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◆午前5時前起床.気温は9.6度.晴れ.昨夜はヘルシー過ぎたのでいつもより目覚めが早い.
◆兵庫県加西市にある兵庫県立農林水産技術総合センターからの新春統計巡業依頼.お引き受けのメール返信.ただし,前夜遅くまで大手町・読売新聞本社での読書委員会に出席してから,どうやって加古川まで移動するんだ?問題が急速浮上.
◆いと遠き伊都キャンパスに通勤するのも今日が最後.博多駅前を7:16に出たにしてつ急行バスは65分で九大農学部にたどり着いた.やはり午前7時台前半に博多を出ないと安心できないことを再確認した.朝日を浴びて輝く稲穂色のウェスト5号館.外から眺めるだけだったらこの “曲線美” はいいかも.
◆正午の気温は16.6度.外はぽかぽかと暖かいが,クラく午後の実習準備に励む.
◆午後4時半の博多行きバスに正しく乗車.夕暮れの街ナカの渋滞がスゴイことになっている.〈嵐〉が来るヤフオクドームと椎名林檎が唄うマリンメッセへの臨時バスが走り回っているようだ.世の中の喧騒を背に,大仕事を終えたワタクシはいったんホテルに戻り,夜の中洲方面へと再出撃.
◆夕暮れの春吉から始まった今宵の道はさらなる暗闇の西中洲の細い路地へと入り込み,ヨハン・シュトラウスの歌劇〈こうもり〉をBGMに意外なほど静かな金曜の夜はさらさらと更けていった.そして午前様に変身することもなく午後11時過ぎにホテル帰還した.
かなり以前のことだが,西中洲のとあるバーで同席したとある教授から「九州大学の将来は夜の西中洲で決まるんです」と言われたことがあるが,昨日,別の某教授から「今でもそうです」との証言を得たことをここに書き記さないわけにはいかない.
◆明日はつくばに飛んで帰るだけのカンタンなお仕事だ.
◇本日の総歩数=10,686歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆今朝も午前5時半起床.ばたばたと支度をして午前7時にホテルを飛び出し,7:24博多駅バスターミナル発の急行にしてつバス(非エコルライナー)に乗車.1時間15分で伊都の九大農学部バス停到着.そびえ立つウェスト5号館.晴れ.気温11.1度.ぜんぜん寒くない.講義室にて準備中.
◆伊都統計巡業の二日目 ——
◆ぽかぽか日差しの昼休みは光合成に最適.ウェスト5号館前の芝生にランダム分布する学生また学生.
◆伊都キャンパスから間違って天神方面行きエコルライナーに乗ってしまい,地下鉄に乗り換えるという二度手間.午後6時前,博多にたどり着く.夕闇の中,いやが上にもにぎやかなJR博多駅前をとぼとぼ歩く.
◆宿泊先のホテルから「明日30日(金)は福岡市内で大きなイベントがありフロントの大混雑が予想されます」との緊急メールあり.何事かと確認したら,あの〈嵐〉がヤフオクドームでコンサートを挙行するだけでなく,〈椎名林檎〉のコンサートも重なっているらしい.〈嵐〉の前には学会大会開催でさえ吹き飛んでしまうので,“花金” の明日の街ナカは昼も夜もよほど注意しないとタイヘンかもしれない.
◆今回の伊都巡業では,初日から数々のフシアワセに憑依されたせいか,二日目にしていささか累積お疲れ気味である.そんなわけで,今宵はいつもの夜のように「ぱあ〜っ」といかないで,ホテル真向かいの〈無邪気〉博多駅前店でやや太麺のシンプルな濃厚豚骨醤油ラーメン(並サイズ・追加トッピングなし・ごはん食べ放題なし)をいただいた.さすが博多家系と呼ばれるだけあって超濃厚スープだった.その後はふらふら夜の中洲とか中洲とか中洲をみだりに徘徊したりせず,おとなしく部屋に戻る.たまにはこういう “抑制の効いた” ナイトライフがあってもよいかもしれない.
◆明日は伊都巡業最終日である.またまた朝早くホテルを飛び出すことになる.
◇本日の総歩数=6,176歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆午前5時起床.曇り.気温12.4度.夜明け前からゴソゴソする.午前7時過ぎにホテルを飛び出す.タイヘンな早朝出勤.
◆午前8時半,いと遠き九大伊都キャンパス着.博多駅前バスターミナルからにしてつバスのエコルライナー九大総合グラウンド行きに乗ったのが7:21だったから,評判通り1時間あまりかかったことになる.海際の有料高架道を突っ走り,さしたる渋滞もなくこの時間だから,やはり遠いんだねぇ.伊都遠し.ワタクシのように初めての旅人は玄界灘が見える車窓風景は十分に物珍しいのだが,同じバスに乗っていた他の多くの旧大学生たちはそれどころではなく,ひたすら爆睡していた.毎日の遠距離通学はさぞかしタイヘンなんだろう.おつかれさんです.
◆電波状況 —— Y!mobileはかろうじて “柱” が2本立つが,WiMAXはまったく不通のダメダメ.
◆九大農学部が入っている伊都キャンパス・ウェスト5号館はキャンパスの中でも奥の高台に立っているので見晴らしがよすぎる.観望に来るのなら最適のロケーション.しかし,うっそうたる雑木林はいつどこからイノシシが出てきてもフシギではない.
◆午前9時半,九州大学大学院農学研究院・集中講義〈Rを用いた統計モデリングと多変量解析〉の始まり.
◆ランチは連れられて牛スジカレー.さて,これから午後の高座.外は曇り空.ぜんぜん寒くない.
◆夜は周船寺の〈居酒屋加川〉にて懇親会を開いていただいた.午後11時,宿にやっと帰還.今日は朝から晩まで休みがなかったので,もう寝るしかない.明日も早朝に飛び出す.
◇本日の総歩数=8,219歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温9.1度.観音台から姿を消して一週間になるが,いろんな雑用┣┣" どもが頭上を華麗に飛び越えているようだ.可及的速やかに物品調査報告をせよという要求はまぁ何とかするけど,研究倫理eラーニングは月末までに受講せよとか言っているがムリ.ゲラ修正はよせいという新規┣┣" 様がご到着.
◆午前9時半,つくば駅.曇りときどき小雨が降りかかる.午前9時の気温は11.4度.これからいと遠きところへ飛ぶ.
◆物品保有状況報告はとりあえず観音台にメール送信.都内は晴れている.正午前,羽田空港第2ビル着.平日のお昼時のせいか空港内は空いている.ゲラ読め┣┣" がかしましいので,〈TOKYO隅田川ブルーイング〉のケルシュで適切に水分補給しながらの┣┣" 撃ち.しかし,正午過ぎには保安検査場を突破しないと.お昼ごはんは千駄木〈コシヅカハム〉のコンビーフサンド.空港内は気温が高くて長袖は判断ミス.半袖にするべきだったと水分補給しながら深く深く反省.ゲート60にてゲラの “蟲” 退治真っ最中.
◆午後3時,福岡空港着陸.地下鉄で博多へ.ぬっくぅ〜.午後3時には最高気温が20.1度とありえへん暖かさで,半袖をもってくるべきだったと返す返すも残念無念.ご当地に着いたらまず最初のお仕事はいと遠きキャンパスへの「足」の確認.JR博多駅前のバス乗り場で,伊都キャンパス直行バスの時刻表を確認.これで安心して深みにハマれる.第二のお仕事は機中で修正した日本歴史言語学会和文記事のゲラをメール返送すること.これで堆積┣┣" はとりあえずいなくなった.観音台に堆積してるかもしれないのは見ていないので知らん.
◆夕方,外が薄暗くなってきたので街ナカをさりげなく偵察してくるん〜.春吉にてまずは準備運動として「ほっこり豚汁(大)」.その後,西中洲に転戦して店内に響きわたるヴェルディ〈アイーダ〉をBGMに日置桜〈芝笑え[弐号]〉・辨天娘〈鳥姫BY29〉・日置桜〈純米とろとろにごり酒〉.中洲からの帰り道に〈キャナルシティ博多〉というワタクシにはまったく縁のない場所があるのだが,たまにはこういうチャラチャラした場所を通り抜けてもバチは当たらないだろう.玉すだれのようなライティング.噴水でさえBGMとともに踊るというていたらく.今夜ももちろん外国人観光客とカップルだらけでチャラチャラしていた.まったくもう.〆は〈博多麺屋台た組〉博多駅前店.以上,初日なので軽めに.「お前はいったい博多に何しに行ってるんだ」という本質的質問にはいっさいお答えできかねます.
—— 明日からは本気出す.
◆伊都往復交通手段の問題が浮上.博多駅からの直行バスを使おうと予定していたのだが,出勤時間帯は渋滞でタイヘンなことになるので,まわり道でも九大学研都市駅経由の方がベターと “なかのひと” に進言された.おそらく7時台のバスなら大丈夫かもとのアドバイス.街ナカから伊都に向かう九大生たちの軍団に巻き込まれるかも.さてさてどーしましょ.
—— _・) 。oO (えらいところに来てしまった)
◆[欹耳袋]いと遠き統計高座:九州大学大学院農学研究院・集中講義〈Rを用いた統計モデリングと多変量解析〉2018年11月28日(水)〜30日(金)9:30〜16:30@九州大学伊都キャンパス・ウエスト5号館419室./ついでのお座敷もあり —— 第79回九州昆虫セミナー:三中信宏「系統体系学の世界の片隅に」2018年11月28日(水)17:00〜18:30@九州大学伊都キャンパス・ウエスト5号館223室.
◆明日は朝から晩まで独演会の演目が立て込んでいる.今夜はもう寝るしかないな.
◇本日の総歩数=14,652歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 87.90kg(+0.75kg) / 29.5%(−1.1%)
◆午前5時半起床.晴れ.気温8.6度.かなりうう…….朝食はルームサービスで.熱々のクロワッサン,パンプキンスープ,生ハムサラダ,トルティージャ,そしてヨーグルトとコーヒー.ビジネスホテルなのに部屋まで食事を運んでもらえるのはとてもめずらしい.今日も香川県立ミュージアムへ出撃する,
◆[欹耳袋]読売新聞「各社縦割りでイライラ…JRきっぷのネット予約」(2018年11月25日)※「それ,あるある」としか言いようがない.
◆朝から香川県立ミュージアムで松平家図譜の閲覧と今後の打合せをする.昨日は魚と鳥が中心だったが,今日は植物図譜がメイン.地上部だけではなく地下の根に対する徹底的なこだわり方がとてもユニーク.毛根まですべて描きつくす執拗さには瞠目するしかない.
◆今回閲覧した『衆鱗図』とは別に,松平家から幕府に『衆鱗手鑑』が献上された.しかし,この『衆鱗手鑑』はその後は行方不明になったとミュージアムでの打合せの際に聞いた.東大理学部の広報記事:赤坂甲治「失われた幕府献上魚図の発見」によると,献上物の『衆鱗手鑑』はあの Bashford Dean が1900年に来日したときに入手したらしい.彼は三崎の東大臨海実験所で魚類学者としての研究をすると同時に,考古学者として日本の武具についても調査した.Dean が『衆鱗手鑑』について知ったとしたらきっとその時だろう.アメリカに渡った『衆鱗手鑑』のうち31葉は現在コロンビア大学図書館デジタルコレクションからネット公開されている:Shūrin Tekagami: Illustrated book of fish and aquatic animals compiled by Matsudaira Yoritaka, the Lord of Takamatsu in 18th century Japan.『衆鱗手鑑』と『衆鱗図』との異同についてはくわしく比較して見る価値がきっとあるだろう.来年開催予定の香川県立ミュージアム『衆鱗図』特別展では,この三崎臨海実験所の『衆鱗手鑑』図版も展示したいとなかのひとたちは言っていた.
◆お昼ごはんはもちろんうどん.ミュージアム近くの〈玉藻うどん〉がお休みだったので,ちょっと離れた手打ちうどん〈大吉〉へ.次々に客が入ってくるお昼時.ワタクシは釜玉うどん(中盛り)を注文した.案内してくれたうどん通によれば,讃岐うどんには「ホロタイプ」はなく,うどん店ごとに細かくスタイル分化が進行しているとのこと.各店のスタイルを会得するためには客も “特殊化” するしかないらしい.おそるべき “うどん食文化進化” である.午後2時,高松駅から帰路のマリンライナー.グッバイうどん県. また来年来るからねー.
◆午後2時過ぎ,速攻乗り換えして東京への帰路.コートいらずの暖かさ.書評原稿を新幹線車中から『生物科学』編集部に送信してひと仕事終わらせる.1,531字.
◆[蒐書日誌]草森紳一『随筆 本が崩れる』(2018年11月21日刊行,中央公論新社[中公文庫], 東京, ISBN:978-4-12-206657-1 → 版元ページ)※十年あまり前に出た元本:草森紳一『随筆 本が崩れる』(2005年10月20日刊行,文藝春秋[文春新書472],ISBN:4-16-660472-4 → 感想|版元ページ)はもちろんすでに読んだ.しかし,今回の文庫化に際して「単行本未収録原稿を増補」などと書いてあれば心安らかではいられない.
◆午後6時前,東京着.長旅の最後は丸ビルの最上階にあるとても良いロケーションの割烹料亭〈招福楼〉にてヒミツの進化学雑誌打合せ.午後9時過ぎ,会議が終わって,やっとつくばへの帰り道.午後10時半帰宅.休む間もなく明日からの旅支度.
◇本日の総歩数=8,406歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温4.9度.旅支度の点検.
◆午前7時半,つくば駅.晴れ.北西風が冷たい.今朝の最低気温は3.5度.午前7時の気温は4.3度と目が覚める寒さ.駅の内外がアスリートっぽい人たちで混雑しているのは〈つくばマラソン〉のせいか.連休最終日にもかかわらず,これから “うどん県” に出撃する.ワタクシが最後に高松に行ったのは,1980年代終わりに香川大学で開催された昆虫学会大会に参加して以来なので,ほぼ30年ぶりということになる.当時は宇高連絡船で瀬戸内海を渡った.だから,陸路をたどって瀬戸大橋線マリンライナーに乗るのはもちろん今回が初めて.
◆午前9時前,東京駅.連休最終日に移動する人は少ないのか,新幹線ホームものぞみ21号車内もがらがら.都内はよい天気.午前9時の気温は10.2度.今日は午後からお務めがあるので,ワルい “お水” を朝から摂取するわけにはいかない.東京駅では Y!mobile のつながりが悪いので WiMAX を作動.地域によって両者のつながりはさまざま.観音台ではWiMAXはよく途切れる.犬山ではY!mobileしかつながらなかった.Wifiルーターは二つもってないと国内巡業では不安.では,まずは岡山へ.
◆[蒐書日誌]車中読書 —— 内田洋子『モンテレッジォ:小さな村の旅する本屋の物語』(2018年4月17日刊行,方丈社,東京, 348 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-908925-29-0 → 目次|版元ページ|特設ページ)※出版された時から気にはなっていたのだが,最近になって方々の書店で棚から “呼ばれる” ことが多くなり,これも何かの縁だろうとレジにお連れした.文章とカラー写真を交互に愉しめる画文集のような読み心地.
◆午後2時過ぎ,人生初の瀬戸大橋線乗車ののちマリンライナーは高松駅に到着した.香川県立ミュージアムへ直行.即本日のお仕事.
◆午後6時前まで3時間あまりも立ちっぱなしで,高松松平家の秀逸なる博物図譜をじっくり閲覧.二千枚あまりも図版があるのでもうタイヘン.続いて夜の懇親会は高松中心街の〈おきる〉にて.数々の地場料理とともに香川でしか呑めない〈悦凱陣〉を堪能した.ごちそうさまでした.
◆明日もお昼まではミュージアム業務が続く.
◇本日の総歩数=8,749歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 87.15kg(0.00kg) / 30.6%(+0.7%)
◆午前5時半起床.明け方は雲が多かったが,今は朝日がまぶしい.日中は青空が広がるとの予報.厨房でジタバタしてやっと一息ついた.今朝の最低気温は4.8度.0.5度まで下がった昨日に比べれば暖かいのか.午前7時の気温は6.2度.北風が冷たい.
◆[蒐書日誌]朝から法華経 —— 坂本幸男・岩本裕(訳注)『法華経(上)』(1962年7月16日刊行/1976年10月18日改版刊行,岩波書店[岩波文庫・33-304-1], 東京, 443 pp.)|『法華経(中)』(1964年3月16日刊行/1976年11月16日改版刊行,岩波書店[岩波文庫・33-304-2], 東京, 386 pp.)|『法華経(下)』(1967年12月16日刊行/1976年12月16日改版刊行,岩波書店[岩波文庫・33-304-3], 東京, 482 pp.)※霊研で全3巻まとめてもらってきた.
◆曇りときどき晴れの昼下がり.気温は11度台.つくばセンター広場のワングーフェス〈食の広場〉に立ち寄ってお昼ごはんを調達してきた.ペルー料理店のシュラスコ・カレーはかなりのボリュームがあった.今回はステージでの歌舞音曲演目がいろいろとあるようで,ファンがたくさん集っていた.
◆[欹耳袋]週刊読書人ウェブ:吉川浩満「包括的な確率論史を構築:パスカル以前の豊かな前史を丹念に発掘 ——「蓋然性」の探求 書評|ジェームズ・フランクリン(みすず書房)」(2018年11月24日).
◆穏やかに暮れていった連休中日.今宵の夕餉は定番メニューの「鶏むね肉と大根の炊いたん」が食卓に登場した. “お水” は〈風の森〉露葉風・純米真中採り.
◆[蒐書日誌]上智大学中世思想研究所(編訳・監修)『中世思想原典集成精選1:ギリシア教父・ビザンティン思想』(2018年11月刊行,平凡社[平凡社ライブラリー・874], 東京, 本体価格2,400円, ISBN:978-4-582-76874-9 → 版元ページ)※今朝の朝日新聞広告に載っていた.全7巻構成.買わないときっと天罰が下るんですよね(誰に訊いてるねん).『中世思想原典集成(全21巻)』はすでにワタクシの居室の本棚の奥で長年にわたって妖気を放っている.『精選』がこれから新たに出るとなると,またあの “漬物石” たちをひもとく機会が増えるのだろうか.それよりも,見ないふりをしてまたぐ気満々の『中世思想原典集成(第II期)』をどうしましょ.
◆明日は「うどん県」へと旅立つことになってる.
◇本日の総歩数=4,917歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.15kg(−0.30kg) / 29.9%(−1.1%)
◆午前5時半起床.晴れ.気温4.9度.フリーダムな朝は冷え込む.
◆勤労感謝しつつ朝の勤労 —— 集中高座の課題レポート(日・英)をサイトにアップだん.今回は中国と韓国からの学生も受講していたので,簡体字でもハングルでも RStudio が「マルチバイト〜」と文句をいう場面に遭遇できた.全角かな漢字だけ叱りつけるわけではないことを知った.
◆朝から絶好の行楽日和.休日の城下町は予想通りの混雑だが,あえてメインストリートを避け,毛細血管のような路地伝いにあちらこちらを徘徊.その後,郷瀬川沿いに下って木曽川との合流点から犬山城を遠巻きに.中心部から南に離れた南古券の〈厳骨庵〉にて「犬山げんこつ」をお土産に買った.
◆[蒐書日誌]パウル・クレー[南原実訳]『クレーの日記』(1961年10月20日刊行,新潮社,東京, 479 pp., ISBN:4-10-502101-X)※霊長類研究所に来るたびに本をもらって帰る.今回も玄関横のティールームにダンボール箱入りの本が並べられていて「自由にお持ちください」とのこと.聞くところでは物故した霊研の先生の私蔵本らしい.まずは,年季が入った岩波文庫の『法華経(全三巻)』をリュックサックに詰め込んだ.前回ここに来たとき(2016年2月)は,Gavin de Beer『Embryos and Ancestors, Third Edition』(1958年刊行,The Clarendon Press, Oxford, xii+197 pp. with 2 plates → 情報)を思いがけなく入手してしまったことを思い出す.今回も箱の底をゴソゴソ探していたら,パウル・クレーの日記が転がり出てきたのでありがたく頂戴する.前に『造形思考』を読んでいたので,アンテナに引っかかったのだろう.見つけたもん勝ち.訳者の南原実さんはワタクシが駒場時代に習ったドイツ語の先生だ.
◆三連休初日の雑踏をかき分けてナゴヤまで戻ってきた.往路の通過儀礼が〈矢場とん〉のわらじとんかつなら,復路の通過儀礼は〈山本屋本店〉の味噌煮込みでしょ.ということで,長蛇の列を並びきって,この時期限定の「牡蠣入り味噌煮込み」を.これで通過点ナゴヤへの礼は十分に尽くしたぞ.
◆夕暮れ時,三日ぶりにつくばに帰ってきたら,センター広場でワングーフェス〈食の広場〉が開催されていた.つくづくイベントが好きなエリアである.
◆明日は忙しいけどヒマな連休中日になりそう.
◇本日の総歩数=15,654歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆午前5時半起床.曇り.気温9.1度.夜半に雨雲が通ったらしいが,今は降っていない.
◆[蒐書日誌]さらに積み上がるダーウィン書簡集 —— Frederick Burkhardt et al. (ed.)『The Correspondence of Charles Darwin, Volume 23: 1875』(2016年3月刊行,Cambridge University Press[Series: The Correspondence of Charles Darwin], Cambridge,xliv+799 pp.,ISBN:978-1-107-13436-2 [hbk] → 版元ページ|Darwin Correspondence Project)/Frederick Burkhardt et al. (ed.)『The Correspondence of Charles Darwin, Volume 24: 1876』(2017年1月刊行,Cambridge University Press[Series: The Correspondence of Charles Darwin], Cambridge,xlvi+866 pp.,ISBN:978-1-107-18057-4 [hbk] → 版元ページ|Darwin Correspondence Project).
◆午前8時半,てくてく歩いて霊長研へ.二日目の朝.曇り.午前8時の気温は10.1度.講義室はもちろんまだ誰もいない.
◆霊長研に昼が来た.今日は温かいお蕎麦といなり寿司.外は曇り空で雨降らず.
◆天気予報は見事にはずれ,午後は日差しが降り注いだ.つつがなく霊研お座敷がはけた夜は〈ねこてい〉にて盛大に打ち上がる.三連休前なので入れないかと思ったら,意外にも空いていた.カウンターに根を生やし,しばしくつろぎの一時.愛知の長茄子焼き,熊本の馬刺し(レバー),名物・猫きゃべつ,そして犬山田楽.
◆明日はフリーダム!フリーダム!フリーダム!
◇本日の総歩数=7,638歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆午前5時過ぎ起床.殺風景な駅前はまだ真っ暗.今の気温は3.8度.つくば並みの冷え込み.しかし,そのつくばは気温1.6度で今季最低をまた更新したようだ.夜明け前の外はしだいに明るくなってきた.午前6時の気温は3.1度.朝焼け.通勤通学の人がひとりまたひとり犬山駅に向かっている.
◆駅前から郷瀬川に出て,川べりの散歩道をたどり,朝日に輝く京都大学霊長類研究所へ.坂道の上にお猿さんの楽園あり.本日から始まる統計巡業のお座敷である.オーディエンスはお猿さんではなく,いちおうヒトだと聞いている.
◆よく晴れた昼休みはぽかぽかと暖かい.正午の気温は14.2度.朝の冷え込みとは大違いだ.今日のランチは霊長研の食堂へ.大きなさば味噌の定食がたった350円だった!
◆今宵は木曽川の対岸の各務原へ出撃とあいなった(県境を超えるとは!).〈ご縁どり・鵜沼店〉にて懇親会.どうもありがとうございました.デザートはしろくまさん.
◇本日の総歩数=6,371歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆午前5時前起床.雨.気温9.0度.雨上がりの観音台は青空が広がってきた.今朝の最低気温は6.6度.湿っぽい冷え込み.今日からの2週間は観音台から姿をくらます.次回の出勤簿押印は12月3日(月).
◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「研究者、働き先は複数に 「クロスアポイントメント制度」15年から5倍」(2018年11月20日)※研究・教育以外の事務仕事(学務・教務その他)の分担はいったいどうしているのだろーか.「9:1」の比率だったら “二値化” してしまえばいいだろうけど,たとえば「5:5」や「6:4」だったら…….「40%教科事務」とか「50%入試事務」とか.
◆午前9時半,つくば駅.晩秋統計巡業の始まり.吹く風にも冬の気配が.午前11時,東京駅.国内巡業への旅路はささやかなランチとともに.グランスタにて神戸〈ユーハイム〉の「神戸牛のミートパイ」をゲットし,はせがわ酒店〈はなれ〉にて〈水芭蕉〉純米吟醸辛口スパークリングの正一合瓶を発見.
◆午後1時,名古屋下車.ナゴヤに来たからには “通過儀礼” として,名鉄名古屋ビルの上にある〈矢場とん〉の看板メニュー「わらじとんかつ定食」を毎回欠かさず注文するのだが,へんな時間にこーいうものを完食してしまったので,晩ごはんが入る余地がどこにもなくなってしまった.
◆午後2時半,名鉄の快速特急で犬山着.駅前の宿にチェックインして一休みしようと思ったら,天から「このたわけ者が!」との一喝.あわてて犬山城へ.平日なのに人多し.門前の坂を上がって場内へ.城の中のせせこましく急すぎる階段を這い上がって,冷たすぎる木曽川の川風に身を晒しつつ,天守閣から城下町を見下ろす.城内階段の下りは急すぎてずり落ちそうになった.
◆あたりが薄暗くなってきた夕暮れ時に買い出しに出かけた.駅前の町並みは人影もまばらで,寒さがいっそう身に沁みる.早々に宿に戻って明日からの統計高座のしたくをしてさっさと寝るしかない.城下町の夜はひときわ寒い.午後8時の時点で気温はすでに7度台まで下がってきた.つくば並みか.
◆Windows 10 on Parallels Desktop が晩秋の「更新の祭典」を勝手に始めやがった…….統計高座関連資料USBメモリーを用意.「更新の祭典」はつつがなく終わったようだ.
◇本日の総歩数=12,931歩. 朝◯|昼△|夜○. 計測値(前回比)= 87.45kg(+0.60kg) / 31.0%(+0.6%)
◆午前4時半起床.雨雲が通ったようだ.気温10.7度.曇り空の観音台は朝から薄ら寒い.午前8時の気温は11.5度.
◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「(文化の扉)手軽な知、多彩な新書 専門家と読者つなぐ ヒット重視に警鐘も」(2018年11月19日)※「手軽な値段と大きさで、アカデミズムと一般読者をつなぐ役割も果たしてきた」— 新書は内容的な “分散” が大きいのでアタリハズレはある.ワタクシ自身がまちがいなく “3σの外側” に位置する「新書」を過去に何冊か書いてしまっているので,「どの口がそれを言うんや.この口かぁっ,この口かぁっ〜」とひねり上げられてもしかたがないのだが.
◆残りもののチキンカレーをお弁当に持参してきたのだが,鷹の爪がまるごと1本隠れていたらしく(仕込むときには5本投入した),電子レンジで加熱したら弾けてとんでもない辛さになってしまった.破れた赤唐辛子は暴力的である.
◆本日の┣┣" 撃ち —— いと遠きお座敷の紙芝居がやっと仕上がった.計93枚.高座まであと一週間あるので熟成させるだけの時間的余裕はまだある.次の┣┣" は,明日から出かける犬山城の登城準備だ.
◆夕暮れの小雨に濡れて帰宅.旅支度の夜.
◇本日の総歩数=2,755歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.85kg(+0.10kg) / 30.4%(−0.2%)
◆午前6時半起床.晴れ.気温10.5度.薄曇りの日曜の朝は昨夜のチキンカレー.昨日コーヒーフェスティバルで買ってきた〈パネッツァ〉のカフォーネとともに.硬質小麦パンよりもややソフト.
◆朝9時からずっとマンション定例自治会と救命訓練.心臓マッサージの実地練習を続けたら,こっちの心臓が止まりそうになった.毎秒2回のマッサージを1分間続けてAED電気ショックを反復するというのは,される側よりもする側がタイヘンかも.午後は排水管清掃立ち会い,その後に自治会の続き.
◆かなり遅めのお昼ごはんは「九条ねぎの玉子丼(つゆだく)」 —— 【食材(一人分)】九条ねぎ(1把)・卵(2個)・白ごはん(丼1杯)【調味料】かつおだしパック(1袋)・みりん(大さじ1)・低塩だし醤油(大さじ1)・きび砂糖(小さじ1)・粉山椒(適量).
ささっとつくってわしわし食べるのは丼ものの本道.ありあわせの食材で手早くつくれる丼ごはんのメニューがいくつかあると時間がないときに重宝する.
—— レシピ → het dagelijkse keukenleven「九条ねぎの玉子丼(つゆだく)」|クックパッド「九条ねぎの玉子丼(つゆだく)」.
◆明日は旅支度である.年末巡業がいよいよ始まる.
◇本日の総歩数=3,103歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.75kg(−0.45kg) / 30.6%(+1.2%)
◆午前6時半のろのろ起床.晴れ.気温8.4度.今年百歳を迎えた画家・堀文子の作品のひとつ〈極微の世界に生きるものたち〉について調べている.2002年に発表された顕微鏡下の微生物絵画.
◆[欹耳袋]車椅子の系統樹が描かれていることをこのツイートに教えてもらった.元論文:沖川悦三 2011. 車いすの歴史的変遷と今後の展望. 日本義肢装具学会誌, 27(1): 28-33. J-Stage.
◆すがすがしい青空の昼下がりは休日ロングコース徘徊をこなしてきた.正午の気温は18.4度.乾いた北風が心地よい.つくばセンター広場で開催中の〈つくばコーヒーフェスティバル2018〉はとても賑わっていて,どのコーヒー店も長蛇の列だった.こりゃ出直さないと.
◆今日の午後は日差しがとても暖かく,気温は20.1度まで上がるぽかぽか陽気になった.おとなしくいと遠き高座の紙芝居をつくりこんでいるうちに夕方がそこまでやってきた.今宵はチキンカレーをびしっと仕込むことになっている.かしわの下味つけ(ヨーグルト味)はすでに終わっている.
◆穏やかな週末の一日は真っ赤な夕陽とともに暮れていった.夕餉の食卓には辛口チキンカレーが,そして食後には紅玉の焼きりんごが登場.まこと良き日である.
◆夜は紙芝居づくりの続き.明日は朝から駆り出されることになっているので,今日のうちに進めておかないと.
◇本日の総歩数=10,866歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.20kg(−0.20kg) / 29.4%(−0.5%)
◆午前5時過ぎ起床.気温4.1度.今朝も冷え込んでいる.今朝の最低気温は2.9度と今季最低.日に日に寒くなる.初冬の観音台は朝から乾いた空気に包まれている.午前8時の気温は9.0度.ほぼ無風.
◆つくば]BIGLOBEニュース「初開催!つくばコーヒーフェスティバル2018【11/17~18】」(2018年11月15日)※行かない理由はどこにもないイベント.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 統計巡業用のクラスター分析スクリプトをせっせと書いていたらもうお昼休みになってしまった.正午の気温は16.5度.今日はとてもよい徘徊日和だが,午後イチで統計研修質疑討論という御役目があるので外をふらふらできない.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 日差しが暖かい昼下がり.電農館へ.質疑討論タイムに臨む:
—— Inleiding tot de R-statistiek「数理統計研修2018質問回答集」(2018年11月16日)※ワタクシが受けた質問とそれらに対する回答.
◆今月いっぱいで閉店が決まっている〈da Dada〉を襲う花の金曜日.そうですか肉ですか肉ですか肉ですか.イタリアワインのボトルが転がる夜.次は一年後の金田か.
◇本日の総歩数=5,771歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 87.40kg(+0.35kg) / 29.9%(−0.1%)
◆午前5時過ぎ起床.最低気温は3.7度まで下がっている.いきなり寒すぎる.朝日の観音台は明け方の冷え込みがまだ残っている.今朝の最低気温は3.2度と今季最低記録を更新.午前8時過ぎの今も8度台.なろ様宿泊施設に泊まっている研修生諸氏は凍えてはいないだろうか.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 師走の別府統計巡業の所内決裁手続きを淡々と進める./もう来年度の南大沢統計巡業の詳細が決まってしまった./さて,再び「わーど組版」のダークサイドへ沈潜することにしよう./ディフェンスを厳重に “オブラート” にくるんだ上で投稿原稿修正だん.さっそくメール返信で┣┣" を放流し,やっと肩の荷が下りたところ./師走の大学セミナーハウス出張伺を提出.
◆よく晴れた昼休みはロングコース徘徊.正午の気温は15.4度.北風は吹いているが,暖かい日差しが差しているので昨日ほどの寒さではない.観音台の景色は秋から冬へと移っていく.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 国内出張では宿泊領収書は「要らん」と言った舌の根も乾かないうちに「要る」ことになった昼下がりのなろ城下町.つい先日も,復命書に宿泊領収書を添付して出したら,突っ返されてきたのに,また出さなアカンのか? 遡らんでもええのか?
◆夕暮れ時,ニコ動の「G.マーラー / 交響曲第1番 ニ長調 「巨人」 第4楽章/K.テンシュテット指揮、シカゴ交響楽団。」 を「聴け!」という声がどこかから聞こえ,ついアクセスしたのが運の尽きで,最後まで聴いてしまって晩ごはんをつくる時間が…….マーラーはハマったらアカンな.シカゴ響のびんびん金管に圧倒されるよりも,今は石狩鍋をつくる方が大事な厨房仕事である.
◆明日は数理統計研修(応用編)最終日.午後の質疑討論タイムをこなせば今年度の “御奉公” は終わりだ.
◇本日の総歩数=10,271歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.05kg(−0.35kg) / 30.0%(−0.8%)
◆午前5時過ぎ起床.雲が多め.気温は12.2度.北東風.冷たい北風が吹く観音台.午前8時の気温は12.3度だが,朝日が差しても体感的には寒い.電農館に顔出しして展示本の差し替え.べいづ本をたくさん並べました.ついでに,岩波データサイエンス叢書も全巻展示.筑波事務所のイチョウ並木はそろそろ葉が舞い落ちる終盤に差しかかってきたかも.
◆午前の┣┣" 撃ち —— とりあえず,向こう一ヶ月間の巡業高座用のRスクリプト一式はこれで準備OKかな.昔(今世紀はじめ)から使い続けてきたスクリプト類のオーバーホールがなかなかタイヘンだった.ワタクシの場合,解析用スクリプトではなく,あくまでも教育用スクリプトとして書いている./統計研修受講者からの質問票が色づいたイチョウの葉のように机上に積み重なっている.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 「おふぃす更新の祭典」がまたいきなり始まり,計600MBあまりが落ちてくるようだ.ムダに抵抗しないに限る./某和文原稿の査読返信./生態学会神戸大会のもうひとつの自由集会も採択されたとの返事なう.神戸では昼も夜も忙しくなる(ようだ).
◆研修質問への回答(4件)を事務局にメール返信:
◆夕刻の┣┣" 撃ち —— ゲラが戻ってきた某和文記事わーど原稿.「できるだけ正確に組版していただきたく」と書かれている.しかも,〆切様がおいでになるのは明日.ひょっとして最大級のフシアワセが降臨するのではないかと今から恐れおののいている.対レフリー反撃(その一):「ご指摘の箇所についてはインデントを修正しましたが,これ以上の正確な組版はWordでは不可能です」.対レフリー反撃(その二):レフリーコメント「プロッククオートでは括弧は避けるべき」/ワタクシ「はい?」※そんなローカルルールは知らん.対レフリー反撃(その二[続]):「この引用文は原文のままですので,それを勝手に改変することは不可能です」というディフェンス.まだまだ続く防衛戦.
◆午後はよく晴れたが,夕日がストンと落ちてのうかんけん収穫祭の夜へ.たとえ金はなくとも火は燃える.エンドレスなお肉の宴.そして新米のおにぎりと山盛りの焼きそばで炭水化物系はかなりいっぱいいっぱいかも.お祭りに歌舞音曲はつきもの.ことしものうかんけん大道芸人たちが登場した.
◆いろいろ食べすぎて重いかも.
◇本日の総歩数=4,875歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.40kg(+0.75kg) / 30.8%(0.0%)
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温14.7度.北東風.朝日が差し込む観音台.午前8時の気温は14.8度とかなり高いが,乾いた北東風が冷たい.
◆[蒐書日誌]リチャード・E・ルーベンスタイン[小沢千重子訳]『中世の覚醒:アリストテレス再発見から知の革命へ』(2018年10月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・ル-8-1],東京, 580 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-480-09884-9 → 目次|版元ページ)※文庫版で600頁もある./田上孝一・本郷朝香(編)『原子論の可能性:近現代哲学における古代的思惟の反響』(2018年11月12日刊行,法政大学出版局,東京, xviii+331+iii pp., 本体価格5,500円, ISBN:978-4-588-15096-8 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございました./野瀬泰申『決定版 天ぷらにソースをかけますか?:ニッポン食文化の境界線』(2018年7月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・の14-2],東京, 460 pp., 本体価格880円, ISBN:978-4-480-43528-6 → 版元ページ)※「天ぷらにソースをかけますか?」— うん,かつて京都の実家ではウスターソースをかけていたぞ.
◆北風が吹く曇り空の昼休みはロングコース徘徊.正午の気温は14.8度と高めなので歩きまわればそれなりに暖かくなる.
◆生態学会神戸大会での自由集会が採択されたとの連絡あり.
◆夕方からずーーーっと,統計研修と統計巡業用の R スクリプトや紙芝居を手直ししたり新規書き下したりしているうちに,もうこんなありえへん時間になってしまった.いや,マジな話,こんなに働き続けてはきっとよくない.
◆さっさと寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪
◇本日の総歩数=10,034歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.65kg(−0.30kg) / 30.8%(+0.3%)
◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温11.8度.今日は雨の予報.小雨に濡れる観音台.気温は13度台の肌寒さ.今日から数理統計研修(応用編)が始まり,またまた電農館に通う日々になる.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 初めてのメール連絡にもかかわらず,発信者の名前を「姓&名」ではなく「姓だけ」ですまされることがある.とくに官公庁や都道府県の自治体からの事務連絡メールでは率が高いようだ.この悪しき風習が今では大学の学生さんにも蔓延しているようで,名無しの権兵衛メールが今朝も届いた.しかし,瞬時に心が黒くなるワタクシは,発信者の所属先を調べまくったり,あるいは都道府県の関連資料を掘り返したりして,きちんとフルネームで返信メールを書くくらいの性格の悪さは持ち合わせている.そういう事務連絡の匿 “名” メールは自動署名欄でさえ「姓のみ」だったりする.伝統的な公務員的感覚からすれば,仕事をするのはあくまでも「役職」であって特定の「個人」ではないから名前を明らかにする必要はないのだろう.いずれにせよ性根が曲がったワタクシはフルネーム返信を心がけている.
◆数理統計研修(応用編)初日 ——
◆曇り空の午後は居室でひっそりする.そして,夕暮れの再出撃時刻が来た.短期決戦の末,いささか うう…….
◇本日の総歩数=6,569歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 86.95kg(+0.15kg) / 30.5%(+0.4%)
◆午前6時起床.晴れ.気温は8.9度とひさしぶりに一桁台の冷え込み.昨夜の銀杏の “食べ過ぎ” で救急搬送されることもなく,体調問題なし.よしよし.
◆昨日の「銀杏ごはん」への長い道のりを記録しておかないと —— まずは拾ってきた銀杏の下準備から:
今回拾ってきた銀杏はとても小さく,売り物の銀杏の1/2〜1/3くらいの小豆〜松の実サイズだったので,殻剥きと渋皮剥きがことのほか大仕事だった.
—— 以上の前半戦備忘メモを写真付きで公開した:het dagelijkse keukenleven「銀杏拾いからの長い道のり」|クックパッド「銀杏拾いからの長い道のり」.
◆続いては,後半の銀杏ごはんのレシピ:【食材】白米(2合)・銀杏(極小サイズ100個)【調味料】日本酒(大さじ1)・海塩(小さじ1).
—— 銀杏ごはんのレシピもあわせて公開した:het dagelijkse keukenleven「ミニマム銀杏ごはん」|クックパッド「ミニマム銀杏ごはん」.
◆[欹耳袋]〈Inleiding tot de R-statistiek — 統計学全般に関する備忘メモの書庫(三中信宏)〉は本日をもって旧「はてなダイアリー」から新「はてなブログ」に引っ越し,URL は https://r-statistiek.hatenadiary.com/ となります.
◆穏やかな日曜の午後.三時のおやつはずんだ餅.
◆今日11月11日は「きりたんぽの日」とのことなので(初耳だが),今宵は熱々のきりたんぽ鍋を用意した.これから日に日に寒くなってくるとお鍋の出番が多くなるにちがいない.“お水” はこれまた神奈川の銘酒〈残草蓬莱【ざるそうほうらい】〉の純米吟醸・出羽燦々を抜栓.
◆明日からは数理統計研修(応用編)が始まる.
◇本日の総歩数=946歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.80kg(+0.20kg) / 30.1%(0.0%)
◆うっかり寝過ごして午前6時半起床.雨上がりの靄がうっすらと.午前7時の気温は15.7度.
◆[蒐書日誌]ある書評記事から —— 阿子島香・溝口孝司(監修)『ムカシのミライ:プロセス考古学とポストプロセス考古学の対話』(2018年10月20日刊行,勁草書房,東京, vi+248 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-326-24849-0 → 目次|版元ページ)※第2考古学「阿子島・溝口2018『ムカシのミライ』 [全方位書評]」(2018年11月10日)※この書評記事では「「日本考古学」の忌避」が問題点の筆頭として挙げられている:
しかし,あの対談と本では「日本考古学の抱える問題点」は最初から “通奏低音” として響いていた.「日本考古学の抱える問題点」を当然の前提としてあの論文集は成立したと,寄稿者の一人であるワタクシは考えている.プロセス考古学とかポストプロセス考古学に対していま新たに「光」を当てる意義は,これまでの日本考古学の「影」をよりくっきり際立たせるためにほかならないでしょう.
この書評者は:
と指摘するが,ワタクシ個人としては,「総論忌避・各論執着」および「理論沈黙・個物偏愛」という日本のサイエンスの一般的特徴が「日本考古学」にもまったく支障なく当てはまることをあの対談で再確認できてとても心安らかになれた.
◆銀杏をひたすら剥く週末 —— 穏やかな晩秋のつくば.午前11時には気温19.7度まで上がって寒さは微塵も感じられない.本日の大仕事は銀杏の実の剥きまくりというタスク.葉っぱごと拾ってきた銀杏たちは200個くらいあるようだ.売り物のまるまるとした銀杏とはぜんぜんちがって,アーモンドみたいな小ささ.はたして食べるとこあるんかいな.かぐわしい “芳香被害” が家の中に及ばないようにブツをベランダに持ち出して厳重警戒下で作業開始.
厚手のビニール袋に入れたまましっかりもみほぐして実とタネを完全分離する.新聞紙に広げると待ってましたとばかりにかぐわしい香りが周囲に拡散していく.作業はまだまだ続く.取り出した銀杏の実をフタ付き密閉容器に移し,水を半分まで注いでから必死のパッチで上下左右に激しく攪拌すること数分間.息が切れたらいったんザルに上げて水切りをする.この作業を数回繰り返せば実はきれいになるだろう.その後,新聞紙に広げてしっかり天日干しする.
朝からよく晴れていたので小一時間で銀杏の実はもう乾いて白っぽくなった.試食のため数粒のサンプルを無作為抽出して電子レンジで1分加熱して殻を向き,続いて浸水して渋皮を除去した.売り物の銀杏に比べればまったく比べ物にならないSサイズだが,おお,ちゃんと銀杏の風味がするではないか! 善哉善哉.
◆午後の気温は23度近くまで上がっている.ぽかぽか陽気の昼下がりは〈コーヒー・ファクトリー〉へ珈琲豆の買い出しに.今まで焙煎室があったところが客席とカウンターに大変身して,洞峰公園が見晴らせるようになった.すばらしい!
◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「東洋英和女学院院長に研究不正疑い 引用論文存在せず?」(2018年11月9日)※この新聞記事だと,当の著者がその文献を自分で入手してちゃんと確認したかどうかが問題だろう.引用ひとつでここまで大事になるのだから “他山の石” とすべし.
◆土曜のまる一日を銀杏に費やした夜はもちろん「銀杏ごはん」が夕餉に登場.いやはやSサイズの銀杏の渋皮剥きがどんなにタイヘンだったことか.厨房仕事ではなく料理修行と呼ぶしかない.銀杏ごはんの調味には海塩と〈風の森〉秋津穂・純米をちょいと投入して,土鍋でイッキに炊き上げた.つやつやと輝く銀杏たち.真っ白なお茶碗にてんこ盛り.銀杏ごはんの “前座” は鰯の生姜煮と茸&根菜の味噌汁とだし巻き.“お水” は海老名・泉橋酒造の〈秋とんぼ〉2017BY生酛純米を抜栓し,ついでに〈風の森〉秋津穂・純米の残りを空っぽにした.
◆一度に食べてもよい銀杏の量は,通常サイズだとオトナだったら許容量は「一回10〜20粒以内」と聞いている.しかし,農林団地の銀杏は,貧栄養土壌のせいなのか,極小サイズ(大豆並み)だったので,白米2合に銀杏100粒ほど投入してそのうち約50粒を食べてしまった.今のところ体調にまったく問題なし.銀杏ごはんのレシピはそのうちクックパッド送りにするつもりだが,こんなにたくさん食べてはいけないぞよ,との事務局のきびしい “査読” があるかもしれない.
livedoor「ギンナンの食べすぎは中毒症状で危険 日本中毒情報センターが注意喚起」(2017年12月2日)によると,「経口中毒量 小児 7~150 個、成人 40~300 個」とのこと.とりあえず,「良い子はいっぺんにこんなにたくさん銀杏を食べてはいけない」と注意を喚起しておくのが良識的な措置か?
◆銀杏ごはんの残りは明日また食べるつもり.
◇本日の総歩数=3,335歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.60kg(+0.05kg) / 30.1%(+0.9%)
◆午前5時前起床.下界は濡れているが雨は降っていないみたい.気温14.2度.雨の観音台はひんやりしている.午前7時の気温は14.6度.今日は数理統計研修(基礎編)最終日.午後の質疑討論に駆り出されることになっている.
◆研修生からの質問が次々届く ——
—— それ以外の質問たちは午後の質疑討論タイムに答えることにしよう.
◆午後1時,小雨降る電農館へ.統計研修の質疑討論タイム.
◆午後3時,本降りの雨の中をのうかんけん帰還.気温16.2度.今日の日中は20度を大きく下回る涼しさだ.
◆夕暮れの雨の中を帰宅.今宵は吉瀬の〈ナチュカフェ〉にて.ひさしぶりにうまかった.
◆[蒐書日誌]高野秀行『辺境メシ:ヤバそうだから食べてみた』(2018年10月25日刊行,文藝春秋,東京, 311 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-16-390919-6 → 版元ページ)読了.タイトル通り世界各地の “ヤバすぎる” 料理のオンパレード.雑誌連載をベースにした単行本なので,ひとつひとつのエッセイが短すぎる.カラー写真がもっとあってもよかったかも.同じ著者による前作:高野秀行『謎のアジア納豆:そして帰ってきた〈日本納豆〉』(2016年4月25日刊行,新潮社,東京, 8 color plates + 351 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-10-340071-4 → 目次|版元ページ)は,ひたすら「納豆」にこだわったパワフルな一冊だった.こういうスタイルで “ヤバい料理” をさらに深く掘り下げてもらうと読みでがあっただろう.
◆明日は拾ったぎんなんを剥く大仕事が待っている.ビニール手袋とか用意しないとキケン.
◇本日の総歩数=7,012歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 86.55kg(−0.30kg) / 29.4%(−0.6%)
◆午前5時過ぎ起床.曇り.夜明け前から厨房業務多忙.午前6時の気温は10.5度.昨日よりは4度あまり低い.朝日の観音台.夜明け前の最低気温は9.9度とひさしぶりの一桁台だったが,午前8時を過ぎた今は15.6度と冷え込みはない(のでまた半袖出勤).電農館に行く前に筑波事務所の銀杏並木にてギンナンの収穫作業に没頭する.いささか小ぶりだが200個ほど拾い集め,残り香とともに統計研修会場へ.
◆統計研修(基礎編)四日目 ——
◆午前3時間のお座敷がはけて,やっとのうかんけんに戻ってきた.正午の気温は20.2度の暖かさ.差し込む日差しを浴び車内放置のギンナンどもが異臭を放ち始めてさあタイヘン.帰宅したら風通しの良いベランダに隠匿しようかとも思ったが,それではかえって隣近所さんへのメイワクか.
◆[蒐書日誌]高野秀行『辺境メシ:ヤバそうだから食べてみた』(2018年10月25日刊行,文藝春秋,東京, 311 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-16-390919-6 → 版元ページ)※世界各地での食文化突撃レポート.巻頭カラーページをめくるだけでもうすでにヤバそうかも.熊本で “危険ライン” 超えのカタツムリ生食の経験談が載っているが良い子はけっしてマネをしてはいけません.Togetter -「ふざけて生のナメクジ食べた男性 420日間昏睡 その後も重い麻痺が残り 8年後の今月2日に死亡」みたいになったら困るでしょ.
◆[欹耳袋]いと遠きお座敷の日時場所確定! —— 三中信宏「系統体系学の世界の片隅に」九州大学大学院農学研究院セミナー(第79回九州昆虫セミナー)2018年11月28日(水)17:00〜18:30@九州大学伊都キャンパス・ウエスト5号館223室(福岡).「ウエスト5号館」ってどこよ? いと遠きキャンパスの最新マップをダウンロードしたのだが,いったいいつの間に上海みたいに建物が続々と出現したのだろう.ワタクシが最後に伊都に行ったのは2011年の早春だった.あの頃はなんちゃら天空広場の向こう側には茫漠たる空き地が玄界灘の冷たい海風に吹かれるばかりだったのに.九州昆虫セミナーのウェブサイトに詳細情報掲載.
◆統計研修質問票から ——
◆こう暖かい日々が続くと「イカ墨のリゾット」などという熱々のメニューはいささか場違いかもしれないが,季節的にはそろそろこういうのが食卓に登場してもおかしくないはず.イカ墨パスタの残りソースを白ワインで伸ばして,にんにくのみじん切りと完熟トマトと塩漬けケッパーを適当に入れて弱火で煮込む.塩味が足りないようならゴルゴンゾーラ・ピカンテを少し混ぜると風味が出る.白ごはんを投入したら焦げつかないように注意しながらふつふつと.あわてて食べると火傷をするので気をつけて.
◆明日は数理統計研修(基礎編)最終日.午後の質疑討論の時間に電農館に出仕する御役を仰せつかっている.
◇本日の総歩数=3,084歩. 朝◯|昼◯|夜○. 計測値(前回比)= 86.85kg(−0.40kg) / 30.0%(0.0%)
◆午前5時半起床.曇り.気温は14.6度.雲の隙間から青空が見える観音台は立冬らしからぬ暖かい朝.午前8時の気温は15.8度.日中は今日も20度くらいになるらしい.“冬” になっても半袖出勤は続く.朝イチの BGM はライプツィヒ・バッハ・コレギウムの〈音楽の捧げもの〉から.
◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「文科局長、全国立大に寄付依頼 病死した職員の遺族向け」(2018年11月7日)※「官公庁や教育界では、在職中に死亡した同僚の遺児向けに「育英資金」を内輪で集める慣習が100年ほど前からあるとみられる」— なろ城下町でも昔からあるな.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 本日は電農館お座敷からお呼ばれされていないので,居室にて┣┣" 撃ち三昧./統計研修用の配布ファイルにうっかりかな漢字名を付けてしまったせいで,Windows ユーザーが文字化けに取り憑かれたので,まずは安全な半角英数字に修正して再アップロード完了./統計研修の受講生からの質問票が届く.
—— 研修生からの以上の質問への回答を事務局に返信して会場掲示を依頼した.
◆曇り空の正午前,気温は18.9度.北東の風が涼しい.電農館にちょいと立ち寄って統計関連図書をに何冊か追加展示してきた.筑波事務所の銀杏並木は色づきが日に日に黄色くなり,下を見ればギンナンだらけ.だれも拾わないのはもったいないかぎり.青空に点々と雲が浮かぶ昼休み.正午の気温は18.7度と20度に届かない.北東風に吹かれてショートコース徘徊.歩き読み本:渡辺拓也『飯場へ:暮らしと仕事を記録する』(2017年7月1日,洛北出版,京都, 506 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-903127-26-2 → 目次|版元ページ)の続き.ページのマルジナリアに配置された手書きメモがまたおもしろい.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 今月末のいと遠い巡業でのスピンオフ高座の要旨をメール送信:三中信宏「系統体系学の世界の片隅に」九州大学大学院農学研究院セミナー(九州昆虫セミナー),2018年11月28日(水)@伊都キャンパス.時間と場所は未定.
◆[統計思考]季節はもう立冬だというのに『統計思考の世界』の “蟲” の新規捕捉報告あり.
—— 以上,ご指摘感謝.
◆こういうじたばたと忙しい時にかぎって,もうひとつのはてなダイアリーをはてなブログに移行しようなどと思い立って自ら進んで墓穴を掘るという顚末.とりあえずエクスポート先だけこっそり開設したところで “塩漬け” に.今日はここらでよかろうかい.
◆立冬とはいえまだ暖かさが残る夜は,ありあわせのきのこを炒めてスパゲティに.柳井の甘露醤油とカルピス発酵バターで調味.
◆明日は朝イチから電農館高座のお務めが待っている.
◇本日の総歩数=9,524歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.25kg(+0.70kg) / 30.0%(0.0%)
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温16.7度の暖かい夜明け前.午前8時,曇り空の観音台.今日は電農館直行.気温は17.9度.半袖アロハが心地よい.
◆統計研修(基礎編)二日目 ——
◆昼休みは本降りの雨.午前のお座敷がはけたので,濡れながら農環研へ.正午の気温は19.0度.蒸し暑いので今日もまた扇風機をぶん回す.午後は高座なし.
◆[蒐書日誌]ディヴィッド・トリッグ[赤尾秀子訳]『書物のある風景:美術で辿る本と人との物語』(2018年10月20日刊行,創元社,大阪, 351 pp., 本体価格4,200円, ISBN:978-4-422-70116-5 → 版元ページ)※「本を読む人」が描かれた古今東西の絵を蒐めた本.真っ黒な本体の上端タイトル部分だけが見えるカバージャケット(極太オビ?)にさらに細いオビが重ね巻きされた独特の装幀.五年前に同じ創元社から出た「本を読む人」の写真集:アンドレ・ケルテス[渡辺滋人訳]『読む時間』(2013年11月20日刊行,創元社,大阪,76 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-422-70060-1 → 版元ページ)とそっくりなので,これはもう並べるしかないな.
◆[欹耳袋]ニューズウィーク日本版:保坂修司「ジャマル・カショギがジャマール・ハーショグジーであるべき理由」(2018年10月22日)※「相手に対し敬意があれば、なるべく正しい発音に近づけるのは当然だと思う」— 確かに人名の「読み」の確認は大事.たとえば,ワタクシのいる業界では「Willi Hennig」というドイツ人昆虫学者がとても有名だ.問題はこの「Hennig」の発音.Google翻訳で標準的なドイツ語として発音させると「ヘニッヒ」となってしまう.しかし,Willi Hennig Society(WHS)の年会で聞く発音はまちがいなく「ヘニック」だ.単に英語風に「ヘニック」と発音されているわけではない.ドイツでWHS年会が開かれたとき現地のドイツ人たちも誰もが「ヘニック」と発音していた.子息である分子遺伝学者 Wolfgang Hennig 博士も「ヘニック」と発音していたから,これはもうまちがいない.Google翻訳の「発音」を鵜呑みにしてはいけない.
◆統計研修期間中は六根清浄なので,今宵の夕餉はおとなしく鮭のちゃんちゃん焼きを完食して寝るだけ.
◇本日の総歩数=3,519歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.55kg(−0.30kg) / 30.0%(+0.3%)
◆午前5時起床.雨.気温14.4度.午前7時,明け方の雨はもう上がって,青空がだんだん広がってきた.朝靄の観音台.雨上がりの濡れた路面に陽光が照り返されている.日中は20度超えとの予報.半袖がいつまでも手放せない.
◆統計研修(基礎編)開幕 —— 本日からなろ様の数理統計研修(基礎編)が始まる.さっそく MacBook Pro の電源キット一式を忘れてきたというフシアワセがやってきたが,とりあえずフル充電しておけば午前のお座敷はもつだろう.二週間ぶりの電農館へ.日差しが暖かすぎてどうしようもない.筑波事務所の銀杏はまだ色づきが十分ではない.午前9時にはもう19.2度という霜月らしからぬ気温.研修会場はすでにかなり埋まっている.統計研修開会のセレモニーは午前9時半から.
◆正午の気温21.4度.日差しがさんさんポカポカ陽気.のうかんけんに戻って居室の窓を全開に.扇風機を最強でぶん回しているところ.
◆[欹耳袋]Life is Beautiful「言葉の構造:なぜ英語での会話に飛び込むのは困難か?」(2018年11月3日)※会話に “飛び込む” とはとてもいい表現.不意に “飛び込まれた” ときに「Let me explain!」とさえぎったりしてはいけない?
◆夕方から数理統計研修懇親会.つくバス帰宅.明日も朝イチの高座あり.
◇本日の総歩数=6,967歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.85kg(−0.35kg) / 29.7%(+0.2%)
◆段雷の鳴り響く午前7時起床.薄曇り.気温は9.9度.朝イチに〈つくいち〉会場へ直行.開催十周年とのことでふだんよりも店の数と来場者ともにとても多かった(長蛇の列が何本も).いつものお店を巡回し,パンとジャムとお菓子類をゲットして帰還.今日は午後3時までやるらしい.
◆[欹耳袋]毎日新聞「九州大 — キャンパスで原付きとイノシシが衝突 学生重傷」(2018年11月4日)※今月下旬に伊都キャンパスで巡業することになっているが,うろうろ徘徊してイノシシと遭遇しないよう要注意.
◆[蒐書日誌]香川県立ミュージアムからいただいた高松松平家所蔵の復刻図譜集.今月末に高松に出向いて来年の展示の打合せが予定されている.
◆段雷が次々に打ち上がるお昼前.今日はイベントが方々で開催されているのだろう.今日のランチは〈つくいち〉お持ち帰り.〈ナチュカフェ〉の「茨城豚のウデ肉ローストポーク」と〈パネッツァ〉の石窯パン(オリーブトマトとクルミチーズ).小田急沿線ではっちゃけた昨日と比べて有意に健康的である.
◆[欹耳袋]NHK福祉ポータル ハートネット「あなたの“ぼっち度”をチェックしませんか - “ひとりぼっち”をみんなで考えようプロジェクト」に答えたら,「ほっち度88%やや高め」との結果が出た.「えっ,100%じゃないんだ!」とビックリした.
◆朝のうちは雲間から青空が見えていたが,正午を過ぎて雲がしだいに広がってきた.午後1時の気温は17.9度.午後は雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様.
◆冷たい雨がしとしと降り続く夜は西大沼の真っ暗な集落にある手打ちうどん〈やまびこ弁天〉にて看板メニューの「酒粕うどん」で温まってきた.
◆[欹耳袋]ALL REVIEWS:森まゆみ「書評を楽しくするには」(2017年7月5日)※来年から他人事ではなくなるので心しないと.
◆明日から始まるなろ城下町数理統計道場の紙芝居の手直しとzip圧縮ファイルの用意が終わった.今宵はここらでよかろうかい.
◇本日の総歩数=5,093歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.20kg(+0.85kg) / 29.5%(−0.6%)
◆午前6時過ぎ起床.晴れ.気温5.9度.洗濯と炊事から始まる文化の日.
◆文化の日の経堂はきわめて文化的である.午前10時半,つくば駅.晴れ.気温は16.2度.TX車内は暖房中? 長袖だとやや暑いかもしれない.都内出撃.東京駅〈はせがわ酒店〉を経由して,最終目的地は東京農大の厚木キャンパス.心地よい昼下がりの小田急は経堂駅前にて途中下車.文化の日の経堂はもう何年もご無沙汰の “聖地” に巡礼するしかない.真っ昼間から満員の客がすでに呑みまくっているではないか.中に入れなかったので,道路に面した床几に陣取り,ささやかなる文化の日の宴(いわゆる「準備運動」)が始まる.店の外に床几が出されている.隣のおじさんはすでに焼酎ステージに移行完了していた.〈はるばるてい〉の香麺にはハートランドの大瓶が合う.具をよく混ぜた香麺の鶏チャーシューをつまみつつハートランドをうぐうぐ呑むシアワセよ.奄美の黒酢で花椒を溶いてこれまた香麺に混ぜ込む.さて,十分な “準備運動” が終わったので,〈遠州屋酒店〉を経由して本厚木へ向かおう.
◆[蒐書日誌]〈ハラリ祭り〉の顚末 —— ユヴァル・ノア・ハラリ[柴田裕之訳]『ホモ・デウス:テクノロジーとサピエンスの未来(上・下)』(2018年9月30日刊行,河出書房新社,東京, 265 pp./284 pp., 本体価格1,900円/各巻, ISBN:978-4-309-22736-8/ ISBN:978-4-309-22737-5 → 版元ページ:上巻・下巻|版元特設サイト)※ワタクシの日本経済新聞書評が文化の日に公開された:三中信宏「“神" へと昇りゆく人間の運命」(書評:ユヴァル・ノア・ハラリ[柴田裕之訳]『ホモ・デウス:テクノロジーとサピエンスの未来(上・下)』2018年9月刊行,河出書房新社)日本経済新聞2018年11月3日朝刊.
本書『ホモ・デウス』は,前作:ユヴァル・ノア・ハラリ[柴田裕之訳]『サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福(上・下)』(2016年9月30日刊行,河出書房新社,東京, 267 pp./294 pp., 本体価格1,900円/各巻, ISBN:978-4-309-22671-2 / ISBN:978-4-309-22672-9 → 版元ページ:上巻・下巻)の続編なので,この二作を通して読むと著者の想定している人類史の筋立てがよりわかりやすいだろう.前作同様『ホモ・デウス』も日本ですでにベストセラーになっているようだから,既読者にとっては言わずもがなかもしれないが.
ワタクシ的な読後感から言えば,ジャレド・ダイアモンドの一連の名著:『銃・病原菌・鉄:一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎(上・下)』(2000年10月2日刊行,倉骨彰訳,草思社,東京,317 pp./332+xvii pp., ISBN:4-7942-1005-1 / ISBN:4-7942-1006-X → 書評|版元ページ:上巻・下巻)や『文明崩壊:滅亡と存続の命運を分けるもの(上・下)』(2005年12月28日刊行,楡井浩一訳,草思社,ISBN:4-7942-1464-2 / ISBN:4-7942-1465-0 → 版元ページ:上巻・下巻)から生態・進化・生物地理の要素を “脱色” してしまえば,ユヴァル・ノア・ハラリの人類史物語 ——「これからの人類は自然とか環境とは別の世界に生きろ」—— になるような印象を受けた.
本書『ホモ・デウス』は『サピエンス全史』とともに現代日本の「ビジネスマンの教科書」だそうだが,長谷川眞理子さんの朝日新聞書評(2018年10月20日)でも “ホモ・デウス” への “違和感” がありありと.ワタクシと同じ側の読み取りかな.
◆午後3時過ぎ,本厚木到着.〈寿屋酒店〉経由で路線バスに乗って東京農大厚木キャンパスへ.毎年恒例の〈収穫祭〉の初日が終わり,来場者の帰還が始まっていた.昆研OB会は午後6時からとアナウンスされていたのだが,収穫祭の今日はお昼前から研究室内で延々と呑んでいたらしい.林立する一升瓶とワイルドな昆研関係者たち.
◆厚木で呑むときは時計から目を離せない.午後7時過ぎに農大を退出.つくばに帰り着いたのは午後10時だから,やはり3時間かかったことになる.遠方の呑み会ほどはやく帰ってくるというフシギ.
◆文化の日らしいとても “文化的” な一日だった.明日は “健康的” に過ごさないと(自戒).
◇本日の総歩数=9,898歩. 朝◯|昼△|夜×. 計測値(前回比)= 86.35kg(−1.00kg) / 30.1%(+0.3%)
◆午前5時半起床.晴れ.夜明け前の朝焼けグラデーションが鮮やか.気温は4.4度とまたまた今季最低を更新.寒い寒い.晩秋のつくばは朝から青空が広がっている.今朝の最低気温は3.9度まで下がり,もちろん今季最低をまたまたまた更新.午前8時の今はやっと10.2度まで上がってきた.空気が乾きすぎてぴりぴりする.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 午前中はもう何年も放置していた R の〈shapes〉パッケージの大掃除をしている.関数 shapes3d() の動画オプション「loops」がだいぶ前のアップグレード以降まったく作動しなくなったのだが,現在のバージョンでもやはりダメみたい,rgl 窓は開くもののアニメーションが始まらない./そのついでに,ず~~っと安置されていた Ian L. Dryden and Kanti V. Mardia『Statistical Shape Analysis with Applications in R, Second Edition』(2016年7月刊行,Cambridge University Press, Cambridge, xxvi+454 pp. + 16 color plates, ISBN:978-0-470-69962-1 [hbk] → 目次|版元ページ)をそれなりに読み進められたのは収穫だった.20年前に出た初版は見ただけですぐに “石” になってしまった記憶がある.
◆連日の秋晴れ昼休みはロングコース徘徊.正午の気温は17.9度.南風.今日も日差しが強いので長袖は不便.歩き読み本:渡辺拓也『飯場へ:暮らしと仕事を記録する』(2017年7月1日,洛北出版,京都, 506 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-903127-26-2 → 目次|版元ページ).大阪から奈良にかけての “飯場” を渡り歩く参与観察の記録.
◆午後の┣┣" 撃ち —— なろ様こんぷらいあんす研修.小一時間かかった.
◆[蒐書日誌]リチャード・E・ルーベンスタイン[小沢千重子訳]『中世の覚醒:アリストテレス再発見から知の革命へ』(2018年10月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・ル-8-1],東京, 580 pp., 本体価格1,700円, ISBN:978-4-480-09884-9 → 版元ページ).
◆夕焼けグラデーションがしだいにフェイドアウトして夜の闇へ.明日の文化の日は文化的に過ごしたいものだ.
◇本日の総歩数=11,960歩. 朝◯|昼◯|夜○. 計測値(前回比)= 87.35kg(+0.05kg) / 29.8%(−0.1%)
◆午前5時半起床.晴れ.朝焼け.最低気温は4.4度と今季最低をまた更新.午前6時の今は8.2度.月例アナウンスをメーリングリストに送信完了.月初めの定例┣┣" 撃ち.
◆午前中は所用で半日年休だった.今日から今季のインフルエンザ予防接種が始まったらしく,医院の待合室は混雑していた.それに加えて風疹の予防注射もひっきりなし.昼休みの観音台は日差しがさんさんと.正午の気温は17.1度.
◆[蒐書日誌]今日は〈本の日〉である.先月届いた最新刊:Fred L. Bookstein『A Course in Morphometrics for Biologists: Geometry and Statistics for Studies of Organismal Form』(2018年10月刊行, Cambridge University Press, Cambridge, xviii+527 pp., ISBN:978-1-107-19094-8 [hbk] → 目次|版元ページ|コンパニオンサイト)は,幾何学的形態測定学をこれから勉強する人にとっては必携本だろう.行き倒れないことを祈るのみ.
過去の Bookstein 本で痛い目に遭ったことのある読者にとっては,本書のサブタイトルにある「geometry」とか「statistics」が一筋縄では行かないクセがあることは明らかだろう.冒頭から「統計学とは推測や推定のためのツールではなく “パターン認識” のための道具だ」(p.10)などとバクダン発言が.これからぼちぼち読み進める覚悟だが,ざっと見渡した感じでは,かの “オレンジ本”:Fred L. Bookstein『Morphometric Tools for Landmark Data: Geometry and Biology』(1991年刊行, Cambridge University Press, Cambridge, xviii+435 pp., ISBN:0-521-38385-4 [hbk] → 版元ページ)よりはすっきり体系化されているような気がしないでもない.強いて言えばユニークな「ヴィジュアル多変量統計学」の本か.
カバー絵がロダンの〈考える人〉なので,ワタクシも時に考え込みながら読むしかないのだろう.全編にわたって図版がたくさんある載っているので,一見読みやすそうに見えてもけっしてそうじゃない.輪読などしたら死亡者続出が危惧される.ひとりで籠もって読むべき本.裏表紙の「advance praise」には「very user-friendly」で「informal and accessible style」とあるが,その書き手が形態測定学理論家 Kanti V. Mardia 教授だと知れば大幅に割り引いて受け取らないといけない.F. James Rohlf の「an important book not for the impatient」の方が合っているかも.
四年前に出た:Fred L. Bookstein『Measuring and Reasoning: Numerical Inference in the Sciences』(2014年刊行,Cambridge University Press, New York, xxviii + 535 pp. + 4 color plates, ISBN:978-1-107-02415-1 [hbk] / ISBN:978-1-107-72282-8 [eBook] → 版元ページ)は途中で行き倒れてしまったのだが,今回の新刊の姉妹本に位置づけられる(「総論」vs. 「各論」という意味で).一挙にまとめてカタをつけたいところ.今回の新刊がロダンの〈考える人〉なら,前著のカバー絵はカスパー・ダーヴィト・フリードリヒの〈雲海の上の旅人〉.ロマンやなあ.
—— しかし,この二冊を合わせると1,100ページもあるんだ(登攀不能かも……).
◆夜になって気温は急降下し,午後9時には8.7度に.明朝は放射冷却で今季最低をさらに更新しそうな気配.外が寒くなれば厨房では中から暖まる料理を用意する.今宵の夕餉は「スタッフド・パプリカのボルシチ煮込み」.今年最後の大きなパプリカにいろいろ詰めて,牛スネ肉のボルシチで煮込む. ボルシチそのものは圧力鍋を使えば時間はかからないが,スタッフド・パプリカがややたいへん.きつね色に炒めたみじん切りたまねぎに冷やご飯を投入.ポテトサラダ(じゃがいも・にんじん・きゅうり・ゆで卵)も混ぜ込んで,粉パプリカで調味する.芯をくり抜いたパプリカに詰め込んで熱々に煮込めばできあがり.見てのとおり,かなりボリュームがあるので,この一皿でもう満腹になってしまう.パプリカがどーんと鎮座する深皿.スタッフド・パプリカの観音開きでボルシチが蹴散らされている.
◇本日の総歩数=2,903歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.30kg(−0.25kg) / 29.9%(+0.4%)