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日録2019年11月


14 november 2019(木)※雨降って暑くて寒くて

◆午前5時半起床.晴れ.気温10.5度.北西風.前夜の雨の名残りでそこかしこが湿っぽい観音台.雲間から青空がのぞいてきたので,これから回復するだろう.午前8時の気温は11.7度.西風がやや冷たい.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 年内の┣┣” 撃ちカレンダーの改訂をした.今月下旬から師走のなかばにかけては統計巡業(西日本方面)が切れ目なく続くので,ほぼ3週間ほど出勤簿にハンコをまったく押さないことになる.こういう巡業は今のところは “依頼出張” としてめんどうな事務手続きをしているけど,そのうち大学への非常勤出講みたいにぱぁ〜っと “兼業” にするかな.

◆日差しが降り注ぐ昼休み.今日もショートコース徘徊してきたが,正午の気温は20.8度と暖かすぎる.こんな日にかぎってお弁当は前夜のプチあんこう鍋の残りを再利用した「あんこう雑炊」だったりする.茨城県はもうあんこうの季節に突入しているが,職場なので “お水” 抜きなのは残念無念だ.

◆今日の最高気温は21.8度まで上がったが,日暮れて冷たい北東風が吹き,午後8時の気温は10度も低い12.0度に.生ベーコンのパンチェッタと羊乳チーズのペコリーノと穴あきパスタのブカティーニという「3点セット」がそろったので,これはもう迷うことなくアマトリチャーナが夕餉の食卓に登場した.

「アマトリチャーナ」【食材(1皿分)】ブカティーニ(100g)・パンチェッタ(25g)・ペコリーノ・ロマーノ(10g)・玉ねぎ(1/4個)・EVオリーヴオイル(大さじ1)・缶詰トマト(ホール200g)・白ワイン(大さじ2)・ディル(生葉)【調味料】にんにく(1片)・鷹の爪(1本)・岩塩(適量).

  1. 玉ねぎとにんにくは薄切り,鷹の爪は種を取ってから小さくちぎる.
  2. パンチェッタは細切れに.ペコリーノはすりおろす.
  3. フライパンにオリーヴオイルを弱火で熱し,にんにくと鷹の爪を入れて香りづけする.焦げないよう要注意.
  4. 3 にパンチェッタを加え,じっくり脂が融けるまで炒める.
  5. 4 に 玉ねぎを入れ,中火に強めて炒める.火が通ったらトマトと白ワインを投入して半量になるまで煮詰める.
  6. 深鍋に湯を沸かして塩(分量外)を加え,ブカティーニを時間どおり茹でてから 5 に投入する.
  7. ブカティーニとトマトソースをよく混ぜてから,ペコリーノをふりかけてよく和える.パンチェッタから十分すぎる塩分が出るはずだが,必要なら岩塩で調味する.
  8. 深めの皿に盛りつけ,みじん切りにしたディルをトッピングしてできあがり.

レシピ → het dagelijkse keukenleven「アマトリチャーナ」.

◇本日の総歩数=10,238歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.45kg(−0.15kg) / 30.6%(+0.3%)


13 november 2019(水)※うすら寒い曇り空の朝

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温8.2度.北西の風.薄曇りの観音台は日差しもあまりなくうすら寒い.午前9時の気温は12.6度.青空が広がった昨日よりも格段に低い気温.北西風.

◆[欹耳袋]Life is Beautiful「格差の助長原理:正のフィードバック構造」(2019年11月12日)※「一旦、女性の活躍が難しい社会が確立して安定化してしまうと、男女が公正に機会を与えられる社会へとシフトすることは、とても難しくなる」.

◆午前の┣┣" 撃ち —— カーク・ウォレス・ジョンソン[矢野真千子訳]カーク・ウォレス・ジョンソン[矢野真千子訳]『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件:なぜ美しい羽は狙われたのか』(2019年8月10日刊行,化学同人,京都, 381 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7598-2013-3 → 目次版元ページ)の大評ゲラ修正を大手町にメール送信.

◆正午の気温は16.0度.東風.まずまずの空模様の昼休みはショートコース徘徊.歩き読み本:矢島道子『地質学者ナウマン伝:フォッサマグナに挑んだお雇い外国人』(2019年10月25日刊行,朝日新聞出版[朝日選書・990],東京, 4 color plates + viii + 320 + 45 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-02-263090-2 → 目次版元ページ)の第7章「地質調査、そして地質調査 一八八二 – 八四」まで読了.

◆[蒐書日誌]晴れても曇っても,呑んでも呑まなくても,着便本は落ち葉のように降り積もるのだった.

  1. ジョナサン・シルバータウン[熊井ひろ美訳]『美味しい進化:食べ物と人類はどう進化してきたか』(2019年11月20日刊行,インターシフト,東京, 335 pp., 2,400円, ISBN:978-4-7726-9566-4 → 版元ページ)※Jonathan Silvertown って植物生態学の大御所でしょ? 「研究者はそのうち食い物の本を書き出す」説がまた支持された.ご恵贈感謝.
  2. 中村桂子『はぐくむ:生命誌と子どもたち』巻],東京, 2 plates + 293 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-86578-245-5 → 版元ページ)※新刊ご恵贈ありがとうございます.
  3. ヤマザキマリ,とり・みき『プリニウス・IX』(2019年11月15日刊行,新潮社[バンチコミックス45プレミアム],東京,ISBN:978-4-10-772176-1 → 版元ページ特設サイト)※読了した『アリストテレス』にもプリニウスは出てきた.
  4. 白石凌海『維摩経の世界:大乗なる仏教の根源へ』(2019年11月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・714],東京, 312 pp., 本体価格1,950円, ISBN:978-4-06-517890-4 → 版元ページ)※メチエ新刊は維摩経から.いつもご恵贈感謝です.
  5. 宮野真生子・磯野真穂『急に具合が悪くなる』(2019年9月25日刊行,晶文社,東京, 255 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-7949-7156-2 → 版元ページ)※四の五の言わずに読めという天の声あり.
  6. 蛯原健介『ワイン法』(2019年11月11日刊行,講談社[講談社選書メチエ・715],東京, 204 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-06-517905-5 → 版元ページ)※フランスワインの「原産地呼称制度(AOC)」がつくられた歴史的経緯について.
  7. D’Arcy Wentworth Thompson『Science and the Classics』(1940年刊行, Humphrey Milford[St. Andrews University Publications, no. XLIV], Oxford University Press, London, viii+264 pp. → 目次)※ランカシャーの古書店から届いた.Manchester Public Libraries からの除籍本.貸借カードが挿入されているが,誰一人として借り出した形跡がないぞ.日本国内にも所蔵館はたったひとつしかない.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 先月の分子系統ワークショップの録画公開(統合TV)の事前チェック.

◆冷たい雨が降る夕暮れ時.魚売り場にあんこうの切り身があったので,今宵は汁物としてプチあんこう鍋を用意することでキマリ.

◆明日の天気予報:朝は風雨が強く,昼間は晴れて暑くなり,夜は冷たい北風で凍えるとのこと.いったい何をどう着ていけばいいのやら.新しい “改訂ビヤ樽” が京都からドスンと届いたので,さっそく呑まないといけないのだが,明日以降でもいーよねえ(きっと).

◇本日の総歩数=8,475歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.60kg(−0.30kg) / 30.3%(−0.8%)


12 november 2019(火)※収穫祭なる免罪符あり

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温7.2度.北西風.朝焼けグラデーションがきれい.今朝の最低気温は5.6度だった.日に日に冬の気配が忍び寄る観音台は紅葉を照らす朝日がきらきらとまぶしい.今日は夕方から伝統ある「農環研収穫祭」が予定されているので,〈Capo Zafferano Primitivo di Manduria 2017〉は早くも抜栓の儀を終え,静かにその時を迎える準備をしている.

◆[蒐書日誌]先日からコッソリ読み進んでいる本:崔岱遠(文)・李楊樺(画)[川浩二訳]『中国くいしんぼう辞典』(2019年10月16日刊行,みすず書房,東京, xiv + 365 + VIII pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-622-08827-1 → 版元ページ)※この本はアカン,読んだらアカン.内モンゴルの草原でむさぼり喰う羊のホネ付き肉(「手把肉」)とか背徳の化身.もうアカン.

◆天気がよすぎる昼休み.正午の気温は21.0度と,昨日より6度あまりも高い.強い北西風に煽られて,国道408号沿いの色とりどりに染まったフウノキの大きな葉っぱが舞い落ちる.ショートコース徘徊.あっつ〜

◆[蒐書日誌]アルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳]『アリストテレス 生物学の創造[下]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, iv, pp. 293-586, 35, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08835-6 → 目次版元ページ)やっと読了.意外なほど時間がかかったのは,ギリシャ古典学者 D'Arcy Wentworth Thompson が随所でツッコミを入れたから.

◆夕焼けグラデーション.そろそろ収穫祭の祭り囃子が聞こえてきたぞ(幻聴

◆午後5時過ぎ,伝統ある農環研収穫祭はスタートから炎上するのだった.しこたま呑んでつくバス帰還.

◇本日の総歩数=11,416歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 87.90kg(+0.45kg) / 31.1%(+0.4%)


11 november 2019(月)※雨のち青空のちまた雨

◆午前5時過ぎ起床.下界が雨に濡れている.気温は12.1度.北東風.週明けの観音台.早朝は一時本降りになったが,その後はあがって青空が広がってきた.午前8時の気温は12.0度.また雲が広がってくる気配あり.

◆[蒐書日誌]読売新聞大評が公開されました:三中信宏「膨大な動物伝承に光 —— 生きもの民俗誌…野本寛一著」(2019年11月3日)※書評本:野本寛一『生きもの民俗誌』(2019年7月30日刊行,昭和堂,京都, xviii+666+xxiii pp., 本体価格6,500円, ISBN:978-4-8122-1823-5 → 目次版元ページ).

◆[欹耳袋]AbemaTIMES「アルバイトで食いつなぎ、論文執筆もままならない日々…“国策“が生んだ、行き場を失う博士たち」(2019年11月10日)→ AbemaTV

◆青空の昼休み.正午の気温は16.0度.西風が心地よい.ショートコース徘徊.歩き読み本:矢島道子『地質学者ナウマン伝:フォッサマグナに挑んだお雇い外国人』(2019年10月25日刊行,朝日新聞出版[朝日選書・990],東京, 4 color plates + viii + 320 + 45 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-02-263090-2 → 目次版元ページ)の第4章「東京大学地質学科初代教授 一八七七 – 七八」まで読了.

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「減る博士課程進学 打開策は? 長谷川眞理子さんに聞く」(2019年11月11日)※「博士課程に進む人自身がアカデミアに固執しすぎると言われますが、それは変えられると思います」.

◆明日は農環研収穫祭の日だ.

◇本日の総歩数=10,059歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.45kg(+0.50kg) / 30.7%(−0.4%)


10 november 2019(日)※今日も朝から珈琲三昧

◆午前6時起床.晴れ.気温4.9度の寒い朝.北西風.

◆[蒐書日誌]読売新聞「11月17日(日曜)朝刊で紹介する予定の本」※ワタクシの担当本:カーク・ウォレス・ジョンソン[矢野真千子訳]『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件:なぜ美しい羽は狙われたのか』(2019年8月10日刊行,化学同人,京都, 381 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7598-2013-3 → 目次版元ページ).

◆昨日と同じく秋晴れの好天になった.午前10時の気温は13.5度.センター広場では〈つくばコーヒーフェスティバル〉二日目がもう始まっていて,会場受付の長蛇の列が伸びていた.〈パン・ド・メグモリ〉のコーヒーシュトーレンをゲットしてから,〈南部珈琲〉のペーパードリップを賞味.いったん帰宅してから再出撃.今度は〈パネッツァ〉のパンなど.昼時近くはどの店も待ち客の列が長く伸びていた.日差しがとても強い.

◆午後は厨房作業の時間.先日,高崎市[旧・群馬町]の〈スーパーまるおか〉で買った緑レンズ豆が満を持して厨房に登場した.冷凍庫を占拠している過去の遺産のカレーソース,三色丼の豚挽き肉の残り,コロッケの具の玉ねぎ&牛挽き肉の余りを総動員して,「レンズ豆の即席キーマカレー」仕込みに没頭する. “冷凍遺産” には過去のカレーづくりの “痕跡” がいろいろ継承されていて,スペアリブのホネ(←ポトフ遺跡)とかマッシュルームの破片(←ハヤシライス遺跡)とか牛肉塊(←すね肉カレー遺跡)とか,予期されない想定外の “遺物” が出土する.

「レンズ豆の即席キーマカレー」【食材】緑レンズ豆(250g)・カレールー用食材(玉ねぎ・にんにく・しょうがとサラダ油)・無糖ヨーグルト(好きなだけ)・冷凍カレーソース(ありったけ)・缶詰トマト(1缶)【調味料】香辛料類一式・コリアンダー(生葉).

  1. カレールーはいつもどおりつくる.
  2. 鍋に水500ccを火にかけレンズ豆を投入,沸騰したら弱火にして10分下茹でする.
  3. 1 のカレールーに缶詰トマトを投入し,2 のレンズ豆を煮汁ごと移す.
  4. さらに,解凍したカレーソース類を 3 に投入して加熱,沸騰したら弱火にする.
  5. ヨーグルトを加えて調味,最後にガラムマサラを振ってできあがり.
  6. ターメリックライスとともに食卓へ.お好みでコリアンダーの葉を散らしてトッピング.

ターメリックライスの炊き方は以下の通り:

  1. 白米2合を研いで通常の分量の水加減にする.
  2. ターメリック粉末を小さじ1投入してよくかき混ぜる.
  3. バター10gを加えて,通常通りの火加減で炊飯する.

首尾よくできあがったので,ターメリックライスとコリアンダー(葉)とともに.サラダはディルを刻み込んだポテトサラダ. “お水” はよなよなエール.

レシピ → het dagelijkse keukenleven「レンズ豆の即席キーマカレー」.

◆明日からはまた平日労働日.

◇本日の総歩数=5,092歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 86.95kg(−0.80kg) / 31.0%(+0.8%)


9 november 2019(土)※秋晴れのコーヒー徘徊

◆午前6時半起床.晴れ.気温9.0度.北東風.

◆秋晴れの昼下がりは雲ひとつない青空が広がる.センター広場で開催されている〈つくばコーヒーフェスティバル〉会場をひとまわりしてきた.

◆[蒐書日誌]柳沢英輔『ベトナムの大地にゴングが響く』(2019年11月1日刊行,灯光舎,京都, x+311+6 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-909992-00-0 → 目次版元ページ著者サイト)読了.ベトナム少数民族の音楽伝統としてのゴング文化の詳細な現地研究調査を踏まえた考察.ワタクシ的には二次元体鳴打楽器としてのゴングの音響分析と調音・調律の手順が興味深かった.とりわけ,本書からリンクされている現地でのゴング演奏動画(「墓放棄祭」などの行事に際しての)は他ではちょっと見聞きできない音情報源だ.ひとつのゴングセットを構成する「こぶ付きゴング」と「平ゴング」の奏法のちがいとリズムと旋律の役割分担など,実際に動画で見てみないとわからない.

◆快適な秋晴れの一日が暮れて,夜のお仕事は昨日ゲットした Le Rustique Brie ホール(1kg)の切り分けの儀式.とりあえず4等分して,半量はすぐ食べるだろうから氷温室へ,そして残り半量はしっかり密封した上で冷凍室へ入れた直後に,白カビチーズを冷凍してはならぬとの “天の声” が聞こえたので,あわてて冷凍室から氷温室へ戻す.もうブリーだらけでギュウギュウ詰め.はい,しっかり食べつくしましょうね.よく考えてみれば,毎回100g食べていれば「たった10日」で1kgを完食できるので,まあたいした量ではないともいえるかな.せっかくの切り分けセレモニーなので,ちょいと100gほどテイスティングして,と.

もう15年ほど前のこと,パリのリヨン駅構内にあるレストラン〈Le Train Blue〉で Willi Hennig Society のバンケットがあったときは,フルコース料理の最後に “デザート” として熟成「Brie de Meaux(AOC)」が一人200gずつ運ばれてきた.フランスの食文化ではこれくらいのチーズの量は “デザート” なんだと納得したしだい.

でも,さすがにブリーと天然酵母パンだけでは晩ごはんにならないので,昨日のアイリッシュ・シチューにペンネ・リガーテを付け合わせた.骨付きラム肉はもうほろほろ崩れるほど.笠間〈マノメ工房〉のシチュー皿がデビューした.昼間にコーヒーフェスティバル会場で買ったもの.

◆明日もいい天気が続くとの予報.

◇本日の総歩数=1,639歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 87.75kg(−0.35kg) / 30.3%(+0.3%)


8 november 2019(金)※立冬が来ても豊漁御礼

◆午前5時起床.晴れ.気温7.1度.北東風.立冬の朝の観音台は冷気が漂う.午前7時の気温は9.5度.朝イチの BGM はゲルギエフ/ウィーンフィルのザルツブルク音楽祭〈トゥーランドット〉.トゥーランドット姫コワすぎる.リューかわいい.

◆[蒐書日誌]先日の大手町漁港で水揚げされた鮮魚たちがつくばに直送されてきた.今回はいつもの読書委員会よりも漁獲量がやや多かったみたい.読みますから、よろしくお願いします。

  1. 信友直子『ぼけますから、よろしくお願いします。』(2019年10月25日刊行,新潮社,東京, 253 pp., 本体価格 1,364円, ISBN:978-4-10-352941-5 → 版元ページ
  2. 毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班『誰が科学を殺すのか:科学技術立国「崩壊」の衝撃』(2019年10月30日刊行,毎日新聞出版,東京, 269 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-620-32607-8 → 版元ページ
  3. 岸由二『利己的遺伝子の小革命:1970-90年代 日本生態学事情』(2019年11月18日刊行,八坂書房,東京, 278 pp., 本体価格3,500円, ISBN:978-4-89694-174-6)
  4. ルイ・クペールス[國森由美子訳]『オランダの文豪が見た大正の日本』(2019年10月30日刊行,作品社,東京, 350 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-86182-769-3 → 版元ページ
  5. 武隈喜一『マンハッタン極私的案内』(2019年6月30日刊行,水声社[水声文庫],東京, 344 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-8010-0426-9 → 版元ページ
  6. セース・ノーテボーム[𠮷用宣二訳]『サンティアゴへの回り道』(2019年6月30日刊行,水声社,東京, 374 pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8010-0437-5 → 版元ページ
  7. 木村ゆり『Saudade: nostalgic journey around the world』(2019年7月30日刊行,幻冬舎メディアコンサルティング,東京, 239 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-344-92377-5)
  8. 髙倉洋彰『中国D級グルメの旅』(2019年8月23日刊行,花乱社,福岡, 184+vi pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-910038-04-9 → 版元ページ
  9. 栖来ひかり『時をかける台湾Y字路:記憶のワンダーランドへようこそ』(2019年10月31日刊行,ヘウレーカ,東京, 246 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-909753-05-2 → 版元ページ
  10. 北斎館(編)『北斎:視覚のマジック —— 小布施・北斎館名品集』(2019年10月23日刊行,平凡社,東京, 175 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-582-66218-4 → 版元ページ
  11. 皆川典久『美しい3D地図でみる東京スリバチ地形散歩:都市新発見編』(2019年11月8日刊行,洋泉社[新書y・331],東京, 254 pp., 本体価格1,280円, ISBN:978-4-8003-1749-0 → 版元ページ
  12. 皆川典久『美しい3D地図でみる東京スリバチ地形散歩:路地大冒険編』(2019年11月8日刊行,洋泉社[新書y・332],東京, 263 pp., 本体価格1,280円, ISBN:978-4-8003-1751-3 → 版元ページ

◆今日のランチは高野台のJICA筑波国際センター食堂にてカンボジアのラグ・サッモアンを.ここに来るのはひさしぶり.

◆JICAランチからの帰りしな,とあるパン屋にたまたま立ち寄ったところ,想定外の Le Rustique Brie Jean Verrier のホール(1kg)が木箱に入って店頭に並んでいた.お値段も手頃.小躍りしつつ確保.ブリーはイチョウ切りにして冷凍保存すればいいとのこと.わぁ.これでしばらくはフロマージュ三昧だ.

◆日中は暖かくても夜になれば寒さが身にしみる.今宵は骨付きラム肉とインカのめざめとにんじんと玉ねぎを大量に投入してアイリッシュ・シチューを仕込んだ(レシピ → het dagelijkse keukenleven「ラム肉のアイリッシュ・シチュー」).洋風の “肉じゃが” なので手軽にできてとてもいい.パスタとしてブカティーニを付け合わせてみたが,ソースがさらさらし過ぎてイマイチだったかも.一晩過ぎればもう少しいい感じになるだろう.

◆この週末はうろうろしない予定.

◇本日の総歩数=4,540歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.10kg(−0.20kg) / 30.0%(−0.3%)


7 november 2019(木)※すっきり秋晴れの一日

◆午前5時半起床.晴れ.気温6.5度.微風.筋雲が流れる観音台は今朝も秋晴れの青空が広がる.午前8時の気温は11.0度.西風.

◆午前の┣┣" 撃ち —— とある非常勤出講関連書類群を何とかでっち上げたので,「余白が足りません」とか印刷アラームどもはすべて無視してこのまま提出することにする.Word様がトゥーランドット姫のように無理難題を次々にふっかけるので,首をはねられないうちにとっとと退散するのがベストね.

◆薄雲が広がる昼休みは南西風が暖かい.正午の気温は18.8度.ショートコース徘徊.

◆午後の┣┣" 撃ち —— カーク・ウォレス・ジョンソン[矢野真千子訳]『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件:なぜ美しい羽は狙われたのか』(2019年8月10日刊行,化学同人,京都, 381 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7598-2013-3 → 目次版元ページ)の大評原稿を大手町に送信.11月17日(日)紙面掲載予定./ついでに,年末用の「2019年の3冊」と「読書委員この1年」の原稿も読売新聞に送った.読書委員を一年続けてきた最大の収穫は「息を吸うように本を読み,息を吐くように書評を書く」リズムが確立したことかもしれない.

◆[蒐書日誌]柳沢英輔『ベトナムの大地にゴングが響く』(2019年11月1日刊行,灯光舎,京都, x+311+6 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-909992-00-0 → 目次版元ページ著者サイト)※本書はゴングが母国ベトナムの中部高原先住民族の中でどのように音楽文化として継承されてきたのかを探った研究書だ.とくに,楽器としてのゴングの音響的特徴やチューニングそして演奏法に関してとてもくわしく調べられていて興味が湧く.

かつて十数年前に新宿区民オペラがプッチーニの歌劇〈トゥーランドット〉を上演したとき,ワタクシは木琴奏者(シロフォンとバス・シロフォン)として参加した.総譜には「中国ゴング(Gong Chinesi)」を用いるよう指定されているが,この上演に際しては12個ひとそろいのベトナム製ゴングセットをレンタルした(→ 日録2006年8月27日).オーケストラピットの背後からゴングの音圧に終始押された体感を今でも覚えている.

—— 本書を手に取ったのもきっと何かのご縁だろう.

◆日中は20度超えの暖かさでも,朝晩はめっきり冷え込んできた.明日は立冬.

◇本日の総歩数=7,404歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.30kg(+0.50kg) / 30.3%(+0.1%)


6 november 2019(水)※粕汁つくれば一石二鳥

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温6.3度.北西風.朝焼けグラデーション.空高く青空が広がる朝の観音台は空気が冷たい.今朝の最低気温は5.0度,午前9時の今は12.4度.日中はまた20度くらいまで暖かくなるとの予報.

◆今日も快晴の昼休み.正午の気温は18.2度.北西風.ショートコース徘徊.里の景色は秋から冬へと.

◆日が暮れてまた一桁台の寒さが戻ってきた.稲葉酒造場の新酒の酒粕がまだたくさんあるので,今宵は熱々の鮭の粕汁をつくり,〈男女川〉初しぼりの残りをすっからかんにした.最後は先日拾った “なろ銀杏” の土鍋ごはん.

◆明日もいい日和になるとのこと.

◇本日の総歩数=8,782歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.80kg(−0.40kg) / 30.2%(−0.2%)


5 november 2019(火)※秋晴れの大手町漁港へ

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温はなんとなんと3.9度という冬みたいな冷え込み.もちろん今季最低を大幅に更新,ほぼ無風できりきりむ放射冷却したせいか.連休明けの観音台は早くも初冬の青空が広がり,空気がぴりぴり冷たい.今朝の最低気温は3.5度.午前8時になっても9.4度と二桁にならない.

◆午前の┣┣" 撃ち —— ひさしぶりに怒ってしまった:「このWord書式は通常の常識を超えた複雑奇怪な設定がなされており,このままでは非常勤出講の履歴書は作成不可能です.内容的には責了としますので,貴職におかれましては満足のいくまで書式を修正してください.本件に関して私はこれ以上の対応はしません」.ま,ものには限度というものがあるわなあ./今月末のなろ九沖統計研修の受講者名簿が届いた.意外にも熊本だけではなく九州各県から合志に集結するんだ.

◆正午の気温は16.8度.日差しと南風が暖かい昼休みはショートコース徘徊.歩き読み本:矢島道子『地質学者ナウマン伝:フォッサマグナに挑んだお雇い外国人』(2019年10月25日刊行,朝日新聞出版[朝日選書・990],東京, 4 color plates + viii + 320 + 45 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-02-263090-2 → 目次版元ページ)の読み始め.

◆秋晴れの夕方はいつもの大手町漁港へ.鮮魚を釣り上げようと思ったら,向こうから積極的に食いついてきた本もあり.逆指名ですかそうですか. 午後9時半,つくば帰還.改札を出たところでまたしてもトラップされてしまい,熱燗をちょいとひっかけてから帰宅.まったくもって罪なお店だ.

◇本日の総歩数=11,346歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.20kg(+0.40kg) / 30.4%(+0.6%)


4 november 2019(月)※秋晴れ筑波山麓を徘徊

◆午前7時半のろのろ起床.すっきり青空.気温10.3度.北西風.

◆[欹耳袋]講談社・現代ビジネス「人気銘柄「風の森」蔵主が語る「生き残るために僕がやったこと全て」—— 油長酒造・山本長兵衛13代目インタビュー」(2019年11月4日)※2016年に橿原市昆虫館サイエンスカフェでお会いしたが,13代目を襲名されたとは知らなかった.

◆午前のうちに北関東を駆け抜けて,筑波山麓へ.まずは多国籍料理〈塩梅〉にてフォーをいただく昼下がり.続いて,稲葉酒造場にて初しぼり(限定)と〈男女川〉新酒の酒粕をゲットして帰還.

◆[欹耳袋]台湾映画同好会(台灣電影同好會)「書評のご紹介とお知らせ」(2019年10月22日)※先月ワタクシが読売新聞に出した郭怡青(文)・欣蒂小姐(絵)・侯季然(映像)[小島あつ子・黒木夏兒訳]『書店本事:台湾書店主43のストーリー』(2019年6月27日刊行,サウザンブックス,東京, 432 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-909125-12-5 → 目次版元ページ映像リスト《書店裡的影像詩Ⅰ-日文字幕版》 [YouTube])書評記事の紹介と関連情報です.

◆今日は稲葉酒造場で〈すてら〉純米大吟醸の新酒酒粕をゲットできたので,夕餉の食卓には必殺の酒粕ポテトサラダが登場した.

「オトナの酒粕ポテトサラダ」【食材】じゃがいも(大3個)・玉ねぎ(1/4個)・酒粕(100g)・雑穀シリアル(20g)・ブルーチーズ(10g)・EVオリーヴオイル(大さじ1)【調味料】マヨネーズ(50g)・塩(適量)・黒胡椒(適量)・粉末パセリ(適量).

  1. たっぷりの湯を沸かし,塩を投入してじゃがいもを茹でる.
  2. ボウルで酒粕とマヨネーズをしっかり混ぜ合わせる.
  3. 玉ねぎはみじん切りに,雑穀シリアルはすり鉢でざくっとつぶす.
  4. じゃがいもが茹で上がったら,皮をむいて粗くつぶし,オリーヴオイルをまわしかける.
  5. 4 に 2 と 3 を投入し,崩したブルーチーズと黒胡椒を加えてしっかり和える.
  6. パセリを振ってできあがり.野菜類(分量外)とともに皿に盛りつける.

ポテトサラダとはいえ意外に手間隙がかかる.ポイントは「酒粕投入量は “オトナ度” に比例する」という点.旧バージョンの酒粕ポテトサラダ( het dagelijkse keukenleven「酒粕ポテトサラダには〈ソガ・ペール・エ・フィス〉を」|クックパッド「酒粕ポテトサラダ」)よりも “オトナ度” が高く設定されている.

また,このポテトサラダは,けっしてご飯のおかずではなく,最初から “お水” のアテとしてつくるので,もちろんお子ちゃまには禁物.フレッシュな酒粕ほどアルコールの強さと香りが油断できないので要注意.

吟醸香が濃厚に漂う酒粕ポテトサラダは “お水” の友. せっかくつくったので,同じく〈稲葉酒造場〉の初しぼり「男女川」特別純米無濾過生原酒を抜栓.ほんのりうすにごり.先行販売限定36本のうちの一本.わーん,うまいよぉ〜(泣くな)

レシピ → het dagelijkse keukenleven「オトナの酒粕ポテトサラダ」|クックパッド「オトナの酒粕ポテトサラダ

◆[蒐書日誌]充実夕飯のあとはゴロゴロ寝読みするん —— 安倍夜郎『深夜食堂(第22巻)』(2019年10月5日刊行, 小学館,東京, ISBN:978-4-09-860434-0 → 版元ページ一覧リスト).シリーズ最新巻を速攻読了.

◆さて,明日からちゃんと社会復帰できるかどうかの瀬戸際に立たされている.

◇本日の総歩数=2,783歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


3 november 2019(日)※文化の日は椿姫を観る

◆午前6時半起床.雲が多めの晴れ.気温10.4度.北西風.湿度78%.

◆[蒐書日誌]読売新聞大評が紙面掲載されました:三中信宏「膨大な動物伝承に光 —— 生きもの民俗誌…野本寛一著」(2019年11月3日)※書評本:野本寛一『生きもの民俗誌』(2019年7月30日刊行,昭和堂,京都, xviii+666+xxiii pp., 本体価格6,500円, ISBN:978-4-8122-1823-5 → 目次版元ページ).動物民俗の研究成果は大きな伝承知識体系を形成する.全700頁の大著だが,生きものをめぐる民話・伝承・禁忌はかぎりなくリアルで奥深い.

◆せっかく穏やかな日和の文化の日なんだから文化的に過ごさないと.宮島〈古今果〉の「純米甘酒生キャラメル」の濃厚な酒粕風味を味わい日本酒文化に思いを馳せつつ,アナ・チン[赤嶺淳訳]『マツタケ:不確定な時代を生きる術』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, xiv+441+xxiv pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-622-08831-8 → 目次版元ページ)をめでたく読了する.けっこう時間がかかった.

メインタイトルとカバージャケット図柄だけを見て本書を手に取った読者の多くは「想定外の内容だ」と途中で放り投げてしまうかもしれない.書評候補本としてワタクシも一読したが,本書のとらえどころの「なさ」はあえて著者が狙ってきたものだと気づくまでには時間がかかった.主役の “マツタケ” は生きものの菌類というだけではなく,直喩・隠喩・換喩などさまざまなレトリックを通じてひとつの概念ネットワークを形成している.

本書は一言でいえば「マツタケを主題とする変奏曲集」だ.全体を貫く一貫したテーマを追究するのではなく,ライトモティーフとしての “マツタケ” がさまざまな姿かたちで,変幻自在かつ神出鬼没の演技を見せる.「いまこそ,マツタケの出番である」(p. 7)という宣言は大言壮語ではない.多くの読み手を混迷の渦をたたき込む挑戦的な本書は,書き手が読み手に対して結論を逆に問いかける斬新さと不確定さを特徴とする.つまり,確定統一された筋書きはなく,到達先が決まらないアセンブリッジ(集合).したがって,読み手によって読後感は大きく異なるかもしれないフシギな本だ.

本書における “マツタケ” を主役とするネットワークは,現代経済・世界地理・国際政治・難民問題・民族差別・分子系統・菌類分類・保全生態・森林政策など想定外の幅広さをカバーする.だから,読者の関心の範囲がどれほど多様であっても,本書にはおもしろいと思う章が含まれているだろう.

著者アナ・チンが主宰する「マツタケ世界研究会(Matsutake Worlds Research Group)」が本書の母体となっている.共同研究者たちが活動するオレゴン(アメリカ),フィンランド,雲南(中国),そして日本での “マツタケ” 研究の具体例が本書に厚みを加えている.

“マツタケ” が出現する場は “周縁的” であると著者はいう.現代資本主義による環境の破壊と収奪がもたらす不安定・不確定な周縁的環境——「スケーラブルではない」と著者は形容する——がむしろ未来へと広がる可能性を孕んでいるとする著者の主張はすぐには飲み込めない.しかし,スケーラブルではない不確定性は,多くの生きものから成る——ヒトも必然的にそこに組み込まれる——生態系(群集)ネットワークの特性だろう.人為が加わる不安定な生態系の実例として,現代日本の里山での保全活動(マツタケ狩りも含めて)が詳細に考察されている.

ワタクシは自然科学系の評者なので,その視点から本書を読みそして解釈した.全体を通して,文化人類学=民俗学的な視点が終始透徹されているようにワタクシは感じたが,別の評者はきっとまったく異なる視点からの批評をすることになるにちがいない.それくらいフシギな “きのこ本” だった.

◆夕方,初の高崎芸術劇場へ.今夜はトリエステ・ヴェルディ歌劇場による〈椿姫〉が上演される.午後4時開演で,終わったのは午後7時.ひさしぶりのオペラの夜だった.

◆小雨降る夜.明日は朝イチでつくぱに舞い戻る.

◇本日の総歩数=4,732歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


2 november 2019(土)※上州ミッションへ出撃

◆午前6時過ぎ起床.晴れ.気温8.1度とさらに寒くなる.北風.

◆[蒐書日誌]野本寛一『生きもの民俗誌』(2019年7月30日刊行,昭和堂,京都, xviii+666+xxiii pp., 本体価格6,500円, ISBN:978-4-8122-1823-5 → 目次版元ページ)の大評は実に四校までチェックが入り校了.明日文化の日に紙面掲載.

◆朝のうちに関東平野を横断して上州に進撃する.三連休なのでどこの高速道もとんでもなく渋滞しているようだが,北関東道だといつも混雑しない.

◆午前のうちにミッションをすませ,マツタケの天ぷらをいただきながら,アナ・チン[赤嶺淳訳]『マツタケ:不確定な時代を生きる術』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, xiv+441+xxiv pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-622-08831-8 → 目次版元ページ)を読み進む連休初日の午後.

◆夜,〈デルムンド〉にて「ハンブルジョア(Mサイズ)」.とはいえ,パスタ350gに加えて,巨大なハンバーグが鎮座し,最後にミートソースがたっぷりかかっている.その後,高崎温泉〈さくらの湯〉へ.湯上がりにはやっぱりコーヒー牛乳!

◆[つくば]macOS Catalina 人柱記録 —— iPhone と MacBook Pro の「写真」同期はもう大丈夫みたい.

◆明日は文化の日なので文化的な一日を過ごそう.

◇本日の総歩数=4,556歩. 朝◯|昼△|夜△. 計測値(前回比)= 87.80kg(+0.10kg) / 29.8%(+0.4%)


1 november 2019(金)※霜月の幕開けは霧の朝

◆午前5時過ぎ起床.霧筑波.気温は9.6度と霜月に入っていきなり一桁台の冷え込み.最低気温は9.0度だった.もちろん今季最低を更新.霧の中に沈む観音台は通勤渋滞がいつもよりひどい.午前8時の気温は10.9度と昨日より5度も低いが,日中は夏日ラインに接近するとの予報.気温の日較差がこんなにあったんじゃ,長袖ですか,半袖ですか?

◆[蒐書日誌]カーク・ウォレス・ジョンソン[矢野真千子訳]『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件:なぜ美しい羽は狙われたのか』(2019年8月10日刊行,化学同人,京都, 381 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7598-2013-3 → 目次版元ページ)の書評原稿をやっと書き上げた.本書のストーリー展開の魅力はふたつの “蒐集慾” が博物館でぶつかり合うところだ.書評掲載は年内としてもおそらく師走になるかな.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 午前9時過ぎ,いきなり瞬間停電が.しかし,ワタクシには何の影響もないのだ./月例アナウンスを各メーリングリストに送信.

◆ぽかぽか陽気の昼休み.正午の気温は20.6度.弱い西風.ショートコース徘徊だん.歩き読み本:四方田犬彦『女王の肖像:切手蒐集の秘かな愉しみ』(2019年10月30日刊行,工作舎,東京, 10 color plates + 285 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-87502-513-9 → 版元ページ)※うわ,蒐集慾おそるべし〜

◆午後の┣┣" 撃ち —— 田中里尚『リクルートスーツの社会史』(2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-7917-7206-3 → 版元ページ)の大評原稿が完成した./いま抱えている書評予定本の残りは『アリストテレス(上・下)』『マツタケ』『中国くいしんぼう辞典』の3冊(というか4冊)なのだが,すべて同じ某出版社の本であるところがとてもコワい.年末まで “みすず漬け” になるのか.

◆[蒐書日誌]沖縄の首里城は不慮の火事であえなく全焼してしまった.この首里城正殿のかつての姿は,集団遺伝学者リヒアルト・ゴルトシュミットによる紀行本:Richard Goldschmidt 1927. Neu-Japan: Reisebilder aus Formosa den Ryukyuinseln ・ Bonininseln ・ Korea und dem südmandschurischen Pachtgebiet. Verlag von Julius Springer, Berlin, VIII+303 S mit 215 Abbildungen und 6 Karten → 書評目次)に載っている(下の写真).本書の琉球列島の章(pp. 111-208)はすでに翻訳されている:R・ゴールドシュミット[平良研一・中村哲勝訳]1981. 大正時代の沖縄. 琉球新報社[発行]/那覇出版社[発売],沖縄, 175 pp. → 目次).この翻訳では,原書の写真すべてが掲載されておらず,しかも元のモノクロ写真は鮮明なのに,訳本では画質が著しく劣化していてとても残念だ.Goldschmidt はのちに「hopeful monster(望みある怪物)」なるマクロミューテーション学説で悪名を轟かせてしまい,現在では異端の進化学者として記憶されている.しかし,日本の旧領土を隈なく旅して著した本書『Neu-Japan』は一世紀前の貴重な写真記録として再評価してもいいだろう.国内の公的機関にはほとんど所蔵されていない稀覯本だが.観音台の “私設図書館” にはちゃんとあったりする.

◆日中の最高気温は22.9度まで上がったが,日暮れてぐんぐん寒くなる.午後9時の気温は13.3度.凍え死なないように熱々のきのこ汁に新蕎麦のぶっかけおろし.そしてひさしぶりの〈奈良萬〉純米ひやおろし.喜多方の至宝.

◆macOS Catalina 人柱記録 —— 10.15.1 にバージョンアップしてから,「写真」の同期が正常に行われるようになった.よしよし.

◆明日からの三連休は上州ミッションが予定されている.

◇本日の総歩数=9,468歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.70kg(−0.35kg) /  29.4%(−0.9%)


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