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oude dagboeken

日録2023年10月


31 oktober 2023(火)※月末は原稿を書きだす

◆午前5時過ぎ起床。曇り。気温11.1度。北西の風。明日からの “霜月” はその名に反して季節外れの夏日が何日も続くとの週間予報。半袖がなかなか手放せない。

◆[蒐書日誌]先日、東京堂書店から連れ帰ってきた新刊についてまだつぶやいていなかった:イレネ・バジェホ[見田悠子訳]『パピルスのなかの永遠:書物の歴史の物語』(2023年10月25日刊行、作品社、東京, 501+47 pp., 本体価格4,800円, ISBN:978-4-86182-927-7 → 版元ページ)※550ページの分厚い新刊。スペイン語原書:Irene Vallejo『El infinito en un junco: La invención de los libros en el mundo antiguo』(2020年10月刊行,Ediciones Siruela[Biblioteca de Ensayo / Serie mayor 105], Madrid, 452 pp., ISBN:978-84-18436-20-8 [hbk] → 版元ページ)。各国語訳がすでに出ていたので、きっと日本語訳も出るだろうと手ぐすねを引いていた。

◆雲がうっすら広がる正午前の青空。お散歩徘徊するにはうってつけ。近くの銀行で “新札” への両替をしてもらったが、なんだかんだと手間がかかる。謝金を“新札”で相手に手渡すという「悪しき風習」はそろそろ根絶していいんじゃないですか。PayPay とか交通系ICカードでちゃちゃっと払いましょうよ、ねえ。

◆本日の執筆進捗 ——

◇本日の総歩数=2,199歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.95kg (+0.45kg) / 30.5% (+0.4%)

30 oktober 2023(月)※銀杏はまだ色づかない

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温7.8度。南東の微風。昨夜、東名 “低速” 道を抜けて常磐高速道を駆け抜けている間中、満月が東の空に昇ってきた。すぐ横には木星がとても大きく輝いていた。夜明けの今も西の空で連れ添っている。

◆昼下がりの万博記念公園にて。銀杏は地面を覆っているが、葉の色付きはまだまだ。


◆[蒐書日誌]DISTANCE.media の〈雑誌 『InterCommunication』 のアーカイブ〉を読み中。NTT出版から1992年〜2008年に発行されていた同誌には、ワタクシも何本かの論考を寄稿したことがある。

◆早朝の最低気温は7.1度、日中の最高気温が21.8度なので、日較差は15度近くある。昼間は半袖でうろうろできても、夜になれば肌寒い。今宵の〈みなか食堂〉は栗ごはんに合わせて、鳥取・山根酒造場の〈日置桜〉29BY生酛強力・諸元の飛び切り燗を用意しました。燗酒が心地よい季節になりました。


◆明日こそ原稿を書かないと書かないと。

◇本日の総歩数=2,815歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.55kg (−0.55kg) / 30.1% (−0.3%)

29 oktober 2023(日)※快楽の園に天罰の雷雨

◆午前5時起床。曇のち雷雨。気温16.7度。北西の風。泊まっている〈龍宮閣〉は雨漏りすることがあるので、窓際の荷物を避難させた。遠くの熱海湾は朝焼けだが、近くの温泉街は今も雨に打たれている。快楽の園への天罰か。

◆しかし、ワタクシの日頃の素行がよかったせいか、雷雲は東の方に抜けていき、空は明るくなってきた。小雨はまだぱらつくものの、♫〜熱海の海岸散歩する〜♬には差し支えなし。


◆熱海銀座〈おさかな食堂はなれ〉では朝から煮魚が威勢よく泳ぎ回っていた。


◆午前いっぱい、熱海の街をうろうろして、ランチは海岸エリアのレストラン〈スコット〉にてささやかなタンシチュー。


◆海沿いのビーチラインをなぞる帰路。小田原まではよかったが、そこから東名に入るまでが大渋滞。こういう “低速道路” にも慣れないといけないのか。つくばに帰り着いたのは午後8時。

◇本日の総歩数=7,478歩. 朝△|昼✕|夜−. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

28 oktober 2023(土)※秋オーシャンンピュー

◆午前6時前起床。曇り。気温11.7度。北西の風。

◆秋深まるオーシャンビュー —— 夜明けとともにつくばを出発する。紅葉狩りシーズンの行楽日和は、当然のことながら、どこの高速道路も激混みで、目的地にたどり着くまでに疲弊する。小田原から海沿いに走るのは心地よし。


◆途中、根府川の〈まるひの貝汁ひろそう〉にて伊勢海老天丼の悦楽。


◆さらに走って熱海の街に入る。今宵の宿は駅近の〈龍宮閣〉。源泉かけ流し湯舟を独り占めできるのは快楽の極み。夜の湯の街は坂道だらけ。ここに住めば足腰がきっと強くなる。



◆来宮神社に参拝して、転げ落ちそうな急坂を熱海銀座まで転げ落ちた。快楽の園の夜は静かに更けていく。今宵の〈龍宮閣〉は外国人ロケチームが宿泊していて、夜遅くまでにぎやかだった。そのBGMを聞きながらいつの間にか爆睡してしまった。

◇本日の総歩数=6,414歩. 朝◯|昼△|夜✕. 計測値(前回比)= 86.05kg (−0.30kg) / 30.4% (+0.5%)

27 oktober 2023(金)※置き去り原稿起動せず

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温10.5度。北西の風。

◆早朝は9度台の気温でも、正午前には21度台の暖かさになる。陽光降り注ぐベランダの鉢植えミントに開長2cmほどのアブがやってきて、間近で産卵のようすを観察できた(下写真中の赤丸の箇所に1mmほどの白い小卵あり)。


◆ミントは昆虫に対して忌避効果があると聞いていたが、まさに「蓼食う虫も好き好き」の実例。訊けば、ヒラタアブの類だろうとのこと。巨眼でホバリングする姿は愛らしい。

◆[欹耳袋]MBSニュース「新幹線の運転準備中の車内に「虫」大きさ35ミリ 車両入替で「こだま号」発車14分遅れ」(2023年10月27日)※「虫は大きさが約35ミリの蛾のようなもの」——けっきょく同定されたのか。そもそも蛾は “不快昆虫” なのかという根本問題が浮上。実はオオスズメバチだったとかいうのなら「しかたないかな」とも思うが、大きめのスズメガとかヤガだったら「お客様の中に “蛾屋” さまはおられませんでしょうか」と車内アナウンスすればすむ話で。

◆この2ヶ月とそのいうもの、矢のように降り注ぐ “お絵描き” ┣┣" の対応で、他の仕事はいっさい手がつかなかった。昨日、その┣┣" をようやく岸壁から見送ったので、やっと本来の執筆作業に戻ることができそう。

◆んでもって、この週末は♨に沈みます〜 ブクブク〜

◇本日の総歩数=2,696歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.35kg (−0.05kg) / 29.9% (−0.5%)

26 oktober 2023(木)※燃え尽きて秋晴れの空

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温10.4度。北北西の風。

◆[欹耳袋]国際日本文化研究センター〈吉田初三郎式鳥瞰図データベース〉。

◆[蒐書日誌]さらなる着便本たち ——

  1. 熊野谷葉子『マトリョーシカのルーツを探して:「日本起源説」の謎を追う』(2023年9月26日刊行、岩波書店、東京, 8 color plates + x + 281 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-00-024836-5 → 目次版元ページ)※ロシアのマトリョーシカと日本の “アレ” がつながるんですか。
  2. 伊藤憲二『励起:仁科芳雄と日本の現代物理学(上)』(2023年7月18日刊行、みすず書房、東京, 2 plates + viii, 1-486 + 84 pp., 本体価格5,400円, ISBN:978-4-622-09618-4 → 版元ページ)※ワタクシを無慈悲にも “清水の舞台” から突き落とした本。道頓堀に飛び込んだわけではありません。
  3. 伊藤憲二『励起:仁科芳雄と日本の現代物理学(下)』(2023年7月18日刊行、みすず書房、東京, 2 plates, viii, 487-1007 + 134 pp., 本体価格6,000円, ISBN:978-4-622-09619-1 → 版元ページ)※『鵼の碑』で腕力の付いた読者はきっとこの分厚い巻を手に取りたくなるにちがいない。「小サイクロトロン」とか「陸軍ニ号計画」とか。
  4. 湯澤規子『焼き芋とドーナツ:日米シスターフッド交流秘史』(2023年9月28日刊行、KADOKAWA、東京, 365 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-04-112649-3 → 目次版元ページ)※この著者の本は新刊が出るとつい買ってしまうのだが、何か習慣性みたいなものがあるのだろうか。
  5. カール・ポパー[小河原誠訳]『開かれた社会とその敵【第2巻】:にせ予言者――ヘーゲル、マルクスそして追随者(下)』(2023年10月13日刊行,岩波書店[岩波文庫・青N607-4],東京, 468+18 pp., 本体価格1,430円, ISBN:978-4-00-38602801 → 目次版元ページ)※全4冊完結。大学院生のころは当時出たばかりの未來社の真っ白な訳本(内田詔夫、小河原誠訳 1980年)を抱えていたことを思い出す。その後、訳者の小河原誠さんに呼ばれ、日本ポパー哲学研究会第12回年次大会シンポジウム〈科学と社会,あるいは科学の社会的機能〉(中央大学市ヶ谷キャンパス)で、三中信宏「「ハエ」と「帝王」:科学論的言説の経験的テスト」という講演をしたこともあった(2001年6月)。そのシンポジウムには小林傳司さんも参加していた。そういうご縁で、ポパー哲学研究会(編)『批判的合理主義・第2巻:応用的諸問題』(2002年8月30日刊行、未來社、東京, 402 pp., ISBN:4-624-01161-9 → 版元ページ)に、三中信宏・鈴木邦雄「生物体系学におけるポパー哲学の比較受容」(pp. 71-124)という論文も寄稿した。日本の生物学者にはほとんど読まれなかったようだが。

◆今日はいささか燃え尽き気味で使い物にならなかったので、夜は南相馬・ぷくぷく醸造の〈ベルジャンウィットどぶろく〉をしゅわぁ〜っと抜栓しました。京都芸術大学とのコラボで造られたこのクラフトどぶろくにはオレンジピール・ホップ・コリアンダーシードが入っているとのこと。美味至極。


◆明日からは本気出す。

◇本日の総歩数=762歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.40kg (+0.85kg) / 30.4% (+0.3%)

25 oktober 2023(水)※夕暮れの神保町を散策

◆午前5時半起床。晴れ。気温12.1度。西風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— “お絵描き” してシラバス書いたらもうお昼。太さ2mmのスパゲットーニを18分茹で、アーリオ・オーリオにして、たっぷりの生パセリみじん切りとともに和え、パルミジャーノ・レッジャーノを振り、目玉焼きをトッピング。〈みなか食堂〉の “まかない飯” はワンパターンすぎると言われている。


◆毎週の定例オンライン会議からは解放されたが、残務のシラバスづくりが終わらない。とりあえず、卒論関連のシラバス5科目の文章を修正完了。いずれも2〜3ツイートの短文なので、パパッと書き上げた。 “事実” という言葉は研究の文脈では “忌み言葉” ですよ。

◆午後のつくば駅。湿っぽい曇り空。これから本の街へ隠遁します。探さないでください。夕暮れのすずらん通りを巡検。


◆その後、夕闇のなか、とある地下へと誘われる。とんがらしや山椒が舞い踊る空間。

◆今宵は夕方から雷雨が発生するとのことだったが、天気予報はウソをつかなかった:

  • [秋葉原]きわめて健全に都内から脱出。 posted at 20:49:26
  • [新御徒町]落雷のため柏の葉キャンパスで車両点検。いまTXは上下線とも不通。じっと待つしかない。 posted at 20:57:57
  • [新御徒町]TXから他社への振替輸送のアナウンス。時間がかかる? posted at 21:04:27
  • [新御徒町]TX沿線に沿って兇悪な雷雲がぁ〜 pic.twitter.com/p8Bl3SLtDn posted at 21:07:49
  • [新御徒町]TXやっと運転再開。 posted at 21:15:20

◆そんなこんなで、つくば駅にたどり着いたのは午後10時を過ぎていた。呑み会よりも時間がかかってしまった。

◇本日の総歩数=5,936歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)= 85.55kg (+0.15kg) / 30.1% (0.0%)

24 oktober 2023(火)※〆切様との攻防大詰め

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温9.9度。北西の風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 毎日毎日 “お絵描き” が続く。

◆[蒐書日誌]宮下直『ソバとシジミチョウ:人—自然—生物の多様なつながり』(2023年9月30日刊行、工作舎、東京, viii+244 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-87502-557-3 → 目次版元ページ)※昨日、某誌から書評を依頼されました。

◆生落花生は茨城に来て初めて知った食材。手に入ったらすぐ塩茹でにすること。塩分濃度は4%と海水よりも高い。1.2Lの熱湯に50gの塩を投入して生落花生を半時間しっかり茹でる。茹で上がった水気たっぷりの落花生は秋のシアワセ。むしやしないにもピッタリ。


◆「秋の日はつるべ落とし」とはよく言ったもので、この時間帯になるとするする暗くなっていく。午後の最高気温は23.6度。日中は半袖でもまだ生きていけるが、朝晩はかなりきびしい。

◆夜の┣┣" 撃ち —— 定例オンライン会議 19:00〜2030 をこなして夕餉の食卓へ。この定例会議は今回でいちおうおしまい。次回は? もんかしょうからのツッコミがなければ年明けまで静かな人生を送れる(はず)。

◇本日の総歩数=1,446歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.40kg (+0.15kg) / 30.1% (+0.5%)

23 oktober 2023(月)※朝晩の冷え込み強まる

◆午前5時前起床。晴れ。気温7.9度。西北西の風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 週明け早々、〆切様がにじりよってきたので、朝からジタバタしている。

◆[欹耳袋]Mesquite から Zephyr パッケージ経由で外部の系統推定アプリにつなぐとき、PAUP*は macOS ターミナルの zsh の設定ができればちゃんと系統推定してくれる。一方、TNT はまだちゃんと動いてくれない。IQ-TREE, GARLI, RAxML はまだぜんぜん。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 連日連夜の “お絵描き” 作業にやっとゴールが見えてきた。今日の最高気温は22.7度。陽光が降り注ぐ日なたでは半袖でもまだ大丈夫。早朝の最低気温は6.8度と昨日並みの冷え込みだったので、最高気温との日較差がますます大きくなる。秋晴れの空を見上げれば、一面に筋雲が広がっていた。


◆[蒐書日誌]気持ちのよい秋空を見上げて帰ってきたら、なろから “雲の本” が転送されて届いていた:荒木健太郎『読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし』(2023年9月26日刊行、ダイヤモンド社、東京, 391 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-478-10883-3 → 版元ページ)※荒木さん、ご恵贈まことにありがとうございます。

◆本日の〈みなか食堂〉は今季初の「銀杏ごはん」です。銀杏は皮むきがとても手間がかかりますが、土鍋での炊きあがりの香りを想像しながら、パチンパチンと割るのもまた厨房の楽しみ。


◇本日の総歩数=1,624歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.25kg (−0.50kg) / 29.6% (+0.1%)

22 oktober 2023(日)※冷たい北風で季節一転

◆午前8時のろのろ起床。晴れ。無風。最低気温は6.0度と今季最低を更新した。秋深まる。紅玉がどんどん届くので、どんどん焼かないと間に合わない。


◆午前の┣┣" 撃ち —— またまた朝から “お絵描き” とシラバスの改訂。はてしなく┣┣" が増殖する。

◆[欹耳袋]Yahoo!ニュース「今もある?小学校の「鉛筆」巡るあのルール 主流は2B、シャーペン禁止、バトエンは? #令和の子(朝日新聞デジタル)」(2023年10月21日)※ワタクシは、小学生の頃から学校でも家でもシャープペンシルしか使わなかったが、誰も何も言わなかった。

◆ “お絵描き” に時間を盗られ、昼ごはん(だかおやつだか)がすっかり遅くなってしまった。「まかない飯」そのもの。


◆今日の最高気温は19.9度。秋本番ですなあ。栗かぼちゃがあったので、ストウブで炊いてみたら、かぼちゃ1/2個をたった150ccのお出汁で、いつものお鍋よりもふっくらほっくり炊きあがった。善哉善哉。


◆明日からは最後の追い込みが始まるので、ぜんぜん気が抜けない。

◇本日の総歩数=423歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.75kg (−1.00kg) / 29.5% (−0.5%)

21 oktober 2023(土)※背後に忍び寄る〆切様

◆午前6時前起床。晴れ。雲多し。気温17.1度。東北東の風。蒸し暑い夏日だった昨日よりは格段に涼しい。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 朝からずっと “お絵描き” し続けて、もうこんな時間に。もう “卓袱台返し” がありませんよーに。/〆切が切羽詰まっているので、完成した “絵” を関係者にさっさとバラまく。

◆ひと仕事が終わったご褒美のむしやしない。


◆夕闇を涼しい夜風が吹き抜ける。ふと思い立って、Python 3.12.0 の環境構築をした。こういう作業はひさしぶり。をを、ちゃんと動いてくれたではないか。さあ、気分よく厨房に向かおう。

◆地元の生唐辛子が出回る季節なので、辛いけど使わない手はない。今宵の〈みなか食堂〉は「ベーコンと赤青唐辛子のパスタ」。いちおうアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノではあるが、うん、めっちゃ辛かった……(大汗)。窓を全開にして冷たい夜風で空冷中。


◇本日の総歩数=1,721歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 86.75kg (+0.40kg) / 30.0% (+0.6%)

20 oktober 2023(金)※夏日になって冷房稼働

◆午前5時起床。晴れ。気温13.1度。西風。

◆[蒐書日誌]秋晴れに届く本たち ——

  1. 長谷川政美『進化生物学者、身近な生きものの起源をたどる』(2023年10月25日刊行、ベレ出版、東京, 24 color plates + 325 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-86064-739-1 → 版元ページ)※冒頭に「系統樹マンダラ」のカラー図版が24ページも。
  2. サミール・オカーシャ[直江清隆・廣瀬覚訳]『哲学がわかる 科学哲学 新版』(2023年9月14日刊行、岩波書店、東京, xii+193 pp., 本体価格2,000円, ISBN: 978-4-00-061609-6 → 版元ページ)※旧版:サミール・オカーシャ[廣瀬覚訳]『1冊でわかる 科学哲学』(2008年3月,岩波書店[〈1冊でわかる〉シリーズ])が出たのはもう15年も前なんだ。
  3. トム・マスティル[杉田真訳]『クジラと話す方法』(2023年11月10日刊行、柏書房、東京, 411 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7601-5542-2 → 版元ページ)※これは書評依頼本として。

—— 以上3冊、ご恵贈ありがとうございました。

◆午後になって南風が強まってきた。昨日に続き、今日も夏日。午後1時過ぎに最高気温26.5度に達した。半袖が正しい服装。この季節にしては暑すぎる天気。南風が吹き荒れ、砂塵が舞い上がる。迷わずエアコンをひさしぶりに稼働させる。暑い暑い。ベランダのものたちが強風に煽られてとっ散らかってしまった。

◆昼間は夏日でも、夜になれば涼しい。今宵の〈みなか食堂〉は一昨日の玄米栗ごはんをそのまま雑炊にしただけというシンプルな夕餉。昆布鰹出汁にしめじと栗ごはんを投入し、薄口醤油で味を整えればもうできあがり。こういう「かてめし」は雑炊にすれば二度楽しめる。


◆また “お絵描き” をしないといけない……。明日は明日の┣┣" が来る。

◇本日の総歩数=2,024歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.35kg (0.00kg) / 29.4% (−0.6%)

19 oktober 2023(木)※深夜カレーの罪深さよ

◆午前5時起床。晴れ。気温12.8度。北西の風。

◆[蒐書日誌]セシリア・ワトソン[萩澤大輝・倉林秀男訳]『セミコロン;かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』(2023年9月15日刊行,左右社,東京, 188 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-86528-383-9 → 目次版元ページ)※やっと読了。「;」をめぐる歴史エピソードの数々はとても興味深かったが、何よりもこの “約物本” の翻訳はさぞやタイヘンだっただろう。本文だけではきっと読み込めなかったディテールについて詳しい訳註が随所に挿入され、原文に寄り添った訳文スタイルも微笑ましい。200ページ弱の本だが、中身はぎっしり詰まっている。ワタクシもこれからは「;」をもっと使ってみようかとよからぬ?ことを考えている。タテ書きだと使いづらいが。

◆本日の┣┣" 撃ち —— お絵描きの一日が暮れ、夜は定例 Teams 会議。今宵のオンライン会議はエンドレス 19:00〜23:00 という長丁場だった。毎回 “卓袱台返し” されている心地ぞする。何でもええけどこれから晩ごはんを食べまくるん。日が変わる直前、深夜の山盛りカレーは背徳の旨さ。こういうときのカレーは “和風” にかぎりますな。しかし、カレーだけでは足りないので、〈ダヴィッドパン〉のライ麦パンも焼いて食べるん。ひさしぶりに “鍵” が外れたみたい。


◆たいらげたら即爆睡だ。不健康の極み。それがどーしたと開き直るしかない。

◇本日の総歩数=909歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)= 86.35kg (+0.30kg) / 30.0% (−0.4%)

18 oktober 2023(水)※肩の荷が降りてくれた

◆午前5時前起床。晴れ。星空の夜明け前。気温10.4度。北西の風。昨日の昼間、松見公園で蚊に好き放題刺されたのだが、この季節に蚊が飛び回るとはどういうことか。

◆[蒐書日誌]カール・ポパー[小河原誠訳]『開かれた社会とその敵』(岩波文庫)がめでたく4巻完結(青N607-1〜4)とあいなりました。おめでとうございます。最新刊:『開かれた社会とその敵【第2巻】:にせ予言者――ヘーゲル、マルクスそして追随者(下)』(2023年10月13日刊行,岩波書店[岩波文庫・青N607-4],東京, 468+18 pp., 本体価格1,430円, ISBN:978-4-00-38602801 → 版元ページ)巻末の「訳者解説」は百ページもある!


◆午後の┣┣" 撃ち —— この夏以来、重くのしかかっていた肩の荷が消えてなくなった。シアワセいっぱい。代わりに引き受けていただいた某センセイに乾杯! 大きな┣┣" がゆっくり泳ぎ去っていくのを岸壁からじっと見守る。

◆日中は暖かくても日が暮れれば肌寒くなる。今宵の〈みなか食堂〉は土鍋で炊いた玄米栗ごはん。栗をひとつまたひとつとつまみながら、常備水の〈風の森〉秋津穂657を味わうシアワセ。


◆明日はまた “お絵描き” の続きだ。

◇本日の総歩数=2,722歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.05kg (+0.70kg) / 30.4% (0.0%)

17 oktober 2023(火)※鵼の鳴く夜は怖ろしい

◆午前5時過ぎ起床。晴れ。気温12.0度。北西風。今日も爽やかな秋晴れになりそうだ。何よりも湿度が低いのが心地よい。そろそろあの原稿執筆を再起動しないと。

◆[蒐書日誌]ワタクシの場合、みすず書房の重くて大きい本を買うときは、なんのかんのと自分会議で激論を戦わせたあげく、エイヤッと “清水の舞台” から飛び降りるのが常だった(そうやってこれまで何遍も飛び降りてきた)。しかし、今回はそうではなかった。先日のこと、夜も更けた闇の中から「ひい、ひやぅ」と鵼の鳴く声が聞こえてきたので、これは兇兆にちがいない。すぐさま憑き物落としをせねばならぬと、今日さっそく書店の面陳棚から上下巻計1,200ページをつかんでレジに走った。何も考えずに “清水の舞台” から飛び降りたようなものだ。


世の京極夏彦ファンにはまだ知られていないようだが、『鵼の碑』を読み解くためには、この2巻2段組の “鈍器本” をいつかどこかで手にした方が身のためだ。みすず書房だからといってまたいで通り過ぎてはならぬ。この『励起』さえあれば「この世にはね、不思議なものなど何もないのだよ」。合掌。

—— 伊藤憲二『励起:仁科芳雄と日本の現代物理学(上・下)』(2023年7月18日刊行、みすず書房、東京, 2 plates + viii, 1-486 + 84 pp. / viii, 487-1007 + 134 pp., 本体価格5,400円/6,000円, ISBN:978-4-622-09618-4 / ISBN:978-4-622-09619-1 → 版元ページ[上巻]/ 版元ページ[下巻])。

◆日差しが暖かい昼下がり。気温は24.0度。金木犀の香りが一段と強くなってきた。快晴の松見公園へ。


◆午後の┣┣" 撃ち ——

  • #本棚の記憶 最終更新は先月9月13日。なんと一ヶ月以上も間が空いてしまった。それもこれも “お絵描き” 作業のせいだ……。そろそろ執筆再起動しないと。 posted at 15:34:35

◆[蒐書日誌]イレネ・バジェホ[見田悠子訳]『パピルスのなかの永遠:書物の歴史の物語』(2023年10月刊行予定、作品社、東京, 本体価格4,800円, ISBN:978-4-86182-927-7 → 版元ページ)※予想していた通り日本語訳が今月刊行されるとのこと。さっそく予約しました。原書:Irene Vallejo『El infinito en un junco: La invención de los libros en el mundo antiguo』(2020年10月刊行,Ediciones Siruela[Biblioteca de Ensayo / Serie mayor 105], Madrid, 452 pp., ISBN:978-84-18436-20-8 [hbk] → 版元ページ)。

◇本日の総歩数=5,024歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.35kg (−0.70kg) / 30.4% (−0.3%)

16 oktober 2023(月)※すっきり秋晴れの徘徊

◆午前5時半起床。晴れ。朝焼け。気温10.2度。西風。今日は爽やかな秋晴れになったので、かなり遠くまで徘徊してきた。朝の最低気温はひとケタ台の9.5度なのに、日中の最高気温は24.7度と夏日ライン寸前。気温の日較差が大きすぎる。

◆[蒐書日誌]志村真幸『未完の天才 南方熊楠』(2023年6月20日刊行,講談社[講談社現代新書・2710],東京, 255 pp., 本体価格940円, ISBN:978-4-06-532636-7 → 目次版元ページ)※寝読み中、別の “鵼” に惑わされてしまったが、やっと読了。南方熊楠も十分につかみどころのないキャラクターだが、この著者にして初めて共感をもってその “実体” に近づくことができた。

同著者によるこれまたとてもおもしろかった前著:志村真幸『南方熊楠のロンドン:国際学術雑誌と近代科学の進歩』(2020年2月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, viii+280+6 pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-7664-2650-2 → 目次版元ページ)は、以前に読売新聞書評:「南方熊楠のロンドン 志村真幸著」(2020年5月10日掲載|2020年5月18日公開)を書いた。しかし、無用心にウロウロしていると著者の手で “熊楠沼” に引きずり込まれる。

ワタクシの書庫にある熊楠関連の “鈍器本” たちはときどきゴソゴソ動き回っているようだが、見ないふり、聞こえないふりをしていれば取り憑かれることはない。

◆今日は爽やかな秋晴れになったので、かなり遠くまで徘徊してきた。朝の最低気温はひとケタ台の9.5度だったのに、日中の最高気温は24.7度と夏日ライン寸前まで上がった。気温の日較差が大きすぎる。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 新規の書評依頼メールを受け取ったばかりなのに、gmail の “サルガッソー海” のどこかに水没してしまって見当たらない……。再送してもらうハメに。

◆涼しい夜のむしやしないはまたまた焼きりんご。今回は紅玉ではない黄色いりんご(品種名失念)。芯を抜いてからグラニュー糖・溶かし有塩バター・蜂蜜・シナモンパウダーを振って、210度オーブンで30分。皮が薄いせいか、長めに焼いても紅玉みたいに弾けない。


◇本日の総歩数=10,564歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.05kg (+0.25kg) / 30.7% (−0.2%)

15 oktober 2023(日)※冷たい秋雨が降り続く

◆午前6時起床。本降りの冷たい雨が降っている。気温13.8度。北西の風。天気予報は嘘つかない。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 冷たい雨はまだ降り続いている。統計学関連の新規開設科目概要を内部公開。グラフィック・リテラシー史とかほとんど歴史学のコンテンツですな。

◆[蒐書日誌]ご恵贈新刊3冊 ——

  1. 長谷川宏『日本精神史 近代篇(上)』(2023年10月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ le livre],東京, 544 pp., 本体価格3,100円, ISBN:978-4-06-523521-8 → 版元ページ)※最近の選書メチエは “鈍器本” が多いような。
  2. 長谷川宏『日本精神史 近代篇(下)』(2023年10月10日刊行,講談社[講談社選書メチエ le livre],東京, 499 pp., 本体価格3,100円, ISBN:978-4-06-533332-7 → 版元ページ)※上下巻合わせて1,050ページというのはタダゴトではない。
  3. 谷口義明『暗い夜空のパラドックスから宇宙を見る』(2023年10月5日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・322],東京, vii+110 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-00-029722-6 → 版元ページ

—— ご恵投、どうもありがとうございました。

◆めまぐるしく変わる空模様——

  • [つくば]午後には天候が回復するとのことだったが、いま外は横殴りの雨。今日はおとなしくおうちに引きこもるのが賢明かも。 posted at 13:44:29
  • [つくば]いきなり日が差してきてもなお降り続く雨また雨。 posted at 14:13:24
  • [つくば]雨あがる。天気予報、ウソつかない。 posted at 14:29:34

◇本日の総歩数=652歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.80kg (0.00kg) / 30.9% (−0.4%)

14 oktober 2023(土)※原稿書きは中断のまま

◆午前7時半のろのろ起床。晴れ。最低気温は8.8度まで下がっていた。今の気温は13.6度。西風。週末の朝、たとえ朝寝坊をしても〈みなか食堂〉店主はジタバタあわてたりしない。前夜のストウブけんちん汁がまだたっぷり残っている。だし汁を加えて再加熱し、長ねぎを追加してから醤油と岩塩でちょいと調味すれば、ほら「けんちんうどん」のできあがり。


◆レシピ→「ストウブで仕込むけんちん汁」【食材】里芋(5個)・大根(1/4本)・牛蒡 (1/2本)・蓮根(1節)・人参(1本)・長葱(1本)・木綿豆腐(1/2丁)・油揚げ(1枚)・薩摩揚げ(1枚)・昆布鰹合わせ出汁(1L)・胡麻油(大さじ2)・菜種油(大さじ1)【調味料】薄口醤油(大さじ3)・純米酒(大さじ3)・岩塩(小さじ1)・黒胡椒(適量)。

  1. 根菜類はすべて皮を剥いてから大ぶりに乱切りにする。牛蒡と蓮根は塩水に漬けてアク抜き、里芋は水に漬けておく。
  2. 中華鍋に胡麻油と菜種油を熱して、水切りした 1 の根菜類を投入し、しっかり炒める。
  3. 2 の根菜類をストウブに移し、合わせ出汁をひたひたに注いで加熱する。出汁の残りは取り分けておく。
  4. 手で崩した木綿豆腐と短冊切りにした油揚げと薩摩揚げそして斜切りにした長葱を投入して加熱する。
  5. 沸き立ってきたら火を弱め、薄口醤油・純米酒・岩塩を投入し、蓋をして弱火で1〜2時間ほど煮込む。
  6. 食材に火が通ったら、濃口醤油(分量外)と岩塩(分量外)で調味する。
  7. 汁椀に盛り付け、刻んだ長葱の青葉と砕いた黒胡椒をトッピングしてできあがり。

ストウブは火の通りがいいので、具材は大きめにカットして大丈夫。水分が減ってきたら、取り分けた出汁を適宜継ぎ足す。けんちん汁はもちろんそのまま食べても美味しいが、茹でたうどんにかけて「けんちんうどん」にすればこれから寒くなる季節にピッタリの一品になる。

レシピ → het dagelijkse keukenleven —〈みなか食堂〉のお品書き「ストウブで仕込むけんちん汁」。

◆秋晴れの昼下がり。むしやしないは背徳の味。


◆[蒐書日誌]日本経済新聞書評が公開されました:三中信宏「日本文学を統計の目で探る」(2023年10月14日)※書評本:ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳]『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』(2023年8月30日刊行,フィルムアート社,東京, 397+xvi pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8459-2130-0 → 目次版元ページ)。本書に関しては、訳出された固有名詞の索引だけでなく、事項索引も付けていただければ、ワタクシ的にはとてもありがたかった。とくに脚注部分では統計分析の詳細が記されていて、あとで読み返すときに事項索引は必要だっただろうと思う。

◆明日は雨になるとの予報だがホンマですか? ここ一ヶ月放置したままの原稿をさすがにそろそろ再起動しないといけないのだが、エンドレスの “お絵描き” をまだ引きずっている。

◇本日の総歩数=878歩. 朝◯|昼△|夜△. 計測値(前回比)= 85.80kg (+0.05kg) / 31.3% (+0.2%)

13 oktober 2023(金)※ストウブでけんちん汁

◆午前5時半起床。晴れ。最低気温9.9度。西北西の風。朝から焼きりんご。旬の紅玉は時を選ばず。210度設定のオーブンで25分焼くと皮が破裂しない。

◆[蒐書日誌]連日の寝読み本:京極夏彦『鵼の碑』(2023年9月14日刊行,講談社[講談社ノベルス・キF-21],東京, 830 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-06-515045-0 → 版元ページ)読了。「名前も実体もなかった魔物が、そんな理由で鵼などと云う名で語られ、祀られた」(p. 764)。このプロットは “鵼” そのものだなあ。「この世にはね、不思議なものなど何もないのだよ、関口くん」(p. 791)—— いよっ、京極堂!なお、エンディングは “仁科だらけ” でした。

◆午後の┣┣" 撃ち —— InDesign から PoorPoint へのエクスポートはダイレクトにはできない。いったん pdf に出力してから Acrobat で ppt ファイルに変換するしかない。組版がズレたりするらしいが、とりあえずワタクシの “絵” に関しては許容範囲のようだ。これでよろしくお願いいたします。

◆朝晩はひとケタ台の冷え込みでも、よく晴れた日中は22.8度まで上がって暖かい。気温が下がってきた今宵の〈みなか食堂〉は、ストウブを動員して「けんちん汁」を絶賛仕込み中。根菜たっぷり。


◆[蒐書日誌]ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳]『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』(2023年8月30日刊行,フィルムアート社,東京, 397+xvi pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8459-2130-0 → 目次版元ページ)の書評の件、編集校了の直前になって “蟲” が1頭飛び出てきたとのメール連絡。こわいこわい。さっそく捕捉してもらって、やっと校了。大手新聞社の校閲スナイパーは無敵。

◆肌寒い秋の夜は具だくさんのけんちん汁を。根菜をたくさん食べましょう。昨夜抜栓したばかりの王祿〈渓〉はもうすっからかんになりました。


◆毛布だけでなく、羽毛布団もそろそろご登場いただかないと。

◇本日の総歩数=1,011歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.75kg (+0.50kg) / 31.1% (+0.3%)

12 oktober 2023(木)※朝晩は毛布とお友だち

◆午前5時起床。晴れ。気温10.2度。西北西の風。朝晩がかなり冷え込んできたので、先日から毛布が必需品となっている。

◆本日の┣┣" 撃ち —— 日中はずっと “お絵描き” 。臨時の zoom 打合せ18:00〜18:50、定例 Teams 会議 19:00〜20:10。やっと解放された夜。

◆オンライン会議が遅いと晩ごはんも遅くなる。今宵の〈みなか食堂〉は土鍋きのこ飯。秋らしく東出雲・王祿酒造の〈渓〉純米吟醸・直汲み(★5つ)を景気よく抜栓しました。


◇本日の総歩数=2,868歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.25kg (−0.30kg) / 30.8% (+0.2%)

11 oktober 2023(水)※やっと安定の秋晴れに

◆午前5時前起床。晴れ。気温12.2度。南西の微風。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 日々の “お絵描き” がまだ続いている。

◆秋晴れが心地よかったので、筑波大方面へゆらゆら徘徊。午後のひと休み。知人に「この “う” の本てなんや?」と訊かれてのけぞったワタクシ。


◆夕刻の┣┣" 撃ち —— ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳]『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』(2023年8月30日刊行,フィルムアート社,東京, 397+xvi pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8459-2130-0 → 目次版元ページ)の書評再校ゲラをチェック。これにて著者校了。今週末には紙面掲載されます。

◇本日の総歩数=8,335歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.55kg (−0.05kg) / 30.6% (−0.5%)

10 oktober 2023(火)※雨が降ったり止んだり

◆午前5時過ぎ起床。雨はまだ降り続いている。気温16.5度、北西の風。寒すぎる。

◆午前の┣┣" 撃ち —— ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳]『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』(2023年8月30日刊行,フィルムアート社,東京, 397+xvi pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8459-2130-0 → 目次版元ページ)の書評ゲラが届いた。あふれた2行を切り詰めれば完成。意外に早く紙面掲載される。原書もタイミングよく届いた。

◆早朝までの雨雲は昼前にはきれいさっぱり消え失せて、昼下がりにはすっきり秋空が広がっている。正午の気温は23.0度。雨が降り続いた昨日の最高気温が17.5度だったので、日差しが格段に暖かく感じられる。


◆午後の┣┣" 撃ち —— 『数の値打ち』の書評ゲラ修正版を編集部にメール送信完了。

◆[蒐書日誌]原書着便:Hoyt Long『The Values in Numbers: Reading Japanese Literature in a Global Information Age』(2021年6月刊行, Columbia University Press, New York, viii+368 pp., ISBN:978-0-231-19351-1 [pbk] → 目次版元ページ)※訳書:ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳]『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』(2023年8月30日刊行,フィルムアート社,東京, 397+xvi pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8459-2130-0 → 目次版元ページ)では文献リストと事項索引が削除されていることを確認した。

◆午後になってまたまた雨が降り出した。夕暮れまで降っては止みの繰り返し。●●●心と秋の空。

◆昼間の最高気温は25.0度の夏日ラインに達しても、雨が降ってからは気温はあっという間に下がり、午後8時過ぎの今は15度台。今宵の〈みなか食堂〉はいただきものの筑波栗で今季初の「土鍋炊き玄米栗ごはん」。栗は熱湯に漬けて一時間おけば、栗剥きはさみ「栗くり坊主 II」できれいに剥ける。研いだ玄米2合とともに昆布出汁700ccに数時間漬けてから土鍋で炊き上げる。調味は純米酒大さじ2と岩塩小さじ1のみ。


栗ごはんは旬の一品。手間はかかるが、夕餉の食卓にシアワセをもたらしてくれる。

◇本日の総歩数=911歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.60kg (+0.70kg) / 31.1% (+0.4%)

9 oktober 2023(月)※雨降る鷹の台でお座敷

◆午前5時半起床。冷たい雨が降っている。気温14.7度。北北東の風。雨が降ろうと槍が降ろうと出かけるしかない。

◆都内お座敷の日 —— 西武国分寺線の鷹の台駅に降り立ったのは11:30過ぎ。冷たい雨はずっと降り続いている。駅前の〈ジュノン〉で日替わり定食を食べたのち、玉川上水沿いの泥道を歩いていく。本が詰まったスーツケースはすでに雨をたっぷり吸っている。


◆昨年に続いて、今年もお座敷に呼んでいただいた ——

  • [小平]ムサビなう。雨にずぶぬれ。 posted at 13:07:09
  • [小平]みなか食堂は大人気! ありがとー posted at 13:12:41
  • [小平]いらっしゃい〜 posted at 13:14:45
  • [小平]今日のお座敷——武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 デザイン特別演習 I, 三中信宏「知識の可視化と体系化の歴史:サイエンスとアートを行き来する」13:20〜14:50@鷹の台キャンパス。 posted at 13:16:34
  • [小平]出席票をお忘れなく。 posted at 13:19:04
  • [小平]高座の始まりでーす。 posted at 13:21:10
  • [小平]高座終了。みなさん、おつかれさまでした。 posted at 14:46:38

◆雨降る小平でのお座敷がはけ、駅に向かう。今日の最高気温は都内で16.7度だったが、玉川上水沿いの泥道を本が詰まったスーツケースを転がしながら歩いたので、最後は腕まくりする羽目になった。鷹の台駅前の〈ドリヤン〉にて労働後のむしやしない。

◆夜は近場の新店舗〈Brasserie NOMAE〉にて鹿のお肉を中心にささやかな夕餉を。ここは「カウンターひとり飯」にも向いているかも。


◆三連休のありがたみを実感しないまま明日からは平日に引き戻される。

◇本日の総歩数=10,600歩. 朝◯|昼◯|夜✕. 計測値(前回比)= 84.90kg (−0.05kg) / 30.7% (+0.4%)

8 oktober 2023(日)※冷え込んで焼きりんご

◆午前7時半のろのろ起床。晴れ。気温13.2度。早朝の最低気温は9.7度と今季初のひとケタ台の冷え込みになった。西北西の風。外がだんだん寒くなってくると、食卓は温かくしないといけない。三連休中日の〈みなか食堂〉は今季初の「紅玉焼きりんご」をご用意しました。芯をくり抜いて、溶かしバターとグラニュー糖と蜂蜜を詰め、210度設定のオーブンで30分焼くだけ。焼きたて熱々をいただくもよし、冷やしてアイスクリームを添えるもよし。


◆午前のうちは青空が広がっていたが、午後になってだんだん雲が増えてきた。予報通りの空模様の変わり方。

◆[蒐書日誌]Christiane Klapisch-Zuber『L'arbre des familles』(2003年刊行,Éditions de La Martinière, Paris, 215 pp., ISBN:2-7324-2825-6 [hbk] → 目次備忘メモ)※フルカラー系図図鑑。本書は十数年前に買ったのだが、研究室撤収のどさくさで行方不明になってしまった。今回たまたまカナダの古書店から出品されていたので買い直しとあいなった。前にこの『L'arbre des familles』を買ったとき、目次と書評メモは入力した。本書は同じ著者による:Christiane Klapisch-Zuber『L'ombre des ancêtres: essai sur l'imaginaire médiéval de la parenté』(2000年4月刊行, Librairie Arthème Fayard, Paris, 24 plates + 458 pp., ISBN:2213604274 [pbk] → 目次)の姉妹本にあたる。目次と書評メモがあったら原本はいらんやろって? ちっちっちっ、ちゃいまっせ、それ。図版は原本がないと話になりまへん。てきとーにスキャンされた図版なんか「アホボケカス」とののしるしかない。本書は日本の大学では学習院大学図書館にしか入っていない。にもかかわらず、〈みなか図書館〉には2冊(うち1冊は行方不明)も入っている。どういうこっちゃ、これ。

◆夜になって雨が降り出した。これまた予報通り。明日は都内出撃なのであまり降らないでいてほしいのだが……。

◇本日の総歩数=2,400歩/30回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.95kg (−0.05kg) / 30.3% (−0.6%)

7 oktober 2023(土)※お絵かき合間に玉子丼

◆午前5時前起床。曇り。気温12.0度は今季最低をまた更新。西風。そろそろ毛布を出さなアカンかも。今朝の最低気温は11.4度。寒い寒い。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 朝から “お絵描き” しまくり。/定例 Teams 会議 11:00〜13:10 終了。〆切様が一ヶ月先に遠のいてくれたので、いきなり肩透かしを食らった拍子に┣┣" が増えた。油断大敵。

◆昨夜の「玉子丼」のレシピ【食材(1人分)】卵(3個)・玉ねぎ(1/2個)・ごはん(1合)・きざみ海苔(適量)・昆布と鰹節の合わせ出汁(100cc)【調味料】日本酒(大さじ2)・みりん(大さじ2)・薄口醤油(大さじ1)・きび砂糖(大さじ1)。

  1. 玉ねぎは5mm幅にスライスする。
  2. ボウルに卵を割り、ざっくり溶きほぐす。
  3. フライパンで合わせ出汁を火にかけ、1 の玉ねぎを投入して中火で炊く。玉ねぎが透き通ってきたら調味料一式を加える。
  4. 2 の溶き卵の半量を 3 に投入し、ゆるく固まってきたら、卵の残り半量を投入し、火を止めてふたをする。
  5. 炊きたての白ごはんを丼に盛り、4 の具材を汁ごとたっぷりかける。
  6. きざみ海苔をトッピングしてできあがり。

玉子丼は卵が主役なので、卵をケチってはいけない。景気よくひとり3個使うべし。

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「日本最古の京大吉田寮 明け渡し訴訟が結審 判決は来年2月」(2023年10月6日)※京大吉田寮の写真集:平林克己(写真)|宮西建礼・岡田裕子(文)『京大吉田寮』(2019年12月6日刊行,草思社,東京, 79 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7942-2425-5 → 版元ページ吉田寮記録プロジェクト)。読売新聞ヴィジュアル評:三中信宏「平林克己・写真、宮西建礼、岡田裕子・文 「京大吉田寮」 」(2020年5月24日掲載|2020年6月1日公開)。

◆涼しい秋の夜。〈みなか食堂〉の夕餉はささやかなポークソテーのワンプレートです。


◆朝晩の冷え込みがだんだん強まってきた。毛布プリーズ。

◇本日の総歩数=851歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.00kg (−0.05kg) / 30.9% (−0.4%)

6 oktober 2023(金)※強い北西風が吹きつけ

◆午前5時過ぎ起床。夜明け前の朝焼けグラデーション。気温13.7度。きりきり冷え込み中。西南西の風。午前5時半に最低気温12.5度。今季最低。風が冷たい。いきなり秋が深まってきた。

◆午前の┣┣" 撃ち —— 引きこもって書類づくり。

◆風立ちぬ。ベランダのいろんなものが強い西風に翻弄されている。

◆午後の┣┣" 撃ち —— 引きこもって書類づくり。

◆強い北西風が吹きつける午後。気温は夏日ラインに届かないが、日差しが強い。朝からやたら鼻がグスグスするのは強風に煽られて塵芥が巻き上げられているからだろう。こういう日に窓を開けるのは禁物。ホコリだらけになる。

◆日暮れても風は止まず。今宵の〈みなか食堂〉はシンプルな玉子丼。しっかり合わせ出汁を引いて、味醂ときび砂糖で甘めに味付け、たっぷり卵3個でふんわり仕上げる。こういう丼ものにはひやおろしが合う。お米を呑みながらお米を食べる。ああ日本人。


◆深夜の┣┣" 撃ちはお絵描きの続き。毎日毎日休みなく描いているような。

◇本日の総歩数=583歩/30回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.05kg (+0.40kg) / 31.3% (+1.1%)

5 oktober 2023(木)※別の〆切様のお相手を

◆午前5時起床。曇り。気温16.7度。南南西の微風。今朝の〈みなか食堂〉は朝カレーです。


◆午前の┣┣" 撃ち —— 週明け早々に予定されている武蔵野美大対面講義の紙芝居と演習問題を担当の学生さんに送る。玉川上水に落ちないよう気をつけます。去年は入れなかった鷹の台の〈ジュノン〉に今年こそ入店できるだろうか。

◆朝からすっきりしない空模様だったが、やっと日差しが戻ってきた。午後の最高気温は22.2度。湿度も低く、夏はもう去った実感あり。

◆午後の┣┣" 撃ち —— ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳]『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』(2023年8月30日刊行,フィルムアート社,東京, 397+xvi pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8459-2130-0 → 目次版元ページ)※やっと書評原稿を編集部にメール送信できた。今月中には紙面掲載されるだろう。

なお、原書の総ページ数「368pp.」のうち「Works cited pp. 337-354」は訳本では完全省略、続く「Index pp. 355-368」も翻訳(巻末 pp. i-viii)ではかなり端折られていると推測する。原本を確認した方がいいかもしれない。

◆けっきょく、今日は一歩も外出しなかった。なんという引きこもりライフ。

◇本日の総歩数=0歩/100回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 84.65kg (−0.90kg) / %30.2 (+0.5%)

4 oktober 2023(水)※雨降って〆切様が迫る

◆午前5時過ぎ起床。雨。気温18.9度。西北西の風。うすら寒い夜明け前。

◆[蒐書日誌]ホイト・ロング[秋草俊一郎・今井亮一・坪野圭介訳]『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』(2023年8月30日刊行,フィルムアート社,東京, 397+xvi pp., 本体価格4,000円, ISBN:978-4-8459-2130-0 → 目次版元ページ)※やっと読了。けっこうホネのあるデジタル・ヒューマニティ本。章末の註は読み始めると “統計沼” にハマってしまう。

本書を読んでいる間、フランコ・モレッティの「遠読」というテーマがずっと鳴り響いていたので、フランコ・モレッティ[秋草俊一郎・今井亮一・落合一樹・高橋知之訳]『遠読:〈世界文学システム〉への挑戦』(2016年6月10日刊行,みすず書房,東京, 339+xi pp., 本体価格4,600円, ISBN:978-4-622-07972-9 → 目次版元ページ)は事前予習本として読んでおいた方がいいかも。


モレッティの『遠読』は研究室退去のときに、どの段ボール箱に詰めたっけと、またまた貸し倉庫探索の苦役を覚悟した。しかし、幸いにして自宅に搬入した分の段ボール箱山の底の方から「ここにいるぞ」と呼ぶ声が聞こえたので、丁重にお出迎えした。読まれたい本は自分から名乗りを上げるものだ。

—— いずれにせよ、書評原稿が明日までというタイトな〆切様が隣りの間で待機しているので、すぐ書きます書きますってばぁ。

◆定刻三時のむしやしない。


◆夕方になって、予報通り、また雨が降り出した。今日の午後はずっと20度以下だった。毎日これくらい涼しいということなし。

◆夜の┣┣" 撃ち —— 定例(ではない)オンライン面談 20:00〜。小一時間ほどで終わった。ネクタイきつい。むこう10年くらいスーツは “免疫” にしてほしい(ムリか……)。/明日の定例オンライン会議は延期になった。時間ができたことを喜ぶべきか、┣┣" が押し入ってくるのを悲しむべきか。

◇本日の総歩数=1,627歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 85.55kg (−0.10kg) / 29.7% (−0.7%)

3 oktober 2023(火)※いきなり涼しい秋本番

◆午前5時半起床。曇り。気温13.0度。昨日よりも大幅に低くなっている。西風。今朝の最低気温は12.8度まで下がった。もちろん今季最低。

◆炊き始めて三日目ともなると、蓮根は原形をとどめても、肉詰めパプリカは形状がいささか危うくなる。爽やかな秋晴れ昼休み。〈みなか食堂〉のまかない飯は、全部ごはんに乗っけて半熟煮玉子をトッピングし、煮詰めて片栗粉でとろみを付けた煮汁をかけ、よく混ぜてわしわし食い尽くしました。


◆秋めく夜はひやおろしを抜栓。秋田〈飛良泉〉の山廃純米「マル飛」ひやおろし。甘くて酸っぱい。


◆明日は朝から雨になるとの予報。ひんやりしそう。

◇本日の総歩数=4,147歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.65kg (+0.15kg) / 30.4% (+0.2%)

2 oktober 2023(月)※すっきり秋風が爽やか

◆午前5時過ぎ起床。曇り。気温は18.4度まで下がっている。昨日の土砂降りで空気が入れ替わったのだろうか。東北東の風が吹き抜けて、涼しいことこの上なし。

◆今日の最高気温は25.5度とかろうじて夏日ラインを超える程度の涼しさだった。何よりも湿度が低いのが心地よい。

◆涼しくなれば温かい料理が登場する。〈みなか食堂〉の厨房では、昨日から「パプリカの牛ひき肉詰めと蓮根の土鍋炊き」を二日がかりで弱火でことこと炊き続けた。


昆布と鰹節の合わせ出汁をベースに味醂・純米酒・薄口醤油という和風の味付け。このレシピの基本は「パプリカの和風肉詰め煮」に準拠している。蓮根は、肉詰めパプリカを土鍋に詰めたときの “すき間” にちょうどはまり込むよう、大ぶりにカットする。

タイミングよく、北海道・美深の〈美深白樺ブルワリー〉から非加熱無濾過の瓶ビールが届いた。シラカバの樹液を添加したさわやかな味わい。熱々のパプリカ肉詰めに、よく冷えたクラフトビール。まことに秋らしい食卓。


◆今日も書類づくりで一日が終わってしまった。どこまで続くぬかるみぞ。

◇本日の総歩数=2,687歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.50kg (−0.40kg) / 30.2% (+0.1%)

1 oktober 2023(日)※蒸し暑い曇り空を歩く

◆午前6時起床。神無月の夜が明けた。曇り空に遠くの段雷が反響する。気温22.7度。北東の風。昨日も一昨日も真夏日ラインに届かなかったが、さすがにもう秋めいてもらいたい。

◆蒸し暑い曇り空の洞峰公園にてコーヒータイム。


◆[系統樹思考]ORION:補遺と余録Ⅱ〈ブログ篇〉「三中信宏『系統樹思考の世界──すべてはツリーとともに』(2006.09)」(2006年9月|2023年10月1日再録) ※過去の反響録を手繰ってみると、「『系統樹思考の世界:すべてはツリーとともに』反響(21)」(2006年9月7日)に「オリオンさん」という名で書かれた書評が採録されている。ただしbk1のリンクはすでに切れているので、上と同一かどうかは確認できなかった。いずれにせよ、どうもありがとうございました。

◆夕方、いきなりの土砂降り。

◇本日の総歩数=10,433歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.90kg (+0.40kg) / 30.1% (+0.2%)