images/image1.jpg

Home
oude dagboeken

日録2023年2月


28 februari 2023(火)※終わりの始まりの予兆

◆午前4時半起床.晴れ.気温は氷点下1.3度.西北西の風.忌まわしき「花粉の祭典」が予報されている暖かな一日の始まり.

◆〈みなか食堂〉は朝から “長いもん” が食卓に登場.基本はアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノで,玉ねぎとぶなしめじが具材.最後にだし醤油で調味する.へたにくしゃみをするとトッピングの鰹節が飛び散る.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 朝から春めく陽気と花粉の猛攻.午前中は契約している貸し倉庫の点検.しばらく見に行かないうちに,地震で箱が落下していたり,たたんだマリンバが倒れていたりとけっこうなカオス.処分すべき粗大ごみをクリーンセンターに運び込んで,本を格納するスペースをつくらないと.マリンバを自宅に持ち帰れば倉庫のスペースはかなり広がるのだが,こんな巨大な楽器を組み立てたら,生活スペースが激減してしまう.半世紀前のデフォルトは4オクターブだったのでまだマシ.現在の主流の5オクターブだったりしたら,暮らす場所がなくなってしまう.マリンバは巨大すぎる.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 年度末恒例行事の確定申告は集計がほぼおしまい.あとは申告用紙に記入するだけ.しかし,毎年この「だけ」が難所で,なんべんも訂正印を押すことになる.統計学者が計算もできないのかとからかわれるが,まあよくあることでしょ.今年はなろからの給料よりも他の副収入の方がだいぶ多かった.

◇本日の総歩数=1,936歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.70kg (−0.05kg) / 29.8% (−0.7%)

27 februari 2023(月)※今年もまた馬齢を重ね

◆午前4時半起床.晴れ.気温は氷点下2.2度.南南東の微風.

◆またひとつ馬齢を重ねてしまった.この「年齢」というやつはどうしようもなく単調増加する.ワタクシの同世代の研究者たちも続々と “定年” を迎えるわけで,今の若手だって不可避的にいつかはそうなる.歯車の歯が年にひとつずつカチッと動く後戻りなしのラチェットのイメージだ.これはもう “この世の定め” と諦観するしかない.しかし,これからもワタクシの「読む・打つ・書く」生活は続く.

◆正午の気温は10.3度.春の到来を告げる南風と暖かな日差しに誘われて,昼休みはひさしぶりにロングコースを一周りしてきた.田んぼの畦道には春の花たちが咲き始めていた.

◆[蒐書日誌]本日の歩き読み本:菅江真澄[石井正己編・解説]『菅江真澄 図絵の旅』(2023年1月25日刊行,KADOKAWA[角川ソフィア文庫・J-138-1] ,東京, 350 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-04-400679-2 → 目次版元ページ)※序章「菅江真澄——森羅万象を描く旅」(pp. 11-17)から入って,「I 信濃・南部・蝦夷地の旅」(pp. 19-63)と「II 下北・津軽の旅」(pp. 65-109)まで読了.風景の鳥瞰図だけでなく,生物画(鱈や鰰など)もおもしろい.

◆馬齢を重ねた今宵は,山口の “桃天” こと〈天美〉純米吟醸うすにごり原酒を満を持して抜栓.高次元立体みたいなラベルが魅力的.やや微炭酸.先日,JR東京駅の〈はせがわ酒店〉で飛ぶように売れていたので,最後の一本をゲットできたのは日頃の行いがよかったからにちがいない.

◇本日の総歩数=10,079歩|40回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.75kg (+0.30kg) / 30.5% (+0.6%)

26 februari 2023(日)※雑用一掃あれやこれや

◆午前8時過ぎのろのろ起床.快晴.気温3.8度.西北西の風.

◆花粉が舞う日曜の朝はフレンチトーストを.松代〈nico〉の細身のバゲットをカットして,前夜から卵液に浸しておくと,翌朝にはちょうどいい具合に染み込んでいる.

◆午前の┣┣" 撃ち —— UJSNHメーリングリストの年度末閉鎖について事務局にメール連絡完了./いろいろ幕引きが始まる.あと一ヶ月できれいサッパリ.来月末にはすべてが終わります.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 4月はじめのとある興行に向けて,講演依頼メールを送信.お引き受けいただけることを祈念しつつ.

◆三寒四温の如月の夜.夕餉の〆は豚ロース脂身ごはん(とても罪深し).ロースのポークソテーの脂身を刻んで熱々のご飯に乗っけて,お醤油をひとまわし,そしてわさびをトッピング.よゐ子はこういうワルいごはんを食べてはいけません.

◆長期的な試験研究(圃場試験など)は他では代替できない情報源だろう.都道府県の農業試験場のようすをいくつか見ているかぎり,なろに吹きつけているほど強い “砂嵐” はいまのところはまだ感知できない.

◇本日の総歩数=1,382歩|0回. 朝◯|昼−|夜△. 計測値(前回比)= 84.45kg (−0.30kg) / 29.9% (−0.4%)

25 februari 2023(土)※週末の観音台ゴソゴソ

◆午前8時前のろのろ起床.晴れ.朝もや.気温4.6度.北北西の風.

◆曇り空の観音台でゴソゴソしている.今日は日差しがなくうすら寒い.もちろん全館空調が稼働しないので居室もひんやりしている.積年の事務書類や関連資料の紙束を縛り上げる昼下がり.用無しの書類どもはまとめて廃棄.

◇本日の総歩数=1,656歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.75kg (0.00kg) / 30.3% (+0.4%)

24 februari 2023(金)※飛び石な平日の嘘八百

◆午前5時半起床.晴れ.気温2.5度.北西の風.今日は通勤路が空いていたのは “飛び石” の平日だったからか.

◆[欹耳袋]今話題の〈ChatGPT〉とたまに遊ぶととってもおもしろい.試しに「三中信宏って誰?」と訊いてみたら,デタラメを返してくる.「じゃ,三中信宏の最引用論文は?」と重ねて訊くとさらなる戯言を書き連ねてきた.「それホンマでっか?」とたたみかけると「ホンマですっ」と.このツラの皮の厚さには学ぶべきところがある(違).念のため,日本語で「三中信宏が書いた単行本はありますか?」と訊いてみると,さらにトンデモナイ嘘八百を並べ立ててきて,いったいどうしましょう状態.どうすればいいんでしょうか? ワタクシは神戸のKRTNセンセや岡山のMYTKセンセではないんですけど…… 「52のキーワード」ってなんじゃらほい?

◆曇り空の昼下がり.今日のランチは二の宮〈わ可ば〉にて,つくば鶏胸肉と芽キャベツのトマトソース煮込み定食.その後,〈コーヒーファクトリー〉にて珈琲豆をゲット.

◆[蒐書日誌]千葉聡『招かれた天敵:生物多様性が生んだ夢と罠』(2023年3月刊行予定,みすず書房,東京, 本体価格3,200円, ISBN:978-4-622-09596-5 → 版元ページ)※「464 pp.」ってタダゴトじゃない.正座して待ってます.

◇本日の総歩数=2,583歩|0回. 朝◯|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

23 februari 2023(木)※宮崎の仇を竹芝で討つ

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温3.3度,西風.

◆[蒐書日誌]拙著『統計思考の世界』は,先日の紙本に続いて,電子本も “第2刷” になったとのこと(→技術評論社ツイート).電子本読者諸氏はダウンロードしてください.

◆宮崎の仇を竹芝で討つ —— 先週の宮崎では〈ミヤチク〉の予約が取れずに地団駄を踏んだ.今日は都内に出撃する所用があるのだが,そういえば〈ミヤチク〉の東京店があったはずだと調べたら,〈銀座みやちく・竹芝店〉が浜松町の〈メズム東京〉に入っていることがわかった.これは天の配剤にちがいないとさっそくランチ予約した.

JR浜松町駅から竹芝桟橋に向かっててくてく歩く.昔ここからフェリーに乗って三宅島や神津島に渡ってときはもっと “ひなびて” いた記憶があるのに,何十年も来ないうちにすっかりモダンな街に様変わりしていた.〈メズム東京〉も超モダン.4階にある〈銀座みやちく・竹芝店〉に入ると,浜離宮庭園を真正面に望むカウンター席に通された.眺望良し.

今日は鉄板焼ランチを予約した.目の前で料理人が宮崎牛を焼いてくれるというパフォーマンス付きだ.焼かれるのはロースともも.さすがにサシの入り方が違うので,赤身肉のようにたくさんは食べられない.それでも美味いものは美味い.

—— かくして宮崎の仇討ちは東京にて成就された

◆日差しがぽかぽかと暖かい午後,浜離宮庭園をぐるぐる周り,銀座の歩行者天国から人だらけの有楽町へと抜け,JR東京駅グランスタとはせがわ酒店で買い物をしてつくば帰還.

◇本日の総歩数=15,046歩|0回. 朝◯|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 84.75kg (−0.10kg) / 29.9% (+0.2%)

22 februari 2023(水)※寒気の底で花粉の祭典

◆午前5時過ぎ起床.快晴.気温は氷点下3.9度.北西の風.冬が戻ってきた.最低気温は氷点下5.2度.まだまだ寒さは続く.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 本日「カードキー亡失届」なる再発行依頼書類に紛失理由を書き連ねてなろ庶務に提出.最後の最後まで何やってんだか……./折り返し,新しい入館カードキーが届いた.年度末までしっかり保持いたしますです,ハイ.

◆[蒐書日誌]年度末が近づけば新刊も出る出る.

  1. カール・ポパー[小河原誠訳]『開かれた社会とその敵【第1巻】:プラトンの呪縛(上)』(2023年2月15日刊行,岩波書店[岩波文庫・青N607-1],東京, 513 pp., 本体価格1,370円, ISBN:978-4-00-386025-0 → 版元ページ)※全4巻構成.ワタクシの手元には,Routledge の英語版と内田詔夫・小河原誠訳の未來社の訳本(1980年)がある.英語版には購入日「1980.9.2.」とロットリングで書き込まれている.ワタクシが修士1年だった頃はこんな本を読んでいたんだなあ.科学哲学を勉強したいなら農学部へどうぞ(おいっ).
  2. 大石慎三郎『天明の浅間山大噴火:日本のポンペイ・鎌原村発掘』(2023年2月7日刊行,講談社[講談社学術文庫・2758],東京, 189 pp., 本体価格840円, ISBN:978-4-06-531017-5 → 版元ページ)※原書1986年.嬬恋の鎌原観音堂には前に行ったことがある.こういう資料が40年近く前に出ていたとは知らなかった.
  3. 趙義成(訳注)『訓民正音』(2023年2月10日刊行,平凡社[平凡社ライブラリー・940],東京, 236+66 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-582-76940-1 → 版元ページ)※ハングル文字体系成立の原典.
  4. 羽馬哲也『宇宙の化学:プリズムで読み解く物質進化』(2023年2月21日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・317],東京, 2 color plates+vi+110 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-00-029717-2 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.「分光」を用いた宇宙研究がテーマ.

◆今日は北風が昨日ほど吹かなかったので,日差しの暖かさが心地よかった.夕暮れ時のむしやしないは別腹.Mavrodaphne of Patras は日本だとほとんど手にする機会がない.

◆[欹耳袋]中央日報「80年集めた「宝物」かびで全滅…ソウル大学研究室大惨事の顛末」(2023年2月20日)※「ソウル大学生命科学部が70~80年間かけて集めた動物標本数百点が2021年に標本室を襲ったかびのためすべて廃棄されていた事実が明らかになった」「2021年2月に担当教授が引退して問題が発生した。教授の引退により研究員までいなくなり、だれも温度調節器の異常に気づけなかった」.出典:Kim, J.S., Cho, Y., Seo, C.W. et al. Fungal Catastrophe of a Specimen Room: Just One Week is Enough to Eradicate Traces of Thousands of Animals. J Microbiol. (2023) abstract

◆明日は都内に出撃する.

◇本日の総歩数=2,002歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.85kg (−0.25kg) / 29.7% (−0.3%)

21 februari 2023(火)※北風が吹きつける一日

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温0.4度.北北西の風.未明の最低気温は氷点下2.3度まで下がっている.

◆[欹耳袋]日本経済新聞「日本酒 一升瓶離れの一途:「飲みきれない」10年で出荷半減 コロナで業務需要が低迷」(2023年2月20日)※一升瓶は常温保存して風味の変化を楽しむものでしょ.あと,冷蔵庫に一升瓶を “立てて” 入れたいな(呑み屋かいっ).

◆午前の┣┣" 撃ち —— 年度末の恒例行事である「確定申告」の用紙本体は土浦税務署から郵送されてきたが,個人事業主用の “経費内訳表” が同封されていないので,つくば市役所までもらいに行かないといけない./思い立ったが吉日なので,昼休みに市役所を急襲して「収支内訳書」を確保してきた.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 宮崎牛パワーで破壊した旧リュックサックはホテルに頼んで廃棄してもらったのだが,大事なモノまでいっしょに廃棄されてしまったようだ.全部のポケットをチェックしたはずだったが,隠しポケットをひとつ見落としてしまったようだ.この期に及んでなろ入館証を再発行してもらうのかー./南大沢の次年度巡業手続きを返送.めっちゃ訂正印を押しまくって真っ赤になった人事書類たち.

◆終日,強い北風が吹き荒れ,瞬間風速は15m超.裸地からの砂塵が舞い上がっていた.

◇本日の総歩数=3,780歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 85.10kg (−0.45kg) / 30.0% (+0.3%)

20 februari 2023(月)※陽気から寒気へ逆戻り

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温8.8度.北西の風.朝から花粉センサーが警報発令中.

◆[蒐書日誌]白木賢太郎『相分離生物学の冒険:分子の「あいだ」に生命は宿る』(2023年2月16日刊行,みすず書房,東京, vi+205+xxi pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-622-09586-6 → 目次版元ページ)※新刊ご恵贈ありがとうございます.「相分離生物学」って初見です.

◆〈プロジェクト撤収〉—— この年度末でなろから完全撤収するので,大量の本の行く末を含め,本格的にいろいろ動き出さないといけない.

なろに乗っかっていた EVOLVE などのメーリングリストも年度末にすべて閉鎖することにしている.残すところあと一ヶ月半で幕を引くEVOLVE の後継となる新しい “媒体” づくりは,必要であれば,誰か新しいひとが手がけてください.「ほんとうに新しいこと」は「ほんとうに新しい人」が書けばいいのだとワタクシは考えます.前の世代がいなくなれば(その意味はいろいろ),新しい世代はやっと自由に動けるでしょう.

◆[蒐書日誌]松本零士の訃報 —— 名作『男おいどん(全9巻)』(1976年12月〜1977年8月,講談社漫画文庫)は何度読み返しても感動がある(→エンディング).

◆夕方から降り出した雨は本降りになってきた.午後8時半の気温は2.3度.雨からしだいにみぞれに変わってきた@竹園.明日は寒気が戻ってくるとの予報.

◇本日の総歩数=2,996歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.55kg (+0.15kg) / 29.7% (+0.6%)

19 februari 2023(日)※いきなり花粉の猛攻が

◆午前8時のろのろ起床.曇り.気温5.3度.西北西の風.

◆南九州からつくばに帰還したとたん,花粉の一斉攻撃を受けている.今日の最高気温は18.2度だが,もっと暖かかった宮崎や鹿児島ではまったく症状が出なかった.

◆そんな事情で,今日は一歩も外に出られなかった.

◇本日の総歩数=0歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.40kg (+0.95kg) / 29.1% (−0.4%)

18 februari 2023(土)※朝風呂を堪能して帰路

◆〈霧島湯之谷山荘〉の朝.午前6時前起床.曇り空.朝イチの貸切り露天風呂に飛び込んだのち,内湯の炭酸泉プラス硫黄泉の混合風呂でトド寝する.

◆午前8時過ぎにチェックアウト.山道をだらだら降りて鹿児島交通の路線バスに乗る.途中,霧島神宮を通るが,国宝の割りには周囲は寂れまくっている.JR霧島神宮駅から特急〈きりしま6号〉に乗って宮崎空港へ.

◆さすが南国の意地を見せた宮崎は正午の気温18度.午後の最高気温は21度の予報.スーツケースに半袖を一着入れたのは正解だった.帰りの儀式はマンゴーソフトクリーム.理性的にキングサイズではなくレギュラーサイズを選んだが,キングサイズにするべきだったとやや後悔.

◆宮崎土産として重宝していた揚げたて「おび天」の宮崎空港店がなくなって,代わりに宮崎餃子コーナーになっていたと佐土原で騒いでしまったが,ごめんなさい,店舗が移動しただけだった.ちゃんと揚げたてのおび天をお土産用に詰めてもらいました.

◆JAL694:宮崎空港 14:10 → 15:40 羽田空港.つくばセンター行きの空港バスは17:20までなかったので,時間つぶしに空港内をうろうろしてしまった.午後7時につくば帰還.長旅であった.

◇本日の総歩数=6,484歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

17 februari 2023(金)※佐土原巡業から霧島へ

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温3.2度.西北西の風強め.

◆昨夜の宮崎牛ステーキで腕力がつきすぎたのか,長年愛用してきた Dakine のリュックサックのジッパーをぐっと引いたら壊れてしまった.よりによって旅先でこんなことになるとは.しかたがないので,さっそく駅前アミュプラザの The North Face でとりあえずの代替品を確保した.容積がやや小さいので,もっと大きいのをどこかで買い直すしかない.

◆佐土原での統計研修最終日 ——

  • [佐土原]統計研修最終日.朝からAICの嵐. posted at 10:08:58
  • [佐土原]昼休みはいつもの水稲食味試験。白米を食べまくる。 posted at 12:14:05
  • [佐土原]一般化線形モデルの解説と実習,最後に質疑タイム.以上で三日間の統計研修はすべて完了しました.みなみなさま,お疲れさまでした. posted at 15:24:59
  • [佐土原]三日間の統計道場となった宮崎農試研修棟.次に来る機会はあるやいなや. posted at 15:28:07

◆7年ぶりのJR佐土原駅はかなり改修されていて,かつては超ローカルな駅の風情はもうない.各停で宮崎まで向かい,日豊本線の特急〈きりしま13号〉に乗り換える.夕日を浴びつつ南九州を駆け抜ける鉄路旅.都城で吉都線に迷い込んではならぬ.

◆霧島神宮駅で下車.駅前からタクシーで霧島錦江湾国立公園を目指す.今宵の宿は〈霧島湯之谷山荘〉.2012年の師走に泊まったのが最後だったので,実に10年以上も前のことになる.しかし,宿の佇まいがほとんど変わっていないところがよい.

◆内湯は冷たい炭酸泉と熱い硫黄泉の2種類があり,両方を混合した寝湯用の湯船もある.ワタクシ的には炭酸泉の細かい湯の花がとても心地よく感じられた.三つの湯船をハシゴするのはここでは定石.

◆晩ごはんは前回来た時よりはるかに豪華だった.部屋に帰ってからすぐドロのように寝てしまった.

◆明日はまた逆コースで宮崎に戻らないといけない.

◇本日の総歩数=2,175歩|0回. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

16 februari 2023(木)※氷点下まで冷え込む朝

◆午前5時半起床.晴れ.気温1.7度.西北西の風.

◆JR宮崎駅への大通りは街路樹からして南国っぽいが,今朝は氷点下1度まで冷え込んだ.これから佐土原へ護送され,統計研修二日目の労務に服する.

  • [佐土原]宮崎農試なう.晴天なれど北風が冷たい.研修棟にてお座敷のしたくを. posted at 09:20:40
  • [佐土原]午前中の高座が終わり,昼休みへ.完全無作為化法の解説と実習,多重比較のイントロまで. posted at 11:57:38
  • [佐土原]午後の高座は乱塊法を中心にR実習いくつか.明日は最終日. posted at 17:23:52

◆「宮崎に来たのに牛さんに蹴られ続けて……」と今朝ぼやいたら,宮崎農試の叡智が総動員され,午後には市内オススメのお店のリストが手渡された.ありがたやありがたや.

さっそくリスト筆頭の〈岡崎牧場ステーキ店〉へ直行し,宮崎牛の「パイン牛」のドライエイジングした赤身肉のレアをささやかに1ポンド完食.サシが入らないロース肉は南米的.ブエノス・アイレスのレストランにいるみたい.

ちなみに宮崎農試オススメの宮崎牛店リストは下記の通り:

  • 岡崎牧場ステーキ店〉:パイン牛を堪能した.元〈アンガス〉があったところ.熟成赤身肉が美味だった.ワタクシ的にはアタリ.
  • なか窪〉:宮崎牛鉄板焼の有名店とのこと.街中心部からやや遠い.
  • 平家の郷 アミュプラザ店〉:JR宮崎駅ビルに入っているのでロケーションよし.

ちなみにワタクシがこれまで入ったことのある宮崎牛のお店は下記の通り:

  • ミヤチク〉:泣く子も黙る高級店.今回は予約がぜんぜん取れなかった
  • 幸加園 本店〉:宮崎牛認証一号店.ちょっと遠いが格別に美味だった.
  • グリル爛漫〉:今回はチキン南蛮だったが,前に来たときは老マスターがステーキを焼いてくれた.

—— 今の宮崎はとにかく来県者が多すぎて,市内のホテルも店もタイヘンなことになっているようだ.おまけにWBCキャンプが明日から始まるとのことで,もう何が何だか.大谷翔平が来ないのでまだマシと聞くが.

◇本日の総歩数=6,112歩|0回. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

15 februari 2023(水)※佐土原統計巡業の初日

◆午前5時過ぎ起床.やや曇り.やや うう…….気温4.8度.北北東の風.

◆今日から佐土原城にて統計研修三日間.朝からDropboxが大々的な更新の祭典をいきなり始めやがって当分終わりそうにない.R と zoom の更新はチェック完了.これで大丈夫と思ったら Parallels Desktop が更新の祭典に突入.なぜこういうせわしないときにかぎってアプリは更新したがるのか.

◆統計巡業初日は概論とデータ可視化の講義と演習.事前の対策をバッチリしていただいたおかげで,大きなフシアワセの憑依はなかった.善哉.

◆宮崎農試のランチタイムは恒例の「水稲食味試験」.ひたすら白米を食べまくる.外は南国らしからぬ冷たい風が吹き抜ける.

◆午後4時過ぎ,佐土原巡業初日を終え,宮崎駅前へ.今日は実験計画法の前座噺まで進んだ.午後もフシアワセ憑依なし.

◆今夜は〈グリル爛漫〉にて本番の「チキン南蛮」を賞味.これで若鶏半身とのこと.その後,またしても中央通の〈糀素弓〉へ潜り込む.

◆仄聞するところによれば,プロ野球の宮崎キャンプが始まってからというもの,来県者が激増しているらしい.宮崎牛にご縁がないのはそのせいもあるのか.

◆今日は北風が冷たい一日だった.夜になってさらに冷え込んできたようだ. “南国宮崎” はいったいどうしたんだ.

◇本日の総歩数=6,830歩|0回. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

14 februari 2023(火)※ブーゲンビリアと西橘

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下0.9度.南南東の微風.

◆西方移動 —— 午前6時半,つくば駅.西への移動開始.TX窓越しの朝日がまぶしい.午前9時,羽田空港第1ターミナル着.都内は曇り空.着いた時間が早すぎてどこの店もまだ開いていない.

◆平日だというのに,羽田は飛行機が大混雑して離陸にだいぶ手間取った.宮崎ブーゲンビリア空港に着陸したのは正午過ぎ.こちらは南国の日差しだ.空港内ジューススタンドでの100%マンゴージュースは宮崎の通過儀礼の一つ.七年ぶりの美味さよ.

◆まだ時間があったので,同じ空港3階の〈コスモス〉にて「チキン南蛮」の “基礎トレ” をすましておく.ここでからだを軽くほぐして “鶏慣れ” しておかないと,夜の街の “鶏山” でタルタルソース洪水や炭火焼き雪崩に巻き込まれて遭難することになる.

◆その後,JR宮崎駅前のホテルにチェックイン.宮崎駅周辺が再開発されガラリと様変わりしていて気分は浦島太郎.いま確認したら最後に宮崎入りしたのは2016年12月だから7年ぶりの来訪になるのか.〈アミュプラザみやざき〉という駅前複合施設はJR大分駅にも同じようなのがあったような.

◆宮崎に来たからには宮崎牛を食べるしかないと勇んで “ニシタチ” に出撃したものの,宮崎県人が牛を食いまくり蹴っ飛ばされて退散.

◆しかたなく〈糀素弓〉のカウンターで栃尾揚げをかじっている.佐土原茄子の焼き茄子には県内・延岡の千徳酒造の純米大吟醸「夢の中まで」をオススメされた.最後は魚沼の〈緑川正宗〉の飛び切り燗.バレンタインなのでデザートとして都農ワインの生チョコをいただいた.ありがたや.

◆ニシタチはしご酒の二軒目はおひさしぶりの〈花右衛門〉.島根〈王祿〉丈径と沼津〈白隠正宗〉生酛造りの燗酒.宮崎弁が飛び交う店内.

—— 初日の夜からこんなことではいけませぬ.

◇本日の総歩数=11,877歩|0回. 朝◯|昼△|夜×. 計測値(前回比)= 84.35kg (−0.05kg) / 29.5% (+0.3%)

13 februari 2023(月)※冷雨降る週明け旅支度

◆午前5時過ぎ起床.雨.気温は8.4度と高め.北東の風.昨日の都内は最高気温が16.9度まで上がり,春の陽気だったが,今日は一転して寒くなるとの予報.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 明後日から始まる「宮崎県総合農業試験場統計研修2023」の zoom URL を取得しました.統計研修(15-17 Feb 2023)のリアルタイム中継と録画をします.あとは佐土原城内に Wi-Fi の電波がちゃんと届くかだけが問題です.

◆明日からの旅支度ほぼ完了.宮崎は位置的には南九州でも油断すると夜寒いことがあるので服選びがややタイヘン.今宵の〈みなか食堂〉は昨日に続いてもう一本のローストビーフが食卓に登場しました.昨日と今日で牛さん計1kgを完食.

◇本日の総歩数=1,665歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.40kg (+0.15kg) / 29.2% (−1.1%)

12 februari 2023(日)※春めく都内で昼呑み会

◆午前7時起床.快晴.気温1.5度.西南西の微風.

◆春らしい日差しが暖かい.今日は最高気温が16度まで上がるとの予報.パイプオルガンがさぞや響き渡ることでしょう.東大オケのみなさんはサントリーホールで頑張ってください.開演と同時に,ワタクシたちは都内某所で昼呑みスタートです.

◆陽光が降り注ぐ京王線・芦花公園駅で下車.ふらりふらりと歩いて目的地へ.白昼の酒宴.〈稲とアガベ〉のどぶろく.とっても濃厚.和風のローストビーフはいい仕上がりだった.

◆午後6時過ぎに散会.ゆらりゆらりと千歳烏山駅へ.つくばに帰り着いたのは午後8時半だった.

◇本日の総歩数=8,962歩|0回. 朝◯|昼×|夜×. 計測値(前回比)= 84.25kg (−0.10kg) / 30.3% (+0.8%)

11 februari 2023(土)※春の陽気が戻ってくる

◆午前7時のろのろ起床.快晴.気温は氷点下0.4度.西風.今日は一転して暖かくなるとの予報.

◆ゆったり土曜の朝餉はひさしぶりにアイツマイター(uitsmijter)の “二つ目” でささやかに.

◆[蒐書日誌]ジャック・ベルタンの訳本 —— ジャック・ベルタン[森田喬訳]『図の記号学 : 視覚言語による情報の処理と伝達』(1982年11月刊行,地図情報センター/平凡社,東京)※ベルタンのグラフィック理論本の翻訳が40年も前に出ていたとはぜんぜん知らなかった.フランス語原書:Jacques Bertin『La graphique et le traitement graphique de l'information』(1977年刊行,Flammarion[Nouvelle bibliothèque scientifique], Paris).速攻でオンライン発注完了.10K〜20K円くらいの古書価.

ワタクシの手元にあるベルタン本はこれとは別の本だ:Jacques Bertin[William J. Berg訳]『Semiology of Graphics: Diagrams, Networks, Maps』(2011年刊行,Esri Press, Redlands, xvi+438 pp., ISBN:978-1-58948-261-6 [hbk] → 目次版元ページ).さすがにこちらはまだ日本語訳されていないだろう.

◆春の日差しが暖かい昼下がり,本日のささやかなランチは〈だだ食堂〉にて厚切り豚しょうが焼き定食を.

◆夜の厨房業務——昨日下味を付けた緊縛牛肉500g×2本を今朝から12時間室温放置プレイ.150度設定のオーブンで20分ローストしたところ内部温度は43度のレア,25分で48度のミディアムレアに焼き上がり.肉用温度計(ミートサーモ)があるおかげで,生焼けや焼き過ぎというフシアワセは雲散霧消.

◇本日の総歩数=10,357歩|0回. 朝△|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 84.35kg (−0.35kg) / 29.5% (−0.5%)

10 februari 2023(金)※雪舞う最後の出勤押印

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温0.0度.北西の微風.午前6時には雪がちらちら舞い始めた.

◆朝の農林団地は本降りの雪になってきた.午前8時半の気温は0.5度.北西の風.

◆朝のうちは雪だったが,昼休みの今は冷たい雨に変わっていた.正午の気温は0.5度.北北西の風.気温的には雪のままでもよさそうなのにねえ.

◆本日午後は半日年休にしたので,最後の退勤タイムカードを押してきた.これにてフリーダム! 年度末までは農研機構に在籍するが,出勤簿とはもうオサラバだ.30年余りにわたってよくぞ押し続けたものだ.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 来週の佐土原での統計研修は対面式+ zoom 中継(&録画)という形式になりそう.都道府県の農業試験場は県内に分場が散らばっていることもあり,一箇所に集めて対面式研修というスタイルはもう合わないこともきっとあるだろう.

◆出勤簿とはオサラバしても,残務はオサラバできない.

◇本日の総歩数=2,072歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.70kg (−0.50kg) / 30.0% (−0.3%)

9 februari 2023(木)※ツイートワールド終焉

◆午前5時過ぎ起床.快晴.気温は0.0度.西風.

◆[欹耳袋]「ツイート送信の1日の制限回数を超えています」—— 今朝いきなりこのエラーメッセージが表示され,ツイートができなくなった.本家本元のツイッターアプリでのフシアワセ.しかし,ここ三日間のワタクシのツイート数は「8/6/7」通で,どう考えても制限回数を超えているはずがない.

Hootsuite からはツイートできたので実害はなかったが,このような理不尽が今後も頻発するようでは,そろそろこのワールドは見限った方が精神衛生上よろしいかも.

◆正午の気温は9.1度.日差しは暖かいが北西風が冷たい.午前中は予約していた医者に行ったが,明日の降雪を懸念した客(患者)が詰めかけて,とんでもない混雑だった.

◆午後の┣┣" 撃ち —— ツイッターのゆえなき “お仕置き” は解除されたようだ.しかし,このウラミはいつまでも残るぞ./在職中の余っている有給休暇日数を残る年度末にすべて投入してしまった.したがってワタクシが出勤タイムカードを押すのは明日が最後となる.それ以降は完全なるフリーダム.実は1日分使い切れないのだが,それはなろへの “お賽銭” ということで.

◇本日の総歩数=2,782歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.20kg (0.00kg) / 30.3% (+0.3%)

8 februari 2023(水)※宮崎巡業準備あれこれ

◆午前5時半起床.曇り.気温7.3度は高すぎる.北東の風.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 来週の火曜から土曜までは宮崎巡業で,佐土原の宮崎県総合農業試験場にて統計研修(三日間)の講師を務める.先方の担当者と事前の打合せを進めているが,R実習のフシアワセさえなければいいのだが./七年ぶりに訪れる宮崎といえば,いまや「餃子日本一県」として有名になってしまった.しかし,おそらくワタクシは,夜な夜な “ニシタチ” あたりの繁華街で,鶏さん豚さん牛さんに追いかけられているだろう.チキン南蛮でも炭火焼きでもA5ランクでも何でもいただきまっせー./あと,日本酒のお店を確認しておかないと./「何しに行くのか?」という詰問には返答を差し控えさせていただきます.ハイ.

◆[蒐書日誌]菅江真澄[石井正己編・解説]『菅江真澄 図絵の旅』(2023年1月25日刊行,KADOKAWA[角川ソフィア文庫・J-138-1] ,東京, 350 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-04-400679-2 → 目次版元ページ)※カラー図版が魅力.

◆続いて新刊ご恵贈本2冊——

  1. 千葉一幹『失格でもいいじゃないの:太宰治の罪と愛』(2023年2月7日刊行,講談社[講談社選書メチエ・779],東京, 250 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-06-528211-3 → 版元ページ
  2. 小川忠『逆襲する宗教:パンデミックと原理主義』(2023年2月7日刊行,講談社[講談社選書メチエ・780],東京, 236 pp., 本体価格1,750円, ISBN:978-4-06-530973-5 → 版元ページ

—— 以上2冊,ありがとうございました.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 来週の宮崎巡業の最終日は隣県・霧島の某♨️を確保した.連日の厳しい長時間労働の正当な報酬としてきっと許される(はず).日豊本線の佐土原〜霧島神宮間はとてつもなくローカルな線路.南九州はワタクシ的には南の最果て.

◇本日の総歩数=1,828歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 85.20kg (0.00kg) / 30.0% (+0.1%)

7 februari 2023(火)※なろ統計講習会千秋楽

◆午前5時過ぎ起床.曇り空.気温は4.3度と高い.西北西の風.今日の天気は下り坂との予報.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 千秋楽.

  • [つくば]なろ統計講習会も今日が最終日.ワタクシがこの建物に入るのも今日が最後になる. posted at 12:56:24
  • [つくば]今日はべいづ漬けです. posted at 12:59:43
  • [つくば]本日2月7日(火)の最終回zoom録画を公開しました.Slackから入ってください.昨年10月から全13回にわたりご参加いただき,どうもありがとうございました.お後がよろしいようで. posted at 15:20:30

◆[欹耳袋]YouTube | The P-Value Song (2015) ※出だし:「Statistics, logistics, cladistics seemed to me ...」がとりわけすばらしい! そして「P>0.05だったらサンプルサイズを倍にして」——統計学者ならナミダを流すにちがいない.この曲を含む〈StatisticalSongs〉には他にも興味をそそる作品が.

◆[蒐書日誌]見本出来——拙著『統計思考の世界』の第2刷見本が速攻で届いた.第1刷のあちこちで蠢いていた多くの “蟲” どもを徹底的に退治できたはず.書店に並ぶ日も近いでしょう.紙本に続いて,電子本も第2刷となる予定(今月末).いましばしお待ちを.「The P-Value Song」がいずこからか聞こえてきますな.

◆今日の日中の最高気温は15.5度という暖かさ.今宵はなろ千秋楽と重版出来のお祝いにギリシャの〈Mavrodaphne of Patras〉を抜栓.甘口で有名な赤ワインだが,アルコール度数が15度もあるので,油断するとタイヘンなことになる.このワインにはくるみの蜂蜜漬けとチョコレートあるいはドライフルーツが合う.シングルモルトと同じ.

◇本日の総歩数=4,935歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.20kg (−0.20kg) / 29.9% (+0.4%)

6 februari 2023(月)※ますます春めく週明け

◆午前5時半起床.快晴.気温は氷点下0.5度.北西の風.

◆午前の┣┣" 撃ち —— お問い合わせありがとうございます.拙著『統計思考の世界』の初版第2刷は,すでに修正箇所リストを昨年末に提出し,現在編集作業が進行中です.刊行時期は未定ですが,近いうちに出るものと予想しています.

◆[蒐書日誌]『古書修復の愉しみ』アニー・トレメル・ウィルコックス[市川恵里訳](2004年9月10日刊行,白水社,東京, 228 pp., 本体価格2,400円, ISBN:4-560-04787-1 → 目次)※先月読んだ:ジェヨン[牧野美加訳]『書籍修繕という仕事:刻まれた記憶、思い出、物語の守り手として生きる』(2022年12月25日刊行,原書房,東京, 48 color plates +232 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-562-07243-9 → 書評目次版元ページ)に釣られて,20年前の本書にも手を出すことにした.この『古書修復の愉しみ』は2010年に新装版として再刊されたが,残念ながら現在は原本ともども品切れとなっている.

この訳者の別の翻訳本もワタクシの手元にある:モート・ローゼンブラム[市川恵理訳]『オリーヴ讃歌』(2001年12月31日刊行,河出書房新社,東京, 460 pp., 本体価格2,800円, ISBN:4-309-26515-4 → 書評目次).

◆午後の┣┣" 撃ち —— 今日中に新年度早々の高座の依頼を出さないといけない.毎年ひとりで背負うのは荷が重すぎるとかねてから言っているが,ぜんぜん動きがないので,そろそろ “退場” しようかな.

◆午後の最高気温は14.2度まで上がり,窓越しに陽光がさんさんと差し込み,居室は22度台だった.これはさすがに暑すぎる.数日前からの〈花粉の祭典〉が迫りくる足音も聞こえるし,とても生きづらい季節だ.

◇本日の総歩数=1,828歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.40kg (+0.30kg) / 29.5% (−0.2%)

5 februari 2023(日)※ソーダブレッドを焼く

◆午前7時半のろのろ起床.快晴.気温は氷点下2.0度.南南東の微風.

◆遅めの朝餉はソーダブレッドをひさびさに焼いてみた.あまりもののバスマティライスをライスサラダにしてみたら,ご飯が多すぎてビリヤニみたいになってしまった.これでは〈炭水化物の祭典〉だ.

◆春めく陽光が降り注ぐ日曜の午後.気温は11度台まで上がり,南側の部屋は温室のように暖かい.しかし〈花粉の祭典〉が挙行されているので,みだりに外には出るのはキケン.

◇本日の総歩数=688歩|0回. 朝△|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.10kg (+0.05kg) / 29.7% (+0.3%)

4 februari 2023(土)※立春に新刊が届く瑞兆

◆午前5時半起床.曇り.気温1.2度.東北東の微風.

◆[蒐書日誌]立春に見本刷が着弾——コスタス・カンプラーキス,トビアス・ウレル (編著) [鈴木大地・森元良太・三中信宏・大久保祐作・吉田善成訳]『生物学者のための科学哲学』(2023年2月20日刊行,勁草書房,東京, x+363 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-326-10319-5 → 目次版元ページ)※まずは撫で撫でする昼下がり.めでたい立春は〈サザコーヒー〉の “金色徳利” とともに.

◆〈みなか食堂〉立春の夕餉は根菜と茸の汁ものを中心に.夜のむしやしないは佐賀・村岡総本舗の「シベリア」.やはりシベリアは羊羹がはさんでなければならぬ.

◇本日の総歩数=2,626歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.05kg (+0.15kg) / 29.4% (+0.9%)

3 februari 2023(金)※豆は豆でも豆カレーを

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温は1.3度.西北西の微風.

◆[欹耳袋]昨年の拙著『読書とは何か』が神奈川の名門・聖光学院の中学入試問題(国語)に出題されたらしい(→ ツイート).いったいあんな本のどこから出題したのだろう? 本書は京都学派きっての呑んべの中国文学者・靑木正兒が最初から最後までメインキャラクターなのだが,まさか中学受験生に「酒の話」を出題するわけにはいかないだろうし.

◆[蒐書日誌]見本出来 —— コスタス・カンプラーキス,トビアス・ウレル (編著) [鈴木大地・森元良太・三中信宏・大久保祐作・吉田善成訳]『生物学者のための科学哲学』(2023年2月20日刊行,勁草書房,東京, x+363 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-326-10319-5 → 目次版元ページ)※書店に並ぶのは再来週とのこと.

◆節分とはいえ,炒り豆を家中に撒き散らしたらあとかたづけがタイヘンなので,今宵の〈みなか食堂〉はムングダールとチャナダールのお豆さんのカレーを用意しました.いちおうは節分らしく.

◇本日の総歩数=3,026歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.90kg (−0.10kg) / 28.5% (−1.1%)

2 februari 2023(木)※強風に巻き上がる砂嵐

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下0.1度と暖かい朝.西南西の風.

◆午前8時の気温は5.1度,瞬間風速は12m超.北西の風が急に強まってきた.遠景が茶色っぽいのは,この強風に煽られて,あちこちの田畑から砂塵が舞い上がっているからだろう.早春のつくばの風物詩.土煙とともに花粉も攻め寄せてくる.ティッシュペーパーと一心同体.午前9時には20mを超える強風が吹き荒れた.

◆[蒐書日誌]まだ現物は見ていないが,毎年恒例の〈読書アンケート特集〉が載る『月刊みすず』最新号(2023年1・2月号)が発刊されたようだ.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 午前中は免許更新のためつくば警察署へ.長年の優良ドライバーなので,サクッと講習は終わり,新しい免許証をもらってきた.「高齢者はくれぐれも運転に気をつけて」と言い諭されるたびにグサグサ突き刺さる.

◆朝の強風は午後になると静まった.観音台に遊びに出かけたら,『月刊みすず』が例年になく速攻で届いていた.この文字数で300円(本体価格)は安すぎる.ワタクシの選んだ5冊(pp. 75-77)はすでに昨年末に公表したが,他の評者たちはどんな本を選んでいるのだろうか.

◇本日の総歩数=2,832歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.00kg (−0.15kg) / 29.6% (+0.3%)

1 februari 2023(水)※春先の陽気に花粉飛ぶ

◆午前5時過ぎ起床.快晴.気温は氷点下4.7度.西風.今朝の最低気温は氷点下5.5度とけっこう放射冷却したな.日中は昨日よりもぐっと暖かくなるとの予報.

◆午前の┣┣" 撃ち —— メーリングリストへの月例アナウンス配信.EVOLVEやBIOMETRYが乗っていた MAFFIN は数年内にMLを含めてネットワークサービスを停止すると聞いている.ワタクシが30年間管理してきたこれらのメーリングリストを今年度末で閉鎖するのは時期的にはよかった.後継システムはどなたか別のところで新規に立ち上げてください.ML入退会を自動化すればほとんど負担にならないだろう.かつてのように “大立ち回り” を演じる会員はきっといないし.

◆昼過ぎから南西の風がしだいに強まってきた.気温は12度台.今日は盛大なる “花粉の祭典” が挙行されていて,居室に引きこもっていてもティッシュペーパーが手放せない.

◆午後の┣┣" 撃ち —— Dakine のリュックサックを愛用していたのだが,さすがに6年も経つとあちこちほころびが目立ってくる.幸いなことに “廃番商品” になっていなかったので,色違いの新品を発注完了.

◆[蒐書日誌]コスタス・カンプラーキス,トビアス・ウレル編著[鈴木大地・森元良太・三中信宏・大久保祐作・吉田善哉訳]『生物学者のための科学哲学』(2023年2月20日刊行予定,勁草書房,東京, x+355 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-326-10319-5 → 目次版元ページ)※〈けいそうビブリオフィル〉にて「あとがきたちよみ」にどうぞお立ち寄りを.

◇本日の総歩数=1,649歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.15kg (+0.20kg) / 29.3% (−1.3%)