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日録2024年8月


31 augustus 2024(土)※ずるずる長引く雨と風

◆午前7時起床。雨。気温26.2度。南風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— つい先日、アウェイすぎるほどアウェイな出版企画から寄稿依頼が届いた。こういう本は古代・中世の神話学・文化史の専門家が書くべきだろうと断りそうになった。しかし、企画書をよく見ると、確かに、依頼されたこのトピックで書ける人は他にはいないかもと悟った。お引き受けいたします。

◆朝のうちは本降りな雨だったが、お昼前にはもう上がって空は明るくなってきた。午前10時の気温は28.4度。この上なく蒸し暑い。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 昼下がりはつくばセンター〈サザコーヒー〉にて、別件の本(新書)の企画打合せ。すでに堆積している原稿案件が崩落し始めているので、こちらの新規案件の起動はちょっと(だいぶ)先になると編集長氏にお伝え下さいませませ。

◆晩ごはんのためだけに雨降る中を石岡まで来る。フレンチレストラン〈Chezやなぎさわ〉にて。

◆明日は台風10号の成れの果てを踏み越えて松山に戻るぞ。

◇本日の総歩数=3,360歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 81.75kg(+0.40kg) / 29.0%(−0.5%)

30 augustus 2024(金)※やっと台風らしい風雨

◆午前5時半起床。吹き降り。気温24.7度。東南東の風。

◆[蒐書日誌]新刊が届きました:『現代思想2024年10月臨時増刊号 総特集=ダニエル・C・デネット――1942-2024 意識と進化の哲学』(2024年9月6日刊行、青土社、東京, 278 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7917-1470-4 → 版元ページ)※ワタクシの寄稿:三中信宏「『ダーウィンの危険な思想』再読 —— 万能酸、スカイフック、クレーン」(pp.62-70)。

◆夜、風雨は止み、すだく秋の虫の音が心地よい夜。よろめく台風10号はいったいどうなってしまったのか。今宵の〈みなか食堂〉のメインは牛バラ肉でいささか肉っぽいが、サイドメニューの山芋すりおろし・絹ごし豆腐のタレかけ・オクラの韓国海苔和えは〈王祿〉に合っているはず。

◆明日は明日の風が吹く。

◇本日の総歩数=1,525歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 81.35kg(−0.10kg) / 29.5%(+0.4%)

29 augustus 2024(木)※雲がどんどん厚くなり

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温23.9度。東風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— ちょっとだけ “断髪” してきた。

◆蒸し暑い午後。雨雲が南から次々に上がってくるが、つくばにはまだ到達していない。気温は真夏日ラインをうろうろしている。

◆夜の┣┣" 撃ち —— 夜のうへオンライン会議 19:30〜21:30。今宵の〈みなか食堂〉は、蜂蜜酒(ミード)の炭酸割りに合わせて、シーフードパスタという夕餉らしからぬ軽食メニュー。

◆終わったら外は本降りの雨になっていた。いよいよ台風10号の影響か。

◇本日の総歩数=2,022歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 81.45kg(−0.55kg) / 29.1%(+0.3%)

28 augustus 2024(水)※のろのろ台風やきもき

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。東風。気温24.8度と熱帯夜ではない!

◆しばらくいなかった間に届いていた本たち ——

  1. キース・サイファート[熊谷玲美訳]『菌類の隠れた王国——森・家・人体に広がるミクロのネットワーク』(2024年6月24日刊行、白楊社、東京, 351 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-8269-0260-1 → 版元ページ)※某誌から書評依頼されている本。
  2. 志村真幸[編著]『南方熊楠の生物曼荼羅——生きとし生けるものへの視線』(2024年2月26日刊行、三弥井書店、東京, IV+vi+325 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-8382-3414-1 → 版元ページ
  3. 櫻庭由紀子『落語速記はいかに文学を変えたか』(2024年3月31日刊行、淡交社、京都, 223 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-473-04586-7 → 版元ページ)※「落語」ではなく「速記」に惹かれたワタクシ。
  4. 木村哲也『『忘れられた日本人』の舞台を旅する——宮本常一の軌跡』(2024年7月20日刊行、河出書房新社[河出文庫・き17-1]、東京, 343 pp., 本体価格980円, ISBN:978-4-309-42125-4 → 版元ページ

◆午後の┣┣" 撃ち —— うへ┣┣" どもが大きく育っていた。

◆のろのろ台風にやきもきしつつ日が暮れて、今宵の〈みなか食堂〉は東出雲〈王祿酒造〉の純米「渓」55%直汲中取りを抜栓。王録の中ではバツグンの味わい。

◆台風に備えてフライトも変更して東へ逃げてきたのに、こんなにのろのろされたのではどうしようもない。

◇本日の総歩数=2,753歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 82.00kg(+0.50kg) / 28.8%(+0.2%)

27 augustus 2024(火)※もくもく立ち上がる雲

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温25.5度。南風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 予約していたところで所定のものをゲット。

◆午後になって雲がもくもく立ち上がってきたが、昨日のような兇悪さはいまのところ感知できない。もちろん、このところの空模様は一瞬先は闇ならぬスコール。油断禁物。

◆今日のランチは簡単に「鰹の塩たたき丼」。

◆午後の┣┣" 撃ち —— うへ┣┣" の群れが乱入する。

◆今日の最高気温は33.0度と猛暑日にはならなかった。酔歩している台風10号の動きがとても遅いのでフライトの予定が立てられない。とりあえず当初予約していた8月28日(水)松山行き/8月30日(金)成田行きフライトは、来週の9月1日(日)松山行き/9月6日(金)成田行きに変更した。

◇本日の総歩数=1,480歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 81.50kg(−0.70kg) / 28.6%(+2.8%)

26 augustus 2024(月)※飛べるうちに飛ぶべし

◆今朝は午前6時前起床。晴れ。気温25.9度、湿度79%、北東の風。迫りくる台風から逃れるため、松山空港へ。つくばはきっと安全だろう。

◆松山空港を定時離陸、成田空港第三ターミナルには正午過ぎに到着。気温は31.2度。松山よりはちょっと涼しい気もする。バスでつくばセンターへ一路ゴー。

◆圏央道から筑波山方面を見やると、巨大な積乱雲が伸び上がり、その直下が不透明になっている。ということは、局地的なスコールが叩きつけているにちがいない。

◆案の定、雷雲がそそり立つあわわなローカル天気。しかし、日頃の行いが善いので、幸いにもスコールに直撃されることなく無事につくばに帰還できた。

◆夜はひさしぶりに「貧乏人のスパゲティ」を。

◆今週の予定は未定。

◇本日の総歩数=3,577歩. 朝−|昼−|夜◯. 計測値(前回比)= 82.20kg(+0.70kg) / 25.8%(−5.6%)

25 augustus 2024(日)※終日駆けまわる松山OC

◆午前5時半起床。晴れ。気温26.5度、湿度84%、東風。朝イチの〈飛鳥乃湯泉〉から帰還。今日は道後樋又で人間環境大学(総合環境学部)のオープンキャンパス。

◆午前8時半、道後樋又に到着。気温はすでに真夏日ラインを超えている。本日の大┣┣" は人間環境大学総合環境学部オープンキャンパス(松山道後キャンパス)。走り回って気がついたら午後5時を過ぎていた。今日の最高気温は36.2度とまたも猛暑日。

◆脱出したはずの “沼” から手が伸びてきて、別室にて拷問タイム。こわ……。また、うへ┣┣" が増殖した。

◆今宵は〈奴寿し〉にてプチ打ち上げ。

明日は台風から逃れてつくばへ帰る。はたしていつ松山に戻るのだろうか

◇本日の総歩数=7,882歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)= 81.50kg(−0.45kg) / 未計測

24 augustus 2024(土)※ぶくぶく〜ぶくぶく〜

◆午前6時前起床。晴れ。気温26.7度、湿度81%、北東の風。真夏の間はさすがに足湯に浸かる気力はなかったが、多少とも秋風が吹いてきたので、ひさしぶりに湯神社から道後温泉本館を見下ろした。昨日はかなり疲弊したが、明日のオープンキャンパスまではがんばらないと。

◆昼下がりの気温は35.3度と今日も猛暑が続いている。ここ数日 “エクセル沼” に浸かりっぱなしで、そろそろ水生動物になるかもしれない。明日のオープンキャンパスでの学科長トークの紙芝居は昼前にやっと道後樋又にメールで送った。さて、また沼へ戻ろうとしよう。

◆道後樋又といえば、日本基礎心理学会第43回大会が、2024年11月29日(金)〜12月1日(日)の日程で、人間環境大学松山道後キャンパスにて開催される。ワタクシは学会員でもないのにこうして宣伝してしまうお人好し。さあみなさん松山で湯舟に沈ましょう。ぶくぶく〜

◆夜10時半、いまようやく “沼” から這い上がることができた。とても長い一日だった。晩ごはんを仕入れに行かないと。明日は朝から道後樋又でオープンキャンパス。台風が来る前でよかった。

◇本日の総歩数=588歩. 朝−|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

23 augustus 2024(金)※どこまでも伸びる泥濘

◆午前5時半起床。晴れ。気温27.4度。湿度76%。東北東の風。

◆本日の┣┣" 撃ち —— 朝から晩まで “エクセル沼” に浸かっている。/道後樋又にて学長報告会 10:00〜11:00。/また “沼” へ戻る。

◆今日のランチは新装開店した〈かふぇ道後亭〉にて今治風の「焼豚玉子飯」を。ずいぶんスマートだこと。サラダまで付いている。せめて “二つ目” にしてほしかったなあ

◆夜も “沼” に浸かる……。

◇本日の総歩数=7,013歩. 朝◯|昼◯|夜−. 計測値(前回比)= 81.95kg(+0.15kg) / 未計測

22 augustus 2024(木)※エクセル沼で溺死寸前

◆午前4時前起床。晴れ。気温27.5度。北東の風。湿度83%。┣┣" は続くよどこまでも。

◆未明からの┣┣" 撃ち —— 夜明け前から “エクセル沼” 修行。朝風呂に行く間もない。時間との戦いに勝ったのか負けたのか、道後樋又に “お供えもの” のスプレッドシートをメール送信して一息つけるかと思いきや、集計再計算の大┣┣" がおぶさってきて、あっという間に午後になだれ込んだ。その作業も手を離れたけど、これで一件落着なわけではない。

◆[蒐書日誌]松岡正剛氏の訃報を昨日知った。ワタクシが世田谷区赤堤にある編集工学研究所での高座に上がったのは2015年晩夏の8月29日だったから、もう九年も前のことになる。このそびえ立つ “本の城” をめぐり歩き、ISIS編集学校で噺をさせていただいたのはとてもいい経験だった。

松岡正剛ご本人の姿をちらりと見たのは、その2ヶ月前の6月26日(金)に、編集工学研究所での事前打ち合わせに行ったときだった。それが最初で最後の出会いとなった。まさに一期一会……と言いそうになったが、そのずっと前に、佐倉統さんの出版記念パーティで紹介されたのが最初だったとワタクシの本録には記されていた。だから赤堤での接近遭遇は正確には二回目ということになる。

また「松岡正剛の千夜一冊」の “アブダクション” がらみの回「1182夜:パース著作集」(2007年5月1日)では、ワタクシの『系統樹思考の世界』を取りあげていただいた。そのずっと前に、佐倉統さんの出版記念パーティで紹介されたのが最初だったとワタクシの本録には記されていた。だから赤堤での接近遭遇は正確には二回目ということになる。

情報可視化の先駆本となる:杉浦康平・松岡正剛(編)『ヴィジュアルコミュニケーション』(1976年12月20日刊行,講談社[世界のグラフィックデザイン・1],東京,239 pp.)は今では稀覯本のようだが、当時の共著者とこの本を眺めては「これじゃちょっとね……」とダメ出しした記憶がある。

◆日暮れてなお続く┣┣" 撃ち —— 夜明け前からの “エクセル沼トライアスロン” は日が暮れても終わる気配がいっこうにない。オーディエンスがいるうちは続けなければならないのだが、この競技をするためにワタクシはここにいるわけではない(はず)。

◆今宵はリニューアルしたばかりの道後温泉アーケード街〈道後の町屋〉にて、前から気になっていた「瀬戸内鯛カツバーガー」を。重ねてガブッとかじるとサクサクとした鯛カツが食欲をそそる。

◆今日の松山は最高気温が35.3度の猛暑日だった。そして、夜8時を過ぎたというのにまだ32.0度の真夏日ライン超えのまま。南海上では兇悪な台風が北上しているし、いったいどうなることやら。

◇本日の総歩数=1,236歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

21 augustus 2024(水)※連日の引きこもり生活

◆午前5時半起床。晴れ。気温26.6度、東風、湿度85%。道後温泉別館〈飛鳥乃湯泉〉から帰還。熱帯夜は今日も続いているが、真綿でくるまれるような息苦しい蒸し暑さは遠のいた。早朝は秋の虫の音が草むらから聞こえてくるし、かしましかったクマゼミからツクツクボウシへと合唱団も入れ替わってきた。しかし、季節は移り変わっても、┣┣" 集団は定住したまま。

◆[蒐書日誌]yuku kawa「三中 信宏 (2015) みなか先生といっしょに 統計学の王国を歩いてみよう」(2024年8月20日)※書評ありがとうございます: 三中信宏『みなか先生といっしょに 統計学の王国を歩いてみよう —— 情報の海と推論の山を越える翼をアナタに!』(2015年6月5日刊行、羊土社、東京, 189 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7581-2058-6 → 版元ページ詳細目次コンパニオン・サイト

◆朝から “エクセル沼” でずっともがいている。正午過ぎ、気温は35.1度の猛暑日ラインを超えた。某うへオンライン会議 13:30〜14:00 がサクッと終わり、紫外線を浴びつつ道後樋又との往復運動。ヒミツのUSBメモリーをコッソリもらってきた。ヒ・ミ・ツ。

◆今宵は向かいの〈味倉〉にて「ひゅうが丼」をいただいた。近くにいい店があるのはとてもシアワセなこと。

◆夜になってもまだエクセル沼に沈んだままのワタクシ。ぶくぶく〜 ぶくぶく〜

◇本日の総歩数=7,912歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 81.80kg(−0.15kg) / 未計測

20 augustus 2024(火)※道後湯之町の空は秋色

◆午前5時半起床。曇り。気温25.0度、湿度94%、東北東の風。昨日の日中は真夏日や猛暑日からは遠く離れた夏日ラインにとどまるほどよい(?)蒸し暑さだった。もう残暑なのだから、このままおとなしく涼しい秋が到来してほしい。

◆道後温泉本館の空はもう秋の顔つきになっていた。

◆本日の┣┣" 撃ち —— 朝からオニのようにメールを書いたりメールを書いたりメールを書いたりしているうちに、もう昼下がりになってしまった。午後2時からは某うへオンライン会議が予定されている。それまではひたすらメールを書いたりメールを書いたりメールを書いたりしないといけない。オンライン会議14:00〜15:00が終わり、またメールを書いたりメールを書いたりメールを書いたりしている。

—— ワタクシの人生って何?

◆今日の最高気温は33.9度とまた真夏日が戻ってきた。油断禁物。

◆今日は一日中せわしなく引きこもり仕事だったので、まだ蒸し暑さの残る夕刻にひさしぶりの〈坊ちゃん〉へ。主菜は鯖半身の炊いたん、副菜はひじきとお豆さんの炊いたん。どんぶり飯。たとえどんなに疲れていてもしっかり食えば立ち直れる。それが人間。[お前は “メーテル” か?]

◆夜の┣┣" 撃ち —— 昼間の残務┣┣" どもがまだのたうっている……。

◇本日の総歩数=2,879歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 81.95kg(+1.45kg) / 未計測

19 augustus 2024(月)※道後温泉夜中の目覚め

◆午前3時過ぎごぞごそ起床。外は暗闇。昨夜は早寝落ちしてしまったせいかも、気温27.8度、北東の風。湿度72%。午前6時前、気温26.3度。本降りの雨。道後温泉本館前は刻太鼓が鳴り響く前から傘を指した浴衣の行列が伸びていたので、こらアカンと踵を返して、ひさしぶりに別館〈飛鳥乃湯泉〉へ。こちらはゆったり広い湯舟を占有できる。

◆#本棚の記憶 どうもありがとうございます。『本棚の記憶 —— 〈みなか食堂〉店主の蒐書日誌』はいま最後の原稿改訂中です。「文は人なり」。たとえ本人が忘れても、これまで読んだ本はその人をつくっています。まったく同様に「食は人なり」。ワタクシがこれまで手掛けたよりすぐりのお料理レシピが登場します。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 朝は高砂町の順風会健診センターにておとなしく健康診断を受ける。雨がポツリポツリ。市内電車で帰還。

◆ワタクシの場合、文章作成は長年使い慣れた「mi + Google日本語入力」で。いったん書き上げて読み直しをするときは、気分的に集中できる「stone」で。

◆雨が降ったり止んだりの昼下がり。正午の気温は26.3度。午前中は夏日ラインをうろうろしていて涼しかったかと問われれば、湿度が90%もあるので、爽やかとはほど遠い。でも、暴れだすような蒸し暑さではない。今朝は朝食抜きだったので、〈麻とき〉のランチ(=朝ごはん)をしっかりいただきました。ごちそうさま。

◆雨が降り続く午後の┣┣" 撃ち —— うへ案件いろいろ。無慈悲に乱射しまくる。

◆今宵は〈奴寿し〉にて、二神島のウニを海老塩で。ハマフエフキダイとヒメジオキナ(オジサン)のお造りも。

◆今日の日中は夏日ラインをうろうろするほどよい蒸し暑さだった。もう残暑なのだから、このままおとなしく秋が到来してほしい。しかし、明日は明日の┣┣" が来る。

◇本日の総歩数=4,350歩. 朝−|昼△|夜△. 計測値(前回比)= 80.50kg(−1.00kg) / 未計測

18 augustus 2024(日)※お盆が過ぎて松山帰還

◆午前7時前起床。曇り。気温26.2度。北東の風。旅支度。

◆午前10時前、つくば駅。気温は27.6度。暴力的な蒸し暑さではない。遠距離移動の始まり。台風の影響がなくてよかった。流山おおたかの森で乗り換え、 “東武野田線” はあいかわらず接続がよろしくない。しかし、新鎌ヶ谷はどうしようもない。成田空港行き京成線アクセス特急の接続が悪すぎる。半時間以上もじっと待っているのに、まだ来ない(全席指定のスカイライナーはどんどん来る)。鉄路だといつも2時間あまりかかる。

◆正午前に成田空港第三ターミナルにたどり着く。しかし、ジェットスターは機材延着による離陸遅延。松山空港に着陸したのは定刻より一時間遅れの午後4時だった。松山の気温は34.0度。日本中どこに行っても蒸し暑さから逃れるすべはない。

◆空港リムジンバスで道後温泉直帰。お久しぶりのからくり時計。

◆#読む打つ書く yuku kawa「三中 信宏 (2021) 読む・打つ・書く — 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々」(2024年8月18日)

◆明日からはこまねずみのように走り回らないと。

◇本日の総歩数=5,049歩. 朝◯|昼−|夜◯. 計測値(前回比)= 81.50kg(−1.30kg) / 29.4%(+0.5%)

17 augustus 2024(土)※猛暑にあえぐ台風一過

◆午前7時半のろのろ起床。気温27.0度。北北東の風。昨夜の台風7号は何だかよくわからないうちに東方海上へと去っていった。いずれにしても台風一過の今朝はカンカン照り。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 松山への帰り支度をする。午後にはゆうパックでいろいろ送らないと。

◆台風一過はいつでも猛暑。今日の最高気温は36.5度だった。筑波学園郵便局との往復が暑すぎてつらい。

◆午後の┣┣" 撃ち —— うへ案件の対応いろいろ。来週からがタイヘンかも。

◆冷蔵庫に先日のドライカレーソースがまだ安置されていたので、今宵の〈みなか食堂〉は在庫一掃の夕餉。 “お水” は〈ヤッホーブルーイング〉の「月のウラ研究所PRODUCT#01 Pineapple IPA」。パイナップルのフレーバーがとってもトロピカル。

◆明日は長距離移動なので早めに寝よう、そうしよう。

◇本日の総歩数=2,359歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 82.80kg(+0.20kg) / 28.9%(−0.9%)

16 augustus 2024(金)※台風はやって来たけど

◆午前5時半に目覚めたときは本降りの雨だったが、午前8時の今は小止み。気温27.4度。東北東の風。午後から台風本体による風雨が強まるようだ。

◆昼下がり。湿っぽい北東の風が台風らしい息遣いに変わり、雨が本降りになってきた。正午の気温は28.1度。これからが “本番” か。

◆雨は降ったり止んだりしながら夜になだれ込んだ。今宵の〈みなか食堂〉はひさしぶりの卵とじヒレカツ丼。〈秋鹿〉純米吟醸「槽搾直汲」を抜栓しました。

◆本日の┣┣" 撃ち —— 目次の章構成の再検討。分量が増えるけどいいんでしょうか?

◆台風最接近の夜、雨は降ったり止んだりしてはいるが、ベランダがかき回されるような風雨ではなかった。なんだか肩透かしされたような大型台風……。

◇本日の総歩数=3,225歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 82.60kg(+0.15kg) / 29.8%(+0.7%)

15 augustus 2024(木)※台風襲来前に県北逃避

◆お盆というのに午前8時前のろのろ起床。カンカン照り。気温28.5度。北風。

◆午前10時。外はもう32.0度の暑さ。〈みなか食堂〉お盆の朝餉は洋風に。ブロッコリーのオムレツ、きゅうりの塩麹たたき、紫玉ねぎスライス、ビーツの冷製ポタージュ、ブルーベリー甘酒。あとはコーヒーとピザトースト。まあヘルシーですこと。

◆お盆の今日は台風7号があちこち引っ掻き回す前に、常陸太田の竜神大吊橋を歩いてきた。夏空。猛暑ラインには届かなかったが、日差しは元気いっぱい。ここからバンジージャンプする勇気はワタクシにはありまっしぇん。

◆本日のランチは、おなじ常陸太田にある大入り満員のそば園〈佐竹〉にて、ひやしけんちん汁の旬菜天ぷらそばをたぐってきた。北茨城は蕎麦の聖地。

◆夜の┣┣" 撃ち —— 目次構成の再検討と挿入案をひねり出してみる。

◆明日はマジで台風が暴れるのだろうか。

◇本日の総歩数=2,297歩. 朝◯|昼△|夜△. 計測値(前回比)= 82.45kg(−0.10kg) / 29.1%(+0.2%)

14 augustus 2024(水)※台風の影響がじわじわ

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温26.6度、東南東の風。昨夜は理性的な時間に帰宅できたのでダメージ(「うう……」)はない。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 時間割作成の続き。やっとAC期間(全4学年分)の専門科目を組んだ。あとは一般教養科目の配置とか他学科・他学部との調整があるので、それしだいでまたまた変更されることになるだろう。

◆蒸し暑い曇り空の午後、ときおり叩きつけるような土砂降りの雨が降っては止む。北上している台風7号の影響か? 今鹿島〈カーサ・ネロ〉にてお盆のランチ。

◆[蒐書日誌]志村真幸『在野と独学の近代 —— ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで』(2024年9月刊行予定、中央公論新社[中公新書・2821]、東京, 本体価格960円, ISBN:978-4-12-102821-1 → 版元ドットコム)。

◆スコールの前は35.5度の猛暑だったが、ザーッと降ったおかげでイッキに30.9度まで下がったものの、単に蒸し暑くなっただけで不快指数は高いまま……。そして、雷鳴とともにスコールふたたび。ここは熱帯地方か。

◆[蒐書日誌]お盆中の読了本——

  1. 山本英子『キミは文学を知らない。—— 小説家・山本兼一とわたしの好きな「文学」のこと』(2024年5月10日刊行、灯光舎[本と人生・第1巻]、京都, iv+212 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-909992-10-9 → 目次版元ドットコム)※読了。シリーズ先行本なのでまずは読んでおかないと。
  2. 武田百合子『日日雑記』(1992年7月7日刊行、中央公論社、東京, 211 pp., ISBN:4-12-002127-0)※この日記本も読了。

◆今宵の〈みなか食堂〉は速攻ドライカレーというシンプルさ。大鍋にサラダ油を多めに加熱し、各種香辛料を投入する。大きめにみじん切りした玉ねぎ・ズッキーニ・茄子・にんじんを炒め、牛ひき肉を放り込んでぽろぽろに炒める。無塩水煮トマトをたっぷり加えて水気を飛ばしながら煮込み、最後にガラムマサラと塩麹を加えて調味。雑穀米とともにどうぞ。

◆明日からは台風本体の影響が懸念される。今日みたいな空模様だとどこにも出かけられない。

◇本日の総歩数=368歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 82.55kg(+0.25kg) / 28.9%(−0.4%)

13 augustus 2024(火)※猛暑日に新橋にて呑む

◆午前6時前には目覚めていたが、ごろごろ寝読み。晴れ。気温27.4度。東南東の風。

◆[蒐書日誌]いただきものの新刊本をお盆前にちゃんとリストしないと——

  1. スティーブ・ブルサッテ[黒川耕大訳|日本語版監修・土屋健]『哺乳類の興隆史——恐竜の陰を出て、新たな覇者になるまで』(2024年7月16日刊行、みすず書房、東京, X + 403 + lxxv pp., 本体価格3,900円, ISBN:978-4-622-09701-3 → 版元ページ
  2. ミシェル・ナイハウス[的場知之訳]『「絶滅の時代」に抗って——愛しき野獣の守り手たち』(2024年7月10日刊行、みすず書房、東京, viii + 345 + 13 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-09710-5 → 版元ページ
  3. 佐藤淳『進化生物学——DNAで学ぶ哺乳類の多様性』(2024年7月10日刊行、東京大学出版会、東京, iv+168 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-13-062234-9 → 目次版元ページ
  4. 池田郁男『実験で使うとこだけ生物統計1 キホンのキ 決定版』(2024年8月1日刊行、羊土社、東京, 126 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7581-2131-6 → 版元ページ
  5. 池田郁男『実験で使うとこだけ生物統計2 キホンのホン 決定版』(2024年8月1日刊行、羊土社、東京, 173 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7581-2132-3 → 版元ページ
  6. ヨセフ・アガシ[立花希一訳]『父が子に語る科学の話——親子の対話から生まれた感動の科学入門』(2024年7月20日刊行、講談社[講談社ブルーバックス・B2268]、東京, 301 pp., 本体価格1,100円, ISBN:978-4-06-536849-7 → 版元ページ
  7. 本村凌二『白熱する人間たちの都市 エーゲ海とギリシアの文明[地中海世界の歴史・3]』(2024年7月9日刊行、講談社[講談社選書メチエ・803]、東京, 4 color plates + 311 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-536408-6 → 版元ページ
  8. レヴィ・マクローリン[山形浩生訳|中野毅監修]『創価学会——現代日本の模倣国家』(2024年7月9日刊行、講談社[講談社選書メチエ・811]、東京, 349 pp., 本体価格2,350円, ISBN:978-4-06-526854-4 → 版元ページ
  9. 菊谷和宏『「社会」の底には何があるか——底の抜けた国で〈私〉を生きるために』(2024年8月6日刊行、講談社[講談社選書メチエ・812]、東京, 180 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-06-536362-1 → 版元ページ
  10. アンドリュー・ポンチェン[竹内薫訳]『THE UNIVERSE IN A BOX 箱の中の宇宙——あたらしい宇宙138億年の歴史』(2024年7月16日刊行、ダイヤモンド社、東京, 407 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-478-11248-9 → 版元ページ

—— 以上、ご恵贈ありがとうございました。

◆午後の┣┣"撃ち —— 時間割づくりの続き。ワタクシのような “素人” がみだりに手を出してはいけないと思うのだが……。

◆今日の最高気温は36.6度の猛暑日だった。日中はとても外には出られない。夕暮れの新橋烏森口へ出撃。今夜は臺灣料理〈香味〉にてささやかな宴会。

◆午後10時にはつくば帰還。とってもけんこー的。

◇本日の総歩数=4,527歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)= 82.30kg(0.00kg) / 29.3%(+0.6%)

12 augustus 2024(月)※台風は東から西へ逸れ

◆午前5時半起床。晴れ。気温27.3度。西南西の風。台風の影響は関東までは及んでいないようだ。

◆[蒐書日誌]上明戸聡『改訂版 日本ボロ宿紀行』(2023年1月26日刊行、鉄人社、東京, 319 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-86537-253-3 → 目次版元ページ)※時間をかけてゆるゆる寝読み読了。

◆今宵の〈みなか食堂〉の夕餉は、ひさしぶりに〈秋鹿〉純米吟醸にごり生原酒「霙もよう」を堪能した。いただきものの “お水” はありがたやありがたや。アテにはエスニックなのが意外にバッチリなんですよぉ。今回はトムヤムクンとアボカド&マグロのポキ丼。うむうむ、まいうまいう。

◆[蒐書日誌]ラーシュ・ミッティング[朝田千惠訳]『薪を焚く』(2019年11月15日刊行、晶文社、東京, 309 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-7949-7161-6 → 目次版元ページ)※次なる寝読み本は、本屋でたまたま袖を引かれたノルウェーの翻訳本。ハードカバーでちと重いがじんわりと染み込んでくる読中感。こういう “森” の本には北欧のものが少なくない。

この感じ、どこかで以前読んだようなと掘り返してみたら、ほぼ同時に翻訳が出たこの本だった:ロン・リット・ウーン[枇谷玲子・中村冬美訳]『きのこのなぐさめ』(2019年8月19日刊行,みすず書房,東京, 311+vii pp., 本体価格3,400円, ISBN:978-4-622-08809-7 → 目次版元ページ|「きのこが導く、魂の再生の物語」。この著者もノルウェー在住だったことを思い出した。

さすがにワタクシの今の生活は薪を焚くライフスタイルとはほど遠いが、ちょっとは憧れるかも。

◆本日の┣┣" 撃ち —— うへ時間割作成という大仕事が覆いかぶさってきて逃げようがない。この離散最適化問題は手のつけようがない……。とりあえず準最適解まで出しておく。

◆明日は明日の┣┣" が来る。

◇本日の総歩数=0歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 82.30kg(−0.65kg) / 28.7%(+0.5%)

11 augustus 2024(日)※このゲラ、あの┣┣"

◆午前7時半ごそごそ起床。晴れ。気温28.9度。西北西の風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 現在進行中の本:三中信宏『本棚の記憶 —— 〈みなか食堂〉店主の蒐書日誌』(2025年2月刊行予定、灯光舎[本と人生・2]、京都)の原稿改訂終了。もうちょい加筆する可能性あり。年明けには出るかなー。/タイミングよく灯光舎から電話連絡があり、今後の進捗予定など細々したことを打ち合わせた。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 青土社『現代思想2024年10月臨時増刊号 総特集=ダニエル・C・デネット』(2024年9月刊行予定、青土社、東京, 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7917-1470-4 → 版元ページ)※拙稿:三中信宏「『ダーウィンの危険な思想』再読 —— 万能酸、スカイフック、クレーン」の初校ゲラにコメントを付けて編集部にメール返送した。/締切が迫っている南大沢の成績評定が終わったので岸壁からお見送りした。

◆今日の最高気温は37.4度。夕暮れむしやしないはやや大きめのアップルパイ。

◆┣┣" を退治しても、舞台袖から次の新┣┣" が飛び出してくる。世間的にはお盆休みでもエンドレスな格闘は休みなく続く。

◇本日の総歩数=708歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 82.95kg(+0.55kg) / 28.2%(−0.1%)

10 augustus 2024(土)※ゆるゆるする間もなく

◆午前5時にいったん起きたが、ずるずる二度寝してしまった。午前7時半のろのろ起床。曇り空。台風5号が東海上からやってくるという予報。南東北を駆け抜けている間に西日本では地震があり、会津では濡れ濡れになり、つくばに帰ってきたら台風か。次は何だ?

◆[蒐書日誌]日本経済新聞にワタクシの書評が載りました —— 三中信宏「脳内で協調 発現する美意識」(2024年8月10日)※書評本:アンジャン・チャタジー[田沢恭子訳]『なぜ人はアートを楽しむように進化したのか』(2024年6月27日刊行、草思社、東京, 346 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7942-2733-1 → 目次版元ページ)。

◆本日の┣┣" 撃ち —— 秋に出る予定の拙著:三中信宏『本棚の記憶 —— 〈みなか食堂〉店主の蒐書日誌』(2024年10月刊行予定、灯光舎[本と人生・2]、京都)の原稿に手をいれる。そろそろ初校ゲラになるだろう。

◆長旅の余韻 ——

そして、まだ疲れの余韻も残っている……。

◇本日の総歩数=3,217歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 82.40kg(+0.45kg) / 28.3%(−0.5%)

9 augustus 2024(金)※計1000kmを走破して

◆午前6時起床。晴れ。気温25.5度。西南西の風。1,000kmを駆け抜けた3日間だった。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 予約しておいた医者に行ってから、高野台の〈とむとむ〉でサンドイッチの朝ご飯。ここに来るのはひさしぶり。/東大「生物統計学」の成績評定と UTAS への入力作業。今日が〆切なのでやっとこさ滑り込んだようなもの。

◆午後の┣┣" 撃ち —— うへ学科内緊急オンライン会議 17:00〜19:00。旅先でも帰ってきても┣┣" はいつでも憑いてくる。

◆夜のお愉しみ —— 苦あれば楽あり。今宵は竹園の鮨處〈修〉にて。美味また美味。

◆明日からはまた┣┣" に追いかけられるお盆休みが始まる。

◇本日の総歩数=3,340歩. 朝−|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)= 81.95kg(−0.15kg) / 28.8%(+0.3%)

8 augustus 2024(木)※米沢進撃後つくば帰還

◆午前5時半起床。昨日泊まった〈滝川屋旅館〉では、旅館の敷地で採れたチタケが夕餉の冷やし蕎麦に供され、これまた近くに生えていたコウタケの炊き込みご飯が朝餉の食卓に登場した。ここは茸がよく取れるとのこと。

◆磐梯吾妻スカイライン再挑戦。五里霧中だった前日とはちがって、今日の浄土平は見晴らしがよかった。湿原をひとまわりして福島の高湯温泉に降りる。今日は米沢を目指す。姥湯温泉の入口でまたしても野猿の軍団が道路を占拠していた。今回の旅路はサルによく出会う。

◆しっかり米沢牛を喰ってから、白布温泉を超えて西吾妻スカイウェイを山越えして会津側に下る。晴れたり曇ったり雨が降ったりと落ち着きのない空模様だった。

◆会津若松の市内をうろうろしていたら遅くなってしまって、つくばに帰り着いたのは午後10時を過ぎていた。今回の旅の走行距離は計975km。ひたすら山道を上り下った三日間だった。

◇本日の総歩数=3,446歩. 朝△|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

7 augustus 2024(水)※潮見峠に野猿軍団出現

◆山間の東山温泉の早朝は会津若松から至近とは思えないほどひっそりしている。しかも涼しい。

◆午前9時過ぎに東山温泉〈向瀧〉をチェックアウト。猪苗代湖を回り込み、磐梯山方面に向かう。天気は曇り気味だったが、五色沼の散策をし始めたら、いきなり雷雨に見舞われて、水も滴るええオトコになってしまった。写真は雨が湖面を打つ青沼。

◆雨が小降りになったので、磐梯吾妻スカイラインを上がり始めたら、今度は濃霧が立ちこめてきて、遠くの景色を堪能するどころか、眼の前の視界すらおぼつかないキケンな状況に。スマホのアラームが鳴り響き、福島県内には大雨警報が出たとのこと。潮見峠あたりで濃霧の向こうに見えてきたのは道路一面に広がる野猿の集団。40〜50頭はいただろうか。こんなにたくさんの野生ニホンザルを目にしたのは初めてのこと。車がぜんぜん通らないので、ゆうゆうと餌探しをしていた。たくさんのお猿さんを見られたのでよしとしよう。

◆磐梯吾妻スカイラインをさらに上がっても霧と猿しか見えないだろうと、浄土平のかなり手前で引き返し、今宵の宿泊先である横向温泉〈滝川屋旅館〉に早めにチェックイン。ここはぬる湯の名湯。この日はほかに宿泊客がいなかったので、全館独占というこの上なきシアワセを満喫した。

◆「人生は前向き、温泉は横向き」——名言である。〈滝川屋旅館〉の混浴風呂は源泉が31度なので、相当なぬる湯で、半時間でも一時間でもゆっくり浸かっていられる。泉質名こそ「単純温泉」ではあるが、黄褐色の湯の花が浮き、うすにごりの独特の泉質だ。湯舟の底板の隙間からときどきポコポコと気泡が湧き出るのは足元湧出泉の証である。極楽極楽。しかし、松山の┣┣" どもがターミネーターのごとく追いかけてくる。

◆夜風が涼しい。今宵は寝よう寝よう。

◇本日の総歩数=4,025歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

6 augustus 2024(火)※東山温泉へ逃げ込んで

◆早朝につくばを出発し、東北道を駆け上がって磐越道に曲がった。世の中的にはまだ “平日” なので、外環道はめちゃ混みだったが、南東北は拍子抜けするほど空いていた。

◆磐越道の会津若松ICで下道におりて市街地へ。午後のむしやしないは〈満田屋〉 の味噌田楽。素材ごとにちがう味噌が乗っている。さすが味噌は味噌屋。

◆東山温泉は会津若松の街中から十分ほどで着く。今宵の宿の〈向瀧〉にチェックイン。山の斜面の敷地に純和風の建物と庭園が広がっている。含塩化土類-芒硝泉の源泉がかけ流されている「きつねの湯」45度の熱さ。独占できたので湯舟の縁(中ではない)でゆったりトド寝を味わえた。

◆〈向瀧〉の夕餉の膳。最初に出された鯉の甘煮が巨大で、これは挑まれているにちがいないと強い決意で完食したら、配膳の仲居さんに「完食されるお客様はめずらしいです」と感心された(勝ったぞ)。冷やし胡瓜と高田梅のヴィシソワーズはとても美味だった。

◆┣┣" が何頭も後ろから追いかけてきたが、いかんともしがたい……。

◇本日の総歩数=2,624歩. 朝◯|昼△|夜✕. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

5 augustus 2024(月)※跡を濁してつくば逃走

◆午前6時起床。曇り。気温28.5度、湿度85%、北東の風。旅支度。

◆10:40松山空港離陸、正午過ぎに成田空港第三ターミナルに遅延なく着陸。成田の気温は31.3度。松山よりちょっと涼しいかも。気のせいか。つくばセンター行きバスは13:00発。

◆午後の┣┣" 撃ち —— つくば市役所に出向いて、いったん抹消してしまった印鑑登録の再申請。じゃまくさいことで。

◆どこにいても蒸し暑いので観念して、今宵の〈みなか食堂〉は「福島産の桃と石岡鈴木牧場のモッツァレラの冷製パスタ」になりました。氷水でよくしめたスパゲッティーニと和えました。レモン果汁を効かせてさっぱりと。

◆明日は明日の旅に出る。

◇本日の総歩数=4,338歩. 朝−|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 82.15kg(+0.80kg) / 27.0%(−2.9%)

4 augustus 2024(日)※猛暑のOCを駆け回る

◆本日の記録——午前6時半のろのろ起床。晴れ。最低気温は27.8度、最高気温は36.2度。朝から夕方まで人間環境大学オープンキャンパスで走り回る。西日に焦げつきながら道後帰還。〈味倉〉にて瀬戸内風鯛のあら飯を食べて帰宅。何ひとつつぶやくヒマもない一日だった。

◆明日はつくばに帰る日。

◇本日の総歩数=8,626歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

3 augustus 2024(土)※猛暑に焦げつく大街道

◆午前5時半起床。曇り。気温27.8度、湿度77%、北東の風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 某誌特集原稿を編集部にメール送信。計10,252.5字。よろしくお願いいたします。

◆原稿仕事ひとつにケリを付けたので、昼下がりに〈ユノマチベーカリー〉にパンの買い出しに出かけた。店に入るなり「センセイ、どうしてこんな時間にぃ〜」と店員さんふたりに声を合わせて問いかけられる道後スモールワールド。ついつい「マドンナクリームパン」とか買ってしまったり。

◆午後の┣┣" 撃ち —— ♨から本郷のコンプライアンス研修を受ける猛暑日の午後。

◆夕刻に大街道に出撃し、伊勢角屋 Hazy IPA 吸水タイムののち〈五志喜〉にてプレOC懇親会。

◇本日の総歩数=3,226歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

2 augustus 2024(金)※〆切様は一人ではない

◆午前5時半起床。晴れ。気温27.3度、湿度82%、北東の風。

◆昨夜、夜市で賑わう道後温泉アーケード街を湯籠をぶらさげて徘徊していたら、露店の準備をしていた〈竹屋〉の女将さんに呼び止められ、「中サイズの湯籠は竹職人さんが引退してしまいまして……」とのこと。大サイズと小サイズはあるが、愛用している使い勝手がよい中サイズがないのは不便。

◆午前の┣┣" 撃ち —— ここ数日ずっと絡みつかれていた┣┣" を引き剥がして、道後樋又に放り投げた。とりあえず明後日のオープンキャンパスはこれで乗り切ろう。

◆正午の気温は34.4度。連日のカンカン照りにローストされて道後樋又へ。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 対面会議 “うちわの会” 13:30〜14:30 があった。会議の名前がアヤしすぎるという声多し。

◆今日の松山は最高気温36.1度の猛暑日になった。炎天下でよれよれになって道後温泉街にたどり着く。今日の〈坊ちゃん〉は外国人客がカウンターを占拠していて、食べるものがほとんど底をついたとのこと。ときどき〈坊ちゃん〉は不意にインターナショナルになる。이 가게는 매우 국제적이다.

◆夜には夜の┣┣" が憑く。うへの辞書には休みという言葉がない。

◇本日の総歩数=6,585歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

1 augustus 2024(木)※真夏の〆切様と大格闘

◆午前5時半起床。晴れ。気温26.4度、湿度81%、東北東の風。8月に入り〈道後温泉夏祭り2024〉が今日から始まる。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 週末のオープンキャンパスに向けての紙芝居づくり。見透かされたように〆切様から督促メールが届く。

◆正午の気温32.4度。道後樋又への往路は情け容赦のないカンカン照り。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 人間環境大学総合型選抜入試打合せ 12:30〜14:00/JPUE入試打合せ 14:00〜15:30。

◆今日の最高気温は34.4度だった。道後樋又からの帰路もカンカン照り。

◆夏祭りが始まった夕刻のアーケード街は喧騒が渦巻いていた。ワタクシはそれから逃れるように〈味倉〉に駆け込み、「南予風の鯛めし」をたっぷりいただいて満足した。この店の “南予風” はよくある生卵かけではなく、山芋のすりおろしをたっぷりトッピングする。美味また美味。

◆お祭りの騒がしさとは無縁の道後温泉本館。夜は一段と映える。

◆夜の┣┣" 撃ち —— うへ紙芝居がやっと完成したので、メールで送る。これで〆切様の一人はお帰りになった。

◇本日の総歩数=5,937歩. 朝−|昼−|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測