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日録2020年3月


28 maart 2020(土)※暮坂峠からの雨中帰還

◆不要不急の湯けむり旅(三日目) ——

◆[蒐書日誌]田村隆明『お酒を120%楽しむ!』(2020年4月1日刊行,東京化学同人,東京, 本体価格1,400円, ISBN:978-4-8079-0984-1 → 版元ページ)※版元から依頼され,最終ゲラを事前に読ませていただきました.どうもありがとうございます.以下に紹介文をば:

本書は「お酒」の世界を広く見渡した本だ.日本酒はもちろん焼酎・ワイン・ビール・ウィスキー・ブランデー・コニャックその他スピリッツまで,アルコール飲料がいまどのようにつくられそして飲まれているのかをカラー図版をふんだんに使って説明している.著者は分子生物学が専門とのことで,これまで生化学や遺伝子工学まで含めて多くの著作を出しているとのこと.

本書『お酒を120%楽しむ!』にもその知識がふんだんに盛り込まれていて,「お酒の科学」をざっと学ぶ上ではとても重宝するだろう.専門にわたる詳細な内容(発酵に関わる化学反応や遺伝子の構造など)についてはあまり深く立ち入ってはいないのは想定される読者層を考えれば賢明な選択だったかもしれない.その代わりに,カラー図表による説明が適切に配置されているのは読者への配慮といえる.

以上は前半の第I部についてだが,続く第II部はお酒を飲んだら気になるさまざまな疑問についての一問一答集だ.最後の第III部は呑んべなら避けては通れない「お酒と健康」の解説で,ワタクシにとってはこの部分だけでも心して読む価値があった.

著者はこれまで日本国内と世界各地の酒文化を経験してきた.その豊富な体験を踏まえたエピソードが随所にボックスとして配置されている.こういうくつろいだ “酒語り” は読むだけでシアワセになれるし,一方ではうらやましくもある.世の中には「日本酒本」「ビール本」「ワイン本」「ウィスキー本」などカテゴリー別に書かれた本はすでにたくさんあるが,本書のように単一著者が全カテゴリーを網羅した “お酒鳥瞰本” は意外に少ないのではないだろうか.多様のお酒の世界をまたぐ比較の視点をじっくり楽しみたい.

◆来月からのオンライン授業に関して東大から昨日やっと事務連絡があった.これは不要不急ではない重要案件なので,湯上がり速攻でメール返信.「ワタクシそもそも UTokyo_Account をまだもっていないですけどぉ」という問い合わせからすべては始まるのだった.いずれにせよ,よろしく.

◆晴天の沢渡温泉をチェックアウト.若山牧水とは逆コースをたどり,急峻な暮坂峠から草津方面へ.途中の長野原にて倉渕村への山越え,そして曇り空の高崎へ.帰路の関越は土砂降りに遭遇した.気温は急激に低下.つくばに帰還したときは冷たい雨になっていた.中之条の最高気温は21.1度まで上がったが,帰り着いたつくばは7.8度まで下がっている.マジで雪になるのだろうか.

◇本日の総歩数=2,609歩. 朝◯|昼△|夜○. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


27 maart 2020(金)※四万まで来れば沢渡も

◆不要不急の湯けむり旅(二日目) ——

四万温泉の目覚めは早かった:

  • [四万温泉]午前5時前起床.湯の街の彼誰時はまだ仄暗い.館内を貫く「浪漫トンネル」を通って本館に降りる.こりゃあ子どもがギャン泣きしても仕方がない薄暗さ. pic.twitter.com/1L7Zq5JsFD posted at 06:15:55
  • [四万温泉]不要不急の朝風呂は「元禄の湯」を独り占めしてきた.四万温泉はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉という長ったらしい名称.無色透明のさらさら湯.湯舟の底からお湯が注がれる.源泉は熱湯なので要注意. pic.twitter.com/Wye7PIgJP1 posted at 06:23:39
  • [四万温泉]「世のちり洗う 四万温泉」—— 早朝の湯の街はまだひっそりとしていた. pic.twitter.com/CLYMPjDwuF posted at 06:29:47
  • [四万温泉]不要不急の温泉マークカプチーノ。 pic.twitter.com/VjkwLDnSJf posted at 11:00:34
  • [四万温泉]不要不急の焼きまんじゅう。あっさり目。 pic.twitter.com/hLe2oNISYc posted at 11:23:15
  • [四万温泉]とてもワルいお宿をみつけてしまった。 pic.twitter.com/yLUSEHWn71 posted at 11:37:43

中之条から日本ロマンチック街道を経由して川場村へワープ:

  • [川場村]以前から狙っていた〈土田酒造〉の蔵を訪問。平日の午後という時間帯だったので、ひっそりしていた。〈誉国光〉と〈イニシャルF〉を小脇に抱えて中之条に戻る。 pic.twitter.com/aFFmH5RhAh posted at 17:20:45

瞬時に逆ワープしてふたたび中之条へ:

  • [沢渡温泉]不要不急の湯煙行脚は続く。今宵は沢渡温泉〈まるほん旅館〉へ投宿。四万温泉とよく似た泉質だが、厚めの湯葉みたいな大きな湯の花がゆらゆら漂う独特の温泉。 pic.twitter.com/aD6oVY6srH posted at 17:54:27

◆[欹耳袋]これとっても重要 — オンライン授業・Web会議 ポータルサイト@ 東京大学「2020/03/26 説明会: オンライン授業の学生への通知方法」※「ある授業をオンライン開催する際, どこに繋いだらよいかを学生に確実に伝えることがあります」.

◆[蒐書日誌] 加藤政洋『酒場の京都学』(2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+232+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-08802-7 → 版元ページ)のゲラの最後の修正.日曜に紙面掲載.

◆今日もまたまたバタンキュー.

◇本日の総歩数=6,084歩. 朝◯|昼△|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


26 maart 2020(木)※不要不急湯煙四万温泉

◆午前5時半過ぎ起床.晴れ.気温3.6度.北西からの微風.

◆連日の暗中模索 ——

  • どんどん取り込むリモート講義術. twitter.com/tonyvincent/st… posted at 08:18:03
  • [欹耳袋]Mentimeter www.mentimeter.com —— Create interactive presentations & meetings, wherever you are. posted at 08:28:12
  • [つくば]いや,ホントにもう「ひとりで勝手にやってます」感がタダゴトではない.その後,来月開始のオンライン講義に関する連絡は本郷(二号館)からは皆無. posted at 08:30:34
  • [欹耳袋]東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部「オンライン授業」 www.a.u-tokyo.ac.jp/online_lectures/ ※常勤教員だけではなく,非常勤教員にももれなく意向調査をしているところは評価したい. posted at 16:35:32

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「東洋大が群馬・板倉から移転 多額の支援した地元は反発」(2020年3月25日)※「2024年4月に東京都内や埼玉県内の別のキャンパスへ移転させると発表した」—— 生命科学部も移転するわけね.

◆不要不急の湯けむり旅に出かけるぞ ——

まずは高崎観音山から:

高崎からひたすら北上し,吾妻川沿いに山間に分け入り,四万温泉へ:

◆長距離運転と湯疲れでバタンキュー.

◇本日の総歩数=3,318歩. 朝◯|昼○|夜×. 計測値(前回比)= 84.45kg(−0.50kg) / 29.5%(+0.2%)


25 maart 2020(水)※毎年恒例のお花見渋滞

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.朝焼けグラデーション.夜明け前の放射冷却で気温はすでに氷点下1.8度まで下がっている.北東からの微風.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 非常勤出講契約書一式を藤沢に返送.「六会日大前」って遠いなあ…….

◆[欹耳袋]文部科学省「新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について」>「【大学授業開始】令和2年度における大学等の授業の開始等について(通知)(令和2年3月24日)」 [pdf]

◆正午の気温は11.2度.南東の風.春の日差しが暖かい農林団地の桜並木を徘徊してきた.こういうリフレッシュをしないとやってらんないよねえ.

◆[蒐書日誌]新型コロナウィルス流行に合わせて,品切れだった “感染本” が続々と復刊しているみたい.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 加藤政洋『酒場の京都学』(2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+232+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-08802-7 → 版元ページ)のゲラ修正を大手町に返信.

◆今日もはてしなく続くずーむ修行 ——

  • [つくば]Zoom 環境の “試運転” として自分の iPnone としょっちゅう “やり取り” しているのだが,ふと我に返り「ワタクシは何をしているんだろうか?」と自問自答.昼休みは格好のお花見日和なので,ワタクシも気晴らしにふらふらしてくるとするか. posted at 12:15:54
  • 続)フェイスブックつながりの大学教員たちも,Webカメラを買っただのリングライトを用意するだのとワクワクしている感が漂っているが,「おい,今からユーチューバーになるつもりか?」とジャブの応酬.オンライン講義の準備に余念のない大学のセンセイたちはにわかユーチューバー予備軍とみなそう. posted at 12:19:03
  • [つくば]とある弥生のR師にいま聞いたところでは,R実習をオンラインでやろうとするときっと “死屍累々” になるのではないかというコワい予想が…….確かに R そのものではなく,OSレベルの操作トラブルとか,必ず誰かは陥るマルチバイト地獄とか,オンラインで救出できる気がぜんぜんしない. posted at 16:44:12
  • ◆[欹耳袋]宇宙線実験の覚え書き(奥村曉)「オンライン講義の経験談」(2020年3月24日)※ワタクシのようにオンライン授業の経験値がゼロだと,こういう実地の経験談はどんなフシアワセが降臨し得るのかの事前知識が得られるのでとてもとても参考になる.

    ◆ぱぁ〜っと弾けないとやってらんない.

    ◇本日の総歩数=6,516歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 84.95kg(+0.25kg) / 29.3%(+0.3%)


    24 maart 2020(火)※桜並木に雪が舞う午後

    ◆午前5時過ぎ起床.夜中に雨が降ったようだが,今は晴れ.気温1.4度の寒々しさ.北東の風.今朝の最低気温は0.6度と氷点すれすれだった.乾いた青空の広がる観音台は桜がどんどん花開いている.午前8時の気温は6.2度.北西の風がやや冷たい.これが平均並みだというから,今年が別格の暖かさだったことが感じ取れる.

    ◆午前の┣┣" 撃ち —— オンライン授業・Web会議 ポータルサイト@ 東京大学が日々成長している. “野良” にいるワタクシにはとてもありがたい./発注したWebカメラ(Microsoft LifeCam Cinema HD)がさっそく届いたのでさっそく開封&セッティング.カメラ設定アプリ〈Webカメラ設定〉もついでにダウンロードして,ホワイトバランスなどを調整しているところ.

    ◆昼下がりにアヤシイ雲が垂れ込めてきたことは知っていたが,農林団地に雪が舞ったとは知らなんだ〜.Webカメラのセッティングでそれどころではなかった.

    ◆午後の┣┣" 撃ち —— 中島薫一郎ホール使用辞退理由書を本郷に返送.フードサイエンス棟会議室の使用辞退届もあわせて返送.

    ◆今日もまたずーむずーむで一日が終わってしまう.

    • [つくば]ワタクシの限られた東京大学教員人脈からの情報によると,みんなそれぞれ「オンライン授業」に向けて短期決戦で頑張ってるようだ.ただ,救いようのない「DIY」感が濃厚に漂っているのは,要するに実質的支援もなく単に “上の方” から指令だけが “丸投げ” されてくる現状の反映だからね. posted at 13:44:35
    • 続)まちがいなく,リアル授業とオンライン授業とはまったく別物であって,オーケストラの生演奏とYouTube視聴と同じぐらい劇的な差異があるはず.だから,講義する側も受講する側もリアル授業の “完全な代替” がオンライン授業として提供されるなどと期待しない方がいいだろう.両者はまったく別. posted at 13:48:03
    • 続)付け加えるなら,ワタクシも含めて,非常勤講師の中には,いまだに,そのオンライン授業実施の “指令” すら公的に届いていないケースもきっと少なからずあるだろう.ただでさえ忙しい年度の変わり目に,ありえへんほどの大仕事が降ってきたというのが実感.そして一ヶ月後にはオンライン授業開始〜 posted at 14:01:46

    ◆午後は雪が舞う妙な天気の一日が終わり,気温がぐんぐん下がってきた.午後8時には4.8度.明朝は氷点下になるかもしれない.今宵はひさしぶりの防寒対策として,夕餉には藤岡〈二八車屋〉のモツ煮込み(強化バージョン)が初登場.もちろんちゃんと正しい燗酒を用意しないといけません.

    ◆[蒐書日誌]加藤政洋『酒場の京都学』(2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+232+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-08802-7 → 版元ページ)のゲラが大手町から届いた.字数ピッタリは初めてかも.こういう内容の本だと万事がスムーズに進むようだ.ゲラを一読してチェック.

    ◆明日一日のしんぼうだ.

    ◇本日の総歩数=2,690歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 84.70kg(−0.25kg) / 29.0%(−0.6%)


    23 maart 2020(月)※三連休明けの桜と羊羹

    ◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温8.9度.北東風.ひんやり.三連休が明けた観音台は曇りときどき小雨が降っている.ほんの数日のうちに農林団地の桜並木は見頃を迎えていた.はい,お花見に来られるみなさんはぜひとも自発的な social distancing に留意しつつ桜を愛でてください.

    ◆午前の┣┣" 撃ち —— ここ数日,「どんなときもWiFi」が「よくつながらないWiFi」と化している.代替の Y-mobile があるからとりあえずは大丈夫だけど./来月の生物地理学会大会は中止となり,いま東大農学部・中島薫一郎ホールのキャンセル手続き完了.ま,妥当な措置でしょう.

    ◆虎屋の羊羹が送られてきた件 —— 千里山の某有名大学がワタクシの『系統樹思考の世界』を今年2月の入試で出題したのだが,今日になって大学からあらためてその入試問題の現物が送付されてきた.「あらまあごていねいに」と同封の手紙を見たら,「心ばかりの品ではございますが,別便にてお届けさせていただき」とのこと.へ? 

    そこへ狙いすましたように事務から「ミナカさん,大阪からお荷物届いてまーす」と電話あり.引き取りに行ったらその某大学からの宅急便.ズッシリ重いので何これ?とよく見たら「虎屋羊羹」と記されている.これまで入試問題に出題された経験は少なからずあるが,羊羹が送られてきたのは初体験だ.

    かつての時代劇なら,こういう状況だとたいていの場合,“菓子箱” の底に小判か何かが忍ばせてあって,「越後屋,そちもワルよのお」「お殿様こそ,ふふふ」というくぐもった会話が交わされることになっている.念のため(おいっ)虎屋の箱をすみずみまで調べたけど羊羹しか入っていなかった.もちろん虎屋の羊羹はおいしくいただきましたです,ハイ.今後また出題していただけるような文章を書きますので,その時は羊羹をよろしくお願いいたします.

    あらぬ贈収賄の嫌疑をかけられてしょっぴかれるのは本意ではないので,虎屋羊羹の菓子箱の底は “潔白” だったという証拠写真をあげておきましょうね.

    ◆[蒐書日誌]読売新聞の大評が本日公開されました:三中信宏「多様化と進化繰り返す —— リクルートスーツの社会史 田中里尚著 青土社 3600円」(2020年3月15日掲載|2020年3月23日公開)※書評本:『リクルートスーツの社会史』(2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-7917-7206-3 → 目次版元ページ).

    ◆薄曇りときどき晴れの昼休み.正午の気温は10.2度.東風.たまには外でごそごそ歩きまわるのも一興と,ひさしぶりのショートコース徘徊.古屋敷さんちのヤギさんは今日も元気に鳴いていた.本日の歩き読み本:全卓樹『銀河の片隅で科学夜話:物理学者が語る、すばらしく不思議で美しいこの世界の小さな驚異』(2020年2月10日刊行,朝日出版社,東京, 190 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-255-01167-7 → 版元ページ)読了.一粒一粒ちがった味が楽しめる科学エッセイ集.読売新聞ではあのセンセーが取り上げる気満々だった.

    ◆MacBook Pro 用のマイク内蔵Webカメラ発注.勝手に “野良” で Zoom 興行体制をどんどんつくりあげるんだ.

    ◇本日の総歩数=10,182歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 84.95kg(0.00kg) / 29.6%(+0.1%)


    22 maart 2020(日)※お彼岸におはぎの降臨

    ◆午前7時前のろのろ起床.連日連夜のずーむ疲労が蓄積しているようだ.薄曇り.気温8.7度.東風.お彼岸に仏壇からやってきたお供え物の何かが食卓に降臨していた.

    ◆[蒐書日誌]読売新聞「3月29日(日曜)朝刊で紹介する予定の本」(2020年3月22日)※ワタクシの大評本は:加藤政洋『酒場の京都学』(2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+232+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-08802-7 → 版元ページ).

    ◆[欹耳袋]これまでの Google翻訳 と新登場の DeepL翻訳 とのちょっとした比較.DeepL の方が勝ってるかも.しかし,これほど優秀な DeepL であっても,陰影のある奥ゆかしい京都弁のニュアンスをそのまま訳出できるほどすぐれてはいないことを知ってちょっと安心した.

    ◆今日はまだ一歩も外に出ていないが,午後1時の気温は23.0度.南南西の風.関東地方はところによって夏日ラインを超えているらしい.半袖の用意をしないと.昼下がりのむしやしないは寺尾〈あづきや〉のいちご大福.

    ◆来月からのオンライン講義のタイムキーパーとして〈デスクトップ時計〉と〈Be Focused Pro〉をインストール.

    ◆つくばも桜が開き始め,連休明けから見頃になる気配.今宵は牛すね肉のポトフを仕込み,湯剥きしたフルーツトマトと皮付き新じゃがをあしらってみた.〈福小町・角右衛門〉特別純米・直汲み生原酒の一升瓶がそろそろ空っぽになるかな.

    ◆[欹耳袋]東京大学「新型コロナウイルス感染者発生について」(2020年3月22日)※「3月20日(金)、本学の教職員の1名が新型コロナウイルスに感染していることが判明しました」—— そういうこともあるわいなあ.

    ◆今日はけっきょく一歩も外に出なかった.とっとと寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪

    ◇本日の総歩数=0歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 84.95kg(+0.10kg) / 29.5%(−0.2%)


    21 maart 2020(土)※春爛漫でも引きこもり

    ◆午前6時起床.晴れ.気温2.0度.西北西の風.

    ◆[蒐書日誌]朝日新聞書評「「オーケストラ」個性が奏でるこの夢心地の瞬間[評者:西崎文子]」(2020年3月21日)※さすがよく読み込んでおられる.書評本:クリスチャン・メルラン[藤本優子・山田浩之訳]『オーケストラ:知りたかったことのすべて』(2020年2月17日刊行,みすず書房,東京, vi+541+55 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-622-08877-6 → 版元ページ).読売新聞でもそのうちに.

    ◆追いまくられる連休中日 ——

    • [つくば]いまだに解決策が思い浮かばないのは,ZoomのR実習中に “フシアワセ” が憑依したときの対処方法.今までだったらリアル教室で机間巡視して,“フシアワセ” で涙目になった受講生のPC画面を覗き込みながら至近距離で “憑き物落とし” をしていたけど,それぜんぜんアウトでしょ.どーしましょ. posted at 09:32:51
    • 続)唯一の予防策があるとしたら,事前にR演習課題を説明なしに受講生に示して,「とにかくエラーを吐いて息絶えないか」だけチェックしてもらい,蘇生が必要な場合は事前に個別治療するという手.ただし,自転車操業になることはまちがいないので,そういう余裕があるかどうかはまったく不明. posted at 09:52:37
    • 【とても重要な点】ワタクシのような非常勤講師にはオンライン講義に関するノウハウの事前蓄積はいっさいありません(文字通りの “タブラ・ラサ” ね).したがって,オンライン高座の方法とか講義中に出現する “魑魅魍魎” どもの退治法は機会を逃さず調べまくって何とかしなければなりません. posted at 09:59:26
    • 続)ワタクシの過去の経験からいえば,R実習上の最大級の “フシアワセ” は「R+Rcmdr+RStudio」がそもそも起動しないというトラブル.その対処にものすごい時間が盗られることはわかっている.したがって,「R計算環境が正常に起動する」者のみ履修許可するというフィルタリングをするか. posted at 10:38:07
    • #TodaiStat 来月から開講される「生物統計学」のコンテンツ暫定版を公開しました:2020年度・東京大学大学院理学系研究科「生物統計学」講義と実習(Sセメスター) leeswijzer.org/R/R-top.html#T… ※去年までとはちがって,すべてオンライン講義となる予定です.受講希望者は事前準備を怠りなく. posted at 11:43:47
    • [つくば]さて,Zoom と Slack についてこれからもっと勉強しないと,というドロナワな日々. posted at 11:48:46

    ◆Zoom に取り憑かれてしまってせっかくの連休が台無しになっている.昨夜のすき焼きの残りを卵とじ牛丼としてお昼ごはんにリメイクしたら,お肉がうず高く盛り上がってさあタイヘン.

    • [欹耳袋]大学の “なかのひと” たちはたとえば Zoomセミナー などの受講の機会があるが,ワタクシたちのような “そとのひと”(=非常勤講師)は完全に放置されているので(本郷からは本件に関していまだに何の連絡もなし),いわば “野原” で勝手に Zoom 講義システムをつくるしかない. posted at 16:25:03
    • @sakura_osamu 連休前に二号館をちょっと突っついたら,なんだかとってもタイヘンらしくって(わかるんだけど),来週以降になるのかなあ(ならないのかなあ)とあきらめ気分.要するにワタクシ(たち)は UTAS から排除されているので,自立(自律)するしかないんですね. posted at 16:31:36
    • @sakura_osamu 理学部も最初の2回分は「オンライン試行」とのことなので(学部によって “多様性” あり),ワタクシとしては勝手につくった zoom 体制がちゃんと動いてくれればありがたいな,と.リモートから受講する学生諸氏には「ノートパソコン必携」&「容量無制限WiFi必須」と呼びかけるつもりです. posted at 16:36:02
    • @kaihiraishi @sakura_osamu 非常勤講師も受講可能となっていたはずですが,そのばあい東大のアカウントをもっていることが前提のはずです(でないとログインできません).ところが,そのアカウントが交付されていないワタクシのような立場だと受講できないんですね. posted at 16:41:12
    • @sakura_osamu 駒場はまだ入学していない #春から東大 の若者たちに,ノートパソコンとネット環境整備をすぐしろとハッパをかけまくっていますね. www.todaishimbun.org/coronavirus202… posted at 16:45:39
    • [つくば]ま,とにかく,オンライン講義の体制づくりはひとりで勝手にやらしてもらいますわぁ. posted at 16:51:43
    • 続)たとえ Zoom セミナーを受講した “なかのひと” であっても,それだけでちゃんとしたオンライン講義ができるのかと小一時間問い詰めればきっと口ごもるのではないだろうか.たった一ヶ月やそこらでできるはずがない.みんなわかってるでしょ. posted at 17:01:34
    • [欹耳袋]オンライン授業・Web会議 ポータルサイト@ 東京大学「2020年3月19日 オンライン基礎講座の開催報告」(2020年3月21日) utelecon.github.io/events/2020-03… posted at 22:33:00

    ◆今日もまたずーむずーむで日が暮れて,夜はパエリアでビール三昧.

    ◇本日の総歩数=1,397歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 84.85kg(0.00kg) / 29.7%(−0.2%)


    20 maart 2020(金)※ズームでじたばた春分

    ◆午前4時半起床.夜明け前は曇り空.気温13.5度.西北西の風.晴れたり曇ったりの朝.北西風が吹き荒れている.

    ◆早朝の┣┣" 撃ち —— 押し寄せる “ビッグウェーブ” は春分の日も容赦なし.

    • [欹耳袋]東京大学大学院理学系研究科・理学部ニュース「新型コロナウイルス感染症に関する理学系研究科・理学部の対応について」(2020年3月20日) www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/ apps.adm.s.u-tokyo.ac.jp/WEB_info/p/pub… [pdf] ※「4月からの新学期の授業は学事暦通り行うこととします」. posted at 05:35:34
    • 続)「ただし、最初の2週間(4月3日(金)~4月 16日(木))は、オンライン授業の準備期間と位置づけ、講義、演習、実験・実習は行わないこととします。なお、3週目以降の対応につきましては、状況を見てお知らせいたします」—— “準備期間” と申されましても……(詰む). posted at 05:38:32
    • [欹耳袋]東京大学情報基盤センター&大学総合教育研究センター「オンライン授業・Web会議 ポータルサイト@ 東京大学」 utelecon.github.io ※「本サイトは,東京大学の学生・教職員に向けた,オンライン授業やWeb会議に関する情報をワンストップで得られることを目指すサイトです」. posted at 05:50:28
    • 続)「2020/03/19 オンライン基礎講座 Zoom の使い方」 utelecon.github.io/events/2020-03… ※昨日のセミナー. posted at 05:52:58
    • [欹耳袋]東大新聞オンライン「教養・総合文化、オンライン授業の大規模な導入へ 新入生に事前準備を要請」(2020年3月19日) www.todaishimbun.org/coronavirus202… ※「今回オンライン授業を導入するにあたっ て、教養学部・総合文化研究科では十分な時間を取って準備ができているわけではありません」—正直だ. posted at 06:38:34
    • 続)「オンライン授業の実施に際し、学生にはカメラとマイクを搭載したパソコンまたはタブレット端末の用意と、自宅のインターネット環境の整備を要請。下宿先に引っ越したばかりで用意ができない学生には学内の端末を使用させる可能性もあると説明した」— 正直すぎるな.新入生,大丈夫か. posted at 06:40:13

    ◆気温18度,日差しがまぶしい北昼下がり.西風に巻き上げられた砂塵がいたるところで視界をさえぎる.今日のランチはまたしても下横場に出向き〈珍楽飯店〉のリピート.定評のある麻婆豆腐と水餃子(棒々鶏たれ)をいただきました.

    ◆午後の┣┣" 撃ち —— 第二波,第三波……

    • 22ツイート熟読しましょう(>全国の悩める関係者たち). twitter.com/motohirosakaki… posted at 15:43:09
    • [つくば]格闘する連休初日 —— Zoom サイトから「ミーティング用Zoomクライアント」のインストーラー Zoom.pkg をダウンロードしてきた.インストールしようとしたら,何やら不気味なメッセージが.「許可」しても Zoom のインストールは中断されてしまう. pic.twitter.com/yiyLwFKkOU posted at 17:54:52
    • 続)おかしなことに,Zoom のインストールは完了していないはずなのに,Zoom は続いて起動する.Zoom のアプリ本体はどこにもインストールされていないみたい.ということは,インストーラーから毎回起動しないといけないということか? Zoom アカウントはもちろん新規作成済みなのでその点は大丈夫. pic.twitter.com/5AOQJpQjtF posted at 17:58:52
    • 続)あ,アプリケーション・フォルダーに zoom.us.app がやっと表示された.とりあえず,インストールはこれで完了かな. posted at 18:07:22
    • 続)前ツイートの補足:「会議室向けZoom Rooms」ZoomRooms.pkg のインストールをしたら,zoom.us.app のインストールが完了したのかもしれない.このへんの前後関係と因果関係は不明.とにかく Zoom アプリは macOS Catalina にインストールできた.起動するかどうかはこれから確認する. posted at 18:44:41
    • [つくば]iPhone に ZOOM Cloud Meetings アプリをダウンロードした.あとで Zoom との連携をチェックする. posted at 18:52:01
    • [つくば]とりあえず MacBook Pro と iPhone 間では Zoom 接続が成功したみたい. posted at 20:38:09
    • 続)Zoom で相手を招待すると,いきなり自分の「顔」とか「背景」が参加者に “丸見え” になりますなあ.みなさん,いったいどこで Zoom 中継しているんだろうという素朴な疑問.背景にヤバいものが見えたり写り込んだりしたら目も当てられない. posted at 20:42:06
    • [つくば]Zoom で pdf スライドを映すのは問題なくできた.ウィンドウの切り替えも大丈夫. posted at 21:25:56
    • [つくば]しばらくほったらかしにしていた R のアップデートとか. posted at 21:33:18
    • [つくば]ついでに Parallels Desktop 上の Windows 10 の更新の祭典も. posted at 21:34:04
    • [つくば]Parallels Desktop 上の R for Windows のデモ画面も Zoom で映せることを確認.ここまでで,スライド映写と R 実習については Zoom を用いてやれそうな希望の光が差してきた気がする. pic.twitter.com/kCfiyhMypx posted at 21:46:09
    • [つくば]紙芝居と実習が Zoom で何とかなりそうなら,残るは “Zoom 噺” をどのように組み立てるかという問題だけ.東大は105分授業なので,単純計算すれば「(30分噺+5分休憩)×3」というサイクルで各回の高座を組み立てれば,高座に上がる噺家にとっても受講生にとっても快適だろう(きっと). posted at 22:34:12
    • [つくば]いずれにしても,早い段階での “Zoom予行演習” が必要だろう.春学期の最初の2回は実質的な「講義」はないとのことなので,そのときが狙い目かな. posted at 22:42:23

    ◆丸一日がずーむずーむで終わってしまった…….しかし,まだ道のりは遠い.

    ◇本日の総歩数=1,241歩. 朝◯|昼△|夜○. 計測値(前回比)= 84.85kg(+0.05kg) / 29.9%(+0.6%)


    19 maart 2020(木)※本郷からいきなり大波

    ◆午前5時半起床.晴れ.気温3.1度.西風.おだやかな青空が広がる朝の観音台.午前8時の気温は8.1度.北西の風が心地よし.今日も日中は20度くらいまで “温暖化” するとの予報.農林団地の桜並木の中でたった一本だけフライング気味に花開きつつある.

    ◆午前の┣┣" 撃ち —— 〈いきなり!オンライン〉の大波が次々と押し寄せてきた:

    • [欹耳袋]YouTube「【UTDH Lab】Zoomでオンライン講義をしてみよう」(2020年3月15日) www.youtube.com/watch?v=SBmVtw… ※ドロナワと言われようが何と言われようが,とにかく必死のパッチで勉強するしかないっ. posted at 09:40:39
    • 続)おお,続編もあるやんか:YouTube「【UTDH Lab】Zoomでオンライン講義をしてみよう(参加者編)」(2020年3月15日) www.youtube.com/watch?v=SBmVtw… ※新型コロナウィルスよりも「Zoom」の方がはるかに強力な “パンデミック” やん? posted at 09:43:34
    • [つくば]おしっ,Slack もちゃんとアップデートしたぞ. posted at 09:44:50
    • #TodaiStat 新学期から開講される理学系研究科「生物統計学」講義(三中信宏担当)は学事歴通り4月9日(木)から開講されます.本講義では,受講生の持込みパソコンでのR実習があるので,今のところどれくらい “オンライン化” できるかは不透明です.情報はその都度提供します. posted at 09:52:00
    • [欹耳袋]たとえば Zoom 越しにオンライン講義&実習をやるとして,相手のPCにフシアワセが憑依したときいったいどのように対処すればいいのだろうか……とか. posted at 10:31:08

    ◆春霞の昼休み.正午の気温は18.0度.南西の風が強まってきた.こんな塵芥と花粉の中を外に出る勇気はまったくない.心安らかに大手町からの鮮魚トロ箱を整理する昼下がり.

    ◆午後の┣┣" 撃ち —— さらなる大波が:

    • もうZoom講習会が始まっているとは! twitter.com/Alien_Evolve/s… posted at 15:07:51
    • @Alien_Evolve 情報感謝です. posted at 15:09:26
    • @kamefuji どーしましょ.ワタクシの出先は「105分」の講義だったりする.第一,無料版の Zoom だと制限時間40分を超えるのでムリっぽい. posted at 15:15:55
    • @kamefuji まだぜーんぜん何の情報もないので,“竹槍” を用意しようにも打つ手なし. posted at 15:21:20
    • @hshimodaira フリー版だと100名が上限では? posted at 16:07:40
    • [つくば]_・) 。oO (とても邪魔くさいことになってしまった…….赤門の中の内部手続きがとーーーってもやっかいなのよねえ) posted at 18:11:42

    ◆[欹耳袋]DC CAFE「Zoom、テレワーク急増に伴い部分的な停止が発生」(2020年3月17日)※みんなみんないきなり Zoom を使い始めたからかな.そういえば〈どんなときもWiFi〉もここ数日つながりがとっても悪いねえ.

    ◆〈Takachiyo〉2020 純米吟醸・華吹雪・無調整生原酒を抜栓.あわせて日頃つくったことがないかき揚げにトライしてみた.結果は,京都風に言えば「よう頑張らはったなあ.おいしおっせぇ〜」という評がつく程度の惨敗ということで(orz).修行し直さないと…….

    ◇本日の総歩数=4,389歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 84.80kg(−0.50kg) / 29.3%(−0.2%)


    18 maart 2020(水)※昼休みランチ探検踏査

    ◆午前5時半起床.曇り.気温1.2度.西北西の風.観音台は青空の朝.午前9時の気温は11.8度と高くなってきた.乾いた北西の風が陋屋研究室の隙間から吹き込む.今朝も加湿器をフル稼働しないと.ぬかりなく青山〈桃林堂〉の小鯛焼き.

    ◆[欹耳袋]Genomic epidemiology of novel coronavirus (hCoV-19) —— 新型コロナウィルスの時間的空間的な変化を可視化するツール.

    ◆[蒐書日誌]加藤政洋『酒場の京都学』(2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+232+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-08802-7 → 版元ページ)の大評原稿を大手町にメール送信だん.昨日の読書委員会で3月29日(日)紙面掲載予定となった.本書は根性?の入った新聞書評(東京新聞[太田和彦]産経新聞[竹内洋]日本経済新聞[匿名]毎日新聞[菅沼舞])がすでにいくつか出ているのでワタクシとしてもつい力が入ってしまったのだった.

    ◆正午の気温は18.0度のポカポカ陽気.農林団地の桜並木のようすを見ると,気が早い樹ではすでに花が開き始めているが,全体としてはまだまだ.西風強め.

    今日のランチはちょいと探検がてら高野台方面へ.前から気になっていた下横場のアカデミア幼稚園向かい側にある〈珍楽飯店〉へ.ランチ時でも若者はぜんぜんいなくて,年配客の率高し.牛肉黒酢煮込みそばと焼き餃子を注文.えっ,ちょっとこれ美味過ぎるやん.醤油ベースのあっさり系スープ.鹹水少なめの白っぽい細麺.牛肉もしっかり旨口に煮込まれていた.油も脂もミニマムで,これなら胸焼けするはずがない.

    大ぶりの餃子も絶品.もちもちの皮にしっかり包まれた具.タレの辣油が自家製らしく,きりりと自己主張していた.ここ〈珍楽飯店〉はもともとは東大通り沿いの千現にあったそうだが,こんな辺鄙なロケーションなのに客足が途絶えない.この場所は以前は別の中華料理店があったが,居抜きで〈珍楽飯店〉が入ったようだ.農林団地に近いので店の前は何度も通っていたが(イオンモール裏ゲートへの道すがら),入ったのは今回が初めて.

    もうひとつ店舗情報.筑波学院大学から出た(出された?)洋食店〈カフェ・ド・グルマン〉がアカデミア幼稚園敷地内のログハウスに新店舗をオープンしていることを確認.去年のうちに移転していたのね.

    ◆[欹耳袋]東京大学「新型コロナウイルス感染症に関連する対応について —— 総長メッセージ」(2020年3月18日)※「4月からの新学期授業は学事暦通り行う」— うん,よしよし/「対面での講義は最小限とし、オンライン化を奨励し推進する」— マ,マジですかあっ.ワタクシの「生物統計学」高座は持込みPCを使ったR実習がウリなので,そうそうすぐには “オンライン化” はできないんですけど.総長メッセージには「新学期の開始時に、教員および学生に対してのオンライン授業のガイダンスと試行を行う」と書かれているが,ワタクシのような非常勤講師はもちろん,常勤の教員だって困ってしまうんじゃないかいな.ワタクシの場合は,十年ほど前にいと遠きキャンパスで録画した〈統計高座中継(YouTube)〉をオンライン高座を視聴すればいいのかもしれないけど.立命館大学と同じような状況に追い込まれているワタクシ(たち).

    ◇本日の総歩数=4,144歩. 朝◯|昼△|夜○. 計測値(前回比)= 85.30kg(+0.85kg) / 29.5%(0.0%)


    17 maart 2020(火)※快晴青山ぶらりぶらり

    ◆午前5時過ぎ起床.快晴.きりきり冷え込む氷点下3.1度.北西の風.今朝の最低気温は氷点下3.5度ときびしい放射冷却だった.観音台は冬の顔つきの青空.午前8時の気温はやっと4.4度.南南西の風.

    ◆午前の┣┣" 撃ち —— 某選考報告書をメール送信./iPhoto の「写真」アプリがこれまでずーっと “無音” だったのに,昨日からいきなり “カシャカシャ” うるさく鳴り始めて困っていたのだが,単に「Live Photos」ボタンが知らんうちにオフになっていたのが原因だった.静画モードで撮ると “カシャカシャ” 鳴ることを初めて知った.

    ◆平日なのに〈おはん〉にて背徳ランチ.午後は半日年休にして表参道へ.青山ほとり,ではなく青山ぶらり.まずは,青山ブックセンターにて,事前にネット注文していた:小倉ヒラク『発酵する日本』(2020年2月15日刊行,青山ブックセンター,東京, 本体価格3,600円, ISBNなし → 著者サイト)をやっと引き取った.昨年出た:小倉ヒラク『日本発酵紀行』(2019年6月10日刊行,D&DEPARTMENT PROJECT, 東京, 217 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-903097-3 → 書評目次版元ページ著者サイト)の姉妹本となる大判の写真集.やはりカラー写真だと発酵のリアリティーが伝わってくる.

    ◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「「大学蔵書を大量廃棄」 梅光学院に作家ら106人抗議」(2020年3月17日)※批判側は「2017年度に重複している蔵書の廃棄が増え始め」と言うが,大学側は「司書の図書館長が専門知識に基づき、適正に除籍している」と反論する.廃棄と除籍ではだいぶちがうな.

    ◆青山から大手町へ移動.今回の大手町漁港は水揚げがいつもよりやや少ないかも.早々と読書委員会を店じまいして,今夜は読売新聞本社ビル32階の〈銀座スエヒロ〉にて食事会だ.高層階なので窓越しに広がる夜景はことのほか見事.皇居を見下ろし,遠くにはライトアップされた東京タワーが輝いている.生ビール→ギネス→赤ワインという充実の “お水” コースを一回り.しかし,〈スエヒロ〉といえばやっぱりお肉である.エントランスにはさりげなくベートーヴェン第九の初版スコアが陳列されていた.さすがはオーケストラを所有する新聞社.さんざん肉食し,リーズナブルな時間につくば帰還.

    ◇本日の総歩数=8,235歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 84.45kg(−0.70kg) / 29.5%(−0.4%)


    16 maart 2020(月)※晴れのち曇り時々雨も

    ◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温0.3度.北東風.青空の観音台を乾いた北西風が通る.午前8時の気温は5.2度.居室が乾ききっているので加湿器オン.

    ◆[蒐書日誌]読売新聞大評が公開されました:三中信宏「確からしさとは何か? —— 確率と哲学 ティモシー・チルダーズ著」(2020年3月8日掲載|2020年3月16日公開)※書評本:ティモシー・チルダーズ[宮部賢志監訳|芦屋雄高訳]『確率と哲学』(2020年1月,九夏社).著者の研究出自からしてもっと “べいづ” 的かと思っていたら,意外や意外,とてもバランスよくさまざまな確率概念について解説されていて,とても勉強になった.それにしても確率論の基礎論は八幡の藪知らず.生きて還る者なし.

    ◆午前の┣┣" 撃ち —— 某新聞からの原稿依頼があったので,完成原稿を添付して「お引き受けします」の返信メール.万事これくらいスムーズに進めば言うことなしなんだけど.

    ◆午後になって空模様がいきなり不穏になって雨が降り出した.農林団地の遠く西の方は本降りのようにも見える雨筋がカーテンのようにたなびいている.

    ◆午後の┣┣" 撃ち —— 午前の原稿はどうやらそのままアクセプトされたっぽい.諸事かくありたいものである.

    ◆学会や出張の出先では「お一人さま懇親会」が実はもっとも快適でもっとも生産的だったりしません? 群れて呑み食いしてもしかたないでしょう.学会大会が巨大化すると懇親会で目指す相手に会える確率はどんどん下がっているのも実情だし.もし懇親会に出るとしたら,できるだけ “上座” のテーブルに接近し,学会のエライ方々がゆっくり挨拶や話をしている間に “リソース” を効率的に確保する計画を練るというのが,かつてのワタクシ(&同士たち)の基本戦略だった.懇親会会場の末席に張り付くというのは “採餌戦略” としてはきわめてスジが悪い手だろう.

    ◆夜になって気温がきりきり下がってきた.

    ◇本日の総歩数=4,619歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.15kg(−0.20kg) / 29.9%(−0.1%)


    15 maart 2020(日)※筑波道夕陽のポステン

    ◆午前7時前のろのろ起床.みぞれが降った昨日とは一転して朝日がまぶしい青空.明け方の最低気温は氷点下1.4度まで下がったが,午前7時の今は0.3度.微風.

    ◆[蒐書日誌]読売新聞の大評が掲載されました:三中信宏「多様化と進化繰り返す —— リクルートスーツの社会史 田中里尚著 青土社 3600円」(2020年3月15日)※書評本:田中里尚『リクルートスーツの社会史』(2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-7917-7206-3 → 目次版元ページ).

    ◆キリッと北風が冷たい昼下がりにタラの芽を揚げてみた.

    ◆[欹耳袋]YouTube | Coronavirus Etude - for Piano and Disinfecting Wipe | 14 March 2020. ※空気清浄機(Purello)を稼働し,清浄脱脂綿とともに「Cloroxissimo」で演奏すれば,最後は「senza infezione」になる.すごい! Cf: 楽譜

    ◆午後は筑波山へ.梅まつりの期間中なのでたまには風雅なことをしてみるかと出かけたところが,盛りを過ぎているどころか上の方の一株だけ散り残っているらしく,駐車場でUターンしてすごすご下る.夕陽の〈ポステン〉へ.

    ◆[蒐書日誌]アルフレッド・W・クロスビー[西村秀一訳]『史上最悪のインフルエンザ:忘れられたパンデミック』(2004年1月16日刊行,みすず書房,東京, 420 + lv pp., 本体価格3,800円, ISBN:4-622-07081-2 → 版元ページ[新装版])は,ちょうど一世紀前の1918〜19年に世界的に大流行した〈スペイン風邪〉の歴史をたどった大著.もともと医療用具だった「マスク」がパンデミックを恐れた一般市民の間に急速に広がっていくようすが描かれている.マスク着用条例が敷かれたサンフランシスコでは:「マスクもかけずに挨拶することが著しく礼を失することになり,かけないでいる人は他人に相手にされなくなり」(p. 134-5).第8章「洋上のインフルエンザ」では閉鎖空間である船の中で蔓延したインフルエンザがもたらす災厄が接岸・上陸したあとも続いたと書かれている.まちがいなくタイムリーな本.

    ◆日頃の行ないがよいと,天〔理〕からありがたいお恵みがある.そして,呑むばかりではなくたまには “お水” の勉強もせよと最新の別刷りも同封されてきた:河口充勇 2020. 酒類小売業の構造変容と新たな経営スタイルの構築:株式会社登酒店の事例. 帝塚山大学文学部紀要, (41): 15-36.著者の河口さんとは三年ほど前に天理の登酒店にて名刺交換した.藤本昌代・河口充勇(編著)『産業集積地の継続と革新:京都伏見酒造業への社会学的接近』(2010年4月15日刊行,文眞堂,東京, vi+222 pp., ISBN:978-4-8309-4675-2 → 目次版元ページ)という論集がある.

    ◇本日の総歩数=5,063歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.35kg(+0.15kg) / 30.0%(+0.2%)


    14 maart 2020(土)※みぞれ降る真冬の寒さ

    ◆午前6時起床.曇り.気温8.1度.東北東の冷たい風.昨日までの春うららとは一転して寒いのなんのって.

    ◆[欹耳袋]CNN「放し飼いの飼い猫、野生生物に深刻な被害 世界6カ国で行動調査」(2020年3月13日)※「行動範囲が非常に狭いので、その地域の獲物に対して極めて集中的な影響」「室内飼いにすれば、野生生物に対する影響を抑えられる」.元論文:R. Kays et al. The small home ranges and large local ecological impacts of pet cats. Animal Conservation First published: 11 March 2020.

    ◆春の陽気がずっと続いていたが,今日は舞台暗転.

    • [つくば]冷たい雨がしとしと降り続いている.気温は下がり続けて5.4度.こりゃあ山の方は雪になっていてもフシギではない. posted at 10:09:28
    • [つくば]雨足いよいよ強まり,単調に下がり続けている気温は正午には3.1度と真冬並みの寒さに.これでは食材の買い出しにも出かけられない. posted at 12:16:25
    • [つくば]降り続く雨.午後1時の気温は2.6度.確たる情報筋によれば筑波山ではすでに雪が舞っているとのこと.寒すぎて外に出られない. posted at 13:27:57
    • [つくば]みぞれなう@竹園. posted at 13:59:08

    ◆[欹耳袋]Scott Powell et al. Trait evolution is reversible, repeatable, and decoupled in the soldier caste of turtle ants. PNAS, 9 March 2020 ※兵隊アリの頭部形態の進化パターン.

    ◆冷たい雨が降り続き,午後5時の気温は2.8度.夕暮れになり寒さがことのほか身にしみる.今宵の晩ごはんはパワー注入力のあるメニューにしないと.そんなわけで,寒過ぎる必殺お鍋に決定.

    ◇本日の総歩数=3,972歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.20kg(+0.45kg) / 29.8%(+0.3%)


    13 maart 2020(金)※菜の花蕎麦が雨を呼ぶ

    ◆午前5時半起床.晴れ.厨房作業.午前7時の気温は5.5度.西風.春霞の観音台は今日も花粉の祭典が朝から挙行されている.午前8時の気温は9.9度.西風.春めく朝の BGM はシェーンベルク〈グレの詩〉の愛の歌から始まる.ヘルベルト・ケーゲル/ドレスデンの〈グレの詩〉だん.トライアングルが3〜4名で束になって叩きまくれば,オケや合唱が何百人いても負けないくらいの “火災報知器” になれる.

    ◆[欹耳袋]つくば市公式ウェブサイト「緊急経済対策の準備について」(2020年3月13日)

    ◆[蒐書日誌]志村真幸『南方熊楠のロンドン:国際学術雑誌と近代科学の進歩』(2020年2月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, viii+280+6 pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-7664-2650-2 → 版元ページ)読了.イギリスの雑誌文化から南方熊楠の活動を眺めるという視点がとても斬新.ヘンに崇めたりやたら貶めたりしない中立性がいい.とりわけ,終章「国際的知的空間における熊楠の役割と価値」は本書全体を締めくくるにふさわしい内容となっている.熊楠はなぜあれほど執拗に読み書きしたのかという謎に迫っている.

    • [つくば]プロローグ168字だん. posted at 11:17:31

    ◆午後の┣┣" 撃ち —— 数年ぶりに〈博客來〉で臺灣の本のお買い物をしてしまった.漢字文化圏に生きていることの “グローバル” さを実感する.台湾語はぜんぜん会話やリスニングの能力がないのに,書かれている内容はほぼまちがいなく解読できてしまうから.

    ◆今日の最高気温は16.9度.ぬるい南風と花粉の猛攻に遭い終日ティッシュと無二の親友になっていた.夕暮れ時になっても気温はぜんぜん下がらない.金曜の夜はたいてい “ストッパー” が解除される.今宵は地場もののあわび茸のてんぷらと菜の花おろしそば,そして満を持して喜多方の〈奈良萬〉純米生酒おりがらみが手ぐすねを引いている.ワタクシを止める者は誰もいない.

    ◆明日はきっと雨になるとの強い予報.こりゃ外出しない方が身のためだろう.

    ◇本日の総歩数=4,584歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 84.75kg(−0.25kg) / 29.5%(+0.4%)


    12 maart 2020(木)※寒気の反撃で涼しい日

    ◆午前5時半起床.厨房にてオムライスをつくり,今季最後のおでんのお世話をする.

    ◆[蒐書日誌]Rasmus Grønfeldt Winther (ed.) 『Phylogenetic Inference, Selection Theory, and History of Science: Selected Papers of A. W. F. Edwards with Commentaries』(2018年7月刊行, Cambridge University Press, Cambridge, xii+540 pp., ISBN:978-1-107-11172-1 [hbk] → 目次版元ページ)※R. A. Fisher 最後の弟子にして系統推定の最小進化法(ME)提唱者の論文集.この論文集が出ていたことをうっかり見逃していた.Edwards と Cavalli-Sforza の「最小進化法」の出自については,ワタクシの『系統体系学の世界』の「第八景」(pp. 148-163)に書いた.

    ◆花粉に霞む青空.午前8時の気温は9.0度.春霞の農林団地に北西風が吹き渡る.

    ◆[蒐書日誌]上野敏彦『福島で酒をつくりたい:「磐城壽」復活の軌跡』(2020年2月14日刊行,平凡社[平凡社新書・934],東京, 286 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-582-85934-8 → 版元ページ)※読了.手練の日本酒ライターによる蔵元復活物語.福島の浪江町で東日本大震災に遭い,蔵ごと山形に移転して酒造りを続ける.東京農大醸造学科を軸とする極太人脈の威力はものすごいな.鈴木酒造〈磐城壽〉をいただく機会はそう多くはないのだが,確かに魚介類のアテにとても合う風味と太さだとワタクシは感じた.

    右の写真は名古屋は千種にある〈米家〉にて.ラベルには漁船の羅針盤と「IWAKI KOTOBUKI — “The Fishermen's Toast” 」という木下酒造(〈玉川〉蔵元)のフィリップ・ハーパー杜氏の言葉が記されている.同じ著者の『闘う純米酒:神亀ひこ孫物語』(2006年12月13日刊行,平凡社,270 pp.,本体価格1,500円,ISBN:4-582-82450-1 → 版元ページ平凡社ライブラリー)や『闘う葡萄酒:都農ワイナリー伝説』(2013年1月23日刊行,平凡社,東京,4 color plates + 279 pp., 本体価格1,900円,ISBN:978-4-582-83604-2 → 版元ページ)とは一線を画す味わいを楽しんだ.さて,近場で〈磐城壽〉を探さないと.

    ◆おそらくは今季最後のおでんの夕餉.油断したらまた緑色っぽい侵略性のある “何か” がお皿に乗っかってきた.おそるべし土佐ぬた.豊後国では万物に「かぼす」がふりかけられるのと同じく,土佐国では万物に「ぬた」が乗る.

    ◆明日はまた暖かくなるらしい.連日連夜の花粉との熾烈な戦いが続く.

    ◇本日の総歩数=2,056歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.00kg(−0.20kg) / 29.1%(0.0%)


    11 maart 2020(水)※暖気が押し寄せてきた

    ◆午前5時起床.晴れ.気温はやっぱり高いままで13.4度.北西風.夜明け前の厨房は忙しい.お弁当を詰めたらまたしても土佐ぬたがスキマにこっそり入り込んできた.おそるべき生命力である.朝から青空が広がる観音台はたっぷりの日差しと花粉が降り注ぐ.午前8時の気温はすでに15.8度.北西の風強し.午後の予想最高気温は20度.今日も外には出られないな.

    ◆[蒐書日誌]ミヒャエル・H・カーター[森貴史監訳|北原博・溝井裕一・横道誠・舩津景子・福永耕人訳]『SS先史遺産研究所アーネンエルベ:ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』(2020年2月29日刊行,ヒカルランド,東京, 797 pp., 本体価格9,000円, ISBN:978-4-86471-827-1 → 版元ページ)※本分600ページをやっと読了.長かった長かった〜.

    • 「アーネンエルベでは,管轄する学問分野は同一の方向をめざし,問題全体の解明に従事すべきであるという指針があった.ヒムラーが設定した組織原理だが,シェーファーが指揮する自然科学までもその原理に臣従していた.その結果,アーネンエルベの自然科学は最先端のものではなくなった」(p. 593)

    • 「アーネンエルベにとって最大の悲劇は,自分たちの組織がヒトラーから評価されていないという事実だった.アーネンエルベには,ヒトラーの興味を惹起した活動はほとんどなかったからである」(p. 596)—— かの “総統閣下” はもともと専門知識とか研究活動に何の関心もなかったらしい.

    ◆世の中にはどう見ても変態的なオケ作品があって,そういう曲を好き好んで演奏会に取り上げるオケもまた変態的だ.東大オケが40年も前に定期演奏会でやったとある変態曲の夢を後輩が見てしまったそうな.しかも,ワタクシが夢枕に立ったそうな.魑魅魍魎のごとき総譜を眺める昼下がり.オレンジ色は主旋律(Hauptstimme),黄色は副旋律(Nebenstimme),水色は打族の結界だ.総譜の全ページにわたって,主旋律と副旋律が複雑に絡み合い,ときどき巨大なハンマーがドカンドカンと乱入する.なぜこんな曲が演奏できたのかは今となってはもうわからない.この総譜の入手にとても手間取った記憶がある.関東ではぜんぜん手に入らなかったので,大阪音大の知り合いに頼んで,ササヤ書店でやっと見つけたといういわくつき.いずれにしても,アルバン・ベルクは超変態.それを演奏した某オケはド変態ということで,おあとがよろしいようで.

    ◆午後の外気温は21.0度まで上がっていて,北西風が吹き荒れている.日差しはあるものの,花粉がコワくて窓なんぞ開けたらタイヘンなことになりそう.

    ◆[蒐書日誌]二日間に及ぶ懸命の捜索の末に地層の最下部からやっと掘り出した:アルフレッド・W・クロスビー[西村秀一訳]『史上最悪のインフルエンザ:忘れられたパンデミック』(2004年1月16日刊行,みすず書房,東京, 420 + lv pp., 本体価格3,800円, ISBN:4-622-07081-2 → 目次版元ページ[新装版])※新装版もすでに品切れとのことだがいま重版しているらしい.

    ◆午後の┣┣" 撃ち —— TAXAメーリングリストの移転作業真っ最中.問題なさそうなので,このまま引っ越しできるね.

    ◆[蒐書日誌]千葉聡『進化のからくり:現代のダーウィンたちの物語』(2020年2月20日刊行,講談社[ブルーバックス・B2125],東京, 262 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-06-518721-0 → 目次版元ページ)読了.前評判通りの読後感.書評書きますね〜

    ◆今日の夕餉は菜の花パスタ.にんにくで香りづけしたEVオリーヴオイルで刻みベーコンを炒める.茹で上げたパスタを投入して,よく和えて,最後に下茹でした菜の花を混ぜればもうできあがり.簡単至極.にんにくとオリーヴオイルが味の決め手.

    「菜の花パスタ」【食材(1皿分)】パスタ(80g)・菜の花(好きなだけ)・にんにく(2片)・ベーコン(好きなだけ)・EVオリーヴオイル(大さじ2)【調味料】岩塩(適量).

    1. 菜の花はさっと下茹でして,ざく切りにする.
    2. フライパンを弱火にかけてオリーヴオイルを投入し,スライスしたにんにくでじっくり香り付けする.焦げないように要注意.
    3. 2 を中火に強め,細切れベーコンを投入して炒める.脂が出るまでじっくりと.
    4. パスタは時間通り茹でて,3 に投入し,しっかり絡めてから火を止める.
    5. 1 の菜の花を 4 のパスタに加えてざっくり混ぜ合わせ,塩で調味すればできあがり.

    レシピ → het dagelijkse keukenleven「菜の花パスタ」|クックパッド「菜の花パスタ」.

    ◆読了した『SS先史遺産研究所アーネンエルベ』が800ページ,書評を書いた『リクルートスーツの社会史』が550ページ,でもって,いま寝読みしている『オーケストラ:知りたかったことのすべて』が600ページ. “漬物石” をリフトアップする腕力だけはきっちり付いた気がする.

    ◆今日の最高気温は21.8度まで上がったが,明日はぐんと下がるとの予報.世相も天気も乱れ調子.

    ◇本日の総歩数=5,508歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.20kg(−0.30kg) / 29.1%(−0.5%)


    10 maart 2020(火)※霧雨に濡れる農林団地

    ◆午前5時半起床.雨上がりの曇り空.気温12.3度.北東風.霧雨が強まってきた観音台.午前8時の気温は13.1度.北東風.朝イチの BGM はメシアン〈主の降誕〉.たまにはパイプオルガンを.

    ◆午前の┣┣" 撃ち —— 分類学会連合のメーリングリスト移行についての事務連絡あれこれ.

    ◆ほぼ日の学校〈ダーウィンの贈りもの I〉でのワタクシのトーク:三中信宏「わけることとつなぐこと —— 進化の観点」(2019年6月27日)のオンライン・クラス映像動画が本日公開されました.なお,春期特典として今月末3月31日までは無料クーポンを申し込むことで,フリー視聴が可能とのこと.この機会にご利用を.

    ◆外は雨降りで湿っぽい.BGM は続きのメシアン〈彼方の閃光〉.第6曲目「七つのトランペットと七人の天使」のバスドラムがどこぞの応援団のぶちかましにしか聴こえない盛大さ.

    ◆午後の┣┣" 撃ち —— 田中里尚『リクルートスーツの社会史』(2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-7917-7206-3 → 目次版元ページ)の大評原稿ゲラ修正.

    ◆夕暮れ時を迎えて雨がまた本降りになってきた.午後5時の気温は15.9度という高さ.南南東の風がじっとり生暖かい.夕餉の用意の前に,ちょっとしたむしやしないタイム.今日は中津からあげ(鶏むね肉)に土佐ぬたをたっぷりトッピングするという暴挙に出た.啓蟄が過ぎると活動が高まる.そして,今宵の夕餉はこんな感じで,気分はもう帯屋町アーケードはたまた〈ひろめ市場〉か.

    ◆[欹耳袋]有賀薫 | note |「スープジャーでつくる「置き弁スープ」 5品」(2020年3月6日)※ワタクシもスープジャーを最近使い始めたので,シチューやスープやポタージュのレパートリーが有意に増えている.熱湯でしっかり予熱すれば4〜5時間はぜんぜん大丈夫.

    ◆明日は暖気が情け容赦なく押し寄せてくるとの予報.

    ◇本日の総歩数=3,800歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.50kg(+0.15kg) / 29.6%(+0.1%)


    9 maart 2020(月)※これはちと暖かすぎる

    ◆午前5時半起床.曇り空の観音台はぜんぜん寒くない.午前8時の気温は9.4度.すでに昨日の最高気温とほぼ同じ.北西の風.

    ◆[蒐書日誌]読売新聞「3月15日(日曜)朝刊で紹介する予定の本」(2020年3月8日)… ※ワタクシの大評担当本:田中里尚『リクルートスーツの社会史』(2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-7917-7206-3 → 目次版元ページ).就活シーズン開幕のいま,リクルートスーツがたどった服飾進化史とその文化淘汰圧を考察する.

    ◆午前の┣┣" 撃ち —— 「令和元年度農林水産研究情報総合センター利用報告(科学技術計算システム)」回答返信./_・) 。oO (行方不明本がまた一冊…….捜索はなお続く)

    ◆[蒐書日誌]Alessandro Minelli, Gherardo Ortalli, Glauco Sanga (eds.) 『Animal Names』(2005年刊行, Istituto Veneto di Scienze, Lettere ed Arti, Venezia, x+574 pp., ISBN:88-88143-38-6 → 目次版元ページ)※15年前の国際会議論文集.科学的分類と民俗的分類(folk taxonomy)との関係を動物の命名の観点から考える.

    ◆日差しが戻ってきた昼下がり.気温はぐんぐん上昇中.午後の最高気温は19.5度というぽかぽか陽気になった.しかし,「花粉の祭典」がコワすぎてとても外には出られない.

    ◆午後の┣┣" 撃ち —— とある外部資金審査が通ったとの連絡が地球の裏側のアデレードから届いた.善哉善哉.

    ◆春の日差しがさんさんと降り注いだ午後は最高気温が19.5度まで上がり,コートはもちろん長袖すら場違いな暖かさになった.今宵は冷凍庫を専有していた過去のカレーソースたちを総動員して “多系統カレー” を仕立て上げ,生活クラブの豚ロースの揚げたてとんかつとともに無敵のカツカレーが登場.カレーソースが “単系統” ではないので,ポトフやチリコンカーンやハヤシライスやミネストローネなどの食材が渾然一体.

    右側に小さく見える緑色のは抹茶とちごて,実はいちばん手間がかかった「クレソンのポタージュ」やで.ちょうど今の時期がクレソンの旬なので,新鮮な生クレソンがとてもお安く出回っている.

    「クレソンのポタージュ」【食材】クレソン(2袋※100g相当)・玉ねぎ(1/2個)・じゃがいも(中1個)・有塩バター(大さじ1)・牛乳(300cc)【調味料】コンソメ(小さじ1)・塩(ひとつまみ).

    1. じゃがいもは皮をむいて薄切りにしたのち水にさらす.その後,電子レンジで柔らかくなるまで加熱する.
    2. フライパンを中火で熱し,バターとともに薄切りの玉ねぎをじっくり炒める.焦がさないよう注意して飴色になるまで炒める.
    3. 根を取ったクレソンはざく切りに.茎の部分は細かく刻む.
    4. ミキサーに 1 のじゃがいも,2 の玉ねぎ,3 のクレソンを投入し,水100ccを加えてしっかり撹拌する.
    5. 4 を鍋に移して,牛乳を加えて弱火で加熱.コンソメと塩で調味してできあがり.

    レシピ → het dagelijkse keukenleven「クレソンのポタージュ」|クックパッド「クレソンのポタージュ」.クレソンの代わりに,ほうれん草やケールなどの緑色野菜でも同様のレシピでつくれるようだ.

    ◆明日は雨になるとの予報.

    ◇本日の総歩数=3,641歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.35kg(+1.25kg) / 29.5%(−0.7%)


    8 maart 2020(日)※春雨降っても花粉飛散

    ◆午前7時前のろのろ起床.雨上がりの曇り空.気温5.1度.北北西の風.

    ◆[蒐書日誌]読売新聞大評が掲載されました:三中信宏「確からしさとは何か? —— 確率と哲学 ティモシー・チルダーズ著」(2020年3月8日) … ※書評本:ティモシー・チルダーズ[宮部賢志監訳|芦屋雄高訳]『確率と哲学』(2020年1月30日刊行,九夏社,東京, 325 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-909240-03-3 → 目次版元ページ).

    ◆うすら寒い昼下がりの渓流そば@〈あん庵〉.

    ◆[蒐書日誌]ここのところの寝読み本:小川功『昭和四十一年日本一周最果て鉄道旅』(2019年12月10日刊行,笠間書院,東京, viii+259 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-305-70898-4 → 目次版元ページ)をやっと読了.予想通り高濃度の “鉄分” だった.第一部「昭和最果て巡礼記」(pp. 11-151)に描かれているローカル線風景が心に染み入る.それだけに,第二部「巡礼から五十年。最果ての鉄路は今……」(pp. 153-224)に綴られている “地方消滅” の経緯は諸行無常とはいえ言うべき言葉がもうない.ワタクシが学部生の頃に道北から道東にかけて一人旅したときに乗った羽幌線・天北線・渚滑線・興浜北線・興浜南線・湧網線はもうない.

    ◆終日パッとしない空模様だった.最高気温は10.0度と,これまたメリハリのない寒暖.せめて夜は春らしく「春小蕪のすり流し」をつくってみた.稲葉酒造〈すてら〉純米大吟醸の酒粕と生活クラブの低温殺菌牛乳を添加.最後に彩りと香り付けとしてネパール山椒をトッピング.

    「春小蕪のすり流し」【食材】小蕪(小5個[300gほど])・酒粕(大さじ1)・低温殺菌牛乳(100cc)【調味料】昆布だし(600cc)・みりん(大さじ2)・薄口醤油(小さじ1)・塩(小さじ1)・白味噌(大さじ1)・ネパール山椒(少々).

    1. 小蕪は皮付きのまま輪切りにする.
    2. 鍋に昆布だしとみりんを入れ,1 の小蕪とともに中火で20分ほど柔らかくなるまで炊いて,小蕪と煮汁を分ける.
    3. 2 の小蕪を酒粕と白味噌とともにミキサーで撹拌する.
    4. 3 を鍋に戻し,2 の煮汁を加えながら,適度の濃さになるまでのばす.
    5. 低温殺菌牛乳を加え,弱火で加熱しながら,薄口醤油と塩で調味する.
    6. ネパール山椒をトッピングしてできあがり.

    —— そして “お水” は〈福小町・角右衛門〉特別純米・直汲み生原酒.

    レシピ → het dagelijkse keukenleven「春小蕪のすり流し」|クックパッド「春小蕪のすり流し」.

    ◆忙しいのかヒマなのか判然としない日々がなお続く.

    ◇本日の総歩数=947歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 84.10kg(−0.70kg) / 30.2%(+0.7%)


    7 maart 2020(土)※天気はしだいに下り坂

    ◆午前6時半のろのろ起床.曇り.気温4.5度.北東の風.

    ◆[蒐書日誌]『ビールの自然誌』書評出ました:森枝卓士「博覧強記、完璧な一冊 —— 文化史からその技術,ビールの系統まで」週刊読書人3330号(2020年3月6日掲載|3月7日公開)※ありがたやありがたや.

    ◆葉にんにくがまだ残っていたので,「土佐ぬた」づくり第二弾.今回はすり鉢ハードワークののち,とどめのフードプロセッサー投入により,初回よりも粒度がさらに細かくなった.調味料:白味噌(大2)・みりん(大1)・純米酢(大1)・白砂糖(大1)・獅子柚子ジャム(大1).

    ◆[蒐書日誌]田中里尚『リクルートスーツの社会史』(2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-7917-7206-3 → 目次版元ページ)の大評原稿を大手町にメール送信だん.書評原稿を書き上げてから4ヶ月ほど経過したので,就活シーズン開始に合わせて冒頭部分を修正した.3月15日(日)紙面掲載予定.

    ◆午後になっても日差しは戻らず,冷たい東風が吹きつけるあいにくの空模様のまま.午後2時の気温は8.5度.近所のスーパーにお水を貰いに行ったら,ついでによけいな “お水” をぶら下げて帰ることになった.〈福小町・角右衛門〉特別純米・直汲み生原酒.一升瓶が春めいている.

    ◆小人閑居してザッハトルテ.夕暮れ時のむしやしない.

    ◆[欹耳袋]日本経済新聞「フリー音楽家ら、6割超が10万円以上減収 新型コロナ —— NPOが1000人超に調査」(2020年3月7日)※別々のところで音楽関係者から収入半減という話を聞いた.

    ◆夜,雨が降り出した.

    ◇本日の総歩数=3,750歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 84.80kg(−0.40kg) / 29.5%(+0.2%)


    6 maart 2020(金)※啓蟄過ぎてもぞもぞと

    ◆午前5時前起床.晴れ.気温4.5度.西風強め.朝餉は昨夜の残りのおつくりを “漬け丼” にして,土佐ぬたをたっぷりトッピングした.朝日がまぶしい観音台に乾いて冷たい西風が吹きつける.午前8時の気温は7.3度.

    ◆[欹耳袋]統計はなしあれこれ —— AFPBB News「ミヤマオウムに確率を理解する能力、統計データで意思決定 研究」(2020年3月4日) ※ミヤマオウムが相対頻度確率を踏まえた domain-general な統計的推論能力をもつと主張する論文.元論文:Bastos, A. P. M. and Taylor, A. H. Kea show three signatures of domain-general statistical inference. Nat Commun 11, 828 (2020). /Colin B. Begg | In Defense of P-Values | JNCI Cancer Spectrum, pkaa012 | 26 February 2020 ※「Statistical testing, used correctly, has an important and valuable place in the scientific tradition」—— しごくまっとうな意見だとワタクシは思う./豊田秀樹『瀕死の統計学を救え! :有意性検定から「仮説が正しい確率」へ』(2020年3月刊行予定,朝倉書店,東京, 本体価格1,800円, ISBN:978-4-254-12255-8 → 版元ページ)※ _・) 。oO (瀕死なんだぁ〜)

    ◆[蒐書日誌]先日の大手町漁港での水揚げリストは以下の通り.

    1. デイヴィッド・クォメン[的場知之訳]『生命の〈系統樹〉はからみあう:ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史』(2020年2月29日刊行,作品社,東京, 8 plates + 376 + 60 pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-86182-796-9 → 版元ページ)※狙い通りの一本釣り.系統ネットワーク本,読むん〜

    2. 尾上哲治『ダイナソー・ブルース:恐竜絶滅の謎と科学者たちの戦い』(2020年2月28日刊行,閑人堂,東京, 293 + 17 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-910149-00-4 → 版元ページ)※はじめて見る版元だ(「ひまじんどう」と読んでしまってスンマヘン).

    3. 古川不可知『「シェルパ」と道の人類学』(2020年2月27日刊行,亜紀書房,東京, 336+ xxviii pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-7505-1634-9 → 版元ページ)※ヒマラヤ山脈に生きるシェルパの「道」をめぐる文化人類学本.大阪大学博士論文の書籍化.ティム・インゴルドに惹かれまして.

    4. イングリット・フォン・エールハーフェン,ティム・テイト[黒木章人訳]『わたしはナチスに盗まれた子ども:隠蔽された〈レーベンスボルン〉計画』(2020年2月27日刊行,原書房,東京, 8 color plates + 294 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-562-05730-6 → 版元ページ)※「生命の泉(Lebensborn)」計画はアーネンエルベの一角をなす純粋アーリア人育種事業.

    5. 鎌田東二『南方熊楠と宮沢賢治:日本的スピリチュアリティの系譜』(2020年2月14日刊行,平凡社[平凡社新書・933],東京, 299 pp., 本体価格980円, ISBN:978-4-582-85933-1 → 版元ページ)※「ふたりのM・K」というのはとってもキャッチー.

    6. 戸田山和久『教養の書』(2020年2月29日刊行,筑摩書房,東京, 414 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-480-84320-3 → 版元ページ)※別途ご恵贈ありがとうございました.アナザー “赤の書” ではないんですね.

    7. チャールズ・グレーバー[河本宏監修/中里京子訳]『がん免疫療法の突破口』(2020年3月15日刊行,早川書房,東京, 8 color plates + 388 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-15-209920-4 → 版元ページ)※これもいただきもの.ありがとうございます.

    8. 池上俊一『ヨーロッパ中世の想像界』(2020年2月28日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, viii + 790 + 158 pp., 本体価格9,000円, ISBN:978-4-8158-0979-9 → 版元ページ)※ほぼ千ページもあるので,落ちてきても大丈夫なように,他の “池上ストーンヘンジ” の一角に安置しました.

    9. 上野敏彦『福島で酒をつくりたい:「磐城壽」復活の軌跡』(2020年2月14日刊行,平凡社[平凡社新書・934],東京, 286 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-582-85934-8 → 版元ページ)※手練の日本酒ライターによる蔵元復活物語.〈磐城壽〉,んまいです〜

    10. 斉藤章佳『しくじらない飲み方:酒に逃げずに生きるには』(2020年3月10日刊行,集英社,東京, 220 pp., 本体価格1,300円, ISBN:978-4-08-788033-5 → 版元ページ)※ひょっとしてワタクシにとっての “座右の書” にしないといけないのかもしれないが……

    ◆今宵の夕餉は春っぽく菜の花の土佐ぬた和えと粕汁,そして “常備水” の〈風の森〉純米しぼり華・秋津穂65の残り.

    ◆明日からの週末は天気は下り坂になるとの予報.

    ◇本日の総歩数=4,068歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.20kg(−0.10kg) / 29.3%(−0.5%)


    5 maart 2020(木)※北風に負けずぬた作り

    ◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温6.8度.西風.曇りときどき雨粒が落ちる観音台の朝.午前8時の気温は7.2度.昨日から湿っぽすぎるので,ぱあ〜っと明るい BGM にしないと.よし,ここはやっぱりクセナキスしかないな(何でやねん).

    ◆午前の┣┣" 撃ち —— 来月予定していた日本生物地理学会第75回大会シンポジウム〈南極の生物地理学:南極観測隊員が見た極地に生きる動植物〉の開催について関係者に開催中止の連絡./昨年のほぼ日の学校〈ダーウィンの贈りもの I〉でのワタクシのトーク:三中信宏「わけることとつなぐこと —— 進化の観点」の映像動画が仕上がったとのことで,15分版と120分版の巨大なmp4ファイルが着弾した.

    ◆北風がごうごうと吹きすさぶ昼休み.青空が広がり正午の気温は11.8度とまあまあだが,風速は8m,瞬間では18mもあるので,徘徊はもちろん中止.

    ◆大手町漁港から鮮魚トロ箱がつい先ほど着便.お仕事的にはクォメンの系統ネットワーク本はマスト.池上さんの “巨大ストーンヘンジ” はすでに居室に屹立しているがもう1冊増えた.小さな “赤の本” はちょっとコワいな.ワタクシ的には〈磐城壽〉物語をすぐ読みたい.吾妻ひでお酒本も.

    ◆[蒐書日誌]Melinda Baldwin『Making Nature: The History of a Scientific Journal』(2015年8月刊行, The University of Chicago Press, Chicago, viii+309 pp., ISBN:978-0-226-26145-4 [hbk] / ISBN:978-0-226-26159-1 [e-book] → 目次版元ページ)※第3章まで読了.19世紀のイギリスでは「men of science」がもつべき資質について論争が絶えなかった.Nature 誌上でも科学者と一般読者とのせめぎあいが19世紀末まで続いた.

    ◆容赦なく北風が窓を揺らす夕方の厨房.茨城産の葉にんにくは必死のパッチですり鉢と格闘した末,みごと「土佐ぬた」に大変身した.夕餉の食卓ではカツオのたたきやハマチのおつくりとバツグンの相性だった.そして “お水” は〈土佐金蔵〉の特別純米・生を抜栓.

    「土佐ぬた」【食材】葉にんにく(2把)【調味料】白味噌(大さじ2)・米酢(大さじ1)・砂糖(大さじ1)・みりん(大さじ1)・かぼすジャム(小さじ1)・すだち(1個).

    1. 葉にんにくはみじん切りにして,すり鉢で20分ほどごりごり擦る.
    2. 粘りが出てきたら,白味噌・米酢・砂糖・みりんを加えてさらにごりごり擦る.
    3. 最後にかぼすジャムと絞ったすだちを混ぜればできあがり.柑橘としてはゆずを加えるのが “正道” らしい.

    葉にんにくはもっぱら高知県内で出回る野菜らしい.関東では稀少な出会いだったので備忘メモとしてレシピを残す → het dagelijkse keukenleven「土佐ぬた」|クックパッド「土佐ぬた」.

    ◆[蒐書日誌]田村光平『文化進化の数理』(2020年4月刊行予定,森北出版,東京, 本体価格3,600円, ISBN:978-4-627-06271-9 → 近刊検索デルタ)※文化進化学の伝統的な集団遺伝学的数理モデルにはじまり,文化系統学の解析手法,そして幾何学的形態測定学を用いた最新の研究までカバーする.

    ◆季節は啓蟄.ナゴヤ出張も吹き飛んだことだから,そろそろもぞもぞと動き出さないといけないな.

    ◇本日の総歩数=3,280歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.30kg(−0.25kg) / 29.8%(+0.5%)


    4 maart 2020(水)※雨がひんやり降り続く

    ◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温7.9度.北東風.どんよりした曇り空が広がる観音台は冷え冷えとしている.いつ雨が降り出すかわからない.午前8時の気温は8.9度.

    ◆[欹耳袋]Times Higer Education | UCL to begin process of renaming buildings named after eugenicists | 28 February 2020 ※UCLが過去の優生学にからんでフランシス・ゴルトンやカール・ピアソンの名前が付いた建物をリネームする動きとそれに対する反対論.

    ◆午前の┣┣" 撃ち —— 欠席予定の学会理事会に提出する配布資料の検討あれやこれや.

    ◆しとしと雨の昼休みは引きこもり.本棚の上から吾妻ひでお『失踪日記』がにやにや見下ろしているが,そんなのは見ないふりして:クリスチャン・メルラン[藤本優子・山田浩之訳]『オーケストラ:知りたかったことのすべて』(2020年2月17日刊行,みすず書房,東京, vi+541+55 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-622-08877-6 → 版元ページ)を読み進む.第3章「楽団員になるには」から第4章「社会学」はオーケストラという社会的に見れは典型的な peripheral isolate のなかでのさまざまな動態の観察記録.その文脈の中で第5章「オーケストラの女性たち」に書かれている extraordinary sex-ratio だのハラスメント案件が発生する.続く第6章「生涯の道筋」はオーケストラ団員のたどる人生行路についてのスリルと味わいのある逸話の数々.あるオケ人は著名な昆虫分類学者だったり,医者だったり,美術コレクターだったりする.もっと波乱に満ちた人生をたどり,オーケストラに加わった事例もあまたある.

    第 I 部最後の第7章「歯車が止まるとき」はコワい話の連続だ.舞台袖で〈幻想交響曲〉の鐘を叩こうとした打楽器奏者がホール管理人に追い出され,ヴォルフガング・サヴァリッシュが “無音” のまま指揮棒を振ったとか,輸送トラックのストライキでマーラー7番用の楽器がホールに届かなかったとか.長丁場のオペラでは「あるある」なことだが,出番のない幕でピットから退出していた打楽器奏者が出番を忘れてしまい,直前にあわててすでに曲が始まった “暗黒” のピットに飛び込んだら,ケーブルやら何やらをすべてなぎ倒して転がったという笑えない事件も.コワすぎてもうダメかも…….ワタクシもかつて東大オケのサマコンで各地を回ったとき,メイン曲が終わって他の打族と控室でずるずるにくつろいでいたら,ホール中継TVからワタクシたちが乗るはずの三石精一さん指揮のアンコール曲が聞こえてきて,真っ青になって演奏真っ最中のホールにだだっと飛び込んだ “黒歴史” がある.

    —— そんなこんなで第 I 部のエンディング:「オーケストラはトラブルの宝庫であるとともに,奇跡の宝庫である」(p. 177)—— そんなきれいごとではすまんぞぉ(震).

    ◆地場野菜のコーナーで県内産の「葉にんにく」なる食材があったのでゲット.初めての葉菜だったが「卵とじ」がうまいらしい.で,つくってみたのがこれ.出来は…… “再履修” かなあ.ふれっしゅなにんにくの “木” をごりごりかじったという食感.葉にんにくがパワフルすぎて……というか太すぎない?これ.深谷ねぎくらいのぶっとさなんだけど.別種? どー見ても太ねぎにしか…….ニラ風だったらイメージに合うのだが.

    ◆[欹耳袋]Togetter -「干しイチジクとクルミのソーダブレッド」※ソーダブレッドにはアイリッシュ・シチューをぜひ合わせたい.

    ◆[蒐書日誌]明日発売の小倉ヒラク『発酵する日本』の通知メールが届いた.うっかり “合言葉” を忘れたりしたら ABC から帰してもらえないのだろーか(コワすぎる).

    ◆カレンダーが急に “白く” なっても気ぜわしいというのはほんとうのヒマではない.

    ◇本日の総歩数=3,518歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.55kg(+0.45kg) / 29.3%(−1.0%)


    3 maart 2020(火)※ひな祭りの大手町の港

    ◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温2.4度.西風.おだやかな青空はひな祭りにふさわしい.しかし,観音台の遠景が黄色くかすんでいるのは邪悪なる〈花粉の祭典〉の証.今日もできることなら密閉された研究室内にずっと引きこもっていたい.午前8時の気温は7.1度と早くも上がる気満々.

    ◆[欹耳袋]Buenos Aires Times | Renowned scientist and philosopher Mario Bunge dies at 100 | 25 February 2020.

    ◆[蒐書日誌]花粉の祭典から逃れるしかない昼休み:志村真幸『南方熊楠のロンドン:国際学術雑誌と近代科学の進歩』(2020年2月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, viii+280+6 pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-7664-2650-2 → 版元ページ)の第 I 部「『ネイチャー』――近代科学を支えた雑誌という装置」を快調に読み進んでいるところ.『ネイチャー』という雑誌の伝記はすでにある:Melinda Baldwin『Making Nature: The History of a Scientific Journal』(2015年8月刊行, The University of Chicago Press, Chicago, viii+309 pp., ISBN:978-0-226-26145-4 [hbk] / ISBN:978-0-226-26159-1 [e-book] → 目次版元ページ).この本によると,1869年の創刊早々早くも一般向け科学雑誌から専門科学誌への移行が始まっていたという(半世紀に及ぶ編集長ノーマン・ロッキャーの意向に反して).

    ◆[欹耳袋]オンライン学会大会 —— 信州大学教育学部>次世代型学び研究開発センター「学会全国大会のオンラインでの試行開催の運用メモ」(2020年3月1日)※テレビ会議システム「zoom」を用いた日本教育工学会2020年春季全国大会のオンライン開催報告./朝日新聞デジタル「オンラインの学会、これで濃厚接触なし 新型肺炎で開催」(2020年3月2日)※「課題は、数百人規模のオンライン会議が技術的に可能かどうかだった」「初日の2日は全体会合や10の分科会をオンラインで開催、約300人が自宅などから参加した」.

    ◆夕暮れの大手町.花粉が飛び散り,読書委員は全員マスク姿のただならぬ読書委員会.とりあえず地引網を引くいつものお仕事.地下街の呑み屋も夜は閑散としているらしい.とことん呑まなアカンがな.

    ◇本日の総歩数=6,388歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.10kg(+0.20kg) / 30.3%(+0.9%)


    2 maart 2020(月)※雨に濡れる観音台の朝

    ◆午前5時過ぎ起床.雨.気温6.7度.北東風.雨上がりの観音台は灰色の雲が広がっている.午前8時の気温は6.2度.今日は終日ひんやりするとの予報.

    ◆[蒐書日誌]読売新聞大評が本日公開されました:三中信宏「現代生態学の〝戦記〟— 利己的遺伝子の小革命 岸由二著 八坂書房」(2020年2月23日掲載|2020年3月2日公開)※書評本:岸由二『利己的遺伝子の小革命:1970-90年代 日本生態学事情』(2019年11月18日刊行,八坂書房,東京, 278 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-89694-174-6 → 目次版元ページ).

    ◆[欹耳袋]重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)「収集メモ(随時更新予定):科学と哲学の「対立」と「協働」にまつわる文献・リンク」(2020年3月2日)※「科学と(科学)哲学の対話」「科学史からの視点」「物理学者(や他の分野の科学者)が語る、哲学についての所見」./重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)「視聴メモ:「科学と科学哲学――はたして科学に哲学は必要なのか?」…必要、ただし困ったときだけ(?)」(2020年2月24日) ※昨年2月に行われた伊勢田哲治×三中信宏[山本貴光司会]@ゲンロンカフェのメモ.

    ◆午後の┣┣" 撃ち —— 千里山にある某大学の今年の「国語」入試にワタクシの『系統樹思考の世界』が出題されたとの連絡あり.著作権申請書類とともにその入試問題が添付されていた.問題文が長文で6ページ,設問が選択・記述合わせて9ページもある.なんだか難しくて解ける気がしないんですけど…….

    ◆[蒐書日誌]ミヒャエル・H・カーター[森貴史監訳|北原博・溝井裕一・横道誠・舩津景子・福永耕人訳]『SS先史遺産研究所アーネンエルベ:ナチスのアーリア帝国構想と狂気の学術』(2020年2月29日刊行,ヒカルランド,東京, 797 pp., 本体価格9,000円, ISBN:978-4-86471-827-1 → 版元ページ)の第7章まで読了.やっと400ページまで進んだがまだ半分…….研究機関としてのアーネンエルベがなぜ戦時中ずっと迷走したのか:「この謎解きの答えはふたたび,ハインリヒ・ヒムラーの人格の中にある.ヒムラーはすでに1937年には確固とした目的もなく研究任務を衝動的に委託していたが,戦争勃発後にもそのことから何も学んではいなかった.学術と空想に関しては,空想を好み,観念世界を無限に好むヒムラーの傾向は,客観性と規律を求める衝動よりも依然として強かった.非現実的な根拠のほうが,現実的な根拠を無視してはるかにまさっていた.…冷静な慎重さをヒムラーは評価しなかった…彼には抽象化の才能が欠けていた」(p. 382)

    ◆日中の最高気温は7度台というひんやりした一日だった.しかし,ちゃんとしたオトナならそれを口実に夕暮れ時にいちごタルトをつまみ食いしてはいけませんよ.

    ◇本日の総歩数=3,888歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 84.90kg(−0.70kg) / 29.4%(−0.7%)


    1 maart 2020(日)※真っ白な予定カレンダー

    ◆午前5時半起床.晴れ.気温4.3度.北西風.月例アナウンスを各メーリングリストに送信.お昼前には観音台へ潜入.

    ◆[蒐書日誌]読売新聞「3月8日(日曜)朝刊で紹介する予定の本」(2020年3月1日) … ※ワタクシの大評担当本:ティモシー・チルダーズ[宮部賢志監訳|芦屋雄高訳]『確率と哲学』(2020年1月30日刊行,九夏社,東京, 325 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-909240-03-3 → 目次版元ページ)※確率の基礎概念を突き詰める科学哲学の姿.大評原稿をさらに修正して大手町にメール送信した.

    ◆世の中では払底しているらしいけど, “紙の備蓄” やったら研究室になんぼでもあるけどなあ.

    ◆[蒐書日誌]加藤政洋『酒場の京都学』(2020年1月30日刊行,ミネルヴァ書房,京都, xiv+232+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-08802-7 → 版元ページ)の大評原稿が完成した.さすがにこーいう本だと書評がするする書けてしまう〜 コワい〜

    ◆夜,ひさしぶりに鶏手羽元を炊いたので〈日置桜〉生酛強力の燗酒を用意した.圧力鍋を使えばあっという間に充実した主菜になるのでとても便利な一品.しかし,〈日置桜〉だけでは足りなくなったので〈玉川〉の雑酒という最終兵器の飛び切り燗も弾薬庫から出した.アルコール度数23度にはブルーチーズで対抗する.

    ◆[蒐書日誌]デイヴィッド・クォメン[的場知之訳]『生命の〈系統樹〉はからみあう:ゲノムに刻まれたまったく新しい進化史』(2020年2月29日刊行,作品社,東京, 本体価格3,600円, ISBN:978-4-86182-796-9 → 版元ページ)※系統樹ではなく系統ネットワークから見える生物進化の新たな姿.次回の大手町漁港で釣り上がるかな.元本:David Quammen『The Tangled Tree: A Radical New History of Life』(2018年8月刊行, Simon & Schuster, New York, xvi+461 pp., ISBN:978-1-4767-7662-0 [hbk] → 目次版元ページ).

    ◆いろいろなイベントがすべて白紙に戻ってしまったので,今月はカレンダー上は “のびのび” できる(はず).

    ◇本日の総歩数=4,017歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.60kg(+0.70kg) / 30.1%(+0.4%)


    --- het eind van dagboek ---