【誌名】生物科学
【巻号】第55巻1号
【URL 】http://www.ruralnet.or.jp/seibutsu/
【刊行】2003年10月1日
【出版】農文協,東京
【頁数】64 pp.
【定価】1,400円(本体価格)
【ISSN】0045-2033



【目次】
上田恵介:55年目を迎えた『生物科学』 1

特集:科学論は科学の敵なのか?
    ――科学をめぐる言説のゆくえを見据える――
 ・伊藤正直(大学協同セミナー委員会委員長)
    セミナーをもつに至った事情 2
 ・村上陽一郎(国際基督教大学)
    科学論の社会的役割 3
 ・長谷川眞理子(早稲田大学)
    科学論が生産的であるために 7
 ・三中信宏(農業環境技術研究所)
    科学論は科学からみれば〈たわごと〉なのかもしれない 10
 ・倉本由香利(東京大学理学系研究科)
    ツカえる科学論へ――非専門家の参加者から科学論への提言―― 15

渡邊良朗
 海産魚類の資源量変動の南北差――北の大変動と南の安定 22
佐々木謙
 行動多型と適応的な脳の形成――社会性昆虫のカースト分化とカースト転換 31
鈴木邦雄
 談話室――“知の巨人”立花隆氏に対する批判の書を読んで 42

書評
 『地形植生誌』 44
 『水辺林の生態学』 45
 『森のねずみの生態学』 46
 『これから論文を書く若者のために』 48
 『クイア・サイエンス――同性愛をめぐる科学言説の変遷』 50
 『ハエ学――多様な生活と謎を探る』 51
 『生物学名概論』 52
 『日本淡水産動植物プランクトン図鑑』 54
 『トゲウオ,出会いのエソロジー』 55
三中信宏:“みなか”の書評ワールド 56