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日録2018年12月 


31 december 2018(月)※あらあら今年も大晦日

◆午前5時半起床.晴れ.気温は氷点下3.4度.一晩戸外で寝かせた黒豆の火入れ再開.ひと煮立ちさせてから超弱火で延々と炊き続ける.今朝の最低気温は氷点下5.1度まで下がった.黒豆の炊いたんはまだ道半ば.

◆年の瀬駆け込み┣┣" 撃ち —— 大晦日に届く「私の番号」送れのリクエスト.しかし,1)「私の番号」を記入するだけで手続完了,2)「私の番号」通知カードやら身分証明書のハードコピーを要求しない,3)簡易書留での返送を要求しない,の三点で,ワタクシ的にはとても好感度がアップした.さすがは細かいことにこだわらないオトナの出版社である.

◆[欹耳袋]読売新聞>本よみうり堂「1月6日(日曜)朝刊で紹介する予定の本」(2018年12月30日)※年明け最初の〈本よみうり堂〉がワタクシの読書委員初デビュー書評となる.

◆おだやかな大晦日の昼下がり.午後2時の気温は7.3度と低めだが,北風が弱く日差しがある分だけ暖かい.〈みずほの村市場〉の「女化巻」とともに黒豆の途中試食.なおも続く黒豆の最後の火入れの合間に,来年の┣┣" 撃ちカレンダー更新.新たな年もそれなりに┣┣" 撃ちは続く.

◆日暮れて早くも氷点近くまで冷え込んできた.半日ずっと炊き続けた黒豆をやっと火からおろし戸外に出す.今夜じっくり味を染み込ませれば元旦の祝膳には間に合うだろう.今年も三日がかりの作業となった.

◆[蒐書日誌]藤原辰史『給食の歴史』(2018年11月20日刊行,岩波書店[岩波新書・新赤版1748], xiv+ 268 + 17 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-00-431748-7 → 版元ページ)※ある個人がかつて学校で毎日どのような「給食」が出されてきたかは,当人を取り巻くとても狭い “時空間” の中でのごくパーソナルな私的(食)体験と位置づけられてしまいがちだ.たとえば,ワタクシの場合,1960年代に小学生だったので,学校給食といえば「脱脂粉乳」「クジラの大和煮」「マーガリン」などという当時のキーワードが今でもすぐに思い浮かぶ.「脱脂粉乳」という言葉を目にしたとたん,アルマイト椀になみなみと注がれた生ぬるい脱脂粉乳を前にこの味ないもんをどうやって飲み干すかに苦労した日々が思い出される.そういえば栄養サプリメントだった「肝油」って給食のときに配られたような記憶もよみがえる.

光と影の思い出が交差する学校給食だが,当人が卒業してしまえば,彼や彼女たち個々人の記憶はほとんどの場合単なるプライベートな “昔話” の一コマと成り果ててしまうだろう.しかし,学校給食という制度それ自体は,ある個人が入学する前からすでに存在し,卒業したあとも存続し続ける.本書は,個人史に着目していたのではどうしても “盲点” となってしまう,日本の学校におけるパブリックな給食制度がどのような歴史をたどってきたか,そしてどのような社会的・政治的・経済的状況のもとで変遷していったのかをたどるユニークな本だ.

序章となる第1章「舞台の構図」では,社会制度としての給食のもつ特徴を観るいくつかの視座が提示される.日本の学校給食の共通的性格として,まずはじめに「家族以外の人たちと食べること」,第二に「家が貧しいことのスティグマを子どもに刻印しないという鉄則」,そして第三に「給食は食品関連企業の市場であること」の三点を著者は指摘する(pp. 8-9).続く章では,これらの国内的視座を踏まえつつ,同時に国際的な比較をしながら,時代を追って日本の給食制度の歴史をたどる.

第2章「禍転じて福へ――萌芽期」では,明治時代から第二次世界大戦敗戦に至る半世紀を論じる.度重なる天災や戦火のもとで,児童に食事を確保するという給食制度の根幹が時にぐらつきながらもしだいに構築されていく経緯がたどられる.続く第3章「黒船再来――占領期」は,第二次世界大戦後の占領軍総司令部(GHQ)が,日本の学校給食の制度をどのように方向づけていくかが中心テーマとなる.「脱脂粉乳」や「パン食」が給食の中で急速に浸透していく背景を知ることができる.

第4章「置土産の意味――発展期」は1950年代以降1970年までの給食制度をめぐる論議を追う.そして,第5章「最後の新自由主義と現場の抗争――行革期」は今の給食制度の現状を論じる.給食制度を推進する側とそれを批判する側の論争,学校ごとの給食調理室を廃止して,給食センター形式に統合する趨勢など,いくつもの問題点があぶり出される.国・自治体・学校・親の間ではてしないせめぎあいと利他的な尽力が現在の給食制度を支えていると著者は指摘する.

個人ベースの「給食体験」は時空的に限定されざるをえない.われわれはいつまでも小学生のままではいられないからだ.しかし,本書でも取り上げられる最近の自校調理方式の「ベスト給食」の事例は,機会があれば食べてみたいと思わせるものばかりだ.著者も同意見のようで,「これを私の職場の学食にそのまま導入してほしいと真剣に思った」(p. 3)とか「できれば,私の職場の学食に即刻導入してほしいメニューがこれでもかと登場し,私のように給食に良い思い出の少ない大人たちに軽い眩暈を引き起こさせるだろう」(p. 237)とまで述べている.京都大学の学食に難があるとは思わないが,どうやら今の学校給食はかつてのいまわしい記憶を払拭するほど “美味” らしい.

◆夜更かししてないで寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪

◇本日の総歩数=1,551歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 84.40kg(+0.10kg) / 27.8%(−0.4%)


30 december 2018(日)※厨房に引きこもる一日

◆午前6時半起床.晴れ.気温は氷点下3.2度.寒気が居座っている.今朝の最低気温は氷点下4.6度まで下がった.

◆毎年,大掃除もしなければ,年賀状もぜんぜん書かないので,平日よりもむしろヒマになってしまった.

◆年末の厨房┣┣" たち —— 大晦日までに黒豆を炊くことは恒例の歳末┣┣" .お昼前に黒豆の吸水開始.しっかり半日かかるので,火入れは今夜遅くになるかな.

◆[蒐書日誌]藤原辰史『給食の歴史』(2018年11月20日刊行,岩波書店[岩波新書・新赤版1748], xiv+ 268 + 17 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-00-431748-7 → 版元ページ)※昨日の車中読了本.個人にとっての「給食」といえば,ある限られた期間だけのごくパーソナルな私的経験とつい位置づけてしまうが,本書はそれをよりパブリックに位置づけ好著.

◆厨房に根が生える —— 濃口醤油が底を突いたという年の瀬のフシアワセ./「かしわと大根の炊いたん」しこみ中.これはただのおばんざい./黒豆と同量の砂糖水に半日吸水させた黒豆を加熱.アク取りと同時に日本酒と薄口醤油を投入していったん沸騰させる.その後,氷点下の戸外で一晩冷やして,明日の大晦日に厨房作業を再開.

◆泣かなくても笑わなくても明日は大晦日.

◇本日の総歩数=2,571歩. 朝◯|昼−|夜◯. 計測値(前回比)= 84.30kg(−0.70kg) / 28.2%(−0.3%)


29 december 2018(土)※年の瀬の冬晴れ銀ブラ

◆午前6時半起床.晴れ.気温は氷点下2.1度.西風が冷たい.年の瀬の朝餉ひさしぶりのフレンチ・トースト.朝ごはんとしてフレンチトーストを焼く.あくまでも “ごはん” なのでたくさん食べられるように甘すぎるのは禁物.

【食材】バゲット(1/2本)・卵(3個)・牛乳(500cc)・グラニュー糖(大さじ1)・バター(20g)・メイプルシロップ(適量).

  1. バゲットは8等分の輪切りにして,深めの容器に並べる.
  2. 卵3個をボウルに割り入れてしっかり溶く.牛乳とグラニュー糖を加えてよく攪拌する.
  3. 2 の卵液を 1 に全部注ぎ込み,バゲット全体が浸るようにする.
  4. 冷蔵庫で一晩おく.焼く前には冷蔵庫から出して常温に戻す.
  5. 厚手のフライパンを弱火で熱し,温まってきたらバターを溶かす(焦がさないように).
  6. 卵液を含んだバゲットをそっと並べていく.並べ終わったら蓋をして弱火のままじっくり焼く.
  7. 途中で上下を裏返して対面も焼く.このとき崩れないようていねいにすること.
  8. 両面が焼けたら,熱々のうちに食卓へ.お好みでメープルシロップを.

卵液(牛乳+卵)を一晩かけて極限まで含ませているので,元は皮がしっかりしたバゲットでも,気をつけて焼かないと崩れてしまう.フランスパンなどパンが余ったときにはフレンチトーストにしてしまうととても便利.卵と牛乳がたっぷりなので,数個も食べれば腹持ちがとてもいい.深煎りのコーヒーとともに.

レシピ → クックパッド「朝餉のフレンチトースト」|het dagelijkse keukenleven「朝餉のフレンチトースト」.

◆歳末銀ブラの一日 —— 年の瀬の都内は,駅の中は殺気立っていたが,銀座四丁目交差点はゆるやかな雰囲気だった.今日はひたすら買い物三昧.まずは〈GINZA SIX〉の〈いまでや銀座〉にてヒトミワイナリーの “オレンジワイン” 「デラグリ 2017」をゲット.もちろんスパークリング.

中央通りを日本橋方面へゆるゆる移動していたら,京橋あたりの路傍でレバノン産にごりオリーヴオイル〈大塚オリーブファーム〉の露店が出ていた.すかさずゲット.店主の大塚フアドさんの説明をいろいろ受ける.しぼりたてのにごり酒ならぬにごり油.にごるにごる.

さらにふらふらと徘徊しつつ八重洲の地下街へもぐりこむ.端っこにあるイケナイお店で小一時間粘ってしまった.最後は,東京フォーラム経由で丸の内の〈Viron〉でパンを買うという理想的なコースをたどった一日だった.午後4時過ぎにつくば帰還.

◇本日の総歩数=9,196歩. 朝◯|昼−|夜◯. 計測値(前回比)= 85.00kg(+0.05kg) / 28.5%(+1.4%)


28 december 2018(金)※筑波おろしが寒すぎて

◆午前5時半起床.晴れ.気温は氷点下2.5度.┣┣" 納めの観音台に冷たく乾いた北風が吹きつける.午前8時の気温は2.4度でも,体感的には氷点下.

◆[蒐書日誌]まとめて公開—— leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek「『月刊みすず』「読書アンケート」用セレクション5冊+次点5冊」(2018年12月28日).

◆午前の┣┣" 撃ち —— 『月刊みすず』読書アンケート原稿を編集部宛にメール送信./来年度の香川県立ミュージアムでの特別展の関連資料リストを高松にメール送信.これで本年度中の┣┣" はすべて征伐できたかな.

◆[蒐書日誌]岩槻邦男『ナチュラルヒストリー』(2018年12月5日刊行,東京大学出版会[ナチュラルヒストリーシリーズ],東京, vi+366 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-13-060256-3 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.この〈ナチュラルヒストリーシリーズ〉も50巻目の本書をもって完結することになる.ワタクシの『生物系統学』(1997)は通巻で言えば14冊目.本シリーズでは初期の一冊だった.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 最新版 R version 3.5.2 をダウンロードしたら Rcpp まわりでフシアワセが憑依なう.car がオープンしないので,必然的に Rcmdr も立ち往生.しかし,これくらいのフシアワセは笑って年越しさせるくらいの余裕がないとやってられまへんわな.

◆寒風吹きすさぶ今日のつくばは最高気温7.9度どまり.日が暮れてよりいっそう寒さが身に沁みる.午前7時の気温は2.5度.凍え死まないための一品を厨房にてせっせと仕込む.

今宵の夕餉はローストチキンの最後の御奉公である「最強鶏雑炊」(レシピ → クックパッド「ローストチキンのスピンオフ鶏玄米雑炊」).圧力鍋をつかうので,残っている肉はもちろん,ホネの果てまで全部食べられてしまう.これを完食すればどんなに寒い夜でも凍えずにすむ.

しかし,年の瀬の “大噴出事故” もあり.よく知っている〈三井の寿〉の活性にごり酒「Neve」だからと油断したのが敗因だった.1/4ほど噴出してしまった.それでも,何とか最低限の被害で事故処理を終えることができたのは,日頃の手痛い経験の積み重ねのおかげである.

—— 以上をもって,今年の冬のローストチキンはあとかたなくすべて食べつくしたことになる.鶏さん,ありがとう.

◆ “御用” が納まってしまったので,明日は歳末の “銀ブラ” しようかなあ.

◇本日の総歩数=3,410歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 84.95kg(−0.10kg) / 27.1%(+0.5%)


27 december 2018(木)※年の瀬の本読みが続く

◆午前5時半起床.曇り.気温0.3度.乾いた冬晴れの観音台.通勤路は日に日に混雑から解放されていく.午前8時の気温は4.2度.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 書評ゲラ修正の件,昨夜遅く最終バージョンが届いていた.これでほぼ確定かな./と思ったら,まだちょいちょい要修正箇所があった.

◆お昼はひさしぶりの〈おはん〉にて,マグロ付きのウニ丼を.毒をもって毒を制するしかない.

◆[蒐書日誌]毎年恒例の『月刊みすず』の「読書アンケート」.今年は下記の5冊を選んだ:

今年の5冊

【書名】『「蓋然性」の探求:古代の推論術から確率論の誕生まで
【著者】ジェームズ・フランクリン[南條郁子訳]
【刊行】2018年5月15日
【出版】みすず書房,東京
【ISBN】978-4-622-08687-1
【書評】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/20180810/1533869298

【書名】『文系と理系はなぜ分かれたのか
【著者】隠岐さや香
【刊行】2018年8月24日
【出版】星海社[星海社新書・137],東京
【ISBN】978-4-06-512384-3
【書評】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/2018/09/13/082225

【書名】『日本のムラージュ:近代医学と模型技術 —— 皮膚病・キノコ・寄生虫
【著者】石原あえか・大西成明
【刊行】2018年1月31日
【出版】青弓社,東京
【ISBN】978-4-7872-3430-8
【目次】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/20180221/1519949515

【書名】『全国マン・チン分布考
【著者】松本修
【刊行】2018年10月10日
【出版】集英社インターナショナル[インターナショナル新書・030]
【ISBN】978-4-7976-8030-0
【書評】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/2018/11/01/085754

【書名】『下丸子文化集団とその時代:一九五〇年代サークル文化運動の光芒
【著者】道場親信
【刊行】2016年10月25日
【出版】みすず書房,東京
【ISBN】978-4-622-08559-1
【目次】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/20180217/1519021231

続いて次点本は下記の通り:

次点の5冊

【書名】『科学哲学の源流をたどる:研究伝統の百年史
【著者】伊勢田哲治
【刊行】2018年11月20日
【出版】ミネルヴァ書房[叢書〈知を究める〉・13],東京
【ISBN】ISBN:978-4-623-08431-9
【目次】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/2018/10/27/124101

【書名】『時のかたち:事物の歴史について
【著者】ジョージ・クブラー[中谷礼仁・田中伸幸訳|加藤哲弘翻訳協力]
【刊行】2018年8月20日
【出版】鹿島出版会[SD選書・270],東京
【ISBN】ISBN:978-4-306-05270-3
【目次】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/20180815/1534368716

【書名】『黒い言葉の空間:三浦梅園の自然哲学
【著者】山田慶兒
【刊行】1988年4月25日
【出版】中央公論社,東京
【ISBN】ISBN:4-12-001672-2
【目次】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/20180127/1517010086

【書名】『本の景色
【著者】潮田登久子
【刊行】2017年3月24日
【出版】幻戯書房[Serie Bibliotheca 3/3],東京
【ISBN】ISBN:978-4-86488-118-0
【書評】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/20180519/1526862736

【書名】『The Art and Science of Ernst Haeckel
【著者】Rainer Willmann and Julia Voss
【刊行】2018年1月
【出版】Taschen, Köln
【ISBN】ISBN:978-3-8365-2646-3
【目次】https://leeswijzer.hatenadiary.com/entry/20180110/1515576925

—— 書評コメントはすでに書いた(1,800字ほど)ので,見直して明日のうちにメール送信する予定.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 南大沢から「次年度の非常勤調書よろ」との督促メール.すっかりパーフェクトに失念していた.速攻で対応.

◆今宵の夕餉はシーフード・パエリア.泡泡な白ワインとともに.冷凍庫に陣取っていた余り物のシーフードたちを総動員したので,年末〜正月用の食材を詰め込むスペースができた.

◆今年の残務もそろそろ終わりが見えてきたかな.明日の仕事納めは軽やかにこなしたい.

◇本日の総歩数=4,597歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.05kg(−0.25kg) / 26.6%(−0.5%)


26 december 2018(水)※給食と肝油と脱脂粉乳

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下2.3度.午前9時の気温は1.3度.曇り空の観音台は寒気が染み込む.のうかんけんの正面玄関にはすでに新年の門松が両側に立てられている.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 毎年恒例の『月刊みすず』読書アンケートをそろそろ送らないといけない.今年はどの5冊を選べばいいだろうか./とりあえず,候補本を15冊ピックアップ.その過程で,刊行予定本の何冊かがすでに出版されていることを知りあわてて発注するとか,どこまで本の山を積み上げるつもりか状態./書評アンケート本5冊+次点本5冊確定.ワタクシ的には妥当なセレクション.

◆[蒐書日誌]藤原辰史『給食の歴史』(2018年11月20日刊行,岩波書店[[岩波新書・新赤版1748]], xiv+ 268 + 17 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-00-431748-7 → 版元ページ)※「脱脂粉乳」という言葉を目にしたとたん,アルマイト椀になみなみと注がれた生ぬるい脱脂粉乳を前にこの味ないもんをどうやって飲み干すかに苦労した日々が走馬灯のように次から次へと.そういえば「肝油」って給食のときに配られたような記憶もよみがえる./山内一也『ウイルスの意味論:生命の定義を超えた存在』(2018年12月14日刊行,みすず書房,東京, vi + 239 + XXX pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-622-08753-3 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 歳末なのに「私の番号」送れのリクエスト.無表情で「私の番号」と「身分証明書」のコピーを貼り,「簡易書留」の記載をていねいに “墨塗り” した上で,普通郵便として投函する.簡易書留で郵送せよとの依頼はすべて拒否する./をを,大手町からゲラがもう返ってきたぞ.字数調整した上で,校閲へ回されることになるのだろう.

◆夜,書評ゲラの修正やりとり.夜遅く,最終バージョンが届いた.新年はじめの読売新聞〈本よみうり堂〉に掲載予定.これがデビューとなる.

◇本日の総歩数=3,351歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 85.30kg(+0.35kg) / 27.1%(−0.7%)


25 december 2018(火)※クリスマスお肉の祭典

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下1.8度.今朝の最低気温は氷点下3.8度まで下がり,年の瀬らしい乾いた冷え込みになった.観音台は当然のごとくがらがらで,心安らかな静寂が支配している.午前8時の気温は氷点下1.4度.クリスマスの朝イチ BGM は Arvo Pärt の〈Passio〉/ヒリアード・アンサンブル.

◆午前の┣┣" 撃ち —— ワタクシの年内┣┣" 撃ちカレンダーによると,予定されていた標的┣┣" どもはすべて撃ち尽くされ,“灰色” の墓標だけが林立している.まことに心休まる光景である./年明け早々の加西統計巡業の所内決済開始.とてもせわしないけどよろしくよろしく./今週は残務┣┣" 撃ちの日々が続く.

◆いつでもどこでも “お水” が湧き出る光景はシアワセをもたらす.奈良からのいただきもの.美吉野醸造〈花巴〉2018BY山廃純米四段仕込み無濾過生原酒うすにごりと増田酒造〈神韻〉樫樽純米酒.どうもありがとうございます.天理〈登酒店〉にも祝福を.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 書評原稿ひとつを岸壁から手を降って大手町に送り出す.これにて今日の┣┣" 撃ちはおしまい.

◆クリスマスの夕餉はお肉の祭典& “お水” の洗礼 —— 今年は「ローストチキン(2018冬バージョン)」と「ローストビーフ(2018冬紅白バージョン)」のふたつ.重さ3kg弱のローストチキンのレシピは昨年の「ローストチキン(2017冬バージョン)」に準じたが,背中の皮のパリパリ感を出すために,最初から最後まで背中を上にしてローストした.また,ローストビーフも基本は「新春を言祝ぐローストビーフ」と同じだが,赤ワインベースと白ワインベースの2種類のつけダレでつくり分けてみた.つけダレはそれぞれ煮詰めてソースにした.サシの入った方の仕上がりはミートサーモで測ったら中心部の温度は51度のミディアム・レアだった.

今宵の “お水” は閉店直前の〈ダ・ダダ〉で買ったイタリアの発泡にごりロゼ「Casè harusame」.にごりの量がただごとではないので,そのままだと “泥水” みたいになってしまう.お店の人からは,まず「倒立」のまま数日間冷蔵し,水を張ったボウルの水中でボトルを逆さまにして水中開栓すれば,開口部に溜まったオリを炭酸ガスの圧力で強制排出できるとのこと.なんという荒っぽい開け方.それでやっとふつうの澄み方になる.

最後は〈ラ・スタッラ〉のヘーゼルナッツケーキ.

◆[欹耳袋]茨城新聞「つくば駅前商業施設 「キュート」「モグ」売却 運営継続、名称変更せず」(2018年12月25日)※今後どーなることやら.

◆明日も続くよ,平日労働.

◇本日の総歩数=5,188歩. 朝◯|昼○|夜×. 計測値(前回比)= 84.95kg(+0.15kg) / 27.8%(−0.4%)


24 december 2018(月)※クリスマスイヴの厨房

◆午前5時過ぎ起床.ひさしぶりの霧筑波.気温3.8度.ここ数日というもの睡眠時間が長すぎる.12時間も寝ていては “冬眠” しているようなもの.未明の霧がすっかり晴れて,冬晴れの青空が広がっている.午前8時半の気温は6.2度.

◆ローストビーフの下味つけ開始.まずは,きっちり緊縛したカタマリのお肉に塩胡椒をたっぷりすり込む.今年は500g×2本あるので「紅白バージョン」の二種類の焼き方にトライする.赤身の方は赤ワインベースで,脂身のサシが入ったのは白ワインベースで,それぞれ下味をつける.赤・白ワインを基本にして,酒粕・みりん・みそ・再仕込み醤油・にんにく・鷹の爪をブレンドする.これでお肉を漬け込んでまる一日冷蔵庫に安置する.

◆正午過ぎの気温は10.9度.北風が冷たすぎる.〈コートダジュール〉近辺では「クリスマスケーキ渋滞」がすでに始まっていた.ワタクシは別の某店にて「ノッチョーラのトルタ」をゲットしてきた.帰りがけの〈ララガーデン〉も相当な混みようで,土浦学園線まで車の列が長く伸びていた.

◆鮮やかな夕焼けグラデーションとともに一日が終わろうとしている,というか,〈コートダジュール〉クリスマスケーキ渋滞とか,土浦学園線KFCフライドチキン渋滞とか,さぞやスゴイことになっているんだろうなあ.イヴの夕暮れ時は車でふらふら出かけると身動きが取れなくなる.

◆やっと書評原稿を書く気になってきたクリスマス三連休最終日.〈夜Roji〉で草食動物のように大量の野菜を摂取してきた.ベジなイヴの夕餉.いささか食べすぎたかも.

◇本日の総歩数=4,428歩. 朝◯|昼−|夜×. 計測値(前回比)= 84.80kg(−0.30kg) / 28.2%(+0.2%)


23 december 2018(日)※丸鶏が来て雨が降って

◆午前6時過ぎ起床.曇り.気温9.5度.

◆お昼前,並木の〈マルゲンミート〉にて,予約してあった丸鶏(2kg)とローストビーフ用牛肉(1kg)を身柄確保して帰還.午前はまだ青空が見えていたが,午後になってふつうの曇り空に変わってきた.気温11.4度.クリスマスシーズンにしては高め.

◆夕方,予報通り小雨がぱらつく空模様になった.残っていた牛肉の切り落としとか,賞味期限切れのハム・ソーセージ類,そして古株のキノコたちはまとめてハヤシライスのフライパンへ投入されていった.これで,やっと厨房はクリスマス仕様から年末年始への態勢を整えることができる.

◇本日の総歩数=2,048歩. 朝◯|昼−|夜◯. 計測値(前回比)= 85.10kg(−1.15kg) / 28.1%(−0.1%)


22 december 2018(土)※冬至にはシュトーレン

◆午前7時前起床.気温5.0度.雲が多い冬至の朝.今日はいきなり “空白日” になってしまったので,存分にごろごろする.午前中はまだ日差しがあったが,午後になって雲がさらに広がってきた.しかし,雨の気配はまだない.午後の最高気温は13.5度.この季節にしては高め.

◆世の中的にはもうクリスマスのスイッチが入っているらしく,ワタクシのクックパッド「ローストチキン(2017冬バージョン)」のレシピがいきなり猛然とアクセスされているようだ.かくいうワタクシのところにも,明日には並木〈マルゲンミート〉から丸鶏が飛んでくることになっている.

◆冬至の夜は〈モルゲン〉のシュトーレンを開封.いくら薄切りとはいえ何枚も切ったらトーストと変わりがないな.ロイヤル・コペンハーゲンの器にアールグレイを.

◆けっきょくどこにも外出しないうちに一日が終わってしまった.総歩数「0」という固着性生物.

◇本日の総歩数=0歩. 朝◯|昼○|夜−. 計測値(前回比)= 86.25kg(−0.20kg) / 28.2%(−1.3%)


21 december 2018(金)※ガスオーブン新調の日

◆午前5時過ぎ起床.前夜またしても早く寝てしまったので,早く目覚めてしまった.熱は引いたようだが,節々がまだ痛い.晴れ.気温は氷点下1.5度.

◆今日は年休を満喫している.この機会を逃さず,ガスオーブン新規取付工事の立ち会い.先代のオーブンが寄る年波には勝てず引退宣言を勝手にしてしまったので,是が非でもクリスマス前にすませておく必要があった.新しいオーブンでお肉をたくさん焼けばきっと元気になるにちがいない.

◆遅めのランチは小野崎〈cox〉にて,ボルシチのセットを.ついでに,隣の〈Shingoster LIVING〉で開催されている小林東洋陶展にて深めの大皿をゲット.

◆日が暮れてもあいかわらず微熱が出たり下がったりしている.明日は朝から晩まで関東平野に散らばる(つくば・本郷・厚木)┣┣" が3頭もいたのだが,すべて直前キャンセルさせてもらった.新しいオーブンの使いぞめは「丸ごと玉ねぎスープ」.丸ごと玉ねぎを皮付きの240度40分焼き,黒焦げになった外側の皮をむいてミニサイズ土鍋でブイヨン&ローレル&バターとともに40分弱火でくつくつ煮込む.黒胡椒を振って食卓へ.

【食材】玉ねぎ(1個)【調味料】野菜ブイヨン(小さじ1)・ローレル(1枚)・岩塩(小さじ1/2)・バター(3グラム)・黒胡椒(適量).

  1. 水洗いした皮付き玉ねぎを耐熱皿にアルミホイルを敷いて乗せ,240度設定で予熱したオーブンで40分焼く.
  2. 玉ねぎの粗熱が取れたら,黒焦げの皮をむく.
  3. 小さな土鍋に 2 の玉ねぎを入れ,水300ccとブイヨンと岩塩とローレルを加えて加熱.
  4. 沸騰し始めたら弱火に.バターを加え,蓋をして40分間ことこと煮る.
  5. 黒胡椒を振ってから食卓へ.

今回使った土鍋は益子で買ってきた「おぎのや・峠の釜めし」の土鍋.一人分だとちょうどいい分量になる.レシピ → het dagelijkse keukenleven「丸ごと玉ねぎスープ」.

◆午後9時就寝.病み中なので夜が健康的すぎる.

◇本日の総歩数=2,035歩. 朝◯|昼○|夜◯. 計測値(前回比)= 86.45kg(+0.7kg) / 29.5%(−0.7%)


20 december 2018(木)※病み上がりの重役出勤

◆昨日の夕方から原因不明の高熱が出て,午後4時から今日の午前6時まで寝まくった.そのおかげか38度の熱は37度台まで下がった.朝イチで医者に診てもらったら,幸いインフルエンザではないとの見立て.解熱剤をもらって観音台へ重役出勤.朝からよく晴れて,正午の気温は12.6度.

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「進路見込めぬ専攻、縮小提言へ 大学院改革で中教審」(2018年12月19日)※「大学に対し、学生の進路の確保が見込めない専攻について、定員減や社会ニーズの高い分野への振り替えなどを求めている」— またまた終わりのないスパイラルへ.

◆[蒐書日誌]伊勢田哲治・神崎宣次・呉羽真(編)『宇宙倫理学』(2018年12月25日刊行,昭和堂,京都, viii+286 pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8122-1738-2 → 版元ページ)※ご恵贈いただきました.ありがとうございます.手塚治虫筆のコラムもあるし.そういえば「宇宙生物学」ってどうなっているんだろうか.

◆体調がイマイチなので今日も早く寝よう.

◇本日の総歩数=3,123歩. 朝◯|昼○|夜◯. 計測値(前回比)= 85.75kg(−1.05kg) / 30.2%(+0.6%)


19 december 2018(水)※知恵熱かオニの霍乱か

◆午前5時半起床.晴れ.気温は氷点下1.7度.朝日がまぶしい観音台.午前8時の気温は0.6度.やや冷え込んでいるが風がないのでピリピリ痛くはない.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 着岸した┣┣" をそのまま別方面に弾き返すという荒ワザ./ワタクシはすでに兼業に関しては完全フリーダムな立ち位置なので,兼業する場合はなろ様に事後報告だけすればそれでオッケー.今回も読売新聞社文化部との契約書のコピーだけ事務に提出してそれでおしまい.

◆[蒐書日誌]神永曉『辞書編集、三十七年』(2018年12月10日刊行, 草思社,東京, 295 pp., 本体価格1,800円, ISBN: 978-4-7942-2370-8 → 版元ページ)※かの『日本国語大辞典』編集長の自伝.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 新春加西統計研修のタイムテーブル改訂.農業大学校PC実習室のパソコンにR三点セットを事前インストールしてもらうことになった.さまざまな形のフシアワセはこれで取り憑かないだろう.全員シアワセか,全員フシアワセの二択的状態.

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「順大のコミュ力問題、心理学会も懸念「安易な論文引用」」(2018年12月18日)※「心理学の研究知見を特定の人々に対する不利益な扱いの根拠として引用する事例」「差別的言動を正当化する行為全般に、心理学者として断固抗議する」.Cf: Opinion statement from Japanese psychologists(2018年12月16日)|日本パーソナリティ心理学会「研究の文脈を離れた引用に対する日本パーソナリティ心理学会の見解」(2018年12月16日)

◆夕方からいきなり悪寒に取り憑かれ,これは兇兆にちがいないと即帰宅.体温は38度台まで上がり,節々が痛いことこの上なし.ただ,咳とか喉の痛みや洟水はぜんぜん出ない.とにかく寝るしかないので,午後4時にさくっと就寝.

◇本日の総歩数=2,716歩. 朝◯|昼○|夜−. 計測値(前回比)= 86.80kg(+0.30kg) / 29.6%(−0.5%)


18 december 2018(火)※夜の東京で新規お座敷

◆午前5時前起床.晴れ.気温0.4度.早朝は氷点下0.6度まで下がったが,朝日が昇るとともに順調に気温上昇.午前8時の観音台は2.9度.今日は例年だったら直前までジタバタしている中課題検討会という年中行事があるが,すでに “かやの外” の身分であるワタクシは余裕をもって参加(見物)できる(と思う).

◆午前の┣┣" 撃ち —— 昨夜の計量生物学会理事会での注意喚起:来年9月に某みずうみ県で開催される統計関連学会連合大会には多くの参加者が予想されるが,井伊直弼のお膝元では宿がすぐなくなるだろうから他で確保せよとのこと.草津や大津も視野に入れ,場合によっては京都で探索せよと —— ますますアカンのんちゃう?/計量生物学会評議員メーリングリストの設定を変更し,添付ファイルOKにした./集中講義の成績評定をいと遠きキャンパスに郵送./年越し残務がないようにさくさく撃ち続ける.

◆[欹耳袋]かたつむりは電子図書館の夢をみるか「「粗悪学術誌掲載で博士号 8大学院、業績として認定」についての補足+元ネタ原稿について」(2018年12月17日).

◆午後の┣┣" 撃ち —— 中課題検討会を隅っこから眺めてきた.去年まではこの真っ只中にいたんですなぁ(遠い目).途中退出.

◆午後4時前,つくば駅.気温は11.4度.日差しがあって寒くはない.連日の都内出撃へ.

◆読売新聞読書委員会初参加 —— 来年から2年間にわたり読売新聞の書評紙面〈本よみうり堂〉を担当する「読書委員会」に加わることになった.分野的には東京大学の塚谷裕一さんの “後任” という位置づけになるだろう.午後5時前に大手町の読売新聞本社へ.地下鉄からダイレクトに入れるとは知らなかった.臨時の入館証とともに13Fの国際会議室へ.後方の机にはすでに200冊以上もの新刊本がずらりと並んでいる.読書委員は計20名.今年の委員交代ではワタクシを含めて6名が新たに加わることになる

他の委員諸氏と名刺交換しながら,さっそく新刊探書作業.今回は年明け早々の掲載に合わせて,書評日割り振りを決めるとのことで,候補本の冊数はいつもより多いらしい.文字通り “猫に鰹節” で,探書アンテナをめいっぱい広げつつ,新刊書の山を掘り起こしていく.自然科学系の委員はワタクシ以外にほとんどいないので,ニッチが重なることはないようだ.

午後5時から7時までたっぷり2時間かけて選び出された書評候補本は委員会でぐるっと回覧されたのち,午後7時から「競り【セリ】」が始まる.選書者のコメントとともに,当該本の書評担当者が次々に決まっていく.それにしても冊数が多いせいかはてしなく “セリ” が続いた.全部終わったのは午後9時半.これで新年最初の〈本よみうり堂〉2回分の担当が確定した.その後,神保町の〈ブックハウスカフェ〉へタクシー移動して懇親会の始まり.

—— 読売新聞の読書委員会は隔週で開催されるが,だいたい毎回このようなコースをたどることになるらしい.予想以上にハードなお座敷になりそう.

◆[蒐書日誌]今宵の読書委員会にて —— 上智大学中世思想研究所(編訳・監修)『中世思想原典集成 精選1:ギリシア教父・ビザンティン思想』(2018年11月9日刊行,平凡社[平凡社ライブラリー・874], 東京, 662 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-582-76874-9 → 版元ページ)※読書委員会の席上,ワタクシのところに(ほぼ予想通り)流れ着いた1冊.「とりあえず読んでみてください」と言われたものの,ほんとうに読み通せるのか(>ワタクシ).そうこうするうちに,来年早々には次の巻が出るぞ:上智大学中世思想研究所(編訳・監修)『中世思想原典集成 精選2:ラテン教父の系譜』(2019年1月刊行予定,平凡社[平凡社ライブラリー・877], 東京, 本体価格2,400円, ISBN:978-4-582-76877-0 → 版元ページ)./中村純夫『謎のカラスを追う:頭骨とDNAが語るカラス10万年史』(2018年12月6日刊行,築地書館,東京, 12 color plates + 268 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-8067-1572-6 → 版元ページ).

◆午後11時半に神保町で散会したのち,深夜タクシーでつくばへ搬送された.当然のごとく午前様のうう…….

◇本日の総歩数=5,331歩. 朝◯|昼○|夜×. 計測値(前回比)= 86.50kg(−1.25kg) / 30.1%(+0.3%)


17 december 2018(月)※冷たい雨のち陽光差す

◆午前5時過ぎ起床.雨.気温1.2度の冷え冷えする朝.クックパッドのアクセス集計方法がいきなり変わった.冷たい雨が降り続く観音台.午前8時の気温は2.1度.週明けの居室は土日を挟んだので底まで冷え切っている.

◆[蒐書日誌]Amazon.de から『東西ベルリン動物園大戦争』元本が着便:Jan Mohnhaupt『Der Zoo der Anderen: Als die Stasi ihr Herz für Brillenbären entdeckte & Helmut Schmidt mit Pandas nachrüstete』(2017年2月刊行, Carl Hanser Verlag, München, ISBN:978-3-446-25504-3 → 目次版元ページ)※ヤン・モーンハウプト[黒鳥英俊監修|赤坂桃子訳]『東西ベルリン動物園大戦争』(2018年9月18日刊行,CCCメディアハウス,東京, 374 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-484-18108-0 → 目次版元ページ|監訳者記事)のドイツ語原書.

◆お昼休みになってやっと日差しが戻ってきたら,気温も急上昇.来年のカレンダーに┣┣" を書き込む昼下がり.

◆午後4時,つくば駅.晴れ.午後の気温は12.5度まで上がり,寒かった昨日と比べると大違い.午後5時半,夕闇の中央大学後楽園キャンパス着.夜陰に乗じてコッソリ忍び込もうと思ったが,しっかり知り合いに出くわしてしまった.ワルいことはできない.午後6時から始まった計量生物学会理事会は午後7時半まで続いた.つくば直帰.午後9時の気温7.1度.冷え込みぜんぜんなし.

◇本日の総歩数=7,099歩. 朝◯|昼○|夜−. 計測値(前回比)= 87.75kg(+1.0kg) / 29.8%(+0.3%)


16 december 2018(日)※寒気の底の韃靼人本番

◆午前6時前起床.晴れ.気温は氷点下4.6度.朝焼けグラデーション.雲ひとつない青空の日曜の朝.空気もカラカラに乾いてあちこちひび割れている.乾燥した冷え込みは「寒い」というよりも,むしろ「痛い」と感じてしまう.放射冷却で冷えまくって今朝の最低気温は氷点下5.3度まで下がった.

◆アイリッシュ・シチューも三日目ともなればじゃがいもや玉ねぎは影も形もない.柔らかめに茹でたペンネ・リガーテによくからませて熱々のうちに朝餉の食卓へ. これでムダなくすべて食べつくした.

◆午前8時半,つくば駅.冬晴れ.午前8路を過ぎても気温は氷点下0.4度.では,これから松戸へ太鼓を叩きに出撃〜.

◆[欹耳袋]現代ビジネス「「開成をつくった男」の人生から浮かび上がる「咸臨丸神話」の誤信—創設者・佐野鼎の生涯を辿るとともに(柳原三佳)」(2018年12月14日).

◆本日のお座敷:松戸シティフィルハーモニー管弦楽団〈第30回松戸市民コンサート〉【演目】ボロディン歌劇〈イーゴリ公〉序曲・ダッタン人の踊り/ベートーヴェン交響曲第9番(合唱付き)/指揮:松沼俊彦【日時】2018年12月16日(日)【場所】松戸・森のホール21.ワタクシの本日の仕事場はレフィマの大太鼓を叩きまくること.

◆午前10時にステリハ開始.正午にお弁当を食べているうちにもう開場.午後1時半には開演というあわただしさ.ホールの1〜2階はほぼ埋まり,約1,500名の客が集まったらしい.さすがは “第九” の集客力だ.ワタクシのお役目は韃靼人だけだったので,メインの第九は3階客席で聴くことができた.午後3時半に終演.最高気温がたった5.8度どまりという寒気の底の演奏会.本番が終わり,新松戸駅前でのいつもの懇親会へ.忘年会シーズンたけなわのせいか,どこの飲み屋も満席状態だった.

◆冷え込むつくばに帰還したのは午後10時過ぎだった.おやっとさぁでした>ワタクシ.

◇本日の総歩数=8,370歩. 朝◯|昼○|夜×. 計測値(前回比)= 86.75kg(−0.90kg) / 29.5%(−1.2%)


15 december 2018(土)※ひさしぶりの太鼓叩き

◆午前6時過ぎ起床.晴れ.厨房でじたばた.最低気温は氷点下3.1度まで下がった.師走らしく冷え込むねぇ.

◆午前の┣┣" 撃ち —— いと遠きキャンパスから送られてきたレポートの受領返信メールはすべて返しました./macOS Mojave version 10.14.2 アップデート.

◆北風が冷たい冬晴れの昼下がり.一晩を越したアイリッシュ・シチューはじゃがいもが適度に煮崩れ,色合い的にもさらに一段とシチューっぽくなった.

◆[蒐書日誌]Rob DeSalle and Ian Tattersall『A Natural History of Beer』(2019年2月刊行予定,Yale University Press, New Haven, ISBN:978-0-300-23367-4 [hbk] → 版元ページ)※DeSalle はアメリカ自然史博物館の昆虫学者で分子系統学に通じている.Tattersall は著名な人類学者.ワインを論じた前著:Ian Tattersall and Rob DeSalle『A Natural History of Wine』(2015年10月刊行,Yale University Press, New Haven, ISBN:978-0-300-21102-3 [hbk] → 版元ページ)に続く姉妹本はビールの博物誌だった.

◆夕方の千駄木をぶらぶら歩いたのち,夜は松戸へ.年の瀬のエキストラ練習初日.今回の出番はボロディンの歌劇〈イーゴリ公〉の「韃靼人の踊り」が速いのなんのって.本番は明日.

◇本日の総歩数=12,618歩. 朝◯|昼○|夜◯. 計測値(前回比)= 87.65kg(−0.20kg) / 30.7%(+0.2%)


14 december 2018(金)※乾いた北風がぴりぴり

◆午前5時起床.晴れ.気温はひさしぶりに氷点下0.6度まで下がっている.雨上がりの観音台は乾いた北風が冷たい.午前8時の気温は4.5度.冬晴れ.

◆[欹耳袋]産経新聞「絶滅海生哺乳類の化石を展示 茨城大」(2018年12月13日)※「茨城大」はまちがい.正しくは「筑波大」ね.TXつくば駅前の〈BiVi〉筑波大学サテライトオフィスにて展示中とのこと.至近距離やん.

◆午前の┣┣" 撃ち —— いと遠きキャンパスの集中講義レポート〆切は本日なんだけど,現時点でまだ2つしか届いていない.あまりに遠すぎてメール送信に時間がかかっているのだろーか.

◆[蒐書日誌]ダーウィン書簡集2冊 —— Frederick Burkhardt et al. (ed.)『The Correspondence of Charles Darwin, Volume 26: 1878』(2018年12月刊行,Cambridge University Press[Series: The Correspondence of Charles Darwin], Cambridge,xliv+768 pp.,ISBN:978-1-108-47540-2 [hbk] → 版元ページDarwin Correspondence Project)※今月出たばかりのダーウィン書簡集最新刊./Frederick Burkhardt et al. (ed.)『The Correspondence of Charles Darwin, Volume 25: 1877』(2018年3月刊行,Cambridge University Press[Series: The Correspondence of Charles Darwin], Cambridge,xliv+893 pp.,ISBN:978-1-108-42304-5 [hbk] → 版元ページDarwin Correspondence Project)※ついでに買い忘れていた前の巻も.ダーウィン書簡集は1985年に第1巻が出て以来,33年が経過した.残るはあと4巻かな.

◆陋屋居室の窓から冷たいすきま風がひゅ〜ひゅ〜と流れ込む正午前.外気温は9.3度.

◆昼間の最高気温は10.2度まで上がったが,夕暮れとともにするすると急降下.午後7時には5.0度と冷え込んできた.今宵の夕餉は「アイリッシュ・シチュー」.特売のラム肉を塩胡椒しタイムをたっぷりまぶし,じゃがいもと玉ねぎとともに一時間ほどゆっくり煮込めばできあがり.塩胡椒だけのシンプルな調味.最後にパセリをたっぷり振る.ヤッホー・ブルーイングの黒ビール「東京ブラック」と〈パネッツァ〉の石窯焼き雑穀パンとともに.ホネ付き羊肉だったらもっとよかったな.

【食材】ラム肉(厚切り500g)・じゃがいも(中6個)・玉ねぎ(大3個)【調味料】タイム(大さじ1)・ローリエ(3枚)・野菜ブイヨン(適量)・岩塩(小さじ3)・黒胡椒(適量)・パセリ粉末(適量).

  1. ラム肉を軽く塩胡椒して(分量外)からタイムを振る.
  2. じゃがいもは皮むきして4等分し水にさらす.玉ねぎは2cm厚にスライス.
  3. 厚手のシチュー鍋の底から玉ねぎ(半量)→じゃがいも→ラム肉→玉ねぎ(残半量)の順に詰め込む.
  4. 水1リットルを加えて加熱し,沸騰したらアクをすくって弱火にする.
  5. ローリエを入れたのち,岩塩と野菜ブイヨンを味見をしながら加えて,1〜2時間ことこと煮込む.
  6. シチュー皿に盛り付け,パセリをたっぷりの振ってできあがり.付け合せにはお好みでパスタを少々(分量外).

油で炒める必要なしのお手軽さ.しかも塩胡椒のみの味付けなので,あっさりたっぷりいただける.この素朴さは確かにアイルランド風「肉じゃが」かもしれない.アイルランドらしく,次回はソーダブレッドにも挑戦してみるか.

—— レシピ → het dagelijkse keukenleven「ラム肉のアイリッシュ・シチュー」|クックパッド「アイリッシュ・シチュー」.

◆やっと週末になるが,松戸での太鼓の出番が待ち構えている.

◇本日の総歩数=3,257歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= kg(kg) / %(%)


13 december 2018(木)※大館直送きりたんぽ鍋

◆午前5時起床.晴れ.気温2.2度.北風.朝日がまぶしい観音台.午前8時の気温は4.9度.北風が冷たい.

◆[蒐書日誌]桑木野幸司『記憶術全史:ムネモシュネの饗宴』(2018年12月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ・689],東京, 348 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-06-514026-0 → 目次版元ページ)※「記憶術」の本が出るのはひさしぶり.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 別府湯けむり出張の復命書&領収書類一式を提出.復命事項「別府での湯治はワタクシの研究業務の進展に著しく貢献した.また来年も行きたいのでヨロシク」※ウソ./おふぃすの「更新の祭典」.今回のダウンロード量は計550MB程度とやや軽め./年明け早々の巡業高座の打ち合わせ.初めての土地には初めてのゲニウス・ロキがいるので,どんなフシアワセが待ち伏せているかはできるだけ探針を深く刺して調べておく必要がある.

◆[欹耳袋]BuzzFeed News「女性差別だけではない医学部入試 50歳過ぎた受験生は合格者平均を超えても落とされた」(2018年12月12日)※裁判沙汰になった群馬大学医学部入試の件.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 質問への回答 —— 等分散性が満たされない場合の多重比較については「Games-Howell法」が用いられているようです.Rで実行する場合は,パッケージ「userfriendlyscience」の関数「posthocTGH()」を用います.

◆[欹耳袋]シーボルトに宛てた日本人妻お滝の “恋文(liefdesbrief)” がライデンで特別展示: —— Leiden Special Collections Blog | The first Japanese love letter by Sonogi to Von Siebold now discovered | 4 December 2018.Cf: Hortus Leiden(2018年12月12日).新聞記事にもなった:西日本新聞「妻お滝からシーボルトへの恋文発覚 国外追放の翌年「あなたを思う毎日…」 西南大教授らオランダで確認」(2018年10月12日).

◆連日連夜の土鍋動員.今宵は秋田は大館市〈昔のきりたんぽや〉から直送されたきりたんぽ鍋セット.芹・牛蒡・長葱・舞茸・糸蒟蒻とだし汁まで一揃い.きりたんぽの食感と比内地鶏の風味がぜんぜんちがう.きりたんぽの歯ごたえに有意差ありまくり.ちなみにこの店は「きりたんぽ鍋」と「比内地鶏たたき」の二品しかメニューがないらしい.お供の “お水” は〈刈穂〉昔生酛純米酒「出羽の雫」を抜栓.ああ,生酛の味わいよ.刈穂酒造に生酛があるとは知らなんだ〜.

◆明日も続く平日労働日.

◇本日の総歩数=2,409歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 88.05kg(−0.35kg) / 30.3%(−0.4%)


12 december 2018(水)※冷たい雨が通り過ぎて

◆午前5時前起床.雨.気温3.7度.芯まで染み込む冷え込み方.前夜から冷たい雨がしとしと降り続く観音台.九日ぶりに出勤簿にハンコを押して,やっと平常労働に復帰した.午前9時の気温は4.6度.昨日とほとんど変わりがないうすら寒さ.個別足元暖房オン.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 不在中ずっと堆積していた子┣┣" どもをとりあえず蹴散らすことにする.

◆[蒐書日誌]昨日〈PEOPLE BOOKSTORE〉にてレジにお連れした2冊 —— ヘンリー・ペトロスキー[渡辺潤・岡田朋之訳]『鉛筆と人間』(1993年11月10日刊行,晶文社,東京, 391+xv pp., ISBN:4-7949-6142-1 → 目次)※ヘンリー・ペトロスキー[忠平美幸訳]『フォークの歯はなぜ四本になったか:実用品の進化論』(1995年11月20日刊行,平凡社,東京, 350 pp., ISBN:4-582-53211-X)とヘンリー・ペトロスキー[池田栄一訳]『本棚の歴史』(2004年2月10日刊行,白水社,東京, 287+xi pp., ISBN:4-560-0289-4)はすでに読んでいたが,それらに先立つ本書をやっと手にした./星野博美『コンニャク屋漂流記』(2011年7月20日刊行,文藝春秋,東京, 397 pp., ISBN:978-4-16-374260-1 → 版元ページ)※自分の家系のルーツ探し本.とてもおもしろそう.

正午の気温は8.2度.昼下がりになってやっと雨が止み,日が差してきた.

◆[欹耳袋]九州統計巡業で何度も強調したことのひとつは「エクセルでのデータ入力は正しく使いましょう」という一点だった.スプレッドシートを「readXL()」のような関数でスプレッドシートを丸ごとインポートできないようではそもそも困るよと機会があるごとに強調した.

しかし,現実問題としてエクセルのスプレッドシートに,純粋なデータ行列のみならず,「セル融合」を伴う「テキスト文」だの「図表」だのを縦横無尽に貼り込んだ “ネ申エクセル文書” が蔓延る現状を見れば,必要部分だけクリップボードにコピペし R にインポートする方がより現実的なワザかもしれない.

hibitの技術系メモ「全人類に告ぐ。セル結合をやめろ。」(2018年12月9日)には「Excelは表計算ソフトです。けして版組ソフトではありません。セル結合やオブジェクト配置を使ってあなたの芸術を表現するキャンバスではありません」と正しく指摘されている.確かに,そういう体裁のエクセル用法はどこでも頻繁に遭遇するんだけど,データとしてはまったく “アウト” なので,R にインポートしようとするときには,いちいち書き換えてもらうしかない.ワタクシの統計高座の受講生たちには,つねづね「こーいうエクセルのワルい使い方をすると地獄に落ちますよ」と戒めている.

◆午後の┣┣" 撃ち —— まとわりつく子┣┣" どもがやっといなくなってくれた./と(一瞬)気を抜いたら,「情報セキュリティーeラーニング受講がまだです」とのなろ様の叱責あり.油断もスキもありゃしない./eラーニングはさくっと修了./統計質問電話応対1件.

◆夕暮れの厨房で山梨土産のほうとうがのたうっている.今宵もまた土鍋の出番だ.

◇本日の総歩数=5,366歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 88.40kg(+0.45kg) / 30.7%(+0.7%)


11 december 2018(火)※冬の実験植物園の寒暖

◆午前5時半起床.快晴.きりきり放射冷却して,午前6時には氷点下3.3度まで下がっている.朝焼けグラデーション.今日も振替休日.

◆[蒐書日誌]福田静二『京都の市電:昭和を歩く — 街と人と電車と —』(2018年12月1日刊行,トンボ出版[トンボブックス],大阪, 191 pp., ISBN:978-4-88716-206-8 → 版元サイト)※2015年に出た元本の縮小版とのこと.昔々の京都の街角写真が満載.

◆日差しのない冷え冷えする観音台に遊びに.午前10時の気温は5.7度.しだいに雲が空を覆い始めている.

◆午前の┣┣" 撃ち —— RStudio でも Rcmdr でもマークダウンでのレポート出力が簡単にできるようになり,送られてくる生物統計学課題レポートが R markdown で書かれているのはとてもいいことだ./早くも来年度の別府湯けむり統計研修の日程が確定した./歴史言語学会から「学会誌の抜き刷りは何部必要でしょうか?」との問い合わせ.さすがに “紙” の別刷は今はもう使い道がないので「不要です」と返事.昔だったら “名刺” 代わりに使うこともあったけど./弥生の方面から非常勤講師人事書類をつくれ指令.西暦と元号が混在する書式なので,元号を使わない派のワタクシは「西暦・元号対照表」が手放せない./履歴書と業績目録を弥生に投げたので,これにて撤収だ.

◆今日の午後は,自動車のリコール修理の合間に,筑波実験植物園を歩き回ってきた.暖かい温室の中で巨木に育ったショクダイオオコンニャクを見上げるはもちろんのこと,寒風に落ち葉が舞い上がる林間の細道も,冷え冷えした池の周りも意外にいいものだ.何より来園者がいないのがとてもいい.筑波実験植物園のあとは天久保の〈PEOPLE BOOKSTORE〉へ初入店.場所は知っていたのだが,開店が午後3時とは知らなかった.

◆夕方になって冷たい小雨が降り出した.午後5時の気温は6.6度.今宵の夕餉はハタハタ新モノのしょっつる鍋を.はらわたをつぼ抜きしたハタハタって風味が淡白でサイズが小さいから,“岸涯小僧【がんぎこぞう】” みたいに何尾でも食べられてしまう.たれは諸井醸造のしょっつるで.〆は玄米雑炊(卵とじ)にしてこぼれ落ちた卵ともども完食.寒いときにはこーいう料理にかぎりますなあ.

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「順大入試、女子を一律に減点「コミュ力が高いため補正」」(2018年12月10日)_・) 。oO (得体の知れない「コミュ力」を付けろ付けろと日々尻を叩かれる割には,その「コミュ力」があればあったで入試で不利になるフシギの国)

◆明日は平常労働日.ひさしぶりに出勤簿にハンコを押す.

◇本日の総歩数=11,323歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 87.95kg(−0.45kg) / 30.0%(+0.4%)


10 december 2018(月)※振替休日はシアワセか

◆午前5時半起床.晴れ.真夜中は氷点下3度近くまで下がったようだが,気温は氷点下0.1度.振替休日のほっこり.

◆きりっと冷たく乾燥した冬晴れ.午前10時の気温は5.4度.今日は振替休日なので完全フリーダム.〈モルゲン〉食パン渋滞を横目に観音台に遊びに来た.ずっと放置していた┣┣" 放牧場が賑やかだが,今日は “観光客” の一人なので,遠目に観察するだけにしよう.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 午前中は,航空券復路半券を伊都へ電送したり,野猿峠の復命届を出したり,高松市からの依頼状を受け取ったり,ボロディン〈イーゴリ公〉の総譜をダウンロードしたりしているうちに,気がつけばお昼休みになってしまった.

◆午後の┣┣" 撃ち —— またしても「私の番号」よこせリクエストに応える昼下がり. “簡易書留” やめれ〜.しかし,対 “簡易書留” 対策はとてもカンタン.返信封筒の「簡易書留」を墨塗りしてから,素知らぬ顔をして郵便ポストに投函するだけね.郵便局不毛の地である観音台ならではの生活の知恵.貼られている余分な切手はワタクシの知ったことではない.

◆日中の最高気温8.4度どまりの一日は,夕焼けグラデーションのあと夜になってさらに冷え込んできた.午後8時の気温は0.4度.こんなに寒くなったら,ちゃんと “体内加熱”しないとタイヘンなことになる.今宵は〈睡龍〉21BY生酛生詰を抜栓して熱燗に.錫のちろりが初登場.料理温度計を見ながら飛び切り燗の燗冷ましに.アテはひさしぶりの肉じゃが半熟卵添え.

◆明日も “みなし振替休日” なのだが,意外に多くの予定が詰まったりしている.

◇本日の総歩数=4,250歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 88.40kg(+0.30kg) / 29.6%(−0.3%)


9 december 2018(日)※夜更かしの朝の静けさ

◆午前7時起床.外はとっくに明るくなっていた.きりっと冬晴れ.丘の上の大学セミナーハウスあたりはまちがいなく一桁台前半の冷え込み.しかし,部屋の中は死んだように静かだった(当然でしょ).昨夜のエンドレスは午前3時過ぎまで続いたと後で聞いた.午前7時半,朝ごはん.部屋に戻ったら荷物をまとめて講演会場に搬入することになっている.

◆午前8時半,種生物学会シンポジウム〈種が生まれるとき:種分化における適応と隔離の意義を探る〉スタート.「種分化問題」は,やっかいな「種問題」とはちがって,進化プロセスの議論なので安らかな時間が過ぎていく.アキノキリンソウ,すごい.

  • [野猿峠]【種】のまとまりと粘りの「お餅のスライド」が共有されているっ. posted at 10:56:04
  • [野猿峠]北野潤さんが「あばばばテスト」と早口に言うので「あわわわ」になってしまった.正体は「ABBA-BABA test」かぁ. posted at 11:00:17
  • [野猿峠]竹中將起トーク:「ガガンボカゲロウ成虫はぜんぜん飛べないし,幼虫はぜんぜん泳げない」.おい,それでもカゲロウかいっ. posted at 11:28:50

◆薄曇りのお昼休み.気温は8.6度.セミナーハウスは傾斜地に建っているので遠景が見映えよし.

◆[蒐書日誌]生態的種分化の新しい教科書 —— Patrik Nosil『Ecological Speciation』(2012年3月刊行,Oxford University Press[Oxford Series in Ecology and Evolution], Oxford, ISBN:978-0-199-58710-0 [hbk] / ISBN:978-0-199-58711-7 [pbk] → 版元ページ)※演者松林圭さんの紹介.

◆午後4時前,タクシーで野猿峠をあとにする.別府からの連続巡業でさすがに蓄積疲労が.午後6時過ぎ,つくば帰還.気温はすでに4.2度まで下がっている.明日は氷点下確実か.午後10時の気温は氷点下1.0度.別府も初雪だったし,野猿峠の夜中は超寒かったし,つくばもこんな冷え込みでは,しばらくは観音台に行かなくてもぜんぜんかまわないだろう(論理崩壊の夜).

◇本日の総歩数=9,131歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


8 december 2018(土)※別府北浜から野猿峠へ

◆午前5時半起床.晴れ.気温は氷点すれすれの0.3度.さっぶ〜.とりあえず内湯に飛び込んだがこれではまだぜんぜん足りないな.午前7時の気温は0度ちょうどまで下がった.大分に入った本の数日前は25.0度の夏日にまでなったのに,この気温落差はただごとではない.

◆さらなる防寒対策のひとつとして露天風呂へ.改修後はじめての入湯なので数年ぶりかも.源泉は50度超の高温だが,竹の枝を縛った〈湯雨竹【ゆめたけ】〉という簡便な仕掛けを使って,太い竹の枝から噴出する源泉を加水せず効果的に冷却する.湯雨竹が考案された鉄輪では〈渋の湯〉や〈ひょうたん温泉〉などでよく見かける仕掛けだったが,北浜でも用いられているとは知らなかった.Cf: 湯雨竹ホームページ

◆午前9時過ぎにゆるゆるチェックアウト.〈山田別荘〉の女将さんが来るまで送ってくれたので,重たいスーツケースを転がさずにすんだ.Booking.com 経由で予約すると手数料が高いので,〈山田別荘〉ホームページから予約した方がよいとのこと.次回からはそうしよう.別府駅前にある「手湯」は温泉地によくある「足湯」よりはお手軽かもしれない.手湯の向こうでは油屋熊八が今日も飛ぶ.さて,ワタクシももうすぐ飛ばないといけない.大分行きの急行バスまであと半時間待ち.

◆[統計思考]ブクログ「『統計思考の世界 ~曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』のレビュー 三中信宏 (aokikenichiさん)」(2018年12月8日)

◆大分空港に向かう途中,別府鶴見岳の頂上付近が真っ白だった.どうやら初冠雪らしい.その奥の由布岳も雪が降ったとのこと.昨日の夕方,北浜でちらちら降った水滴は風花が融けたものだったようだ.別府湾を回り込む国東半島は曇りときどき小雨.大分空港付近は青空が見えている.正午過ぎに離陸.午後1時半に羽田着陸.都内の午後2時の気温は11.3度.とても暖かいぞ.では,これから八王子の丘の上へ.

◆午後4時,JR八王子駅に降りたのは2002年以来16年ぶりのことだ.駅近傍の変わりように迷子になってしまった.八王子の気温は10度台だが,丘の上はもうちょい涼しいことを期待しよう.駅前からタクシーで野猿峠の大学セミナーハウスへ.夕焼けに染まる紅葉の木々.“倒立” したセミナーハウス本館をひさしぶりに見た.林間に点々と散らばる施設はかつての記憶を掘り起こす.まずは重すぎるスーツケースを部屋に運び込んだあとで,〈第50回種生物学シンポジウム〉会場に向かう.受賞講演を聴いて,そのあとは種生物学会総会だが, “どこでも非会員” のワタクシは懇親会まではそっと引っ込むしかない.

◆午後6時から本館にて懇親会.とても若い学部学生や大学院生が多く参加して,平均年齢はとても低かった.元会長のおかげで,一瞬だけ〈風の森〉山田錦・純米吟醸が湧き出たが,次の一瞬で空っぽになった.当然の理である.午後8時からはポスター会場に場所を移してエンドレスモードに突入.日が変わっても終わる気配がない.ワタクシはさすがに午前1時に部屋に戻ったが,まだ続くようだった.種生物学会 コワい…….

◇本日の総歩数=8,905歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


7 december 2018(金)※いきなり寒気が入って

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温8.5度.日中にかけて気温は下がり続ける予報.やっと寒気が押し寄せてきたみたい.いま滞在している〈山田別荘〉は大分巡業での定宿だが,最近では外国人客がとても増えてきた.来るたびにこの街が “多国籍化” していることを実感する.宿のロビーには英語のガイドブックもあれば繁体字の本もふつうに置かれていた.

◆午前6時,まだ夜明け前なので外は暗い.かなり寒そうなので〈春日温泉〉はやめにして,朝イチに〈山田別荘〉の内湯へ.源泉は50度ほどあるはずだが,かけ流しの湯船はややぬるめなので,めいっぱい長湯できる.ケロリン桶が健在.すばらしい.明朝は数年ぶりに露天風呂に行ってみるか.

◆午前9時過ぎ,大分県庁.曇り空.気温11.9度.まだ寒いとは言えない.統計研修最終日.今日こそはフシアワセが降臨しませんように.

  • [大分]一般化線形モデルのロジスティック回帰だん.今日はまだフシアワセは出現していない. posted at 10:13:54
  • [大分]混合効果モデルの説明と実習だん. posted at 10:45:36
  • [大分]クラスター分析と主成分分析の解説&実習だん. posted at 11:48:11

◆統計研修最後のランチは県庁ヨコの〈ほとじま〉にて津久見風「ひゅうが丼」.ごまがよく効いたタレにマグロの切り身を漬け込んだ名物丼.県庁職員のランチは〈こつこつ庵〉と〈新華園〉と〈ほとじま〉をサイクルするらしい.

  • [大分]最後の質疑タイムなう. posted at 14:51:02
  • [大分]R のオブジェクト全消去をしようとすると,「本気ですか?」と訊かれる件.しばらく見なかったが,数々のバージョンアップの風雪にも耐え,まだこのウィンドウが残っていたのかと軽く驚愕なう. pic.twitter.com/3Z74UW063l posted at 14:53:01
  • [大分]統計研修全日程だん! posted at 15:24:39

◆今回の統計研修は “城壁” が高かった分,よけいに険しい道のりだった.都道府県ではどこでも昨今は “セキュリティー鎖国” がどこでも強化されているようだが,四の五の言わずに USB メモリーを壁に突き立てれば何とかなることもわかった.

◆午後5時前,別府帰還.夕暮れの温泉街に冷たい北風が吹き抜ける.気温4.7度.曇り空からときどき水滴が降りかかる.明朝の最低気温は氷点近くまで冷え込むとの予報.これはしっかり “防御策” を立てないことにはタイヘンなことになる!

◆今宵の準備運動は北浜の裏銀座通りにある餃子の名店〈湖月〉へ.知る人ぞ知る別府の穴場だが,月〜木は休業というとんでもない営業で,土日は長蛇の行列ができる,だから金曜の夕暮れしか機会がない.入れたら幸運というしかない.メニューは餃子とビールのみ.ミニサイズ餃子15個で一人前.隣の客は最初からふた皿注文していた.ワタクシはまだ先が長いのでいささか控え目にしておいた.

◆準備運動が終わったので,北浜通りの〈チョロ松〉へ.早めに入店したのだが,揚げ物担当の女将さんが交通事故渋滞に巻き込まれたとのことで,待ち時間の長いこと長いこと.カンパチのりゅうきゅうをつつきながら,当然のごとく “お水” が湯水のようにかけ流された.女将さんの遅い登場とともに,定番の「若鶏の唐揚げ」が運ばれてきた.まるごと揚げられたホネ付きのモモとムネのぶつ切りが山盛り.300グラムくらいあったんじゃないかな.ここ〈チョロ松〉の〆は「鴨吸い(そば入り)」と決まっている.野鴨の肉やらキモやらホネの大量に煮込まれている逸品.チャンポンそばと青ネギに隠れているが,底の方に計150グラムくらいの鴨肉が横たわっていた.

—— たいへんよく食べました.

◆明日は別府から八王子への長距離移動をしなければならない.

◇本日の総歩数=14,612歩. 朝◯|昼○|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


6 december 2018(木)※雨に濡れるこつこつ庵

◆午前5時半起床.曇り.気温8.9度.別府ライフの始まり.午前6時半には宿の近くの共同湯〈春日温泉〉が開くので,さっそく朝イチの外湯の悦楽.泉質はナトリウム塩化物泉(重炭酸土類泉).高温の源泉が直下から湧いているので,湯船に浸かるのは覚悟がいる.でも,明礬温泉〈鶴寿泉〉みたいな “盟神探湯” にはならないので安心.

◆午前9時過ぎ,小雨降る県庁.統計研修二日目.正攻法では攻略できないことがわかったので, “大分城” の城壁にUSBメモリーを突っ込んで,すべてのツールをむりやりねじ込んだ.これで RStudio などを城内にやっと送り込むことができ,シアワセな研修を進めることができるようになった.

  • [大分]乱塊法解説だん.さくさく進むシアワセ研修. posted at 11:06:16
  • [大分]乱塊法の実習だん. posted at 11:51:20

◆小雨降るお昼休みは県庁ヨコの〈こつこつ庵〉へ.定番の「とり天定食」を注文するのは “通過儀礼”のひとつかも.

  • [大分]午後の部スタート.空が別府の方角からだんだん明るくなってきた. posted at 13:05:10
  • [大分]二要因スプリットプロットから三要因実験の解説と実習.RStudio の残存オブジェクト群がなかなか消去できないというフシアワセ.「箒アイコン」で一括清掃しただけではダメで,さらにRStudioを再起動しないと作業場が一新されない. posted at 15:03:19
  • [大分]モデル選択論の演習まで終わって本日の研修だん. posted at 16:20:25
  • [大分]これでいいのかな: 1) 「attach()」したオブジェクトは忘れずに「detach()」する. 2) そのあとで「rm(list=ls())」すれば—あるいは箒アイコンを使えば—残存ゴミは完全消去できる. 3) 念のためRStudioを再起動. posted at 16:24:32
  • [大分]撤収だぁ〜. posted at 16:36:53

◆午後5時半,別府帰還.気温11.2度.曇り空の夕暮れは湿気が多くて蒸し暑い.ひと風呂浴びてから,夕闇の北浜へ出撃.北浜の〈大和田鮨〉にて満を持して関アジ&関サバを賞味した! 大将,ぜんぜん変わらず.この食感はいつものアジやサバとはぜんぜんちがう.もちろん,お刺身にはかぼすをたっぷりと.年に一度の悦楽.これを楽しみに毎年おんせん県に巡業に来ているわけで.

◆[蒐書日誌]♨には温泉本を —— 『温泉批評・2019年』(2018年10月31日発行,双葉社[双葉社スーパームック],東京,ISBN:978-4-575-45714-8 → 版元ページ全巻構成)※前号までは年2回の発行だったが,今号からは年1回になるのかな./篠遠泉・長岡努・永瀬美佳『ぶくぶく自噴泉めぐり 改訂新版』(2017年12月25日刊行,山と渓谷社,東京, 137 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-635-08011-8 → 版元ページ)※五年前に出た前著:篠遠泉・長岡努『温泉遺産の旅 奇跡の湯:ぶくぶく自噴泉めぐり』(2013年8月1日刊行,山と渓谷社,東京,127 pp., ISBN:978-4-635-08007-1 → 版元ページ)の改訂版が一年前に出ていたことを知らなかったのでさっそく購入.旧版から引き継がれた温泉もあるが,新規掲載された温泉も少なくないようだ.

◆明日はようやく研修最終日.

◇本日の総歩数=11,131歩. 朝◯|昼○|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


5 december 2018(水)※大分県庁統計巡業格闘

◆午前5時半過ぎ起床.明礬大橋からのぞく別府湾に朝日はまだ差さない.大分市内の気温は16.4度もあるが,明礬温泉はもっと冷え込んでいる.とりあえず露天風呂へ直行するしかない.

◆午前7時朝食.午前8時前にチェックアウト.タクシーとJRを乗り継いで,午前9時に大分県庁着.晴れ.昨日ほどではないがすでに気温13度台で高め.

◆新館最上階の見晴らしのいいOAプラザにて研修PCの設定中.地方自治体のPC環境は年々厳しくなっている.大分県庁も例外ではなく庁内ネットワークの防壁はそんじょそこらの “壁” の高さではなくなっていた.

  • [大分]午前9時半からスタートするも,まだ研修が始まらないのは大分県庁のインターネット防壁ハードルの高さ.当のシステム管理官ですら乗り越えられないという鉄壁ぶりである.これはスゴイ.だれも大分城から外に出られない. posted at 10:11:04
  • [大分]何とかかんとか研修は始まっている. posted at 11:10:35
  • [大分]じたばたした午前中が終わり,やっとお昼休み.フシアワセどころではないな. posted at 11:53:58
  • [大分]さて! posted at 11:54:14

◆正午の気温は18.0度.昨日ほどではないがやっぱり暑い.午前中の験直しに〈新華園〉にて「焼豚玉子飯」の大盛りを注文.ここはやっぱり “三つ目” の威力に頼るしかないな.カボスをぎゅっぎゅっと絞るのは大分スタイル.

  • [大分]暑くてフシアワセな午後の高座が始まるなう. posted at 13:04:07
  • [大分]とりあえず研修は進めているが,RStudio をインストールするすべがないのはどーしましょ. posted at 14:01:41
  • [大分]RStudio の実習をしてないので,どんどん進めてしまう. posted at 14:27:52
  • [大分]実験計画法まで突入してしまった. posted at 15:27:55
  • [大分]研修初日だん.RStudio がないのでいろいろ不便.文字コード変更どうしましょ?問題. posted at 16:30:55
  • [大分]とてつもなく疲れた気がするが…… posted at 16:33:57
  • [大分]さて!(ややガス欠気味……) posted at 16:34:30

◆大分での懇親会は府内町の〈紙ふうせん〉にて.かぼすかぼすかぼす.万物はかぼすを浴びる.〆は「りゅうきゅう茶漬け」.もちろんかぼすをこれでもかっと絞りまくり.徹底的かぼす攻撃の日々は続く.午後8時過ぎに散会.別府湾をぐるりと回って別府の定宿〈山田別荘〉にチェックイン.初日にしてはかなりの疲労度.

◆[蒐書日誌]高倉耕一・西田隆義(編)『繁殖干渉:理論と実態』(2018年11月30日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, viii+368 pp., 本体価格5,400円, ISBN:978-4-8158-0925-6 → 目次版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.ワタクシ的には担当章の執筆者はそれぞれ明記した方がいいと考えます.

◆明日も別府からの出勤だ.

◇本日の総歩数=9,022歩. 朝◯|昼△|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


4 december 2018(火)※蒸し暑い別府の温泉街

◆午前5時半起床.曇り.路面が湿っている.旅支度と厨房仕事でじたばたしてやっと一息ついた.午前7時の気温は11.3度.予想最高気温が20度超えとのことなので,半袖ももっていかないときっと後悔するにちがいない.

◆午前9時過ぎ,つくば駅.曇り.気温12.8度.家を出るまで服装をめぐる論議で自分会議が長引いてしまったが,議長職権で往路は半袖着用が確定した.確かに何一つ違和感なし.では,おんせん県への旅立ちだ.

◆午前11時前,羽田空港第1ビル.平日の真昼間なのに意外にも混んでいる.都内の気温はすでに17度を超えていて,半袖がちょうどいい.早々と保安検査場を突破して,大分空港行きのゲート13に向かう.正午過ぎ離陸し,午後1時半にはもう大分空港に着陸した.雨上がりの青空だんだん広がる.ときおり小雨.空港付近の気温はすでに20.5度で,さらに上がりそうな気配.これはもう半袖しかない.別府駅前行きの空港急行バスに乗った.午後3時,別府駅前到着.青空が広がり,気温は20度超.あっつ〜.♫•*¨*•.¸¸♪ 別府ぅ〜♫•*¨*•.¸¸♪

◆毎年この季節には別府に滞在するのだが,ちょこちょこと町並みが変わっているような.別府駅のトイレが新しくなったのは良いことだ.そして,油屋熊八がもうタイヘンなことになってる! 来年の〈ラグビーワールドカップ2019〉招致に奮闘しているのか.それにしても折田センセイ像みたい.では,北浜の街ナカをゆらゆら散歩してこよう.〈駅前高等温泉〉はまったく変わりなし.駅前通りのレトロな〈なかむら珈琲店〉にて一休み.静寂の空間.ここも何一つ変わらない時空連続体.北浜の〈梅園温泉〉が今月12日に再開するらしい.Cf: 梅園温泉再建委員会

◆今夜の投宿先である明礬温泉の〈岡本屋旅館〉にチェックイン.夕刻ならではのベストショットは明礬大橋から別府湾越しに対岸の高崎山を一望する景色.まずはひと風呂.岡本屋旅館の青白い硫黄泉の露天風呂はよく温泉本に載る.でも内湯の方が効き目ありそうな気がするけど.夕闇の温泉街を濡らす冷たい雨.それでも部屋の窓を全開にできるほど気温は十分に高い.

◆晩ごはん前の準備運動として,坂の上にある岡本屋旅館直営店にて「地獄蒸しプリン(珈琲味)」とともに最新版の別府温泉本を読む:ハットウ・オンパク監修『別府八湯温泉本2018〜2019年版』(2018年9月25日刊行,おおいたインフォーメーションハウス,大分,本体価格500円)※毎年着実に一冊ずつ増えていく別府八湯温泉道公式ガイドブック.

◆夕闇とともに別府湾岸を取り巻く街の灯が明礬大橋越しにまたたく.もっと標高が低い鉄輪や北浜ではこういう遠景を楽しむことは期待できない.旅館での夕餉はスマートな地獄蒸しとデザートに本日二つ目の地獄蒸しプリンをいただいて,さらりと完了した. “お水” もたいして摂取しなかったし,とっても健全な夜.やっと涼しくなってきた.

◆大分の今日の最高気温は25.0度の夏日だった.明日も気温が高いとの予報.服装をどうするかでまたまた自分会議が紛糾しそう.

◇本日の総歩数=8,160歩. 朝◯|昼○|夜△. 計測値(前回比)= 88.10kg(+0.45kg) / 29.9%(0.0%)


3 december 2018(月)※つかの間の観音台実在

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温9.3度.曇り空の観音台.午前8時の気温は9.9度.半月ぶりに出勤簿に押印した.明日からはまた十日ほど姿をくらます.先週の西中洲で「ああプッチーニは “演歌” だったなあ」と思い出す.あの独特な歌詞とメロディの絡み合いは演歌そのもの.その “演歌” のひとつを BGM に,すでに大小取り混ぜて混み合っている┣┣" 放牧場を遠目に観察中.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 師走から新年にかけての┣┣" 撃ちカレンダー更新.師走は中旬まで統計巡業などの興行が続き,下旬は松戸での第九の公演にエキストラ出演したあとで,やっと心安らかな年の瀬を迎えられるだろう.年が明ければすぐに加西での出張巡業がある./犬山城への成績報告郵送./来年度の本郷出撃関連書類をメール提出.

◆[欹耳袋]百人を優に超えるオーケストラ軍団の最強奏を押しのけてホールに響きわたるトゥーランドット姫の独唱を聴きながら,研究者に求められる重要な資質のひとつに「声の通りの良さ」があるとワタクシは思う.どこにいても聞こえてくる「声」はその当人のプレゼンスをいやが上にも高めるから.もちろん「声質」は生まれつきの資質だから容易には変えられないが,それ以外の「声の通り」の構成要素 ——抑揚とか間とかテンポ—— は経験を積めばいくらでも変えることができるだろう.しかし,それに気づいていない研究者は少なくないのもまた事実.この点での “反面教師” はどこの学会会場にもいる.

◆[蒐書日誌]ヤン・モーンハウプト[黒鳥英俊監修|赤坂桃子訳]『東西ベルリン動物園大戦争』978-4-484-18108-0 → 目次版元ページ|監訳者記事)※第二次世界大戦前から東西分断時代にいたるドイツを「動物園」というユニークな視点から見た興味が湧きそうな本. この9月に翻訳出版されていたことをまったく知らなかった.原書:Jan Mohnhaupt『Der Zoo der Anderen: Als die Stasi ihr Herz für Brillenbären entdeckte & Helmut Schmidt mit Pandas nachrüstete』(2017年2月刊行, Carl Hanser Verlag, München, ISBN:978-3-446-25504-3 → 版元ページ).

旧東独の国家秘密警察シュタージが本書の一方の主役なので,原題は『善き人のための動物園:メガネグマを配備した東独のシュタージとパンダで軍拡した西独のヘルムート・シュミット』とでも訳せるのかな.でも,それだと映画〈善き人のためのソナタ(Das Leben der Anderen)〉を知らない日本人読者にはきっと通じないにちがいないので,『東西ベルリン動物園大戦争』という翻訳書名は意外にいいかもしれない.

東西を隔てる “壁” によって分断されていた冷戦時代の東ドイツでシュタージが当時の科学研究に与えた影響については,ヴィリ・ヘニックの伝記にもくわしく書かれている(→ ワタクシの書評).本書『東西ベルリン動物園大戦争』では,同時代の東西ドイツの動物園を舞台になっている点で興味を惹かれる.

なお訳書では原書にはある文献リストと索引がすべて省略されている.かなり残念.文献資料的価値はほぼゼロになってしまった.というわけで,Amazon.de に独語原書を発注した.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 行ったこともない加西への「足」と「宿」を確保するという想像感あふれる昼下がり.往路は新大阪経由で中国自動車道を高速バスで一時間半も走らんと加西市に到達できないらしい.伊都よりももっと遠いんかいっ.最終目的地の「津山」って言ったら,ワタクシ的には横溝正史の『八つ墓村』しか連想しないぞ(うっかり乗り過ごさないように).なんでそんな◯んぴな場所に農業試験場を……(以下略./加西での「宿」も確保.さすがルートインはどこにでもあるな./明日からの別府湯けむり巡業用Rスクリプト改訂完了.

◆あとは旅支度だけか.

◇本日の総歩数=4,094歩. 朝◯|昼○|夜△.計測値(前回比)= 87.75kg(−0.20kg) / 29.9%(−0.2%)


2 december 2018(日)※日曜なのに駆り出され

◆午前6時過ぎ起床.曇り.気温5.4度.さすが茨城は福岡とはちがって冷え込む.

◆師走の温玉ごはん —— 自宅でのひさしぶりの朝餉は「温玉ごはん」.定石通り,常温にもどした卵をお湯に15分ほど浸すだけ.タレは低塩だし醤油と再仕込み醤油のミックス.

温玉ごはんのレシピ備忘メモ【食材】生卵(2個)・白ごはん(1合)【調味料】低塩だし醤油(小さじ1)・再仕込み醤油(小さじ1).

  • 冷蔵庫から出した生卵はぬるま湯に15分浸して常温に戻す.
  • 多めのお湯を湧かし,料理温度計を見ながら湯温が「65〜70度」の適正温度帯になるように設定できたら,弱火にする.
  • 1 の生卵を 2 のお湯に静かに浸ける.温度計を見ながら冷水または熱湯を適宜混ぜながら適正温度帯を維持しつつ15分加熱する.
  • 醤油類は小皿で混ぜ合わせる.
  • 鍋からすくい上げた卵を冷ましてから,炊きたての白ごはんへトッピング.醤油を垂らして熱いうちにどーぞ.

温泉卵の極意は,卵の黄身が固まり始める65度以上と白身が固まらない70度以下という “連立不等式” を満たすごく狭い “解” の範囲に湯温をコントロールすること.まだ慣れていないので,お湯の温度管理がちょっとめんどうだった.一膳目はレアな温泉卵で,そして二膳目はミディアムで.

→ レシピ公開:het dagelijkse keukenleven「師走の温玉ごはん」.さすがにこれはクックパッドに載せるまでもないだろうな.

◆午前9時に始まったマンション理事会は,お昼休み抜きで午後3時までぶっ続け.まる6時間の大会議となってしまった.晴れところどころ曇り.気温は12.1度.北風が冷たい.お昼ごはんをどーしましょ?状態.

◆[欹耳袋]Togetter -「ドゥルーズとガタリのリゾーム論は、積極果敢な真面目な議論であった説」※ワタクシの『生物系統学』をひさしぶりにひもとくことになった.20年余前に書いたワタクシの『生物系統学』の第4章では,わざわざ4-7-3節「リゾームに明日はない:ネットワーク思考へのさらなる道のり」を設け,ドゥルーズ&ガタリの〈リゾーム〉論について批判的に論じた.文献リストにあるように,G. Deleuze and F. Guattari 1994『千のプラトー:資本主義と分裂症』河出書房新社を引用している.この4-7-3節の末尾は以下の通り:

「「樹木に倦み疲れている」Deleuze and Guattari (1980: 訳書, p. 34)は、ツリーに代わるアイコンとして「リゾーム」(rhizome)−「根系」−を提唱しました。リゾームとは固定した根や側根を持たず、点と点との自由な接続を許すシステムです。もちろん、リゾームは反系譜学のシンボルであり、中央集権的なツリーとは正反対で、と話は広がるのですが、そろそろ結びにしましょう。系統学者はツリーに代表される半順序構造にまだ「倦み疲れて」はいないので、リゾームに逃走する必要はまったくありません。ツリーがだめなら、ネットワークがあるではないですか。根無し草のリゾームに明日はないのです。」(p. 329)

いま読み直してみると,「リゾーム論逝ってよし」的な書き方をしているところから見て,当時のワタクシはよほど腹に据えかねたのだろう.

◆[蒐書日誌]福田静二『京都の市電:昭和を歩く — 街と人と電車と —』(2018年12月1日刊行,トンボ出版[トンボブックス],大阪, 191 pp., ISBN:978-4-88716-206-8 → 版元サイト)※2015年に出た元本の縮小版とのこと.昔々の京都の街角写真が満載./笹間良彦『図説 日本未確認生物事典』(2018年11月25日刊行.KADOKAWA[角川ソフィア文庫・J-125-1],東京, 474 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978-4-04-400443-9 → 目次版元ページ)※1994年に柏書房から刊行された本の文庫化.日本の伝統的妖怪の図像がいっぱい.

◆夜,小雨がぽつりぽつり.午後9時の気温は10.7度とやや高め.明日は半月ぶりに出勤簿にハンコを押すぞ.

◇本日の総歩数=1,562歩. 朝◯|昼○|夜×. 計測値(前回比)= 87.95kg(+0.05kg) / 30.1%(+0.6%)


1 december 2018(土)※師走の初日は博多にて

◆午前7時半起床.曇り.気温12.0度.師走の入りの盛大なうう…….それでも,チェックアウト前に月例アナウンスをメーリングリストに送信.

◆午前10時半,福岡空港チェックイン.週末混雑の空港ビル内はすでに気温が高く,手元の温度計は21.4度を示している.もちろん上着はすでにANAに預けてしまい,長袖をまくりあげたところ.今日は半袖じゃないとサバイバルできなさそう.昨夜の背徳日録を書いているところ.12:35定刻離陸.午後2時過ぎ,羽田空港着.都内は16.7度.暑すぎて話にならない.タイミングよくつくばセンターへのバスに間に合った.

◆羽田からのバスが予定よりも早くつくばセンターに着いたので,真っ赤に染まる夕暮れに乗じて12日ぶりの観音台へ.みんながいるときには実在せず,誰もいないときにかぎって実在するワタクシ.不在中の着便本が10冊ほど堆積していた.午前5時の気温は13.4度.福岡よりはだいぶ涼しい.さすがは北関東.

◆[蒐書日誌]旅先読書 —— 内田洋子『モンテレッジォ:小さな村の旅する本屋の物語』(2018年4月17日刊行,方丈社,東京, 348 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-908925-29-0 → 目次版元ページ特設ページ)※旅先ではこういう「旅もの本」に共感を覚える.

◆今夜はストレートに寝るだけ.

◇本日の総歩数=6,813歩. 朝◯|昼○|夜◯. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


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