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日録2017年12月 


13 december 2017(水)※冷たい北風に縮こまる

◆午前5時半起床.気温は氷点下0.5度.昇る朝日の観音台.今朝の最低気温は氷点下3.0度まで下がり,午前8時になってやっと0.4度まで上がってきた.からからに乾いた北西風.

◆[欹耳袋]David A. Baum 2017. Does the future of systematics really rest on the legacy of one mid-20th-century German entomologist? The Quarterly Review of Biology, 92(4): 450-453 — A review of The Future of Phylogenetic Systematics: The Legacy of Willi Hennig.※ワタクシが探したかぎりでは最初の書評記事だな.外部複写依頼しないと.

◆昼休みはロングコース徘徊.正午の気温10.2度.北風が吹きつけて体感的には寒いのなんのって.歩き読み本:村井弦斎『食道楽(上)』(2005年7月15日刊行,岩波文庫・緑175-1, 590 pp., ISBN:4-00-311751-4 → 版元ページ)※明治時代に人気を博したグルメ小説.いやいや和物・洋物取り合わせて食べる食べる.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 所議報告&領域会議 13:30〜14:30.なろ城下町(全国区)での今後の “研究者人生スゴロク” について説明を受けた.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]第5章3,111字だん. posted at 11:53:42
  • [つくば]第5章1,372字だん. posted at 16:49:24

◆寒気の底のつくばの夜は氷点下の冷え込みに.寒さを吹き飛ばすため,今宵は「禁断の酒精強化土鍋粕汁」をつくった.肉も魚もない根菜中心のベジーな粕汁.ただし,地元つくばの稲葉酒造〈男女川〉純米大吟醸の酒粕をたっぷり使い,仕上げに〈竹鶴〉純米にごり酒をたっぷり添加.【食材】蕪(大1/8個)・里芋(5個)・にんじん(大1本)・ごぼう(1本)・こんにゃく(1/2丁)・舞茸(100g)【調味料】酒粕(200g)・味噌(50g)・純米にごり酒(100cc)・だし醤油(大さじ1)・かつおだしパック(1袋)

  1. 野菜類は皮をむく.蕪と里芋は乱切り,にんじんは輪切りスライス,ごぼうは斜切りにして酢水に浸ける.こんにゃくと舞茸は適当に切る.
  2. 土鍋に水800ccとだしパックを入れ沸騰させる.
  3. 2 に食材をすべて投入し,吹きこぼれないように中火で加熱.
  4. 酒粕と味噌とだし醤油をボウルで溶いてから 3 に投入する.
  5. 根菜に火が通ったら弱火にする.
  6. 最後ににごり酒を注ぎ火を止めて蓋をする.アルコール分を飛ばしたければしばらく加熱を続けるとよい.
  7. 土鍋のまま熱々を食卓へ.七味唐辛子をお好みでトッピング.

良識ある人たちはこんな背徳な真似をしてはいけませんよ.なお,味噌を入れすぎると味噌汁になってしまうので,少しずつ溶かしながら色と味に留意すること.ワタクシ的には酒粕は濃い目,味噌は薄めの方が白い彩りが映えると思う.

◇本日の総歩数=10,177歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.70kg(−0.60kg) / 31.0%(+0.3%)


12 december 2017(火)※寒気の底でごそごそと

◆午前5時半起床.気温1.4度.早朝の最低気温は氷点下1.0度.朝日が差してきた午前8時になっても3.5度.予報通り寒気に覆われているようだ.早々に売り切れると予想される市内某店のシュトーレンを朝イチでゲットできてささやかなるシアワセに浸る.快晴の観音台.今日は振替休日なので「出勤簿押印の儀」は執り行われず.

◆昼休み.正午の気温9.3度と昨日よりも5度ほど低い.晴れていても北西風が冷たい.ロングコース徘徊だん.歩き読み:大隅典子『脳の誕生:発生・発達・進化の謎を解く』(2017年12月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1296],東京, 260 + iii pp., ISBN:978-4-480-07101-9 → 版元ページ)読了.「脳はアブラっぽい」という標語が脳内を駆け巡る.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 「安否報告訓練」なるアヤシすぎるメール着弾.発信元は「セコム安否確認サービス」とかいかにも相手をだまくらかしてリンク先を踏ませようとする意図がありありとわかる.しかも「直ちに安否状況をお知らせ下さい」とか笑止千万.もちろん即メール削除だん.こんなもんだまされへんで./さっきから何遍も同じ「安否報告訓練」メールが届いてるけど,これひょっとしてマジ連絡?/あああ,マジ連絡だったらしく,事務室から「早く応答しなさい」とのお叱りを受けまくり.

◆本日の執筆進捗 —— また一歩また一歩と踏み出して.

  • [つくば]第5章2,063字だん. posted at 11:59:47
  • [つくば]第5章1,217字だん. posted at 15:50:35

◆[欹耳袋]ワタクシは昨年9月からクックパッドにレシピを投稿するようになって,今ではプレミアム会員でもあるんだけど,基本的には「自分のための料理記録簿」としての役割のみ.多様なレシピはクックパッドの強みだとは思うが,ワタクシ自身は他人のクックパッド掲載レシピはほとんど参照しない.

◇本日の総歩数=10,172歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.30kg(0.0kg) / 30.7%(+0.4%)


11 december 2017(月)※非日常から日常へ送還

◆午前5時半起床.気温2.3度.六日ぶりの観音台はあいかわらず乾いた冬晴れの空が広がっている.午前8時の気温は2.9度.今週はうろうろせずにつくばに張りつく予定.

◆[蒐書日誌]国内を飛び回っているうちにまたまた着便本が積み上がる週明け —— 世田谷文学館(編)『澁澤龍彥 ドラコニアの地平』(2017年10月13日刊行,平凡社,東京, 275 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-582-28612-0 → 版元ページ)※世田谷文学館でいま開催されている同名の展覧会(2017年10月7日〜12月17日)の公式図録.寺町二条〈三月書房〉にて入手./アダム・ラザフォード[垂水雄二訳/篠田謙一解説]『ゲノムが語る人類全史』(2017年12月15日刊行,文藝春秋,東京, 447 pp., 本体価格2,250円, ISBN:978-4-16-390774-1 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます./大隅典子『脳の誕生:発生・発達・進化の謎を解く』(2017年12月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1296],東京, 260 + iii pp., ISBN:978-4-480-07101-9 → 版元ページ)※ご恵贈感謝です.昼休み直前にタイミングよく届いたので,「これは杜の都から式神を打たれたにちがいない」と察知して歩き読みにお連れしたしだいです.さっそく半分読了.

◆[蒐書日誌]続く3冊は哲学系 —— Joseph Henry Woodger『The Technique of Theory Construction』(1939年刊行, The University of Chicago Press[International Encyclopedia of Unified Science, Volume II: Foundations of the Unity of Science, Number 5], Chicago, iv+81 pp. → 目次)※〈統一科学国際百科叢書〉の第2巻第5号.例によって論理式に埋め尽くされている.なお,Thomas S. Kuhn 1962. The Structure of Scientific Revolutions は同じ第2巻の第2号ね./Frank E. Zachos 『Species Concepts in Biology: Historical Development, Theoretical Foundations and Practical Relevance』(2016年刊行, Springer International Publishing Switzerland, xii+220 pp., ISBN:978-3-319-44964-7 [hbk] → 目次版元ページ)※生物学における種概念本.シュプリンガーの専門書は無慈悲な高価格を容赦なくつけるのでとても困る./Émile Callot 『Philosophie Biologique』 (1957年刊行, G. Doin & Cie[ “BIOLOGIE” ], Paris, 357 pp.)※生物哲学というか生物思想史みたいな本.

◆日中の最高気温は16.2度とわりに暖かかったが,日没とともに寒くなってきた.今宵の夕餉は牛すね肉のポトフを圧力鍋で速攻仕込み.洋風おでんには〈竹鶴〉純米にごり酒の熱燗がぴったり.牛すね肉にも負けない太いボディ.

【食材】牛すね肉ブロック(800g)・ベーコン(スライス100g)・ソーセージ(5本)・玉ねぎ(大3個)・にんじん(大2本)・じゃがいも(4個)・蕪(大1/4個)・ブロッコリー(1本)・トマト(大1個)【調味料】岩塩(小さじ1)・白ワイン(100cc)【香辛料】黒胡椒(10粒)・カルダモン(3粒)・ローリエ(3枚)

  1. 牛すね肉ブロックを50gサイズに切り分ける.
  2. 玉ねぎは縦割り,にんじんと蕪は皮を向いてから大ぶりに乱切り,ブロッコリーは硬めに下茹で,トマトは湯剥きする.
  3. 水2リットルを入れた圧力鍋に,牛肉とベーコンと玉ねぎとにんじん,そして香辛料を投入して沸騰させる.
  4. 浮いてくるアクをすくってから,蓋をして高圧設定で圧力弁がまわり始めてから20分加熱し,その後は火を止めて自然減圧する.
  5. 別の深鍋に移し替えて,ジャガイモ(皮付き丸ごと)と蕪を岩塩とともに投入して沸騰させる.弱火にして白ワインを追加し1時間ことこと煮る.
  6. 最後にソーセージを投入し,皮が破裂しないように温める.
  7. 食卓に出す直前にブロッコリーとトマトを鍋の中に浸して加温する.
  8. 深めの皿に具材を盛りつけ,スープをたっぷりかける.塩胡椒と粒マスタードは各自の好みで.

レシピ → het dagelijkse keukenleven「牛すね肉のポトフには〈竹鶴〉純米にごり酒の熱燗」|クックパッド「牛すね肉のポトフ」.

◆[欹耳袋]『學鐙 第114巻 第4号』(2017年12月5日発行,丸善出版,東京 → 版元ページ)※今号の特集〈全体と個〉に寄稿しました:三中信宏「部分と全体、個物と集合」(pp. 22-25).寄稿者の面々を眺めたら知っている名前が.

◆今週中にケリをつけないとタイヘンなことになりますよ.ということで,書きまくる日々がふたたび始まるのだった.

◇本日の総歩数=10,629歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.30kg(+1.30kg) / 30.3%(−0.4%)


10 december 2017(日)※師走の洛中をうろうろ

◆はっと目覚めりゃ午前8時.ドロみたいに寝てしまったよ~で.外は青空.気温は2.4度.えらい寒いやん.

◆[欹耳袋]連載〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸〉の第5回記事「パラメトリック統計学への登り道〔2〕:自由度とは何か」が公開されました.

◆師走の洛中ぶらぶら —— 今出川から御池までうろうろする.朝方は冷え込んだが日中は日差しが暖かかった.

◆[蒐書日誌]寺町二条〈三月書房〉にて —— 世田谷文学館(編)『澁澤龍彥 ドラコニアの地平』(2017年10月13日刊行,平凡社,東京, 275 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-582-28612-0 → 版元ページ)※世田谷文学館でいま開催されている同名の展覧会(2017年10月7日〜12月17日)の公式図録.

◆洛中の紅葉シーズンは終わったようでモミジもイチョウもほぼ散っていた.だからといって観光客が減ったわけではなく,立ち寄った寺町〈末廣〉は行列ができる繁盛ぶりで,蒸し寿司(並)の彩りもまた鮮やかだった.公務員ボーナス支給直後の四条烏丸界隈はメチャ混みで,車での烏丸通り北上はほぼムリとのタクシー運転手の話.京都駅では〈鶴屋吉信〉で抹茶シェイクをいただきつつ一休み.

◆午後6時過ぎ,つくば帰還.長旅でよれよれになった.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]第5章4,026字だん. posted at 23:36:29

◆明日からはふつーの生活に戻る.

◇本日の総歩数=12,023歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


9 december 2017(土)※別府〜吹田〜京都の夜

◆午前5時起床.気温5.6度.一晩中,西風が音を立てて吹いていた.朝風呂へ.午前7時半にチェックアウトし,別府駅前から大分空港へのバスに乗る.午前9時,大分空港着.小雨が降るうすら寒い天気.これから伊丹に向けてひとっ飛び.

◆ひさしぶりの執筆進捗 —— 空港で書きまくる.

  • [大分空港]第5章1,192字だん.久しぶりの再開である. posted at 09:45:40

◆午前11時,離陸してたった1時間のフライトで伊丹空港着陸.伊丹に空路で来たのは人生初やな.気温は6度台で大分とたいして変わりなし.モノレールで南茨木まで移動し,さらに阪急に乗り換えて正雀なるこれまた人生初の駅で下車.相続く人生初.各駅停車しか停まらない正雀に降り立つ.阪急の線路沿いにてくてく歩いて正午前に大阪学院大学へ.

◆本日午後のお座敷は日本歴史言語学会大会での公開シンポジウム〈言語系統論の過去と未来〉13:45〜17:30@大阪学院大学(吹田市).

◆学会会場はりっぱなビル.トイレもよし(私立大学はどこもトイレがきれい).大会受付まわりを見回すと,ネクタイ率が高くて,何となくあからさまにドレスコードがあるよーな.午後1時から手話通訳者との打合せ.その後,開会式.歴史言語学者は系統樹がもともと “嫌い” らしい.言語に関する情報が質・量ともに増大した結果,今まで見えなかったところまで見えてきたというのは,生物体系学と同じかも.講演後パネルディスカッションで,壇上の “被告席” へ.午後5時半過ぎにシンポジウム終了.その後,午後6時から懇親会.会報への寄稿の依頼とか,オキナワから別件の動員要請とか,太陽の塔方面のゲラ読みの件とか,新旧取り混ぜての┣┣" どもに取り囲まれる.

◆午後8時過ぎ,学会会場をあとにして,阪急でこっそり京都に潜入する.茨城からだと半時間しかかからない.旅路の終わりは夜の洛中にて.烏丸佛光寺の某所にチェックイン.せっかく今夜はバレないようおとなしくしようと決意したのに,路地の薄暗がりから “悪い娘(la niña mala)” にたぶらかされて,ちょっとだけ京都の背徳ナイト.

◆明日はつくばに帰るだけの簡単なお仕事.

◇本日の総歩数=13,717歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


8 december 2017(金)※北浜の夜〆はかも吸い

◆午前5時半起床.気温8.3度.雨音がする.まずは朝風呂へ.ここ〈山田別荘〉の内風呂はお気に入り.泉温はやや熱め.盛大なフシアワセとそれを上回るシアワセが激しく交差する大分巡業日録を二日分更新.

◆午前8時半,別府駅.朝からずっと冷たい小雨が降り続いている.特急ソニック1号で大分出勤するのも今日が最終日.午前8時の気温は6.9度で,ずっと単調下降している.

◆午前9時,大分県庁.曇りところどころ青空ときどき小雨という空模様.山越えの北西風が冷たい.今日は統計巡業最終日.

  • [大分]Split-plot 説明だん. posted at 10:10:01
  • [大分]モデル選択の説明と実習だん. posted at 11:10:36

◆昼休み.気温7.1度.身を切るような冷たい風が別府湾から吹きつける.凍え死なないために十分な糧食を確保することは研究者の常識である.ということで,県庁隣の〈こつこつ庵〉にて満を持して「とり天定食」を.“とり天テロ” とか大騒ぎしてはいけない.こんなのは大分では日常風景である.

  • [大分]質疑とコンサルティングなう. posted at 14:31:29
  • [大分]そろそろ結びの一番かなあ. posted at 15:03:14
  • [大分]はい,大団円〜 おつでした〜 posted at 15:44:30

◆波乱万丈の三日間の研修を終え,大分駅へ.吹きつける北風が冷たい.駅内でうろうろ迷っていたら,別府方面行きを逃してしまって待ちぼうけ.午後5時半,別府帰還.夕暮れの温泉街アーケードに風が吹き込む.いったん旅館に帰ってから再出撃の夜.

◆三日間の統計研修が終わった夜の別府北浜はパラダイス.まずは〈大和田鮨〉へ直行.関鯖と関鯵のおつくりをいただく.統計研修に来ていた大分の水産試験場の研究員の話では,関鯖と関鯵はほぼ原産地認証システムができているらしく,大分に来たら賞味するしかないとのこと.歯ごたえからしてぜんぜんちがうもんね.餃子の〈湖月〉とは大違いで,〈大和田鮨〉には何度も来ている.前回は創業何十年だかの湯呑みをいただいたが,今宵は有田焼のミニチュア下駄をもらった.ありがたいお土産.その〈湖月〉はまたまたお休み.機械が故障したらしい.開店していれば満員で入れず,不定期に長期閉店していることもあり,これだけ何年も冬になるたびに北浜をうろうろしているのに,今までたった一度しか入れたことがない.

◆最後は北浜通りの〈チョロ松〉 へ.〈チョロ松〉では「〆のラーメン」ならぬ「〆のかも吸い(そば入り)」を.鴨肉はもちろん軟骨からホネから臓物までなんでも入って,バツグンの出汁の味.すばらしい.

◆明日は帰るだけの簡単なお仕事と言いたいところだが,旅路はまだ続く.伊丹で “途中下車” して,吹田でもうひとつ別件の高座をお務めすることになっている.そして,明日の夜は師走の京都で一泊.

◆心安らかに寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪

◇本日の総歩数=15,475歩. 朝◯|昼△|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


7 december 2017(木)※鉄輪は氷点下の明け方

◆午前5時半起床.気温0.7度.朝風呂へ.大きめの内風呂.〈柳屋〉の朝ごはんは地獄蒸しのてんこ盛り.大分交通バスで別府駅へ.特急ソニックで別府湾をぐるりと一回りして大分駅へ.

◆毎年,別府に来て必ずすぐ買うのは『別府八湯温泉本』の最新版.今回も「2017〜2018年版」をJR別府駅の書店でゲット.特集は「別府ぶらり」と「別府・珈琲今昔物語」.Beppu夜の街歩きにありがたいガイド.本屋の目立つ一角に:松田法子著|古城俊秀監修『絵はがきの別府:古城俊秀コレクションより』(2012年5月30日刊行,左右社,東京,本体価格3,500円,314 pp., ISBN:978-4-903500-75-1→ 目次版元ページ)が置かれていた.〈ブラタモリ〉別府篇で “ヅカ男役” ?である著者が登場して以来売れ続けているらしい.

◆午前9時過ぎ,大分県庁.どこまでも広がる別府湾.前夜の “禊” が功を奏したのか,午前中はフシアワセは降臨しなかった.よしよし.

◆大分市内大手町の〈新華園〉にて焼豚玉子飯大盛りによる昼飯テロが発生.周囲ではみそカツ定食大盛りが連鎖的に炸裂しています.なお犯行現場にはカボスの匂いが充満しています —— 現場からは以上です.

◆昨夜の験直しが効いたのか,焼肉玉子飯が効いたのか,フシアワセがまったく降臨しない昼下がり.午後4時半,二日目のお座敷が終わった.今日はシアワセに包まれた.夜は “意見交換会” という名のお仕事で,午後8時近くまで大分の繁華街をうろうろした.その後,JRで別府へ.北浜の定宿〈山田別荘〉にチェックイン.ますます外国人度がアップしてきたようだ.さすが別府.

◆温泉に浸かったらもう寝るしかない状態.

◇本日の総歩数=13,209歩. 朝◯|昼△|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


6 december 2017(水)※大分県庁のフシアワセ

◆午前5時半起床.気温2.5度.朝風呂の時間.

◆[欹耳袋]別府に「チャーノフの顔」があった!:今日新聞「鉄輪温泉の「顔ポスター」作成」(2017年1月28日)※泊まっている旅館で実物を観察.とてもわかりやすい泉質可視化の実例.

◆鉄輪から大分交通バスでJR別府駅へ.特急ソニックで一駅乗ればもう大分駅.午前9時過ぎ,大分県庁新館.今日から統計研修三日間のお座敷を務める.小雪が舞った前日とは一転して,青空が広がる大分.県庁の展望ロビーから眺める別府湾はどこまでも続く.どこまでも広がる別府湾.これから極限的フシアワセが押し寄せるとは誰も想像できない.

◆大分県庁のフシアワセ(経時記録)

  • [大分]鉄壁のセキュリティをRが乗り越えられないので,研修が始まらない…… posted at 09:50:06
  • [大分]県庁システム管理課でさえ乗り越えられない “壁” に阻まれている. posted at 10:34:29
  • [大分]昼休み.フシアワセな午前中だった. posted at 11:51:51
  • [大分]昼休み返上で善後策を検討した結果,“生きている” R の「library」(パッケージ込み)フォルダーを丸ごと “生体肝移植” することで,大分県の “死んでいる” R を蘇生させるという荒療治を開始.こんな大手術になるとは思わなかった.フシアワセの極みである. posted at 13:47:31
  • [大分]オフラインで R パッケージをインストールするには,zip からの解凍は事故ることがあまりに多い(経験済).生きている “肝臓” (library)を丸ごと移植するのが—しかも Program Files の R 本体のフォルダーに合体させる—のがベスト. posted at 13:51:18
  • [大分]最近の都道府県ではセキュリティーの “壁” がありえへんほど高くなってきて,大分にかぎらず “壁” を越えようとするのは至難になっている.聞くところでは総務省の強い指導があるからだそうだ. posted at 14:01:23
  • [大分]県庁パソコン実習室のシアワセ率がどんどん下がってきた. posted at 14:05:15
  • [大分]いや,「フシアワセ率がどんどん下がってきた」のまちがい. posted at 14:15:06
  • [大分]「わたし,失敗しないから!」—— “生体肝移植” の効果はバツグンである. posted at 14:23:13
  • [大分]全員がRcmdrを起動できてシアワセになったところで一休み. posted at 14:34:41
  • [大分]花も嵐も踏み越えて初日の統計研修だん.すり減りました〜 posted at 16:20:15

◆午後4時半,よれよれになって大分駅へ.うっかりまちがって反対方向の牧駅まで行ってしまい,あわてて逆戻り.今度は中山香行きなのでだいじょーぶ.別府駅から亀の井バスでまた鉄輪へ.今宵の宿である〈柳屋〉へチェックイン.まずは,フシアワセをきれいさっぱり洗い流そう.今宵の旅館にも自炊部がある.宿泊者は食材を各自調達し,ここで “地獄蒸し” をつくる.開栓するだけで噴気がたちこめる.フシアワセもついでに “地獄蒸し”になればいい.

◆フシアワセを撃退するには,それを上回るシアワセが必要.昨夜の夕餉は旅館に併設されている鉄輪イタリアン〈Otto e Sette Oita〉にて.貸間旅館が立ち並ぶ路地の一角にある “異空間” .平日の夜なのに意外にも賑わっていた.イタリアワインの品揃えが豊富.そして地産地消の美味.料理も食器もいい感じ.

◆シアワセに寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪

◇本日の総歩数=7,821歩. 朝◯|昼−|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


5 december 2017(火)※別府湯けむり巡業の旅

◆午前5時半起床.気温5.7度.旅支度確認.では,出発だ.

◆別府湯けむり巡業2017冬 —— 午前9時半,羽田空港第一ビル.スターバックスに場所を確保した.朝7時過ぎに霧が垂れ込めるつくばを出発し,満員のTXやら山手線やらモノレールに揺られてやっと到着.都内は穏やかな晴天である.今日は正午過ぎのフライトにもかかわらず,とある無粋,いや,掛け値なく重要な中課題検討会が観音台で開催されるので,リモートでウェブ参加せよとの “お代官様” の厳命が下ったからだ.そんなことより,早く観音台にネット接続しないと農林団地引き回しの上打ち首獄門になるぞ.せっかく Adobe Connect でつないでやったのに,誰も応答しない.あんまり待たせたら “お水” 呑み始めるぞ(威張ってみる).しかし “お水” を用意するまでもなく,観音台ウェブ会議につながってしまった…….

◆お手軽にウェブ会議ができるようになると,ますます “逃げ場” がなくなるような.薄暗がりがないとアヤシイことができないんですけど.午前10時,定刻にウェブ会議スタート. Adobe Connect の使い方に慣れていなかったので,空港の雑音が観音台に筒抜けになっているとの指摘あり(汗).午前11時,担当部分はおしまい.とくに発言を求められなかったので,このまま離脱&離陸.周囲では華やいだ会話が飛び交っているのに,何の因果で「社会実装がぁ」とか「年次計画がぁ」という会議をじっと聞いていなければならないのか,という根本的疑義ががが.いずれにしてもあとはよろしく〜

◆リモートな任務が終わったので,保安検査場を突破してゲートへ.フリーダム! 午後2時過ぎに大分空港着.の気温は6.9度.灰色の冬の空から冷たい雨いや雪がぽつぽつ.バスで別府へ.雲が切れて青空が見えているのに,風花が舞う別府湾.

◆別府〜♫•*¨*•.¸¸♪  別府〜♫•*¨*•.¸¸♪ いつもはJR別府駅前の空を飛んでいる油屋熊八だが,今年のクリスマスまでは〈西野達 in Beppu〉 というイベントとのことで室内を飛んでいる.午前の会議のせいで昼飯を逃してしまったので,別府に着いてまず最初に行ったところは,線路沿いから入ったところにある〈吉村鶏肉店〉だった.精肉店ではないところがポイントで,つぶれそうに年季が入った店先のショーケースには,骨付き鶏肉と骨なし鶏肉の二品しかない.もちろん揚げたての唐揚げを注文.美味.唐揚げを歩き食べしながら,別府駅北側にある〈北高架商店街〉へ.ここはひょっとして隠れた “異界” ではないか.実にアートである.何年も別府に来ているがこのエリアはぜんぜん知らなかった.すばらしい.そんなこんなで別府駅前を一年ぶりにぶらぶらしてから,夕闇迫る鉄輪へ.鉄輪らしい温泉噴出の湯気がいたるところから.みゆき坂を下ったところにある貸間旅館〈みゆき屋〉にチェックイン.

◆夕暮れの鶴見岳は積雪でまだらに白くなっていた.まずは温泉へゴー.内湯は半地下にあり,バウムクーヘン型の湯船は別府でよく見るタイプ.源泉は熱湯なのですぐ茹だる.温泉街の坂を上っても下ってもたっぷりの噴気にことかかない鉄輪温泉.旅館の夕餉にはもちろん名物「地獄蒸し」が運ばれてきた.大海老と蟹そしてたっぷりの野菜の籠は美味の証.塩もタレも必要なし.この旅館は古い陶器のコレクションがすごくて,いたるところにずらりと陳列されていた.

◆ご飯食べて♨に入ればあとはもう寝るしかやることがないな.明日からは大分県庁でのお座敷が三日間延々と続く.楽あれば苦あり.苦あれば楽あり.

◇本日の総歩数=9,609歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 90.00kg(+0.15kg) / 30.7%(+0.4%)


4 december 2017(月)※週明け早々の駆け回り

◆午前5時半起床.気温2.2度.朝の観音台は乾いた冬晴れ空が広がる.今朝の最低気温は1.0度.師走に入って朝夕の冷え込みが厳しくなってきた.

◆[欹耳袋]中尾暁 (2017). 早田文藏の手紙および檄文「敢て本邦の分類學者に檄す」.生物学史研究, (96): 1-9.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 明日の中課題検討会の事前打ち合わせ10:30〜11:00.

◆[蒐書日誌]着弾 —— アラン・デケイロス[柴田裕之・林美佐子訳]『サルは大西洋を渡った:奇跡的な航海が生んだ進化史』(2017年11月10日刊行,みすず書房,東京, vi+412+lvi pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08649-9 → 目次版元ページ).

◆正午の気温13.2度.曇り空の昼休みはいつものようにロングコース徘徊だん.農林団地構内の圃場も周辺の集落の田んぼも一面の冬景色.歩き読み読了本:マルク・ブロック[高橋清徳訳]『比較史の方法』(2017年7月10日刊行,講談社[講談社学術文庫・2437],東京, 130 pp., ISBN:978-4-06-292437-5 → 目次版元ページ)※歴史言語学者アントワーヌ・メイエの「比較法」をよりどころとして,歴史学への比較法の適用可能性について考察した論考.本文(pp. 7-66)からいくつかピックアップ:

  • 比較の方法について,この方法があまりにもしばしばうけてきたような誤解を抱かないように注意しよう.比較の方法は,類似点の探索以外の目的をもっていないあまりにもしばしば考えられているし,あるいはそう考えられる傾向がある.また,比較の方法は,無理なアナロジーで満足するとか,さらには,相異なる発展を示すものの間に,必要とあらば何やらわからぬが必要な対応関係を恣意的に措定することでアナロジーを発明さえする,などとよく非難される.(p. 30)
  • 反対に,比較の方法は——正しく理解された場合には——それが独自のものであれ,あるいは同一の出発点をもちながら異なる発展の道をたどった結果であれ,相違点の認識にはとくに積極的な関心をよせるものである.(p. 30)
  • 比較言語学が今日なすべき基本的な仕事の一つは,相異なる諸言語の独自の特徴を析出することだと思われる.しかしながら,比較言語の主たる努力は,はっきりと別の方向に,すなわち諸言語間の親縁関係と系統関係の確定,母語の探索に向けられている.

—— よくまとまった良書だと思う.

◆本日の執筆進捗 —— 追い込み追い込まれつつ書くしかない.

  • [つくば]第5章2,045字だん. posted at 10:16:12
  • [つくば]第5章2,722字だん. posted at 16:50:08

◆予報通り雨が降り出した夕暮れ時.気温は10.5度.冷え冷えする夜が来た.さあ,明日からの旅支度だ.

◇本日の総歩数=11,968歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 89.85kg(−0.35kg) / 30.3%(−0.9%)


3 december 2017(日)※満月の夜は森で△叩き

◆午前6時起床.気温1.8度.寒い夜明け.〈薔薇の騎士〉と〈英雄の生涯〉の冒頭が混じり合うのはきっとホルンが吠えまくるから.

◆午前の┣┣" 撃ち —— マンション理事会9:00〜12:00.よく晴れている.

◆昼下がりの観音台.正午の気温は12.3度.日差しは暖かくても北風は冷たい.午後は自主的軟禁へ.

◆午後5時,つくば駅.夕焼けとともに気温が下がってきた.いま10.7度.今日は夜の松戸〈森のホール21〉の小ホールにてオケ練習.何だか大ホールのイベントに集まった大量の若い女性がロビーに犇めいていた.われわれは小ホールにてリハーサル.しかし,最初はフォーレの〈レクイエム〉なのでオリ番.ただじっと待つのは打族の大事な仕事.〈薔薇の騎士〉でよれよれになり,〈カルメン〉で灰となる.午後9時半終了.重い△を抱えた帰路はなお遠し.つくばに帰り着いたのは午後11時前.巨大な満月が西の空に輝いていた.

◆本日の執筆進捗 —— そろそろ “登頂” しないといけないぞ,と.

  • [つくば]第5章1,575字だん. posted at 15:07:34

◆明日は別府湯けむり巡業の旅支度をしないと間に合わない.

◇本日の総歩数=8,213歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.20kg(+0.10kg) / 31.2%(+0.4%)


2 december 2017(土)※追い込み追い込まれて

◆午前5時過ぎ起床.気温3.8度.

◆[欹耳袋]ブクログ通信「第71回毎日出版文化賞贈呈式潜入!東浩紀さん、前野ウルド浩太郎さんら受賞挨拶を公開!」(2017年12月1日)※バ,バッタ博士がぁ〜(笑)

◆冷たく乾いた北風が吹く観音台は落ち葉がいたるところに吹き寄せられている.午前10時の気温は7.4度.人気のない農林団地で原稿を書き続ける引きこもりの週末.

◆【人生の真理】〈薔薇の騎士〉ワルツはとりあえず暗譜しないと△が叩けそうにないこと.昔々,さる音大の知り合いが「リヒアルトなんかやるからやん」と一刀両断したことを思い出した.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]第5章4,035字だん. posted at 16:57:56
  • [つくば]第5章1,255字だん. posted at 23:05:02

◆明日も続くよ,執筆生活.

◇本日の総歩数=2,236歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.10kg(+0.05kg) / 30.8%(+0.4%)


1 december 2017(金)※今年の終わりの始まり

◆午前5時過ぎ起床.気温6.7度.各メーリングリストへの月例アナウンス送信.冷たい小雨が降る観音台は灰色の雲が広がっている.午前7時の気温は6.9度.寒々しい師走の入り.またしても走り回る月の到来である.

◆[欹耳袋]年の瀬の岡山巡業 —— 第349回岡山大学昆虫学土曜セミナー:三中信宏「分類学と系統学の世界観:多様性はどのように可視化されてきたか」 【日時】2017年12月22日(金)14:00〜17:00【場所】岡山大学農学部一号館一階第四講義室(地図)→ 要旨

◆午前の┣┣" 撃ち —— 所議報告&領域会議10:00〜11:00./大澤商會にブツを搬入しなければならないんだが,いきなり番狂わせが生じてですね……./番狂わせの対処連絡じたばた./何とかなりそうかな.

◆正午の気温は8.4度.朝から薄曇りのまま昼休みになり,ロングコース徘徊.いかにもな冬である.歩き読み本:吉田元『江戸の酒:つくる・売る・味わう』(2016年12月16日刊行,岩波書店[岩波現代文庫・学術356],東京, viii+257 pp., 本体価格1,080円, ISBN:978-4-00-600356-2 → 版元ページ)読了.江戸時代の東北地方で行われた酒造りの歴史が興味深い.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 中課題検討会の紙芝居をつくる午後./南の “肉男爵” さまがいきなりご来室./別件の原稿改訂.即メール送信./いきなりの番狂わせは何とか収拾できることになった.

◆日中の最高気温は9.0度どまり.日が暮れて気温がさらに下がり始めた.湿っぽい寒さはガツンとくる.師走の夜のブリかまテロ.愛媛・戸島一番ブリの巨大なかまを奄美の黒糖焼酎で煮付け,〈玉川〉24BY自然仕込み純米酒(山廃)「Vintage」の燗酒とともに.

◆[欹耳袋]連載〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸〉の第4回記事「パラメトリック統計学への登り道〔1〕:ばらつきを数値化する」が公開されました.

◆週末は追いつ追われつ原稿執筆.

◇本日の総歩数=10,632歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.05kg(+0.15kg) / 30.4%(+0.4%)


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