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日録2018年11月 


18 november 2018(日)※自治会行事が目白押し

◆午前6時半起床.晴れ.気温10.5度.薄曇りの日曜の朝は昨夜のチキンカレー.昨日コーヒーフェスティバルで買ってきた〈パネッツァ〉のカフォーネとともに.硬質小麦パンよりもややソフト.

◆朝9時からずっとマンション定例自治会と救命訓練.心臓マッサージの実地練習を続けたら,こっちの心臓が止まりそうになった.毎秒2回のマッサージを1分間続けてAED電気ショックを反復するというのは,される側よりもする側がタイヘンかも.午後は排水管清掃立ち会い,その後に自治会の続き.

◆かなり遅めのお昼ごはんは「九条ねぎの玉子丼(つゆだく)」 —— 【食材(一人分)】九条ねぎ(1把)・卵(2個)・白ごはん(丼1杯)【調味料】かつおだしパック(1袋)・みりん(大さじ1)・低塩だし醤油(大さじ1)・きび砂糖(小さじ1)・粉山椒(適量).

  1. 鍋に水100ccとかつおだしパックを入れて濃いめのだしを取る.
  2. 1 にみりんと醤油と砂糖を投入し,やや甘めの味付けにする.
  3. 2 の鍋に斜切りにした九条ねぎを投入し,中火で加熱する(煮過ぎないこと).
  4. 溶き卵を 3 に回し入れ,蓋をしてから火を止めて蒸らす.
  5. 4 を丼飯につゆごとかけてできあがり.粉山椒はお好みで.

ささっとつくってわしわし食べるのは丼ものの本道.ありあわせの食材で手早くつくれる丼ごはんのメニューがいくつかあると時間がないときに重宝する.

—— レシピ → het dagelijkse keukenleven「九条ねぎの玉子丼(つゆだく)」|クックパッド「九条ねぎの玉子丼(つゆだく)」.

◆明日は旅支度である.年末巡業がいよいよ始まる.

◇本日の総歩数=3,103歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.75kg(−0.45kg) / 30.6%(+1.2%)


17 november 2018(土)※青空週末ぶらぶら歩き

◆午前6時半のろのろ起床.晴れ.気温8.4度.今年百歳を迎えた画家・堀文子の作品のひとつ〈極微の世界に生きるものたち〉について調べている.2002年に発表された顕微鏡下の微生物絵画.

◆[欹耳袋]車椅子の系統樹が描かれていることをこのツイートに教えてもらった.元論文:沖川悦三 2011. 車いすの歴史的変遷と今後の展望. 日本義肢装具学会誌, 27(1): 28-33. J-Stage

◆すがすがしい青空の昼下がりは休日ロングコース徘徊をこなしてきた.正午の気温は18.4度.乾いた北風が心地よい.つくばセンター広場で開催中の〈つくばコーヒーフェスティバル2018〉はとても賑わっていて,どのコーヒー店も長蛇の列だった.こりゃ出直さないと.

◆今日の午後は日差しがとても暖かく,気温は20.1度まで上がるぽかぽか陽気になった.おとなしくいと遠き高座の紙芝居をつくりこんでいるうちに夕方がそこまでやってきた.今宵はチキンカレーをびしっと仕込むことになっている.かしわの下味つけ(ヨーグルト味)はすでに終わっている.

◆穏やかな週末の一日は真っ赤な夕陽とともに暮れていった.夕餉の食卓には辛口チキンカレーが,そして食後には紅玉の焼きりんごが登場.まこと良き日である.

◆夜は紙芝居づくりの続き.明日は朝から駆り出されることになっているので,今日のうちに進めておかないと.

◇本日の総歩数=10,866歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.20kg(−0.20kg) / 29.4%(−0.5%)


16 november 2018(金)※さらに冷え込む明け方

◆午前5時過ぎ起床.気温4.1度.今朝も冷え込んでいる.今朝の最低気温は2.9度と今季最低.日に日に寒くなる.初冬の観音台は朝から乾いた空気に包まれている.午前8時の気温は9.0度.ほぼ無風.

◆つくば]BIGLOBEニュース「初開催!つくばコーヒーフェスティバル2018【11/17~18】」(2018年11月15日)※行かない理由はどこにもないイベント.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 統計巡業用のクラスター分析スクリプトをせっせと書いていたらもうお昼休みになってしまった.正午の気温は16.5度.今日はとてもよい徘徊日和だが,午後イチで統計研修質疑討論という御役目があるので外をふらふらできない.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 日差しが暖かい昼下がり.電農館へ.質疑討論タイムに臨む:

  • [つくば]山村師が「順序ロジットモデル」の講話.カテゴリーが2つなら通常のロジットによるロジスティック回帰でいいのだが,複数カテゴリー(≧3)をもつ場合にはMASSパッケージの「polr」関数を使えば,比例オッズを用いた順序ロジット分析ができるとのこと.さすがは応用編である. posted at 13:20:38
  • [つくば]山村師の法話の続き.「線形(せんけい)」と混在してときどき用いられる「線型」は「せんけい」ではなく「せんがた」と読むのがもともとだったらしい.ぉぉ,さすがは教養あふれまくる応用編の質疑タイムである. posted at 13:22:56
  • 続)Cf: Ivy Liu and Alan Agresti 2005. The analysis of ordered categorical data: An overview and a survey of recent developments. Test, 14: 1-73. doi.org/10.1007/BF0259… [abstract] posted at 13:37:08
  • [つくば]ノンパラメトリック二元配置法→山村光司1993. ノンパラメトリック検定で用いる多重比較法. 植物防疫 47: 463-467. ci.nii.ac.jp/naid/100061245… posted at 13:47:17
  • 続)「PMCMRplus」パッケージ——ノンパラ多重比較のためRパッケージ. posted at 13:59:53
  • [つくば]ロナルド・フィッシャー曰く:「事前分布が既知ならばベイズ統計学でやればいいが,ふつうは事前分布が未知なんだから最尤法しかないでしょ(キリッ)」——山村師談. posted at 14:08:03
  • [つくば]質疑討論タイムだん.おつでした〜 posted at 14:22:21

—— Inleiding tot de R-statistiek「数理統計研修2018質問回答集」(2018年11月16日)※ワタクシが受けた質問とそれらに対する回答.

◆今月いっぱいで閉店が決まっている〈da Dada〉を襲う花の金曜日.そうですか肉ですか肉ですか肉ですか.イタリアワインのボトルが転がる夜.次は一年後の金田か.

◇本日の総歩数=5,771歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 87.40kg(+0.35kg) / 29.9%(−0.1%)


15 november 2018(木)※放射冷却最低気温更新

◆午前5時過ぎ起床.最低気温は3.7度まで下がっている.いきなり寒すぎる.朝日の観音台は明け方の冷え込みがまだ残っている.今朝の最低気温は3.2度と今季最低記録を更新.午前8時過ぎの今も8度台.なろ様宿泊施設に泊まっている研修生諸氏は凍えてはいないだろうか.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 師走の別府統計巡業の所内決裁手続きを淡々と進める./もう来年度の南大沢統計巡業の詳細が決まってしまった./さて,再び「わーど組版」のダークサイドへ沈潜することにしよう./ディフェンスを厳重に “オブラート” にくるんだ上で投稿原稿修正だん.さっそくメール返信で┣┣" を放流し,やっと肩の荷が下りたところ./師走の大学セミナーハウス出張伺を提出.

◆よく晴れた昼休みはロングコース徘徊.正午の気温は15.4度.北風は吹いているが,暖かい日差しが差しているので昨日ほどの寒さではない.観音台の景色は秋から冬へと移っていく.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 国内出張では宿泊領収書は「要らん」と言った舌の根も乾かないうちに「要る」ことになった昼下がりのなろ城下町.つい先日も,復命書に宿泊領収書を添付して出したら,突っ返されてきたのに,また出さなアカンのか? 遡らんでもええのか?

◆夕暮れ時,ニコ動の「G.マーラー / 交響曲第1番 ニ長調 「巨人」 第4楽章/K.テンシュテット指揮、シカゴ交響楽団。」 を「聴け!」という声がどこかから聞こえ,ついアクセスしたのが運の尽きで,最後まで聴いてしまって晩ごはんをつくる時間が…….マーラーはハマったらアカンな.シカゴ響のびんびん金管に圧倒されるよりも,今は石狩鍋をつくる方が大事な厨房仕事である.

◆明日は数理統計研修(応用編)最終日.午後の質疑討論タイムをこなせば今年度の “御奉公” は終わりだ.

◇本日の総歩数=10,271歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.05kg(−0.35kg) / 30.0%(−0.8%)


14 november 2018(水)※吹きつける冷たい北風

◆午前5時過ぎ起床.雲が多め.気温は12.2度.北東風.冷たい北風が吹く観音台.午前8時の気温は12.3度だが,朝日が差しても体感的には寒い.電農館に顔出しして展示本の差し替え.べいづ本をたくさん並べました.ついでに,岩波データサイエンス叢書も全巻展示.筑波事務所のイチョウ並木はそろそろ葉が舞い落ちる終盤に差しかかってきたかも.

◆午前の┣┣" 撃ち —— とりあえず,向こう一ヶ月間の巡業高座用のRスクリプト一式はこれで準備OKかな.昔(今世紀はじめ)から使い続けてきたスクリプト類のオーバーホールがなかなかタイヘンだった.ワタクシの場合,解析用スクリプトではなく,あくまでも教育用スクリプトとして書いている./統計研修受講者からの質問票が色づいたイチョウの葉のように机上に積み重なっている.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 「おふぃす更新の祭典」がまたいきなり始まり,計600MBあまりが落ちてくるようだ.ムダに抵抗しないに限る./某和文原稿の査読返信./生態学会神戸大会のもうひとつの自由集会も採択されたとの返事なう.神戸では昼も夜も忙しくなる(ようだ).

◆研修質問への回答(4件)を事務局にメール返信:

  • [つくば]【質問】「主成分分析の分散集約が思わしくないときはどうすれば?」/【回答】主成分分析によって多変量データがうまく説明できるかどうかはデータしだいです.元変量の線形結合として計算される主成分軸がデータのばらつきをどれくらいシンプルに説明できるかどうかはケースバイケース. posted at 14:02:44
  • [つくば]【質問】「クラスター分析のデンドログラムで末端間の距離はどのように表示されているのでしょうか?」/【回答】任意の末端点間距離を「d」とすると,デンドログラムでは二叉分岐点までの距離を「d/2」として描きます.したがって,デンドログラムの枝に沿った距離合計が末端点間距離です. posted at 14:05:18
  • [つくば]【質問】「クラスター分析で平方ユークリッド距離はどんな場合に用いられますか?」/【回答】平方ユークリッド距離を用いる典型的な例として,集団遺伝学で対立遺伝子の頻度データによって集団間の距離を表すとき,平方ユークリッド距離が用いられることがあります. posted at 14:06:24
  • [つくば]【質問】「データセットに欠測値がある場合は?」/【回答】欠損値がある場合はそれを含む「行」と「列」を除去する場合が多いです.隣接するデータから補間することにより,欠損値を “修復” することはできないわけではありませんが,あくまでもそれは緊急措置です. posted at 14:07:44

◆夕刻の┣┣" 撃ち —— ゲラが戻ってきた某和文記事わーど原稿.「できるだけ正確に組版していただきたく」と書かれている.しかも,〆切様がおいでになるのは明日.ひょっとして最大級のフシアワセが降臨するのではないかと今から恐れおののいている.対レフリー反撃(その一):「ご指摘の箇所についてはインデントを修正しましたが,これ以上の正確な組版はWordでは不可能です」.対レフリー反撃(その二):レフリーコメント「プロッククオートでは括弧は避けるべき」/ワタクシ「はい?」※そんなローカルルールは知らん.対レフリー反撃(その二[続]):「この引用文は原文のままですので,それを勝手に改変することは不可能です」というディフェンス.まだまだ続く防衛戦.

◆午後はよく晴れたが,夕日がストンと落ちてのうかんけん収穫祭の夜へ.たとえ金はなくとも火は燃える.エンドレスなお肉の宴.そして新米のおにぎりと山盛りの焼きそばで炭水化物系はかなりいっぱいいっぱいかも.お祭りに歌舞音曲はつきもの.ことしものうかんけん大道芸人たちが登場した.

◆いろいろ食べすぎて重いかも.

◇本日の総歩数=4,875歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.40kg(+0.75kg) / 30.8%(0.0%)


13 november 2018(火)※冬への遅々とした道程

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温14.7度.北東風.朝日が差し込む観音台.午前8時の気温は14.8度とかなり高いが,乾いた北東風が冷たい.

◆[蒐書日誌]リチャード・E・ルーベンスタイン[小沢千重子訳]『中世の覚醒:アリストテレス再発見から知の革命へ』(2018年10月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・ル-8-1],東京, 580 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-480-09884-9 → 目次版元ページ)※文庫版で600頁もある./田上孝一・本郷朝香(編)『原子論の可能性:近現代哲学における古代的思惟の反響』(2018年11月12日刊行,法政大学出版局,東京, xviii+331+iii pp., 本体価格5,500円, ISBN:978-4-588-15096-8 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございました./野瀬泰申『決定版 天ぷらにソースをかけますか?:ニッポン食文化の境界線』(2018年7月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・の14-2],東京, 460 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-480-43528-6 → 版元ページ)※「天ぷらにソースをかけますか?」— うん,かつて京都の実家ではウスターソースをかけていたぞ.

◆北風が吹く曇り空の昼休みはロングコース徘徊.正午の気温は14.8度と高めなので歩きまわればそれなりに暖かくなる.

◆生態学会神戸大会での自由集会が採択されたとの連絡あり.

◆夕方からずーーーっと,統計研修と統計巡業用の R スクリプトや紙芝居を手直ししたり新規書き下したりしているうちに,もうこんなありえへん時間になってしまった.いや,マジな話,こんなに働き続けてはきっとよくない.

◆さっさと寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪

◇本日の総歩数=10,034歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.65kg(−0.30kg) / 30.8%(+0.3%)


12 november 2018(月)※統計研修応用編の開幕

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温11.8度.今日は雨の予報.小雨に濡れる観音台.気温は13度台の肌寒さ.今日から数理統計研修(応用編)が始まり,またまた電農館に通う日々になる.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 初めてのメール連絡にもかかわらず,発信者の名前を「姓&名」ではなく「姓だけ」ですまされることがある.とくに官公庁や都道府県の自治体からの事務連絡メールでは率が高いようだ.この悪しき風習が今では大学の学生さんにも蔓延しているようで,名無しの権兵衛メールが今朝も届いた.しかし,瞬時に心が黒くなるワタクシは,発信者の所属先を調べまくったり,あるいは都道府県の関連資料を掘り返したりして,きちんとフルネームで返信メールを書くくらいの性格の悪さは持ち合わせている.そういう事務連絡の匿 “名” メールは自動署名欄でさえ「姓のみ」だったりする.伝統的な公務員的感覚からすれば,仕事をするのはあくまでも「役職」であって特定の「個人」ではないから名前を明らかにする必要はないのだろう.いずれにせよ性根が曲がったワタクシはフルネーム返信を心がけている.

◆数理統計研修(応用編)初日 ——

  • [つくば]小雨の合間を縫って電農館なう.PC実習室の接続テストだん. posted at 10:15:27
  • [つくば]R三点セットの作動チェックだん.MacBook Pro との接続も問題なし. posted at 10:17:19
  • [つくば]あとはワタクシの高座紙芝居のアップロードか. posted at 10:17:55
  • [つくば]「多変量統計概論」紙芝居アップロードだん. posted at 10:26:53
  • [つくば]そろそろ高座が始まる.はいっ,出囃子どーぞ! posted at 10:39:05
  • [つくば]多変量解析概論だん. posted at 12:11:39

◆曇り空の午後は居室でひっそりする.そして,夕暮れの再出撃時刻が来た.短期決戦の末,いささか うう…….

◇本日の総歩数=6,569歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 86.95kg(+0.15kg) / 30.5%(+0.4%)


11 november 2018(日)※乾いた寒気が再来する

◆午前6時起床.晴れ.気温は8.9度とひさしぶりに一桁台の冷え込み.昨夜の銀杏の “食べ過ぎ” で救急搬送されることもなく,体調問題なし.よしよし.

◆昨日の「銀杏ごはん」への長い道のりを記録しておかないと —— まずは拾ってきた銀杏の下準備から:

  1. 銀杏(極小サイズ約200個)を実ごと拾って厚手のビニール袋に集める.素手で触るとかぶれるので要注意.
  2. 袋をしっかり密封し,体重をかけてしっかりもみほぐす.10分ほど頑張れば実と種が分離する.念のためビニール手袋をすると安全かも.
  3. 袋の中身を広げ,実と種を仕分ける.実の部分は悪臭を放つのですぐ密封してゴミ箱へ直行.
  4. 分けた種にはまだ実の破片がこびりついているので,フタ付き密閉容器に移し,水を半分まで注いでから必死のパッチで上下左右に激しく数分間攪拌する.
  5. いったんザルに上げて水切りをして,種がきれいになるまでこの水洗作業を数回繰り返す.
  6. 銀杏の種を新聞紙に広げ,日なたでしっかり天日干しする.種の表面が白くなったらとりあえず乾燥は終了.
  7. 種の殻を割るときは重めのハンマーを使ってコツンと当てればヒビが入る.殻を剥いて中身の種子を取りだす.
  8. 種子には渋皮が貼り付いているが,水を張ったボウルで半時間ほど浸水すると指で簡単に剥けるようになる.

今回拾ってきた銀杏はとても小さく,売り物の銀杏の1/2〜1/3くらいの小豆〜松の実サイズだったので,殻剥きと渋皮剥きがことのほか大仕事だった.

—— 以上の前半戦備忘メモを写真付きで公開した:het dagelijkse keukenleven「銀杏拾いからの長い道のり」|クックパッド「銀杏拾いからの長い道のり」.

◆続いては,後半の銀杏ごはんのレシピ:【食材】白米(2合)・銀杏(極小サイズ100個)【調味料】日本酒(大さじ1)・海塩(小さじ1).

  1. 白米は研いでザルに上げ,一時間ほどおく.
  2. 銀杏は渋皮まで剥いておく.
  3. 土鍋に 1 の白米を入れて通常の水加減にする.
  4. 日本酒と海塩を投入し,最後に 2 の銀杏を並べる.
  5. 炊飯の火加減は通常通りで炊き上げる.

—— 銀杏ごはんのレシピもあわせて公開した:het dagelijkse keukenleven「ミニマム銀杏ごはん」|クックパッド「ミニマム銀杏ごはん」.

◆[欹耳袋]〈Inleiding tot de R-statistiek — 統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)〉は本日をもって旧「はてなダイアリー」から新「はてなブログ」に引っ越し,URL は https://r-statistiek.hatenadiary.com/ となります.

◆穏やかな日曜の午後.三時のおやつはずんだ餅.

◆今日11月11日は「きりたんぽの日」とのことなので(初耳だが),今宵は熱々のきりたんぽ鍋を用意した.これから日に日に寒くなってくるとお鍋の出番が多くなるにちがいない.“お水” はこれまた神奈川の銘酒〈残草蓬莱【ざるそうほうらい】〉の純米吟醸・出羽燦々を抜栓.

◆明日からは数理統計研修(応用編)が始まる.

◇本日の総歩数=946歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.80kg(+0.20kg) / 30.1%(0.0%)


10 november 2018(土)※銀杏の実を剥き続けて

◆うっかり寝過ごして午前6時半起床.雨上がりの靄がうっすらと.午前7時の気温は15.7度.

◆[蒐書日誌]ある書評記事から —— 阿子島香・溝口孝司(監修)『ムカシのミライ:プロセス考古学とポストプロセス考古学の対話』(2018年10月20日刊行,勁草書房,東京, vi+248 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-326-24849-0 → 目次版元ページ)※第2考古学「阿子島・溝口2018『ムカシのミライ』 [全方位書評]」(2018年11月10日)※この書評記事では「「日本考古学」の忌避」が問題点の筆頭として挙げられている:

「より問題なのは、第1点の「日本考古学」の忌避である。 なぜなら、このコンテクスト(脈絡)で、このシチュエーション(状況)で、このメンツ(面子)で対談して、「日本考古学」という表現を避けて、まともな議論ができるはずがないからである。」

しかし,あの対談と本では「日本考古学の抱える問題点」は最初から “通奏低音” として響いていた.「日本考古学の抱える問題点」を当然の前提としてあの論文集は成立したと,寄稿者の一人であるワタクシは考えている.プロセス考古学とかポストプロセス考古学に対していま新たに「光」を当てる意義は,これまでの日本考古学の「影」をよりくっきり際立たせるためにほかならないでしょう.

この書評者は:

「どうも本イベントは、初発の問題構成に若干の、いやかなり本質的な問題が含まれていたようである。」

と指摘するが,ワタクシ個人としては,「総論忌避・各論執着」および「理論沈黙・個物偏愛」という日本のサイエンスの一般的特徴が「日本考古学」にもまったく支障なく当てはまることをあの対談で再確認できてとても心安らかになれた.

◆銀杏をひたすら剥く週末 —— 穏やかな晩秋のつくば.午前11時には気温19.7度まで上がって寒さは微塵も感じられない.本日の大仕事は銀杏の実の剥きまくりというタスク.葉っぱごと拾ってきた銀杏たちは200個くらいあるようだ.売り物のまるまるとした銀杏とはぜんぜんちがって,アーモンドみたいな小ささ.はたして食べるとこあるんかいな.かぐわしい “芳香被害” が家の中に及ばないようにブツをベランダに持ち出して厳重警戒下で作業開始.

厚手のビニール袋に入れたまましっかりもみほぐして実とタネを完全分離する.新聞紙に広げると待ってましたとばかりにかぐわしい香りが周囲に拡散していく.作業はまだまだ続く.取り出した銀杏の実をフタ付き密閉容器に移し,水を半分まで注いでから必死のパッチで上下左右に激しく攪拌すること数分間.息が切れたらいったんザルに上げて水切りをする.この作業を数回繰り返せば実はきれいになるだろう.その後,新聞紙に広げてしっかり天日干しする.

朝からよく晴れていたので小一時間で銀杏の実はもう乾いて白っぽくなった.試食のため数粒のサンプルを無作為抽出して電子レンジで1分加熱して殻を向き,続いて浸水して渋皮を除去した.売り物の銀杏に比べればまったく比べ物にならないSサイズだが,おお,ちゃんと銀杏の風味がするではないか! 善哉善哉.

◆午後の気温は23度近くまで上がっている.ぽかぽか陽気の昼下がりは〈コーヒー・ファクトリー〉へ珈琲豆の買い出しに.今まで焙煎室があったところが客席とカウンターに大変身して,洞峰公園が見晴らせるようになった.すばらしい!

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「東洋英和女学院院長に研究不正疑い 引用論文存在せず?」(2018年11月9日)※この新聞記事だと,当の著者がその文献を自分で入手してちゃんと確認したかどうかが問題だろう.引用ひとつでここまで大事になるのだから “他山の石” とすべし.

◆土曜のまる一日を銀杏に費やした夜はもちろん「銀杏ごはん」が夕餉に登場.いやはやSサイズの銀杏の渋皮剥きがどんなにタイヘンだったことか.厨房仕事ではなく料理修行と呼ぶしかない.銀杏ごはんの調味には海塩と〈風の森〉秋津穂・純米をちょいと投入して,土鍋でイッキに炊き上げた.つやつやと輝く銀杏たち.真っ白なお茶碗にてんこ盛り.銀杏ごはんの “前座” は鰯の生姜煮と茸&根菜の味噌汁とだし巻き.“お水” は海老名・泉橋酒造の〈秋とんぼ〉2017BY生酛純米を抜栓し,ついでに〈風の森〉秋津穂・純米の残りを空っぽにした.

◆一度に食べてもよい銀杏の量は,通常サイズだとオトナだったら許容量は「一回10〜20粒以内」と聞いている.しかし,農林団地の銀杏は,貧栄養土壌のせいなのか,極小サイズ(大豆並み)だったので,白米2合に銀杏100粒ほど投入してそのうち約50粒を食べてしまった.今のところ体調にまったく問題なし.銀杏ごはんのレシピはそのうちクックパッド送りにするつもりだが,こんなにたくさん食べてはいけないぞよ,との事務局のきびしい “査読” があるかもしれない.

livedoor「ギンナンの食べすぎは中毒症状で危険 日本中毒情報センターが注意喚起」(2017年12月2日)によると,「経口中毒量 小児 7~150 個、成人 40~300 個」とのこと.とりあえず,「良い子はいっぺんにこんなにたくさん銀杏を食べてはいけない」と注意を喚起しておくのが良識的な措置か?

◆銀杏ごはんの残りは明日また食べるつもり.

◇本日の総歩数=3,335歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.60kg(+0.05kg) / 30.1%(+0.9%)


9 november 2018(金)※雨降る統計研修最終日

◆午前5時前起床.下界は濡れているが雨は降っていないみたい.気温14.2度.雨の観音台はひんやりしている.午前7時の気温は14.6度.今日は数理統計研修(基礎編)最終日.午後の質疑討論に駆り出されることになっている.

◆研修生からの質問が次々届く ——

  • [つくば]【質問】「分散分析が有意でも多重比較が有意でない場合はどのように解釈すればいいんでしょうか?」/【回答】「分散分析で要因が有意になっても多重比較では有意差が出なかったり,その逆の場合もあります.いずれの場合もはっきりした結論が出せないグレーゾーンと考えるべきでしょう」. posted at 10:41:28
  • [つくば]【質問】「交互作用が有意である場合の多重比較はどうすればいいのでしょうか?」/【回答】「交互作用が有意でなければ主効果の水準間で多重比較ができます.一方,交互作用が有意である場合は水準の組み合わせに関する多重比較をすることになるでしょう」. posted at 10:42:39
  • [つくば]【質問】「分散分析をせずにいきなり多重比較をしてもいいのでしょうか?」/【回答】「分散分析と多重比較ではそもそも分析の目的が異なります.要因の有意性が事前に自明であることがわかっているならば,最初から多重比較をしてもぜんぜん問題ではないでしょう」. posted at 10:44:25

—— それ以外の質問たちは午後の質疑討論タイムに答えることにしよう.

◆午後1時,小雨降る電農館へ.統計研修の質疑討論タイム.

  • [つくば]質疑回答しまくりなう. posted at 13:32:21
  • [つくば]質疑タイムだん.基礎編はこれにて終了〜 posted at 14:35:58

◆午後3時,本降りの雨の中をのうかんけん帰還.気温16.2度.今日の日中は20度を大きく下回る涼しさだ.

◆夕暮れの雨の中を帰宅.今宵は吉瀬の〈ナチュカフェ〉にて.ひさしぶりにうまかった.

◆[蒐書日誌]高野秀行『辺境メシ:ヤバそうだから食べてみた』(2018年10月25日刊行,文藝春秋,東京, 311 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-16-390919-6 → 版元ページ)読了.タイトル通り世界各地の “ヤバすぎる” 料理のオンパレード.雑誌連載をベースにした単行本なので,ひとつひとつのエッセイが短すぎる.カラー写真がもっとあってもよかったかも.同じ著者による前作:高野秀行『謎のアジア納豆:そして帰ってきた〈日本納豆〉』(2016年4月25日刊行,新潮社,東京, 8 color plates + 351 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-10-340071-4 → 目次版元ページ)は,ひたすら「納豆」にこだわったパワフルな一冊だった.こういうスタイルで “ヤバい料理” をさらに深く掘り下げてもらうと読みでがあっただろう.

◆明日は拾ったぎんなんを剥く大仕事が待っている.ビニール手袋とか用意しないとキケン.

◇本日の総歩数=7,012歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 86.55kg(−0.30kg) / 29.4%(−0.6%)


8 november 2018(木)※また朝から電農館高座

◆午前5時過ぎ起床.曇り.夜明け前から厨房業務多忙.午前6時の気温は10.5度.昨日よりは4度あまり低い.朝日の観音台.夜明け前の最低気温は9.9度とひさしぶりの一桁台だったが,午前8時を過ぎた今は15.6度と冷え込みはない(のでまた半袖出勤).電農館に行く前に筑波事務所の銀杏並木にてギンナンの収穫作業に没頭する.いささか小ぶりだが200個ほど拾い集め,残り香とともに統計研修会場へ.

◆統計研修(基礎編)四日目 ——

  • [つくば]あと10分で開始〜 posted at 08:50:01
  • [つくば]実験計画法の高座だん. posted at 12:15:26

◆午前3時間のお座敷がはけて,やっとのうかんけんに戻ってきた.正午の気温は20.2度の暖かさ.差し込む日差しを浴び車内放置のギンナンどもが異臭を放ち始めてさあタイヘン.帰宅したら風通しの良いベランダに隠匿しようかとも思ったが,それではかえって隣近所さんへのメイワクか.

◆[蒐書日誌]高野秀行『辺境メシ:ヤバそうだから食べてみた』(2018年10月25日刊行,文藝春秋,東京, 311 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-16-390919-6 → 版元ページ)※世界各地での食文化突撃レポート.巻頭カラーページをめくるだけでもうすでにヤバそうかも.熊本で “危険ライン” 超えのカタツムリ生食の経験談が載っているが良い子はけっしてマネをしてはいけません.Togetter -「ふざけて生のナメクジ食べた男性 420日間昏睡 その後も重い麻痺が残り 8年後の今月2日に死亡」みたいになったら困るでしょ.

◆[欹耳袋]いと遠きお座敷の日時場所確定! —— 三中信宏「系統体系学の世界の片隅に」九州大学大学院農学研究院セミナー(第79回九州昆虫セミナー)2018年11月28日(水)17:00〜18:30@九州大学伊都キャンパス・ウエスト5号館223室(福岡).「ウエスト5号館」ってどこよ? いと遠きキャンパスの最新マップをダウンロードしたのだが,いったいいつの間に上海みたいに建物が続々と出現したのだろう.ワタクシが最後に伊都に行ったのは2011年の早春だった.あの頃はなんちゃら天空広場の向こう側には茫漠たる空き地が玄界灘の冷たい海風に吹かれるばかりだったのに.九州昆虫セミナーのウェブサイトに詳細情報掲載.

◆統計研修質問票から ——

  • [つくば]【質問】「県のエライサンたちが “ビッグデータがぁ〜” とか “AIがぁ〜” とか下におろしてくるんですけど,アレってほんとうにどうすればいいんでしょうか?」/【回答】「悪魔祓いしてもらった方がいいですよ」. posted at 14:51:02
  • [つくば]【質問】「正規分布帝国の正規分布は何が正規分布しているんでしょうか?」/【回答】「確率分布は母集団の “モデル化” です.正規分布帝国とは母集団が正規分布をするという一神教です.このとき,正規母集団から抽出された無作為標本の平均値もまた正規分布することが証明されています」. posted at 14:59:43

◆こう暖かい日々が続くと「イカ墨のリゾット」などという熱々のメニューはいささか場違いかもしれないが,季節的にはそろそろこういうのが食卓に登場してもおかしくないはず.イカ墨パスタの残りソースを白ワインで伸ばして,にんにくのみじん切りと完熟トマトと塩漬けケッパーを適当に入れて弱火で煮込む.塩味が足りないようならゴルゴンゾーラ・ピカンテを少し混ぜると風味が出る.白ごはんを投入したら焦げつかないように注意しながらふつふつと.あわてて食べると火傷をするので気をつけて.

◆明日は数理統計研修(基礎編)最終日.午後の質疑討論の時間に電農館に出仕する御役を仰せつかっている.

◇本日の総歩数=3,084歩. 朝◯|昼◯|夜○. 計測値(前回比)= 86.85kg(−0.40kg) / 30.0%(0.0%)


7 november 2018(水)※青空の立冬は暖かすぎ

◆午前5時半起床.曇り.気温は14.6度.雲の隙間から青空が見える観音台は立冬らしからぬ暖かい朝.午前8時の気温は15.8度.日中は今日も20度くらいになるらしい.“冬” になっても半袖出勤は続く.朝イチの BGM はライプツィヒ・バッハ・コレギウムの〈音楽の捧げもの〉から.

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「文科局長、全国立大に寄付依頼 病死した職員の遺族向け」(2018年11月7日)※「官公庁や教育界では、在職中に死亡した同僚の遺児向けに「育英資金」を内輪で集める慣習が100年ほど前からあるとみられる」— なろ城下町でも昔からあるな.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 本日は電農館お座敷からお呼ばれされていないので,居室にて┣┣" 撃ち三昧./統計研修用の配布ファイルにうっかりかな漢字名を付けてしまったせいで,Windows ユーザーが文字化けに取り憑かれたので,まずは安全な半角英数字に修正して再アップロード完了./統計研修の受講生からの質問票が届く.

  • [つくば]【質問】「パラメトリック統計学とノンパラメトリック統計学とはなぜ対立するんでしょうか?」/【回答】「「パラメトリック統計学」は母集団がある確率分布に従っていると仮定して抽出データに基づくパラメーターの推定や検定を行います.確率分布の仮定が正しいかどうかが決めてです」. posted at 10:34:40
  • 続)「他方,「ノンパラメトリック統計学」では特定の確率分布を仮定せず,データの無作為化や並べ替えあるいは順位付けなどを踏まえて統計解析を行います.確率分布の仮定には制約されませんが,一般的に精度が低くなることがあるので,注意が必要です」. posted at 10:35:14
  • [つくば]【質問】「等分散性がなくても使えるノンパラメトリック法の方が農学研究には使いやすいのではないでしょうか?」/【回答】「「等分散性」の有無はパラメトリック統計学とノンパラメトリック統計学の両方で問題になります.データが等分散性を満たしているかどうかは事前確認が必要です」. posted at 10:36:58
  • [つくば]【質問】「計算機統計学とはどのようなものなのでしょうか?」/【回答】「計算機統計学とはたとえばブーツストラップ法のようにデータからリサンプリングやベイズ統計手法のように事後確率分布をMCMC(マルコフ連鎖モンテカルロ法)によって計算する統計手法です.「論よりラン」ですね」. posted at 10:39:29
  • [つくば]【質問】「Rのバージョンアップはした方がいいのでしょうか?」/【回答】「Rについてはできるだけ最新のバージョンを使った方が安心ですが,バージョンアップの際にR本体とRパッケージの整合性がないとフシアワセが降臨するので要注意です」. posted at 10:40:58
  • [つくば]【質問】「賞味期限の切れた統計手法ってあるんでしょうか?」/【回答】「正規分布を満たさないデータに対して変数変換によって正規分布に “近づける” ことがかつては公然と行われていました.しかし,一般化線形モデルのようなより新しい手法が使える現在では変数変換は時代遅れですね」. posted at 10:43:53
  • 続)「多重比較の例を取るならば,「ダンカン法」や「最小有意差法」は古すぎて現在ではもう使われないでしょう.賞味期限を過ぎた統計手法であってもそのまま使われている場合は少なくないと考えられます.要注意です」. posted at 10:44:25

—— 研修生からの以上の質問への回答を事務局に返信して会場掲示を依頼した.

◆曇り空の正午前,気温は18.9度.北東の風が涼しい.電農館にちょいと立ち寄って統計関連図書をに何冊か追加展示してきた.筑波事務所の銀杏並木は色づきが日に日に黄色くなり,下を見ればギンナンだらけ.だれも拾わないのはもったいないかぎり.青空に点々と雲が浮かぶ昼休み.正午の気温は18.7度と20度に届かない.北東風に吹かれてショートコース徘徊.歩き読み本:渡辺拓也『飯場へ:暮らしと仕事を記録する』(2017年7月1日,洛北出版,京都, 506 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-903127-26-2 → 目次版元ページ)の続き.ページのマルジナリアに配置された手書きメモがまたおもしろい.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 今月末のいと遠い巡業でのスピンオフ高座の要旨をメール送信:三中信宏「系統体系学の世界の片隅に」九州大学大学院農学研究院セミナー(九州昆虫セミナー),2018年11月28日(水)@伊都キャンパス.時間と場所は未定.

◆[統計思考]季節はもう立冬だというのに『統計思考の世界』の “蟲” の新規捕捉報告あり.

  • p. 76 上9行「母平均と母分散 \( \sigma^2 \)」→「母平均 \( \mu \)と母分散 \( \sigma^2 \)」
  • p. 92 上15行「反復 \(i= \)」→「反復 \(j= \)」
  • p. 92 下1行「処理偏差」→「誤差偏差」
  • p. 98 下16行「処理自由度(\( t \))」→「処理自由度(\( t-1 \))」
  • p. 109 上9行「 \( N \times \alpha N \)」→「 \(N \times \alpha /N \)」

—— 以上,ご指摘感謝.

◆こういうじたばたと忙しい時にかぎって,もうひとつのはてなダイアリーをはてなブログに移行しようなどと思い立って自ら進んで墓穴を掘るという顚末.とりあえずエクスポート先だけこっそり開設したところで “塩漬け” に.今日はここらでよかろうかい.

◆立冬とはいえまだ暖かさが残る夜は,ありあわせのきのこを炒めてスパゲティに.柳井の甘露醤油とカルピス発酵バターで調味.

◆明日は朝イチから電農館高座のお務めが待っている.

◇本日の総歩数=9,524歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.25kg(+0.70kg) / 30.0%(0.0%)


6 november 2018(火)※雨降る電農館のお勤め

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温16.7度の暖かい夜明け前.午前8時,曇り空の観音台.今日は電農館直行.気温は17.9度.半袖アロハが心地よい.

◆統計研修(基礎編)二日目 ——

  • [つくば]電農館はまだ誰もいない.“ぼっち度” は掛け値なしの「100%」だ. posted at 08:25:26
  • [つくば]部屋オープンしましたぁ. posted at 08:39:38
  • [つくば]本日午前の「Rによる統計解析 I」は,昨日の “救命措置” とともに,実験計画法の解説をします.木曜の「実験計画法」と連続して,講義と実習を連続して行います. posted at 08:44:22

◆昼休みは本降りの雨.午前のお座敷がはけたので,濡れながら農環研へ.正午の気温は19.0度.蒸し暑いので今日もまた扇風機をぶん回す.午後は高座なし.

◆[蒐書日誌]ディヴィッド・トリッグ[赤尾秀子訳]『書物のある風景:美術で辿る本と人との物語』(2018年10月20日刊行,創元社,大阪, 351 pp., 本体価格4,200円, ISBN:978-4-422-70116-5 → 版元ページ)※「本を読む人」が描かれた古今東西の絵を蒐めた本.真っ黒な本体の上端タイトル部分だけが見えるカバージャケット(極太オビ?)にさらに細いオビが重ね巻きされた独特の装幀.五年前に同じ創元社から出た「本を読む人」の写真集:アンドレ・ケルテス[渡辺滋人訳]『読む時間』(2013年11月20日刊行,創元社,大阪,76 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-422-70060-1 → 版元ページ)とそっくりなので,これはもう並べるしかないな.

◆[欹耳袋]ニューズウィーク日本版:保坂修司「ジャマル・カショギがジャマール・ハーショグジーであるべき理由」(2018年10月22日)※「相手に対し敬意があれば、なるべく正しい発音に近づけるのは当然だと思う」— 確かに人名の「読み」の確認は大事.たとえば,ワタクシのいる業界では「Willi Hennig」というドイツ人昆虫学者がとても有名だ.問題はこの「Hennig」の発音.Google翻訳で標準的なドイツ語として発音させると「ヘニッヒ」となってしまう.しかし,Willi Hennig Society(WHS)の年会で聞く発音はまちがいなく「ヘニック」だ.単に英語風に「ヘニック」と発音されているわけではない.ドイツでWHS年会が開かれたとき現地のドイツ人たちも誰もが「ヘニック」と発音していた.子息である分子遺伝学者 Wolfgang Hennig 博士も「ヘニック」と発音していたから,これはもうまちがいない.Google翻訳の「発音」を鵜呑みにしてはいけない.

◆統計研修期間中は六根清浄なので,今宵の夕餉はおとなしく鮭のちゃんちゃん焼きを完食して寝るだけ.

◇本日の総歩数=3,519歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.55kg(−0.30kg) / 30.0%(+0.3%)


5 november 2018(月)※毎年恒例統計研修開幕

◆午前5時起床.雨.気温14.4度.午前7時,明け方の雨はもう上がって,青空がだんだん広がってきた.朝靄の観音台.雨上がりの濡れた路面に陽光が照り返されている.日中は20度超えとの予報.半袖がいつまでも手放せない.

◆統計研修(基礎編)開幕 —— 本日からなろ様の数理統計研修(基礎編)が始まる.さっそく MacBook Pro の電源キット一式を忘れてきたというフシアワセがやってきたが,とりあえずフル充電しておけば午前のお座敷はもつだろう.二週間ぶりの電農館へ.日差しが暖かすぎてどうしようもない.筑波事務所の銀杏はまだ色づきが十分ではない.午前9時にはもう19.2度という霜月らしからぬ気温.研修会場はすでにかなり埋まっている.統計研修開会のセレモニーは午前9時半から.

  • [つくば]まもなく「R作動確認」タイムです. posted at 09:43:39
  • [つくば]統計研修はじまります〜 posted at 09:55:37
  • [つくば]pdfが読めないフシアワセが降臨.Windows ではタイトルが文字化けするフシアワセ. posted at 10:16:24
  • [つくば]休憩ちう. posted at 10:18:28
  • [つくば]「統計学概論」始まります〜 posted at 10:31:29
  • [つくば]統計学概論だん.お昼休み〜 posted at 12:00:33

◆正午の気温21.4度.日差しがさんさんポカポカ陽気.のうかんけんに戻って居室の窓を全開に.扇風機を最強でぶん回しているところ.

◆[欹耳袋]Life is Beautiful「言葉の構造:なぜ英語での会話に飛び込むのは困難か?」(2018年11月3日)※会話に “飛び込む” とはとてもいい表現.不意に “飛び込まれた” ときに「Let me explain!」とさえぎったりしてはいけない?

◆夕方から数理統計研修懇親会.つくバス帰宅.明日も朝イチの高座あり.

◇本日の総歩数=6,967歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.85kg(−0.35kg) / 29.7%(+0.2%)


4 november 2018(日)※晩秋の十周年つくいち

◆段雷の鳴り響く午前7時起床.薄曇り.気温は9.9度.朝イチに〈つくいち〉会場へ直行.開催十周年とのことでふだんよりも店の数と来場者ともにとても多かった(長蛇の列が何本も).いつものお店を巡回し,パンとジャムとお菓子類をゲットして帰還.今日は午後3時までやるらしい.

◆[欹耳袋]毎日新聞「九州大 — キャンパスで原付きとイノシシが衝突 学生重傷」(2018年11月4日)※今月下旬に伊都キャンパスで巡業することになっているが,うろうろ徘徊してイノシシと遭遇しないよう要注意.

◆[蒐書日誌]香川県立ミュージアムからいただいた高松松平家所蔵の復刻図譜集.今月末に高松に出向いて来年の展示の打合せが予定されている.

  1. 高松松平家所蔵[香川県歴史博物館編]『衆鱗図』(帖1〜4+研究編)
    • 第一帖(2001年3月31日刊行,香川県歴史博物館友の会博物図譜刊行会,高松, 111 pp.)
    • 第二帖(2002年3月31日刊行,香川県歴史博物館友の会博物図譜刊行会,高松, 115 pp.)
    • 第三帖(2003年3月31日刊行,香川県歴史博物館友の会博物図譜刊行会,高松, 101 pp.)
    • 第四帖(2004年3月31日刊行,香川県歴史博物館友の会博物図譜刊行会,高松, 70 pp.)
    • 研究編(2005年11月20日刊行,香川県歴史博物館友の会博物図譜刊行会,高松, xx+190+xi pp.)
  2. 高松松平家所蔵[香川県歴史博物館編]『衆禽画譜』(2帖[1冊])
    • 水禽・野鳥(2005年3月31日刊行,香川県歴史博物館友の会博物図譜刊行会,高松, 118 pp.)
  3. 高松松平家所蔵[香川県歴史博物館/香川県立ミュージアム編]『衆芳画譜』(帖2〜5)
    • 薬草 第二(2007年3月31日刊行,香川県歴史博物館友の会博物図譜刊行会,高松, 115 pp.)
    • 薬木 第三(2008年3月31日刊行,香川県歴史博物館友の会博物図譜刊行会,高松, 87 pp.)
    • 花卉 第四(2010年3月20日刊行,香川県立ミュージアム,高松, 113 pp.)
    • 花果 第五(2011年3月25日刊行,香川県立ミュージアム,高松, 97 pp.)
  4. 高松松平家所蔵[香川県立ミュージアム編]『写生画帖』(3帖)
    • 菜蔬(2012年3月1日刊行,香川県立ミュージアム,高松, 121 pp.)
    • 雑草(2013年3月10日刊行,香川県立ミュージアム,高松, 121 pp.)
    • 雑木(2014年3月20日刊行,香川県立ミュージアム,高松, 131 pp.)

◆段雷が次々に打ち上がるお昼前.今日はイベントが方々で開催されているのだろう.今日のランチは〈つくいち〉お持ち帰り.〈ナチュカフェ〉の「茨城豚のウデ肉ローストポーク」と〈パネッツァ〉の石窯パン(オリーブトマトとクルミチーズ).小田急沿線ではっちゃけた昨日と比べて有意に健康的である.

◆[欹耳袋]NHK福祉ポータル ハートネット「あなたの“ぼっち度”をチェックしませんか - “ひとりぼっち”をみんなで考えようプロジェクト」に答えたら,「ほっち度88%やや高め」との結果が出た.「えっ,100%じゃないんだ!」とビックリした.

◆朝のうちは雲間から青空が見えていたが,正午を過ぎて雲がしだいに広がってきた.午後1時の気温は17.9度.午後は雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様.

◆冷たい雨がしとしと降り続く夜は西大沼の真っ暗な集落にある手打ちうどん〈やまびこ弁天〉にて看板メニューの「酒粕うどん」で温まってきた.

◆[欹耳袋]ALL REVIEWS:森まゆみ「書評を楽しくするには」(2017年7月5日)※来年から他人事ではなくなるので心しないと.

◆明日から始まるなろ城下町数理統計道場の紙芝居の手直しとzip圧縮ファイルの用意が終わった.今宵はここらでよかろうかい.

◇本日の総歩数=5,093歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.20kg(+0.85kg) / 29.5%(−0.6%)


3 november 2018(土)※文化の日は文化らしく

◆午前6時過ぎ起床.晴れ.気温5.9度.洗濯と炊事から始まる文化の日.

◆文化の日の経堂はきわめて文化的である.午前10時半,つくば駅.晴れ.気温は16.2度.TX車内は暖房中? 長袖だとやや暑いかもしれない.都内出撃.東京駅〈はせがわ酒店〉を経由して,最終目的地は東京農大の厚木キャンパス.心地よい昼下がりの小田急は経堂駅前にて途中下車.文化の日の経堂はもう何年もご無沙汰の “聖地” に巡礼するしかない.真っ昼間から満員の客がすでに呑みまくっているではないか.中に入れなかったので,道路に面した床几に陣取り,ささやかなる文化の日の宴(いわゆる「準備運動」)が始まる.店の外に床几が出されている.隣のおじさんはすでに焼酎ステージに移行完了していた.〈はるばるてい〉の香麺にはハートランドの大瓶が合う.具をよく混ぜた香麺の鶏チャーシューをつまみつつハートランドをうぐうぐ呑むシアワセよ.奄美の黒酢で花椒を溶いてこれまた香麺に混ぜ込む.さて,十分な “準備運動” が終わったので,〈遠州屋酒店〉を経由して本厚木へ向かおう.

◆[蒐書日誌]〈ハラリ祭り〉の顚末 —— ユヴァル・ノア・ハラリ[柴田裕之訳]『ホモ・デウス:テクノロジーとサピエンスの未来(上・下)』(2018年9月30日刊行,河出書房新社,東京, 265 pp./284 pp., 本体価格1,900円/各巻, ISBN:978-4-309-22736-8/ ISBN:978-4-309-22737-5 → 版元ページ:上巻下巻版元特設サイト)※ワタクシの日本経済新聞書評が文化の日に公開された:三中信宏「“神" へと昇りゆく人間の運命」(書評:ユヴァル・ノア・ハラリ[柴田裕之訳]『ホモ・デウス:テクノロジーとサピエンスの未来(上・下)』2018年9月刊行,河出書房新社)日本経済新聞2018年11月3日朝刊.

本書『ホモ・デウス』は,前作:ユヴァル・ノア・ハラリ[柴田裕之訳]『サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福(上・下)』(2016年9月30日刊行,河出書房新社,東京, 267 pp./294 pp., 本体価格1,900円/各巻, ISBN:978-4-309-22671-2 / ISBN:978-4-309-22672-9 → 版元ページ:上巻下巻)の続編なので,この二作を通して読むと著者の想定している人類史の筋立てがよりわかりやすいだろう.前作同様『ホモ・デウス』も日本ですでにベストセラーになっているようだから,既読者にとっては言わずもがなかもしれないが.

ワタクシ的な読後感から言えば,ジャレド・ダイアモンドの一連の名著:『銃・病原菌・鉄:一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎(上・下)』(2000年10月2日刊行,倉骨彰訳,草思社,東京,317 pp./332+xvii pp., ISBN:4-7942-1005-1 / ISBN:4-7942-1006-X → 書評|版元ページ:上巻下巻)や『文明崩壊:滅亡と存続の命運を分けるもの(上・下)』(2005年12月28日刊行,楡井浩一訳,草思社,ISBN:4-7942-1464-2 / ISBN:4-7942-1465-0 → 版元ページ:上巻下巻)から生態・進化・生物地理の要素を “脱色” してしまえば,ユヴァル・ノア・ハラリの人類史物語 ——「これからの人類は自然とか環境とは別の世界に生きろ」—— になるような印象を受けた.

本書『ホモ・デウス』は『サピエンス全史』とともに現代日本の「ビジネスマンの教科書」だそうだが,長谷川眞理子さんの朝日新聞書評(2018年10月20日)でも “ホモ・デウス” への “違和感” がありありと.ワタクシと同じ側の読み取りかな.

◆午後3時過ぎ,本厚木到着.〈寿屋酒店〉経由で路線バスに乗って東京農大厚木キャンパスへ.毎年恒例の〈収穫祭〉の初日が終わり,来場者の帰還が始まっていた.昆研OB会は午後6時からとアナウンスされていたのだが,収穫祭の今日はお昼前から研究室内で延々と呑んでいたらしい.林立する一升瓶とワイルドな昆研関係者たち.

◆厚木で呑むときは時計から目を離せない.午後7時過ぎに農大を退出.つくばに帰り着いたのは午後10時だから,やはり3時間かかったことになる.遠方の呑み会ほどはやく帰ってくるというフシギ.

◆文化の日らしいとても “文化的” な一日だった.明日は “健康的” に過ごさないと(自戒).

◇本日の総歩数=9,898歩. 朝◯|昼△|夜×. 計測値(前回比)= 86.35kg(−1.00kg) / 30.1%(+0.3%)


2 november 2018(金)※冷え込みが身に沁みて

◆午前5時半起床.晴れ.夜明け前の朝焼けグラデーションが鮮やか.気温は4.4度とまたまた今季最低を更新.寒い寒い.晩秋のつくばは朝から青空が広がっている.今朝の最低気温は3.9度まで下がり,もちろん今季最低をまたまたまた更新.午前8時の今はやっと10.2度まで上がってきた.空気が乾きすぎてぴりぴりする.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 午前中はもう何年も放置していた R の〈shapes〉パッケージの大掃除をしている.関数 shapes3d() の動画オプション「loops」がだいぶ前のアップグレード以降まったく作動しなくなったのだが,現在のバージョンでもやはりダメみたい,rgl 窓は開くもののアニメーションが始まらない./そのついでに,ず~~っと安置されていた Ian L. Dryden and Kanti V. Mardia『Statistical Shape Analysis with Applications in R, Second Edition』(2016年7月刊行,Cambridge University Press, Cambridge, xxvi+454 pp. + 16 color plates, ISBN:978-0-470-69962-1 [hbk] → 目次版元ページ)をそれなりに読み進められたのは収穫だった.20年前に出た初版は見ただけですぐに “石” になってしまった記憶がある.

◆連日の秋晴れ昼休みはロングコース徘徊.正午の気温は17.9度.南風.今日も日差しが強いので長袖は不便.歩き読み本:渡辺拓也『飯場へ:暮らしと仕事を記録する』(2017年7月1日,洛北出版,京都, 506 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-903127-26-2 → 目次版元ページ).大阪から奈良にかけての “飯場” を渡り歩く参与観察の記録.

◆午後の┣┣" 撃ち —— なろ様こんぷらいあんす研修.小一時間かかった.

◆[蒐書日誌]リチャード・E・ルーベンスタイン[小沢千重子訳]『中世の覚醒:アリストテレス再発見から知の革命へ』(2018年10月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・ル-8-1],東京, 580 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-480-09884-9 → 版元ページ).

◆夕焼けグラデーションがしだいにフェイドアウトして夜の闇へ.明日の文化の日は文化的に過ごしたいものだ.

◇本日の総歩数=11,960歩. 朝◯|昼◯|夜○. 計測値(前回比)= 87.35kg(+0.05kg) / 29.8%(−0.1%)


1 november 2018(木)※「本の日」の重役出勤

◆午前5時半起床.晴れ.朝焼け.最低気温は4.4度と今季最低をまた更新.午前6時の今は8.2度.月例アナウンスをメーリングリストに送信完了.月初めの定例┣┣" 撃ち.

◆午前中は所用で半日年休だった.今日から今季のインフルエンザ予防接種が始まったらしく,医院の待合室は混雑していた.それに加えて風疹の予防注射もひっきりなし.昼休みの観音台は日差しがさんさんと.正午の気温は17.1度.

◆[蒐書日誌]今日は〈本の日〉である.先月届いた最新刊:Fred L. Bookstein『A Course in Morphometrics for Biologists: Geometry and Statistics for Studies of Organismal Form』(2018年10月刊行, Cambridge University Press, Cambridge, xviii+527 pp., ISBN:978-1-107-19094-8 [hbk] → 目次版元ページコンパニオンサイト)は,幾何学的形態測定学をこれから勉強する人にとっては必携本だろう.行き倒れないことを祈るのみ.

過去の Bookstein 本で痛い目に遭ったことのある読者にとっては,本書のサブタイトルにある「geometry」とか「statistics」が一筋縄では行かないクセがあることは明らかだろう.冒頭から「統計学とは推測や推定のためのツールではなく “パターン認識” のための道具だ」(p.10)などとバクダン発言が.これからぼちぼち読み進める覚悟だが,ざっと見渡した感じでは,かの “オレンジ本”:Fred L. Bookstein『Morphometric Tools for Landmark Data: Geometry and Biology』(1991年刊行, Cambridge University Press, Cambridge, xviii+435 pp., ISBN:0-521-38385-4 [hbk] → 版元ページ)よりはすっきり体系化されているような気がしないでもない.強いて言えばユニークな「ヴィジュアル多変量統計学」の本か.

カバー絵がロダンの〈考える人〉なので,ワタクシも時に考え込みながら読むしかないのだろう.全編にわたって図版がたくさんある載っているので,一見読みやすそうに見えてもけっしてそうじゃない.輪読などしたら死亡者続出が危惧される.ひとりで籠もって読むべき本.裏表紙の「advance praise」には「very user-friendly」で「informal and accessible style」とあるが,その書き手が形態測定学理論家 Kanti V. Mardia 教授だと知れば大幅に割り引いて受け取らないといけない.F. James Rohlf の「an important book not for the impatient」の方が合っているかも.

四年前に出た:Fred L. Bookstein『Measuring and Reasoning: Numerical Inference in the Sciences』(2014年刊行,Cambridge University Press, New York, xxviii + 535 pp. + 4 color plates, ISBN:978-1-107-02415-1 [hbk] / ISBN:978-1-107-72282-8 [eBook] → 版元ページ)は途中で行き倒れてしまったのだが,今回の新刊の姉妹本に位置づけられる(「総論」vs. 「各論」という意味で).一挙にまとめてカタをつけたいところ.今回の新刊がロダンの〈考える人〉なら,前著のカバー絵はカスパー・ダーヴィト・フリードリヒの〈雲海の上の旅人〉.ロマンやなあ.

—— しかし,この二冊を合わせると1,100ページもあるんだ(登攀不能かも……).

◆夜になって気温は急降下し,午後9時には8.7度に.明朝は放射冷却で今季最低をさらに更新しそうな気配.外が寒くなれば厨房では中から暖まる料理を用意する.今宵の夕餉は「スタッフド・パプリカのボルシチ煮込み」.今年最後の大きなパプリカにいろいろ詰めて,牛スネ肉のボルシチで煮込む. ボルシチそのものは圧力鍋を使えば時間はかからないが,スタッフド・パプリカがややたいへん.きつね色に炒めたみじん切りたまねぎに冷やご飯を投入.ポテトサラダ(じゃがいも・にんじん・きゅうり・ゆで卵)も混ぜ込んで,粉パプリカで調味する.芯をくり抜いたパプリカに詰め込んで熱々に煮込めばできあがり.見てのとおり,かなりボリュームがあるので,この一皿でもう満腹になってしまう.パプリカがどーんと鎮座する深皿.スタッフド・パプリカの観音開きでボルシチが蹴散らされている.

◇本日の総歩数=2,903歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.30kg(−0.25kg) / 29.9%(+0.4%)


--- het eind van dagboek ---