← Home
← oude dagboeken
◆午前7時半起床．快晴の大晦日．気温は氷点下4.1度のきびしい冷え込み．朝イチの厨房仕事は黒豆の炊きはじめ．薄口醤油と純米酒を加えてひと煮立ちさせ，火を止めてアクをすくう．その後，まだ氷点下のベランダに出して冷却する．加熱と冷却の繰り返しが基本．
◆朝からずっと黒豆のお世話をしている．途中，いきなり「くわい」が乱入してしまい脱力中．くわいは味ない割りには手間だけかかる偏屈な食材でどうしようもない（くわいファンにはすまんけど）．そんなじゃまが入っても黒豆さんは午後の炊き込みが進行中．忙しすぎる大晦日．
◆［蒐書日誌］三中信宏「『月刊みすず』「読書アンケート」セレクション5冊に続く10冊（2022年）」（2022年12月31日）※列挙すると：桑木野幸司『ルネサンス：情報革命の時代』／笹原宏之『漢字ハカセ、研究者になる』／牟田都子『文にあたる』／丸山宗利『[カラー版] 昆虫学者、奇跡の図鑑を作る』／島野智之 『幻のシロン・チーズを探せ：熟成でダニが活躍するチーズ工房』／加藤政洋・河角直美『おいしい京都学：料理屋文化の歴史地理』／洪愛珠［新井一二三訳］『オールド台湾食卓記：祖母、母、私の行きつけの店』／芦原伸『北海道廃線紀行：草原の記憶をたどって』／松本修『言葉の周圏分布考』／村上もとか『JIN—仁—（全20巻）』——以上．
◆夕方になってやっと厨房作業にゴールが見えてきた．年越しそばを食べれば睡魔が降臨する．
◆午後11時，早くも除夜の鐘が響いてきた．今から4年前の2018年3月に定年になったとき，これからはちょっとはラクになるかと思ったら，ぜんぜんそんなことはなく，出退勤タイムカードに “管理” される日々が今も続いている．今度の年度末でやっとそういう日々から完全解放されることが確定している．いろいろと仕事がやってくることは間違いないだろうが，毎日の縛りがなくなることはよしとしよう．長い道のりだった．
◇本日の総歩数＝2,193歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 84.90kg（−0.20kg） ／ 30.6％（−0.6％）
◆午前8時前のろのろ起床．晴れ．気温は氷点下0.4度．南風．
◆【肉】昨日のうちに下味を付けて冷蔵安置したローストビーフ用牛肉を室温に戻す儀式．少なくとも半日は暖かい室内に放置して，お肉の中心部分まで常温に戻す．冷蔵庫から出してすぐ焼くのは最兇の “生焼けフシアワセ” をもたらすのでくれぐれも用心すること．肉用温度計（ミートサーモ）の出番だ．
◆［蒐書日誌］三中信宏「『月刊みすず』「読書アンケート」用セレクション5冊（2022年）」（2022年12月29日）※今年は『ロック・ファミリー・ツリー』『Index, A History of the: A Bookish Adventure』『津田梅子：科学への道、大学の夢』『熱海温泉誌』『天使突抜おぼえ帖』の5冊を選んだ．
◆【豆】正月用の黒豆の浸水開始．丹波黒豆200gと上白糖200gを1Lの水とともにいつもの鉄製フライパンに入れて一晩浸水する．黒豆に火を見せるのは明朝から．ゆっくりしっかり吸水してくださいませませ．
◆【肉】朝，冷蔵庫から取り出して室内放置している牛肉の温度測定．今の室温が19度で，肉の内部温度が17度なので，もう少しこのまま放置し続ける．夜にはローストに入れるだろう．
◆【芋】年の瀬の慌ただしさのなか，今宵の〈みなか食堂〉は里芋の「いも串」をご用意しました．里芋は皮付きのまま半時間蒸し上げて，熱々のうちに皮を剥いてから串（割り箸）に刺します．250度設定のオーブントースターで半時間焼けば焦げ目が付きます．柚子味噌を塗って粉山椒を振ってどうぞ．
◆【肉】ローストビーフの火入れ開始．これからが長い．／ローストビーフの焼き上がり．オーブンの温度設定は150度．とりあえず25分ローストしたところ，細めの形状の600g×2本の内部温度はそれぞれ48度と49度でミディアムレアの仕上がり．しかし，同じ600gサイズでも形状が太めの1本は39度だったので，さらに5分間150度でローストしたら，やっと43度のレアの焼き上がりになった．今年も失敗せずに焼けたのでよしとしよう．／3本ともアルミホイルにくるんでベランダで空冷してから，いったん冷凍保存する．／冷凍庫に入室する直前のお姿はこんな感じ．ごゆっくりお休みください．
◆まもなく大晦日なので今日はもう寝るが，明日は朝から黒豆を炊くというもう一つの大仕事が待っている．
◇本日の総歩数＝4,345歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.10kg（−0.05kg） ／ 31.2％（＋0.7％）
◆午前8時前のろのろ起床．快晴．午前7時半の気温は氷点下1.1度．南南西の微風．
◆穏やかな日和の年の瀬．さて，昨日の書評原稿の推敲をやろうとしたら，「そんなことより正月用ローストビーフの準備しなアカンやろ」と “天の声” が聞こえ，天罰が下される前に厨房へ直行．今年は計2kg弱のお肉のカタマリ．三つのうち一つだけサシの入り方が上等．どうもありがとうございます（＞マルゲンミートさん）．
牛肉にたっぷり塩胡椒をすりこんでから，いつも緊張する “緊縛” のステージへ．タコ糸で緩みなくきっちり緊縛して，ここまでは首尾よし．例年通り和風の下味を付けた牛さんたちは，ふたたびおとなしく冷蔵庫へと帰っていった．明日きっちり室温に戻してからローストの儀式を挙行することになる．
—— クリスマスイヴは鶏さんを縛り，年末の今日は牛さんを縛り，次は何を縛ればいいだろうのか？
◆〈みなか食堂〉本日の賄い飯は明太子パスタ．氷温室にいつからか安眠していた明太子の残りを叩き起こして動員した．冷蔵庫内も新年に向けていろいろ食い尽くさないといけない．
◆［欹耳袋］Togetter -「Data Visualization Japan Meetup 2022のつぶやきまとめ」．
◆歳末の┣┣" 撃ち —— 書評原稿は推敲の上「3,546字」になった．これでいいかな．／ということで，みすず書房に書評原稿をメール送信完了．よろしくお願いいたします．
◇本日の総歩数＝0歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.15kg（＋0.10kg） ／ 30.5％（0.0％）
◆午前５時半起床．曇り．気温は氷点下1.6度．北西の風．
◆午前の┣┣" 撃ち —— 仕事納めの観音台は曇りところどころ青空．午前９時の気温は2.5度．西北西の風．駐車場がガラガラなのは，もう年末年始休暇に突入している人が多いことの証だろう．ワタクシは……まだ納まらないのだった．げんこう〜げんこう〜
◆昼餉は仕事納めのわっぱ飯．正午の気温は10.3度．柔らかな南風が吹き込み，日差しも暖かな昼休みは年の瀬らしくない．ロングコース徘徊一回り．次にこの道を歩くのは年明けになる．
◆［蒐書日誌］仕事納めのいただきもの新刊２冊 ——
—— 以上，ご恵贈ありがとうございました．
◆午後の┣┣" 撃ち —— 「読書アンケート」の原稿は3,411字書けたけど，推敲が超必要．
◆午後は〈Data Visualization Japan meetup2022〉の二日目——
◇本日の総歩数＝8,346歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.05kg（＋0.45kg） ／ 30.5％（−0.3％）
◆午前5時半起床．快晴．気温は氷点下3.7度．西北西の風．
◆今朝の〈みなか食堂〉は，先日〈ラ・スタッラ〉でいただいたホウボウを煮詰めたソースをベースに，刻んだフェンネルの若葉を投入し，茹でたカザレッチェと和えた一品にしました．ごちそうさまでした．
◆年内最後のオンラインお座敷 ——
◆明日，みすず書房「読書アンケート」原稿が書き上げられれば，年内のお仕事は無事に “納まる” ことになる（はず）．
◇本日の総歩数＝1,921歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 84.60kg（−0.05kg） ／ 30.8％（−0.1％）
◆午前5時過ぎ起床．晴れ．気温は氷点下2.0度．西北西の風．
◆クリスマス明けの観音台は雲ひとつない冬晴れの青空．今朝の最低気温は氷点下3.4度まで下がり，ぴりぴりと冷え込んでいる．居室温度も12度で，さすがに足元暖房をしないとつらい．午前8時の気温は0.4度．昨日ほど暖かくはならないとの予報．
◆午前の┣┣" 撃ち —— 『統計思考の世界』重版の正誤メモを書き込んだ初版を榎戸の黒猫に頼んで都内へ発送完了．明日には市谷左内町に届くとのこと．
◆正午の気温は8.1度．寒風吹きすさぶ昼休み．あえてロングコース徘徊へ．これはもう寒中修行みたいなもんやな．
◆午後の┣┣" 撃ち —— 明日の “紙芝居” もいちおう150枚ほど用意したけど，100枚くらいまで削らんとあきまへんな．
◇本日の総歩数＝8,353歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 84.65kg（＋0.25kg） ／ 30.9％（＋0.6％）
◆クリスマスの朝は午前7時半にのろり起床．快晴．〈みなか食堂〉の決まりごととして，朝餉はローストチキンの「スピンオフ雑炊」．昨夜のローストチキンの残り（ホネや肉や詰め物）を圧力鍋で半時間加熱．土鍋に移し，これまた残り物のクレソンとトマトを投入，最後に冷やご飯を入れて煮込む．
◆今日はひさしぶりに日中の最高気温が12.1度まで上がったが，北風が強かったせいで体感的には寒かった．並木〈マルゲンミート〉に予約しておいたローストビーフ用の牛肉（計2kg弱）を受け取り，越年用の食材とする（下準備は明日以降）．米の飯よりも肉を食いまくっている気がする．
◆ランチは茎崎〈Il Senso〉へ．まずは前菜4種から．蟹のクリームニョッキ．そして，メインの最初は鯛のソテーをサフランソースで．続く肉のメインは骨付きラムのソテーのマデイラソース．
◆明日からは年内残務処理が押し寄せている．しかし，ここで “避難” するという選択肢はない．
◇本日の総歩数＝852歩｜0回． 朝◯｜昼△｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 84.40kg（−0.30kg） ／ 30.3％（＋0.1％）
◆午前7時のろのろ起床．快晴．気温は氷点下4.3度．北西の風．体温は37.3度の微熱．ふつうの人並みにワクチンを打てば熱が出る．
◆［欹耳袋］今年最後のお座敷——データ可視化ショーケースイベント〈Data Visualization Japan Meetup 2022〉【開催日時】2022年12月27日（水）〜28日（木）15:30〜19:00 ※オンライン開催【演者】三中信宏／山崎啓介／かわうそ／伊藤昌毅／熊田安伸／R. J. Andrews #datavizjp
ワタクシの高座は：三中信宏「可視化と体系化の歴史：サイエンスとアートをまたいで」です．12月27日（火）16:00〜17:00です．
◆クリスマスイブの夕暮れは真っ赤に染まる．
◆鶏さん受難の日．お腹にみっしり詰め込まれた挙げ句，亀甲縛りに緊縛され，これからオーブンで2時間ほどローストされる運命にある．まずは背中側から，250度設定のオーブンで40分間こんがりと焼き上げる．続いて腹側は190度設定で60分ローストする．これで皮はぱりぱりに，中はしっとり仕上がる．毎年繰り返される厨房行事だ．
◆そして，デザートは〈シーゲル〉のザッハトルテ．無糖の生クリームはマスト．
◇本日の総歩数＝2,389歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 84.70kg（−1.15kg） ／ 30.2％（−0.3％）
◆うっかり寝過ごし，午前6時過ぎあわてて起床．快晴．気温は氷点下0.9度．北北西の風．ミネストローネの残りに茹でたポテトニョッキを放り込み，フェンネルの若葉をトッピングして，速攻で朝餉のしたく完了．はあはあ．これから COVID-19 ワクチンの5回目接種へ向かう．
◆午前の┣┣" 撃ち —— 今日は COVID-19 ワクチン接種を理由に午前は半日年休．早めに観音台に行っても時間のムダになりそうなので，午後から重役出勤の予定．その前に〈マルゲンミート〉に寄って，予約しておいた丸鶏を引き取ってこないと．
◆並木〈マルゲンミート〉から2kg超サイズの “鶏さん” がやってきた．明日はクリスマス・イヴ．〈みなか食堂〉の厨房は朝から大忙し．
◇本日の総歩数＝4,165歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 86.85kg（＋0.60kg） ／ 30.5％（＋0.4％）
◆午前5時起床．本降りの雨．気温3.8度．北北西の風．冬至の朝の観音台は雨で水浸し．農林団地道路では先ほど交通事故が発生して，救急車が出動していた．ストレッチャーが出されていたので人身事故か．関係車両5台．明朝は路面凍結の懸念も．ドライバー諸氏，お気をつけを．
◆午前の┣┣" 撃ち —— もうひとりの “〆切様” が背後に迫ってきた．年の瀬の取り立ては精神衛生上よろしからず．／月刊みすず〈読書アンケート〉の選書（5冊）がいまやっと終わった．ワタクシ的に妥当な安定平衡点に到達したようだ．書評原稿はこれから，そして〆切様は明日おいでになる．
◆［蒐書日誌］拙著：三中信宏『統計思考の世界：曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』（2018年6月1日刊行，技術評論社，東京，239 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7741-9753-1 [紙版]｜ISBN:978-4-7741-9754-8 [電子版] → コンパニオン・サイト｜版元ページ［紙本］｜版元ページ［電子本］）の重版決定との連絡がいましがたあり．数多の “蟲” どもをやっと征伐できる．ありがたやありがたや．
◆冬至の夜は柚子湯とかぼちゃの炊いたん．かぼちゃに合う “お水” には，別府から発送した〈鷹来屋〉特別純米酒おりがらみ（生酒）の一升瓶を抜栓しました．ぜひどーぞ．
◇本日の総歩数＝1,885歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.15kg（−0.45kg） ／ 30.1％（−1.0％）
◆午前5時過ぎ起床．曇り．気温は氷点下0.8度．西風．
◆曇り空の観音台は寒いことは寒いが，放射冷却しなかったせいか，昨日や一昨日ほど厳しい冷え込みではなかった．午前8時半の気温は1.6度，西北西の風．
◆午前の┣┣" 撃ち —— 某統計研修の件について先方から連絡があり，時間と経費の観点で次年度へ申し送りとのこと．┣┣" は静かに冬の海へと去っていったのだった．
◆穏やかな日和の昼休み．正午の気温は8.1度と低いが，北西の風が吹きつけないのでロングコース徘徊には最適．フシギな形の雲が空高く浮かんでいた．野風なら「空がちょいと高うなりんした」と言うはずのところ．
◆［蒐書日誌］本日の歩き読み：洪愛珠［新井一二三訳］オールド台湾食卓記：祖母、母、私の行きつけの店』（2022年10月30日刊行，筑摩書房，東京, 16 color plates + 302 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-480-83723-3 → 目次｜版元ページ）の最後の第5部「南洋への旅」（pp.227-292）読了．台湾からタイとマレーシアへ．「穏やかで信頼できる台所が，すなわち故郷である」（p. 266）．
◇本日の総歩数＝9,039歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.60kg（＋0.40kg） ／ 31.1％（＋0.4％）
◆午前4時過ぎ起床．晴れ．気温は氷点下3.4度と昨日並みの厳しい冷え込み．西北西の風．日の出．気温は氷点下4.4度と昨日並みさらに冷え込んでいる．
◆始末屋の〈みなか食堂〉では，ポトフの残りスープで紫キャベツをことこと煮つぶして朝餉の食卓へ．これでポトフは完食．今夜のメニューをまた考えないと．
◆快晴の農林団地は霜柱がびしびし立っている．今朝の最低気温は氷点下4.8度．午前8時半になってやっと氷点超えの0.6度．西北西の風．冬至はもうすぐ．
◆午後のお座敷 —— なろ講習会は来年もコッソリ続く．
◇本日の総歩数＝3,602歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.20kg（−0.55kg） ／ 30.7％（＋0.2％）
◆午前5時起床．晴れ．気温は氷点下3.7度と今季最低を大きく更新中．北西の微風．日の出．快晴で風もなく放射冷却しまくっている．今朝の最低気温は氷点下5.1度だで，今季のレコードを大幅更新した．
◆快晴の青空が広がる週明けの観音台はばりばりに凍りついている．午前8時の時点で氷点下1.4度．
◆午前の┣┣" 撃ち —— 年の瀬最後のお座敷：〈Data Visualization Japan meetup2022〉（zoom開催）のオンライン登録完了．2022年12月27日（火）午後，時間未定だが：三中信宏「可視化と体系化：科学と芸術をまたいで」という噺をする．
◆快晴の昼休み．正午の気温は7.5度と低め．冷たい西風が吹いている．ロングコースを一回り．これくらい寒いと水たまりの氷は昼下がりでもなかなか融けない．
◆［蒐書日誌］本日の歩き読み本：洪愛珠［新井一二三訳］オールド台湾食卓記：祖母、母、私の行きつけの店』（2022年10月30日刊行，筑摩書房，東京, 16 color plates + 302 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-480-83723-3 → 目次｜版元ページ）の第4部「お茶とお茶請け」（pp. 189-226）読了．「イギリスでは必ず紅茶に冷たい牛乳を加える」（p. 212）という指摘に目ウロコ．
◆午後の┣┣" 撃ち —— 〆切様が “大魔神” と化す前に，再校ゲラのチェックと索引項目のピックアップ作業を完了し，初校ゲラとともにレターパックに詰め込んで投函できたのは幸いだった．これで今夜は枕を高くして寝られる（だろう）．
◆今日の最高気温は9.3度止まり．日が暮れてまたするすると急降下し，午後7時には2.4度．また氷点下の夜になるのだろう．
◇本日の総歩数＝10,228歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.75kg（−0.35kg） ／ 30.5％（−0.4％）
◆午前7時半のろのろ起床．昨夜の本降りの雨は上がって曇り空．気温3.1度．西北西の風．たいへんひさびさの「うう……」．
◆日曜の┣┣" 撃ち —— 再校ゲラのチェックと索引項目ピックアップをぽつぽつ続ける．
◆昨夜は雨夜の酒池肉林だったので，今宵の〈みなか食堂〉は性根を入れ替えて野菜中心のポトフを．一昨日から塩豚として仕込んだ豚バラ肉のカタマリは，大きく切り分けてから，いったん圧力鍋で水と香味野菜とともに高圧加熱して，一晩冷ましてから固まった脂をすくい取る．ここまでが前半．
別鍋に移し，蕪・人参・玉葱・馬鈴薯・紫キャベツとともにゆっくり弱火で加熱．ポトフは洋風おでんなのでぐつぐつ煮込むのは禁物．食材は時間差をつけて順番に．最後に下茹でしたブロッコリー，湯剥きトマト，フランクフルトソーセージを投入する．調味は岩塩のみ．これで妲己に取り憑かれへんな．
◇本日の総歩数＝0歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝86.10 kg（＋0.85kg） ／ 30.9％（＋0.5％）
◆午前5時過ぎ起床．曇り．気温3.3度．今朝は天気が下り坂との予報．
◆冷え冷えする朝の〈みなか食堂〉はひさしぶりに「玉子サンドイッチ」をつくりました．焼いた玉子をドサッと食パンに乗せてスパッとカットする．使った卵はたった3個なので，レギュラーサイズの「木屋町〈コロナ〉風の玉子サンド」に比べれば半量です．朝飯前の軽さ．
◆週末の┣┣" 撃ち —— とある試験研究機関から「統計研修をお願いしたい．当方の希望としては “2時間” で」との出講依頼あり．すかさず「ちょっとそこに座って」と先方の担当者を前に，「 “2時間” では実質的に何も教えられないので，最低 “15時間” を確保するよう日程調整をよろしく」と申し渡した．こういうときに過去の記録を網羅的に残しておくと話を進めやすくなる．たった “2時間” では統計研修にならないことがわかってもらえるはず：「三中信宏・統計学講義のハンドアウト倉庫」．
◆お昼前からあちこち買い出し．千現〈Kubus〉の焼きたて食パンに並木〈マルゲンミート〉の揚げたてメンチカツをはさんでかぶりつく昼下がりのささやかなシアワセ．
◆寒々しい曇り空の午後は厨房にて〈お肉の祭典〉．マルゲンミートにて豚バラ肉のカタマリ1.6kgを買ってきて，〈みなか食堂〉厨房にて即席の塩豚にしている．傍らではポトフのしたくが進んでいる．しかし，これが食べられるのは明日以降のこと．
◆夕闇に紛れて松代のとあるお店へひっそりと潜入する．まずはウンブリアのにごり泡から始まる宴．前菜1のホウボウのスープは具よりもズッパがイノチ．トスカーナの白へ移行して，前菜2の玉ねぎの熱々ロースト．岩塩の中で焼いたとのことでとても手間かかっている．ロゼに寄り道して前菜の最後はトリッパとスイスチャードの炊いたん．
続いてパスタ段階に移るのでワインも赤へ．パスタ1はまずはトマトソース．続いてのパスタ2は蕪のラザニア．最後のパスタはとうもろこしのフォレンタ．ワインの赤が濃くなって，メインはサーフォーク羊のロースト．脂が美味．
デザートはパンドーロとティラミス．そして，ここからが最後の試練．〈タツミ・ディスティラリー〉のキンモクセイのジン，続いてアブサン，緑茶，オレンジと50度台の “アルコール液浸処理” が続く．午後7時から始まった宴が終わったのは午後10時半だった．冷たい雨の中を帰宅．
—— ひさしぶりの「うう……」．
◇本日の総歩数＝4,107歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜×． 計測値（前回比）＝ 85.25kg（−0.20kg） ／ 30.4％（−0.5％）
◆午前5時過ぎ起床．晴れ．西風．午前6時半に最低気温は氷点下2.6度．もちろん今季最低気温レコードを軽々と更新した．
◆午前の┣┣" 撃ち —— ゲラ読みは続くよどこまでも．
◆#読む打つ書く 雛形書庫「本読み: 読む・打つ・書く」（2022年12月15日）※一年あまり前の：雛形書庫「Morgenröte/『読む・打つ・書く』を読んだ」（2021年9月11日）の続編として．どうもありがとうございます．
◆陽光降り注ぐ昼休み．正午の気温は12.3度．西風．ショートコース徘徊．風はやや冷たいが，日なたは暖かい．
◆［蒐書日誌］本日の歩き読み本：洪愛珠［新井一二三訳］オールド台湾食卓記：祖母、母、私の行きつけの店』（2022年10月30日刊行，筑摩書房，東京, 16 color plates + 302 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-480-83723-3 → 目次｜版元ページ）の第4部「お茶とお茶請け」（pp. 189-226）を読み中．お茶をめぐる台湾〜香港〜イギリスの回顧．
◆午後の┣┣" 撃ち —— 某再校ゲラ読みに日々勤しんでいるのだが，あちこちに “蟲” がいて手間取っている．とくに文献リストの “闇” が深く，うっかりラカトシュ師の翻訳を見落としていた．ポパーよりもラカトシュの方が祟りが強そうなのでよかった．木鐸社の論文集：イムレ・ラカトシュ, アラン・マスグレーヴ（編）［森博監訳］『批判と知識の成長』（1985年4月25日刊行，木鐸社，東京, 397 pp.）は新米ODのときに買っておいてよかった．
◆［蒐書日誌］増補改訂版：伊藤俊治『唐草抄 増補版：装飾文様生命誌』（2022年12月1日刊行，牛若丸［発行］／Book&Design［発売］，東京, 303 pp. + 2 plates, 本体価格2,800円, ISBN:978-4-909718-08-2 → 目次｜版元ページ）が出た．さっそく発注したらすぐ届いた．
手元にある旧版：伊藤俊次『唐草抄：装飾文様生命誌』（2005年12月15日刊行，牛若丸［発行］／星雲社［発売］，東京, 258 pp., 本体価格2,800円, ISBN:4-434-07164-5 → 目次｜書評）と比べてみる．まず判型がA5判から四六版に小さくなっている．目次を比較すると，ページ数が増えて最終章が追加されている．その他の章もきっと改訂されているだろう．
新版の造本は「糸かがり装幀」なので，ハードカバーの “角背タイトバック” だった旧版に比べれば，見開きがとてもラクになった．その一方で，旧版のカラー図版集がごっそりなくなってしまったのはちょっと残念かも．旧版を持っている読者は大事に保存しましょう．
◇本日の総歩数＝6,176歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.45kg（−0.55kg） ／ 30.9％（＋0.6％）
◆午前5時過ぎ起床．晴れ．気温は氷点下0.3度．北西の風．雲が点々と散らばる青空．気温はすでに氷点下1.6度まで下がっていて，今季最低をあっさり更新．今朝の〈みなか食堂〉の朝餉には “紅まどんな” が登場．
◆冬空を冷たく乾いた西風が吹き抜ける観音台．午前8時半を過ぎても気温は2.7度．関東の冬らしい寒さ．陋屋居室の窓から忍び入るすきま風に足元暖房で対抗する．
◆［蒐書日誌］生物系の翻訳本にも相当ヒドいのがある．そういうときは，ワタクシは必要があれば原書から自分で訳して，該当する “悪訳本” の存在それ自体にあえて言及（引用，参照）しないことがある．それはわかる人にはわかる “pro bono publico” だとワタクシは考えるが，京都的には “イケズ” とも言うかもしれない．
◆午前の┣┣" 撃ち —— Xcode 14.2 ダウンロード中．もう巨大すぎてどうしようもない．
◆［蒐書日誌］着便本2冊——
◆午後の┣┣" 撃ち —— Xcode 7.8GBのダウンロードがまだ終わらない……．／結局，ダウンロードを最初からやり直すハメに……．／Xcodeのインストールがやっと終わったのは夜だった．macOS アップデートよりもはるかに大仕事．
◆日中の最高気温は11.9度．西風が冷たい一日だった．夕焼けグラデーションに染まる三井ビル．
◆今宵の〈みなか食堂〉は冬の寒さに負けないよう，根菜の粕汁と〈せんきん〉しぼりたて活性にごり酒「雪だるま」をご用意しました．この「雪だるま」は冬だけの旬の銘柄．シュワワ〜．
◇本日の総歩数＝10,085歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 86.00kg（−0.30kg） ／ 30.3％（＋0.3％）
◆午前5時前起床．朝靄が立つ．気温0.7度の冷え込み．北北西の微風．デロンギのオイルヒーターが大活躍．
◆農林団地の冬景色．例年ならもっと真っ赤になる木だが，今年は黄色っぽい．今朝の最低気温は氷点下0.6度まで下がり，今季初霜を観測した．朝日が当たる畑地からは水蒸気が立ち上る．午前9時前の気温は2.4度．空気が乾いているので，居室の加湿器は早くもフル稼働中．
◆午前の┣┣" 撃ち —— 昨日のなろ統計講習のzoom録画を公開しました．Slack から入ってください．／COVID-19とインフルエンザの両ワクチン接種の予約でてんやわんや．
◆正午の気温は11.5度と昨日よりも4度も高い．青空から日差しが降り注いでも，冷たい西風が吹きつけるので体感的には暖かくない．ロングコース徘徊．ダイコン畑は収穫の季節．
◆［蒐書日誌］本日の歩き読み本：洪愛珠［新井一二三訳］オールド台湾食卓記：祖母、母、私の行きつけの店』（2022年10月30日刊行，筑摩書房，東京, 16 color plates + 302 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-480-83723-3 → 目次｜版元ページ）の第3部「明るい宴席」（pp. 131-187）の途中まで読み進む．著者が育った家庭での「滷肉の家」（pp. 142-156）のエピソードはとても印象的．とりわけ，ワタクシも「魯肉飯」を自分でつくることがあるが，知り合いの話によると，台湾の家庭では魯肉飯（＝滷肉飯）は週に何回もつくり，家ごとにレシピは別々とのことだった．著者も書いているが，滷肉飯は確かに “ひとりめし” 向きではないだろう．／「吃碗内，看碗外」（p. 147）なる台湾の格言を知る．
◆［蒐書日誌］北風とともにご恵贈本4冊が届く——
—— 以上4冊，お送りいただきありがとうございました．
◆真っ赤な夕焼けののち，日が暮れて冷たい北西風がますます強まってきた．今宵はふたご座流星群がピークだそうだが，寒すぎて外に出る勇気なし．
◇本日の総歩数＝10,059歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 86.30kg（0.00kg） ／ 30.0％（＋0.5％）
◆午前5時過ぎ起床．曇りだが下界は濡れている．気温4.3度．西風．早朝から冷たい雨が降り続いて観音台は寒気の底．午前8時の気温は4.3度，北西の風．さっそく足元暖房しないと居室内でも凍えるほど．
◆午前の┣┣" 撃ち —— 豊後国府内城での師走高座が先日終わり，年内の遠出はこれにて完了．年が明けて年度末には佐土原城へ登城せよとの御沙汰が届いている．さらに，今日になって筑紫野の奥座敷へ召喚される話が浮上し，ワタクシの九州巡業は途切れなく続くのだった．
◆［蒐書日誌］ニーナ・バートン［羽根由訳］『森の来訪者たち：北欧のコテージで見つけた生命の輝き』（2022年11月3日刊行，草思社，東京, 371 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7942-2611-2 → 目次｜版元ページ）※松戸の八柱駅前にある〈リコー書店〉でたまたま出会った本．原書はスウェーデン語．最近，北欧の自然系新刊を手にする機会が増えている気がする．
◆［欹耳袋］ちょっとコワい話——まいどなニュース「おつまみにんにくをパクパク→夜中に激痛→病院で緊急処置 「彼らは無差別破壊兵器」「腸内細菌が全滅」」（2022年12月11日）※ “腸内フローラ保全” のためにはニンニクなる「無差別破壊兵器」は取扱い注意です．ニンニクの食べ過ぎに注意！（自戒を込めて）
◆午後のお座敷 ——
◆冷たい雨が降ったり止んだりの一日だった．日中の最高気温は8.7度どまり．夕方になってやっと雨雲が去り，大きくて真っ赤な夕日が西の空に沈んでいった．
◇本日の総歩数＝2,161歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 86.30kg（＋0.20kg） ／ 29.5％（−0.5％）
◆午前5時過ぎ起床．薄曇り．気温5.8度．東北東の風．昨夜，つくばに帰ってきたときは雨が降った形跡があったが，今日は大丈夫そう．
◆週明けの観音台は，この時期の冬らしい乾いた空気に包まれ，青空がすっきり広がっている．午前9時の気温は7.6度．北東の風．
◆正午の気温は10.3度．北東風が冷たい昼休みはロングコース徘徊．この季節は近在のどこのうちの庭でも柑橘がたわわに実っている．
◆［蒐書日誌］本日の歩き読み本：洪愛珠［新井一二三訳］オールド台湾食卓記：祖母、母、私の行きつけの店』（2022年10月30日刊行，筑摩書房，東京, 16 color plates + 302 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-480-83723-3 → 目次｜版元ページ）の第1部「飲食と買い物」（pp. 11-71）と第2部「麺やお粥など」（pp. 73-130）を読了．食を通じた “ファミリー・ヒストリー” 本．
◆［蒐書日誌］『国語教育』誌の最新号が本日着便．「国語教師の読書術——シン・読書論／シン・読書術」に寄稿しました：三中信宏 2023. 狩猟としての読書：知を捕らえるための読書法．国語教育, 2023年1月号, pp. 6-9. こういうアウェイなメディアからも原稿依頼が来ることがある．
◆［欹耳袋］あらきさんの編集覚え書き「翻訳書ができるまで① 版権エージェントという仕事」（2022年12月20日）※「エージェント（エージェンシー）」の仕事について理解が深まる．日本のエージェントは “翻訳” に特化しているということかな．
十年ほど前のことだが：キャロル・キサク・ヨーン［三中信宏・野中香方子訳］『自然を名づける：なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか』（2013年9月3日刊行，NTT出版，東京，vi+391 pp., ISBN:978-4-7571-6056-9 → コンパニオンサイト）の翻訳を進めていたとき，原著者 Carol Kaesuk Yoon ［윤계숙（尹桂淑）］——正しくは「ケスク・ユン」と発音するらしい——さんとメールでやり取りしたことがあった．首尾よく『自然を名づける』が上梓され，順調に版を重ねたことを著者のケスク・ユンさんに伝えたら，ユンさんが驚いて「英語版はそんなには売れていない」と書いてきたので，こっちの方がびっくりした．「エージェントに発破かけないと」と言っていたので，そういう関係があることを知った次第．
やや逸れるが，ユンさんの話を聞いて以来，「英語で書けば広く読まれる」という通説はどこまで信用していいのか，やや疑念を抱いている．読まれる機会が増えることはたしかだろうが，実際に読まれる実数は別なのかもしれない．
◆青森は三沢産のにんにくがどっさり届いたので，今宵の〈みなか食堂〉はひさしぶりに「にんにくの丸焼き」がメニューに登場です．にんにく一球にEVオリーブオイルを垂らし，230度設定のオーブンで40分焼くだけのシンプルな一皿．なれど，ひとり一球食べきると腸内フローラが変わるとか．
◇本日の総歩数＝9,077歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 86.10kg（＋1.05kg） ／ 30.0％（−0.8％）
◆午前7時起床．晴れ．気温3.2度．西北西の風．
◆今日は本番 —— 午前9時半，つくば駅．今日は松戸の本番．エンディングでオチませんよーに．森のホール21に着いたのは午前11時前だったので，早々と黒服に着替えてから第4楽章のステリハに臨む．
◆12:30ステリハ終了．△のビーターが痙攣しそうな速さ．ピクピク…… それでもまだ遅れているとの指摘にひくひくする．
◆午後2時開演，午後3時半終演．その後，壇上にて解団式．みなさんお疲れさまでした．八柱駅前にて打ち上がってから帰宅．通り雨の痕跡あり．
◇本日の総歩数＝6,716歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.05kg（＋0.20kg） ／ 30.8％（0.0％）
◆午前7時半のろのろ起床．晴れ．気温2.1度．北北西の風．最低気温は0.7度．そろそろ氷が張りそうな冷え込み．ベランダのメダカ水槽の冬支度をしないと．
◆土曜の〈みなか食堂〉は朝ごはんが遅い．ちょっと見には昨夜の夕餉と代わり映えしないようだが，いただきものの無農薬柚子とあんぽ柿を小蕪と和えてみるというくらいの新規性はある一皿．午前9時の気温は6.1度．北西の風が冷たい．
◆日中はうだうだして，夕方になって出撃．今夜は松戸にて本番前日のGPが始まる。
◆松戸の森でのGPが終わり，すんなり帰宅．やはり最後のプレスティッシモが不安材料．「あそこは絶対オチたらアカン」という “天の声” が聞こえてきたので，パート譜と総譜を見直す．それでもオチるときはオチるねんで．
◇本日の総歩数＝6,585歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 84.85kg（−0.35kg） ／ 30.8％（0.0％）
◆午前5時過ぎ起床．晴れ．1.1度．西風．最低気温は氷点ぎりぎりの0.3度だった．冬晴れの観音台は空気が乾燥してぴりぴりする．午前8時半の気温は4.7度．北西の風．
◆正午の気温は11.1度．雲が多めで北北東の風がやや寒かったが，今日の昼休みもロングコース徘徊へ．
◆［蒐書日誌］本日の歩き読み本：佐藤洋一郎『京都の食文化：歴史と風土がはぐくんだ「美味しい街」』（2022年10月25日刊行，中央公論新社［中公新書・2721］，東京, 4 color plates + 246 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-12-102721-4 → 目次｜版元ページ）の第3章「公家の流儀、武家の暮らし」と続く第4章「京の求心力と京ブランド」そして最後の第5章「京の食文化―その未来」を読了．
本書では，和食文化に重点が置かれていて，著者自身書いているように（p. 239），洋食文化にはあまり触れられていない．このテーマについては：加藤政洋・河角直美『おいしい京都学：料理屋文化の歴史地理』（2022年10月30日刊行，ミネルヴァ書房，京都, xiv+230+ii pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-623-09460-8 → 目次｜版元ページ）の第5章「洋食は花街とともに」を参照のこと．
◆今宵の〈みなか食堂〉はポークソテーを中心に，シンプルなワンディッシュの洋食メニューをご用意しました．生鮮野菜がやや足りなかったかも．
◇本日の総歩数＝7,740歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 85.20kg（−0.15kg） ／ 30.8％（0.0％）
◆午前5時過ぎ起床．快晴．西風．最低気温は今季初の氷点下0.4度まで下がった．ベランダのメダカたちも静かになってきたので，そろそろ冬眠に入るかも．
◆朝の観音台は午前8時になっても3.7度の寒さ．この寒気とともに空気がからからに乾いてきたので，居室の加湿器を稼働しないと干物になってしまう．
◆陽光が暖かい昼休みはロングコース徘徊へ．正午の気温は13.1度．西北西の風が心地よい．近在の田畑はすっかり冬っぽい景色になっていて，猛禽の餌食になったと思しき鶏の残骸がカラスたちに啄まれていた．
◆［蒐書日誌］本日の歩き読み本：佐藤洋一郎『京都の食文化：歴史と風土がはぐくんだ「美味しい街」』（2022年10月25日刊行，中央公論新社［中公新書・2721］，東京, 4 color plates + 246 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-12-102721-4 → 目次｜版元ページ）の第2章「京都と京都人」をやっと読了．パン食文化について興味深い点が指摘されていた：「パン食と珈琲の街、京都」（pp. 101 ff.）．まず，「巷に流布する『京都は日本一パンを食べる街』という言説はどうも真実ではない」（p. 102）．とくに，近年の “高級食パン” ブームは京都では根付かなかったと著者は指摘する．
「最近の食パンブームの火つけ役となった食パン専門店のパンは，甘くてしっとりした食感を持ち，耳まで柔らかな物が多い．こうした食パンは自己主張が強すぎてサンドイッチには合わないと，イノダコーヒの国本信夫・業務支援部次長は語る」（p. 104）．
「どんなにおいしいものも，目新しいものもやがて飽きが来る．一時はブームになったところで長続きはしない．長続きのためには『おいしすぎない』『目立たない』ことが重要なのだ．と一九四七年創業の『山一パン総本店』の山本隆英社長は言っている．京都人は新物好きであると同時に，反面きわめて保守的でもあるのだ」（p. 105）．
—— ホンマ，ややこしい性格やなあ．
◆師走になって，茸の季節はもう過ぎましたが，今宵の〈みなか食堂〉は土鍋で炊いたきのこご飯をご用意しました．寺田本家の〈醍醐のしずく〉菩提酛仕込みとともにどーぞ．バクハツ系ではないものの，菩提酛の甘酸っぱさでアルコール度数15度はかなりキケンかも．
◇本日の総歩数＝10,170歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.35kg（−0.05kg） ／ 30.8％（＋0.3％）
◆午前5時過ぎ起床．霧筑波の朝．気温3.8度．北北西の風．
◆［欹耳袋］NEWSつくば「筑波山が初冠雪」（2022年12月6日） ※昨日は平地でも寒かったしねー．
◆［蒐書日誌］コスタス・カンプラーキス，トビアス・ウレル (編著) ［鈴木大地・森元良太・三中信宏・大久保祐作・吉田善成訳］『生物学者のための科学哲学』（2023年2月20日刊行予定，勁草書房，東京, x+355 pp., ISBN:未定）の翻訳担当章（7,8,10,11章）の再校ゲラが届いた．年内にチェックして，索引項目もピックアップする．原書：Kostas Kampourakis and Tobias Uller (eds.) 『Philosophy of Science for Biologists』（2020年10月刊行，Cambridge University Press, Cambridge, x+330 pp., ISBN:978-1-108-49183-9 [hbk] → 目次｜版元ページ）．
◆快晴の昼休み．正午の気温は12.7度と，昨日より6度も高い．西北西の風は冷たいが，日差しが暖かかったのでショートコース徘徊．歩き読み本：佐藤洋一郎『京都の食文化：歴史と風土がはぐくんだ「美味しい街」』（2022年10月25日刊行，中央公論新社［中公新書・2721］，東京, 4 color plates + 246 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-12-102721-4 → 目次｜版元ページ）の第2章「京都と京都人」の続き．
◆再校ゲラ（紙）が昨日届いたので，チェック＆ピックアップ作業に入っているのだが，やはりお香を焚いたほうがいいか，それともローズマリーをひと枝はさんでおくか．
◇本日の総歩数＝5,937歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.40kg（−0.35kg） ／ 30.5％（−0.4％）
◆午前5時過ぎ起床．小雨．気温3.4度．北西の風．昨日の最低／最高気温は4.7度／7.8度だった．冷たい小雨が降り続く今朝は最低気温が3.1度まで下がり，もう少し低ければ雪になったのではないだろうか．午前8時の今も3.5度止まり，日中はどうなることやら．
◆正午になっても気温は6.1度．小雨が降ったりやんだりしている．
◆夕方近くになってやっと西日がのぞいたが，すぐに雲に隠れてしまった．
◆今日は寒々しい一日だった．夜の〈みなか食堂〉では，景気づけに，別府から届いた寺田本家〈むすひ〉の出番です．発芽玄米を醸した “お水” は初めて．けっこうなバクハツ系らしく，数分かけて抜栓しました．アルコール度数は11.5度．一言で言えば酸味の強い甘みなしのヨーグルト発泡酒かな．
◇本日の総歩数＝5,386歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.75kg（＋0.15kg） ／ 30.9％（＋0.4％）
◆午前5時起床．晴れ．気温7.5度．北東の風．
◆一週間ぶりの観音台は曇りときどき小雨が混じる．午前8時前の気温は6.8度と明け方よりも下がってきた．通勤路の街路樹フウノキもほとんど散り果て，冬景色が広がっている．居室は陋屋なので季節によって暑さ寒さが直撃する．睡魔を呼び込む全館暖房はオフにして，足元暖房と加湿器が稼働開始．
◆午前の┣┣" 撃ち —— 「12月21日〆切様」が爆誕！（汗）．ゲラ読みと索引項目抽出という加圧．ゲラが “タバコ臭い” そうなので，しかるべきお香で焚きしめないと．
◆正午の気温7.8度．曇りときどき小雨という悪条件ながら，ショートコースを一周り．稲荷川には鷺が数羽じっと獲物を狙っていた．
◆［蒐書日誌］雨中の歩き読み本：佐藤洋一郎『京都の食文化：歴史と風土がはぐくんだ「美味しい街」』（2022年10月25日刊行，中央公論新社［中公新書・2721］，東京, 4 color plates + 246 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-12-102721-4 → 目次｜版元ページ）の第1章「京の風土」やっと読了．続いて第2章「京都と京都人」に入る．京都の酒米と酒造りについては：吉田元『日本の食と酒』（2014年1月10日刊行，講談社［講談社学術文庫・2216］，東京，282 pp., 本体価格960円, ISBN:978-4-06-292216-6 → 版元ページ），同『酒』（2015年8月10日刊行，法政大学出版局［ものと人間の文化史 172］，東京，3 color plates + vi +251 pp., ISBN:978-4-588-21721-0 → 版元ページ），そして同『江戸の酒：つくる・売る・味わう』（2016年12月16日刊行，岩波書店［岩波現代文庫・学術356］，東京, viii+257 pp., 本体価格1,080円, ISBN:978-4-00-600356-2 → 版元ページ）の “吉田3部作” を読むべし．
◇本日の総歩数＝8,022歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 85.60kg（−0.50kg） ／ 30.5％（＋0.2％）
◆午前7時半のろのろ起床．晴れ．気温1.9度のきびしい冷え込み．最低気温0.7度は今季最低かも．昨夜届いたバクハツ系日本酒を戸外に一晩放置しておいたが，この寒気ならばとくに問題なし．
◆［蒐書日誌］明治図書から刊行されている『国語教育』誌の最新号の特集〈国語教師のための「読書」大全〉に寄稿しました：三中信宏 2023. 狩猟としての読書：知を捕らえるための読書法．国語教育, 2023年1月号, pp. 6-9. 近日発売．
◆さて，今年の “第9” の練習にはどちらの△を持参しましょうかねー．右上の△は600g，左下のは450g．Alan Abel の△は太くてずっしり重い．
◆日曜の┣┣" 撃ち —— 自然史学会連合総会 14:00〜16:00（zoomオンライン開催）
◆夜の松戸へ —— 午後5時過ぎのつくば駅．日が暮れてだんだん寒くなってきた．重い方の△を持って夜の松戸に向かう．宵の口のむしやしないは八柱〈Luana Cafe〉のガトーショコラ．今夜の “第9” 練習は19:30〜21:00．いやあ速かったあ〜 あとは前日 G.P. と当日のステリハ＆本番．かなり復習しないと振り落とされる気がする．
◆午後10時半にやっと帰宅．松戸は遠い．
◇本日の総歩数＝6,955歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜◯． 計測値（前回比）＝ 86.10kg（−0.10kg） ／ 30.5％（＋0.7％）
◆昨夜遅くつくばに帰還し，泥のように寝て，目が覚めたのが午前8時過ぎ，曇り空．気温は4.5度と別府並みに寒い朝．最低気温は1.5度．北西の風．冬本番．
◆大分から帰ってきたらさっそく「女化巻」の歓待を受けた．
◆今日は終日冷たい北西風が吹き，最高気温も11.6度という寒い一日だった．とくに外出することもなく，部屋の中でゆらゆら過ごしていた．たまにこういう日もある．
◆夜遅く，別府の〈小谷酒店〉から発送した “弾薬” がまとめて着弾した．まずは一升瓶から：◯大分〈鷹来屋〉おりがらみ特別純米酒・生酒，◯佐賀〈鍋島〉New Moon しぼりたて生酒・純米吟醸原酒．ここまでは九州の “お水” たち．続いて四合瓶：◯千葉・寺田本家の発芽玄米酒〈むすひ〉，◯同〈醍醐のしずく〉菩提酛仕込み．茨城に近い香取の蔵元のお酒をなぜわざわざ遠くの別府で買うのかというギモンには，「ここでしか出会わないから」と答えるしかない．
◆夜になってさらに気温が下がってきた．午後10時の気温は3.8度．明朝は今季最低気温を更新するかもしれない．
◇本日の総歩数＝695歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 86.20kg（＋1.40kg） ／ 29.8％（−1.2％）
◆午前5時半起床．曇り．気温4.3度という冷え込み．つくばより寒いではないか．西北西の風．シアワセの♨ライフも今日でおしまい．統計研修の千秋楽のあとは大分空港に強制送還され，そのままつくば直帰．
◆［欹耳袋］茨城新聞クロスアイ「牛に襲われる? 農研機構職員死亡 茨城・つくば 全身に擦り傷 そばに体重750キロのオス」（2022年12月1日）※報道される前にこの事故のことは聞いていた． “幅寄せ” でもされたのかなあ．
◆統計高座最終日が始まる ——
◆そういえば，今回は「ひゅうが丼」をまだ食べてなかったなと，またまた〈ほとじま〉へ直行する昼休み．
◆午後3時過ぎ，大分巡業はつつがなく終わった．大分駅でスーツケースをコインロッカーから引きずり出し，駅前から大分空港への高速バス「エアライナー」に乗る．
◆午後5時過ぎ，大分空港に到着し，まだ時間があったので最後の最後に〈くじゅう高原開発公社〉のスタウト「ドン・ザビエル」を．
—— さよなら大分，また来て別府．
◆午後9時に羽田に到着．つくばセンター行きの高速バスがまだ運休したままなので，モノレール→JR→TXと地道にたどって，午後11時につくば帰還．
◇本日の総歩数＝9,834歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜△． 計測値（前回比）＝ 未計測 ／ 未計測
◆午前5時半起床．曇り．気温は5.3度といよいよ冷え込んできた．北西の風．まだ外は真っ暗だが，〈山田別荘〉の内湯へ．半地下のトラッドな湯舟にゆっくり沈んで目を覚ます．今朝の〈山田別荘〉の朝餉は純和風．
◆夜明け前の仄暗い温泉街．直近の共同湯〈春日温泉〉への外湯めぐり．朝イチは入湯客がいない代わりに，湯舟は激アツのお湯．源泉の観音様はかなり修行を命じるようだ．それでも，明礬温泉の共同湯〈鶴寿泉〉の熱湯に比べればはるかにマシ．あそこはまるで “盟神探湯” の儀式だった．
◆午前9時前の別府駅．気温6度．師走になっていきなり “冬” に様変わりした．
◆午前9時半，大分県庁着．統計高座二日目が始まる ——
◆多くの知り合いが毎年待ち望んでいる〈新華園〉の「焼豚玉子飯（大盛り）」をどーぞ． “三つ目” のパワーおそるべし．
◆大分駅近くの〈久乃〉にて懇親会．山ほどアテが出てもうタイヘン．大分から別府に帰ってきたら，北浜から呼ぶ声が聞こえ，〈チョロ松〉に吸い込まれた。「かも吸（そば入り）」が今宵の〆．
◇本日の総歩数＝9,658歩｜0回． 朝◯｜昼◯｜夜×． 計測値（前回比）＝ 未計測 ／ 未計測