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日録2025年6月


24 juni 2025(火)※じめじめ、しとしと。

◆午前5時半起床。曇りときどき小雨。気温23.6度、北東の風。湿気にまとわりつかれながら、小雨の熟田津の道を徒歩出勤。傘を差すまでもないが、しっとり濡れる不快さ。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 某書類を読んでランク付けする簡単な?お仕事。

◆正午になっても湿度95%の亜熱帯温室並みの蒸し暑さ。雨が降ったり止んだり。気温こそ27度台と高くはないが、ジメジメしていて不快指数は高い。

◆今日の “勇気の出るお弁当” はまたまた真っ白に。新鮮な釜揚げしらすさえあれば、日々このお弁当で十分だと思う。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 東京都立大学都市環境学部「観光統計解析I」オンライン講義 13:00〜14:30※レーミス先生の「確率分布曼荼羅」サイトに接続できなかったフシアワセ……。/松山学院高校ミニOC 14:00〜15:30。途中から乱入して学科説明をする暴挙。

◆雨は小止みでも湿度が80%もあれば暴れる理由としては十分すぎる。

◆夕方の┣┣" 撃ち —— いろいろな┣┣" どもが積み重なっている……。

◆まだ夏日ライン超ではあるが、日中よりはしのぎやすくなった夕暮れ。業務スーパーに立ち寄ったら、骨切りされた下灘の鱧が丸ごと一尾350円だったので、店主としては「旬の鱧をいただくのも大事な仕事」と即決でレジにお連れした。

せっかくの鱧なのでストレートに “湯引き” にしていただいた。よくある酢味噌というのも芸がないので、いつもの葱味噌(宇和島の麦味噌と青葱)に辛子と醤油を足してタレにした。蒸し暑い季節にはこういうお魚もええもんですな。

◆明日は明日の┣┣" が来る。

◇本日の総歩数=8,426歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 77.25kg(+0.20kg) / 未計測

23 juni 2025(月)※梅雨らしく雨また雨に

◆午前5時半起床。小雨のち土砂降り。真っ赤な雨雲が松山あたりを覆っている。気温24.1度、西南西の風。雨の季節が戻ってきた週明け。

◆小雨降る熟田津の道を徒歩出勤。真夏日ではないものの気温28度台で湿度が90%もあれば、暴れる条件は十分に満たされている。

◆[蒐書日誌]ルル・ミラー[上原裕美子訳]『魚が存在しない理由——世界一空恐ろしい生物分類の話』(2025年3月10日刊行、サンマーク出版、東京, 353+XXIX pp., 本体価格2,100円, ISBN:978-4-7631-4178-1 → 目次版元ページ)※原書:Lulu Miller『Why Fish Don't Exist: A Story of Loss, Love, and the Hidden Order of Life』(2020年4月刊行,Simon & Schuster, New York, viii+225 pp., ISBN:978-1-5011-6027-1 [hbk] → 目次版元ページ)は5年前に出版されてすぐ買ったのだが、読む機会のないまま “積ん読” になってしまった。キラキラ輝く装幀の日本語訳が出て初めて通読した。

本書は、一方では師 Louis Agassiz の生物分類観を受け継ぎつつ、他方ではアメリカでの優生学運動の牽引役となった魚類分類学者 David Starr Jordan の生涯をたどる。ときどき著者自身の人生の迷いが絡んできたりして、読者を飽きさせない。メインタイトルの「魚が存在しない理由」は、本書後半にならないとわからない仕掛けになっている。

全体の筋書きはなんとなく想像できたが、実際読んでみるとけっこうおもしろい。メインタイトルは一見イミフだし、サブタイトルはやや煽りすぎではと思うが、内容はとてもおもしろい。スタンフォード初代学長にまで上り詰めた魚類学者が、ウラで何を考え、どんな行動を取っていたかは読んでのお愉しみ。

たとえば、第5章「標本瓶の中の始祖」の冒頭にはこう書かれている。

「ものごとは、名前を与えられるまでは存在しない——哲学ではそのように考える発想がある。……誰かが名前をつけたときに、初めてパッと存在を得るのだ。名前がつぶやかれた瞬間、概念は「リアル」になる。現実に対して影響を与えられるという意味での実体を得る」(p. 109)

もちろん、この立場に対抗する見解も著者は述べている。

「この世界にはリアルなものがある。名前があるかどうかに関係なく、リアルなものが。魚たちは、水面のすぐそばをうろうろする分類学者に「魚である」と名付けられたからといって、気にするだろうか。名前があろうとなかろうと、魚は、魚だ。そうではないか。そのはずではないか」(p. 111)

“魚” という群が実在するのかしないのか——その論争は20世紀後半の体系学論争へと連なっていく。この箇所で参照されている:キャロル・キサク・ヨーン[三中信宏・野中香方子訳]『自然を名づける——なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか』(2013年9月3日刊行、NTT出版,東京,vi+391 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-7571-6056-9 → コンパニオンサイト)を十年前に訳しておいてよかった。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 週明けの雑務をすませてから「農業基礎演習 I」の立ち会い。今日は圃場で採集したアリ類の双眼実体顕微鏡での観察実習。

◆蒸し暑い昼下がり、今日の “お供え物” の買い出しに行き、大袋二つを抱えて戻ってきた。本日の〈みなか食堂・道後店〉のお弁当はいきなり全面真っ黄色。ごはんさえちゃんと炊けばあとはどうにでもなるのが “勇気の出るお弁当” の最低条件。そして、卵焼きはやっぱりお弁当には欠かせないアイテム。卵焼きの下に何がもぐりこんでいるかは店主しか知らない。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 「基礎ゼミナール I」14:50〜16:20。/今日は学科会議はなし。

◆大学からの帰りしなにいつもの業務スーパーへ。鮮魚コーナーで見慣れない名前に出会うたびに、つい手を伸ばしてしまう。今日は「アマギ」という名前に惹かれた。関東で言う「エボダイ」だ。二尾で500円と天然鯛よりも高かったが、ツヤツヤしたお姿を見ればレジにお連れするしかない。

いつものように甘めに炊き上げて、今治・八木酒造部の〈山丹正宗〉純米酒・松山三井を抜栓。とても美味で驚いた。下灘産のアマギすごい。

◆雨が降り続く夜。明日からはあわただしくなるぞー。

◇本日の総歩数=19,031歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 77.05kg(+0.80kg) / 未計測

22 juni 2025(日)※夏の朝のラタトゥイユ

◆午前7時半のろのろ起床。晴れ。気温26.9度。南西の風。

◆〈みなか食堂・つくば本店〉のサンデーモーニングはひさしぶりに「夏野菜のラタトゥイユ」をしこんだ。これからもっと暑くなる季節のラタトゥイユは熱いままでも冷製にしても使い道いろいろ。

◆[蒐書日誌]つくばに帰ってくるたびに、ご恵贈いただいた新刊が積み上がっている。すでに15冊ほど “積ん読” の状態にあり、どうもすみません。まずは “層序” の上から順に ——

  1. 千葉聡『進化という迷宮——隠れた「調律者」を追え』(2025年5月20日刊行、講談社[講談社現代新書・2775]、東京, 358 pp., 本体価格1,300円, ISBN:978-4-06-539134-1 → 目次版元ページ)※本書は出てすぐに大街道で買ったのだが、つくばにも別途お送りいただいていた。どうもありがとうございます。
  2. 野村育世『蜘蛛——なぜ神で賢者で女なのか』(2025年6月10日刊行、講談社[講談社選書メチエ・826]、東京, 317 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-06-539550-9 → 版元ページ)※前に、植木朝子『虫たちの日本中世史——『梁塵秘抄』からの風景』(2021年3月1日刊行,ミネルヴァ書房[叢書〈知を究める〉・19],京都, vi+327+11 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-623-09058-7 → 目次版元ページ)を読んだとき、蜘蛛と蝶はその吉凶の解釈が中世と現代では正反対であると書かれていたことを思い出す。
  3. 桃崎有一郎 『中世武士団 偽りの血脈——名字と系図に秘められた企て』(2025年6月10日刊行、講談社[講談社選書メチエ・825]、東京, 356 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-06-539970-5 → 版元ページ)※人間社会の家系図はそれが事実がどうであるかよりも、むしろ対外的なプロモーションのひとつとみなすべきなのだろう。

—— こうやって、上から順番に掘り進んでいきます。

◆むしやしないに〈仙太郎〉の「水無月」3種類をイッキ喰いしてから、午後3時過ぎにつくばセンターからリムジンバスで成田空港に向かう。今日はフライト遅延なく午後8時に小雨降る松山空港に着陸。道後温泉直帰。

◆帰りが遅くなってしまったので、〈みなか食堂・道後店〉は、店主の店主による店主のためのまかないとして、〈道後ビール〉の「道後エール 紅まどんな」のアテに、イワシのオイル漬けでちゃちゃっとパスタを用意した。

◆午後十時過ぎ、いきなり本降りの雨。今週はよく降るとの予報。明日からまた松山ライフ。

◇本日の総歩数=3,017歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

21 juni 2025(土)※夏至のつくばあちこち

◆午前7時のろのろ起床。曇り。最低気温22.0度、蒸し暑さは感じない。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 朝早くから医者ふたつをはしごする。

◆〈みなか食堂・つくば本店〉の遅めの朝餉は「貧乏人のスパゲティ(Spaghetti del poverello)」。ペコリーノ・ロマーノがないのでさらに “貧乏” かも。

レシピ → het dagelijkse keukenleven —〈みなか食堂〉のお品書き「貧乏人のスパゲティ」。

◆[蒐書日誌]三中信宏『思考の体系学:分類と系統から見たダイアグラム論』(2017年4月25日第1刷刊行|2021年6月25日第2刷刊行|2025年4月20日第3刷刊行,春秋社,東京,6+316+23 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-393-33355-6 → コンパニオン・サイト版元ページ)※第3刷が4年ぶりに重版されることは3月中に聞いていたのだが、ワタクシが半月あまりいなかった間にブツがつくばに届いていた。

今回の改訂箇所は著者プロフィールが中心で、本文は minor revision のみ。途切れず重版されるのはありがたいこと。

◆水無月なので水無月をいただきます〜。〈仙太郎〉えらいっ。

◆明日はまたあわただしい一日になる。

◇本日の総歩数=3,284歩. 朝−|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 76.25kg(−0.70kg) / 未計測

20 juni 2025(金)※高座と宣伝とフライト

◆午前5時半起床。晴れ。気温22.3度、北北東の風。〈飛鳥乃湯泉〉から〈ユノマチベーカリー〉へのお決まりコース。定番の「ハニートースト」は見るからに第一級の “背徳パン” 。お店の人も「カロリーとか考えてはダメ」と悪の道へ引きずり込もうとする。いただきまーす!

◆午前の┣┣" 撃ち —— 「万物は進化する」第10回高座 10:50〜12:20※ダーウィン先生の「本能」論議では社会性昆虫が次々に登場し、アリやハチの不妊カーストをめぐる彼の議論は、一世紀後のウィリアム・D・ハミルトンの血縁選択理論まで続くことになる。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 今治精華高校ガイダンス 13:20~14:45 で学科宣伝しまくり。

◆今日の最高気温32.7度が出た午後3時過ぎに道後温泉前から松山空港へバス移動。定刻よりやや遅延して飛び立ったジェットスターは午後7時前に成田空港第三ターミナルに着いた。いつもより早いフライトなので、つくばセンター行きの高速バスに乗れた。京成スカイライナーで遠回りする必要がない。いつもは午前様だったが、フライトが一本早いだけでだいぶラクになる。ありがた山の寒がらす。

◆成田空港からの高速バスは、圏央道が工事通行止めだったので、低速バスとして下道を一時間半かけて走って、午後9時半につくばセンターにたどり着いた。お、意外に夜風が涼しいかも。

◇本日の総歩数=12,309歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 76.95kg(+0.30kg) / 未計測

19 juni 2025(木)※徒歩出勤往復難行苦行

◆午前5時半起床。晴れ。今朝の最低気温は22.2度で、80%台の湿度がもっと低ければ快適だったかもしれない。東北東の風。午前6時の刻太鼓に押されて〈飛鳥乃湯泉〉の一番風呂へ。早朝のアーケード街では燕の二度目の子育てが賑やか。

◆〈みなか食堂・道後店〉今日の朝餉に「完熟梅ヨーグルト」が登場。仕込んでからの日数が経つほど完熟梅の味わいが深まり、漬け込んだシロップもまろやかにヨーグルトとなじむ。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 図書館運営委員会 9:10〜10:30。/某書類のスキャン作業。終了。

◆今日のお弁当はまたまた “真っ白” に逆戻り。敷き詰められた釜揚げしらすの下にいったい何が埋まっているのか(あるいは何も埋まっていないのか)は〈みなか食堂・道後店〉店主のみぞ知る “勇気の出るお弁当” 。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 毎週の統計お座敷。Parallels Desktop が急にフシアワセになってしまい、あたふたした。けっきょく今回は RStudio on macOS で事なきを得た。よかったよかった。

息絶えた Parallels Desktop はあとで MacBook Pro を再起動したら蘇生した。

◆夕方の┣┣" 撃ち —— 「万物は進化する」第10回講義の文章教材準備はまだ続く。/人間環境大学松山道後キャンパスで11月1日(土)〜2日(日)に開催される学祭〈心心祭〉の実行委員会懇親会 18:00〜19:30 に顔を出す。総合環境学部の一年生たちも実行委員になっている。秋の開催までがんばってください。

◆今日の最高気温は32.5度だった。熟田津の夜道はまだ蒸し暑さが残っている。懇親会を途中で抜けてサクッと帰還。ちゃちゃっと晩ごはんの用意をして、明日の高座の残務をこなす。終わったのは午前零時半。

◇本日の総歩数=7,807歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 76.50kg(+0.15kg) / 未計測

18 juni 2025(水)※梅雨はどこへ行った?

◆午前5時半起床。曇り。気温24.3度、北東の風、湿度79%。これで涼しいと感じるようではダメだ。朝イチの〈飛鳥乃湯泉〉を独り占めして帰宅。今日も真夏日になるのだろうか。

◆昨夜仕込んだ「完熟梅のコンポート」は、一晩越して味がまろやかになった気がする。シロップは炭酸水で割れば朝のさわやかな飲み物になる。

◆午前9時前、曇り空の熟田津の道は風もなくただただ蒸し暑い。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 「農業地理学」講義立ち会い 9:10〜10:40。/「万物は進化する」第10回講義の文章教材準備。

◆今日の〈みなか食堂・道後店〉のお弁当は冷蔵庫在庫一掃処分の「玉子レタス炒飯」です。レタスはいくら大量にあっても強火で炒めればかさがどんどん減るのでチャーハンの具にピッタリ。玉子と紅生姜の残りを投入すれば数分で完成。フタを開ければ炒飯がギッシリ。これまた “勇気の出るお弁当” かも。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 運営会議 13:00〜14:30/入試広報企画委員会 14:30〜15:30/教学マネジメント委員会15:30〜17:30。

◆午後は休みなく続いた会議で疲弊してしまった。今日の最高気温は32.0度。夕方の午後5時を過ぎても真夏日ラインを下回らない。 “気付け薬” として大洲・臥龍醸造の新商品 Rice Lager「BANZAI万菜ラガー2025」をハモン・セラーノとともに。蒸し暑い季節にはこれくらい軽めののどごしがとても心地よい。

◆今日はせっかく早く帰れたので、早く寝るのが得策だ。寝る子は育つ。

◇本日の総歩数=7,545歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 76.50kg(kg) / 未計測

17 juni 2025(火)※樋又の梅のコンポート

◆午前5時過ぎ起床。夜中に雨が降ったのか、石畳が濡れている。気温23.7度、曇り空。熱帯夜ではないものの蒸し暑すぎる。刻太鼓とともに〈飛鳥乃湯泉〉に飛び込んで、朝の散歩へ。〈ユノマチベーカリー〉がこんな早朝にもう完売?と思ったら、看板が裏返しというオチだった。新作のキーマチーズパンを買って帰宅。

◆午前9時半の気温は26.8度でも、湿度が81%もあって、夏日が照りつける熟田津の道を歩くのはかなりつらい。真夏日ラインを超えるのはしかたがないが、昨日みたいな猛暑日になるのはかんべんしてほしい。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 「万物は進化する」第10回高座準備。教材とする『種の起源』の第7章「本能」の章はいま読んでもおもしろすぎるかもしれない。

◆今日の “勇気の出るお弁当” お弁当は “いちめんのしらす” 。※昨日の写真ではありません。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 東京都立大学都市環境学部「観光統計解析I」第2回講義13:00〜14:30。今日はパラメトリック統計学の入口から入って RStudio の起動設定まででおしまいとなった。

◆昨日のように一雨降って涼しくなることもなく、今日の夕方は蒸し暑さが道後一帯に淀んでいた。〈みなか食堂・道後店〉店主は、厨房に立てこもり、大学で “収穫” した完熟梅でコンポートをつくってみました。冷水にしばらく漬けてアク抜きをしなくても、楊枝でつついてヘタを取らなくても、意外に簡単に美味しいコンポートのできあがり。

「完熟梅のコンポート」【食材】完熟梅(400g)・白ワイン(200cc)・はちみつ(大さじ2)【調味料】グラニュー糖(200g)。

  1. 完熟梅は水洗いして水分を拭き取る。※梅の木から自然落果した完熟梅なので、冷水でのアク抜きや楊枝でのヘタの除去はほぼ不要かと思われる。
  2. 鍋に、水200ccと白ワイン・グラニュー糖・はちみつを投入していったん沸騰させ、弱火にして梅を並べ、約10分ことこと加熱する。
  3. 火を止めて梅の実を別容器に移す。
  4. 鍋に残った汁を中火で煮詰める。粗熱を取ってから、3 の梅の容器に注いで冷蔵庫で保存する。※清潔な容器で保存するのがもちろん望ましいが、おそらくあっという間に食い尽くすので、この点はあまり気にしていない。

昨日抜栓したイタリアの微発泡赤ワイン〈Saccomani Gutturnio〉と合わせてみたが、梅と赤ワインは意外にいい相性かも。完熟梅コンポートは、今日はまだ酸味が立っていたが、冷蔵庫でしばらく寝かせると味が落ち着くと思う。

レシピ → het dagelijkse keukenleven —〈みなか食堂〉のお品書き「完熟梅のコンポート」。

◆明日は明日の┣┣" が来る。

◇本日の総歩数=10,320歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 70.00kg(+0.05kg) / 未計測

16 juni 2025(月)※熱帯夜から猛暑日へ!

◆午前5時半起床。曇り。気温27.5度。最低気温は丑三つ時の25.7度だったので、今年初の熱帯夜。湿度75%。朝から蒸暑すぎる。土鍋でご飯を炊いて “勇気の出るお弁当” をちゃちゃっと詰めて出勤。午前9時前には気温31.6度とすでに昨日の最高気温を超えている。熱気が淀む熟田津の道を徒歩出勤するのはつらい修行。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 農業基礎演習 I の圃場実習に立ち会うつもりなのだが、午前11時過ぎには32.6度となり、おちこぼれ梅の実を拾っただけでとっとと圃場から退却した。/今日が提出締切の案件ふたつ。/「第三者試験とは何か?」問題が急浮上する。

◆週明け早々の〈みなか食堂・道後店〉お弁当は “勇気の出るお弁当” の第三弾です。ますます手抜きしていないかとのご指摘は真摯に受け止めます。そう、手を抜いているからこそ “勇気の出るお弁当” なんです。敷き詰められた釜揚げしらすの下にはいったいどんな食材が埋もれている?

◆午後2時前、最高気温は35.1度になり、めでたく?今年初の猛暑日ライン超えを達成。外には出られまへん。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 「基礎ゼミナール I」14:55〜16:30。/学科会議 17:00〜19:30。

◆閉じこもって会議をしている間に雨が降ったらしく、気温は猛暑日からイッキに10度も下がって、午後7時半には25.6度と、涼しく感じられるほどになった。

◆今宵の〈みなか食堂・道後店〉はエミリア・ロマーニャの〈Saccomani Gutturnio —— Vino Frizzante Rosso 2022〉を抜栓しました。赤ワインにして微発泡、しかもアルコール度数は14度ととてもキケンな “お水” 。バルミューダでカリッと焼いた〈ユノマチベーカリー〉のロングソーセージパンとの相性がとてもいいように思います。あゝ、至福。

◆夜の┣┣" 撃ちがちょっと残っていたので、さくさくすませてから、爆睡へ一直線。

◇本日の総歩数=8,992歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 76.95kg(−0.35kg) / 未計測

15 juni 2025(日)※真夏日の日曜にOC三昧

◆午前6時半のろのろ起床。曇り。気温22.9度。蒸し暑い。今日はオープンキャンパスがあるので、早めに大学に行かないと。

◆午前の┣┣" 撃ち —— オープンキャンパス 8:30 集合。午前は大学の説明と入試制度の解説。その後、因縁の学科紹介。

◆正午前の気温は30.0度といきなり真夏日ラインに乗った。蒸し暑さは熱帯温室並み。

◆午後の┣┣" 撃ち —— オープンキャンパス(続):模擬授業。真夏日の蒸し暑い昼下がり、体験授業で参加高校生たちに、学内圃場できゅうりと茄子の収穫作業を体験してもらった。見上げれば梅雨時らしくない夏空が広がっている。午後の最高気温は31.3度。もちろん今年の最高気温を更新した。

学内圃場を整地するときに幸い切り倒されなかった梅の木がたわわに実って、いたるところに落果している。何個か拾ってみた。よく熟しているので、梅ジャムにしてみるか。

◆夕方の┣┣" 撃ち —— オープンキャンパスの評価会議のあとは、定期試験についての会議 16:30〜18:30。

◆今宵は道後湯之町の〈せと家〉にて軽く一杯。ビールのあとはぶっかけうどん(冷)を。

◆明日は当たり前のように平日が始まる。「週末」とか「日曜」がもともと帯びていた “休息” とか “休み” という意味合いはとうの昔に消え去っているらしい。

◇本日の総歩数=10,146歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

14 juni 2025(土)※真夏日ライン飛び越え

◆午前7時半のろのろ起床。空を覆う雲がざわめいている。気温はすでに夏日ライン超えの27.3度。ひょっとして真夏日ライン超えもありえる? 湿度79%で朝から不快指数マックス。とりあえず朝ごはんの用意をしますかね。

用意といっても、昨夜の〈みなか食堂・道後店〉の残りものを並べただけのまかない:鯖味噌・船場汁・卵かけごはん(釜揚げしらすトッピング)。今回の鯖味噌は、〈義農味噌〉の「あわせ味噌」(麦と米と大豆)を使ったが、もっと甘みの強いピュアな麦味噌でもいいかもしれない。

—— これにて、昨夜から鯖を丸ごと二尾をムダなくすべて食べつくした。メインのおかずが二食で300円というのはとってもフトコロにやさしすぎる。クラフトビール缶の方が二倍以上高かったりしたのは他言無用のヒミツだ。

◆正午直前の気温は29.5度と真夏日寸前。湿度73%と蒸し暑さも尋常ではない。しかも、雨まで降り出して、もうどうしようもない。午前中は明日のオープンキャンパスの学科紹介スライド修正に追われて、一歩も外に出なかったが、午後はお出かけしてぱあ〜ッといかないとね。ぱあ〜ッと。しかし、午後もスライド修正作業はなお続くのだった……。

◆夕方、降り出す雨から逃れるように市内電車で大街道へ。まずは興居島の「Iyokan IPA」から。その後、午後7時からは歩行町の〈日本料理・若菜〉にてささやかな懇親会を。ひさしぶりにゆっくりしたいのだけど……。

◆午後11時に帰宅したら、案の定┣┣" がわんさか増えていて……、修正スライドを送ったのだが、もう寝ないとどうしようもない。

◆明日が思いやられる。

◇本日の総歩数=4,765歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

13 juni 2025(金)※華金の夕餉は鯖づくし

◆午前5時過ぎ起床。雨。気温18.5度。南南東の微風。午前6時、真夜中は雨足が強かったようだ。湿った刻太鼓の打音に背後から押されて〈飛鳥乃湯泉〉の一番風呂へ。

◆今日の〈みなか食堂・道後店〉はお弁当づくりがおっくうにならない “勇気の出るお弁当” の第二弾です。おとついの第一弾がご好評?だったので、あつかましくも第二弾。乗っけたのは卵焼き・じゃこ天・葱味噌・梅干し・釜揚げしらす。白ごはんさえ炊けていれば、10分もかからず詰めることができます。ちょっと見には白と黄色のツートンカラー。日々のお弁当はこれでもう十分。

◆蒸し暑い熟田津の道をてくてく歩いて大学出勤。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 「万物は進化する」の準備。文章教材と小テストはすでにあるので、ヨリソルにアップロードする。/「万物は進化する」第9回高座 10:50〜12:20。今日は「第6章 学説の難題」(pp. 291-346)。やっと上巻の終りが見えてきた。

◆今日は梅雨の中休み。青空がのぞいたりしている。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 今週末のオープンキャンパスのスライド修正に時間がすり潰されていく……。

◆夕暮れ時、大学からの帰りしな、いつものスーパーに寄ったら、香川県産の真鯖(25cmサイズ)が一尾150円で並んでいた。これはもう買うしかないね。

真鯖だから、本体は筒切りにして合わせ味噌(義農味噌)の「鯖の味噌煮」に、アタマと尾はダイコンとともに「船場汁」にした。うむ、これはごはんがごはんがススム君。冷たい “お水” は〈DD4D〉の伊予柑サワーエール「Daily Dose」を。柑橘系ビールは蒸し暑い季節の友。

◆明日は用事は何もないはずが、そうでもないようで……(はっきり言うたれや)。

◇本日の総歩数=11,638歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 77.30kg(−0.25kg) / 未計測

12 juni 2025(木)※会議と講義にはさまれ

◆昨夜は午前様のご帰還だったので、今朝は午前7時半にのろのろ起床。小雨。気温19.9度。一番風呂なし。朝ごはんにパンをかじって、休む間もなく大学へ直行。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 教授会 9:30〜12:30。昨日の深夜の作業はムダだったかもしれない……。/またまた新規┣┣" どもが増えたような気がするが、気のせいだろうか。

◆今日は雨模様だが、降り方はたいしたことない。しかし、湿度だけはたっぷりあって、どこにいても蒸し暑い。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 先週は事前録画にしてしまった東大「生物統計学」のオンライン講義 14:55〜16:40。

◆今日は早々に大学から撤収し帰宅。午後6時から岩波書店オンライン会議に出て、尻を叩かれる。涼しいようで、実は蒸し暑い夕暮れには、大洲・臥龍醸造の新作である伊予柑ゴーゼ「Short Vacation」をいただきました。〈伯方の塩〉の塩味がびしッと効いてこの季節向きのビール。

◆店主が疲労困憊している〈みなか食堂・道後店〉。今宵はろくなものがつくれへんのでかんにんな。最後のごはんはおとついのきつね丼の残り。

◆明日の高座の準備をしなければならないのだが、睡魔が来りて笛を吹く。

◇本日の総歩数=8,084歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

11 juni 2025(水)※ひさしぶりの夕焼け空

◆午前5時半起床。早朝からざあざあ降っている。梅雨入りしてからずっと雨また雨。気温20.7度、北北西の微風。湿気が温泉街に充満している。

◆昨日はざあざあ降りの中を濡れ濡れて徒歩出勤したが、今日は昨日ほどの降り方ではなく、膝から下がびしょ濡れになる事態は避けられた。午前10時の気温は20.3度。蒸し暑いことに変わりはない。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 名刺が「残7枚」になってしまった。これは非常事態である。これから夏休みにかけてまだまだ高校廻りや進学ガイダンスに駆り出されるのに即発注しないと〜。 そんなわけで、ほんとうにひさしぶりに Adobe Illustrator を立ち上げて、名刺両面のデザインをちゃちゃっと仕上げる。テキストと画像を貼り付けて、最後にアウトライン化すれば作業はもうおしまい。某名刺作成サイト(記録を見たら前回使ったのはなんと2011年のことだった!)から ai ファイルを添付して名刺100枚をオンライン発注を速攻完了。松山に届くのは明後日というこれまたあっという間のスピード感。

◆〈みなか食堂・道後店〉本日のお弁当は「釜揚げしらすごはん」。何のことはない、白ごはんの上に釜揚げしらすをてんこ盛りにトッピングしただけというごまかしの効かないお弁当。道後店をオープンしてから、愛媛の釜揚げしらすの美味さを心底実感している。しらす干しやちりめんじゃことはちがって、水気の多い釜揚げしらすは日持ちがしないので、買ったらすぐに使い切るようにしている。さあどうぞ!

◆午後の┣┣" 撃ち —— 「万物は進化する」の文章教材の準備。毎週お定まりの自転車操業。/ダーウィン・サークルの隔週定例ミーティング。とはいえ、学生4名が集まって、静かに本を読み、脈絡なくしゃべくるという、うちの学科では “異色(ヘン)な” サークル。すぐ潰れるかと思ったら意外に続いている。どーしてだろー?

◆[蒐書日誌]本日着便 —— リチャード・ローズ[的場知之訳]『生物学を進化させた男 エドワード・O・ウィルソン』(2025年6月12日刊行、草思社、東京, 366 + xxxii pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-7942-2780-5 → 目次版元ページ)。

◆午後になって雨は上がり、西の空がひさしぶりに夕焼けに染まった。いったん帰って〈みなか食堂・道後店〉の夜の部へ。いつものスーパーに寄ったら、鮮魚コーナーで大きな「キンモリ(ヒゲソリダイ)」が睨みつけてきたので、素直にレジにお連れした。この白身魚はまたいでは通れない。20cm超のサイズで一尾180円はいくらなんでも安すぎないか。

いつものように甘めの汁で炊いたら、見かけによらず淡白で上品な味わいだった。お酒のアテにも、ごはんのおかずにもピッタリ。キンモリ美味いぞ。えらいぞ。

◆夜の┣┣" 撃ち —— 午後9時過ぎ、夜道を歩いてまた大学に戻り、明日の教授会の資料づくり。終わったのは日が変わった午前零時半。またとぼとぼ徒歩帰宅。午前1時前にやっと帰宅。さあ、お風呂に入ってすぐさま寝ないと。

◇本日の総歩数=10,385歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 77.55kg(−0.05kg) / 未計測

10 juni 2025(火)※雨に濡れて本館に突入

◆午前5時半起床。ざあざあ降っている。気温19.8度、北西の微風。低く垂れ込めた雨雲で松山城が見えないほど。

◆いつものように、午前6時きっかりに〈飛鳥乃湯泉〉に入るつもりだったが、アーケード街から反対側を振り返ったら、実にめずらしく本館前に待ち客の行列がなかった。このチャンスを逃してはならぬ!と、数ヶ月ぶりに入館し、〈神の湯〉の一番風呂に飛び込む(なんと10分も独り占めできた)。本館は〈飛鳥乃湯泉〉よりも湯舟が深いのでブクブク沈める。湯上がりにフルーツ牛乳を飲むのは極私的 “お作法” 。高い天井から雨音が響いている。

—— 次に本館に入れるのは何ヶ月後のことだろうか。シーズンオフ+平日+雨という三条件がそろえば突入できるのだが、なかなかそうは問屋が卸さない。

◆雨に降り籠められながら熟田津の道を徒歩通勤。道沿いの川はふだんの倍ほどの水量でごうごうと流れている。これでは大雨のときにあふれるのもしかたがない。道後樋又に着いたときには膝から下がずぶ濡れになってしまった。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今週末のオープンキャンパスの学科紹介スライドと来週末の今治精華高校の大学ガイダンス用スライドを入試広報部に送る。

◆本日の〈みなか食堂・道後店〉のお弁当はこの上なくシンプル。卵焼きとウィンナーって小学生の遠足弁当かいっ。そこまで言うなら、正しい「タコさんウィンナー」にすべきだったかもしれないが。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 南大沢統計高座(初回) 13:00〜14:30。毎週火曜日のこの時間帯にお座敷が設けられる。全7回。今日は出囃子から始まって、データ可視化のところまで。RとRコマンダーを用いた実習あり。

◆午後になって雨足がやや弱まったような。午後3時には空が明るくなってきた。夕方の帰路は傘いらず。雨は止んでくれたが、代わりに蒸し暑さが充満して不快指数はめっちゃ高くなった。あの爽やかな日々はもう期待できない。

◆今宵の〈みなか食堂・道後店〉は「きつね丼」をお出しします。長年住んだ関東地方には残念ながら「きつね丼」はまったくなかった。一方、甘めの味が主流の松山では、きっと「きつね丼」みたいな丼ものがどこかにあると思う。しかし、ワタクシは市中の食堂で出会ったことはまだない。

◆県内の高校訪問を繰り返していると、手持ちの名刺があっという間になくなってしまう。近日中に発注しないといけない。

◇本日の総歩数=8,183歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

9 juni 2025(月)※いよいよ梅雨の到来か

◆午前5時半起床。曇りときどき小雨。気温19.5度、南東の微風。朝から蒸し暑い。山の中にいてうっかりしていたが、四国は昨日梅雨入り宣言が出されていた。いよいよ来たか、梅雨シーズン。

◆曇り空の熟田津の道を徒歩出勤。今は降っていなくても傘は忘れずに。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 来学された今治精華高校(通信制)御一行の説明会 10:40〜12:00 での学科紹介。

◆雨がしとしと降る中でも「農業基礎演習 I」はもちろん決行される。すくすく育つ枝豆の向こうでは、新たな定植実習が。先日収穫した新玉ねぎの跡地は、またマルチをかけ今度はさつまいもの苗を定植する。ミニトマトの実が赤くなり始めた。第二弾の収穫はいつになるだろうか。ダイコンを定植したマルチの穴からキノコがこんにちは〜していた。おまんは誰じゃ〜

◆本降りの昼下がり。正午の気温は20.5度。湿度96%はかなり蒸し暑すぎる。梅雨入り宣言したからといって「はいそうですか」と許されると思ってもらっては困ります。本日の〈みなか食堂・道後店〉のお弁当は予定通り「グチの炊いたん」が三尾鎮座している。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 「基礎ゼミナール I」14:50〜16:20|学科会議 17:00〜18:30。

◆雨が降り続く夕暮れに大学を撤収。濡れ濡れて帰宅。最高気温は21.5度と夏日ラインにも届かなかったが、涼しいかと訊かれたら全力でノーと言いたい。

◆今日はいささか疲れたので、青虫のように野菜を食べ、DD4D Brewing のハラペーニョ IPA「Don Jalapeño」をプシュッと。唐辛子の辛味よりは、むしろ爽やかさが際立つ。これからの蒸し暑い季節には向いているかも。

◆明日も雨の予報ががが。

◇本日の総歩数=10,951歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 77.60kg(+0.30kg) / 未計測

8 juni 2025(日)※早朝の山に小雨が降る

◆昨晩の夜ふかしのせいで午前7時のろのろ起床。曇りときどき小雨。大きな厨房で朝ごはんの調理の手伝いをする。山の早朝は心地よく涼しい。演習施設のある場所は標高500mくらいだが、演習林の最高地点は標高1,100mを超えると聞いた。

◆午前9時過ぎに松山への帰路。夜明け前からカジカガエルの合唱、アカショウビンのさえずり、その背後ではオオアカゲラの低音ドラミングが響く森。たいへんお世話になりました。また機会を見つけて再訪したいです。

◆午前10時に道後温泉に帰り着く。曇り空から雨がぽつりぽつりと降りかかる。今日はもうほかには大きな用事がないので、今夜の食材の買い物に外出しただけでゆっくり過ごす。近所のスーパーに寄ったら、下灘のグチ(イシモチ)が10尾250円だったので即買い。「俺たちを食うんかい〜」という合唱が厨房に満ち満ちて。

◆今宵の〈みなか食堂・道後店〉の夕餉は「グチの炊いたん」。こっちに来てからは、ホンマにお肉よりもお魚を食べる機会が有意に増えている。グチが “Sサイズ” なので6尾たいらげた。残りは明日のお弁当用にとっておくことにする。

◆明日からは平日復帰。またあわただしい一週間が始まる。

◇本日の総歩数=3,424歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

7 juni 2025(土)※愛媛大学の演習林にて

◆午前5時半起床。曇り空。気温20.9度、東風。朝から空気が湿っぽい。今朝の〈飛鳥乃湯泉〉は入湯客がとても多かった。今宵は松山近くの山の中に泊まる予定。どんな服を用意していけばいいのか。 “お水” の用意は準備万端整っているのだが。

◆午前9時に道後を出て、車で石手川ダムの上流にある愛媛大学農学部附属演習林(松山市大井野町)へ。カジカガエルが合唱する渓流のほとりに立派な施設が建つ。

◆今日から一泊で農学部昆虫学教室の「採集会」に参加する。参加者総勢40名超とは某農大昆研並みの規模。この雰囲気はひさしぶり。

◆演習林への山道を散歩する。いたるところにテンナンショウが咲いている。下草が荒らされていないのはシカがまだ侵入していないからだろう。あとで聞いたところでは、標高の高い演習林内ではシカによる食害が目に余るらしい。

◆演習施設の前庭のベンチにはシカの頭骨が座っていた。その奥には炭焼き窯。薪で湧かす五右衛門風呂は現役。けっこうワイルドなところかも。

◆午後は広い演習林の中を車で案内してもらった。ここはとってもワイルド! 車が入らない先にも尾根筋まで登山道が伸びているとのこと。

◆演習林の奥の水溜りで孵化していたニホンヒキガエルのオタマジャクシ。演習施設では成体カエルが水槽で飼われていた。

◆盛大なBBQパーティーで演習林の夜は更けてゆく。

◇本日の総歩数=10,267歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 77.30kg(−1.10kg) / 未計測

6 juni 2025(金)※一ヶ月ぶり大街道出撃

◆午前5時半起床。晴れ。気温18.1度。湿度61%。東北東の風。

◆〈みなか食堂・道後店〉朝の厨房仕事。昨夜のカナガシラの炊いたんを丸ごとお弁当に詰めようとしたら、大きすぎてフタが閉まらない。半身にして詰めるしかないのは残念無念。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 「万物は進化する」第8回高座 10:50〜12:20。

◆今日の最高気温は、昨日とほぼ同じ26.7度。湿度は50%台と低かったので許す。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 松山オープンキャンパスに向けてのあれやこれや。いろいろ┣┣" が混み合っていて自分でも何がなんだかよくわかっていない。

◆夕方、所用で大街道に来た。一ヵ月ぶりかも。つい誘引されて、梅錦ビール「ボック」に手が伸びて……

◆所用をすませて道後温泉直帰。この週末は不在なので、〈みなか食堂・道後店〉は、フードロスをなくすべく、残りもの一掃処分日。牛丼→肉豆腐と変転した煮汁は新ジャガの煮物に変身。さらに最後のひとすくいは炊きたて土釜ごはんにかけてまったくムダなく全部食い尽くしました。肉も玉ねぎもすでに破片と化しているが、出汁の味は言うことなし。

—— これでもう心配はないので、明日からワタクシがいなくても大丈夫。

◇本日の総歩数=10,102歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

5 juni 2025(木)※今日も夏日ライン超え

◆午前5時半起床。晴れ。気温17.1度。東北東の風が涼しい。今朝は午前6時に〈飛鳥乃湯泉〉へ飛び込んできた。昨日の愛南は最高気温29.3度と真夏日ライン寸前まで上がった。松山も26.1度の夏日だったらしい。湿度が低いのがせめてもの救い。からりとしていれば暴れずにすむ。さて今日はどこまで暑くなるか。

◆日差しが強すぎる熟田津の道を徒歩出勤。午前9時の気温はすでに23.1度。今日も夏日になるのは確実だろう。しかし、湿度はかろうじて50%台にとどまっている。許す。

◆人間環境大学松山道後キャンパス構内の実験圃場で収穫された新玉ねぎ。完全無農薬は教員が保証します。本日、大学構内にて “なかのひと” には無料配布。新玉ねぎは、皮付きのまま丸ごとオーブンでこんがり焼いてもよし(EVオリーブオイルと岩塩を振っていただく)、牛丼や玉子丼の具にしてもよし。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 午後の東大「生物統計学」オンライン高座の準備。前回の zoom 録画を公開し、今日の “紙芝居” を配布する。

◆今日の〈みなか食堂・道後店〉の曲げわっぱ弁当は、肉豆腐と茹で卵と焼売。さすがに三日目ともなると牛肉も玉ねぎも破片と化している。残りものの有効活用。

◆午後の┣┣" 撃ち —— いつもの会議が午後になったので、東大のオンライン講義はオンデマンドとし、昼休みを挟んで105分の動画を zoom 録画し、学内公開した。受講生のみなさん、急なことで申し訳ありません。/学部会議 14:00〜17:30 ※オンデマンド高座にしておいてよかったぁ〜

◆今日の最高気温は26.6度だった。暑さが淀む夕方、大学からの帰りしなにいつものスーパーに寄ったら、大きなカナガシラが「連れてけ〜、買うてけ〜」と合唱していたので、連れ帰ってシンプルに炊いた。煮魚は万能。

◆明日の準備をいろいろしなければならないのだが……

◇本日の総歩数=8,538歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 78.40kg(+0.65kg) / 未計測

4 juni 2025(水)※宇和島から愛南お遍路

◆午前5時半起床。曇り。気温17.0度。東風。今日は南予の高校をぐるりと廻るので、かなり早く大学に行かないといけない。いつもだったら朝風呂の時間だが、今日は♨飛び込みはなしにして、早くも朝ごはんの用意中。

◆[蒐書日誌]大石尚子『イタリア食紀行 —— イタリア食紀行南北1200キロの農山漁村と郷土料理』(2025年4月25日刊行、中央公論新社[中公新書・2853]、東京, 4 color plates + 264 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-12-102853-2 → 目次版元ページ)※北はアルプス山麓に始まり、南はシチリアからサルデーニャにいたるイタリアの南北食文化を通観できる本。同時に、それぞれの地域での農業を通じた地域再生とアグリツーリズム、スローフード運動などの視点から、現代イタリアの社会問題への取り組みが論じられている。ただのイタリア料理本ではない。

◆本日の┣┣" 撃ちお遍路 —— 夏日の今日は照りつける日差しのなか、早朝から夕方まで宇和島〜愛南〜鬼北まで南予を駆け抜ける一日だった。高校廻り先は以下の通り:宇和島東高・宇和島南高・宇和島水産・南宇和高・宇和島東高津島分校・北宇和高・北宇和高三間分校・吉田高の計8校。7:45〜18:30。宇和島のさらに南に位置する愛南に行くのは初体験。ここは南国。

◆夕暮れの大学に戻り、へたり込まないうちに速攻で撤収。今宵の〈みなか食堂・道後店〉は昨夜の牛丼の “遺産” を肉豆腐/肉じゃがに転身させました。煮抜きを追加するという選択肢はまた明日。

◆明日は明日の┣┣" が来る。

◇本日の総歩数=6,530歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

3 juni 2025(火)※これは卯の花くたしか

◆午前5時半起床。雨。気温17.6度。ほぼ無風なので、湿気が淀んでいる感じ。蒸し暑いかも。梅雨間近か。去年の日録を確認すると6月9日が愛媛の梅雨入りだった。雨に濡れる熟田津の道を徒歩出勤。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 細かい┣┣" どもを薙ぎ払う。/午前中は某共同研究の打合せ。

◆道後樋又の昼下がり。本降りの雨。今日の〈みなか食堂・道後店〉のお弁当。毎日つくっているからか、けっこう手抜きをしていることが見え見え。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 出張の申請書やら復命書を出しまくる。/来月に突如として追加されたオープンキャンパスのセミナー担当になってしまった。演題と要旨を入試広報部に送る。/いろいろ┣┣" が充満しているが、いっぺんに薙ぎ倒せない……。

◆明日は┣┣" 撃ちの開始が早くなったので、今日は早めに撤収した。前菜はいつものヤツで芸がない(美味いけど)。よく冷えた “お水” は松山の北条にある〈HOJO Brewing & Stays〉の「Dry Hopped Citrus Sour Saison」。レモンの香りがとても爽やか。これからの季節にピッタリかも。

今宵の〈みなか食堂・道後店〉のメインは「新玉ねぎの牛丼」です。牛丼なので牛バラ肉は入っていますが、これは新玉ねぎの甘みをたっぷり味わう一品。牛肉300gに、新玉ねぎ大3個を投入して、濃い目の出汁でしっかり煮込むとごはんがごはんが進むクン。

「ごはんが進む」で思い出したが、今日の夕方、大学の “ゼミスタジオ(学科専用のフリースペース)” で、ある女子学生が友人に「きのうごはんを二合炊いたのを忘れていて、夕ごはんに全部食べた〜」とカラカラと笑って話していた。ごはんをよく食べる女子学生に幸あれかし。

◆今夜は早寝しないと、明日の南予への “お遍路” にカラダがもたない。

◇本日の総歩数=8,964歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 77.75kg(−0.15kg) / 未計測

2 juni 2025(月)※急坂を這い上がる修行

◆午前5時半起床。晴れ。気温16.6度、南東の微風。燕の子たちの巣立ちはもうすぐか。

◆午前8時半の気温は21.2度、湿度65%。やや蒸し暑い。曇り空の徒歩出勤。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今日の「農業基礎演習 I」は大学の裏山にある祝谷の圃場でやっているということを聞き、けっこうな山道を這い上がってやっとたどりついたのに、誰もいない! なんでやねんとぶつぶつ言いながらむなしく大学に戻ってきた。あとで担当の先生に訊いたところ、その坂をさらに登り続けた先のみかん園で実習をしていたこと。そんなん、知らんがなぁ〜

◆正午の気温は24.0度。曇りときどき小雨が降る昼下がり。今日の〈みなか食堂・道後店〉のお弁当はとてもシンプルです。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 学部会議に提出する議題を総務課に送る。/基礎ゼミ I 14:50〜16:20。

◆[蒐書日誌]松本侑子『みすゞと雅輔』(2017年3月1日刊行,新潮社,東京, 399 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-10-416602-2 → 目次版元ページ)※読了。上山雅輔の日記が、長年活動をともにした古川緑波『ロッパ日記』の “補完” になっているとは知らなかった。

◆夜の┣┣" 撃ち —— 学科会議 17:00〜19:40。

◆朝の “山登り” に続く午後の講義と夜の学科会議 17:00〜19:40 でぐったり疲れたので、今宵の〈みなか食堂・道後店〉は手の込んだモノはお出しできません。

◆明日は明日の┣┣" が来る。

◇本日の総歩数=11,436歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 77.90kg(+0.45kg) / 未計測

1 juni 2025(日)※休む間もなく松山送還

◆水無月は曇り空の幕開け。午前7時半のろのろ起床。気温16.4度、南南東の風。今日も涼しい?

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今月の┣┣" 撃ちカレンダーの記入。先月も “真っ黒” だったが、今月も負けず劣らず黒っぽい。

◆今日の遅めのランチは、観音台ヨコのタイ料理〈コワタイ〉へ。案の定、一時間ほど待たされたが、ひさしぶりの「カオ・トム(ข้าวต้ม)」と「生春巻き(ปอเปี๊ยะสด)」はとても美味だった。

◆午後3時過ぎにつくばセンターから成田空港へ。今日はずっと曇り空だった。午後4時過ぎ、成田空港到着。18:10に定時離陸したジェットスターは午後8時、松山空港着。道後温泉直帰。夜の道後温泉街は散歩に最適。

内子でシェーヴルをつくっているという最新情報を得た。もうひとつ、〈ハラミ屋〉の後におばんざい屋ができるとの情報も。すばらしい!

◆明日からはまた平常労働に引き戻される。

◇本日の総歩数=4,679歩. 朝△|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 77.40kg(−0.05kg) / 27.3%(+0.5%)