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日録2022年2月


28 februari 2021(月)※確定申告残務処理月末

◆午前5時前起床.晴れ.最低気温は氷点下3.1度.暖かかった昨日の日中は16.4度まで上がったので,この気温差は体感的に大きい.週明けの観音台は青空が広がり,午前8時の気温は4.9度.西北西の微風.朝から花粉センサーが全面稼働.春めく暖かさと抗えない “粉っぽさ” は相関している.

◆本日の┣┣" 撃ち —— 年度末の大仕事である確定申告書類作成にやっとケリがついた.

◆本日の翻訳進捗 ——

◆#一期一会の読書術 オベリスク備忘録「三中信宏『読書とは何か』」(2022年2月19日).

◇本日の総歩数=5,218歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 86.00kg (+0.20kg) / 30.7% (−0.9%)

27 februari 2021(日)※今年もまた馬齢を重ね

◆午前7時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下0.7度.西北西の風.またひとつ馬齢を重ねてしまった.

◆今日のランチは松代の〈ラ・スタッラ〉へ ——

  • 前菜から:お肉〜 梅山豚、羊タン、シンタマ、エゾシカ。燻製やら干し肉やら。湧き出るお水。
  • オーブンで焼き上げた柿のパルミジャーナ。
  • 房総のイワシに二宮のブラッドオレンジ。次から次へとお水が。
  • 北海道のエゾシカのテリーヌ。お水の色が変わってきたぞ。
  • 前菜四皿に続いてパスタへ。まずはホタルイカのアーリオオーリオ。
  • 二皿目のパスタはチーマデラーパ。
  • 三皿目のパスタは増毛の甘海老のソースのタリアテッレ。
  • メインは天塩牛のすね肉のワイン煮込み.トスカーナの無濾過の赤いお水とともに。
  • 最後はデザートを。
  • 郡上八幡のタツミ・ディスティラリーのクラフトジンが勢ぞろい。
  • 最後の最後にアブサンが。

—— うう,お肉の食べすぎ……かも.ランチ修行がことのほか厳しかったので,晩ごはんは完ヌキにして,もう寝るしかないな.

◇本日の総歩数=1,805歩|0回. 朝◯|昼✕|夜−. 計測値(前回比)= 85.80kg (−0.35kg) / 31.6% (−0.1%)

26 februari 2021(土)※春の陽気と花粉の祭典

◆惰眠をむさぼる週末.午前8時前のろのろ起床.晴れ.最低気温は氷点下3.7度.いまの気温1.7度.西北西の風.

◆ゆったり土曜日の〈みなか食堂〉遅めの朝餉は満を持して “三つ目(uitsmijter)” の登場です.これでもまだ軽量バージョンで,ホンモノは目玉焼きの下にハムとチーズが折り重なって潜伏しています.

◆#一期一会の読書術 日本経済新聞朝刊「(新書・文庫)『読書とは何か』三中信宏著」(2022年2月26日)※(有料記事)短評が掲載された.「著者のおおらかさもにじむ」と.

◆春めく洞峰公園の昼下がり.連日連夜の寒気に震え上がっていたのに,気温14.0度とはいきなり暖かすぎる.ビルトインされた花粉センサーも早くも全力稼働している.

◆そういえば,ワタクシは自分で本を書くときは,周囲の誰にも言わないで勝手に出してきた.

かつて前世紀末に一度だけ当時の農環研の管理職に「本を書くにはどんな手続きが必要ですか?」と訊いたことがあった.その管理職は日本の商業出版の事情(商慣習)をよく知らなかったらしく,「とりあえず出版契約書をもってこい」と言われて卒倒した.本の “完成品” が書店に並ぶ前に “出版契約書” が存在するはずないでしょ.これに懲りて,その後はなろに事前に申請することもなく,本は勝手に書いて勝手に出すという利己主義を貫くことになった.

ワタクシは今まで何十冊も本を出してきたが(→ 刊行リスト),単行本の執筆でなろから文句を言われたことはこれまで一度もない.言われても聞かないだろうけど.

◆[欹耳袋]Lichtung「Problems and Projects-ネルソン・グッドマン『問題と企画』目次」(2022年2月24日).Nelson Goodman の類似性批判論文「Seven strictures on similarity」は1970年代の生物体系学論争に関わりがある内容だった.この論文を復刻した本:Mary Douglas and David Hull (eds.) 『How Classification Works: Nelson Goodman among the Social Sciences』(1992年刊行,Edinburgh University Press, Edinburgh, ISBN:0-7486-0351-4 → 目次書評)が手元にある.

◆夕暮れ迫る〈みなか食堂〉の厨房は大忙し.ひさしぶりの「丸ごとキャベツカレー」を絶賛仕込み中.できあがるまでにはまだ時間がかかる.そして,今宵の〈みなか食堂〉は予定通り「丸ごとキャベツカレー」です.カレーやビリヤニのときは,いつもは長粒のバスマティ米を使うのですが,今回はためしに中粒のソナマスリ(Sona Masoori)米を使ってみました.香りがよりマイルドです.

◆確定申告の計算集計がぜんぜん進んでいない.翻訳作業の進捗も滞ったままだ.

◇本日の総歩数=10,204歩|0回. 朝△|昼−|夜◯. 計測値(前回比)= 86.15kg (−0.65kg) / 31.7% (+0.4%)

25 februari 2021(金)※花粉センサー発動開始

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下2.8度.西北西の風.朝日がまぶしい観音台はそろそろ一雨ほしいところ.今朝の最低気温は氷点下4.0度の厳寒だったが,日中は暖かくなるとの予報.しかし,午前8時の気温は2.2度で,その実感はまだぜんぜんない.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 本書の「出版契約書」を千駄ヶ谷に郵送.毎度のことながら,自著を出すたびに,出版契約書を最後に交わしてやっと「一件落着」という気分になる.今回の新書も末永く拡散していってもらいたいものだ.

◆日経サイエンス2022年4月号の p. 106 にワタクシの書評記事が掲載されています:三中信宏「いまよみがえる「ある英雄の生涯」——スティーヴン・ジェイ・グールド[渡辺政隆訳]『進化理論の構造 I・II』(2021年11月20日刊行,工作舎,東京, 808 + 1,120 pp., 本体価格9,000円 [I]/11,000円 [II],ISBN:978-4-87502-534-4 [I] | ISBN:978-4-87502-535-1 [II] → 目次 [I]目次 [II]版元ページ [I]版元ページ [II])」.ぜひ〈Ein Heldenleben〉を聴きながら読んでください.

◆本日の翻訳進捗 ——

◆明日からはマジで暖かくなるらしい.花粉が〜花粉が〜ふんが〜

◇本日の総歩数=2,540歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 86.80kg (+0.75kg) / 31.3% (+0.9%)

24 februari 2021(木)※月末残務処理決戦体制

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下4.3度の厳しい冷え込み.西風.観音台に青空が広がる朝.今朝の最低気温は氷点下5.4度まで下がり,休日明けの農環研は芯まで冷え切っている.午前8時の気温は0.7度.西北西の風.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 先日の代官山鼎談のゲラ最終チェック.図版を追加するというので,Photoshopの巨大ファイル群を発射準備中./UTAS おひさしぶりね.来年度の「生物統計学」シラバス入力完了.

◆[蒐書日誌]ミュージカル映画に浮かれている間にも本が積み上がっていく.今回の2冊は向こうから呼ばれたので,これはもう逃げられない ——

  • 横路佳幸『同一性と個体:種別概念に基づく統一理論に向けて』(2021年8月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, 450 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-7664-2760-8 → 版元ページ)※去年の夏に出たのはもちろん知っていた.David Wiggins の sortal 概念の存在論的再検討とか,ワタクシが逃げ切れるはずがない.夢枕に立ったので観念して購入.
  • ロレイン・ダストン,ピーター・ギャリソン[瀬戸口明久・岡澤康浩・坂本邦暢・有賀暢迪訳]『客観性』(2021年8月10日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, 32 color plates + vi + 343 +65 pp., 本体価格6,300円, ISBN:978-4-8158-1033-7 → 版元ページ)※去年出た本.通り過ぎようとしたら憑きまとってきたので,覚悟を決めて買いましたがな.うわ,二段組で400ページ超.

—— 世の中には向こうから憑いてくる本がいるので,ムダな抵抗をしてはいけない.

◆#一期一会の読書術 りんかん老人読書日記「メルマガ「週刊ALL REVIEWS」の巻頭言として三中信宏さんの『読書とは何か』の一読後の所感文を書いた」(2022年2月23日) ※どうもありがとうございました.

◆まだまだ寒い夜が続く.今宵の〈みなか食堂〉は,熱々の牡蠣の味噌鍋に〈風の森〉純米「露葉風507」を合わせてみました.油長酒造の純米大吟醸はひさしぶり.

◇本日の総歩数=2,755歩|60回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.05kg (−0.25kg) / 30.4% (−1.5%)

23 februari 2021(水)※中途半端な休日の浪費

◆午前7時半のろのろ起床.晴れ.気温は氷点下2.1度.北東の風.まだまだ寒い.

◆#一期一会の読書術 メルマガ「週刊ALL REVIEWS」 Vol.141 (2022/2/14から2022/2/20)に掲載された(2022年2月22日発行).

◆週の真ん中にいきなりポツンと休日があってもどうせ調子が狂うので,日中はだらだら過ごした.阿見の某イタリアンでペスカトーレを注文したら,ロシア料理の「つぼ焼ききのこ」の兄貴分みたいなのが運ばれてきた.お皿の直径は20cm強.こんがり焼けたピザ生地の蓋をめくると熱々のパスタが.ピザ生地が意外に厚いので,一皿で二度美味しいというか,一皿で二倍満腹に.

◆#ウエストサイドストーリー 有名な「マンボ」はバーンスタインの元の〈シンフォニック・ダンス〉総譜では “おとなしめ” だが,今回の映画では,アニータの一声でここまで盛り上がる.サウンドトラック(→YouTube)後半ハイノートトランペットを聴けばだれでも踊りだしたくなるだろう.ついでに「アメリカ」のサウンドトラック.出だしはクラベスとギロのルンバのリズムで始まる.

◇本日の総歩数=9,656歩|0回. 朝◯|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 86.30g (−0.45kg) / 31.9% (+0.4%)

22 februari 2021(火)※ウエスト・サイド物語

◆午前5時起床.晴れ.気温は氷点下2.3度.西南西の風.乾ききった観音台につめたい西風が吹く朝.午前8時の気温は2.2度.今日はいたりいなかったりするので探さないでください.

◆#一期一会の読書術 夏の扉へ「読書とは何か」(2022年2月22日).

◆ウエスト・サイド物語ふたたび —— 60年前の旧バージョン映画もテレビで見たことがあったが,ほぼ15年ぶりに映画館という場所に足を運び,スピルバーグ監督の最新ミュージカル映画〈ウエストサイドストーリー〉を3時間近く見てきた.とにかく長い映画なので,映画館に入る前には,十分にトイレに立てこもった上で,みだりに飲み物を館内に持ちこまないこと(←これ重要).いつもは日の当たらない紙魚ライフに適応しているが,たまには映画館でリアルに見るのもいいもんですな.音楽はニューヨークフィルとロスフィルが担当,指揮はグスターボ・ドゥダメル.ワタクシ的には体育館でのダンスパーティで伴奏したバンドがピカイチののりのり.とくに〈マンボ〉はかつてのペレス・プラード楽団で耳にした超ハイノートトラッペッターみたいなソロが出てきてゾクゾクした.映画については3時間見続けてぜんぜん飽きないのはたいしたもの.主役二人は演技も歌唱もいいんだけど,トニー役が上品すぎないか.吹替版よりは字幕版をオススメします.英語とスペイン語の混ざり具合が物語的にはとても重要な要素.バレンティーナ役の御年90歳のリタ・モレノの存在感がただごとではない.物語の要所要所にガツンと登場する. “Somewhere” はちゃんと正座して聴かないと.

おみやげ本:ロラン・ブーズロー(Laurent Bouzereau)[久保田祐子訳]『West Side Story: The Making of Steven Spielberg Film』(2022年2月11日刊行,東宝株式会社映像事業部, 東京, 126 pp.)

◇本日の総歩数=5,111歩|0回. 朝◯|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 86.75kg (−0.15kg) / 31.5% (+0.5%)

21 februari 2021(月)※翻訳作業ははてしなく

◆午前5時前起床.晴れ.気温は氷点下0.1度.西北西の風.冷たい西風が吹き抜ける観音台の春はまだ遠い.今朝の最低気温は氷点下1.4度.午前8時になっても1.8度止まり.体感気温はもっと低い.陋屋居室のすきま風が一段と身に染みる —— 可久婆可里 須部奈伎物能可 世間乃道/世間乎 宇之等夜佐之等 於母倍杼母 飛立可祢都 鳥尓之安良祢婆.

◆[蒐書日誌] “超鈍器本” スティーヴン・ジェイ・グールド[渡辺政隆訳]『進化理論の構造 Ⅰ・II』(2021年11月20日刊行,工作舎,東京, 808 + 1,120 pp., 本体価格9,000円 [I]/11,000円 [II],ISBN:978-4-87502-534-4 [I] | ISBN:978-4-87502-535-1 [II] → 目次 [I]目次 [II]版元ページ [I]版元ページ [II])のワタクシの書評は,予定通り,日経サイエンス2022年4月号(→目次)に掲載されます.

◆[欹耳袋] “献本文化” の話題は定期的に燃え上がる野火.2019年にも同じようなやりとりがあった,当時のワタクシの考えはすでに公開しています:三中信宏「献本する/される」(2019年4月25日).

◆本日の翻訳進捗 ——

◇本日の総歩数=4,007歩|40回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.90kg (−0.15kg) / 31.0% (+0.2%)

20 februari 2021(日)※豚肉と白菜の積み重ね

◆午前7時半起床.雨.気温4.4度.西風.

◆#一期一会の読書術 @takakosuomessa ツイート1(2021年2月19日)|ツイート2(2021年2月19日) | ツイート(2021年2月20日)

◆青空が見えてきた日曜の昼下がり.北京オリンピックの最終日になって,やっと年度末恒例行事である「確定申告の祭典」が開幕した.ワタクシの場合,半分 “個人事業主” みたいなものなので,申告書類の作成は必要経費の積み上げとかけっこうタイヘン.例年,数日がかりの作業になる.

◆[蒐書日誌]奥野克巳『絡まり合う生命:人間を超えた人類学』(2022年1月8日刊行,亜紀書房,東京, 370 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7505-1724-7 → 目次版元ページ)※本日の四国新聞社にも掲載:三中信宏「人類学の新潮流を解説」(2022年2月20日)[有料記事].

◆夕日が沈んでいく.しかし,〈確定申告の祭典〉は遅々として進まず.源泉徴収票はたとえ何十枚積み重なっても足し算すればいいだけだが,必要経費の分類と領収書との対応付けが大仕事.今日のところは “開会式” のセレモニーだけで終わることにしよう.明日からが本格的な競技の始まりだ.

◆お金の計算に疲れた夜は〈みなか食堂〉の厨房で白菜と豚ばら肉の “十段ミルフィーユ” を積み重ねる.崩壊しないようにきっちり積み上げるのも修業の道.重ね上げた “ミルフィーユ” はよく切れる出刃包丁で切り分けて,土鍋にぎゅうぎゅう詰めにする.このとき隙間なくみっしりと詰め込むのがポイント.土鍋は真空を嫌う.最後に純米酒をどぼどぼ注いで蒸し煮にすること一時間.「白菜と豚肉のぎゅうぎゅう蒸煮」の完成写真はこんな感じ.

今回はちょいとぜいたくに地元・稲葉酒造〈男女川〉の特別純米無濾過原酒を料理酒として使った.汁の味がぜんぜん別格なので,やはりいいお酒はいい仕事をしてくれると実感.調味は岩塩と黒胡椒のみ.味付けがシンプルなので,わしわし食べ進める.〈玉川〉にごり酒の炭酸割りとともに.寒い季節は白菜にはことかかないので,こういう大量消費メニューを〈みなか食堂〉ではオススメしています.いかがでしょ?

◆カクテイシンコクという “魔王” が追いかけてくる〜

◇本日の総歩数=2,425歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.05kg (+0.10kg) / 30.8% (−0.4%)

19 februari 2021(土)※翻訳エンジンを吹かして

◆午前7時半のろのろ起床.曇り.気温は氷点下1.3度.東風.

◆[蒐書日誌]自宅書庫の最下層から,60年前のぼろぼろになった木琴練習曲集の楽譜が出土していきなりタイムスリップ中.この Jacques Delécluse 曲集は2冊とも1964年出版で,〈十字屋〉がまだ新京極三条にあった頃に買い求めたもの.ワタクシはまだフランス語が読めない小学生だった.この木琴曲集のうち1冊は飛び抜けて難しく,いったん “北壁” に取り付いたものの滑落し息絶えた形跡が残されている.マリンバの教本や曲集は今ではいろいろ出ているが,木琴に特化したこういう曲集はもう絶滅危惧(あるいは野生絶滅)なのではないだろうか.

◆曇り空の昼下がり.こっそり観音台に潜入して年度末┣┣” を追いかけ回している.正午の気温は7.5度.北西の微風.局所的足元暖房中.

◆本日の翻訳進捗 ——

◆夕方から降り出した雨は夜になってもいっこうにやまず.

◇本日の総歩数=2,236歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.95kg (−0.60kg) / 31.2% (+0.5%)

18 februari 2021(金)※日差しだけは春めいて

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下1.1度.西風が強く,体感的には厳しい寒さ.

◆#一期一会の読書術 りんかん老人読書日記「三中信宏さんの『読書とは何か』(河出新書)に関するメルマガ巻頭言用所感文の第一稿を書いた」(2022年2月17日) /ちりつもFILE (β「だから僕は新書書評を辞めた【新書読書】」(2022年2月12日)

◆正午の気温は9.2度.日差しはポカポカ暖かいが,吹きつける西風が冷たすぎる.今日はショートコース徘徊.歩き読み本:古川緑波『ロッパ食談 完全版』(2014年9月20日刊行,河出書房新社[河出文庫・ふ9-1],東京,276 pp., ISBN:978-4-309-41315-0 → 版元ページ).ロッパの性格からして美味礼讃はもちろんだが,同時に「下司味礼讃」も.〈弁松〉の仕出し弁当がなつかしいとも.

◆本日の翻訳進捗 ——

◆午後の┣┣" 撃ち —— オンライン会議 16:00〜17:40.

◆確定申告┣┣" の高笑いが聞こえる.週末にカタをつけるしかない.

◇本日の総歩数=7,493歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 87.55kg (+0.85kg) / 30.7% (−0.6%)

17 februari 2021(木)※ひたすら登攀する日々

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温1.6度.西北西の風.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 次年度のシラバス入力のため,しばらく使わなかった UTAS に入ろうとしたら,UTokyo Account が凍りついていた.さっそく “融雪剤” を撒くよう2号館に要請した./阿見キャンパスへ成績評定結果をメール送信./┣┣” 放牧場で朝から追いかけ回したので,だいぶ個体数が減ったぞ.

◆先日の「鮪のかまのロースト」のレシピは忘れないうちに書き留めておくに限る —— 【食材】鮪かま(30cm長・約1kg)・にんにく(3片)・EVオリーブオイル(大さじ5)・レモン(1個)・ミニトマト(適量)・玉ねぎ(大1個)【香辛料(生葉)】ローズマリー・タイム・黒胡椒【調味料】岩塩(適量).

  1. 常温に戻した鮪かまは強めに塩(分量外)を振って1時間おく.滲み出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取る.
  2. 1 のかまを冷水で洗い,血合いなどは取り除いて水気を拭き取る.
  3. にんにくとタイムはいずれもみじん切り,ローズマリーは1枝を残してみじん切りにする.玉ねぎは薄切り.
  4. 2 の鮪かまに岩塩をまんべんなく振り,3 のにんにく・ローズマリー・タイムのみじん切りを全体にまぶす.
  5. 4 にオリーブオイルをまわしかけて,1時間ほどマリネする.
  6. オーブンを200度に設定して予熱.3 の玉ねぎを敷き詰め,5 の鮪かまを乗せ,オリーブオイルをかけて20分間ローストする.
  7. 6 が焼き上がったら裏返して,オーブンを250度に設定し,10分間ローストする.
  8. 大皿に盛りつけて,ミニトマトとカットしたレモンを添え,ローズマリーの枝をあしらってできあがり.

レシピ → het dagelijkse keukenleven —〈みなか食堂〉のお品書き「鮪のかまのロースト」.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 進化学会オンライン理事会 14:00〜14:50.〈Tamura Biz〉がさらなる驚異的進化を遂げていた.

◆本日の翻訳進捗 ——

—— この論文(集)はちゃんとゲラ読みしてるのかいささか不安. “ファン・フラーセン” の綴りを間違えるようでは心もとなし.

◇本日の総歩数=2,271歩|70回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.70kg (+1.40kg) / 31.3% (+0.7%)

16 februari 2021(水)※万博公園ぶらりぶらり

◆午前5時起床.はれ.気温0.3度.北西の風.ここのところ厳しい冷え込みがない.いつもの出勤路が濡れていた.夜半に雨でも降ったのかと思った.しかし,舘野あたりの民家や畑地はうっすら雪化粧していたので,雨ではなく雪だったのだろう.観音台は青空が広がり,午前8時の気温は2.7度.南南西の微風.

◆正午の気温10.9度.春めく日差しが暖かい昼休み.つくば市役所にて確定申告書類一式を確保.ひさしぶりに万博記念公園をうろうろ.人類はまばらでも鳥類は元気よく群れている.しばらく来なかったうちにいつのまにか真っ白な野良鶏の群れが棲みついていて,トイレの脇でけたたましく鳴いていた.さすがは恐竜の末裔らしいたくましさだ.

◆本日の翻訳進捗 ——

◆今宵の〈みなか食堂〉はハイブリッド.残りもののミートソース(合い挽きラグー)をこれまた残ったボルシチのスープで煮込み,ぶっといスパゲットーニと和えて昭和ナポリタン風に盛りつけた.フェタがあったのでギリシャ風サラタを付け合わせ.

“お水” は〈玉川〉にごり酒を炭酸水とともに. 同じ〈玉川〉でも「純米にごり」は濃厚すぎて,瓶を逆さにしても中身が出ないほどだが,この本醸造「にごり酒」はそれほどではなく,さらりといただける.

◇本日の総歩数=6,445歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 85.30kg (−1.25kg) / 30.6% (+0.3%)

15 februari 2021(火)※三つ目の時代が到来す

◆午前5時起床.晴れ.気温0.6度.西風.冷え込みなし.農林団地の残雪はまだそのまま残っていた.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 明後日の学会オンライン理事会の担当報告書を遅れ馳せでメール送信.

◆[欹耳袋]思わぬところで “三つ目” の話題が:「@ishidou_mm ツイート」※毎年,大分巡業に行くたびに県庁裏の中華料理〈新華園〉で「焼豚玉子飯」を食べる習慣がある(→昨年の師走).この “三つ目” の写真を日録に上げるたびに読者の “白い目” を感じてきた.しかし,オランダの国民食「uitsmijter」が “三つ目” だったらこれからは “引け目” を感じることはもうないな.あの三國シェフもつくってるんだ. “三つ目” の時代がやってきたぞ.

◆本日の翻訳進捗 —— 足元だけ見て歩き続けよ.

◇本日の総歩数=2,560歩|40回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.55kg (−0.20kg) / 30.3% (−0.6%)

14 februari 2021(月)※ふたたび雪化粧の朝に

◆午前5時起床.小雨.けっきょく雪にはならなかったようだ.気温0.5度.北東の風.連休明けの観音台は冷たくひっそりしている.竹園では雪の痕跡はぜんぜんなかったが,農林団地には残雪があった.午前9時前の気温は3.1度.北北東の風.

◆午前の┣┣" 撃ち —— スティーヴン・ジェイ・グールド[渡辺政隆訳]『進化理論の構造 Ⅰ・II』(2021年11月20日刊行,工作舎,東京, 808 + 1,120 pp., 本体価格9,000円 [I]/11,000円 [II],ISBN:978-4-87502-534-4 [I] | ISBN:978-4-87502-535-1 [II] → 目次 [I]目次 [II]版元ページ [I]版元ページ [II])の書評ゲラを確認して編集部にメール返信.来月発売の4月号に掲載予定です.〈アルプス交響曲〉を BGM にして〈英雄の生涯〉を一歩また一歩とたどる道行き.

◆正午の気温は5.8度.日差しが暖かい穏やかな昼休みは数ヶ月ぶりにロングコース徘徊だん.歩き読み本:森貴史『リヒトホーフェン:撃墜王とその一族』(2022年1月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2681],東京, xii+254 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-12-102681-1 → 版元ページ)※前半の撃墜王の話ではなく,後半2章を読了. “相姦図” を描いてほしかったな.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 第69回日本生態学会大会「参加者の皆様(完全オンライン開催の決定について)」※まあ,予想通りの結論ということで./先日の代官山鼎談の記事原稿が上がってきたので,必要な系統樹の図像ファイル計数百MBをぶん投げる.あとはよろしくお願いいたします./来年度の南大沢オンライン春巡業の日程が決まった.

◆ずっしり巨大な鮪のカマが魚売り場に鎮座していたので〈みなか食堂〉に連れ帰った.EVオリーブオイルと岩塩,タイム,ローズマリー,にんにくのみじん切りをたっぷりまぶしてマリネ.200度設定のオーブンで20分焼き,裏返してから今度は250度で10分ローストするだけ.食べごたえありまくり.

◆[欹耳袋]現代ビジネス:野口悠紀雄「東大が19世紀の大学では、日本でIT革命が起こるはずはない——コンピュータ科学は農学部の4分の1」(2022年2月13日)※「異常に高い東大における農学部のウエイト」—— へー,そうだったんだあ(棒読み).ワタクシは “農業” (sensu 野口悠紀雄)を学びに東大農学部に進学した覚えはいっさいない.そして,実際,そのとおりの人生行路を歩んでしまった.

◇本日の総歩数=8,032歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 86.75kg (+0.50kg) / 30.9% (−0.6%)

13 februari 2021(日)※本降りの雨に濡れつつ

◆午前7時過ぎのろのろ起床.晴れ.気温は氷点下2.7度.西南西の風.

◆うすら寒い曇り空の昼下がり.今日のランチは〈だだ食堂〉にて,京都二条の中華料理店〈大鵬〉の看板メニュー「てりやききんし」定食をいただく.

◆予報通り冷たい雨が本降りに.午後1時の気温はまだ4.4度なので,しばらくはこのまま雨だろう.

◆[蒐書日誌]朝井まかて『ボタニカ』(2022年1月20日刊行,祥伝社,東京, 498 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-396-63617-3 → 版元ページ特設サイト)※この三連休で読了.日本を代表する植物分類学者の伝記小説としてとても楽しかった.小説なのでレファレンスとしては使えないが,実名である数多の登場人物の人名索引と年表があればよかったな.この機会に牧野富太郎の伝記をひもとくのもいいかも:高知新聞社(編)『MAKINO:牧野富太郎生誕150年記念出版』(2014年1月26日刊行,北隆館,東京,VIII カラー口絵 + 230 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-8326-0979-2 → 版元ページ).本書と同時に出たこちらの新刊はまだ見ていないんですぅ:横山充男[絵:ウチダヒロコ]『牧野富太郎:植物の神様といわれた男』(2022年1月刊行,くもん出版,東京,本体価格1,500円, ISBN:9784774332000 → 版元ページ

◆夜になっても雨のまま.今回はいつ雪に変わるのか.

◇本日の総歩数=3,866歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.25kg (+0.05kg) / 31.5% (+0.4%)

12 februari 2021(土)※天気穏やかな連休中日

◆午前7時前起床.晴れ.気温は氷点下3.1度.西北西の風.

◆#一期一会の読書術 @Dr_yandel ツイート(2022年2月6日) /@notabene1976 ツイート(2022年2月12日)

◆[蒐書日誌]奥野克巳『絡まり合う生命:人間を超えた人類学』(2022年1月8日刊行,亜紀書房,東京, 370 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7505-1724-7 → 目次版元ページ)の書評が時事通信社経由で各紙に配信され始めました:三中信宏「マルチスピーシーズの展望」.今日は北日本新聞社に掲載(2022年2月12日)[有料記事]※他紙もあるかな.

◆日差しが暖かかった今日は最高気温が9.4度まで上がった.今宵の〈みなか食堂〉は〈マルゲンミート〉の牛すね肉を1kg投入したシチューをご用意しました.お肉は食べられるときに機会を逃さずしっかり食べましょう.

◆本日の翻訳進捗 ——

◆明日はまた雪になるとの予報が出ている.

◇本日の総歩数=1,900歩|0回. 朝△|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.20kg (−0.60kg) / 31.1% (+0.2%)

11 februari 2021(金)※ほんのり雪化粧の休日

◆午前7時起床.晴れ.小雪が舞う休日の朝.下界はうっすら雪化粧.午前6時の気温は0.5度.東北東の風.積雪は2cmとのこと.しかし,つくば市は広いので場所によってはもっと積もったらしい.

◆今朝までの雪空から日が差す青空になったが,ところどころに残雪があり,圧のある冷気が押し寄せる.夕闇の中,さっきから花火が打ち上がっている音が響いてくる.

◆今宵の〈みなか食堂〉は,ひさしぶりに仕込んだ合挽き肉ラグーを20分ゆっくり茹で上げた全粒粉パッケリに合わせました.これだけ茹でてもまだ歯ごたえが残るのは根性のあるパッケリの証拠.

◆今日は買い出しと厨房作業で一日が終わってしまった…….

◇本日の総歩数=1,601歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.80kg (−0.10kg) / 30.9% (+0.1%)

10 februari 2021(木)※雨とみぞれが降り続く

◆午前5時過ぎ起床.雨.気温3.7度.北北東の風.観音台は雨から霙へと移りつつある.午前8時の気温はさらに下がって2.3度.北北東の風.

◆午前の┣┣" 撃ち —— macOS バージョンが 10.15(Santa Catalina)になってからは PAUP* の GUI 版がもう使えなくなってしまったのだが,コマンドライン版だと問題ないし M1 プロセッサーでも使えるとの情報をいただいた.さっそく PAUP* ホームページからダウンロードして,コンソールで起動してみたら大丈夫そう.よかった!

◆「I also found an even older "fossil" of PAUP 3.1 in the back of my bookshelf. Should I frame this too?」(2022年2月10日

◆午後の┣┣" 撃ち —— zoom 会議14:30〜15:40.雨はまだ雪にならない.

◆本日の翻訳進捗 ——

◆岩波書店の旧版『アリストテレス全集』全17巻(と月報巻)を研究室に揃えたのは1989年に農環研に就職したときだったと記憶している.それから30年余りが経ち,まったく一度も開いたことがなかった『詩学』の巻をいまひもといている. “積ん読本” の意義はここにある —— 持っててよかった.

◆竹園はまだ霙だが,気温がどんどん下がっているので,夜半は雪になりそう.からだにしみこむ寒さに対抗するには,暖かい厨房に立てこもるしかない.

◆〈みなか食堂〉の今宵のメニューはぶっといポロ葱のパスタです. 〈みなか食堂〉の夜のメニューは予定通り「ポロ葱(リーキ)のカルボナーラ」をご用意しました.ポロは今の季節が旬なので,運よく見つけたら,ぜひトライしてみてください.

「ポロ葱(リーキ)のカルボナーラ」(2皿分)【食材】ポロ葱(1本)・ベーコン(100g)・にんにく(2片)・卵(2個)・パルミジャーノ レッジャーノ(すりおろし50g)・EVオリーブオイル(大さじ3)・スパゲッティーニ(太さ1.6mm・150g)【調味料】黒胡椒(適量)・塩(大さじ2).

  1. ポロ葱は5mm厚の小口切り,にんにくはみじん切り,ベーコンは1cm角に切る.
  2. フライパンにオリーブオイルと 1 のにんにくを入れてごく弱火で加熱する.
  3. 香りが立ってきたら 1 のベーコンを投入して中火でじっくり炒める.
  4. ボウルに卵を割り入れ,パルミジャーノ・レッジャーノをすりおろしてよく混ぜる.
  5. パスタ鍋にたっぷりのお湯を沸騰させて,塩大さじ2を投入し,スパゲッティーニを茹で始める.
  6. スパゲッティーニが茹であがる3分前に 1 のポロ葱を鍋に投入する.
  7. 6 の茹で汁大さじ2を 3 のフライパンに加えて乳化する.
  8. 6 のスパゲッティーニが茹で上がったら,ポロ葱とともに 7 のフライパンに移してざっくり和える.
  9. 皿に盛りつけて,黒胡椒をたっぷりふりかけてできあがり.

ポロ葱の下の白い部分は加熱すると甘みが出てくるが,上の緑色の部分になるほど茹でても硬いままのように感じる.気になるようなら白い部分だけにして.ポロ葱は地場野菜としてはほとんど出回っていないので,野菜売り場で出会えたら日頃の行いがよかったということ.下仁田ねぎや深谷ねぎと同じく,加熱すると甘くて美味なので,今度はグラタンにも挑戦したいところ.

レシピ → het dagelijkse keukenleven —〈みなか食堂〉のお品書き「ポロ葱のカルボナーラ」 /クックパッド「ポロ葱のカルボナーラ」.

◇本日の総歩数=4,288歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 86.85kg (+0.30kg) / 30.8% (+0.3%)

9 februari 2021(水)※朝からずっと翻訳生活

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下3.2度.南南西の微風.霞んだ青空が広がる観音台の朝.最低気温は氷点下4.4度まで下がったが,朝日のおかげで午前8時半の気温は2.1度.ほとんど無風.

◆[蒐書日誌]ご恵贈本3冊 ——

  1. 羽澄俊裕『SDGsな野生動物のマネジメント:狩猟と鳥獣法の大転換』(2022年2月20日刊行,地人書館,東京, 237 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-8052-0958-5 → 版元ページ
  2. 木庭顕『クリティック再建のために』(2022年2月8日刊行,講談社[講談社選書メチエ・759],東京, 236 pp., 本体価格1,650円, ISBN:978-4-06-527070-7 → 版元ページ
  3. 高井ゆと里『〈極限の思想〉ハイデガー:世界内存在を生きる』(2022年2月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ le livre],東京, 237 pp., 本体価格2,100円, ISBN:978-4-06-526940-4 → 版元ページ

—— 以上3冊,どうもありがとうございました.

◆本日の翻訳進捗 ——

◆午後は日が差して最高気温は10.2度まで上がるおだやかな日和になった.ほんとうに明日は雪になるのか疑心暗鬼.今宵の〈みなか食堂〉は今季最終のきりたんぽ鍋です.佐賀の銘酒〈鍋島〉純米吟醸(赤磐雄町)はガス感を存分に楽しめます.

◆#一期一会の読書術 読書メーター:みつひめさんの感想・レビュー「読書とは何か : 知を捕らえる15の技術 (河出新書)」(2022年2月7日)

◆明日の関東地方は雪になるとの予報.さてさてどうなりますことやら.

◇本日の総歩数=3,508歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.55kg (−0.30kg) / 30.5% (−0.8%)

8 februari 2021(火)※仕事してますってばあ

◆午前5時起床.曇り.気温氷点下0.3度.西北西の風.曇り空の観音台は朝日が差さないのでぜんぜん気温が上がらない.午前8時の気温は0.3度.西北西の風.

◆#読む打つ書く 読書メーター・tamamiさんの感想・レビュー「『読む・打つ・書く 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』」(2022年2月5日)

◆#一期一会の読書術 読書メーター:あつもりさんの感想・レビュー「読書とは何か : 知を捕らえる15の技術 (河出新書)」(2022年2月6日)

◆本日の登攀記録 —— アナログなんだかデジタルなんだかよくわからない今日の仕事場.あ,いちおう着実に登攀してます>関係者諸氏.

夕方,イーアスのアカデミア書店にほぼ一年ぶりくらいに立ち寄ったら,『読書とは何か』は新書コーナーで平積みに,そして『読む・打つ・書く』は理系本コーナーで面陳されていた.善哉善哉.〈みなか食堂〉の夜はじゃじゃ麺です.

◇本日の総歩数=10,888歩|40回. 朝◯|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 86.85kg (+0.20kg) / 31.3% (+0.7%)

7 februari 2021(月)※そこに山があるからだ

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.西北西の風.今朝の最低気温は氷点下5.3度だった.朝日を浴びる観音台は午前8時にやっとこさ+0.3度になった.西風.

◆#一期一会の読書術 りんかん老人読書日記「5月には国会図書館デジタルコレクションで、『読書とは何か』にならった「狩り」型読書ができそうだ」(2022年2月6日)/ ブクログ:ハルイチさんの感想・レビュー「読書とは何か : 知を捕らえる15の技術 (河出新書)」(2022年2月6日).

◆登攀日誌 ——

◆今日の日中は最高気温が9.4度まで上がりましたが,日が暮れてしまえば冷え込みが身に沁みます.今宵の〈みなか食堂〉は「塩麹風味みぞれ牡蠣鍋」をご用意しました.昨夜抜栓した「角右衛門」がまだ残ってますよー.

◇本日の総歩数=3,244歩|40回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.65kg (+0.50kg) / 30.6% (0.0%)

6 februari 2021(日)※寒風吹きすさぶ日曜日

◆午前7時半だらだら起床.今朝の最低気温は氷点下7.2度まで下がった.そりゃ寒いはず. “冬眠” するしかない.午前9時を過ぎてやっと1.4度.北西風.

◆#一期一会の読書術 りんかん老人読書日記「『読書とは何か』は読書の単なる入門書ではなくて「狩りとしての読書」の高度な入門書」(2022年1月5日) /@MKNowReading ツイート(2022年2月5日)※「途中に挟まる書籍紹介は後にまとめてもらった方が読みやすかったかなとも思う」—— 読書の “動線” を切ってしまったかも.

◆#読む打つ書く 武田俊「書log #2|『読む・打つ・書く 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』」(2022年2月6日)※くわしい書評と紹介,どうもありがとうございました.

◆夜になってまた氷点下の冷え込みがもどってきた.今宵の〈みなか食堂〉は肉じゃが主体の飲み屋メニューです. “お水” は秋田〈福小町〉の「角右衛門」の無圧上槽中汲み純米吟醸生原酒がお待ちしています.

◇本日の総歩数=0歩|20回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.15kg (−0.75kg) / 30.6% (0.0%)

5 februari 2021(土)※北風に震え上がる土曜

◆午前6時半のろのろ起床.晴れ.気温は氷点下1.3度.西北西の風.

◆[欹耳袋]日本農業新聞「ほだ木を10打 シイタケ2倍 大分農研センター、増収の条件解明」(2022年2月3日)※叩いて増産とは.ハンマーで3回どついたらすべて木っ端微塵になるという “マーラーの第6定理” への反証か?! 次回の大分統計研修のときに訊いてみるか.

◆#一期一会の読書術 マインドマップ的読書感想文「【読書術】『読書とは何か : 知を捕らえる15の技術』三中信宏」(2022年2月4日).

◆ 河出から『読書とは何か』の Apple Books 電子本のコードが著者献本として送られてきた.Apple Books アプリを使うのは初めてなので,macOS と iOS で試し読み中.使用フォントを変更すると舊字體(の一部)が表示対応しないことがあるのか.

◆今日は冷たい “筑波颪” が身に染みる一日だった.〈みなか食堂〉ではフードロスを撲滅すべく,日々励んでいます.今宵は昨夜の塩豚ポトフの残りと冷凍の残りご飯を再利用して熱々のリゾットをご用意しました.パルミジャーノ・レッジャーノとペコリーノ・ロマーノのブレンドが味の決め手です.冷めないうちに塩豚を崩しながらどうぞお召し上がりください.

◇本日の総歩数=1,713歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.90kg (+0.35kg) / 30.6% (+0.2%)

4 februari 2021(金)※立春なのに氷点下の朝

◆午前5時起床.曇り空.気温は氷点下3.6度.立春だというのに寒気が居座っている.北東の微風.こう冷え込むと冷たい野菜サラダだけだと冷え切ってしまう.観音台にも朝日は届かない.

◆#一期一会の読書術 りんかん老人読書日記「読書という狩りもハードに行わないと成果は上がらない―『読書とは何か』を読み続ける」(2022年2月4日)/りんかん老人読書日記「少しでも理解できることの幸せ―『読書とは何か 知を捕らえる15の技術』読書中のひとつの感想」(2022年2月4日).

◆[蒐書日誌]立春の2冊 ——

  1. [蒐書日誌]朝井まかて『ボタニカ』(2022年1月20日刊行,祥伝社,東京, 498 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-396-63617-3 → 版元ページ特設サイト)※植物学者・牧野富太郎の500ページの伝記小説.ここのところいやに牧野富太郎本が目につくなあと思っていたが,2023年度前期のNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』の主人公が牧野富太郎だと知ってやっと納得した.Cf. NHKドラマ「2023年度前期 連続テレビ小説『らんまん』 主演は神木隆之介さん!」(2022年2月2日).
  2. 島田卓哉『野ネズミとドングリ:タンニンという毒とうまくつきあう方法』(2022年1月20日刊行,東京大学出版会,東京, viii+179+13 pp., 本体価格3,400円, ISBN:978-4-13-063952-1 → 版元ページ)※ご恵贈感謝です.強烈な食阻害物質としてのタンニンの障壁を野ネズミがどのようにクリアしてきたのかが本書のテーマだ.野本寛一『採集民俗論』(2020年11月20日刊行,昭和堂,京都, xiv+707+xiv pp., 本体価格7,500円, ISBN:978-4-8122-1823-5 → 読売新聞書評目次版元ページ)の第1章「木の実」(pp. 15-274)では,拾い集めたコナラ・ミズナラ・クヌギ・アラカシ・ウバメガシなどの “ドングリ” を時間と手間をかけてタンニンをアク抜きして食べ物にする伝統的技法が論じられていた.

—— 以上,新刊2冊.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 年内の原稿書きスケジュール表を描き出して,方々の編集者と共有している “落とし箱” に投函する午後.言霊という “式鬼” を放つ半年に一度の儀式かも.

◆ぜんぜん春めかない寒い夜.そんな立春の夕餉はお肉しかありません. 〈みなか食堂〉では,数日前から塩麹漬けにして冷蔵安置してきた豚ロース肉のポトフを用意いたしました.圧力鍋とシチュー鍋の連携プレイ.

◇本日の総歩数=3,531歩|40回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.65kg (+0.60kg) / 30.4% (−0.2%)

3 februari 2021(木)※阿見お座敷は本日楽日

◆午前5時起床.晴れ.気温は氷点下4.5度.きりきり冷え込む夜明け前.西風.節分の朝の最低気温は氷点下5.7度まで下がった.二月になっても寒気は去らず.乾燥しすぎて静電気が飛びまくる観音台.見上げればどことなく春らしい青空が広がっている.花粉の気配がするのは気のせいか…….

◆午前の┣┣" 撃ち —— 毎年の恒例行事である「確定申告」の準備をスタート.昨年の源泉徴収票のとりまとめをしていたら,南大沢からの非常勤講師給がまだ入金されていないという事態が発覚してしまった.あそこは不払いの “前科” があるので気をつけていたのだが,またやらかしたのかー./なろからもらう給料の額よりも兼業先からの方が多くなった.そろそろ “離陸” しないとね.

◆[蒐書日誌]『月刊みすず』の読書アンケートにワタクシがリストアップした5冊の本の書影記念写真.森まゆみ『路上のポルトレ』はどこかに出奔してしまい,この写真のために買い直すことになった.右端の “鈍器本” は抗いがたい存在感を放っている.そして,呑んべのための靑木正兒『酒中趣』.

◆午後の┣┣" 撃ち ——

◆恵方巻きよりはふつうの海苔巻きが好ましい.

◇本日の総歩数=3,633歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.05kg (+0.10kg) / 30.6% (+0.2%)

2 februari 2021(水)※登攀記録をやっと投稿

◆午前5時起床.晴れ.気温は氷点下1.7度.西風.

◆#一期一会の読書術 読書メーター:tamamiさんの感想・レビュー(2022年2月1日)※鈍器本:三浦慎悟『動物と人間:関係史の生物学』の潜在読者がここにもひとり.

◆[欹耳袋]NHKドラマ「2023年度前期 連続テレビ小説『らんまん』 主演は神木隆之介さん!」(2022年2月2日)※「連続テレビ小説第108作 『らんまん』 のモデルは、日本の植物学の父 牧野富太郎(まきの・とみたろう)」——最近,牧野富太郎の評伝が立て続けに出版されている理由はこれだったのか?

◆午後の┣┣" 撃ち ——

◇本日の総歩数=2,740歩|30回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 85.95kg (+0.05kg) / 30.4% (−0.4%)

1 februari 2021(火)※オンライン高座は続く

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温0.8度.北北西の風.快晴の観音台.午前9時前の気温は2.4度.北西の風が冷たい.月初めのお仕事としてメーリングリストに月例アナウンス送信.

◆僻地のつくばには『月刊みすず』の読書アンケート特集号がまだ届いていない…….

◆[蒐書日誌]月刊みすず読書アンケート特集号やっとキターーーっ!:『月刊みすず(64巻1号[no. 711]2022年1-2月合併号)』(2022年2月1日発行,みすず書房,東京,本体価格300円 → 版元ページ

全体をザーッとブラウズしたかぎりでは,川那部浩哉さんがワタクシの『読む・打つ・書く』を取り上げてくれていた.「まことにもっともと同感しながら,いささか〈あなぐる〉ことも可能な,なかなか楽しい書だ」(p.64)と.あれこれ探されるとアラが出てしまいますぅという京男たちの鍔迫り合い.なお,ワタクシの選書5冊(pp. 71-73)はすでに年頭の〈本録〉で公開した:「『月刊みすず』「読書アンケート」用セレクション5冊+続く10冊(2021年)」 (2022年1月1日).

◆午後の┣┣" 撃ち ——

阿見のお座敷も今度の木曜で幕となる.

◇本日の総歩数=3,289歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.90kg (+0.20kg) / 30.8% (+0.6%)