images/image1.jpg

Home
oude dagboeken

日録2019年10月


15 oktober 2019(火)※雨上がり金木犀の香り

◆午前5時半起床.曇り.気温16.5度.南東風.台風明け&連休明けの観音台は,前夜の雨はもう上がり,水たまりが点々と残っている.台風被害の倒木とか落枝は見当たらない.午前8時の気温は17.6度.北東風.例年よりもかなり遅いようだが,金木犀の香りがやっと漂う季節になった.

◆午前の┣┣" 撃ち —— とある関東圏の最果ての大学から非常勤出講依頼あり.毎週行くのはムリ〜.なので,善後策の知恵を出し合う./某インタビュー案件は日時調整すれはすみそう./某大型予算案件については “ゆっくり急げ” 状態なのかな.

◆[蒐書日誌]台風と連休のせいで水揚げのリスト化がすっかり遅くなってしまった.まずは先週の大手町漁港の分から.

  1. デイン・ハッケルブリッジ[松田和也訳]『史上最恐の人喰い虎:436人を殺害したベンガルトラと伝説のハンター』(2019年9月10日刊行,青土社,東京, 274 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7917-7208-7 → 版元ページ)※一世紀前の人喰い虎の本.日本で言えば三毛別のヒグマ事件みたいなものかな.
  2. 田中里尚『リクルートスーツの社会史』(2019年10月10日刊行,青土社,東京, 526+vi pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-7917-7206-3 → 版元ページ)※膨大な情報源を踏まえたストーリー.リクルートスーツの変遷は服飾文化進化現象なのかな.
  3. 岩本宣明『科学者が消える:ノーベル賞が取れなくなる日本』(2019年10月10日刊行,東洋経済新報社,東京, 286 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-492-22390-1 → 版元ページ)※すでに今年3月に読売新聞で書評した:豊田長康『科学立国の危機:失速する日本の研究力』(2019年2月14日刊行,東洋経済新報社,東京, 536 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-492-22389-5 → 書評目次版元ページ)の姉妹本みたいな位置づけの新刊.
  4. アリス・テイラー[高橋歩訳]『母なるひとびと:ありのままのアイルランド』(2019年9月30日刊行,未知谷,東京, 239 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-89642-589-5 → 版元ページ
  5. 中島篤巳(訳註)『完本 忍秘伝』(2019年9月13日刊行,国書刊行会,東京, 463 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-336-06373-1 → 版元ページ)※正真正銘の忍術本『忍秘伝』と『忍道梯楷論和漢忍利證語抄』が復刻されている.さすがは国書刊行会!
  6. 多田麻美/張全(写真)『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』(2019年10月25日刊行,亜紀書房,東京, 8 color plates + 271 pp., 本体価格1,900円, ISBN:978-4-7505-1612-7 → 版元ページ
  7. 佐藤直樹(編)『芸術愛好家たちの夢:ドイツ近代におけるディレッタンティズム』(2019年9月5日刊行,三元社,東京, 367+45 pp., 本体価格4,800円, ISBN:978-4-88303-494-9 → 版元ページ)※Carl Gustav Carus に呼ばれまして.
  8. 竹田津実『生態写真集 キタリス』(2019年9月25日刊行,新潮社,東京, 191 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-10-447303-8 → 版元ページ

—— とりあえず大手町漁港での水揚げは以上の通り.このほかにもまだまだ堆積しているが,ぜんぜん整理しきれていない.

◆正午の気温は19.1度.北東風が涼しい曇り空の昼休み.ショートコース徘徊.農環研正面の金木犀が一挙に満開に.取り残したアケビも台風の風雨で水気を吸ったのか,小ぶりながらそれなりの食べごろに.歩き読み本:鈴木成宗『発酵野郎!:世界一のビールを野生酵母でつくる』(2019年7月25日刊行,新潮社,東京, ix+214 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-10-352741-1 → 版元ページ)読了.1990年代の地ビールブーム興亡から現在のクラフトビール全盛への歴史が語られている.

◆[蒐書日誌]小檜山賢二『小檜山賢二写真集 TOBIKERA』(2019年7月19日刊行,クレヴィス,東京, 127 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-909532-29-9 → 版元ページ)のヴィジュアル評原稿を大手町にメール送信.10月20日(日)掲載予定.さて,どの “作品” 写真を掲載してもらおうか.ニンギョウトビケラかはたまたクロツツトビケラか.

◆終日うすら寒かった今日は午後の最高気温も19.7度止まりだった.北風の吹く夜になって気温はさらに下がり,今は15度台.そんなわけで今宵の夕餉は今季初のきりたんぽ鍋が登場することになった.お鍋の季節の到来だ.

◆[欹耳袋]日本経済新聞「相次ぐ誤記や捏造なぜ……揺らぐ書籍の信頼:出版点数増、編集現場にしわ寄せ」(2019年10月5日)※「もともと引用や参考文献の扱いが無頓着で誤りが多い著者で、特別に注意すべきだと出版社が気づく機会はあったのではないか」—— 用心用心.

◇本日の総歩数=8,045歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.55kg(−0.30kg) / 30.4%(+0.2%)


14 oktober 2019(月)※ひんやり浅草かっぱ橋

◆午前7時のろのろ起床.曇り.気温17.3度.北東風が冷たい.だ か ら ぁ 警報 “解除” 速報にけたたましいアラームはそぐわないってば.

◆[欹耳袋]LAWSON「「悪魔のおにぎり」発売1周年 販売数に応じ、地球環境保全の研究活動に寄付」(2019年8月9日)※「寄付先:極域科学振興募金」「2019年10月15日(火)から11月11日(月)の4週間、全国のローソン店舗で販売した「悪魔のおにぎり」1個につき0.5円を寄付」!

◆[蒐書日誌]ポール・デイヴィス[水谷淳訳]『生物の中の悪魔:「情報」で生命の謎を解く』(2019年9月6日刊行,SBクリエィティブ,東京, viii+316 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-8156-0159-1 → 版元ページ)/鈴木成宗『発酵野郎!:世界一のビールを野生酵母でつくる』(2019年7月25日刊行,新潮社,東京, ix+214 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-10-352741-1 → 版元ページ)※最近の昼休み歩き読み本.伊勢でランビックでも醸造するのかと思ったら,マジでやるんだ.

◆ひんやりする午後は浅草へ.午後の都内は気温が16度台を推移した.この涼しさで道行く人たちはカーディガンだのフード付きパーカーだのを着込んでいたが,ワタクシはまだ半袖でウロウロしている.やはり薄着の外国人観光客に親近感を覚えてしまう.日本人はすぐ厚着したがるのでほんとうに困る(困らない.

◆ランチは〈浅草今半 本店〉へ.やはりプロの味だ.その後は,冷たい小雨に濡れる〈かっぱ橋道具まつり2019〉をひとまわりして,厨房仕事の道具類を物色してきた.徘徊しすぎて歩き疲れたので,とある古民家カフェでひと休みしつつ,常日頃はけっして口にしないようなものまで注文してしまった.

◆[欹耳袋]重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)「思考整理メモ:「本など書く暇があったら研究したい」研究者に、それでも本を書いてほしい編集者の弁」(2019年10月10日)※本が伝える体系的知識について:「さすがに「専門書を全く読まない」という研究者は少数派だと」.ワタクシが前から危惧しているのは,「専門書を全く読まない」研究者はいないとしても,「専門書を最初から最後まですべて読む」研究者はきわめて少数派ではないかという点だ.専門書の電子本が章ごとに切り売りされている現状は,厚い本を全部読まなくてもすむので研究者のニーズに応えている.もう一点:「本を書く時間なんてとてもないよ」—— いや,1日10ツイート分(1,400字)を原稿に振り向けるとしたら,1ヶ月で40,000字(400字詰原稿100枚分)書けるはず.積算すれば3ヶ月で新書1冊,半年で厚手の単行本1冊は余裕で書けるでしょう.「本を書く時間がない」はずがない.この点は理想論でも何でもなくワタクシが実際にやってきたことです:leeswijzer|note「姉妹本3冊を書き終えて」(2018年5月15日).

◆台風と連休が去っていくので,明日からはまた平日スイッチが入る(だろう).

◇本日の総歩数=9,032歩. 朝◯|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 87.85kg(+0.35kg) / 30.2%(+1.4%)


13 oktober 2019(日)※台風一過の完璧青空に

◆午前6時半起床.台風一過の快晴.朝日が眩しすぎる.気温22.9度.西風.警報解除の速報もまたけたたましいな.通報旋律を適切に区別して流してくれないと心臓によろしくない.

◆[蒐書日誌]読売新聞大評が紙面掲載された:三中信宏「台湾の書店をめぐる旅 —— 書店本事 台湾書店主43のストーリー…文/郭怡青、絵/欣蒂小姐 サウザンブックス 2600円」※書評本:郭怡青(文)・欣蒂小姐(絵)・侯季然(映像)[小島あつ子・黒木夏兒訳]『書店本事:台湾書店主43のストーリー』(2019年6月27日刊行,サウザンブックス,東京, 432 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-909125-12-5 → 目次版元ページ映像リスト《書店裡的影像詩Ⅰ-日文字幕版》 [YouTube]).台湾の「誠品書店」が日本にもオープンしたのでとてもいいタイミングでの紙面掲載.

◆台風が通り過ぎた今日は湿度は50%を下回る低さだったが,太陽光線が刺すように熱かった.午後の最高気温は28.1度.昨日の夕方は暴風が吹いていたのに,今日は紅の夕焼けに染まる西の空.さてさて,今宵の晩ごはんは残暑に負けないパワフルなものを用意しないと.

◆[蒐書日誌]読売新聞「10月20日(日曜)朝刊で紹介する予定の本」※ワタクシのヴィジュアル評担当本:小檜山賢二『小檜山賢二写真集 TOBIKERA』(2019年7月19日刊行,クレヴィス,東京, 127 pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-909532-29-9 → 版元ページ)※書名を見て「おおっ!」と思ってくれる読者がどれほどいるかな.

◆今宵の夕餉は満を侍してのスペアリブカレー.岩石のようなお肉のカタマリが.明日は連休最終日.空模様はイマイチとのこと.

◇本日の総歩数=2,530歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.50kg(+0.65kg) / 28.8%(−0.5%)


12 oktober 2019(土)※すべてが吹き飛ばされ

◆迫りくる大型台風19号.朝のうちに大雨警報と暴風警報が早々と発令された.これから夜にかけては逃げ場なく暴風雨圏に巻き込まれていくのだろうな.

◆台風前日の昨日は,つくばも都内も関係なくパン屋がすっからかんになっていたが,密封パックされたドイツパンならきっとまだ残っているかも.保存が効くしこういう災害時には役に立つ(しかも美味).近くの店にもプンパーニッケルがあったはずだが,風雨が強すぎて外出できない.

◆朝から始まる台風実況中継ツイート ——

  • [つくば]午前7時前起床.もちろん雨.北東風やや強し.気温21.7度. posted at 06:54:07
  • [つくば]早くも土砂降り.吹きつける風も “台風” っぽい(当然か). posted at 08:58:10
  • [つくば]北東からの強風とともに北側ベランダが “自動洗車機” みたいになっている.南側ベランダの植木鉢などはすでに避難させた.昨日行った科博では,植木のプランターがあらかじめ横倒しにされていた. posted at 11:57:42
  • [つくば]つくば市「避難準備情報」(緊急速報)発令. posted at 12:08:34
  • [つくば]ひょっとして厨房でスペアリブと遊んでいる場合ではなかったりするのだろうか. pic.twitter.com/7Zkbx6JVRf posted at 12:12:47
  • [つくば]風雨がますます強まってきた.うろうろ外出できないので,小人閑居して厨房に籠る.とりあえず,お昼ごはんは冷凍シーフード一掃処分パスタ. pic.twitter.com/gEUcExUTSa posted at 13:49:46
  • [つくば]パスタと並行して,下味をつけておいたスペアリブを240度設定のオーブンで40分しっかりローストした.しかし,予定しているスペアリブカレーへの道のりはまだまだ遠い.台風が外で暴れている時間帯はそのお世話にかかりきりかも. pic.twitter.com/45QodKnYNN posted at 13:56:10
  • [つくば]ますます台風らしくなってきた午後2時の気温は24.6度.東風.風雨が北側ベランダを絶えず強力水洗してくれるので,ガラス窓がとってもきれいになっている(ならない posted at 14:36:30
  • [つくば]たえず緊急警報の告知チャイムが iPhone から鳴り響くのでせわしないことこの上なし. posted at 16:38:58
  • [つくば]暴風雨圏らしくなってきた. posted at 17:47:00
  • [つくば]台風19号は伊豆半島に上陸し,つくば目掛けて一直線.午後7時の気温は24.7度.外はすでに安定した暴風雨で,南東の風が平均10メートル,瞬間的には20メートルを超えている.夕餉の用意はほぼ完成だ. posted at 19:14:41
  • [つくば]暴風雨に翻弄される夜は,ブリかまをオリーヴオイルと岩塩でマリネして,ローズマリーを振ってロースト,最後にかぼすをたっぷり絞るというシンプルな夕餉になった. pic.twitter.com/OrzWMV6vgS posted at 20:20:08
  • [つくば]暴風クライマックスなう.つくば最接近通過中なのかな. posted at 22:07:22
  • [つくば]風圧が強すぎて窓が開かない状態. posted at 22:12:15
  • [つくば]台風19号はいまつくば市付近を通過中との報道.瞬間的には32.5メートルの暴風が吹いたので,こりゃ倒木などの被害があってもしかたがないかも. posted at 23:11:28

—— 「台風中継」ではなく「厨房中継」になってしまったな.

◆そんなこんなで終日引きこもりだったので,本日の歩数は文字通りの「0歩」.

◇本日の総歩数=0歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 86.85kg(−0.90kg) / 29.3%(+0.1%)


11 oktober 2019(金)※台風前日都内まみれ旅

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温16.7度.北西風.今日は降ったり止んだりするとの予報.

◆午前の┣┣" 撃ち(終わりのない macOS Catalina 人柱記録) —— あ〜っ, “流刑先” では「ダッシュボード」がきれいさっぱりなくなってるぅ〜(悲鳴).よく使っていた計算機とか時計とか換算表どーするどーする.これはどうにも不便すぎる.Cf: AAPL Ch.「Apple、macOS 10.15 CatalinaでMac OS X 10.4 Tigerで導入したWebベースのウィジェットを表示できる「Dashboard」機能を廃止。メモはスティッキーズへ。」(2019年10月8日).

◆都内でまみれる一日 —— 午前10時過ぎ.つくば駅.雨は降ったり止んだり.まずは上野公園へ.しとしと雨に濡れる都内.台風前日でも上野は賑わっている.遠くから〝むかわ竜〟の雄叫びが聞こえる.まずは「恐竜まみれ」から始まる一日.国立科学博物館で開催中の〈恐竜博2019〉の展示期間が終わる前にやっと来ることができた.

◆休む間もなく池袋に移動.東京芸術劇場ギャラリー1の玉川学園創立90周年特別展〈ジョン・グールドの鳥類図譜〉へ.こちらも展示期間終了間際の滑り込み.恐竜の子孫まみれ.Cf: 玉川学園「玉川学園創立90周年記念特別展:ジョン・グールドの鳥類図譜ー19世紀 描かれた世界の鳥とその時代」.

◆続いて四谷へ移動.雨に打たれて “お水” まみれ.さらに,神保町へと転戦し,ひさしぶりの〈共栄堂〉にてスマトラカレーまみれ&焼きリンゴまみれ.東京堂書店にトラップされてしまったのが運の尽き:勉誠出版編集部(編)『書物学.第17巻〈編集文献学への誘い〉』(2019年9月20日発行,勉誠出版,東京, 本体価格1,500円, ISBN:978-4-585-20717-7 → 版元ページ).伊藤博明の寄稿「ラハマン・メソッドとはなにか―セバスティアーノ・ティンパナーロ『ラハマン・メソッドの創成』をめぐって」(pp. 21-26)を読む羽目に.え,あの本マジで訳すんですか.マジっすか.うわ.

◆本の街で本にまみれたあとは,本日の最終目的地の銀座へ.王子ホール開場まで時間があるので,銀座三越の食品売場に立ち寄ったら,どの店も長蛇の列が伸びていて,パン屋の棚はすっからかんだった.台風が来る前の駆け込みということか.雨が本降りになってきた午後6時半,王子ホール.今日の締めくくりは木琴まみれ〈通崎睦美木琴リサイタル〉.

◆午後8時半の終演後,雨降る銀座から日比谷線に飛び乗る.TXは明日午後は全面運休とのこと.午後10時前,つくば帰還.雨は降っていないが,気温は20.5度,湿度92%.北東風がやや強い.蒸し暑いのでひさしぶりにエアコン稼働.

◆今日は都内の方々で次から次へと “まみれて” きたが,明日は暴風雨に吹き飛ばされないよう,ひっそり引きこもって台風通過を耐え忍ぶしかない.

◇本日の総歩数=13,523歩. 朝◯|昼△|夜−. 計測値(前回比)= 87.75kg(+0.05kg) / 29.2%(+0.1%)


10 oktober 2019(木)※不気味なほどいい日和

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.朝焼け.気温は11.0度と冷え込み強し.今朝の最低気温は10.5度まで下がり,もちろん今季最低を更新した.秋晴れの観音台は清々しい陽気.午前8時の気温は16.7度.北西の微風.

◆午前の┣┣" 撃ち(さらなる macOS Catalina 人柱記録) —— MacBook Pro と iPhone の「写真」同期が機能していないですねえ……./あ,今やっと同期した.タイムラグがあるということか./来年3月4日(水)〜8日(日)に名古屋で開催される第67回生態学会大会(名城大学農学部)での毎年恒例行事となったお座敷へお呼ばれ.

◆青空の昼休みはショートコース徘徊.正午の気温は23.6度.南東の風.台風の気配は微塵もないおだやかな日和.先日,昼休みに収穫してきたアケビの実は追熟が進んできた.裂け目がにやけた口元になってきたので満を持しての御開帳の儀とあいなった.美味.知らない人が見たらぜったい何かの “幼虫” だとカン違いするだろう.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 南大沢からの課題レポートが季節外れの五月雨のように着弾する.そのつど,受領メールの返信に追われる./とあるインタビューのお座敷から声がかかる.再送メールとのことだが受信箱に届いていたかなあ.

◆台風の北上に伴って秋雨前線が元気になっているらしく,夜になって雨また雨.今宵の夕餉はマグロの漬け丼とともに,郡山・仁井田本家の〈にいだしぜんしゅ〉生酛無濾過純米原酒を抜栓した.自然栽培米を80%精米して蔵付き酵母で醸したもの.ほんの少し炭酸ガス感あり.

◆明日は全日年休を取って,台風直前の都内をウロウロすることになっている.朝は上野公園,昼は谷根千,夜は銀座というゴージャスなコース.

◇本日の総歩数=8,937歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 87.70kg(+0.70kg) / 29.1%(−0.1%)


9 oktober 2019(水)※アケビも裂ける秋晴れ

◆午前5時半起床.晴れ.気温16.7度.北西風.雲ひとつない快晴の観音台はひさしぶりに爽やかな空気に包まれている.午前8時の気温は19.5度,湿度57%.朝イチの BGM はインゲ・ボルクとマリオ・デル・モナコを配役した歌劇〈トゥーランドット〉全曲.1955年録音の古いCDだが,チャイニーズ・ゴングがとてもよく聴こえる.

◆午前の┣┣" 撃ち(macOS Catalina 人柱記録) —— iMac はラクだったが,MacBook Pro の macOS Catalina へのアップデートはかなり手間取った.トゥーランドット姫のように無理難題をユーザーに御下問されるカタリーナ様のご機嫌やいかに.イノチを落とさないようにおそるおそる作業を進めている./MacBook Pro の OS インストールに続くPC設定が「設定中……」のまま10時間あまり経過したので, “処刑” 覚悟で昨夜遅くいったん強制終了して再起動したら,きびしいお咎めもなくアップデート完了.夜が明けた今も首がつながっているところをみると,無事にサンタカタリナ島上陸を果たしたようだ./その一方で,Mojave では使えたアプリのいくつかが,カタリーナ様のお達しにより macOS 城内から追放されてしまった.ファイル圧縮・解凍ツール〈The Unarchiver〉〈MacWinZipper〉〈MacZip4Win〉はすべて所払いを申し付けられ,〈Epson Scan〉はたったいま〈Epson Scan 2〉にアップデートしたところ./PAUP* test version が macOS Catalina では使えなくなったのは手痛いお仕置きかもしれない.きっとそのうち PAUP* サイトからアップデート版が公開されるだろうけど./ワタクシの高座的に最大のダメージは半透明エディター〈GlassiePad〉が使えなくなってしまったことかな.ディスプレイを “黒板” 代わりに使えるので,お座敷では “板書” ツールとして長年重宝してきたのだが,ついに現役引退を余儀なくされることに.〈GlassiePad〉の代替ツールはないねえ…….

◆絶好の徘徊日和の昼休み.正午の気温は22.9度,南東の風.昨日の雨のせいか,アケビの実がそろって裂け始めていた.蟻や鳥たちのご馳走を横取りして,よさそうな実を確保.アケビの甘さは秋ならではのシアワセ.実を割って種ごとすくっていただく.

◆午後の┣┣" 撃ち(まだまだ macOS Catalina 人柱記録) —— 南大沢から課題レポートがポンポン着弾し始めた.今週金曜が〆切なので,台風19号が来襲する前につくばに送信ヨロシクです./R 三点セットは問題なく起動.Parallels Desktop も異常なし.R on Win も大丈夫./サンタカタリナ島の防衛にふさわしくない “不要品” は一括して「場所が変更された項目」フォルダーに放り込まれた.この影響があるのかどうかは現時点では不明./iOS 13.1.2 アップデート.何でもかんでも自分勝手にどんどん新しくなっていく.

◆鮮やかな夕焼けグラデーションから虫の音が響く夜へ.今日の最高気温は23.3度,空気も乾いて “快適指数” とても高し.さて,今宵の厨房でのお仕事は,と.

◇本日の総歩数=8,965歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.00kg(−0.75kg) / 29.2%(+0.3%)


8 oktober 2019(火)※雨上がりの大手町漁港

◆午前5時起床.雨.気温18.2度.北東風.雨上がりの観音台は湿った空気が淀んでいて爽快とはほど遠い.午前8時の気温は18.6度.統計コンサルティング業務処理中.そして台風19号は関東一直線の予想コース.つくばに引き寄せちゃダメだと何度言ったら.

◆午前の┣┣" 撃ち(島流しの刑に服する) —— macOS Catalina 10.15.1 へのアップグレードをせっつかれている./試しに,なろ人身御供 iMac を Catalina に差し出してみる.インストール中.今のところフシアワセは降臨していない./とりあえず MacBook Pro は安全策として macOS Mojave 10.14.6 にアップグレード.人柱の iMac はたったいま Calalina 様が降誕された気配./macOS Catalina 10.15 なう on 人身御供 iMac./Catalina 様にさっそく叱られて,EPSON スキャナーのドライバーをアップデート. “島” の中に閉じ込められているので,逃げようにも逃げられず./険しい山々に行く手を阻まれ,果てしない砂漠で砂まみれに,そして今 Mac ユーザーたちはサンタカタリナ島へと流されていくのだった.

◆午後は半日年休を取って,車の定期点検など.つくば生活に自動車は必要不可欠の “足” なので,故障したら大事になる.

◆夕暮れの大手町は空気が湿っぽい.隔週の地引網の日.今日は生きもの本は少なかったが、代わりに忍術本を釣り上げた.『となりのヘルベチカ』が意外に伏兵かも.『リクルートスーツの社会史』はとんでもなく重い.読書委員会のあいまに,郭怡青(文)・欣蒂小姐(絵)・侯季然(映像)[小島あつ子・黒木夏兒訳]『書店本事:台湾書店主43のストーリー』(2019年6月27日刊行,サウザンブックス,東京, 432 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-909125-12-5 → 目次版元ページ映像リスト《書店裡的影像詩Ⅰ-日文字幕版》 [YouTube])の大評ゲラ修正をすませた.あとは校閲でリジェクトされないことを祈るのみ.

◆[欹耳袋]京都新聞「源氏物語で最古の写本発見 定家本の1帖「教科書が書き換わる可能性」」(2019年10月8日).

◆大手町からつくば直帰したまではよかったが,改札を出たところで〝背徳エリア〟にあえなくトラップされてしまい,閉店時刻が過ぎても呑むことに.

◇本日の総歩数=6,855歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 87.75kg(−0.25kg) / 28.9%(−0.7%)


7 oktober 2019(月)※秋晴れつくバス出勤日

◆午前5時半起床.晴れ.気温15.2度.北西風.秋晴れのつくばセンター.今朝はめずらしくつくバス出勤.今朝の最低気温は15.0度まで下がった.今季最低レコード更新かな. 清々しい朝の農林団地をたったか歩いて端っこにある農環研へ.常磐道をまたぐ飛行場橋から入ると,元谷田部海軍航空隊飛行場を実感する広さだ.午前8時の気温は19.6度.北風.

◆[蒐書日誌]読売新聞大評のカギがはずれて公開です:三中信宏「アヒルちゃんの大冒険 —— モービー・ダック ドノヴァン・ホーン著 こぶし書房 2800円」(2019年9月29日)※書評本:ドノヴァン・ホーン[村上光彦・横濱一樹訳]『モービー・ダック』(2019年7月15日刊行,こぶし書房,東京, 654 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-87559-351-5 → 目次版元ページ).

◆昼休み.曇りときどき晴れ間がのぞく空模様.正午の気温は21.6度.北風が涼しい.ショートコース徘徊.日々の徘徊の道すがらずっと観察していた路傍のアケビの実がやっと熟し始めたので,鳥やら虫やら人間やらに喰われる前に早々と “収穫” してきた.さて,あと何日くらい追熟させればいいだろうか.歩き読み本:スチュアート・ウォルトン[秋山勝訳]『トウガラシ大全:どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか』(2019年9月24日刊行,草思社,東京, 311 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2414-9 → 版元ページ)読了.読むだけで発汗しそう.

◆冷たい雨がしとしと降る夜に,NHK BS Premium のくら〜い〈犬神家の一族〉をBGMとして流し続けるのはあまりよくないかもしれない.

◇本日の総歩数=13,110歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.00kg(+0.30kg) / 29.6%(+0.9%)


6 oktober 2019(日)※涼しくてもビール三昧

◆午前5時半起床.昨日とは一転して冷たい雨が降っている.気温20.8度.北東風.午前8時の気温は19.9度.涼しすぎる北東風が吹き抜ける.朝餉は文字通りの “賄い飯” で,残った雑穀飯に残った肉味噌を乗せ,最後に二つ目の半熟目玉焼きをトッピング.今回は和風の大葉味噌ベースだったけど,辛めの挽き肉ドライカレーだとマッチングがよかったかもしれない.

◆[蒐書日誌]翻訳進行中 —— ロブ・デサール,イアン・タッターソル[ニキリンコ・三中信宏訳]『ビールの自然誌』(2020年1月刊行予定,勁草書房,東京)※原書:Rob DeSalle and Ian Tattersall『A Natural History of Beer』(2019年2月刊行, Yale University Press, New Haven, xii+242 pp., ISBN:978-0-300-23367-4 [hbk] → 目次版元ページ).やっとオモテ舞台に.「文化構築物=生きもの」としてのビールの多様性と系統進化を論じた新刊.

◆曇り空の正午の気温は18.6度.冷たい霧雨が降る昼下がり.気温は18度台まで下がっている.こういう日こそでアルコール濃度の高いビールを呑むしかない.お,晴れてきたぞ.出撃だ〜. 〈つくばクラフトビアフェスト〉最終日の午後もセンター広場界隈は賑わっている.昨日に続いてバーレーワイン樽生できたてとともに,〈のんびりくらし〉のテリーヌショコラクリームを.よき日曜日.しかし,残念なことに3日間にわたるビールの宴は午後6時に終わってしまった.

◆[蒐書日誌]読売新聞「10月13日(日曜)朝刊で紹介する予定の本」 ※ワタクシの大評担当本は:郭怡青(文)・欣蒂小姐(絵)・侯季然(映像)[小島あつ子・黒木夏兒訳]『書店本事:台湾書店主43のストーリー』(2019年6月27日刊行,サウザンブックス,東京, 432 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-909125-12-5 → 目次版元ページ映像リスト《書店裡的影像詩Ⅰ-日文字幕版》 [YouTube])です.これはとてもいい本だった.

◆夜,銀杏が出回る季節になったので,今季初の銀杏ごはんを土鍋で炊いた.秋の食卓ですなあ.一年ぶりにハンマーで銀杏を割ったのだが,力の加減をすっかり忘れていて,潰れるは割れるはとさんざんなことになってしまったが,炊いてしまえばちょっと見にはわからないからこれでよしとしよう.おかずには「かしわと根菜の炊いたん」を.鶏のむね肉ともも肉を大根・人参・牛蒡とともにしっかりした味付けで数時間炊き込み,最後に下茹でしたさやいんげんを付け合わせた.

◆明日からはまた否が応でも平日に戻らねばならぬ.

◇本日の総歩数=4,890歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.70kg(−0.95kg) / 28.7%(+1.2%)


5 oktober 2019(土)※秋晴れ週末ビール洪水

◆午前6時のろのろ起床.快晴のカンカン照り.気温19.7度.北西風.さて,今日もきびしい “修行” の一日になるんだろーか.

◆[蒐書日誌]Armand Marie Leroi『The Lagoon: How Aristotle Invented Science』(2014年8月刊行,Bloomsbury Circus, London, x+501 pp., ISBN:978-1-4088-3620-0 [hbk] → 版元ページ).いま読み中のアルマン・マリー・ルロワ[森夏樹訳]『アリストテレス 生物学の創造[上・下]』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京 → 上巻下巻)の原書.

◆モルゲンで焼きたて食パン3斤を身柄確保して,コーヒーファクトリーでフレンチロースト豆をゲットした昼下がりは真夏日になった.半袖・短パン・裸足サンダルという気候的に正しい服装しか選択の余地はない.アナ・チン[赤嶺淳訳]『マツタケ:不確定な時代を生きる術』(2019年9月17日刊行,みすず書房,東京, xiv+441+xxiv pp., 本体価格4,500円, ISBN:978-4-622-08831-8 → 目次版元ページ)はのっけから「いまこそ、マツタケの出番である」(p. 7)と高らかに宣言する.

◆[蒐書日誌]『Aristoteles Graece ex recognitione Immanuelis Bekkeri, 1831. Aristotelis Opera edidit Academia Regia Borussica, Volumen PriusArchive.org ※いわゆる「Bekker版」アリストテレス全集の第1巻.これに付けられた「Bekker数」は後代のアリストテレス全集でもつねに参照されている.こんな機会でもなければギリシア語のアリストテレスの著作など見ることはなかっただろう.版元は Georg Reimar, Berlin.

◆真夏の暑さがやっと和らぐ夕方.昨日に続き今日もまた “修行” の時がやってきた.神奈川 〈ウェラワン〉のバーレーワイン樽生できたてを賞味.アルコール度数12%のバーレーワインはそうそう飲めるものではない.バーレーワイン樽生熟成でさらなる修行を積み,最後は小樽スタウトで締めるという万全のコース.夜になって心地よく涼しい.

◆〈つくばクラフトビアフェスト〉はせっかくの機会なので.まだのつくば住民は参集するよう強く強く勧める.

◇本日の総歩数=6,035歩. 朝◯|昼−|夜△. 計測値(前回比)= 88.65kg(+0.85kg) / 27.5%(−1.4%)


4 oktober 2019(金)※雨空〜夏日〜麦酒修行

◆午前5時過ぎ起床.曇りのち本降りの雨に.気温23.1度.南風.ひさしぶりの雨に濡れる観音台の朝.午前8時の気温は20.7度.この前線が通り過ぎると真夏日になるとの予報.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 別冊日経サイエンスの再録記事の修正ゲラ確認.これでよろしくお願いします./今月末の分子系統ワークショップの件.ワークショップに付随する懇親会が昨年よりもさらにパワーアップして,クラフトビールまで投入されることになった(いちおう某方面宣伝の一環として).日本酒はとりあえず,愛山フルーティ系と燗酒用完全発酵にごり系は配備完了.あとはバクハツ系か.

◆雨上がりの観音台に日差しが戻ってきた.朝の雨空がうそだったようなカンカン照りの昼休み.今日から始まる〈つくばクラフトビアフェスト〉に合わせて,絶好のビール日和になってしまったではないか.正午の気温は27.6度.台風崩れの温帯低気圧に吹き込む南風が強い.ショートコース徘徊.トウガラシ本の続きを歩き読む.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 大分農試からの出張依頼書改訂バージョンをなろ窓口に提出.今度こそリジェクトしないでねー.

◆夕方の〈つくばクラフトビアフェスト〉会場巡検.研究者たるもの,網羅的かつ徹底的な “現地調査” をしないと.まだ早い時間なのにみんな飲みまくり.アブサン系スペシャルセゾン「Green Night Neon」が注がれた記念ビアグラスを手にラストオーダー時刻までうろうろする.オレゴン〈Full Sail Brewing〉の「Shortest Day」なるダークエールとか,佐倉〈ロコビア〉の「スーパーセゾン」とか,かなり濃い目のブツばかり選んでしまった.

◆そして,当然の報いのうう……(金曜なのに).

◇本日の総歩数=11,630歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 87.80kg(−0.10kg) / 28.9%(+0.2%)


3 oktober 2019(木)※ツクツクボウシの絶唱

◆午前5時起床.晴れ.気温17.9度.東風.早朝は涼しすぎるほどなんだけど.朝からまん丸いスペイン風オムレツがうまく焼き上がるのは幸先がいい瑞兆か.中身はインカのめざめと玉ねぎのみ. 薄雲が広がる観音台の朝.午前8時の気温は22.9度.南東風.湿度75%.

◆時事通信社から連絡あり —— 小林快次『恐竜まみれ:発掘現場は今日も命がけ』(2019年6月25日刊行,新潮社,東京, 4 color plates + 238 pp., 本体価格1,450円, ISBN:978-4-10-352591-2 → 目次版元ページ)のワタクシの書評掲載紙 → 北日本新聞・福島民報・陸奥新報(9月7日),高知新聞(9月8日)・苫小牧民報(9月10日),南海日日新聞(9月12日)・十勝毎日新聞(9月14日),上毛新聞(9月15日).山口新聞(9月22日)とのこと.

◆[蒐書日誌]Michael Ohl 『Die Kunst der Benennung』(2015年刊行, Matthes & Seitz, Berlin, 318 pp., ISBN:978-3-95757-089-5 [hbk] → 目次版元ページ)※第8章「誰が種を数え,名前を付けるのか(Wer zählt die Arten, nennt die Namen?)」読了.生物多様性の全貌を分類してきた歴史.

◆曇りときどき晴れの昼休み.正午の気温26.1度.雲間から日が差せばやっぱり暑い.農林団地の木立からはツクツクボウシたちの今季最後の絶唱が響いている.ショートコース徘徊の歩き読み本:スチュアート・ウォルトン[秋山勝訳]『トウガラシ大全:どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか』(2019年9月24日刊行,草思社,東京, 311 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2414-9 → 版元ページ)の続き.トウガラシの世界制覇の道のり.

◆[蒐書日誌]レベッカ・M・ハージグ[飯原裕美訳]『脱毛の歴史:ムダ毛をめぐる社会・性・文化』(2019年7月20日刊行,東京堂出版,東京, 343 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-490-21014-9 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.生やすのも抜くのも歴史が絡みつく.

◆夕暮れ時から小雨が降り始めた.雨上がりの夜は秋の虫の合唱がひときわ響く.今宵は旬の白茄子をフライパンで一時間蒸し焼きにして,大葉味噌の派生形態である牛ひき肉の肉味噌をトッピング.とても巨大な白茄子だったので,半身で十分なサイズだった.ついでにそろそろ終幕のパプリカに玄米ご飯を詰めてオーブンで半時間ローストしたものを添えた.玄米ご飯は玉ねぎとにんにくのみじん切りと炒めて岩塩で調味し,ぎゅうぎゅう詰めに.文字通りのワンディッシュ夕餉.

◆明日は雨になるらしい.その後は一転して真夏日に.

◇本日の総歩数=7,831歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)=97.90 kg(+0.20kg) / 28.7%(−0.1%)


2 oktober 2019(水)※残暑には唐辛子で対抗

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.朝焼け.気温16.8度.青空の観音台は涼しい北西風が吹き込んでいる.午前8時の気温は21.2度.湿度69%.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 師走の別府湯けむり出張の手続き開始./予想通り依頼出張関連でダメ出しが出て,リジェクトされたので,先方に連絡し直すことに.「出張依頼が決済されていないのにフライトを予約してしまった」という拙速の罪.これまで何度も “累犯前科” があるので,そろそろヤバいかも.

◆[蒐書日誌]郭怡青(文)・欣蒂小姐(絵)・侯季然(映像)[小島あつ子・黒木夏兒訳]『書店本事:台湾書店主43のストーリー』(2019年6月27日刊行,サウザンブックス,東京, 432 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-909125-12-5 → 目次版元ページ映像リスト《書店裡的影像詩Ⅰ-日文字幕版》 [YouTube])の大評原稿を大手町にメール送信.今月13日(日)の紙面掲載が確定している.

◆10月というのにカンカン照りの昼休み.正午の気温は26.9度で,湿度は48%のからっとした天気だが,風が吹いていないせいか,体感的にはとても暑い.こんな暑い日によりによって “ホット” な歩き読み本を選んでしまった:スチュアート・ウォルトン[秋山勝訳]『トウガラシ大全:どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか』(2019年9月24日刊行,草思社,東京, 311 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2414-9 → 版元ページ)※辛さ耐性のないワタクシには炎天下で本書を読み進むのはつらい “修行” だ.トウガラシの辛さはスコヴィル単位(SHU)で測定されるが,パプリカは0SHU,シシトウは “当たり” でも1000SHU,タバスコソースは2000SHU,ハラペーニョが1万SHU,タカノツメでやっと3万SHUなのに,世の中には想像を絶する激辛トウガラシがあって(というか人為育種されて),おそれを知らぬ “カプサイシン闘士” たちは競ってこの世の “地獄” に落ちていく.たとえば:

  • 「身もだえするような激しい辛さ」=タイ・ドラゴンF1(10万SHU)
  • 「頭のてっぺんが吹っ飛ぶ」=ブート・ジョロキア(100万SHU)
  • 「猛火のような辛さは尋常ではない」=トリニダード・モルガ・スコーピオン(200万SHU)
  • 「口をも焦がさんばかり」=キャロライナ・リーバー(220万SHU)

と半径1メートル以内に近づくと辛さが伝染してきそうだ.トウガラシ原産地の中米ではとりわけ多様度が高い.ワタクシもオアハカのレストランで食べたことがあるが,メキシコ料理に使われるモーレソースにはさまざまなトウガラシが用いられているという.ワタクシはといえば,シシトウやパプリカでもう十分でございます.

◆昼間は残暑が厳しかったが,夜になってそれなりに涼しくなってきた.今宵は「白菜と豚もも肉の土鍋蒸し煮」をつくってみた.白菜と豚肉を岩塩と黒胡椒を振りながら土鍋に詰め込む.日本酒をひたひたに注いで一時間ほど蒸し煮に.最後にかぼすをたっぷりしぼっていただく.以前つくった「白菜と豚ばら肉のぎゅうぎゅう詰め土鍋蒸し」のレシピに準拠しているが,今回はやや変更した.

「白菜と豚もも肉の土鍋蒸し煮」【食材】豚もも肉薄切り(250g)・白菜(5〜6枚)・かぼす(1個)【調味料】純米酒(300cc)・岩塩(適量)・黒胡椒(適量).

  1. 水洗いした白菜の葉を広げ,豚肉を敷き詰めて,岩塩と黒胡椒を軽く振る.この作業を繰り返して,白菜と豚肉を積み上げる.
  2. 積み上がった 1 を土鍋の深さに合わせて切る.
  3. 土鍋に 2 を “地層” が崩れないようしっかり詰め込み,上から岩塩と黒胡椒を一面に降る.
  4. 3 に純米酒を注ぎ,蓋をして強火にかける.沸騰したら弱火にしてアクをすくう.吹きこぼれないよう弱火のまま1時間ほど蒸し煮にする.
  5. 白菜と豚肉に火が通ったら土鍋ごと食卓へ.かぼすの果汁をたっぷりかけていただく.

万物にもれなくかぼすをたっぷり絞るのは大分スタイル.今回は「ぎゅうぎゅう」ではなく「ぎゅう」くらいのゆるい詰め込み方.もっと寒くなったら本格的なのを仕込むが,今日のところは “準備運動” ということで.

レシピ → het dagelijkse keukenleven「白菜と豚もも肉の土鍋蒸し煮」.

◇本日の総歩数=10,589歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.70kg(−0.05kg) / 28.8%(0.0%)


1 oktober 2019(火)※今日は日本酒の日です

◆午前5時起床.雲が多めの夜明け前.気温18.1度.微風.青空の観音台.午前8時の気温は22.3度.予報では今日も真夏日になるとかならないとか.しかし,さすがに神無月ともなれば全館空調は稼働しない(やはり).

◆今日は「日本酒の日」である.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 各メーリングリストへの月例アナウンス送信./「日本酒の日」なのに,ビールの原稿を読んでいる.コメントを付けて返信.

◆日差しが降り注ぐ昼休み.からりと乾いてただ暑い.正午の気温は26.6度.ミドルコース徘徊.歩き読み本:山下賢二・松本伸哉(著)『ホホホ座の反省文』(2019年6月21日刊行,ミシマ社,東京, 207 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-909394-22-4 → 版元ページ)読了.知らないうちに〈ホホホ座〉がかくも “自然増殖&全国展開” しているとは知らなかったなあ.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 先月,水戸で〈いばらき地酒バーつくば@つくば〉のラジオ収録をすませてきたら,こんどはビールがらみのワルダクミが水面下で始まっている.

◆[蒐書日誌]Aristotle[translated by D'Arcy Wentworth Thompson]『Historia Animalium』(1910年刊行,Oxford at the Clarendon Press)※マサチューセッツ州リンの古書店〈Saul54〉から着便.どこかの図書館の除籍本.オクスフォード版アリストテレス全集〈The Works of Aristotle Translated into English under the Editorship of J. A. Smith and W. D. Ross〉の Volume IV.『On Growth and Form』以前のダーシー・トムソンは父親仕込みの正統派古典学者だったということをすっかり忘れていた.この『動物誌』には生きものの図がいくつも載っていて,岩波書店アリストテレス全集の『動物誌』とはずいぶん感じがちがうなあ.

◆最高気温28.1度の残暑の日が暮れ,年に一度の「日本酒の日」の夜がやってまいりましたよ.今日の夕餉は中華料理で,焼き餃子やら空芯菜の炒めものをつくったので,酸味の効いた〈ドキドキ山本〉がバッチリ相性が良かった.

◇本日の総歩数=8,199歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.75kg(−0.70kg) / 28.8%(+0.6%)


--- het eind van dagboek ---