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日録2024年5月


31 mei 2023(金)※雨降る長浜高校水族館

◆午前5時半起床。雨。気温18.1度。北東の風。今日はネクタイをする日。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 松山道を1時間あまり走って、大州の愛媛県立長浜高校に行ってきた。ロケーションは海の際。この高校には全国に知られた「水族館部」がある。教室には水槽が林立し、中庭にはビオトープが。ここはスゴい。

◆午後の┣┣" 撃ち —— ある “国盗り物語” 。結果がどうなるかは知らんけど。/来週以降に “殿上人” の方々との折衝があるらしい。

◆今日はメンタルに疲れたので、ささやかな気分転換を。アルザスの “オレンジワイン” L'envol 2022。

◆松山空港でジェットスターの出発が遅れたのでひやひやしたが、成田空港第三ターミナルでつくば行きバスになんとか乗れた。日が変わる直前、つくば帰還。雨も風もない静かな深夜。

◇本日の総歩数=8,681歩. 朝◯|昼△|夜−. 計測値(前回比)=未計測 / 未計測

30 mei 2023(木)※温泉に沈んで原稿仕事

◆午前5時過ぎ起床。今朝も快晴。気温15.1度。北北東の風。午前6時前に道後温泉本館に並ぶ。ほどなく刻太鼓が鳴り響き、待ち客の列が本館に吸い込まれていく。今朝は客が少ない。湯神社の隣にある中嶋神社はお菓子の神社。蜜柑の木(天然記念物ニッポンタチバナの接ぎ木と書かれていた)が植っている。足湯でくつろぐ朝のひととき。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 形態測定学本の目次構成とコンテンツについてあれやこれや。こういう案件は思いついたときに投げないとタイミングを逸する。

◆曇り空が広がってきた。午前11時過ぎの気温は24.2度。大学までてくてく歩いてきたら、やや蒸し暑いかも。暴れるかも。

◆[蒐書日誌]つくばと道後を目まぐるしく行き来していると、双方にいただきものの新刊が積み上がる——

  1. アリク・カーシェンバウム[穴水由紀子訳]『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』(2024年4月17日刊行、柏書房、東京, 426 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7601-5563-7 → 目次版元ページ)※ワタクシの書評は本日発売の『週刊文春』2024年6月6日号に掲載されます。書名からは内容が見えてこない。要するにサイモン・コンウェイ=モリスの “収斂進化論” をよりどころにしつつ、一般原理としての自然淘汰理論が他の惑星でも作用したならどうなるかを論じている。結論:人間はこの宇宙でけっして孤独ではない。
  2. 田中泉吏・鈴木大地・太田紘史『意識と目的の科学哲学』(2024年5月25日刊行、慶應義塾大学出版会、東京, iv+114 pp., 本体価格700円, ISBN:978-4-7664-2962-6 → 版元ページ
  3. 宮竹貴久『特殊害虫から日本を救え』(2024年5月22日刊行、集英社[集英社新書・1217G]、東京, 247 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-08-721317-1 → 目次版元ページ
  4. スタンリー・カヴェル[荒畑靖宏訳]『理性の呼び:声 ウィトゲンシュタイン、懐疑論、道徳、悲劇』(2024年5月14日刊行、講談社[講談社選書メチエ・le livre]、東京, 986 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-06-532809-5 → 版元ページ)※1,000ページの鈍器本。
  5. ジャン=リュック・ナンシー[柿並良佑訳]『嘘の真理』(2024年5月14日刊行、講談社[講談社選書メチエ・le livre]、東京, 115 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-06-534715-7 → 版元ページ)※こちらは100ページほどの薄さ、このところ選書メチエは厚さの “分散” が大きいな。
  6. 国立科学博物館筑波実験植物園(編著)『植物園へようこそ』(2024年5月15日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・326],東京, viii+102 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029726-4 → 目次版元ページ

—— 以上、ご恵贈本ありがとうございました。続いて、岩波文庫の “松山本” 2冊——

  1. 正岡子規[復本一郎編]『正岡子規スケッチ帖』(2024年5月15日刊行、岩波書店[岩波文庫・緑13-14]、東京, 202 pp., 本体価格840円, ISBN:978-4-00-360047-4 → 版元ページ
  2. 高浜虚子[岸本尚毅編]『新編 虚子自伝』(2024年4月12日刊行、岩波書店[岩波文庫・緑28-11]、東京, 333 pp., 本体価格910円, ISBN: 978-4-00-360046-7 → 版元ページ

◆夏日ラインにはぎりぎり達しなかったが、それなりに暑かった一日の終りは、広島は宮島にある〈Charles Brewing〉の Hazy IPA「White Album」。冷たい “にごり水” につい惹かれるワタクシは偏愛気味なのかもしれない。このあと何か仕事があったような……

◆夜の┣┣" 撃ち —— 学科内 zoom ミーティング 19:30〜21:30。

◆明日は朝から海を見に行く。

◇本日の総歩数=9,240歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)=未計測 / 未計測

29 mei 2023(水)※雨雲が去って青空爽快

◆午前5時過ぎ起床。すっきり青空。朝日に輝く松山城。気温14.0度。涼しい北東の風が心地よし。ひさしぶりに窓を全開にして、室内に淀んだ瘴気を吹き払う。

◆朝イチの〈飛鳥乃湯泉〉から足湯への定番コース。雲ひとつない快晴。ここ〈空の散歩道〉の足湯は両端に湯口があるが、どちらから源泉が出るかはときどき変わるので、そのつど給湯口と排湯口の位置を確認しないといけない。

◆[蒐書日誌]今朝の足湯読書本:橋本倫史『観光地ぶらり』(2024年3月31日刊行、太田出版、東京, 381 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-7783-1925-0 → 版元ページ)※先日、大街道のジュンク堂で袖を引かれた。扉のカラー写真は旅館〈常盤荘〉から道後温泉本館に下る坂道。そして冒頭章は道後温泉。〈ニュー道後ミュージック〉をリピートする橋本さん。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 非常勤出講している大学(東京大学と東京都立大学)と都道府県(大分県農林水産研究指導センター)に、人間環境大学学長宛の出講依頼状を出してもらうよう要請した。大学の講義はもう始まっているんだけどねー。/科研費ワークショップの旅費手続き。初夏の軽井沢〜

◆正午の道後温泉街。アーケードから出た駅前はくらくらするほど日差しがまぶしい。気温21.2度。北西風が強いので体感気温はもっと低い。湿度も50%まで下がってきたので、からっとした気持ちのよい暑さ。午後の最高気温は25.1度の夏日になった。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 学内SD研修会「合理的配慮」オンライン受講 15:30〜17:00。

◆今日は暑かった〜 〈mayudama〉にてまずは西条の Hazy IPA 「タルモンジ」から。

◆続いて〈いよ狸〉にて、もうキリがなく……

◆明日は明日の風が吹く〜

◇本日の総歩数=5,694歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)=未計測 / 未計測

28 mei 2023(火)※大雨降って南大沢高座

◆午前5時起床。一晩中降り続いた雨は、さらに強まって土砂降りに。気温16.5度。西南西の風。愛媛県内には大雨・洪水・雷の警報や注意報が発令されている。こんな空模様なので、〈飛鳥乃湯泉〉はガラ空きだったし、いつもは常連さんがいる足湯には人影がまったくなかった。本館もきっと空いていたにちがいない。下駄履きなので雨に濡れた湯神社の階段で転ばないよう慎重に降りて、〈ユノマチベーカリー〉経由で帰宅。

◆[蒐書日誌]河田雅圭『ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?:進化の仕組みを基礎から学ぶ』(2024年4月30日刊行、光文社[光文社新書・1307]、東京, 372 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-334-10292-0 → 目次版元ページ)の書評原稿は速攻で校正ゲラのチェック完了。来月初旬に各新聞社に配信されるとのこと。

◆正午、空がだいぶ明るくなってはきたが、まだ降り続いている。はやくあがりなさい(おまゆう)。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 南大沢「観光統計解析」13:00から14:30。初回オンライン高座が始まりまーす。/統計曼荼羅前座噺おわりました。ちょっと休憩ね。/初回終了。zoom録画は後ほど公開します。

◆やっと雨が止んでくれた。ちょっくら道後樋又まで出勤してこようかな。午後3時の気温18.1度。湿気はあるが北西風が涼しい。曇り空の大学キャンパス。新館工事のため玄関前一帯は好き放題に?掘り返されていた。

◆大雨を降らせた雨雲は東に去っていったが、霧雨はまだしとしと降り続いている。ここでは傘は無用なので、もう少ししたらアーケード街にお出かけすることにしよう。〈奴寿し〉にて、鯛のお造りには大州の〈叶川〉純米吟醸。

◆煮穴子のたれ焼きには〈賀儀屋〉純米吟醸。

◆雨上がりの横丁に際立つ道後湯之町検番〈華ひめ楼〉の艶やかさよ。

◆今日の日中は17〜18度という低めの気温だったが、明日は一転して暑くなるらしい

◇本日の総歩数=8,379歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)=未計測 / 未計測

27 mei 2023(月)※雨に濡れて道後に着地

◆午前5時前起床。雲の多い朝。気温は19.8度。湿っぽい南風。雨雲やら前線やら台風接近の前兆が強まってきた。ワタクシが引き寄せたわけではないが、この地にいるだけで咎められそうなので、早々に西方に逃げ出すことにしよう。

◆午前9時、つくば駅。大粒の雨がぼたぼた降り始めた。油断も隙もないが、ワタクシが呪詛したせいではありませぬ。午前11時過ぎ、成田空港第三ターミナル着。雨が降る降る。気温は低めでも蒸し暑すぎる。人も多い。

◆午前の┣┣" 撃ち —— もう一件の書評原稿:河田雅圭『ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?:進化の仕組みを基礎から学ぶ』(2024年4月30日刊行、光文社[光文社新書・1307]、東京, 372 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-334-10292-0 → 目次版元ページ)を仕上げて編集部にメール送信終了。さあ、搭乗口へ行くぞ。

◆午後3時過ぎ、松山空港到着。雨上がりの蒸し暑さ。気温26.0度。とりあえず道後温泉へリムジンバスで向かう。しかし、西から兇悪な雨雲が急速接近中。またかー。街中に入るとさらにざんざん降ってきた。雨に煙る松山城。雨が降っては止む蒸し暑い温泉街入口の〈10ファクトリー〉にてみかんのジェラートをダブルで。上は河内晩柑、下は清見タンゴール。こういうさわやかなものをいただかないと。

◆夜になっても本降りの雨は降り続き、ときどき遠雷の轟きも。線状降水帯が発生しているらしい。明日ははたして外に出られるのだろうか。

◇本日の総歩数=5,250歩. 朝◯|昼−|夜△. 計測値(前回比)= 83.55kg(−0.20kg) / 30.1%(+0.2%)

26 mei 2023(日)※〆切様との決戦は続く

◆午前6時起床。晴れ。夜明け前の朝焼けがみごとだった。気温15.9度。東南東の微風。

◆日曜の┣┣" 撃ち —— アリク・カーシェンバウム[穴水由紀子訳]『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』(2024年4月17日刊行、柏書房、東京, 426 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7601-5563-7 → 目次版元ページ)の書評原稿にケリをつける。/もうひとつの書評原稿は明日か。

◆夜は十割そば@春日〈いの瀬 凛〉。

◆明日は松山にとんぼ返り。

◇本日の総歩数=1,099歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 83.75kg(+0.10kg) / 29.9%(−0.1%)

25 mei 2023(土)※夏越の祓への準備運動

◆午前5時前起床。曇り。気温18.8度。東北東の風。

◆日中の┣┣" 撃ち —— 書評本を2冊抱えて右往左往。書かないと書かないと。

◆夜のむしやしないは〈仙太郎〉の水無月。まだ早すぎると怒られるが、来月末の “準備運動” だと思って広い心でゆるしてねー。

◇本日の総歩数=1,269歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 83.65kg(−0.15kg) / 30.0%(+0.4%)

24 mei 2023(金)※ほぼ真夏日に本を読む

◆午前5時起床。晴れ。気温16.5度。北東の微風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 松山道後キャンパスでの図書購入検討会議に遠隔参加 9:00〜10:20。

◆正午のむしやしないは新顔の「ブリュレ芋ようかん」を。ひさしぶりの金色徳利とともに。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 実験室・実習室・倉庫が設計図に入っていないという乱入┣┣" が暴れる。明日また陳情しないと。こういうことが頻繁に起こる。

◆[欹耳袋]愛媛新聞 online「松山で70年ぶりに発見! 準絶滅危惧種のトンボ・キイロサナエ 川沿いで幼虫確認」(2024年5月22日)※「松山市のレッドデータブックを執筆した人間環境大(愛知県岡崎市)の久松定智准教授によると、松山での確認は50年代以来」。

◆今日の最高気温は真夏日寸前の29.4度だった。もちろんエアコンはひそかに試運転している。

◆ひさしぶりのうな丼に合わせて、滋賀県湖南市の〈北島〉みずかがみ生おりがらみ純米無濾過を抜栓。日ごろの行いがよいので、バクハツすることはなかった。

◆明日は書評ふたつに決着を付ける日。

◇本日の総歩数=1,969歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 83.80kg(+0.15kg) / 29.6%(−0.1%)

23 mei 2023(木)※遠隔高座は所かまわず

◆午前5時起床。晴れ。気温14.5度。東風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 本読みまくり。/UHE学科内会議(非公式)のための zoom ミーティングを開設。/来週から始まる都立大「観光統計解析 I」の Discord サーバーを開設。/長年懸案だった某共著本も Discord 上で動き始めている。こちらは目次の組み立てから再起動する。

◆午後の最高気温は夏日ライン超えの25.7度。

◆午後の┣┣" 撃ち —— #TodaiStat 実験計画法の始まりでーす。/#TodaiStat 今日は実験計画法(完全無作為化法)の途中まで解説しました。二週間後に続きます。

◆夕方の空は今日も真っ赤な夕焼け、家の中は松山から押し寄せてきたカラマンダリン一色。2Lサイズなので “みかん圧” がタダゴトではない。

◆夜の┣┣" 撃ち —— 必死のパッチで本を読む。

◇本日の総歩数=1,994歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 83.65kg(+1.05kg) / 29.7%(−0.1%)

22 mei 2023(水)※〆切様との鍔迫り合い

◆午前5時起床。薄曇り。気温17.7度。東北東の風。昨日はドロのように12時間も寝てしまった。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 書評本1のメモ書き。/書評本2を読む読む。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 入試・広報部会 14:10〜16:00(Teams)/続く教学マネージメント会議はなかったようだ。

◆今日の夕焼け。松山ではこういう真っ赤な夕焼けを見たことがまだないのだが、どうしてだろう。

◆今宵の〈みなか食堂〉はひさしぶりの玉子丼だった。卵料理には常備水〈風の森〉秋津穂657を。〈みなか食堂〉道後店も早く厨房の用意をしないと。

◆明日は必死のパッチで書評を書きますっ(決意宣言)。

◇本日の総歩数=1,558歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 82.60kg(−1.75kg) / 29.8%(−0.9%)

21 mei 2023(火)※道後温泉本館から直帰

◆午前3時過ぎ起床。曇り。気温17.8度、北東の風。昨夜は早寝しすぎたので、朝はこんな時間からごそごそしている。ひさしぶりに道後温泉本館へ。週末はどうしようもないほどの列だったが、午前6時前でも、10人そこそこの待ち客だった。午前6時の「刻太鼓」の連打とともに中に入る。しかし、外では待ち客がどんどん増えていので、あまりゆっくり浸かってはいられない。今は足湯でゆっくりしている。

◆一昨日の夕方、大街道に出撃するため伊予鉄の古いタイプの市内電車に乗ったら、車内中が “みかんだらけ” だった。ポスターも吊り革にもみかんみかん。大分に出張したときは「万物に “かぼす” が降り注ぐ」食文化に驚いたが、松山では「万物は “みかん化” する」ことを実感する日々が続く。「みかん」では分類カテゴリーが大き過ぎて役に立たないんでしょう。愛媛における “みかん” の民俗分類体系はおもしろいテーマかも。

◆今朝の食卓は〈ユノマチベーカリー〉の明太子フランス(たまごサンド版)。フランスパンのたまごサンドに明太子がトッピングされているという、ずっしり重くて心地よく背徳な朝餉パン。ワタクシ自身がうっかり “みかん化” しないよう、朝は100%リンゴジュースを選ぶようにしている。

◆道後温泉から松山空港へはリムジンバスで超ラク。ジェットスターは10:40発、成田空港正午過ぎ着。シャトルバスに乗って午後3時前につくばセンター帰還。湿気たっぷりの雲が広がる。気温は28度超。ベランダでメダカの仔が次々と孵化しているのはいいとして、これはいくらなんでも蒸し暑すぎる。松山から┣┣" どもがくっついてきたし。ちょっとどうしましょー。

◆朝が早すぎたせいか、睡魔が来りて笛を吹く。

◇本日の総歩数=6,052歩. 朝◯|昼◯|夜−. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

20 mei 2023(月)※週明け〆切様揃い踏み

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温15.6度。南東の風。心地よい早朝の温泉街。道後温泉本館はオープン前から50人ほどの列ができていた。ワタクシは〈飛鳥乃湯泉〉から足湯への定番コース。湯上がりに、湯神社への石段を下駄履きで毎日上り下りする。足湯はその上にある。

◆日中の┣┣" 撃ち —— 書評本の〆切様がずっと居座っている……(ひー)。

◆そういえば、道後温泉に住むようになってからちゃんとしたコーヒーを飲んでいなかった。通勤の行き帰り、熟田津の道沿いにある喫茶店〈nagai coffee〉が気になっていたので、今日の帰り道に立ち寄ってみた。コロンビアの一杯立てをオーダー。ひさしぶりにうまかった。

◆昨夜、雨降る〈奴寿し〉で最後のデザートに出されたのが、温泉煎餅のバニラアイス乗せだった。道後温泉にも温泉煎餅があるんだぁ、と店を訊いたら、「おすまいのマンションの真向いですよ」。えっ、あの得体のしれへん、ふっるーいお店でしょうか。その〈玉泉堂本舗〉は、華やかで賑やかな道後温泉アーケード街に面しているのに、そこだけ違う空気が流れている。最初は何の店なのかぜんぜんわからなかった。こわごわ中に入り、もの静かな女将さんに「あの、温泉煎餅を買いたいのですが……」と言うと、「来月になりますが……」と。はい? お店の話では、今は「温泉煎餅」と「潮煎餅」の二種類だけで、温泉煎餅は予約販売のみとのこと。他の多くの温泉地では、温泉煎餅とか温泉饅頭はそれこそあふれるほど売られているのに、来月まで待つんですかっ。さすがは天下の道後温泉。はい、もちろん予約してきましたー。来月4日に受け取り。

◆道後の奥深さに感心しつつ、射的場のある路地に入ったら、〈坊っちゃん〉から「青い山脈」のカラオケが店外まで大音量で響いていた。気にしないしない。ママさんに「ごはん」と注文したら、煮込みハンバーグがズドンと落ちてきた。これがコーヒー一杯よりも安いとは道後はやはり奥深いぞ。

◆今日の最高気温25.7度は夕方5時過ぎだった。日々、それなりにだんだん暑くなってきている。一方、早朝の最低気温が15.0度と涼しいので許す。

◆夜は書評本を読みまくっている。〆切様を怒らせてはならぬ。

◇本日の総歩数=7,944歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

19 mei 2023(日)※今日はハメを外せない

◆午前5時半やっとこさ起床。曇り。気温17.9度。東北東の風。湿度52%。朝イチの〈飛鳥乃湯泉〉に入り、階段を上がって足湯にゆっくり浸かる。熟田津の道〈水口酒造〉のお飾り。今日はネクタイに締め上げられる日。

◆本日の┣┣" 撃ち —— 人間環境大学総合環境学部オープンキャンパス(松山道後キャンパス)9:00〜16:00。久松さんによる体験セミナー「昆虫学者が教える!——フィールドでの調査法」は雨が心配だったが、幸いキャンパス内での昆虫トラップ実習にOC参加者を連れていけた。参加者のみなさん、おつかれさまでした。

◆雨はしだいに本降りに。道後樋又でのハードワークのあとは、道後温泉の寿司屋〈奴寿し〉にてくつろぎのひと時を。極楽〜。今宵は内子町・酒六酒造の〈京ひな〉を集中的に学ぶ。

アテはお造りの盛り合わせ・愛南町の岩牡蠣(蒸して)・鰹の塩たたき。

〆の握り寿司(特上)。たまたまカウンターで隣席になった小島俊一さんから道後駅前の〈椿倶楽部〉を紹介される。つながるつながる地元ネットワーク。

◆明日は明日の風が吹く。

◇本日の総歩数=10,972歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

18 mei 2023(土)※ためらわずハメを外す

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温14.4度。東風。日中はともかく、朝の涼しさは格別。〈飛鳥乃湯泉〉の朝風呂に沈んでから、湯籠を片手に温泉街をぶらぶらする。御手洗川は道後温泉街に入るとすぐ暗渠になるが、アーケード街を抜けた「熟田津の道」沿いではまたオープンに変わる。しっかり護岸工事されてしまってあまり趣きはないが、水量は豊富で魚・貝・鳥などを含めて生きものたちがいろいろ見られ、徒歩通勤の目を楽しませてくれる。

この川にはカワニナもいるようなので、ひょっとしたらと思っていたら、確かに護国神社沿いの水路にはホタルが飛んでいることをフィールド自然学科の同僚教員が目撃した。生物学者の観察眼おそるべし。街中にホタルが飛ぶ松山、侮るべからず。

◆今の季節はツバメの子育てのピーク。道後温泉アーケード街の中にもあちこちにツバメの巣がつくられていて、親ツバメたちは観光客の雑踏の頭上を軽やかに飛び回っている。田んぼこそないが、林や川が近くにあるので餌には困らないのだろう。マンションの高層階にもカゲロウが飛んでくる。

◆道後に来て初めて道後公園展望台に登り、石手寺方面を望む。初夏の新緑がみずみずしい。

◆お昼前、古い知人が道後を来訪されたので、やや背徳な〈麻とき〉にてお昼ごはん(余計な写真は載せない)。来月からはサブスクを始めるとのこと。

◆午後は、人間環境大学にて明日開催されるオープンキャンパスの体験セミナーのため、キャンパス内にマレーズトラップなどを組み立てる “お殿様” の立ち会い。明日はよろしくお願いいたします。

◆夜は総合環境学部懇親会を大街道二番町〈HARUNA〉にて。OC前夜懇親会にしてはほどよく盛り上がったかもしれない。

◇本日の総歩数=15,205歩. 朝◯|昼△|夜✕. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

17 mei 2023(金)※ネクタイを締める一日

◆午前4時半起床。晴れ。気温14.3度。北東の風。夜明け前の涼しさは格別。朝イチの道後温泉本館は長蛇の待ち客列が伸びていた。これでは近づけない。リニューアルしたらいったいどうなることやら。〈飛鳥乃湯泉〉に入ってから足湯。毎朝の定例コース。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今日は人間環境大学で某公式イベントがあるので、ネクタイを締めている。暑い・きつい・苦しいが、これもまたきっと何かの修行にちがいない。夕方まではひたすらガマンするしかない。ガマンガマン。この反動がコワい〜。/学長ミーティング 10:00〜11:00。これから建設される新校舎の設計図を初めて見る。終了後、いったん居室にひきこもる。次の出撃は午後。

◆つい精読したくなる論文:Karlsson, B.C.G., Friedman, R. Dilution of whisky – the molecular perspective. Scientific Reports, 7, 6489 (2017)※ウィスキーは水を添加した方がうまくなる。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 高校教員説明会 13:00〜16:30。

◆今日の松山の最高気温25.4度は午後5時過ぎだった。ネクタイを外すと途端にささやかなビールの祝杯。西条の Hazy IPA とスコットランドのPunk IPA。夕陽が眩しかった。西国は日の入りが遅い。山の上の “殿様のおうち” がライトアップされて輝いている。

◆明後日はオープンキャンパスが待っているので、明日は静かに過ごしたいのだが、 “お殿様” がいらっしゃるので油断はできない。

◇本日の総歩数=10,184歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

16 mei 2023(木)※道後温泉生活への復帰

◆午前5時前起床。曇りところどころ晴れ。気温16.1度。夜半から南西風が吹き荒れている。ちと涼しすぎる風に吹かれて朝イチの〈飛鳥乃湯泉〉へ。湯神社の階段を下駄で上がって足湯へ。

◆青空が広がってきた午前7時、気温16.4度。南西の風6mとなお強し。吹き抜ける風は肌寒いほど。松山城が真正面から朝日に浮かび上がるのはほんの一瞬。今週末は久松の殿様が故郷に帰ってこられるので、ワタクシはワルいことができない。

◆温泉街に貼られたポスターによると、〈道後温泉本館〉のリニューアル再オープンは7月11日(木)とのこと。今年はじめに再開日はもう決まっていたのか——道後温泉「道後温泉本館の全館営業再開日について」(2024年1月11日)

◆午前の┣┣" 撃ち —— 残る┣┣" の下半身もただいまお帰りいただいた。

◆天気はとてもよいのだが、午後になっても強風は吹き止まない。午前の瞬間最大風速は16.9m/s、平均でも6〜8m/s。気温が17〜18度台なので、日差しは暑くても体感的にはけっこう涼しい。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 東大の生物統計学オンライン高座。今週も道後温泉からお送りします。/#TodaiStat 正規分布のお噺をしました。/#TodaiStat フィッシャー先生一代記に続いて、来週は実験計画法に入ります。

◆夕刻、ぶらりと入った地元アジト〈mayudama〉にて。西条市〈GROUNDTAP BREWERY〉のクラフトビール(Pale Ale と Hazy IPA)の洗礼を受ける。アテは同じ西条の「ひうちべっぴんポークのソーセージ」。おお、これはうまい。さらに、店主おすすめの内子町〈天神村醸造所〉のクラフトラムという立て続けの “愛媛攻め” を受け、ワタクシはあえなく寝落ちしてしまったのだった。道後を取材するなら〈坊ちゃん〉は欠かせませんよ>NHK松山さん。

◆あしたはネクタイを締める一日。

◇本日の総歩数=9,909歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

15 mei 2023(水)※暑いのに鍋焼きうどん

◆午前4時過ぎ起床。雲間に青空が覗く。気温11.4度。西南西の微風。旅立ちの夜明け前。午前5:20つくばセンター発の成田空港行きバスに乗る。

◆午前6時半、成田空港第三ターミナル到着。早朝から成田空港は混んでいる。今回は荷物を事前に宅急便で松山に送ってしまったのでとても身軽。Jetstar のフライト料金はかなり安くなるし、搭乗手続きもラクだし、いうことなし。LCCは持ち込み荷物の「重さ」にやたら五月蝿いので、身軽なほどシアワセになれる。午前8:20成田離陸。

◆午前10時、定刻より早く松山空港に到着。薄雲がかかる青空。気温20.1度。南西の風。今は穏やかに晴れていても、夕方からは雨が降るとの予報。またかー。

◆空港からは、リムジンバスで道後温泉に直行。朝昼兼用のささやかなごはんは、伊佐爾波坂の〈まんま〉にて「鍋焼きうどん(落とし卵付き)」。サイドメニューは「いなり寿司(2個)」と「いりこと昆布のかき揚げ」。おでんを追加するというオプションもあったが、飯を食いに松山に来たのかと疑われるのは心外なので思いとどまった。

◆午後は大学へ。大小取り混ぜて┣┣" がまた増殖していた>

◆夕方、うっかり寝落ちしてしまったら、雨が降るどころか、上弦の月が夜空にくっきり浮かんでいた。夜風が涼しい。

◇本日の総歩数=10,028歩. 朝−|昼△|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

14 mei 2023(火)※┣┣" と〆切様きたる

◆午前5時半起床。曇り。気温12.7度、東北東の微風。昨日は南から蒸し暑い湿気が押し寄せてきたが、今朝は空気が入れ替わってひんやりからっと快適至極。〈みなか食堂〉の朝餉にはひさしぶりのスペイン風オムレツが登場。厨房ではりきる店主。

◆[蒐書日誌]ご恵贈本以外の本も積もっている——

  1. 前野ウルド浩太郎『バッタを倒すぜ アフリカで』(2024年4月30日刊行、光文社[光文社新書・1305]、東京, 605 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-334-10290-6 → 目次版元ページ)※前著:前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』(2017年5月20日刊行,光文社[光文社新書・883],東京, 380 pp., 本体価格920円, ISBN:978-4-334-03989-9 → 目次版元ページ)の続編。新書であっても「605pp.」もあれば “自立” する。近頃の光文社新書は攻めまくっている。
  2. 高柳友彦『温泉旅行の近現代』(2023年12月1日刊行、吉川弘文館、東京、218 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-642-05982-4 → 目次版元ページ)※♨に住むなら♨のことをきちんと知らないと。
  3. オザワリエ『JAMCOVERの雑貨とおやつ』(2016年1月23日刊行、アノニマ・スタジオ、東京, 193 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-87758-746-8 → 版元ページ)※〈JAMCOVER〉は榛名の雑貨店。ときどき行く。
  4. 和泉悠『悪口ってなんだろう 』(2023年8月10日刊行、筑摩書房[ちくまプリマー新書・432]、東京, 147+xi pp., 本体価格800円, ISBN:978-4-480-68459-2 → 版元ページ
  5. 原田ひ香 定食屋「雑」』(2024年3月23日刊行、双葉社、東京, 300 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-575-24727-5 → 版元ページ

—— 以上をもって、本の山はすっかり切り崩された。

◆夜の┣┣" 撃ち —— 朝から格闘していた大きめの┣┣" の上半身だけお帰りいただいた。下半身はまだのたくっている。

◇本日の総歩数=1,463歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 83.85kg(0.00kg) / 29.5%(−0.1%)

13 mei 2023(月)※強い風雨で書籍流発生

◆午前5時過ぎ起床。雨。気温19.4度、南風。雨雲がどんどん押し寄せてきているが、ワタクシのせいではありません。

◆[蒐書日誌]この四月以降、ワタクシの生活形態がすっかり変わってしまったので、いただきものの本とかいただきものの本とかいただきものの本たちの整理と紹介をする余裕がまったくなかった。すみませんすみません。雨はますます強まりそうなので、 “書籍流” にならないうちに切り崩します。

まずはいただきものから——

  1. 河田雅圭『ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?:進化の仕組みを基礎から学ぶ』(2024年4月30日刊行、光文社[光文社新書・1307]、東京, 372 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-334-10292-0 → 目次版元ページ)※『はじめての進化論』以来24年ぶりの新書。進化生物学の “今” を知るための本。今週中に各紙配信用の書評原稿を書きます。
  2. 今井むつみ『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』(2024年5月13日刊行、日経BP、東京, 303 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-296-00095-1 → 版元ページ)※人間環境大学松山道後キャンパスに送られてきた初めてのご恵贈本。
  3. 柳川久『北の大地に輝く命:野生動物とともに』(2024年4月15日刊行、東京大学出版会、東京, viii+155+16 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-13-063959-0 → 版元ページ
  4. 滝川一廣・杉山登志郎・田中康雄・村上伸治・土屋賢治 (編)『そだちの科学・第42号』(2024年4月15日刊行、日本評論社、東京, 本体価格1,500円, ISBN:978-4-535-90762-1 → 版元ページ)※特集〈発達障害が多すぎる〉の「IV・エッセイ」に、三中信宏「分けられないものを分ける功罪——分類思考の観点から」(pp. 87-89)を寄稿した。
  5. 講談社選書メチエ『執筆者150人が選んだ524+冊:1994–2024年ベストセレクション』※非売品。109ページもあるカタログ。
  6. 中沢新一『構造の奥:レヴィ=ストロース論』(2024年4月9日刊行、講談社[講談社選書メチエ・800]、東京, 235 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-06-535248-9 → 版元ページ
  7. 本村凌二『神々のささやく世界:オリエントの文明[地中海世界の歴史・1]』(2024年4月9日刊行、講談社[講談社選書メチエ・801]、東京, 331 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-535425-4 → 版元ページ
  8. 本村凌二『沈黙する神々の帝国:アッシリアとペルシア[地中海世界の歴史・2]』(2024年4月9日刊行、講談社[講談社選書メチエ・802]、東京, 277 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-535426-1 → 版元ページ
  9. 西田龍雄『西夏文字:その解読のプロセス[新装版]』(2024年5月21日刊行、紀伊國屋書店、東京, 209 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-314-01205-8 → 版元ページ)※1967年の初版(紀伊國屋新書・A-30)を復刻した新装版。版元によると、1994年に「精選復刻紀伊國屋新書」として復刻されていて、今回は二度目の復刻になる。改版ではないので、目次とノンブルも含めて初版とちがいはない。西田龍雄『西夏文字』の元本(1967)は、エンボス加工された手触りのよいビニールカバーにくるまれていたが、半世紀が経ってすっかり劣化してしまった。1980年に玉川大学出版部から増補復刻版が出ているようだが未見。
  10. 山本英子『キミは文学を知らない。—— 小説家・山本兼一とわたしの好きな「文学」のこと』(2024年5月10日刊行、灯光舎[本と人生・第1巻]、京都, iv+212 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-909992-10-9 → 目次版元ドットコム)※新シリーズ発進。第2巻の著者としてワタクシの名前が巻末にひっそり載っていたりする……。原稿改訂しないと〜しないと〜しないと〜。

——ここ一ヶ月のご恵贈本は以上です。ありがとうございました。

◆雨に濡れる観音台。ひさしぶりの5階からの眺め。

◆今日はときおり傘がさせないほどの風雨だった。夕方、いったん弱まったが、夜になってまた雨足が強まってきた。蒸し暑さも加わって、不快指数高し。蒸し暑い季節はふいに暴れたくなる(動物かいっ)。

◇本日の総歩数=1,793歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)= 83.85kg(−0.55kg) / 29.6%(+0.1%)

12 mei 2023(日)※南風が吹き荒れた一日

◆午前6時起床。晴れ。気温17.9度。南風。

◆お昼前のむしやしない。〈つくいち〉の〈カフェ・ポステン〉のあんバターサンド。これくらいは朝飯前ならぬ昼飯前。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 関係者諸氏に「【********本】「┣┣" −1.0」の再来です(覚悟しましょう)」なるメールを発射した。石に刻み込まれた本の企画は何年経とうが何度でも繰り返し闇の底からよみがえってくる。

◆夜になっても南風は止まず、午後9時の気温は20.5度という生ぬるさ。今のところ〈みなか食堂〉はワタクシがつくばにいるときしか営業できていない。今宵の夕餉は冷凍庫の残りものカレーソース大処分作戦。

◆西から兇悪な雨雲が接近しているとの予報だが、ワタクシが引き寄せたわけではない。

◇本日の総歩数=4,799歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.40kg(+0.25kg) / 29.5%(+0.1%)

11 mei 2023(土)※夏日が燦々と照りつけ

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温10.7度。東からの微風。

◆午前のつくば駅。朝から初夏の陽射しが降り注ぐ。センター広場では〈つくばフェスティバル〉の準備が進んでいる。気温はすでに22.6度。夏日になるとの予報。これから所用で守谷へ。

◆よく晴れた一日だったが、今日の最高気温は24.8度と夏日ラインには届かなかった。湿度が低いので暴れずにすんだ。

◇本日の総歩数=2,860歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.15kg(−0.20kg) / 29.4%(−0.4%)

10 mei 2023(金)※にぎやかなとべ動物園

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温11.2度、東風。今朝も涼しい愛媛県。標高の高い久万高原では3.7度まで冷え込んでいる。午前6時の温泉街入り口。昼間はすれ違うのも難儀する混みかただが、早朝は閑散としている。道後湯之町のごみ収集は時間が早く、午前7時にはもうあとかたもない。観光客の朝歩きを配慮しているのだろう。今朝は缶とガラスの回収日。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 朝早く車で砥部町の〈とべ動物園〉にて今後の連携(フィールド実習、インターンシップ受入れ、共同研究など)に向けての打合せ。どのレベルで連携協定を結ぶか(学部=園/大学=協会/学園=県)は今後の検討事項。好天に恵まれ、平日にもかかわらず幼稚園の合同イベントで大混雑。ひさしぶりに動物園という場所に足を運んだ。ネクタイを締めて歩き回る場所ではない。

◆いったん自宅に戻ってスーツを着替え、「みかんビール」という名の “清涼飲料水” を給水してから再出勤。午後になって日差しが一段と強まってきたが、最高気温は23.7度と夏日ライン未満。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 入試・広報部による広報パンフレット打合せ 14:00〜16:00。

◆夕刻、きれいな姐さんがスッと入っていったのはなんと「検番」だった。タイムスリップした気分。かつて道後温泉には〈松ヶ枝遊廓〉があったので、「検番(見番)」には重要な役割があったのだろう。

◆今日の〈坊ちゃん〉は初めてのカレーライスだった。内気なワタクシは普通盛り。このあとサイドメニューがもう一皿飛んできた。もちろん税込500円。

◆松山空港の最終フライトであるジェットスター20:20に乗る。機中本:武田百合子『富士日記(上):不二小大居百花庵日記』(1977年10月20日刊行、中央公論社、東京, 1 plate + 333 pp.)読了。午後10時前、成田空港第三ターミナル到着。いつもの通勤路。

◆つくばセンター行きの最終バス22:30でつくばに帰還したのは日が変わる寸前。即寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪

◇本日の総歩数=16,276歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

9 mei 2023(木)※瘴気消え失せ爽快至極

◆午前5時半起床。晴れ。気温は10.4度と冷え込んでいる。北北東の風が冷たい。朝イチの〈飛鳥乃湯泉〉。大型連休中は早朝から行列が伸びていたが、平日に戻ってやっとゆっくり浸かれる。今朝の松山は最低気温が9.9度と10度を割り込む涼しさになった。もともと熱めで長湯ができないはずの道後温泉が心地よく感じられたのはそのせいかもしれない。〈飛鳥乃湯泉〉のあとは湯神社に詣でる。温泉街を見下ろして足湯三昧。連休中は大混雑で近寄ることもできなかった。〈ユノマチベーカリー〉でパンを買って帰る日常が戻ってきた。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 行けば行ったでこまごまと┣┣" どもにまとわりつかれる。/強いて “松山市民” にならなくてもよいとのこと。

◆[欹耳袋]時事ドットコム「武田花さん死去 写真家、エッセイスト」(2024年5月8日)※たまたま松山との行き帰り機中読書本として:武田百合子『富士日記(上):不二小大居百花庵日記』(1977年10月20日刊行、中央公論社、東京, 1 plate + 333 pp.)を読んでいた。これで日記の書き手だった父・母・娘の三人とも亡くなったことになるのか。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 帰れば帰ったで大きな┣┣" がぬっと姿を見せる。いきなり来られると心臓に悪い。/#TodaiStat パラメトリック統計学やってますやってます。/#TodaiStat 正規分布まで進みました。来週は続きをやります。

◆今日は日差しは強かったが、からっとしていて、最高気温20.4度でも不快感はまったくなかった。東大のオンライン高座のあとは〈坊ちゃん〉でいつもの鯖定食を食べてきた。明日はひさしぶりにカレーをつくるとママさんは張り切っていた。

◆[蒐書日誌]半世紀ぶりの復刊 —— 西田龍雄『西夏文字:その解読のプロセス[新装版]』(2024年5月下旬刊行予定、紀伊國屋書店、東京, 本体価格2,800円, ISBN:9784314012058 → 版元ページ)※〈書物復権2024〉の一冊として:西田龍雄『西夏文字:その解読のプロセス』(1967年3月31日刊行,紀伊國屋書店[紀伊國屋新書・A-30],東京, 209 pp. → 目次)が新装復刊決定との連絡が版元から届いた。ワタクシが最初に本書を手にしたのは半世紀前の高校生の頃だった。そのことは、昨年の〈書物復権2023〉の拙文:三中信宏「みをつくし読書帖」に書いた。半世紀ぶりの復刊が現実となったことを心から喜びたい。西夏文字はおもしろいぞ。

◆明日は仕事で〈とべ動物園〉に行く。愛媛に来て遠出をするのは初めて。

◇本日の総歩数=7,739歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

8 mei 2023(水)※とんぼ返りの繰り返し

◆午前5時過ぎ起床。曇り。気温16.5度、東風。朝は涼しい。予報では雨雲を引き込むそうなので、とっとと松山にとんずらしよう。

◆午前9時過ぎ、つくば駅。さて旅立とうとしたら青空が急に広がってきた。これで松山が雨だったらどうしようもない……。正午前の成田空港第三ターミナルにて、バッタ博士に袖を引かれた。┣┣" を倒すぜ松山で。

◆午後3時に松山空港到着。曇り!(not 雨)。気温17.8度、北北東の風が涼しい。

◆空港リムジンバスで道後温泉へ。スーツケースを部屋に放り込んでから〈坊ちゃん〉へ直行。ママさんに「ごはん食べたい!」とひと声かけたら、厚切りの豚ロース肉を焼いてくれた。さらにこのあと、大根のピリ辛炒め一皿と沢庵が飛んできた。税込500円の日替わり定食。

◆大型連休中はあれほど混雑した道後温泉街だが、そのアラシが過ぎた平日はさすがに空いている。

◆さて、明日からはマジメに仕事しよう。

◇本日の総歩数=6,943歩. 朝◯|昼−|夜△. 計測値(前回比)= 84.35kg(−0.25kg) / 29.8%(+0.3%)

7 mei 2023(火)※連休が明けて雑用三昧

◆午前5時起床。雨は小止み。気温19.4度。南南西の風。

◆朝からパタパタ走り回っていたらもう夜遅くなってしまった。いちおう┣┣" どもの大半は仕留めたはず。

◆明日はまた松山行き。超遠距離通勤の日々は続く。

◇本日の総歩数=3,256歩. 朝−|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 84.60kg(−0.20kg) / 29.5%(0.0%)

6 mei 2023(月)※南風に吹き飛ばされる

◆午前6時過ぎ起床。晴れ。気温19.7度。南南西の風強し。つくばあたりでは、例年GW中に田植えがすむと初夏がやってくる。昨日は29.0度と真夏日近くまで暑くなったようだ。

◆朝から南風が吹き荒れている。午後になって雲が広がってきたのは “雨男” が松山から帰ってきたせいか?

◆[蒐書日誌]近刊『本の雑誌・2024年6月号』「板わさ雨宿り号」No.492の特集は〈研究者の本が面白い!〉。

◆連休最後は予報通り雨夜に。〈みなか食堂〉は新ジャガ小芋の皮付き煮っころがしをご用意しました。中華鍋を強火で熱し、下茹でした芋にごま油でしっかり焦げ目を付けます。濃口醤油・味醂・砂糖と水を加えて、強火でがんがん炊き上げます。煮詰まる寸前にバターを落として風味を付けて完成。

◆明日からはいきなり平日が襲ってくる。

◇本日の総歩数=2,546歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.80kg(+0.25kg) / 29.5%(−0.5%)

5 mei 2023(日)※温泉入湯後つくば帰還

◆午前6時過ぎ、勝山町のビジネスホテルで起床。さっさとチェックアウトして道後温泉へ。早くも連休帰りの渋滞が始まっている。

◆アーケード街入り口の〈白鷺珈琲〉にて。

◆正午前に道後温泉から松山空港へ移動。午後4時過ぎ、羽田空港第二ターミナル着。つくばセンター行き17:15発が「最終」というのがとてもカナシイ。

◆とてもあわただしいつくば←→松山往復旅行はかくして終わった。

◇本日の総歩数=10,059歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

4 mei 2023(土)※鯛やみかんが舞い踊る

◆午前6時過ぎ起床。晴れ。気温14.3度。東北東の風。昨日はGW大混雑に揉まれた。今日もか。まずはロープウェイで松山の城山に攻め込む。国内外から集まった “足軽” たちはとても多いぞ。

◆青空が広がる松山城の天守閣に登城したのち、みかんビールで一息つく。

◆鍋焼きうどん専門店〈アサヒ〉にて。完売寸前に入店できた。心地よい甘味。

◆夜は大街道〈かどやのはなれ〉にて宇和島鯛めし。鯛やみかんが舞い踊った一日だった。

◆爆睡の夜。明日はふたたび道後温泉を攻める。

◇本日の総歩数=16,108歩. 朝◯|昼△|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

3 mei 2023(金)※大型連休は道後大混雑

◆午前6時前起床。晴れ。気温8.9度。南西の微風。涼しい朝。

◆道後温泉にてみかんジュースの手荒い洗礼。

◆待ち客の長〜く伸びた列をじっと耐えたのち〈秋嘉〉大街道本店にて「鯛そうめん」。ワタクシ的には「鯛めし」(宇和島風・松山風)よりも、この鯛そうめんの方が好ましい。

◆明日も続くよ、松山巡り。

◇本日の総歩数=9,332歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.55kg(−0.30kg) / 30.0%(+0.4%)

2 mei 2023(木)※飛び石平日の遠隔講義

◆午前5時起床。雨上がりの曇り空。気温10.8度とやや冷え込んでいる。北西の風。それにしても昨日はよく降った。初夏の到来を告げるさわやかな青空。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 朝からつくば市役所との某手続きに二往復、さらにかかりつけの医院との往復で、午前の3時間はきれいに蒸発してしまった。転出届に健康保険証類が必要って事前に言っておいてよねー。松山市役所ではその逆の手続きが必要になる。

◆今日の昼餉は残りもののハヤシライス。益子焼にはめずらしい “飛び鉋” の丼を昨日買ってきたので、さっそく使ってみた。小鹿田焼のような規則的なパターンの飛び鉋模様ではなく、ところどころに “ノイズ” が入るところがおもしろい。

◆午後の┣┣" 撃ち —— RStudio for macOS の最新版インストーラーが「565.12 MB」もの巨大サイズなのはどーしてぇ。本体は1.4GB……。/#TodaiStat 本日はパラメトリック統計学への道です。データとモデルとの関係など解説したのち、RStudio を用いた実習をします。/#TodaiStat 今日は分散概念の導出と自由度についてシミュレーションをまじえて解説しました。パラメトリック統計学の続きは連休明けに。

◆はい、またもや旅支度を。

◇本日の総歩数=2,341歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.85kg(+0.50kg) / 29.6%(+0.6%)

1 mei 2023(水)※雨降る益子の陶器市へ

◆午前5時前起床。曇り。気温18.6度。東北東の風。湿度が高くて空気がべたべたしている。行く先々で雨を引き込んでいる気がする。湿度高いなあ。

◆今日の午後の最高気温は13〜14度台だった。蒸し暑かった昨日とは大違い。益子陶器市の混雑の中、冷たい雨に打たれ、北東風が吹きつける肌寒さで、半袖の “雨男” は震え上がった。大きな「登り窯」の “顔” はリアルにひょうきんすぎる。

◆冷たい雨が降りしきる陶器の街でお豆のヴィーガンカレー。〈starnet〉にて。

◆今日はいささか寝不足なので心置きなく爆睡するしかない。明日は明日の風が吹く。

◇本日の総歩数=3,306歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.35kg(−0.20kg) / 29.0%(−0.7%)