 2018(水)※五月雨に濡れる観音台

◆午前5時半起床.雲が多い朝.気温は14.7度.雲がにぎやかな観音台.午前8時にはすでに気温20.0度.湿度がやや高いようだ.予報通りなら,これから天気はどんどん下り坂で,夕方には雨になるらしい.

◆[思考の体系学]shorebird 進化心理学中心の書評など「書評「思考の体系学」」(2018年5月22日)※とてもくわしい紹介をしていただき感謝感激です!

◆午前の┣┣" 撃ち —— 〆切様が背後から迫りくる某大┣┣" との対決.

◆雨が降り出した昼休み.正午の気温は19.6度.今日はひさしぶりにJICA国際センターへランチに.今日はマレーシア風の「アヤムゴレン」という名の鶏唐揚げ丼.パクチーがふんだんにトッピングされていた.雨の中をさくっと高野台から観音台へ帰還.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 朝からの大┣┣" を退治し,書類一式をレターパックで返送した.

◆雨降る夕暮れ時.気温18.9度.今宵は厨房仕事なし.

◆[統計思考]“蟲” の捕獲報告が次々に ——

  • [統計思考]第13講 p.178【13-2】キャプション:
    「\( Pr(R)=Pr(R|A\cup B)=Pr(R\cap(A\cup B)/Pr(A\cup B)=1 \) となる」

    「\( Pr(R)=Pr(R|A\cup B)=Pr(R\cap (A\cup B)/Pr(A\cup B)(\because Pr(A\cup B)=1) \)」 twitter.com/shorebird2000/… posted at 21:22:11
  • [統計思考]第13講 p.187【図13-10】キャプション:
    「\( p \) の事分布は」→「\( p \) の事後分布は」 twitter.com/shorebird2000/… posted at 21:24:25
  • [統計思考]第13講 p.189の【図13-13】キャプション:
    「\( \sigma_1^{-2}=n+\sigma_0^{-2} \)」→「\( \sigma_1^{-2}=n/\sigma^2+1/\sigma_0^2 \)」
    ならびに
    「\( \mu_1=\sigma_1^2(\sum_{k=1}^n x_i+\mu_0/\sigma_1^2) \)」→「\( \mu_1=\sigma_1^2(\sum_{k=1}^n x_i/\sigma^2+\mu_0/\sigma_1^2) \)」 twitter.com/shorebird2000/… posted at 22:19:53
  • [統計思考]第13講 p.189の【図13-13】直上の本文:
    「\( \sigma_1^{2}=1/\{n+\sigma^2\} \)」→「\( \sigma_1^{2}=1/(n/\sigma^2+1/\sigma_0^2) \)」
    ならびに
    「\( \mu_1=\mu_0+\sigma_1^2\sum_{k=1}^n x_i \)」→「\( \mu_1=\sigma_1^2(\sum_{k=1}^n x_i/\sigma^2+\mu_0/\sigma_1^2) \)」.これでいいかな. posted at 22:23:15
  • [統計思考]ついでに,第13講 p.189【図13-13】キャプション:「\( \therefore \mu\sim N(\mu_1, \sigma_1^2) \) ただし」は行センタリング調整が必要. posted at 22:26:38
  • [統計思考]この部分は同じ穴のムジナでしたので,一網打尽にしました.一連のご指摘感謝です. twitter.com/shorebird2000/… posted at 22:27:41

◆雨は明朝には上がっているとのこと.定例の本郷お座敷は新緑がことのほかみずみずしいことだろう.

◇本日の総歩数=6,373歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 87.20kg(−0.35kg) / 29.3%(0.0%)


22 mei 2018(火)※八重洲にて密議の午後

◆午前5時起床.朝日がまぶしい.気温11.1度.今朝も涼しい.青空が広がる観音台.午前7時の気温はもう19.3度.今日も夏日は確実か.農環研には午前中だけ実在し,午後は都内に出撃する.今週は(も)東奔西走北上南下が続く.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 出版契約書に割り印を押して返送.

◆[蒐書日誌]高橋康介『再現可能性のすゝめ:RStudioによるデータ解析とレポート作成』(2018年5月15日刊行,共立出版[Wonderful R: 3],東京, xviii+166 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-320-11243-8 → 版元ページ)※ワタクシが松戸で叩いていた先週末に着弾していたRStudio 修行本./Aviezer Tucker (ed.)『A Companion to the Philosophy of History and Historiography』(2008年11月刊行, Wiley-Blackwell[Blackwell Companions to Philosophy], Chichester, xii+563 pp., ISBN:978-1-444-33788-4 [pbk] → 版元ページ)※総勢50名の寄稿者による歴史哲学・歴史叙述学コンパニオン.系統体系学の章もある.ワタクシの蒐書アンテナは本論文集をうっかり受信し損ねた.

◆正午,つくば駅.正午の気温は25.8度.夏日.八重洲出撃.東京駅八重洲地下街のとある出口から地上に出て,某雑居ビルの上層階のフシギな構造の隔離密室.いかにも「やむを得ず増築しました」的な仮設階段の造りがかぎりなくアヤシイ.いくら東京駅前とはいえ,古い雑居ビルは説明の付かない「場」が潜んでいる. 午後2時からここに立てこもってハカリゴト.都内の午後2時の気温は26.3度.一時間半ほどで終了.今年はあっさり終わった.東京駅の地下に大きな “ペンギン” がいたので連れ帰る途中.割れないように要注意.午後5時半,つくば帰還.気温23.6度.夕方の東風が心地よし.

◆[統計思考]Garage IT 2nd「「統計思考の世界」を入手」(2018年5月21日)※「頭と終わりだけとりあえず目を通しました。著者独特の言い回しが面白いです」.確かに,「まえがき—高座の出囃子が聞こえてくる前に」と「いささか長めの謝辞—あとがきに代えて」はそうかもね.

◆[統計思考] “蟲捕り” のご連絡あり ——

  • [統計思考]第7講 p.86上13行「最初に関心を統計量」→「最初に関心をもつ統計量」 twitter.com/shorebird2000/… posted at 18:34:57
  • [統計思考]第8講 p.108下7行「N=23の場合にはNα=0.05×23=0.15」→「N=3の場合にはNα=0.05×3=0.15」 twitter.com/shorebird2000/… posted at 18:37:33
  • [統計思考]第9講 p.126上10「反復がより少ない二次要因分析」→「反復がより少ない一次要因分析」 twitter.com/shorebird2000/… posted at 18:39:45
  • [統計思考]第6講 p.80下9行「標準正規分布をする確率変数の平方和を分散σ2で割ったものはカイ二乗分布に従う」→「正規分布をする確率変数の平方和を分散σ2で割ったものはカイ二乗分布に従う」 twitter.com/shorebird2000/… posted at 18:43:05
  • [統計思考] @shorebird2000 さん,ご指摘どうもありがとうございました.のちほどサポートサイトにまとめて公開します. posted at 18:44:11
  • [統計思考]感謝です:第8講 p.98上9行「標準正規分布をする確率変数の平方和を分散σ2で割ったものはカイ二乗分布に従う」→「正規分布をする確率変数の平方和を分散σ2で割ったものはカイ二乗分布に従う」 twitter.com/shorebird2000/… posted at 20:39:00

◆[欹耳袋]けいそうビブリオフィル「勁草書房創立70周年「60年のあゆみ」とそれからの10年」(2018年5月22日).

◆今週金曜の朝日新聞(全国版)に『統計思考の世界』の広告が載るとのことで,原稿チェック.

◇本日の総歩数=6,139歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.55kg(+0.30kg) / 29.3%(−0.8%)


21 mei 2018(月)※夏日の週明け爽快至極

◆午前5時前起床.朝焼け.気温9.7度.涼しいというか肌寒いというか.週明けの観音台は薄曇り.午前8時の気温は15.8度.北西風が吹いている.湿度が低くてとてもよろしい.

◆[統計思考]『統計思考の世界』の版元サポートページが開設されました.捕捉された “蟲” たちはそのつど追加展示することになっています.初版の “蟲捕り” にご協力いただければ幸いです.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 更生途上の MacBook Pro に新たな問題が発生.Parallels Desktop のアカウントが認識されない.これはまたあらためて性根を叩き直さないと.先は長いな./Parallels Desktop の件は新規アカウントを追加してやって解決できたのだが,今度は Win 10 画面に「Internet Explorer 11」のポップアップウィンドウが貼りついて消せないという新たなフシアワセが憑依.Windows 10 が芋づるのようにフシアワセを呼ぶ./そうこうするうちに,Win 10 が「更新の祭典」に突入してしまった.ユーザーに仕事をさせない点ではとても優秀なOSである./Windows 10 の「更新の祭典」はにぎやかに続いている.まだ半分も終わっていないので,午後も果てしなく続くにちがいない…….

◆[統計思考]人はやがて死ぬ「「統計思考の世界 曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎」(著:三中信宏)」(2018年5月20日)※詳細な紹介と書評をありがとうございました.

◆正午の気温23.2度の昼休みはロングコース徘徊.日差しは暑くてもからっとした陽気なので許容範囲.パトリック・E・マクガヴァン[藤原多伽夫訳]『酒の起源:最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』(2018年3月20日刊行,白楊社,東京, 4 color plates + 476 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-8269-9060-8 → 目次版元ページ)の第6章「深い葡萄酒色の地中海を行く」読了.地中海をめぐる酒の旅路.

◆午後の┣┣" 撃ち —— ]Win 10 の「更新の祭典」がやっと終わって再起動したら,禍々しき IE 11 の憑依画面はきれいさっぱり除霊されていた.やっぱりアップデートはたいせつ(仕事にならないが)./でもって,R まわりのアップデート.朝から性根をしっかり叩き直したせいか,病み上がり MacBook Pro はやっと社会人として独り立ちできそうな気配だ.よしよし./Win と並行して Mac もアップデート(OSとR).こちらはさくさく完了.

◆午後5時半,帰宅.今日の午後は最高気温25.2度と夏日になったが,湿度が意外に低かったので居室で “悶死” しなかった.

◇本日の総歩数=10,378歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.25kg(+1.05kg) / 30.1%(−0.1%)


20 mei 2018(日)※松戸の森で本番を迎え

◆午前5時起床.晴れ.気温12.1度とひんやり.朝日はさんさんと照っているのに,雨がぱらぱら降ってきた.フシギな朝の空模様.午前8時の気温は14.5度.北東風が涼しい朝はバジル三昧のパスタが食卓に登場.茹で上げスパゲティーをバジルソースで和え,冷ましてからフルーツトマトの乱切りを乗せ,生バジルの葉を散らす.アンチョビーが詰まったオリーブの実をトッピングして完成.オリーブオイルと岩塩はお好みで.

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「大学教員、半数は非常勤 常勤も4分の1が任期付き 朝日新聞社・河合塾調査」(2018年5月20日)※専業非常勤講師の率はどうなんだろうか?

◆[円環大全]ビーカイブ「円環の世界に触れる」(2018年5月19日)

◆本番の朝 —— 午前8時半,高座に上がる衣装一式をもってつくば駅へ.乾いた北東風が涼しい.数日前の蒸し暑さがウソのよう.では,松戸のお座敷へ出撃〜.社会復帰したばかりの MacBook Pro を連れ出してきたのだが,今のところ正しい社会生活を送っている.Mac 写真ライブラリーの復元とか Win 10 on Parallels Desktop のあれやこれやという大仕事はまだ手付かずだが,それは週明けの┣┣" ということに “閣議決定” された.

◆[自然を名づける]martingale & Brownian motion「キャロル・キサク・ヨーン『自然を名づける』」(2018年5月20日).

◆[欹耳袋]David Trafimow et al. 2018. Manipulating the Alpha Level Cannot Cure Significance Testing. Frontiers in Psychology, 15 May 2018 doi:10.3389/fpsyg.2018.00699 ※正論ではあるのだが,果てしない議論が残響していく.

◆午前9時半,新八柱着.午前10時からステリハ.特殊すぎる打楽器群が舞台の最上段を隙間なく占拠している.満を持して本番だけやってきたウィンドマシン(風音機)とサンダーマシン(雷鳴機).この組合せが実現するのはグローフェの〈グランド・キャニオン〉とリヒアルト・シュトラウスの〈アルプス交響曲〉だけ.本日のワタクシの受け持ちは◯(大太鼓)と△(トライアングル)と□(ウッドブロック)というとてもわかりやすい「まるさんかくしかく」だ. 配られたお弁当が異様に重量級だった.

◆午後2時開演.前プロの〈パリのアメリカ人〉本番.よたよたしていたら背後からタクシーホーンにあおられた.楽屋にて休憩したいところだが,この隙間時間に打楽器群の壇上配置を変えるという肉体労働がある.メインの組曲〈グランド・キャニオン〉は終曲の「豪雨」で危うく吹き飛ばされそうになった.午後4時終了後,舞台の後片付け.

◆午後6時から松戸駅前で打ち上げ.グローフェ〈グランド・キャニオン〉の第3曲「山道を行く」の “カッポカッポ” の効果音に大活躍したプーチン・マトリョーシカの中身が打ち上げで披露された.プーチンの中にはエリツィン,その中にはゴルバチョフ,さらにスターリンが出てきて,最後はレーニンで終わる.さすがはロシア土産.

◆午後9時半,つくば帰還.夜風が涼しい.午後9時の気温は14.3度.今日は朝から緊張と疲労の一日だった.真っ白に燃え尽きた夜は安らかに寝るしかない.

◇本日の総歩数=10,360歩. 朝◯|昼△|夜×. 計測値(前回比)= 86.20kg(−0.65kg) / 30.2%(+0.5%)


19 mei 2018(土)※しとしと雨の土曜の朝

◆午前4時半起床.雨.気温20.6度.明け方の雨はもう止み,雲の隙間から青空がのぞき見える.午前8時の気温は19.1度.北東風が涼しい,というか体感的にはうすら寒い.週末の朝餉は並木〈マルゲンミート〉のペパーポークとボローニャソーセージが主役.いつもの〈トレイルベーカリー〉のパンたちにはオリーヴオイルを.

◆[統計思考]大隅典子の仙台通信「ご恵贈御礼『統計思考の世界』」(2018年5月19日).

◆午前の┣┣" 撃ち —— 三島の某研究所からネ申エクセル書類が届き,郵便番号とか口座番号を一文字ずつセルに打ち込ませるという “修行” を要求してきた.もう怒りもあきれもせず,すべてのセルを「結合」した上で,フリー書式で記入して返信.いわゆる「良心の呵責」なんぞ微塵もなし.気持ちよい青空の週末.

◆[系統樹思考]martingale & Brownian motion「三中信宏『系統樹思考の世界』」(2018年5月17日).

◆午後の┣┣" 撃ち —— 退院してきたばかりの MacBook Pro の性根をさらに叩き直す.まずは Time Machine からの原状復帰.社会復帰した MacBook Pro くんの性根叩き直しはまだ続いている.しかし,ワタクシはここでお出かけしないといけない.

◆午後5時半,新八柱駅前に立つ.GP後,午後9時半に松戸の森から帰還.今日はかなり疲れたが,明日は本番である.昼間は20度超えのほどほどの暑さだったが,夜になって急に気温が下がってきた.午後10時の気温は14.9度.南風.

◆明日のお座敷 —— 松戸シティフィルハーモニー管弦楽団ファミリーコンサート.2018年5月20日(日)14:00〜.米津俊広指揮.ガーシュイン〈パリのアメリカ人〉/プロコフィエフ交響曲第1番〈古典交響曲〉/コープランド〈市民のためのファンファーレ〉/グローフェ組曲〈グランド・キャニオン〉.

今回の選曲では特殊打楽器がずらりと並んだ.屹立する音程付きタクシーホーンは〈パリのアメリカ人〉に登場.けっこう暴力的な音量である.水平に設置するとクラクションの直撃を受けた前方の演奏者が “労災” を受けるので,天井に向けてベルアップ.マーラーではありません.グローフェの組曲〈グランド・キャニオン〉でしかお目にかからないにちがいない楽器もある.木魚だけならはときどき使われることもあるが,木魚の隙間に立つ “プーチン人形” が今回の演奏会ではとても大事な役目を果たす.ウィンドマシーン(風音機)にいたっては明日の本番当日にしか姿を見せないという.さらに総譜には書かれていてもけっして演奏されない(できない?)というライトニングマシーン(雷光機)にいたってはもうどうしようもない.サンダーマシーン(雷鳴機)の方がまだマシだった.

◆昼間から延々と性根を叩き直した MacBook Pro くんはやっと更生してくれたようだ.それを見届けたところで寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪

◇本日の総歩数=10864歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 86.85kg(−0.60kg) / 29.7%(+0.1%)


18 mei 2018(金)※銀座〜神保町〜後楽園

◆午前5時前起床.晴れ.朝日が昇る.気温20.3度.今日は全日年休なので実在しないことになっている.午前10時の観音台.気温はすでに24.0度と夏日ライン突破は間近.ちょっとだけゴソゴソしてから都内出撃へ.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 一昨日クロネコ救急車で入院した泥酔 MacBook Pro がもう退院して観音台に出勤してきた.AppleCare Service は驚くべき手際の良さである.SSDを含むロジックボードとバッテリーを含むキーボードのハードウェア全交換そしてOS再インストールとのこと.“テセウスの船” 的には同一PCなのかな?/いくら自分が呑むからといって,PCにも呑ませるとタイヘンなことになりますよ.今後要注意./新規お座敷のお誘いあり.五反田アゲイン.行けますよ.

◆[欹耳袋]かつては赤・緑・青3色のレーザーポインターを持ち歩き,プレゼンのたびに振り回していたが,今ではすべてお払い箱になった.レーザーポインターの欠点:1)ポインターではスライドの可読性は改善されない.2)複数ディスプレイには対応できない.3) 暗闇でポインターを振り回す兇悪犯罪.レーザーポインターなしに高座に上がるときのコツ:1)PC本体のポインターアイコン(「矢印」とか「指」)のサイズをあらかじめ拡大しておく.2)タッチパッドやマウスでPCポインターを動かして注目箇所を指示する.3)ディスプレイの拡大機能(Macなら「画面拡大」,Winなら「ZoomIt」)を併用.レーザーポインターでもPCポインターでも講演者が期待するほどの「注意喚起効果」はないとワタクシは思う.スライドあるいはディスプレイの可読性を向上させたいなら,迷わず「拡大鏡」機能を有効利用した方が,はるかに効果的に聴衆の注目を惹きつけられるだろう.〈Spotlight〉というポインターツールがあるらしい.要チェック.

◆正午過ぎ,つくば駅.正午の気温22.1度.南風.昨日ほどではないが蒸し暑いかも.初夏の日差しの昼下がり,林檎の近くをしばし銀ブラする.平日でも旅行者がいっぱい.東銀座の〈ナイル・レストラン〉に入ったら,「はいムルギーランチね~,はい定食ね〜」とこちらが何も言わないのに瞬時にメニューが確定する.伝統あるみごとな注文取りの技芸である.その後,神保町のとある雑居ビルに幽閉されて某学会関連打合せが午後5時まで,そして,午後6時からその某学会の対面理事会.午後5時の気温は23.9度.蒸し暑い一日だった.

◆午後8時過ぎ,つくば帰還.気温は16.6度とかなり下がったが,湿って冷たい東風が窓から吹き込んで,そこらじゅうがべたべたしている.

◆明日は,病院から戻ってきた奴の性根を叩き直し,それと同時に,新しく届いた客の接待をしないといけない.

◇本日の総歩数=13,175歩. 朝◯|昼◯|夜○. 計測値(前回比)= 87.45kg(−1.05kg) / 29.6%(−0.4%)


17 mei 2018(木)※本郷通りは蒸し暑くて

◆午前5時起床.曇り.気温20.8度.薄曇りところどころ薄日の観音台.午前7時の気温は21.7度.南風が吹き込む居室は窓全開.

◆[統計思考]朝イチの販促大作戦.まずは宣伝ビラまきから.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今日の本郷お座敷のしたくため,うぃんどうずを立ち上げたら,またしても「更新の祭典」が始まった.絶え間なく更新することに(のみ)意義があるのか./【なろ再雇用】今月の年休届提出.今のワタクシの立場だと「出張」はハードルがやや高い(出張費を頑張って獲得しないといけない)が,「年休」はこれまで通り取得できるし,「欠勤(≒兼業)」はほぼやりたい放題.

◆姉妹本3冊を書き終えて(追記) —— ワタクシの周りを見回しても,一般向けであれ専門書であれ,「本を書く」経験をしたことのある研究者はほとんどいない.ワタクシは,作家としての “ロールモデル” がほとんどいないまま,長年にわたって自分なりのスタイルで書き続けてきた.一冊の本を書くには,原著論文や総説記事の執筆とはまったく異なる心構えが必要なことは自明だが,それは単に「時間がかかる」というだけの理由ではない.「定年後に時間ができたら本でも書くかな」などと言っている人が実際に本を書いたためしはない.確かにリタイアすれば時間はできるだろうが,本を書こうとする気力や実際にそれをやり遂げる体力は若い頃に比べれば有意に劣るだろう.何よりも一冊の本をつくりあげるだけの知力すらどんどんおぼつかなくなっているかもしれない.さらに,自分自身の病気のリスクとか,いつかかならずやってくる近親者の介護を考えれば,残された選択肢はたったひとつしかないではないか.すなわち「現役の研究者でいるうちに書くべき本は書いてしまえ」ということだ.

今から6年ほど前にワタクシは「深いフトコロが埋め立てられると」(2012年8月4日)という記事を書いた:

[前略]長期の夏休みもサバティカル制度もない独法研究員が本を一冊書くことは綱渡りを続けるようなもの.代償として多くのものを放置しているわけで,それに耐えられないと本は書けない.単著の本に関して言えば,ワタクシの場合,もっぱら出版社側からのオファーを受けて書き始めるので,それはたいへんありがたいと思う.ただし場合によっては「ごめんなさい」と断ることもある(すみませんすみません).ときどき「どうやって出版社を見つけるの?」と同僚から訊かれることがあるが,自分から原稿を持ち込んだことはぜんぜんないので答えようがない.[後略]

現在の独法研究所の置かれている状況だと,研究員が「本を書く環境」はさらに悪くなっているだろう.「糊しろ」や「溜め」を保証する人員あるいは研究資本がやせ細ってきたので,かつてはあったはずの「深いフトコロ」がどんどん埋め立てられている気がする.だから,「本を書くこと」の代償やリスクは以前よりも大きくなっているのかもしれない.いろいろあるけどそれでも本を書きますか?って感じ.同じ農学分野でも,農業経済だと「単著本」はとても評価が高いが,それ以外の(自然科学系の)農学分野だと,当然のことながら,査読付きペーパーが重視される.査読論文を書きながら単著本も書けというのは「二人分生きろ」ってことと同じ.

研究者としてキャリアが存続するかぎり,「積分範囲」はどんどん大きくなり,結果として自分の立ち位置が鳥瞰できるようになる.しかし,年取ってから懐古的に「守りの本」を書くよりも,まだ自分がどうなるかわからないときにしか書けない「攻めの本」の方がワクワク感が高い.そういう本を書けるチャンスがある研究者は機会を逃さず書いてほしいと思う.

—— 論文と本では流れる時間が異なっているので,論文を書くときの「微分主義」的な研究者スタンスとともに,本を書くときの「積分主義」的な研究者人生観をもつ必要がある.

いま読み返してみると,ワタクシの基本線は当時とまったく変わっていないなあと実感する.多くの研究者たちが “潜在的作家” としての別軸の才能を発揮して,ワクワクする本をたくさん世に出してほしいと切に願う.

◆正午前,つくば駅.気温はすでに26.5度まで上がっている.本郷三丁目には早めにたどり着いた.蒸し暑い昼下がり,紫陽花がもう咲き始めた今日の本郷キャンパスあちらこちら.東大博物館の展示を一回り,第二食堂の書籍部を一回り,さらに三四郎池を一回りしてから理学部2号館へ.午後の最高気温は28.4度だった.

  • #TodaiStat 今日からは実験計画法の解説と演習に入ります. posted at 14:22:03
  • #TodaiStat 今日は完全無作為化法の解説でした.実習は来週に. posted at 16:39:12

◆午後6時,つくば帰還.昼間の蒸し暑さは夕暮れてもそのまま居座る.今宵はさっぱりひんやりしたものを用意すべく厨房に突進する.今宵は冷やし稲庭うどん.角館・安藤醸造の「しろだし」(岩魚のしょっつる入り)をベースにして,春大根・紫蘇・青葱・茗荷・胡瓜・削節をトッピング.見た目が青々としてこれからの季節にふさわしい.レシピ → het dagelijkse keukenleven「冷やし稲庭うどんの全部乗せ」.

◆[蒐書日誌]川崎弘二『武満徹の電子音楽』(2018年7月刊行予定,アルテスパブリッシング,東京, 本体価格12,000円, ISBN:978-4-86559-185-9 → 版元ページ)※1200ページ,本体価格12,000円と聞いてもさほど驚かなくなってしまったワタクシ.

◆明日も都内をうろうろすることになっている.

◇本日の総歩数=11,104歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.50kg(+0.50kg) / 30.0%(+0.4%)


16 mei 2018(水)※西日攻撃から身を潜め

◆午前5時前起床.日の出.気温14.9度.朝日がさんさん観音台.午前8時の気温は22.8度.まちがいなく夏日になるだろうが,予報通り真夏日ラインを超えるかどうか.

◆[蒐書日誌]田山花袋(文)・小杉未醒(画)『耶馬溪紀行』『耶馬溪紀行』(2018年3月刊行,図書出版のぶ工房,福岡, 本体価格1,500円, ISBN:978-4-901346-62-7 → 版元ページ)※昭和初期の復刻本.田山花袋は稀代の紀行作家なので,こういう旅行記は見逃せない.しかも,別府を育てた油屋熊八の肝煎りで造られた画文集とのことでますます気になる.

◆午前の┣┣" 撃ち —— おふぃすがまたしても計850MBものアップデートを要求してきた.ついこの前にGB単位のアップデートをしたはずなのに./秋の数理統計研修(基礎編)の日程案が事務局から送られてきた./先日の有楽町で泥酔した MacBook Pro はクロネコ救急車に積み込まれ病院に搬送されていった.

◆昨日と同じく27度を超える暑い昼休みになった.今日は徘徊なし.

◆[蒐書日誌]潮田登久子『本の景色』(2017年3月24日刊行,幻戯書房[Serie Bibliotheca 3/3],東京, 215 pp., 本体価格8,000円, ISBN:978-4-86488-118-0).読了(というか鑑賞終了).冒頭のぼろぼろになった日記帳のモノクロ写真は,巻末の説明によると島尾敏雄が妻に隠し続けた日記帳で,しかも「義母・島尾ミホの〜」とか,いきなり死の棘が刺さりまくり.この写真集は古今の本の写真集で,人物はほとんど不存在で,書物(とその痕跡)だけが主役を演じている.アンドレ・ケルテス[渡辺滋人訳]の写真集『読む時間』(2013年11月20日刊行,創元社,東京,76 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-422-70060-1 → 版元ページ),あるいはアルベルト・マングェル[原田範行訳]『読書の歴史:あるいは読者の歴史』(1999年9月30日刊行,柏書房,東京[叢書Laurus],東京, 354+38 pp., ISBN:4-7601-1806-3 → 書評)から人の姿を消したような雰囲気.シバンムシやシロアリに食い尽くされた本の名残りが余韻を残す.頁をめくっていくと,使い込まれたGraham C. C. Griffithsの双翅目昆虫モノグラフがいきなり目に飛び込む(p.130).ワタクシの『系統体系学の世界』にも登場するクラディストだ.昆虫学者だった岡田豊日の旧宅図書室の蔵書を撮ったものだと知る.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 【なろ再雇用】先月は “雲か霞を喰う” 無給生活だったが,幸い今月から給料というものをいただけることになりシアワセ度が有意に上昇した.退職した翌月は無給なので当てはまりそうな向きは要注意ね.大型連休前に別方面からドンと振り込まれれば路頭に迷うことはないだろうけど.

◆[統計思考]しまりす先生から献本礼状メールが届く.「データは自ら語ることはないのでは?」とのコメント.確かに,座して待っていたのでは埒が明かないが,データセットを小突いたり揺すぶったりすれば “何かを語る” のではないかと./販促にイノチをかける著者,それはワタクシ.

◆明日は本郷お座敷の日.

◇本日の総歩数=2,856歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.00kg(+0.40kg) / 29.6%(0.0%)


15 mei 2018(火)※観音台は麦秋の季節に

◆午前5時起床.晴れ.気温13.9度.初夏の青空,圃場は麦秋の観音台.午前8時の気温は20.8度.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 先週からの引きずり案件の電話連絡.林檎側のミスだったようで,明日引き取りに来るとのこと.

◆夏の日差しが照りつける昼休みはショートコース徘徊.正午前には27.9度と昨日の最高気温まで上がった.歩き読み本:パトリック・E・マクガヴァン[藤原多伽夫訳]『酒の起源:最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』(2018年3月20日刊行,白楊社,東京, 4 color plates + 476 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-8269-9060-8 → 目次版元ページ)の第4章「シルクロードをたどって」と第5章「ヨーロッパの湿地とグロッグ、埋葬地、どんちゃん騒ぎ」読了.絲綢之路から欧州へ.

◆姉妹本3冊を書き終えて —— 昨年4月に出した『思考の体系学:分類と系統から見たダイアグラム論』を皮切りに,今年4月刊行の『系統体系学の世界:生物学の哲学とたどった道のり』,そして翌5月刊行の『統計思考の世界:曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』と,この一年の間に3冊の単著を出すことができた.それぞれのコンパニオン・サイトに明記したように,版元こそちがっているが,これら3冊はその成立と内容から見てひとつの “単系統群” を構成する “姉妹本” である.ひたすら原稿を書いては同時並行でゲラ読みを進めるという「疾風怒濤」の月日がようやく過ぎたので,この機会に3冊の姉妹本たちの位置づけを備忘としてまとめておこう.

最後に出た『統計思考の世界』の謝辞のなかで,これら3冊の執筆の経緯について振り返ったが,あらためて要約すると次のようになる:

  • 統計思考の世界』:2009年10月に技術評論社から出版企画案が提示されたが,その後,実質的進捗はなく塩漬けのまま数年間が経過した.2015年12月再起動.農環研ウェブ高座 〈農業環境のための統計学〉連載時の約120枚分(400字詰)の原稿を踏まえて2016年5月執筆再開.同8月脱稿.計約650枚(400字詰).2017年7月に初校ゲラ.2018年2〜3月に再校ゲラ.同5月刊行.
  • 思考の体系学』:2015年12月に春秋社から出版企画案の提示.2016年8月から書き始め同12月脱稿.計約550枚(400字詰).2017年3月上旬初校ゲラ.同月下旬再校ゲラ.2017年4月刊行.
  • 系統体系学の世界』:2015年1月に勁草書房から出版企画案の提示.2017年5月執筆開始.同12月脱稿.計約1,300枚(400字詰).2018年2月初校ゲラ.同3月再校ゲラ.同4月刊行.

これら3冊の姉妹本の執筆時期と重なって他の著書や訳書も何冊か出版された:マニュエル・リマ[三中信宏訳]『The Book of Trees — 系統樹大全』(2015年3月,BNN新社),三中信宏『みなか先生といっしょに 統計学の王国を歩いてみよう』(2015年6月,羊土社),David M. Williams, Michael Schmitt, and Quentin D. Wheeler (eds.)『The Future of Phylogenetic Systematics』(2016年6月刊行,Cambridge University Press),中尾央・松木武彦・三中信宏(編著)『文化進化の考古学』(2017年8月,勁草書房),マニュエル・リマ[三中信宏監訳]『The Book of Circles — 円環大全』(2018年2月,BNN新社).しかし,これらはワタクシ的にはすべて “側枝” に位置づけられる本たちである.

では “主幹” の3冊は内容的にどのような相互関係があるのか?:

  • 統計思考の世界』は統計技法の本ではない.統計データ解析の出発点であるデータ可視化の理念はグラフィクス(ダイアグラム)という共通言語を介して『思考の体系学』と共有されている.一般論としての統計思考が生物体系学という個別分野でどのような役割を果たしてきたかは『系統体系学の世界』でくわしく論じた.
  • 思考の体系学』は分類と系統という観点から知識の体系化と可視化を支えてきたダイアグラムの理論構造の骨格とその肉付けについて考察した.本書で取り上げられた生物体系学の歴史的実例が埋め込まれた文脈は『系統体系学の世界』に示したとおりである.また,ダイアグラム論と統計グラフィクスとのつながりについては『統計思考の世界』で十全に論じた.
  • 系統体系学の世界』は生物体系学の科学史と科学哲学を論じた本である.体系化のための数理的背景については『思考の体系学』がテクニカルな参考資料と位置づけられる.同様に,分類構築と系統推定の統計的背景という点では『統計思考の世界』がもうひとつのテクニカルな参考資料となる.

つまり,3冊の姉妹本のどの2冊も残る1冊にとっての一般論あるいは各論を解説した “参考資料” という役割を与えられている.したがって,この3冊は明示的な引用あるいは非明示的な参照で緊密に結びついている.

系統体系学の世界』のまえがきに書いたように,ワタクシが長年ともに生きてきた “本の系統樹” は「さらなる分岐進化と前進進化を繰り返しながら,その枝葉を今なお伸ばし続け」(『系統体系学の世界』, p. iii)ている.上の3冊の姉妹本はこの “本の系統樹” の上で運よく開花結実したが,新芽や若葉や小枝がこれからいったいどのように育っていくのかは,ワタクシ自身にはまだ予期できない.

とにもかくにも,総計2,500枚の原稿を3冊の姉妹本に分割して世に出すことができてワタクシ的にはホッとしている.あとは野となれ山となれ(『統計思考の世界』, p. 232).さて,次は何をぱぁ〜っとやらかしましょうかね.

—— leeswijzer|note|三中信宏「姉妹本3冊を書き終えて」(2018年5月15日)※ようやく一区切りという心地.

◆最高気温が28.5度まで上がった夏日は日が暮れてもぜんぜん涼しくならない.今宵はポークソテーの直球勝負.まだ一升瓶が空かない〈生酛のどぶ〉の炭酸割りとともに.〆のご飯はかなり背徳なので詳細は黙秘いたします.

◆[欹耳袋]岡本健「資料のえじき―ゾンビな文献収集」奈良県立大学リポジトリ ※「この「一覧性」や「偶然性」は今のところ電子的な文献検索では十分に実現されていないように思う.実際に出向いて足で文献を探す方法も捨てたものではない」— たしかにそう思う.

◆明日は真夏日になるかもというおそるべき予報が出ている.

◇本日の総歩数=10,003歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.60kg(+0.05kg) / 29.6%(−0.1%)


14 mei 2018(月)※また夏日が戻ってきた

◆午前5時起床.曇り.気温15.0度.曇り空の観音台は梅雨時のような湿度の高さ.午前8時の気温はもう17.0度もある.

◆[分類思考]martingale & Brownian motion「三中信宏『分類思考の世界』」(2018年5月14日)※「ようするに認識であれなんであれ、「なにものなるや」と問い続ける限り、同じアンチノミーに悩まされる、というのがカントの主張だったわけであろう」— 自分の本に対する書評や感想はどきどきしながらもいつも感謝している.

◆[系統体系学]An At a NOA「系統体系学の世界」(2018年5月7日)※「言うなれば、生物体系学の体系学である」「生物体系学の体系学もまた見る人間によって“風景”が異なり、生物体系学の体系学の体系学を描くことができるだろう」— 確かにそうだなあ.

◆[思考の体系学]物語はその日のうちに「時間は形になって初めて感じられるのか」(2018年5月13日)※「木(樹)の形を考えると、時間は確かに存在するように思えるし、時計と同じように時間を可視化したものとも思える」.

◆初夏の日差しが戻ってきた昼休み.ロングコース徘徊.気温は26.1度と予報通り夏日ラインを超えた.歩き読み:パトリック・E・マクガヴァン[藤原多伽夫訳]パトリック・E・マクガヴァン[藤原多伽夫訳]『酒の起源:最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』(2018年3月20日刊行,白楊社,東京, 4 color plates + 476 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-8269-9060-8 → 目次版元ページ)の第3章「近東での挑戦」読了.酒造りの園.

◆[統計思考]本を書くだけではなく,販促活動も著者のお仕事.『統計思考の世界』販促イノチ./『統計思考の世界』は電子本も同時出版なので,ワタクシにもログイン用のコード番号が届いた.しかし,そもそも電子本なるものを “読んだ” ことがないので,ぜんぜん実感が湧かないんですけど.確認したら,EPUBとpdfの二種類があって,pdfについては本文・図版ともに問題ないようだ.

◆[欹耳袋]Togetter -「「近頃京大に流行るもの」京大名物、立て看板の規制にささやかな反抗『百万遍落書』

◆明日も夏日が続くとの予報.

◇本日の総歩数=13,032歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.55kg(+0.35kg) / 29.7%(−1.0%)


13 mei 2018(日)※お祭りの日曜は下り坂

◆午前6時過ぎ起床.薄曇り.気温15.4度.

◆春大根が主役のパスタ —— 今が旬の春大根は水気たっぷりで煮物向きの冬大根とは別の使い道がある.春大根が主役のパスタをつくってみた.【食材】春大根(1/4本)・パスタ(70g)・缶詰ライトツナ(小1缶)・しその葉(適量)【調味料】濃口醤油(適量).

  1. 春大根はすりおろす.しその葉は細切りにする
  2. パスタは時間通りに茹でる.
  3. 皿にパスタを盛り,大根おろしを汁ごとたっぷりかける.
  4. ライトツナを乗せて,しその葉をトッピング.
  5. 濃口醤油を一回しかける.

レシピ → het dagelijkse keukenleven「春大根が主役のパスタ」|クックパッド「春大根が主役のパスタ」.

◆休日の┣┣" 撃ち —— マンション理事会 9:00〜12:30./曇りときどき小雨の昼下がりは〈つくばフェスティバル2018〉会場へお昼ごはんを調達に出撃.セネガル料理の屋台でマトンとピーナッツバターのかけごはん「マフェ」を注文したら,追加の炊飯真っ最中とのこと.待ち時間に店番をしていたシーディ・ファイさん持参のバラフォンをぽこぽこ叩かせてもらった.

◆お祭りの昼下がり —— 曇りときどき小雨の中を〈つくばフェスティバル2018〉会場へお昼ごはんを調達に出撃.セネガル料理の屋台でマトンとピーナッツバターのかけごはん「マフェ」を注文したら,追加の炊飯真っ最中とのこと.待ち時間に店番をしていたシーディ・ファイさん持参のバラフォンをぽこぽこ叩かせてもらった.雨がしだいに本降りになってきた.

◆ざあざあと降り続く雨夜.関東地方では方々に大雨警報が出ている.今宵は初夏の野菜のラタトゥイユと〈トレイルベーカリー〉のパン.赤ワイン付けのぶどうを練り込んだパンにはゴルゴンゾーラを乗せて.

◆[統計思考]雨夜の蟲捕り.文献リストに潜む数匹を身柄確保した.

◇本日の総歩数=3,997歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.20kg(−1.00kg) / 30.7%(+0.3%)


12 mei 2018(土)※嵐に遭う巴里の米国人

◆午前5時起床.晴れ.気温10.1度.今日と明日の2日間はつくばセンター界隈で〈つくばフェスティバル2018〉が開催される.お昼ごはんの調達先はキマリ.

◆[統計思考]一週間後に書店に並ぶ:三中信宏『統計思考の世界:曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』(2018年6月1日刊行,技術評論社,東京,239 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7741-9753-1 [紙版]|ISBN:978-4-7741-9754-8 [電子版] → コンパニオン・サイト版元ページ[紙本]版元ページ[電子本])の見本刷11冊がドサッと着弾した.B5判型はやはり大きいな.ウラの見返しには「統計曼荼羅」がど~~んと.

◆[蒐書日誌]高橋康介『再現可能性のすゝめ:RStudioによるデータ解析とレポート作成』(2018年5月刊行,共立出版[Wonderful R: 3],東京, 本体価格2,500円, ISBN:978-4-320-11243-8 → 版元ページ)※講義先でマークダウンでのレポート作成をしようとしているところなので実にグッドタイミングな本.

◆正午の開幕とともに〈つくばフェスティバル〉へ速攻出撃.ランチタイムにこういう場所に行くと必然的に食料調達の目線しかない.まずは〈BBQ GRILL & シュラスコ〉の「フェジョアーダ」から.お肉とお豆って相性が良すぎる. 続いて,市内にあるアフリカ・レストラン〈シダモ〉の限定30食「エチオピアン・インジェラ・ロール」というエチオピア料理をいただく.チキンとケールのくるくるロール巻き.チキンの酸味とケールのフシギな味わい.クレープのような生地のパンに酸味の付いたチキンとねばねばケールが巻き込まれている.

◆夕方からひさしぶりの松戸へ.来週の日曜に開催される松戸シティフィルハーモニー管弦楽団ファミリーコンサート@松戸市森のホール21の練習.新参のパリのアメリカ人がグランドキャニオンの雷に打たれるという顛末.午後10時半に帰還.よれよれになって寝る.

◆明日はマンション理事会とお祭りと蟲捕りという予定がもう組まれている.

◇本日の総歩数=14,257歩. 朝◯|昼◯|夜○. 計測値(前回比)= 88.20kg(+0.30kg) / 30.4%(+0.20%)


11 mei 2018(金)※夜明け前は春先の寒さ

◆午前5時過ぎ起床.雲一つない快晴.朝日がさんさん.気温は6.2度と春先のような寒さ.初夏の青空が広がる観音台は乾いて涼しい.夜明け前には5.5度まで気温が下がったが,午前8時のいまの気温は13.1度.高原のような爽快さ.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 統計曼荼羅本の見本刷は明日届くとの連絡あり.待ち遠しい./秋の恒例行事である数理統計研修の段取りアシストとか事務局との連絡とか./某学会の評議員投票./お昼前なのに,予定していたクロネコ救急車がまだ来ない…….

◆午前中に来るはずだったクロネコ救急車にすっぽかされたので,ロングコース徘徊へ.徘徊日和の昼休み.正午の気温は21.2度.南風が心地よい.パトリック・E・マクガヴァン[藤原多伽夫訳]パトリック・E・マクガヴァン[藤原多伽夫訳]『酒の起源:最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』(2018年3月20日刊行,白楊社,東京, 4 color plates + 476 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-8269-9060-8 → 目次版元ページ)の第2章「黄河の岸辺に沿って」まで読了.中国七千年の酒造のルーツ.

◆[蒐書日誌]ご恵贈感謝:ジェームズ・フランクリン[南條郁子訳]『「蓋然性」の探求:古代の推論術から確率論の誕生まで』(2018年5月15日刊行,みすず書房,東京, viii+609+88 pp., 本体価格6,300円, ISBN:978-4-622-08687-1 → 目次版元ページ)※確率論史の超弩級本.700ページ超の厚さに文字テキストがみっしり詰まる.原註にいたってはOED縮刷版を読む視力が必要.「二千年以上にわたる蓋然性の歴史を、法・科学・商業・哲学・論理学を含む圧倒的に広範な領域で調べ上げ、ハッキングの『確率の出現』の成功以来信憑されてきた単純すぎる確率前史を塗り替える」(版元ページから)— 確かに,ある研究分野の歴史は調べれば調べるほど予想以上に錯綜してくる.ハッキングの確率論史本:イアン・ハッキング[広田すみれ・森元良太訳]『確率の出現』(2013年12月28日刊行,慶應義塾大学出版会,東京,viii+394 pp., 本体価格3,800円,ISBN:978-4-7664-2103-3 → 版元ページ)ですでにおなかいっぱいだったが,それを「塗り替える」となれば,また完読しないわけにはいかない.束の厚みが4センチもあるんだけど.

◆夕方まで待ってもけっきょくクロネコ救急車は来なかった……(orz).

◆[欹耳袋]東京大学生協ニュース「東京大学中央食堂の絵画廃棄処分についてのお詫び」(2018年5月8日)|東京大学>「東京大学中央食堂の絵画廃棄処分について (本部広報課)」(2018年5月8日).

◆週末はゆっくり急がないと.Festina Lente.

◇本日の総歩数=13,545歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.90kg(−0.40kg) / 30.2%(−0.5%)


10 mei 2018(木)※雨に打たれ本郷お座敷

◆午前5時半起床.曇り空の隙間から朝日が差す.気温は9.2度.ひんやり.しかし,このまま晴れるかと思いきや,冷たい雨がさらさら降り続く観音台.午前7時の気温は11.9度.今日こそはと半袖に復帰したのに寒いのなんのって.しかし,ここはガマンするしかない.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 代替の老 MacBook Pro にパパパコメントをインストールするの忘れていた(じたばた).今日はこれからご老体の MacBook Pro を抱えて本郷に向かう.

◆本降りの雨に濡れて帰宅.つくば駅.午前11時の気温は10.9度.さすがに長袖になって本郷出撃.正午過ぎ,弥生キャンパス着.都内の正午の気温は11.0度とかなり涼しい.ハチ公像からは雨粒が滴っていた.農学部事務に某手続き書類を提出したのち,本郷キャンパスに向かう.途中,昼下がりの〈ルオー〉へ.ランチタイムが過ぎるとゆったりした時間が流れる.青空がみるみる広がってきた.爽やかな日差しの午後.理学部2号館着.

  • #TodaiStat 実質的に隔週だった「生物統計学」は今月からきちっと毎週開講となります.これまでの講義2回分の実習記録は Rcmdr マークダウンからのhtml出力として公開ましたので,復習にご利用ください. leeswijzer.org/R/R-top.html#T… posted at 13:34:42
  • #TodaiStat 【依頼】ワタクシが配布したファイル類一式をUSBメモリーで用意できる方いません? 初回欠席した受講生から求められています.よろしくよろしく. posted at 13:47:53
  • #TodaiStat 講義室なう.パパパコメント開始. posted at 14:30:48
  • #TodaiStat 自分で弾幕張ってもおもろないな(そらそやな). posted at 14:31:36
  • #TodaiStat 高座だん.今日は確率分布のお話し.次回からは実験計画法です. posted at 16:33:14

◆夜になって気温は10度を下回る寒さになっている.こういうときは迷わずしっかり熱量を摂取しないとよくないので,今宵の夕餉は新じゃががごろごろ入った肉じゃがを用意した.

◆皮付き新じゃがの肉じゃがのレシピ:【食材】新じゃが(小10個)・牛肉(切り落とし250g)・新たまねぎ(1個)・さやいんげん(5本)【調味料】日本酒(100cc)・みりん(50cc)・濃口醤油(大さじ3)・砂糖(大さじ1)・サラダ油(大さじ1).

  1. 新じゃがは皮付きのまま水洗いして,電子レンジで5分ほど加熱し,固茹で状態にする.
  2. 新たまねぎは皮をむいてざく切りにする.さやいんげんは下茹でしておく.
  3. 厚手のフライパンにサラダ油を熱し,1 の新じゃがを炒める.
  4. 新じゃがに炒め色がついてきたら,2 の新たまねぎを投入して透き通るまで炒め,さらに取り出す.
  5. フライパンに牛肉を入れ,砂糖を加えて炒める.火が通ったら 4 の新じゃがと新たまねぎを戻す.
  6. 日本酒とみりんを加えてひと煮立ちさせ,中火にして濃口醤油を加える.
  7. このとき新じゃがを二つ割りにして煮汁が染み込むようにして,蓋をして中弱火で炊き続ける.
  8. 水気が少なくなってきたら,2 のさやいんげんを斜切りにして加え,混ぜ合わせて火を止める.

肉じゃがはやや甘めの薄味が味付けの基本.しかし,肉じゃがだけではいささか心もとないので,〈七田〉の純米「おりがらみ」を抜栓.「おりがらみ」という抑制の効いたネーミングとは裏腹に,活性にごり酒並みのパワーがある.昨夜から炊き続けたぶり大根とともに.

レシピ → het dagelijkse keukenleven「皮付き新じゃがの肉じゃが」|クックパッド「皮付き新じゃがの肉じゃが」.

◆[欹耳袋]熊谷一郎他 1968. 音響技術者の聴力について.Audiology, 13(1): 104-109.pdf.「楽音の音圧レベルの最も高い場合は,打楽器演奏を至近距離で聴く状態であって,私共は打楽器奏者の数例に明瞭な聴力障害を認めている」—— そういうことがあってもぜんぜんフシギではないなあ.この論文ではドボルザーク交響曲第9番〈新世界から〉第3楽章のティンパニーを取り上げているが,もっと音圧が高いクラシック曲はなんぼでもあるし.

◇本日の総歩数=10,857歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.30kg(−0.40kg) / 30.7%(+0.5%)


9 mei 2018(水)※日がな一日更新の祭典

◆今朝は午前5時起き.雨ざんざん降り.午前7時の気温は10.2度.しかたなく長袖を引き出しの奥から掘り起こした.そして観音台も水浸し.梅雨みたいな降り方だ.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 先日,有楽町でうっかり酔っ払った MacBook Pro は予想通り酔いつぶれ,前後不覚で意識がなくなってしまった.すぐにも入院させなければならないので,保証書など発掘する朝イチのお仕事.まったくもうだらしがないったらありゃしない./大きな買い物./続いて “ご入院” の手続きだ./時間はかかったが,無事 “ご入院” 手続きだん.一両日中に “クロネコ救急車” で搬送されることになった./今回の一連の件から学んだこと:【教訓1】データはしつこいほどバックアップ.【教訓2】あってよかったサポート保証.【教訓3】パソコンに酒を呑ませてはならぬ.

◆正午の気温12.2度と肌寒かった昨日よりもさらに低い.いま雨は降ってないようだが,昼休み徘徊はやめておこう.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 次に,代替 MacBook Pro をとりあえず使えるようにしないと.2014年製の旧世代だがカラダだけは丈夫で,とても重宝している.しかし,鍛え直しは容赦なし.

  • [つくば]2017年8月以来ずっと放置していた 旧MacBook Pro のWindows 10 on Parallels Desktop 12 の「更新の祭典」がいままさに始まる!(それがどーした) posted at 12:27:56
  • [つくば]昼休みが終わったというのに,更新の祭典は終わる兆しがぜんぜんない. posted at 13:04:49
  • [つくば]午後になっても更新の祭典は続いている.すでに 6GB あまり天上から降臨しているが,さらに天下ってきそうな気配.その合間に R のアップデートをさくっとすませたが,まあ軽い前菜みたいなもんですな.メインの “お肉” があまりに巨大すぎる. posted at 14:23:40
  • [つくば]メインイベントの Windows「更新の祭典」はまだ続いているが,同時並行でサブイベントとして「おふぃすの更新の祭典」(計1.5GB)が始まったなう. posted at 14:53:33
  • [つくば]Windows もおふぃすも「お祭り」がいっこうに終わらないんですけど.これまで降臨された八百万の神々の総数はすでに10GBを超えている. posted at 15:57:58
  • [つくば]おふぃすの祭典は終わったのに,Windows の祭典は果てしなく続いている.すでに14GB降臨済み.こんなんじゃぜんぜん仕事にならないよねぇ(嘆息). posted at 17:26:32
  • [つくば]【教訓】ゐんどうずとは日がな一日「更新」し続けることに存在意義がある. posted at 18:14:42
  • [つくば]「更新プログラムを構成しています」というイミフなメッセージとともに,「PCは数回再起動します」という抗いようのない予告も.死ぬまで更新し続けてろと悪態をついてしまう. posted at 18:16:44
  • [つくば]Windows 10 の “お祭り” は今やっと終わった.一日がかりの大仕事. posted at 19:32:14
  • [つくば]macOS High Sierra のアップデートだん.こんなのはフルコース最後のデザートみたいなもんでして. posted at 20:39:21
  • [つくば]以上をもって,本日の「更新の祭典」はすべておしまいっ. posted at 20:40:10

◆何か意味のある「仕事」をした気分になるのがおそろしや.ただ時間だけがむなしく過ぎた一日であった.しかし,すぐやるべきことは全部すませたのでよしとしよう.泥酔 MacBook Pro は金曜の午前に発送修理に出し,新規購入 MacBook Pro は来週中に届くことになっている.

◆明日はみごとに鍛え直された(はずの)老 MacBook Pro とともに本郷へ出撃する.

◇本日の総歩数=4,499歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.70kg(−0.10kg) / 30.2%(0.0%)


8 mei 2018(火)※半袖では涼しすぎる日

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温12.0度.曇り空の観音台.午前7時の気温は12.2度.半袖で出勤したのはいささか無謀だったかも(寒っ).

◆[欹耳袋]Togetter -「立教大学池袋キャンパスの丸善に10年務めた書店員さんの退職経緯報告に言葉を失う人々」|Cf: 本屋でんすけ にゃわら版「ひとつの本屋で起きたこと。」(2018年5月3日).

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今月は諸方面の「審査」月間である.〆切様の顔つきが大魔神に見える./R 3.5.0 アップデート人柱記録:Rcmdr on R 3.5.0 for Win は「data.table」パッケージがやっとアップデートされたので,連休前から病んでいたフシアワセがようやく消え去った.善哉善哉.

◆正午の気温13.9度.冷たい北東風が吹く昼休みは連休明け最初のロングコース徘徊.半袖だとかなり肌寒かった.歩き読み本:パトリック・E・マクガヴァン[藤原多伽夫訳]『酒の起源:最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』(2018年3月20日刊行,白楊社,東京, 4 color plates + 476 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-8269-9060-8 → 目次版元ページ)※「我は飲む、故に我あり」 —— けだし名言なり.

◆[分類思考]京都の某女子大から『分類思考の世界』から入試問題を出題したとの連絡あり.史上最強の “京女養成機関” の入試に出たとなれば,あとでイケズされまくるにちがいない.

◆今日の最高気温は14.9度.夕方になって雨がまた降り出し,北東風が冷たいのなんのって.午後6時の気温は12.8度.これはもうしっかり熱量の出るものを夕餉の食卓に並べないとどうしようもない.これほど季節が逆戻りしてしまうと,今宵の夕餉の献立づくりに少なからず影響が.雨夜.午後8時の気温はさらに下がって11.8度.こういう日はしっかり食べて呑まないといけないので,ひさしぶりにスペアリブをつくった.相方はもちろん〈生酛のどぶ〉の炭酸割り.

◆明日は今日以上に気温が低くなるとの予報.長袖を引っ張り出すしかないな.

◇本日の総歩数=12,363歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.80kg(+0.85kg) / 30.2%(−0.1%)


7 mei 2018(月)※連休明けざんざん降り

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温18.4度.薄曇りの観音台.大型連休明けの通勤路にはいつもの混雑はない.午前7時の気温は18.6度.日差しはないが湿度が高いせいかまったく爽快ではない.さてさて,首尾よく “社会復帰” できるかどうか.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 出版契約書返送.あわせて “私の番号” も簡易書留で送れとの指示だったが,過疎地の農林団地はすでに郵便局がなくなってしまったので,「簡易書留」をていねいに “墨塗り” してから普通郵便で投函./今月分の欠勤届をまとめて提出.兼業しまくり.休む休む.「隠れて生きる」ライフスタイルは心地よい./日心の参加登録を終え,「日本心理学会第82回大会の予約参加登録を受け付けました」との返信メールが届いた.非会員なので大枚むしり取られたが,仙台ではぱあ〜っとやりましょう.ぱあ〜っと.テーマは「くんずほぐれつべいづ」.さてさて,いったいどうなるんでしょうか? シンポジウム企画の採否は7月にならないとわからないとのこと. 仙台の夜を満喫するためにはぜひとも採択されてほしい./学会参加登録がすんだので,即座に仙台の「宿」確保だん.さすがに大会四ヶ月前のいま探索すると,条件のいいホテルがいろいろ選択できる.過去に数々の痛い目に遭っているので,「宿」と「足」だけは早めの確保を心がけている.たとえ大都市でも日本全国からたくさん集まってくればリソースが足りなくなるのは想定内の当然の帰結なので./国外逃亡中のシンポジウム元締めに講演概要(199字)を送信.

◆曇り空の昼休み.午前中はけっきょく雨にはならなかったが,これから降り出すわけね.樋口桂子『日本人とリズム感:「拍」をめぐる日本文化論』(2017年12月5日刊行,青土社,東京, 299 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7917-7028-1 版元ページ)読了.ハズレ.確かに日本文化論ではあったが,ワタクシが予期していた “音楽” の本ではなかった.すまん,他の読み手を探してくれぇ〜.験直しに次はこれを読む(呑む)しかないな:パトリック・E・マクガヴァン[藤原多伽夫訳]『酒の起源:最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』(2018年3月20日刊行,白楊社,東京, 4 color plates + 476 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-8269-9060-8 → 版元ページ).

◆午後の┣┣" 撃ち —— なろ天守閣の方から「研究管理システム」に業績をさくさく入力せよという御触が城下町の街角に張り出されたのだが,もうすでに “隠棲” しているワタクシは何も届けなくってもよさそうな感じで.これまたフリーダムを満喫している./なろ本丸から秋の数理統計研修実施についての問合せがきた.しかし,なろ城下町的にはワタクシはすでに “隠棲” していることになっているので,全体のコーディネーター役はすでに内諾を取り付けている後任者に一切合切をおまかせしている.よろしくよろしく./商用ソフトウェアによっては「教育機関・学生・教職員向け」の割引価格が設定されていることがあるんだけど,なろとか産総研とかはきれいに除外されているな./なろ天守閣の情報奉行様から「パスワード定期変更は今後必要なし」とのお達しあり.たまにはいいことするじゃん.

◆午後になってやっと雨が降り出したと思ったら,いきなり本降りの雨に.この雨の中,計5GBもの Adobe CC 2018 が天下ってきた.午前のうちは21度超えだったのに,午後になって気温は単調に下がり続け,夕暮れ時には14度台の涼しさ.暖かい汁物が激しく求められている.冷たい北東風が吹き荒れる夜は「きつね丼」の夕餉.油揚げと九条ねぎを甘めに味付けるのがコツ.卵でとじたらアカンで(それは「衣笠丼」という “別種” のどんぶりモノ).

◇本日の総歩数=4,041歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.95kg(−0.25kg) / 30.3%(−0.2%)


6 mei 2018(日)※暑さが戻る連休最終日

◆午前5時半起床.晴れ.気温11.3度.連休最後の朝餉はフルーツトマトのパスタ.湯むきしたフルーツトマトのざく切りをオリーヴオイルと岩塩で調味し,別途ハーブソースで和えたパスタに乗っけるだけ.昨日の有楽町での背徳をきれいさっぱり洗い流すかのように新鮮なクレソンをたくさんトッピング.これで “禊” はおしまい.

◆立夏が過ぎ,いろいろな夏野菜が出回る季節になった.フルーツトマトをふんだんに使ったパスタをつくってみた:【食材】パスタ(適量)・フルーツトマト(適量)・クレソン(適量)【調味料】エキストラヴァージンオリーヴオイル(適量)・岩塩(適量)・野菜とハーブのパスタソース(瓶詰め).

  1. トマトは熱湯で湯むきし,ざく切りにしてオリーヴオイルと岩塩で調味する.
  2. パスタは時間通り茹であげ,熱いうちにオリーヴオイルをからめてパスタソースで和える.
  3. 2 のパスタを皿に盛り,1 のトマトを汁ごとかける.
  4. クレソンをトッピングしてできあがり.

レシピ:het dagelijkse keukenleven「フルーツトマトのパスタ」.この連休は連日厨房でお仕事したようなものだった.

◆朝イチで〈つくいち〉に出かけたら,もうすでに長い行列が伸びていて,いったいつくば住民はどれだけ根性があるのかと.

◆[蒐書日誌]今年のゴールデンウィークも残すところあと半日となったので,連休中にゲットした本たちを羅列する.しかし,この一週間あまりは,ひたすら呑んだり食べたりつくったりでとても多忙だったので,ぜんぜん読めていない.

  • パトリック・E・マクガヴァン[藤原多伽夫訳]『酒の起源:最古のワイン、ビール、アルコール飲料を探す旅』(2018年3月20日刊行,白楊社,東京, 4 color plates + 476 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-8269-9060-8 → 版元ページ)※Reconstructing the Past の次は Uncorking the Past か.
  • 周作人[中島長文訳注]『周作人読書雑記 2』(2018年3月23日刊行,平凡社[東洋文庫・888],東京, 434 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-582-80888-9 → 版元ページ)※全5巻.隔月で一冊ずつ出るようだ.続刊も予告されている:周作人[中島長文訳注]『周作人読書雑記 3』(2018年6月刊行予定,平凡社[東洋文庫・889],東京, 本体価格3,300円, ISBN:978-4-582-80889-6 → 版元ページ).
  • 樋口桂子『日本人とリズム感:「拍」をめぐる日本文化論』(2017年12月5日刊行,青土社,東京, 299 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7917-7028-1 版元ページ)※読み始め.日本人はアウフタクトが苦手?
  • ルイ・メナンド[野口良平・那須耕介・石井素子訳]『メタフィジカル・クラブ:米国100年の精神史』(2011年8月19日刊行[2015年9月15日復刊],みすず書房,東京,viii+457+47 pp., 本体価格6,500円,ISBN:978-4-622-07610-0 → 版元ページ)※原書:Louis Menand『The Metaphysical Club: A Story of Ideas in America』(2001年5月刊行,Farrar, Straus and Giroux, New York, xii+546 pp., ISBN:0-374-19963-9 [hbk] / ISBN:0-374-52849-7 [pbk] → 目次・感想版元ページ)は出版直後にオレゴン州立大学のお膝元コルヴァリスの本屋〈The Book Bin〉で買った.十年後に日本語訳が出たことを知ったがあっという間に品切れになり,さらに五年後に復刊されたのを今になってやっと入手.原書出版からかれこれもう20年近くが経過している.

◆寝読みの昼下り.最高気温は正午過ぎに夏日ラインを超える26.0度まで上がったが,湿度が低いせいかとても心地よし.連休のエンディングにふさわしい快適な午後である.本番間近のグローフェ〈グランド・キャニオン〉の譜読みをする.終曲「豪雨」で一小節だけ出てくる「lightning machine(発光機)」の現物がまったくイメージできない.ググると旧ソビエト製の巨大テスラコイルの “発雷機” がヒットするが,こんなのが舞台に来たらみんな感電するぞ.リヒアルト・シュトラウス〈アルプス交響曲〉の「thunder machine」は,巨大な “一反木綿” みたいな金属板なので,はるかにほほえましい.「lightning machine」は正体不明でコワい.それよりもスコアを覚えないと “全落ち” しそうでもっとコワい.

◆雨夜.連休最後の夕餉は〈宇都宮みんみん〉の餃子とビールという千秋楽にふさわしいメニューだった.速攻で完食したので写真なし.

◆で,明日からすぐさま社会復帰できるとはとうてい思えない.

◇本日の総歩数=3,818歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.20kg(−0.05kg) / 30.5%(−0.1%)


5 mei 2018(土)※こどもの日の都内背徳

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は8.5度.立夏の朝にしてはかなり冷え込んでいる.今朝の朝食は,ゴルゴンゾーラを巻き込んだオムレツを中心に,要にある〈季節の酵母パン punch〉の河内晩柑酵母食パンを軽くトーストした洋風な食卓.

◆[蒐書日誌]目次がやっと公開:Ritsuko Kikusawa and Lawrence A. Reid (eds.) 2018. Let’s Talk about Trees: Genetic Relationships of Languages and Their Phylogenic Representation. Senri Ethnological Studies: 98. National Museum of Ethnology, Ōsaka. →目次.言語系統樹(系統ネットワーク)に関するこの論文集は,かなり近いうちに?〈みんぱくリポジトリ〉からpdf公開されるだろう.

◆こどもの日のオトナの極楽! —— 午前9時,つくば駅.連日の有楽町出撃の朝.今朝の最低気温は一桁台の8.0度まで下がったが,午前8時には15.7度まで上がっている.都内は夏日との予報.昨日もそうだったが,つくばセンターあたりは筑波山登山のハイカーでとても混雑している.午前10時,有楽町着.〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン〉のネオ屋台村にあるエノテカ・ワインショップにてフルボトルの Bordeaux Mouton Cadet 2015をゲット.いい感じにボディがあって,ケイジャンチキンにピッタリ.ライ麦パンを家から持参したのは正解だった.店で訊いたところ,会期中は真っ昼間からワインがとても出るらしい.とてもいいことだ.ホールCの開場まであと一時間もあるので,この分だとボトルが空いてしまうような.これだったらフロマージュをもって来るべきだったかも.(いったい何しに来てる?)

◆外での “昼飲み” は酒と肴には不自由しなくても,主食が米のご飯だけということが少なくない.ワインにご飯はちょっとなので,最近はパンを持参することにしている.朝からボトルワインを開けているのは例外と思われるのもなんだから釈明すると,周囲のテーブルでは同じようにボトルが立っていたり,ワイングラスやビールジョッキが並んでいたりするテーブルがいくつもある.隣のテーブルのカップルは食パン2斤をむしりながら持参の各種ディップを塗っている.連休中に朝から呑みたい向きは有楽町へ直行せよ.

◆有楽町のホールCでは伊福部昭の〈ヴァイオリンと管弦楽のための協奏風狂詩曲〉と〈日本狂詩曲〉を聴いてきた.Vnソロは山根一仁.新日フィルを振ったミッチーこと井上道義は最後は譜面台を担ぎ上げて踊りだし,聴衆いや観客も総立ちのお祭りに.いいねいいねぇ.

◆午後3時につくば帰還.今日は心地よく涼しかった.持ち主とともにワインを呑みやがった MacBook Pro は酔っ払ってもうどうしようもない.

◆明日はゴールデンウィークの千秋楽である.

◇本日の総歩数=7,610歩. 朝◯|昼△|夜△. 計測値(前回比)= 88.25kg(−0.10kg) / 30.6%(−0.2%)


4 mei 2018(金)※有楽町で逢いましょう

◆午前4時半起床.曇り.気温13.0度.午前9時,つくば駅.晴れ.午前8時の気温は17.0度.湿気のない北東風が涼しい.

◆[蒐書日誌]小林文乃『グッバイ、レニングラード:ソ連邦崩壊から25年後の再訪』(2018年3月10日刊行,文藝春秋,東京, 263 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-16-390806-9 → 版元ページ)※第二次世界大戦中の史実と証言,私的なソビエト(ロシア)とのつながり,そして家庭内の人間模様.〈レニングラード〉をすぐ聴くしかなくなる本.

◆有楽町で逢いましょう —— 午前10時過ぎ,有楽町で下車して東京国際フォーラムへ.毎年のことながら〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン〉は人出が多いなあ.会場ではボトルワインをテーブルに置いてくつろぐのが見栄えよし.バルトーク開演までまだ時間があるので一休み.新緑には “泡” が似合う.そろそろホールCへ.

◆今日のプログラム(M242: 11:15〜12:15)はバルトーク「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」とラフマニノフ「交響的舞曲 op.45(2台ピアノと打楽器版)」.ボリス・ベレゾフスキー,アレクサンドル・ギンジン(p)そして安江佐和子,藤本隆文(perc).バルトークはもちろん原曲通りだが,ラフマニノフは打楽器を加えた編曲がなされていた.けっこうよくマッチしていていい感じだった.

◆正午過ぎに会場をあとにして有楽町から銀座へ.銀座の歩行者天国を見るのはひさしぶり.日差しが強すぎる午後.YAMAHA にて何十年ぶりかでドラム・スティックを買った.午後3時,つくば帰還なう.夏みたいな空.東風の流れが不穏.気温は19.0度で涼しい.北関東では雷雨とのこと.

◆冷たい風が吹く夕方,東の空に大きな虹.午後6時の気温は14.5度.夜になってさらに気温が下がっている.今宵の晩ごはんはグランスタで買ってきた〈つきぢ松露〉の卵焼きをつまみつつゆるゆると.

◆明日も連日の有楽町出撃である.

◇本日の総歩数=10,006歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.35kg(−0.05kg) / 30.8%(+0.8%)


3 mei 2018(木)※雨だ嵐だメイストーム

◆午前6時起床.風雨強し.気温20.6度.午前8時,メイストームはやっと通り過ぎたようだが,南風がまだ吹きつけている.気温は21.3度.湿度が高すぎるので今年初の冷房オン.

◆ゴールデンウィーク後半突入とはいえ,朝から何もすることがない.切羽詰まっているときであれば,「原稿がぁ〜」とか「ゲラ読みがぁ〜」とじたばた騒ぎまくるところだが,そういう危急の時期は連休前にもう通り過ぎてしまった.小人閑居して不善を為す@厨房.昨日読了した:櫻井正一郎『京都学派 酔故伝』(2017年9月15日刊行,京都大学学術出版会[学術選書・083],京都, viii+415 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-8140-0115-6 → 書評目次 版元ページ)の中で,のんべのセンセイが呑み残した日本酒を白ご飯にざばっとかけて “酒茶漬け” にしてかきこんだというくだりがあった.あ,これだ!

◆というわけで,今朝の朝ごはんは「良い子はやめよう衣笠丼(のんべバージョン)」が食卓に.【食材】正調きつね丼の具(適量)・卵(1個)・純米酒(おちょこ1杯くらい).

  1. 油揚げの具の炊き方は「正調きつね丼」と同じ.
  2. 1 の油揚げの具を加熱し,沸騰したらすぐ火を止めて溶き卵を割り入れる.
  3. 間髪入れず,純米酒をお猪口にいっぱい振りかけて蓋をする.
  4. 卵が半熟になったらできあがり.丼飯につゆごとかけて食卓へ.
  5. 粉山椒はお好みで.

衣笠丼は卵とじにするので醤油をさらに追加してもいい.今朝使った純米酒は〈七田〉純米・雄町の七割五分磨き無濾過生だった(フレーバーが立ちすぎる吟醸酒は禁物).朝から背徳極まりなし. こういうイケナイ料理のレシピは良心的なクックパッドにはとうてい載せられない.

—— レシピ:het dagelijkse keukenleven「良い子はやめよう衣笠丼(のんべバージョン)」※くれぐれも良い子はマネをしないように.

◆お昼近く,空がやっと明るくなってきた.メイストームが去って日差しが戻ってきた午後は気温が急上昇.午後2時には27.2度まで上がってきた.湿度も高く夏のような空の表情.TXでイーアス往復だん.ものすごくひさしぶりにアカデミア書店をうろうろしてきた.その後,夕方の観音台へ.また雲が広がり,南風強し.帰宅.厨房が呼んでいる.

◆旬の食材は見つけた時が食べる時.今宵の夕餉は新たまねぎのソテーを用意した.旬の今しか味わえない野菜の一皿.【食材】新たまねぎ(2個)・ゴルゴンゾーラ(ピカンテ:適量)・エキストラヴァージンオリーヴオイル(大さじ1)・醗酵バター(適量)・黒胡椒(適量).

  1. 新たまねぎは皮をむき,上下を落としてタテに輪切りにし,中心まで爪楊枝を刺す.
  2. オリーヴオイルを引いた厚手のフライパンを弱火で熱し,1 の新たまねぎを並べて焼く.両面20分ずつ.
  3. 焼き目がついたら火を止めて爪楊枝を抜き,醗酵バターを乗せる.
  4. 皿に移してから黒胡椒を振りゴルゴンゾーラをトッピング.

◆もうひとつ旬の野菜といえば新にんにく.フレッシュな水気の多さを活かすにはホイル焼きしかないでしょ.【食材】新にんにく(1球)・エキストラヴァージンオリーヴオイル(適量)・岩塩(適量).

  1. 新にんにくは上を落として,隙間からオリーヴオイルを少量垂らす.
  2. オーブンは230度設定で予熱し,1 の新にんにくをアルミホイルで包んで40分焼く.
  3. 竹串を外から刺してすっと通れば焼き上がり.
  4. 丸ごと皿に移して食卓へ.皮を向いてお好みで岩塩とともにどーぞ.

◆一見 “ベジー” な食卓風景であるところがまた確信犯的.昼間の蒸し暑さに負けないように〈生酛のどぶ〉の炭酸割りで対抗する.

—— レシピ → het dagelijkse keukenleven 「新たまねぎのソテーと新にんにくのホイル焼き」 |クックパッド「新たまねぎのソテー」と「新にんにくのホイル焼き」.

◆まだまだ続く長い連休.

◇本日の総歩数=6,361歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.40kg(−0.35kg) / 30.0%(−0.1%)


2 mei 2018(水)※雲行き怪しく雨になる

◆午前5時半起床.ひさしぶりの曇り空.気温は16.4度.連休前半の目がくらむ朝日は姿を隠し,曇り空から涼しい東風が吹き込んでいる.ひさしぶりに観音台に行楽に行くことにしようと思い立って来てみたらさすがに人気がないな.しかし,たとえ行楽に来ていても┣┣" はかまわずやってくる.

◆[欹耳袋]酔態いろいろ —— 櫻井正一郎『京都学派 酔故伝』(2017年9月15日刊行,京都大学学術出版会[学術選書・083],京都, viii+415 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-8140-0115-6 → 目次 版元ページ)※ベッドサイドブックとしてゆるゆる読んでいたので,読了するのになんと半年もかかってしまった.いやはや「酔故伝」という副題がピッタリすぎておもしろい.前半の約100余ページを占める第 I 部「實事求是 —— 文学研究の京都学派」と続く第 II 部「第二期の特徴」は,「京都学派」の草創期から続く第二期の全体を見わたす役割を担っている.

数多くの人物が入れ代わり立ち代わり登場するのは予想していたとおり.ワタクシ的にはどこかに一枚でも人脈と文脈を可視化する “マップ(曼荼羅)” があればもっと見通しがよくなったのではないかと思う.著者自身も認めているように,本書の中核は全250ページに及ぶ第 III 部「京都学派人物列伝」にある.個人の伝記的情報を “点” としてとらえ,そのつながりを “線” として結ぶことにより,全体の鳥瞰図が導かれるのだろう.

本書で描かれている「京都学派」は人文社会系(東洋学,ドイツ文学,文化人類学, “今西学” など)が中心で,ワタクシにはぜんぜん見知らぬ個人名がほとんどだ.それにしても第二期の面々はどいつもこいつも “破滅的” な酒飲みだ.今の大学ではまちがいなく “野生絶滅” しているタイプの研究者ぞろい.

とりわけ印象に残るのはドイツ文学の大山定一だ(pp. 199-212):「研究室にも書斎にも帰らずに呑んでいた」「深夜二時三時になると,カウンターに坐ったままでうつ伏せになって眠った」「気に入らない職務には従わなくなった」「五十歳代になってから,授業をする意欲をなくした」— これはタダモノではない(周囲にとってはタダゴトではなかったにちがいない).京都学派「第二期」を支えた吉川幸次郎・桑原武夫・今西錦司がケダモノのように呑んでは暴れていた傍らで,ひたすら静かに死ぬほど呑んでいた大山のような人物を多々いたことを本書で知る.「そのころは『文雅』が尊ばれていた.だからこそ大山が大学で教えていたころ,今では許されない職務の怠慢が大目に見られた」(p. 208)と著者は指摘している.

京都学派に “酒” を流し込んだ張本人は稀代の酒飲みとして有名な中国文学者・青木正兒だったと著者は言う:「[京都]学派の草創期は酒とは関わらなかったが,草創期の第一の弟子の時代になって学問が酒と関わり始めた.青木らの酒の第一の意義はこの点にあった.この意義は大きかった」(p. 351).こんな興味深い指摘も:

「[青木は]酒を楽しむために他事をすてて注意深く全条件を整えた.学問をするときもこれと寸分たがわなかった.細部にも隙を作らず,全精神を集中して,学問を楽しんだのだった.これほどに楽しんだ青木の酒は,青木の直後に続いた第二期の学者たちの酒ではなかった.新しい世代の酒は研究を進めるための,いわば機能としての酒になっていた.桑原,梅棹の酒がそうだった.有益な酒だったが青木の酒のように純粋ではなかった」(p. 368)

『陶然亭』と『花甲寿菜単』を再読しないと.

九鬼周造(pp. 316-345)について著者はさまざまな “伝説” — 「祇園のお茶屋から大学に講義に出かけた」(p. 316)などなど — をひとつひとつ論破していて納得した.「およそ遊里とは関係がない人がいた」(p. 345)という結びの言葉が響く.

本書は全体を通して言えば必ずしもきちんとオーガナイズされた構成ではなく,文章にもところどころ意味不明な箇所がなきにしもあらず.むしろ,きれいに刈り込まれていないことが本書の良さなのかもしれないと感じた.これだけのコンテンツがたった2,000円で読めるとは京大出版会は太っ腹だ.さて,本書の続きは何を読むべきかという問題が浮上する.京大出版会の “策略” にハマるとしたら,当然:古川安『化学者たちの京都学派:喜多源逸と日本の化学』(2017年12月刊行,京都大学学術出版会,京都, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-8140-0122-4 → 版元ページ)なのかもしれないが,“お水” とはやや無縁になる気がしないでもない.

◆夕方からぽつぽつと雨が降り出した.本降りとなった雨夜の寝読み本:小林文乃『グッバイ、レニングラード:ソ連邦崩壊から25年後の再訪』(2018年3月10日刊行,文藝春秋,東京, 263 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-16-390806-9 → 版元ページ)※レニングラード包囲戦にナチス軍の一兵卒として従軍し missing in action となったある集団遺伝学者の話は『系統体系学の世界』で触れた.

◆明日から連休後半の始まり.嵐がやって来るとの予報.

◇本日の総歩数=4,132歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.75kg(+0.20kg) / 30.1%(−0.1%)


1 mei 2018(火)※飛び石平日はお休みに

◆午前6時前起床.連日の晴天のまま5月になった.気温は14.2度.前後の連休にはさまれた “飛び石平日” はさくっと年休.月初めのお仕事はメーリングリストへの月例アナウンス送信.

◆譜読みの午前.ファーディ・グローフェの組曲〈大峡谷〉は40分もかかる作品なので,第一曲「日の出(Sunrise)」だけですでに力尽きてしまいそうだ.せめてリヒアルト・シュトラウス交響詩〈アルプス交響曲〉冒頭の日の出の場面くらいあっさり?してほしかったと強く強く思う.

◆[欹耳袋]論議は止まず —— 反響を呼んだ『現代ビジネス』の記事:阿部幸大「「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由」(2018年4月25日)に対するここ数日の大反響を受けて続編記事:阿部幸大「大反響「底辺校出身の東大生」は、なぜ語られざる格差を告発したのか」(2018年5月1日)が公開された.ワタクシ的には著者の主張に全面的に賛同したい.

◆正午前には気温27.0度と軽やかに夏日ラインを超えた.夏休みのように安らかな昼下り.

◆今日は最高気温が28.0度と真夏日にさらに近づいた.夜になってもなかなか涼しくならないので,夕餉には初鰹の煮物が登場した.生姜と醤油で炊き上げて,こんにゃくの炒り煮と飛龍頭の炊合せを添えて.そして “お水” はいつもの〈風の森〉秋津穂・純米しぼり華.〆のごはんは今年初めての「冷や汁」.手で崩したお豆腐と胡瓜の薄切り,そして紫蘇の葉の千切りをトッピング,最後に胡麻を散らして,氷を投入する.炊きたてのご飯にかけるだけのいさぎよさ.これからの暑い季節の到来を予期しつついただく.シアワセな夜.

◆初鰹の生姜煮【食材】かつお(4切れ)・しょうが(1個)・こんにゃく(1/2枚)・飛龍頭(1個)・みつば(適量)【調味料】日本酒(150cc)・みりん(50cc)・濃口醤油(50cc)・砂糖(大さじ1)・サラダオイル(適量)・出汁パック(1袋)・めんつゆ(適量).

  1. かつおは熱湯をかけて霜降りにした上で,冷水でさらして,水気を取る.
  2. こんにゃくは厚さ5ミリの薄切りにして,両面に飾り包丁を入れ,サラダオイルを引いたフライパンで水気を飛ばして焦げ目をつける.
  3. 平鍋に日本酒・みりん・濃口醤油・砂糖を投入し加熱.温まったら 1 のかつおと 2 のこんにゃくを並べて千切りしょうがをトッピング.
  4. 沸騰したら中火にしてアルミホイルの落としぶたをして15分炊く.
  5. 落としぶたを取り,水分を飛ばしながら煮詰めていく.焦がさないよう要注意.
  6. 飛龍頭は4等分して,だしパックとめんつゆで別途炊く.
  7. 皿に盛りつけ,みつばを散らしてできあがり.

鰹の角煮は日持ちするように小さくカットして濃い目の味付けにするが,すぐ食べるなら大ぶりのままやや薄めに味付けをすると生節(なまり)の風味が出る.

—— レシピ → het dagelijkse keukenleven「初鰹の生姜煮には〈風の森〉秋津穂を」|クックパッド「初鰹のしょうが煮の炒りこんにゃく添え」.

◆[欹耳袋]食卓の系統樹! — Tasting the Tree of Life.食材を系統樹上にマップする:pdf

◆明日も続く連休ライフ.

◇本日の総歩数=3,707歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.55kg(−0.25kg) / 30.2%(+0.5%)


--- het eind van dagboek ---