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◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温5.5度.西風.青空の観音台を冷たい北風が吹き抜ける.午前8時の気温は6.5度.
◆[欹耳袋]いよいよ明日の夜!—— 本屋で.com「三中信宏 × 吉澤和徳「ビールの道は森羅万象に通ず!」 『ビールの自然誌』(勁草書房)刊行記念」
◆午前の┣┣" 撃ち —— アナ・チン[赤嶺淳訳]『マツタケ:不確定な時代を生きる術』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, xiv+441+xxiv pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-622-08831-8 → 目次|版元ページ)の大評修正ゲラの返信.
◆[蒐書日誌]昨日届いた『ユリイカ2020年2月号:特集=書体の世界 ― 書・活字・フォント』(2020年2月1日刊行,青土社[ユリイカ 52巻2号],東京, 本体価格1,600円, ISBN:978-4-7917-0381-4 → 特集目次|版元ページ)の巻頭インタビュー「書体談話 府川充男[聞き手=大熊肇]」を読んでいたら,「『聚珍録』の販促パンフレットが『組版原論』なんですよ」(pp. 43)という府川さんの発言を見つけ,さっそく両方を並べてみた./ユリイカ特集の高田裕美「「UDフォント」の開発にあたって」(pp. 108-112)読了.思うところあり,〈MORISAWA BIZ+〉に登録し,フリーの「BIZ UD」フォント一式をダウンロード.これからの高座ではユニヴァーサルデザイン・フォントを使うよう心がけます.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 某合同祝賀会の振り込み/明日の下北沢高座の紙芝居:三中信宏「Beers be ambitious! — ビールの快楽と科学について」が仕上がった.いつものようにInDesignからpdfに出力してファイルサイズ縮小(17.5MB→4.7MB)して編集作業はおしまい.ビール系統樹のデモ手順の確認は明日まわし.
◆[蒐書日誌]ワタクシの最初の本:三中信宏『生物系統学(第五刷)』(1997年12月15日第一刷刊行/1999年10月15日第二刷刊行(正誤表)/2004年9月15日第三刷刊行(正誤表)/2012年9月14日第四刷刊行, 東京大学出版会[ナチュラル・ヒストリー・シリーズ], 東京, xiv+458 pp., 本体価格5,600円/第四刷5,800円, ISBN:978-4-13-060172-6 → コンパニオンサイト|版元ページ)の在庫がなくなったので8年ぶりに第五刷重版するとの連絡あり.バグのリストとともに駒場にメール返信.ありがたやありがたや.
◆明日は午後から都内出撃.二月最初の夜は下北沢でバクハツだ!
◇本日の総歩数=3,779歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.65kg(−0.15kg) / 30.6%(+0.6%)
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温6.9度.南西風.朝の観音台.水浸しの昨日とは一転して,すっきりと青空が広がり,朝日がまぶしい.午前8時の気温は7.7度.北西の風が吹く.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 遠島島流しされたサンタ・カタリーナ島では “御禁制品” となってしまった PAUP* 32ビット版にお出ましいただく必要があり,時間の止まったモハベ砂漠に戻ってネット遮断してコッソリ使っている.開発者はPAUP* 64ビット版はもうすぐ出るからそれまでは “島” に渡ってはならぬと言うんだけど ——「それさぁ、早く言ってよ~」.
◆よく晴れた昼休み.いつもだったら徘徊に出かけるのだが,ビルトインされた “花粉センサー” がもぞもぞ動き始めている.念のため今日はヒッソリ引きこもることにしよう.小人閑居して系統樹を描く.
◆[欹耳袋]次年度の農林交流センターワークショップ〈分子系統樹推定法:理論と応用〉@つくばの日程は「2020年10月21日(水)〜23日(金)」と確定しました.
◆午後の┣┣" 撃ち —— モハベ砂漠での最節約計算がとりあえず終了したみたい.Mesquite と FigTree も舞台袖から登場だ.
◆[蒐書日誌]やっと着便! —— ユリイカ2020年2月号特集〈書体の世界 ― 書・活字・フォント〉※ワタクシの寄稿:三中信宏「字体と書体と字形の系統樹:進化する文字世界を鳥瞰する」(pp. 156-164).
◆[欹耳袋]大学ジャーナルONLINE「レヴィ=ストロース「親族の構造」を数理モデルで生成、東京大学が70年来の謎解明」(2020年1月29日)※板尾健司さんと金子邦彦さんの研究成果.
◆明日はまたしても直前じたばたの悪癖再来だ.ええかげん,学べよ.
◇本日の総歩数=4,869歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.80kg(+0.25kg) / 30.0%(−0.1%)
◆午前5時起床.台風並みの冬の嵐.風雨強し.気温13.6度.南東の風.嵐をもたらした兇悪雲は北へ去り,雨上がりとともにだんだん晴れ間が見えてきた.しかし,ニュースによると常磐道の谷田部〜つくばJC間で法面が崩れているそうな.さらに,西大通と南大通の交差点でも膝上まで冠水しているらしいので回避しないと.
◆午前8時の気温は8.2度.北西の風のせいか夜明け前よりも5度も下がっている.早春の嵐が吹き荒れた通勤路は水浸し.飛行場橋から見下ろした常磐道は崩落のため下り車線が不通のままで,南側の路肩に工事灯が林立していた.何はともあれ無事に観音台へたどり着けたのでよしとしよう.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 昨年6月のほぼ日の学校〈ダーウィンの贈りもの I〉での高座:三中信宏「わけることとつなぐこと —— 進化の観点」の口述筆記原稿が送られてきたので,修正箇所を付けてメール返信.よろしくよろしく.
◆青空が広がる昼休み.正午の気温は13.5度とぽかぽか陽気になった.ひさしぶりのショートコース徘徊だん.北西風はやや冷たいが,降り注ぐ日差しは春の到来を感じさせる.歩き読み:ディヴィッド・バード[佐藤圭史・村松静枝・伊藤伸子訳]『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』(2019年12月23日刊行,エクスナレッジ,東京, 502+ix pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7678-2651-6 → 版元ページ).
◆午後の┣┣" 撃ち —— Central Park West にメールを,大手町にアナ・チン『マツタケ』書評改訂原稿をそれぞれ送信.
◆_・) 。oO (『ユリイカ』2020年2月号がまだ届かないんですけど……泣)
◆日中の最高気温は17.5度まで上がり,夜になってもぜんぜん寒くならない.やけのやんぱちで冷やし中華でもつくったろか〜
◇本日の総歩数=8,045歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.55kg(+0.40kg) / 30.1%(+0.1%)
◆午前5時起床.雨(not 雪).気温2.2度.北西風.夜中は雪が混じったらしいが,夢の中だったので未確認.
◆冷たい雨に打たれて観音台.午前8時の気温は3.5度.今日はずーーーっと降り続くとの予報.空気が湿っぽいので朝イチの BGM はラフマニノフのピアノ協奏曲2番から.エド・デ・ワールト/ロッテルダム.渋いなあ,渋すぎるなあ.
◆雨がじめじめ降り続く夜.今宵は純和風のアテが並んだ.お揚げさんの炊いたんとほうれん草の一皿,そしてふろふき大根に蕎麦の実入りの柚子味噌を添えて.丸大根は直径15センチ.
◆夜が更けるとともに雨足がさらに強まってきた.雪よりもむしろ雨の方が心配かも.
◇本日の総歩数=2,279歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.15kg(−0.40kg) / 30.0%(−0.4%)
◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温2.2度.北東風.週明けの観音台は寒々とした曇り空.午前9時の気温は4.4度.北北東の風.
◆午前の┣┣" 撃ち —— ナゴヤの宿を確保.土曜の夜だけ異様に高い(平日のほぼ3倍)のはなぜ?
◆[蒐書日誌]読売新聞大評が公開された:三中信宏「よみがえる哲人の業績 —— アリストテレス 生物学の創造 上・下…アルマン・マリー・ルロワ著」(2020年1月19日)※書評本:アルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳]『アリストテレス 生物学の創造[上]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, viii, pp. 1-291, 63, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08834-9 → 目次|版元ページ)&『アリストテレス 生物学の創造[下]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, iv, pp. 293-586, 35, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08835-6 → 目次|版元ページ)
◆[蒐書日誌]いただきものと博多土産と ——
ケネス・ファルコナー[服部久美子訳]『フラクタル』(2020年1月22日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・291],東京, vi+156 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029691-5 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.
磯川まどか『フランスチーズ図鑑』(2019年12月10日刊行,柴田書店,東京, 207 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-388-35353-8 → 版元ページ)※昨日,博多駅ビルの丸善をゆらゆら歩いていたら,お料理本コーナーの本書に呼び止められた.ひさしぶりにチーズの新しい図鑑を買うのも悪くないだろう.チーズに関するワタクシの “座右の書” は四半世紀前に出た:文藝春秋(編)|増井和子・山田友子・本間るみ子(著)|丸山洋平(写真)『チーズ図鑑』(1993年11月1日刊行,文藝春秋,東京,271 pp., ISBN:4-16-348130-3 → 版元ページ)だ.その後,この本は同名の新書になった:文藝春秋(編)|本間るみ子・増井和子・山田友子(著)|丸山洋平(写真)『チーズ図鑑』(2001年7月20日刊行,文藝春秋[文春新書・182],東京,230 pp., ISBN:4-16-660182-2 → 版元ページ).しかし,ワタクシは今でも元のハードカバー版を愛読している.さて,この新しいチーズ図鑑はどうだろうか.
ナイル善己『南インド料理とミールス』(2017年7月25日刊行,柴田書店,東京, 151 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-388-06265-2 → 版元ページ)※銀座ナイルレストラン三代目の本.先日読んだ:田邊俊雅,メヘラ・ハリオム『インドカレーは自分でつくれ:インド人シェフ直伝のシンプルスパイス使い』(2019年12月13日刊行,平凡社[平凡社新書・928],東京, viii+221 pp., 本体価格820円, ISBN:978-4-582-85928-7 → 版元ページ)は北インド料理の本だった.南インド料理の本書といいペアになるかも.
◆午後の┣┣" 撃ち —— アナ・チン[赤嶺淳訳]『マツタケ:不確定な時代を生きる術』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, xiv+441+xxiv pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-622-08831-8 → 目次|版元ページ)の大評原稿を大手町にメール送信.2月2日(日)紙面掲載予定.
◆雪ならぬ雨がしとしと降る夜.予報では関東の西の方は積雪になるらしいが,茨城と千葉は雨とのこと.雪が積もって凍ったりしたら朝の出勤がタイヘンなことになるので,雨のままの方がありがたい.
◇本日の総歩数=3,338歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.55kg(+0.60kg) / 30.4%(+0.1%)
◆うう……な寝起きから果敢にも復活し,午前10時に博多駅前のホテルをチェックアウト.雨雲は東に去り,すでに晴れている.昨夜は考古学クラスターがめちゃめちゃ呑むという〝学び〟を得た.スーツケースをごろごろ転がして博多駅へ.カリヨンが高らかに鳴り響く中央コンコース.しばしウロウロしてから,地下鉄で福岡空港へ.熱々の梅ヶ枝餅と辛子明太子を買って搭乗を待つ昼下がり.空港が広過ぎて,あちこち迷ってしまった.午後3時前,羽田空港到着.雨上がりの曇り空.つくば行きバスに滑り込んで,午後4時半につくばセンターに降り立った.
◆明日は何食わぬ顔で “日常” に復帰する.
◇本日の総歩数=10,425歩. 朝◯|昼−|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆午前3時過ぎ起床.曇り.気温0.8度.真夜中のけんちん汁と牛丼.しっかりパワーつけとかなアカンし.
◆前泊すればよかったな……(ぼそっ)
◆本日の伊都お座敷:南山大学考古・人類学セミナー「形ノ理:モノが語る物語」シンポジウム〈人工(遺)物の三次元計測と幾何学的形態測定の理論と実践〉2020年1月25日(土)13:00〜17:00@九州大学椎木講堂第一講義室(伊都キャンパス)
◆今日は一日が長すぎる.高座が終わってとたんに睡魔が降臨してきたが,四の五の言ってはいられない.椎木講堂の外は本降りの雨になっていた.ビッグオレンジ前のバス停から乗った急行バスは渋滞にハマってしまい,天神北に着いたのは予定よりもだいぶ遅かった.〈晴れたり曇ったり〉に吸い込まれる面々.
◆西中洲から呼ぶ声が聞こえてきた.ゆるり燗酒を.最後はしっかり色づいた〈梅津〉の生酛.
◆午前様のホテル帰還.当然の報いのうう……
◇本日の総歩数=11,608歩. 朝◯|昼○|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆午前5時半起床.曇り.気温4.9度.北風.昨日降り続いた雨のせいで,農林団地はどこもかしこも湿っぽい.幸い霧筑波にはならなかったが,気温だけは十分すぎるほど高く,最低気温3.8度で,今は5.9度.ほとんど無風で暖かすぎる.
◆[蒐書日誌]けいそうビブリオフィル「あとがきたちよみ『ビールの自然誌』」(2020年1月24日)にて,ロブ・デサール,イアン・タッターソル[ニキリンコ・三中信宏訳]『ビールの自然誌』(2020年1月25日刊行,勁草書房,東京, vi+273 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-326-75056-6 → 目次|版元ページ)の「はじめに」と「解説:枝葉を広げるクラフトビール──ドレスデンの街角から[吉澤和徳]」が公開された.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 本日24日が参加申込〆切の某「合同祝賀会」へのウェブ登録.みなさん,おめでとうございます.うっかりスルーしている関係者諸氏は申込みお忘れなく.
◆[蒐書日誌]先日の大手町漁港の水揚げリストはこんな感じ.いつもの半分くらいの少なさ.
スティーブン・R・バウン[小林政子訳]『青狐の島:世界の果てをめざしたベーリングと史上最大の科学探検隊』(2020年1月24日刊行,国書刊行会,東京, 291 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-336-06386-1 → 版元ページ)※「ベーリング海峡」にその名を残すベーリングの評伝.シベリアからアラスカにかけての北太平洋を縦横無尽.
栗林佐知『仙童たち:天狗さらいとその予後について』(2020年1月20日刊行,未知谷,東京, 213 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-89642-598-7)※平田篤胤『仙境異聞』に着想を得た小説.てっきり現代民話ノンフィクションと思ったら,フィクションだった.いつもながら未知谷の造本はとても好ましい.
髙群美子『たぬきのひるね:京ろうじ』(2019年11月15日刊行,現代写真研究所出版局,東京, 135 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-903564-39-5 → 版元ページ)※京都の写真集.
温泉達人会(編著)『温泉達人会・Volume 13 - 2019』(2019年12月,温泉達人会事務局/栞文庫 http://www.onsen-tatsujinkai.com/ )※今号の特集は〈ノスタルジィ温泉 —— 記憶のなかの名泉〉.すでになくなってしまった温泉たちの思い出.
原克『騒音の文明史:ノイズ都市論』(2020年1月31日刊行,東洋書林,東京, 431 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-88721-827-7 → 版元ページ)※読書委員会でもコメントしたのだが,本書の組版は尋常ならざるノイジーさ.ギリギリまで字を詰め込んでいて,裁ち落としがちょっとでもズレたらアウトやろ状態.おそらく狙っているんだろうけど.
ランドール・マンロー[吉田三知世訳]『ハウ・トゥー:バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』(2020年1月25日刊行,早川書房,東京, 400 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-15-209909-9 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.前著:ランドール・マンロー[吉田三知世訳]『ホワット・イフ?──野球のボールを光速で投げたらどうなるか』(2015年6月25日刊行,早川書房,東京,383 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-15-209545-9 → 版元ページ)の続編.
◆明日の紙芝居があ〜(悲鳴).早く寝ないとぉ〜(絶叫).
◇本日の総歩数=3,215歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 84.95kg(−0.25kg) / 30.3%(−0.5%)
◆午前4時半起床.曇り.北西風.最低気温は1.5度.朝から氷雨がぽつぽつ降り出して冷え込みがタダゴトではない.手袋必須.立体駐車場が動かなくなったので,ずーっと修理待ち.
◆正午の気温は5.5度.冷たい雨が降り続く観音台は手がかじかむ.今日は午前を半日年休にしたので,時間帯がズレることになった.
◆[欹耳袋]Yahoo!ニュース「強制執行の後もひとりハンストをした元寮生は今~私と東大駒場寮(第5回)」(2020年1月23日)※東大オケでファゴットを吹いていたというこの方はいったい “楽年” はいくつなんだろうか.
◆夕方になっても冷たい雨は降り続く.羽田空港行きバスは全席自由で,事前にチケットを買う必要はないとつくばセンター窓口で知った.問題は土日の「博多駅前A」バスダイヤの不毛さよ.いと遠し.
◆明日は朝から恒例の前日じたばただ.そろそろ学習した方がええんちゃうか?>自分.
◇本日の総歩数=5,036歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.20kg(+0.15kg) / 30.8%(+1.0%)
◆午前5時起床.晴れ.気温は氷点下3.0度.北西風.曇り空の観音台はうすら寒い朝.午前8時の気温は0.2度まで上がってきたが,朝日が差さず冷え冷えとしている.
◆[蒐書日誌]蒐書日誌]見本刷り着弾!—— ロブ・デサール,イアン・タッターソル[ニキリンコ・三中信宏訳]『ビールの自然誌』(2020年1月25日刊行,勁草書房,東京, vi+273 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-326-75056-6 → 目次|版元ページ)※すりすり,すりすり.
ブツが世に出たからには,さらなる「販促いのち」の日々が始まる.宣伝マンとしての任務遂行に努めるか.メーリングリストでの宣伝も含めて.興行イベント:三中信宏×吉澤和徳『ビールの自然誌』(勁草書房)刊行記念〈ビールの道は森羅万象に通ず!〉2020年2月1日(土) 19:00〜21:00@下北沢〈本屋B&B〉は宣伝しまくるとてもいい機会.
◆一難去ってまた一難.明日は明日の┣┣” が来る.
◇本日の総歩数=4,046歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.05kg(+0.45kg) / 29.8%(+0.1%)
◆夜更けの観音台.農環研は照明が落とされ人気もない(そりゃそーだろ).
◆午前7時前,出勤簿にハンコを押してから,朝日を浴びつつ帰宅.真っ白な灰と化してしまいそう(吸血鬼かい).
◆花も嵐も踏み倒し〜♫•*¨*•.¸¸♪ —— 昨夜からの度重なる査読&改訂の苦難の道を乗り越え,いまやっと日本大学生物資源学部シラバス登録が受理された.ここまで頑張ったんだからもう高座はやらなくてもいいんじゃね(違.仄聞するところによると,藤沢の “シラバス登録千日回峰行” は昨年あたりから難易度が有意に上がったらしい.知らんけど
◆日大藤沢の教務に痛めつけられた翌日なので,ランチは健康によい「白豆黒豆のオイスターチャウダー」.ああ,なんてヘルシーな.
◆[蒐書日誌]まもなく刊行されるユリイカ2020年2月号特集〈書体の世界〉の目次が青土社サイトで公開されている.ワタクシ的にはほんとうにひさしぶりに復帰した府川充男さんのインタビューが楽しみ.
◆[欹耳袋]naruhisa nakane | note | 大学の公募人事に関しての一石|2020年1月17日
◆夕刻,大手町漁港に出撃する.立ち寄ったオアゾ丸善の統計本コーナーがR本とPython本だらけでクラクラする.年明けの大手町漁港はさすがに水揚げが少なかった.読書委員会が終わってからは神保町に流されて,午前様寸前のつくば帰還.うう……
◆明日は明日の┣┣" が来る.
◇本日の総歩数=7,305歩. 朝−|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 84.60kg(−0.90kg) / 29.7%(−1.0%)
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下1.5度.西風.週明けの観音台はきりきり寒い冬晴れ.最低気温は氷点下2.0度まで下がったが,午前9時の今は4.8度まで上がっている.日中は昨日より暖かくなるとの予報.
◆[蒐書日誌]読売新聞小評が本日公開されました:「ベトナムの大地にゴングが響く…柳沢英輔著」(2020年1月12日)※書評本:柳沢英輔『ベトナムの大地にゴングが響く』(2019年11月1日刊行,灯光舎,京都, x+311+6 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-909992-00-0 → 目次|版元ページ|著者サイト)※ご〜んご〜んご〜ん.オケやってると,こーいうところで役に立つ.
◆正午の気温は12.1度.暖かい日差しが降り注ぐ昼休みはショートコース徘徊だん.歩き読み本:ディヴィッド・バード[佐藤圭史・村松静枝・伊藤伸子訳]『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』(2019年12月23日刊行,エクスナレッジ,東京, 502+ix pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7678-2651-6 → 版元ページ).受験参考書みたい.
◆[欹耳袋]QJWeb「評論家・坪内祐三さん追悼 想像はわたしたちに委ねられている[橋本倫史]」(2020年1月16日).※この記事では故・坪内祐三の発言として下記が引用されている:
「本屋で本を探し求めることから書評の仕事ははじまる、と私は考える。私が新聞書評のいわゆる書評委員会制に批判的なのはその点である。彼(彼女)らは、書評委員会会議の机の上に並べられた膨大な数の新刊を眺め、ただチェックして行くだけだ。本屋好きの人ならまだ良い。しかし彼(彼女)らの多くは、書評委員会の席でチェック出来ることを口実に、新刊本屋に足を向けなくなる。つまり、棚のリアリティがうすれて行く。もちろん、これは、あくまで私の推測である。だが、たいていの新聞書評のツマラなさ、および時代との微妙なズレかたを見ていると、この私の推測は、当らずといえども遠からずだろう。」(坪内祐三 2001. 批評としての書評とポトラッチ的書評.所収:『文学を探せ』文藝春秋)
毎回の読書委員会に並ぶ100〜150冊もの新刊が確かに読売新聞文化部で事前に “選抜” されていることを読書委員たちは知っている.ただし,幸いなことに大手町漁港に水揚げされないような注目新刊が読書委員からの持ち込みで “せり” にかけられることも少なからずあり,ワタクシも何度か持ちこんだことがある.大手新聞の書評欄の限られたスペースで “批評” を展開するのはもともとムリな話で,それをしたいのであれば(ワタクシのように)自分で “場” をつくる必要があるだろう.
◆夜,突如として兇悪なる┣┣” が藤沢方面から来襲したせいで,せっかく天然ブリのカマがうまく焼けたのに,そそくさと夜更けの観音台に出撃し,防衛線を張ることになってしまった.今夜はとっても長くなるぞ.
◇本日の総歩数=10,655歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.50kg(+0.05kg) / 30.7%(+0.3%)
◆午前5時前起床.曇り.気温0.3度.南東風.朝日とともに雲ひとつない快晴になった.午前9時半からアルスホールにてマンション管理組合総会に出席.終わったのは11時半.
◆[蒐書日誌]読売新聞大評が掲載された:三中信宏「よみがえる哲人の業績 —— アリストテレス 生物学の創造 上・下…アルマン・マリー・ルロワ著」(2020年1月19日)※書評本:アルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳]『アリストテレス 生物学の創造[上]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, viii, pp. 1-291, 63, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08834-9 → 目次|版元ページ)&『アリストテレス 生物学の創造[下]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, iv, pp. 293-586, 35, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08835-6 → 目次|版元ページ)
本書はアリストテレスの生物学的業績に関する本であると同時に,生物学側からのアリストテレス研究史の本でもある.ワタクシが本書を手にして驚倒したのは,後年『成長と力』(1917)を書いたダーシー・ウェントワース・トンプソンのギリシア古典学の素養の深さだった.ダーシー・トンプソンの前半生はアリストテレス研究に捧げられている.『動物誌』のギリシア語から翻訳と徹底的な注解をルロワは随所で引用している.というか,原書タイトル『The Lagoon: How Aristotle Invented Science』の「ラグーン(潟湖)」とはトンプソンの文に依拠している.ギリシャ古典の鳥類名と魚類名に関する同定辞典を出したダーシー・トンプソンにとっては,還暦近くになって出した『成長と力』はほんの手慰みだったのではないかと思えるほどだ.ギリシャ古典の教師だった父親の膝の上で物心つく頃からギリシャ語に馴染んできたトンプソン,げにおそるべし.
もちろん,2400年も経ってなお降臨するアリストテレスも驚異的なら,それら全部をひっくるめてこの大著をものしたルロワも輪をかけてヤバすぎる.さらに訳書のカバージャケットはみすず書房らしからぬ和風ヴィジュアルなので手に取る価値あり.
◆何となくダラっと終わってしまった暖かな日曜.夕餉はピリっとチリコンカーンが初登場.チリパウダーを盛大に投入すれば気分はニューオーリンズ.
「チリコンカーン」【食材】さくら豆(乾物200g)・ひよこ豆(水煮250g)・ミックスビーンズ(水煮250g)・牛ひき肉(500g)・玉ねぎ(2個)・にんにく(2片)・パンチェッタまたはベーコン(100g)・EVオリーブオイル(大さじ2)・缶詰トマト(2缶)・トマトケチャップ(100cc)・赤ワイン(100cc)・イタリアンパセリ(生葉適量)【調味料】チリパウダー(20g)・カイエンペパー(小さじ2)・クミンシード(ホール小さじ1)・オレガノ(小さじ1)・カルダモン(ホール2粒).
今宵は雑穀入り玄米ご飯を付け合わせたのでいたるところ豆だらけ.ビシッと苦目の黒ビール〈東京ブラック〉とともに.
レシピ → het dagelijkse keukenleven「チリコンカーン」
◇本日の総歩数=3,893歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.45kg(−0.15kg) / 30.4%(−0.1%)
◆午前4時起床.曇り.気温5.6度.北風.朝がとっても早かったので二度寝して目が覚めたのは午前9時.気温は3.8度と単調に下り続けている.北東風も強くて寒いのなんの.その北風とともに小雪が舞い始めた.さっぶ〜.午前10時.気温はさらに下がって3.4度.さらさらと細かい雪が降り続いている.
◆[欹耳袋]日本経済新聞「「ベトナムの大地にゴングが響く」 柳沢英輔氏 —— 変わりゆく音色、丹念に記録」(2020年1月18日)…
◆昼下がり.雪はもう止んでいる.お昼前は2.7度まで冷え込んだが,午後になって天気の回復とともに気温はだんだん上がってきたようだ.今日の昼餉は雑穀米のハヤシライス.デミグラスソースの仕上がりがやや薄かったかも.
◆午後の気温はずっと4度台.底冷えの一日だった.夕餉は温かい鍋物とそれなりの “お水” が食卓に登場した.
◆[蒐書日誌]アリス・ファイアリング,スカリーヌ・ルペルティエ[小口高・鹿取みゆき(監修)|村松静枝訳]『土とワイン』(2019年12月28日刊行,エクスナレッジ,東京, 471 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7678-2651-6 → 版元ページ)読了.※基盤岩から迫るワインの風味.まず地質があって,それに適した葡萄が栽培されて,発酵の祭典へ.とらえどころがない “テロワール” という概念は,イアン・タッターソルとロブ・デサール『ワインの自然誌』(『ビールの自然誌』姉妹本)には「地霊(ゲニウス・ロキ)みたいなもの」と書かれていた.そのテロワールの基底にある地質に着目した本書は多くの読者にはきっとおもしろいと思う.著者はワインの有機栽培にこだわり,できたワインの嗜好にもはっきり方向性がある.文中にときどき “フルーツ爆弾” という罵倒語(?)が出てきて何のことかと思ったら,ワタクシがお肉とともによく飲んでいる南米の(本書では言及なし)ワイン大産地の赤ワインだった.そーかそーか.あえて注文を付けるとしたら,地図や図表がほとんどまったくないという点.フランス,イタリア,スペインのワイン産地をマップなしで説明されてもつらいものがある.また, “テロワール” は「地理的権威主義」と表裏一体だそうなので,できれば地質図があった方がよかったかも.
◇本日の総歩数=2,953歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.60kg(0.00kg) / 30.5%(0.0%)
◆午前5時起床.曇り.気温2.5度.北西風.曇り空の観音台は日差しもなく冷え冷えとしている.午前8時の気温は2.5度.北西の風.
◆[欹耳袋]OCEANS オーシャンズウェブ「つくば駅構内の地酒バーで、弱者を助けたい看板娘が100点満点だった」(2020年1月16日)※ここのところオープン時間帯に間に合わなくて……
◆午前の┣┣" 撃ち —— 向こう一ヶ月の┣┣” 撃ちカレンダー更新./でびるまんに召喚されたので,秋になったら〈麦酒停〉に行きましょう.おっとその前にジンパ……じゃなかった高座をお務めしないとね.
◆青空が戻ってきた農林団地の昼休み.正午の気温は9.2度とやや低めだが,北風もなく日差しが暖かいので心地よい.ショートコース徘徊.歩き読み本:海野弘『Another Room:もうひとつの部屋』(2019年11月15日刊行,LIXIL出版[牛若丸叢書],東京, 245 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-86480-045-7 → 版元ページ)読了.前半は19世紀末のベル・エポックにつくられた豪華で美麗な便器の数々.とても “用足し” に使えまへんがな.後半は充実の便器論.詳細な便器年表もあり.なお,この本書の装丁と造本は便器と同じくらい(失礼!)すばらしい.さすがは松田行正の〈牛若丸〉と言うしかない.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 非常勤講師の履歴書をサッポロへ投函した昼下がり.
◆[蒐書日誌]ランドール・マンロー[吉田三知世訳]『ハウ・トゥー:バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』(2020年1月25日刊行,早川書房,東京, 400 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-15-209909-9 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.前著:ランドール・マンロー[吉田三知世訳]『ホワット・イフ?──野球のボールを光速で投げたらどうなるか』(2015年6月25日刊行,早川書房,東京,383 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-15-209545-9 → 版元ページ)の続編.
◇本日の総歩数=8,941歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.60kg(+0.25kg) / 30.5%(+0.8%)
◆午前5時前起床.晴れ.気温2.4度.北西風.観音台.今朝はひさしぶりに氷点下まで冷え込み,最低気温は−0.8度.しかし,例年なら氷点下6〜7度まで下がる季節なのでやはり暖冬なのだろう.午前8時の気温は3.2度.北風.
◆午前の┣┣" 撃ち —— アルマン・マリー・ルロワ『アリストテレス 生物学の創造[上・下]』の書評ゲラまたまた修正.大手町にメール送信./雪降る北の街から召喚されそうな気配.
◆[欹耳袋]読売新聞「裁判官、執務室の窓開けたら…裁判メモが強風に飛ばされ紛失」(2020年1月16日)※「「あってはならないことだ。再発防止に努める」とした」—— 誰も窓を開けてはならぬ,となるのでしょーか.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 朝から追悼文の原稿を書き始めて昼休み返上でやっと書き終わった.さあ,メールで吹田に送ろう./ワタクシのいる研究室の元室長だった鵜飼保雄さんが昨年11月に亡くなられたので,その追悼文の原稿を公開.この原稿は来月には日本計量生物学会誌『計量生物学』に掲載予定:leeswijzer | note「鵜飼保雄さんの訃報に接し,かつての記憶をたどる」(2020年1月16日)
◆牡蠣さん受難の夜はごはんより牡蠣の方が多いかもしれない.
「土鍋牡蠣ごはんの悦楽(ふたたび)」【食材】牡蠣(50個)・白米(3合)・三つ葉(適量)【調味料】だし昆布(10cm長)・濃口醤油(大4)・日本酒(大3)・塩(小さじ1).
牡蠣をつまみながら〈仙禽〉クラシック無垢2019生酛.〆は牡蠣の風味が染み込んだごはんをいただくシアワセな夜.
レシピ → het dagelijkse keukenleven「土鍋牡蠣ごはんの悦楽(ふたたび)」|クックパッド「土鍋牡蠣ごはんの悦楽(ふたたび)」.
◇本日の総歩数=3,893歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.35kg(−0.95kg) / 29.7%(−0.5%)
◆午前5時前起床.本降りの雨.気温6.8度.北東風.まだ小雨が降り続く観音台は朝から湿っぽすぎる.午前8時の気温は6.2度.朝イチの BGM は Keith Jarrett Trio〈The Cure〉.
◆午前の┣┣" 撃ち —— アルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳]『アリストテレス 生物学の創造[上]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, viii, pp. 1-291, 63, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08834-9 → 目次|版元ページ)&『アリストテレス 生物学の創造[下]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, iv, pp. 293-586, 35, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08835-6 → 目次|版元ページ)※大評ゲラ修正を大手町にメール返送.
◆[蒐書日誌]例年にない暖冬でも新刊はしんしんと降り積もるのだ:
ディヴィッド・バード[佐藤圭史・村松静枝・伊藤伸子訳]『イギリス王立化学会の化学者が教えるワイン学入門』(2019年12月23日刊行,エクスナレッジ,東京, 502+ix pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7678-2651-6 → 目次|版元ページ)※読み中の『土とワイン』と同時に出すとは,攻めてる攻めてる〜
『温泉批評・2020年』(2019年10月31日発行,双葉社[双葉社スーパームック],東京,本体価格1,200円, ISBN:978-4-575-45816-9 → 版元ページ|全巻構成)※今号をもって休刊になるとのアナウンスあり.
『ブエノスアイレス:ノスタルジックな「南米のパリ」』(2019年11月13日刊行,産業編集センター[私のとっておき・48],東京, 159 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-86311-245-2 → 版元ページ)※ブエノス・アイレスは二回行ったことがあるが,とても印象に残る街だった.
村岡晋一『名前の哲学』(2020年1月9日刊行,講談社[講談社選書メチエ・719],東京, 211 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-06-518360-1 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.
兼本浩祐『発達障害の内側から見た世界:名指すことと分かること』(2020年1月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・720],東京, 213 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-06-518528-5 → 版元ページ)※これまたいただきもの.
ピエール・ブルデュー編[荒井文雄・櫻本陽一監訳]『世界の悲惨 I』(2019年12月31日刊行,藤原書店,東京, 491 pp., 本体価格4,800円, ISBN:978-4-86578-243-1 → 版元ページ)※全3巻の1冊目.ご恵与ありがとうございました.
◆[欹耳袋]東京大学(記者発表)「懲戒処分の公表について」(2020年1月15日)※「東京大学は、大学院情報学環 大澤昇平特任准教授(以下「大澤特任准教授」という。)について、以下の事実があったことを認定し、1月15日付けで、懲戒解雇の懲戒処分を行った。」
◆午後の┣┣" 撃ち —— やっと雨が上がった昼休み.昨日から読んでいる某依頼原稿は昼休み返上で読了した.前半はルーマンとかフーコーが跳梁跋扈していったいどうなることやらと思ったが,後半の章に進むほどおもしろみががぜん高まった.最終章はもうちょい加筆すると説得力のあるエンディングになるとワタクシは思う.コメントを付けてメール返信完了.いい本になるよう頑張ってください.
◆[蒐書日誌]ジェームズ・フランクリン[南條郁子訳]『「蓋然性」の探求:古代の推論術から確率論の誕生まで』(2018年5月15日刊行,みすず書房,東京, viii+609+88 pp., 本体価格6,300円, ISBN:978-4-622-08687-1 → 目次|版元ページ)の私的読書メモは徹底的だった:三中信宏「非演繹的論証法としての蓋然性のルーツ」(2018年8月10日).13,000字余り書いたもんな.これも参考にしていただければ幸いです.
◆午後になってやっと晴れ間が見えてきたが,それにしてもまったく冬らしくない天気が続く.
◇本日の総歩数=3,194歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 86.30kg(+0.25kg) / 30.2%(−0.1%)
◆ズシンと地震で目が覚める午前5時前.筑西が震源.震度4,晴れ.気温2.7度.北西風.連休明けの観音台は朝から穏やかな晴天.冷え込みはまったくなく,午前8時の気温は3.6度と春先のように緩みっぱなし.霜も氷もぜんぜん見かけない.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 立川の北あたりの某研究所との共同研究案件の入り口に立ちはだかるインターフェイス絶悪(なかのひと談)の登録システムへの入力作業.予想通りいろいろな無理難題を問われ(「 “農研機構” という研究機関は存在しません」とか),やっと登録作業は完結したみたい.
◆正午の気温11.2度.もうすぐ大寒とは思えないぽかぽかと暖かい昼休み.ショートコース徘徊だん.歩き読み本:田邊俊雅,メヘラ・ハリオム『インドカレーは自分でつくれ:インド人シェフ直伝のシンプルスパイス使い』(2019年12月13日刊行,平凡社[平凡社新書・928],東京, viii+221 pp., 本体価格820円, ISBN:978-4-582-85928-7 → 版元ページ)読了.厨房持込決定.昼下がりにまたしても揺れる大地.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 別件の依頼原稿を読んでいるうちにもう夕方になってしまった.既読113pp./全190pp. もう一踏ん張り.
◆晩ごはんはめずらしくソースカツ丼. “お水” は奈良は御所の千代酒造〈櫛羅〉2019BY純米山田錦・にごり酒生原酒.揚げ物にはこういう微炭酸系の “にごり水” がピッタリ.これもまた「テロワール」の産物.
◆[蒐書日誌]アルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳]『アリストテレス 生物学の創造[上]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, viii, pp. 1-291, 63, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08834-9 → 目次|版元ページ)&『アリストテレス 生物学の創造[下]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, iv, pp. 293-586, 35, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08835-6 → 目次|版元ページ)の大評ゲラが届く夜.さっそく3行削らないと.
◇本日の総歩数=8,149歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 86.05kg(+0.35kg) / 30.3%(0.0%)
◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温2.7度.北西風.三連休最後の朝.二晩を越したアイリッシュ・シチューはすでに煮崩れた肉じゃがみたいになっている.牛すね肉も完璧にほぐれてしまってコンビーフみたい.これくらい粘度が高いと〈トレイル・ベーカリー〉のパンにも乗せやすい.
◆[蒐書日誌]読売新聞「1月19日(日曜)朝刊で紹介する予定の本」※ワタクシの大評担当本:アルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳]『アリストテレス 生物学の創造[上]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, viii, pp. 1-291, 63, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08834-9 → 目次|版元ページ)&『アリストテレス 生物学の創造[下]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, iv, pp. 293-586, 35, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08835-6 → 目次|版元ページ).
◆デザートは紅玉の焼きりんご.そろそろりんごの季節も終わりだろう.
◆昼下がりの観音台は穏やかな晴天が広がっている.人気のない農環研は誰にも邪魔されないフリーダム(というか,いつでもどこでもフリーダム).
◆[欹耳袋]NHK News Web「最大で2億円 科学論文公開で研究者が料金支払うケース増 京大」(2020年1月13日)※「オープンアクセスで投稿した論文は最大で1400本、投稿料は最大で1億9000万円」「投稿料の平均はおよそ13万6000円」「投稿料の負担によって研究費を圧迫」.
◆休日午後の┣┣" 撃ち —— ユリイカ2020年2月号特集〈書体の世界〉へのワタクシの寄稿:三中信宏「字体と書体と字形の系統樹 —— 進化する文字世界を鳥瞰する」(10 pp.)の初校ゲラが届いた.明日夕方までに打ち返せとの御下命.いつもながらの青土社の “加圧” ぶり./『現代思想』や『ユリイカ』はもともと視力検査並みの小さなフォントサイズなので縦横2倍の拡大コピーで “蟲捕り” に励んだ./加圧ニモマケズ,初校ゲラ修正をサクッと完了.
◆夕餉はパエリア.今回はお米よりもシーフードが断然多かった.
◆[欹耳袋]産経新聞「糖尿病ワースト県・香川 小学生から血液検査で効果は」(2018年10月22日)※「うどんの摂取量の多さが関係するかどうかは不明」—— 昨年うどん県に行ったとき,うどん名店を案内してくれた “達人” が「うどんはすごく塩分が多いんですよ」と言っていた.うどんを何玉も食べるときはペットボトルの水が不可欠だそうだ.
◆連休の最後になってやっと書き始めるヤツ:
◆明日はちゃんと社会復帰ができるだろーか.
◇本日の総歩数=2,994歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.80kg(−0.50kg) / 30.3%(−0.3%)
◆午前6時起床.雲が多い.気温は氷点下1.0度.北西風.午前中は下界で挙行されている成人式のざわめきから逃れるべく観音台の避難所に駆け込んだ.
◆[蒐書日誌]読売新聞小評が紙面掲載されました:「ベトナムの大地にゴングが響く…柳沢英輔著」(2020年1月12日)※書評本:柳沢英輔『ベトナムの大地にゴングが響く』(2019年11月1日刊行,灯光舎,京都, x+311+6 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-909992-00-0 → 目次|版元ページ|著者サイト)※ベトナムのゴングセットはトゥーランドット姫を呼び寄せる.
◆小雨に濡れる昼下がり.やっと静かになったので帰還.午後1時の気温は8.3度.北西風.その後は降ったり晴れたり曇ったりのせわしない空模様だった.
◆夕闇の中,石岡産の超ぶっとくてずっしり重い太葱がやってきた.これはもう丁重におもてなししないことにはバチが当たる.
「太ねぎのオーブン焼き」【食材】石岡土ねぎ(4本)・ゴルゴンゾーラ(ピカンテ50g)・EVオリーヴオイル(適量)【調味料】塩胡椒(適量)
濃い赤ワインが合う.改善点としては,太ねぎの外側がまだ筋っぽくて硬いままだったこと.対策案は下記のいずれかか:
レシピ → het dagelijkse keukenleven「太ねぎのオーブン焼き」.
◆原稿を書くどころか,ねぎを焼くだけの一日になってしまった…….
◇本日の総歩数=2,428歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 86.30kg(−0.10kg) / 30.6%(−0.2%)
◆午前5時半起床.曇り.気温1.1度.北西風.寒い朝は玄米チーズリゾットで暖まってから出撃.目的地は上野公園.上野の森美術館のゴッホ展も,西洋美術館のハプスブルク展も,科博のミイラ展も通り過ぎ,国立科学博物館上野本館講堂へ.
◆日本分類学会連合第19回総会は午前10時から正午まで続いて.会場を見回せば,みんなみんな歳とったなあ.うんうん.2003年12月の開設以来,16年間に及んだ TAXA メーリングリスト管理のお仕事からやっと解放されることになった.
◆総会後は連休で混み合う上野公園を通り抜け,芸大前を経由して,谷中方面へ.ふと思い立って〈愛玉子〉に立ち寄って店内を覗き込んだらとんでもなく散らかってタイヘンなことになっている.休業かと思い立ち去りかけたら背中に声がかかり,営業中とのこと.荷物の整理中らしい.何年ぶりかの愛玉子は素朴にうまかった.連休のせいか人が多いが,〈愛玉子〉には他に客はいなかった.
◆三崎坂を下って不忍通りへ.〈とくじろう〉にてダブルカレーを注文.キーマとソースの薬膳ダブル攻勢に汗が滲む.谷根千は “毛細血管” みたいな脇道におもしろい店がいくつもある.〈伊勢五〉に寄り道したのち,千駄木駅からつくば帰還.
◆いくら暖冬とはいえ,夜になればやはり冷え込む.今宵は「牛すね肉のアイリッシュ・シチュー」が食卓に登場.タイムが大活躍する洋風肉じゃが.レシピの基本はラム肉のとき:クックパッド「アイリッシュ・シチュー」と同じだが,牛すね肉では下記の下準備が必要.
塩胡椒とタイムをまぶした牛すね肉はあらかじめ圧力鍋で水・香味野菜・ブイヨンとともに10分間の高圧加熱をする.じゃがいもと玉ねぎは乱切りにする.深鍋に下から玉ねぎ(半量)→じゃがいも→牛すね肉→玉ねぎ(残量)の順で詰め,圧力鍋のスープを移して加熱.沸騰したら弱火にして1時間ほど炊けばできあがり.
レシピ → het dagelijkse keukenleven「牛すね肉のアイリッシュ・シチュー」.
◆明日はまじめに原稿を書く日.
◇本日の総歩数=10,657歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 86.40kg(−0.15kg) / 30.8%(+1.4%)
◆午前5時半起床.晴れ.気温1.1度.北西風.穏やかな観音台の朝.午前8時の気温は3.2度.
◆青空の昼休みはショートコース徘徊.正午の気温は10.4度と昨日よりやや低いが,日差しがあって冷たい北風も気にならない.歩き読み本:田邊俊雅,メヘラ・ハリオム『インドカレーは自分でつくれ:インド人シェフ直伝のシンプルスパイス使い』(2019年12月13日刊行,平凡社[平凡社新書・928],東京, viii+221 pp., 本体価格820円, ISBN:978-4-582-85928-7 → 版元ページ)の続き.
◆[蒐書日誌]先日の大手町漁港での水揚げリストは以下の通り:
田邊俊雅,メヘラ・ハリオム『インドカレーは自分でつくれ:インド人シェフ直伝のシンプルスパイス使い』(2019年12月13日刊行,平凡社[平凡社新書・928],東京, viii+221 pp., 本体価格820円, ISBN:978-4-582-85928-7 → 版元ページ)※もりもり読んでる.カレーの地理的変異はタダゴトではない.
芦田宏直『シラバス論:大学の時代と時間、あるいは〈知識〉の死と再生について』(2019年12月15日刊行,晶文社,東京, 555 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7949-7162-3 → 版元ページ)※大学の「シラバス」の話題だけで550ページも書けるなんて……
佐藤郁哉『大学改革の迷走』(2019年11月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1451],東京, 478 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-480-07263-4 → 版元ページ)※この本もまた500ページもあって…….大学問題の追及には厚くて重い本が必要か.
海野弘『Another Room:もうひとつの部屋』(2019年11月15日刊行,LIXIL出版[牛若丸叢書],東京, 245 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-86480-045-7 → 版元ページ)※ランチのあとに失礼して,ゴージャスきわまりない便器のカラー図鑑はいかがでしょ.INAXから1988年に出版された原本『ヨーロッパ・トイレ博物誌』と1990年に出た『ヨーロッパ・トイレ博物誌[新装版]』を底本とする新版.
チャールズ・コケル[藤原多伽夫訳]『生命進化の物理法則』(2019年12月30日刊行,河出書房新社,東京, 373 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-309-25404-3 → 版元ページ)※「普遍生物学はあるか」と問われれば読むしかない.
ferment books・おのみさ『発酵はおいしい!:イラストで読む世界の発酵食品』(2019年12月21日刊行,PIE International,東京, 195 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7562-5112-1 → 版元ページ)※大手町にはどーいうわけだか「発酵本」がわらわらと送られてくる.「発酵の本よみうり堂」という定評があるからだろうか.
アリス・ファイアリング,.スカリーヌ・ルペルティエ[小口高・鹿取みゆき(監修)|村松静枝訳]『土とワイン』(2019年12月28日刊行,エクスナレッジ,東京, 471 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7678-2651-6 → 版元ページ)※ずいぶん前に手にしたフランスワインの “テロワール” 本:Charles Pomerol『Terroirs et vins de France: Itinéraires œnologiques et géologiques, 3e édition』(1990年刊行,Éditions du BRGM, Orléans, 350 pp., ISBN:2-7159-0106-2 [hbk])はワイン産地ごとの土壌や基盤岩の地質図がてんこ盛りだったが,今回手にした『土とワイン』も同じくらい “地質学” っぽい.地方ごとのテロワールがワインの品質に直結するからだろう.
小川功『昭和四十一年日本一周最果て鉄道旅 』(2019年12月10日刊行,笠間書院,東京, viii+259 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-305-70898-4 → 版元ページ)※もちろん “鉄分” の多い人向け.
ラースロー・モホイ=ナジ[井口壽乃訳]『ヴィジョン・イン・モーション』(2019年12月25日刊行,国書刊行会,東京, 385 pp., 本体価格8,600円, ISBN:978-4-336-06370-0 → 版元ページ)※ラースロー・モホイ=ナジの主著の翻訳.ハンガリー・アヴァンギャルドとかバウハウスとかとても魅惑的.訳者の井口壽乃の前著:井口壽乃『ハンガリー・アヴァンギャルド:MAとモホイ=ナジ』(2000年12月5日刊行,彩流社,東京, ISBN:4-88202-684-8 → 感想)を読んだのはもう20年近くも前のことだった.
—— 大手町漁港のトロ箱の中は以上.
◆夜,ひさしぶりに豚バラ肉と白菜の土鍋ぎゅうぎゅう蒸し煮(→ クックパッド「白菜と豚ばら肉のぎゅうぎゅう詰め土鍋蒸し」).今宵は日本酒だけで炊き上げた.味付けは岩塩と黒胡椒のみ. “お水” は〈風の森〉露葉風の純米大吟醸・真中採り.
◇本日の総歩数=8,175歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 86.55kg(+0.40kg) / 29.4%(−0.5%)
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温10.1度.西風が吹き荒れている.朝日がまぶしい観音台は北風は強いが強いが冷え込みはない.午前8時の気温は9.7度.天気予報がみごとに外れた昨日の最高気温7.5度をすでに超えている.今日は暖かくなるとのこと.朝イチの BGM はメシアン〈クロノクロミー〉から.
◆[蒐書日誌]アルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳]『アリストテレス 生物学の創造[上]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, viii, pp. 1-291, 63, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08834-9 → 目次|版元ページ)と『アリストテレス 生物学の創造[下]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, iv, pp. 293-586, 35, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08835-6 → 目次|版元ページ)の大評原稿を大手町にメール送信.1月19日(日)掲載予定.やっと肩の荷が下りた.
◆午前の┣┣" 撃ち —— おとといの大手町漁港で水揚げされた鮮魚トロ箱が届いたので,まずは顔見世から.
◆日差しが降り注ぐ昼休みは上着いらずの暖かさ.気温は14.9度まで上がり,日陰では北西風が少し冷たいが,日向はしごく快適.今年初のショートコース徘徊.歩き読み本:田邊俊雅,メヘラ・ハリオム『インドカレーは自分でつくれ:インド人シェフ直伝のシンプルスパイス使い』(2019年12月13日刊行,平凡社[平凡社新書・928],東京, viii+221 pp., 本体価格820円, ISBN:978-4-582-85928-7 → 版元ページ)※一昨日の大手町で一本釣りしてきた新刊.確かに目からウロコの北インドカレー料理読本.これは厨房でぜひ実習しないと.
◆午後の┣┣" 撃ち —— とある依頼原稿(230ページ)読了.コメント付箋が意外にたくさんはためいているが,ワタクシがするべき仕事は販促のささやかなお手伝いだった./年末に依頼された “オビ文” をメール返送.販促の一助になれば幸いです.
◆三連休前にきれいにしておきたい┣┣" 放牧場.
◇本日の総歩数=6,166歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 86.15kg(+0.35kg) / 29.9%(+0.3%)
◆午前5時半起床.雨上がりの曇り空.床.気温は3.1度.北西風.空気がひんやりしっとりしている.みなかワールドは時間も歪んでいるので,七草粥が一日遅れの今朝の食卓に登場する.
◆雨はもう降っていないものの,陰鬱な靄が朝の農林団地を覆っている(瘴気か?).午前8時の気温は3.4度.湿った冷気は勤労意欲を失わせる.気合を入れるためにヴィラ=ロボスの合唱曲〈アマゾンの森(Floresta do Amazonas)〉をBGMに.メシアンとはちがって熱帯の鳥たちがさえずる.
◆[欹耳袋] hellog~英語史ブログ「#3905. 系統学の歴史言語学への適用について (1)」(2020年1月5日)|「#3906. 系統学の歴史言語学への適用について (2)」(2020年1月6日) ※三中信宏 2017. 考古学は進化学から何を学んだか? Pp. 125-165:中尾央・松木武彦・三中信宏(編)『文化進化の考古学』勁草書房を踏まえて.
◆シューベルト〈魔王〉を心理的BGMにして一日中書きまくり,夜になってやっとエンディング.10,021字/図版5枚.これにてユリイカ2020年2月号特集〈書体の世界—書・活字・フォント〉の寄稿原稿は書き終わった:三中信宏「字体と書体と字形の系統樹 —— 進化する文字世界を鳥瞰する」.間髪入れずグッドタイミングで加圧メール.できあがったばかりの原稿を打ち返してやっと解放.疲れた〜
◆夜になっていきなり霧筑波になり遠景が真っ白に霞んできた.
◇本日の総歩数=3,104歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.80kg(−0.10kg) / 29.6%(−0.8%)
◆午前5時半起床.気温は氷点下0.9度.晴れ.北西風.
◆[蒐書日誌]読売新聞「読書委員が選ぶ「2019年の3冊」<下>」(2020年1月7日)※ワタクシ選んだ3冊は:奥山淳志『庭とエスキース』(みすず書房)|アンデシュ・リデル『ナチ 本の略奪』(国書刊行会)|ロン・リット・ウーン著『きのこのなぐさめ』(みすず書房).
◆曇り空の観音台は朝から寒々しい.午前8時の気温は1.3度.北西風.朝イチの BGM はメシアン〈アッシジの聖フランチェスコ〉の二巡目.一回聴いただけではわかるわけがないからね.
備忘メモ —— 西中洲のとある薄暗い店でオペラを聴きながら〈辨天娘〉を舐めていたとき,隣席の客が笑わない女主人と「今度〈アッシジの聖フランチェスコ〉をやることになってね」と話していたので,思わず横から「あんな大曲をやるんですかっ」と口を挟んでしまった.いつのことだろうと気になった.ワタクシの過去の悪行記録を検索したところ,中洲を徘徊していたのは2015年2月と2018年11月だ.2018年だとカンブルラン/読響の公演が終わっているので,ひょっとしたら2015年のことか.あの客はひょっとして読響の関係者だったのかもしれない.
◆[欹耳袋]ビールビールビール! —— 勁草書房「三中信宏×吉澤和徳『ビールの自然誌』(勁草書房)刊行記念トークイベント」|三中信宏×吉澤和徳〈ビールの道は森羅万象に通ず!〉『ビールの自然誌』(勁草書房)刊行記念イベント.2020年2月1日(土)19:00~21:00 (18:30開場)@下北沢〈本屋B&B〉※いきなり販促アナウンスを垂れ流す夕暮れ時.
◆年始めの大手町漁港.年末年始をはさんでいつもより大量の新刊がずらりと並んだ.初水揚げは何だか食いもん関係が多い.午後10時過ぎ帰還,冷たい雨に濡れるつくばセンター.気温3.4度.北西風.
◆追い込まれる┣┣" 撃ち —— 明日が〆切の某原稿は図版解説と文献リストで3,358字書いたけど,本文がまだぜんぜん書けていないという非常事態に追い込まれている.必死のパッチで 638 字書いて,累積 4,133 字.まだまだぁ〜 〆切は明日〜(悶死)
◇本日の総歩数=6,352歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.90kg(−1.05kg) / 30.4%(+0.2%)
◆午前5時半起床.晴れ.気温は氷点下3.7度.南東の微風.寒い寒い.しかも,ややうう…….今朝の最低気温は氷点下4.9度というきびしい冷え込みで,霜やら氷やらありとあらゆる冷たいものがそこかしこに出現した.午前8時になってもまだ氷点下のまま凍りついている.凍死しないよう朝餉は熱々のミネストローネを摂取してから仕事始め.農環研はまだ年末年始に凝り固まった寒気の底.
◆朝からごそごそと本の捜索活動をしている.〆切が間近に迫っている別件の原稿のため.
◆寒すぎる昼休みは居室に引きこもって,メシアンの歌劇〈アッシジの聖フランチェスコ〉を聴き始めている.鍵盤打楽器5人,オンド・マルトノ3人とか,フルート7人とかオーケストラの楽器編成がとっても変態的.鳥たちがところかまわずツイートするのはさすがメシアン.カンブルラン指揮の読響ライブ録音.
◆午後も文献リストづくりをちくちくと.ま,これくらいの大きさの “土俵” ができあがれば大丈夫かな.
◆昼休みから始まった〈アッシジの聖フランチェスコ〉を聴き終えたのは午後4時過ぎ.実に4時間あまりも “メシアン漬け” になってしまった.
◆書いてますってば〜
◆夜も更けて,柳沢英輔『ベトナムの大地にゴングが響く』(2019年11月1日刊行,灯光舎,京都, x+311+6 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-909992-00-0 → 目次|版元ページ|著者サイト)の小評修正ゲラを大手町に返信.明日は年始の大手町漁港で網を引く.
◇本日の総歩数=2,434歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 86.95kg(+1.25kg) / 30.2%(−0.6%)
◆午前6時前起床.晴れ.気温は氷点下2.6度まで下がっていて,濡れた下界はこちんこちんに凍結しているだろう.朝焼けグラデーション.北西風.
◆[蒐書日誌]読売新聞「1月12日(日曜)朝刊で紹介する予定の本」※読書委員も二年目に入り,今年も書評しまくります.新春第一弾の小評:柳沢英輔『ベトナムの大地にゴングが響く』(2019年11月1日刊行,灯光舎,京都, x+311+6 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-909992-00-0 → 目次|版元ページ|著者サイト)ご〜んご〜んご〜ん.
◆乾いた冬晴れの日曜は中央公園にて〈つくいち〉開催.ぶらぶら歩いて〈パネッツァ〉のパンを買ってきた.まだ冬休みの子どもたちが駆け回っている.
◆[欹耳袋]産経新聞「70年前の酵母が生きていた 老舗しょうゆ蔵が再開へ」(2020年1月5日)※「酵母菌が廃業後、蔵内に付着したしょうゆや木材の繊維に含まれるセルロースの糖分などを摂取しながら細々と代を継ぎ、蔵の天井やはりからもろみのたるに落下したのかも」.
◆書いてます書いてます ——
◆夜は〈Gigi osteria〉へ初詣.巨大なビステッカとかいつものトリッパとか紅白の葡萄の “お水” とか必殺グラッパなどなどの総攻撃を受けへろへろに.
◆明日はいわゆる仕事始めのはずだが,その前夜にもかかわらず派手にうう……
◇本日の総歩数=5,898歩. 朝◯|昼○|夜×. 計測値(前回比)= 85.70kg(+0.05kg) / 30.8%(+0.1%)
◆午前7時のっそり起床.快晴.最低気温は氷点下3.0度.今の気温は0.1度.北東風.大量の白味噌を投入して甘いお雑煮を用意する.
◆先日たまたま買い求めたCDがCDプレーヤーでぜんぜん再生できない.「なにこれ?」とよくよく見たら,初めて手にする “SACD” だった.わざわざ超お高いSACDプレーヤーを買うわけにもいかず,正月なのにフシアワセの仄暗い淵にぶくぶくと沈んでいる.どうしましょ?
◆午後1時の気温は12.1度.北西風が冷たい.今日も観音台に遊びに来ている.新春早々:府川充男(撰輯)『聚珍録(全3冊)』[第一篇 字體 1,096頁/第二篇 書體 1,168頁/第三篇 假名 1,072頁](2005年2月23日刊行,三省堂,本体価格45,000円,ISBN:978-4-385-36232-8 → 版元ページ)にお出ましいただくことになろうとは予想していなかった.というか,〆切が迫っているんだから早く書け,もっと書け>ワタクシ.
◆書いてます書いてます〜
◆夜遅く,雨みたいなのが降ってきたけど,雪になるの? マジで?
◇本日の総歩数=1,245歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.65kg(+0.20kg) / 30.7%(+0.1%)
◆午前7時半起床.晴れ.気温は氷点下2.4度.北西風.銀座〈とらや〉の干支の和菓子は「豊穣の使い」.
◆[蒐書日誌]スティーブ・ヒンディ[和田侑子訳]『クラフトビール革命:地域を変えたアメリカの小さな地ビール起業』(2015年7月20日刊行, DU Books,東京, 4 color plates + 469 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-907583-54-5 → 目次|版元ページ)※寡占巨大ビール会社を相手にしてアメリカの “ミニマム” なクラフトビールメーカーが戦ってきた半世紀におよぶ戦記物語.良書.
◆[欹耳袋]ニュースイッチ(日刊工業新聞社)「若者は“ビール離れ”なのに「クラフトビール」が成長する理由」(2020年1月1日).
◆正月三が日の昼下がりはヒマなので観音台に遊びに来た.午後1時の気温は11.4度.冷たい北風も吹かず,降り注ぐ日差しも暖かい.しかし,農環研の中は冷え切っていて人気なし.3時間ほどごそごそして退散.
◆さすがにおせちにも飽きてきたので,今宵は心機一転「なんでもビーフカレー」を用意した.昨年末から冷凍保存しておいたカレーソース(系統保存)とポトフスープ,さらに牛肉のしぐれ煮やら野菜の切り落としを全部投入すれば,ごく短時間で完成.玄米ご飯とともに.
◆千字の文も一字から ——
◆今年は正月休みがいつもより長いのでついのんびりのんびりしてしまう.
◇本日の総歩数=1,403歩. 朝◯|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.45kg(+0.10kg) / 30.6%(−0.2%)
◆午前7時過ぎのろのろ起床.快晴.最低気温は氷点下3.8度の冷え込み.南西風.正月二日目の朝は必殺〈玉川〉自然仕込(山廃)白ラベルを7:3に加水して熱燗に.アルコール度数は23度×0.7=16.1度の良識ある濃度にまで下がった.
◆お昼過ぎ,初詣行脚に出発〜
◆月読神社で破魔矢を買って帰路につく.しかし,今日は予定以上にものすごく歩いて疲れ果てたので,高野台からつくバスに乗ってしまった.
◆そろそろおせちにも飽きてきたので,夕餉はローストビーフの源泉かけ流し.食べても食べても尽きることなし.
◆今宵の進捗 ——
◆ゆるゆる寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪
◇本日の総歩数=18,008歩. 朝◯|昼−|夜△. 計測値(前回比)= 85.35kg(+0.10kg) / 30.8%(+0.2%)
◆元旦.午前7時過ぎ起床.初日の出がまぶしい.気温は氷点下1.7度.南西の微風.みなみなさま,本年もよろしくお願いいたします.大晦日から年越しで戸外冷却した黒豆.吸水から始まり三日目の元旦にやっとできあがり.新年を寿ぐ朝餉.祝祭の食卓には定番の “お水” がないとね.
◆年が明けたのでさっそくメーリングリストへの月例アナウンスを送信.ついでに,大晦日の日録と今年度の┣┣” 撃ちカレンダーもアップデート完了.
◆[蒐書日誌]「『月刊みすず』「読書アンケート」用セレクション5冊+次点5冊」を公開した.
◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「研究者も会えない珍キノコ 北海道でひそかに絶滅の危機」(2020年1月1日)※「センボンキツネノサカズキ」「珍菌賞創設メンバーの一人、三重大学生物資源学部の白水貴助教は「研究者でも簡単には出会えない『スター性のあるキノコ』です」」
◆「さわたり温泉」と「さわんど温泉」をカン違いしている温泉本は読み進む気力が急激低下.
◆ある再起動 ——
◆京丹後から “刺客” が送り込まれてきた.直撃されたら即死なので今宵は逃げ回ることにする.
◇本日の総歩数=1,986歩. 朝△|昼○|夜○. 計測値(前回比)= 85.25kg(+0.10kg) / 30.6%(+0.7%)