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◆午前5時過ぎ起床.雲ひとつないカンカン照りの青空に昇っていくギラギラ朝日.気温23.8度.絵に描いたような夏空の観音台は順調に気温上昇中.午前8時27.3度.朝イチの BGM はマーラー〈千人の交響曲〉.文章の神様にご降臨いただかないことにはどうしようもない.Veni, Creator Spiritus!
◆午前の┣┣" 撃ち —— 〆切様との丁々発止が続く.
◆[蒐書日誌]真夏日でも降り積もる本たち —— 本渡章『鳥瞰図!』(2018年7月18日刊行,140B,大阪, 191 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-903993-35-5 → 版元ページ)※鳥瞰図とかパノラマとなればワタクシの仕事柄これはもう読むしかないっしょ./久世濃子『オランウータン:森の哲人は子育ての達人』(2018年7月25日刊行,東京大学出版会,東京, xviii+177+17 pp., 本体価格3,000円, ISBN:978-4-13-063349-9 → 版元ページ)※ご恵贈感謝です./ヤマザキマリ,とり・みき『プリニウス・VII』(2018年7月15日刊行,新潮社[バンチコミックス45プレミアム],東京,ISBN:978-4-10-772100-6 → 版元ページ|特設サイト)※速攻読了.
◆またまた半日年休の午後は妻木某所にて本を読む読む.
◆[欹耳袋]三田評論ONLINE「座談会:変わりゆく図書館──知の拠点は今」(2018年7月9日)
◆明日は年に一度の “人間犬” に変身する日.わんわん.前夜になっていきなり “禁欲的” になってもダメだといったい何度言えば.きゃい〜ん.
◇本日の総歩数=5,512歩. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 85.85kg(+0.20kg) / 28.5%(+0.2%)
◆午前5時起床.曇り.気温24.4度.蒸し暑い朝にミンミンゼミの合唱練習がもう始まっている.週明け月末の観音台はふだんの夏に戻っていた.午前8時の気温は26.8度.雲が多めで,ときどきぱらりぱらりと雨粒が降りかかる不安定な天気.予報では今日は晴れたり曇ったり降ったりするらしい.朝イチの BGM はブルックナー「ロマンティック」.ラファエル・クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1979).この交響曲は第1楽章だけだったらきっとよかったのにねぇ.
◆午前の┣┣" 撃ち —— いと遠きキャンパスでの秋のお座敷の件,お席亭から連絡があり,興行は11月28日(水)〜30日(金)と決定.オモテの看板は〈Rを用いた統計モデリングと多変量解析〉ですが,どこかの日の夕方に「系統体系学の世界の片隅に」というウラ高座をやることになります./さてと,中洲から伊都って最近は交通の便はよくなったのだろーか.(「そのコースはいったいどーいうことか?」との質問には訴追のおそれがあるのでお答えできません)/けっきょく,JR博多駅前に宿を確保した.いったい何?この品薄と高値は.四ヶ月も先のことなのに,危うく “ホテル難民” と化す寸前だった.
◆午後は半日年休なので正午過ぎに撤収.最高気温は31.4度.午後も30度台が続き,湿度が高くてどうしようもない.
◆サービスセンターの担当者が来宅.件のガスオーブンはやはり天寿を全うしつつあるとの見立て.丸ごと交換するまでは,お肉を焼いたりお肉を焼いたりお肉を焼いたりすることはできなくなってしまった.そんなわけで今宵はおとなしく茄子・白茄子・はぐら瓜の煮浸しという和食路線を邁進する.【食材】茄子(中3個)・白茄子(大1個)・はぐら瓜(1/2本)・針生姜(適量)・サラダ油(大さじ2)【調味料】みりん(100cc)・薄口醤油(50cc)・煮干し&昆布だし汁(400cc).
茄子はスポンジのように油を吸ってしまうので要注意.油は少なめにしてフライパンで蒸し焼きするつもりで.レシピ → クックパッド「茄子とはぐら瓜の煮びたし」|het dagelijkse keukenleven「茄子とはぐら瓜の煮びたし」.
◆月末に向けての〆切様おひとりがメールで降臨.書かないと!
◇本日の総歩数=5,445歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.65kg(−0.15kg) / 28.3%(−0.5%)
◆午前5時過ぎ起床.ふつうの雨になっていたが間もなく上がった.気温は25.8度.雲間から差す朝日がまぶしい.曇りところどころ晴れ間が覗く朝.午前8時の気温は28.1度.むんむんと蒸し暑い.朝餉は洋風.〈モルゲン〉の食パンをトーストして.
◆台風一過といえばたいてい快晴になるはずだが,今回は変則的な “逆行台風” なので,ぜんぜんスッキリ晴れ上がらない.積雲が点々と湧き上がる夏空.しかし,ときどき盛大にスコールが降ってきたりととても騒がしい空模様.気温はもう29.6度と蒸し暑さがいっそう身にしみる.買い出し第一弾は終わった.次っ.
◆【悲報】長年にわたって酷使してきたガスオーブンが絶不調.
◆蒸し暑い真夏日が戻ってきた.気温は午前のうちに32.5度まで上がり,これが本日の最高気温となった.朝餉は洋風だったので,昼餉は一転して純和風の「きつね丼」にした.
◆[欹耳袋]岩波新書編集部・連載〈在野に学問あり〉山本ぽてと:第0回「「はじめに」に代えて父への手紙」(2018年7月28日)|同第2回「荒木優太」(2018年7月28日)※「新書よりも論文を読め」という最近目にすることばの元は荒木優太さんだったことを知る(→ YouTube「新書よりも論文を読め01 石田正人「プラグマティズムの暗い背景――C・S・パースの場合」」).
荒木優太さんの著書『これからのエリック・ホッファーのために:在野研究者の生と心得』(2016年3月1日刊行,東京書籍,東京, 255 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-487-80975-2 → 書評|目次|エン-ソフ|版元ページ)は新刊で出たときにすぐに読んだ.ワタクシが書評で書いたように「研究する人生の “軸” は複数なので,ひとりの研究者のある軸を見れば「なか(=非在野)」だけど,別の軸では「そと(=在野)」という多面性は多かれ少なかれきっとある」.
◆蒸し風呂に放り込まれたような一日だった.今宵はカプサイシンが炸裂するスペアリブ&夏野菜カレーが食卓に登場した.茄子・人参・オクラの三点セット入り.ガスオーブンが老衰のため成仏してしまったので,スペアリブの調理がそれはそれはタイヘンで.オーブン修理の連絡はすでにすませ,週明け早々にも “治療” の手はずを整えたが,十年以上も使い続けてきたので,交換部品はもうないらしく,ひょっとした “丸ごと交換” という荒療治になるかもしれないとのオソロシイ話もサービスセンター電話口で浮上した.
◆午後9時の気温は26.3度.湿った南風のせいで夜になっても蒸し暑さが淀んだまま.明日からはもう月末週.〆切様が団体でおいでになる.さあタイヘン.
◇本日の総歩数=2,721歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.80kg(0.0kg) / 28.8%(+0.2%)
◆午前6時半のっそり起き出す.当然のように本降りの雨.気温21.3度.風はまだない.厨房にこもっていたときは外ではざあざあ降っていたが,今は小止み.空も明るくなってきた.午前8時の気温は23.0度.北東の風.あらあら日差しが.
◆雨が降っては止んで,雲間から青空が見えてはまた降り出すの繰り返し.往復歩いたら水が滴った.風雨が強まらないうちに〈モルゲン〉にて食パン3斤をゲット.これで週末の食材は確保できた.午前11時の気温は26.4度.湿度満点で不快指数マックス.昼下がりになればまた晴れるのかな.午後1時の気温は27.8度.降っては晴れるの行ったり来たり.湿度100%の蒸し風呂な午後のペデ.青空から夏の日差しが降り注ぐ今こそ,晩ごはんの買い出しに突撃するしかない.
◆[蒐書日誌]再来月に刊行される本 —— 長谷川政美『マダガスカル島の自然史:分子系統学が解き明かした巨鳥進化の謎』(2018年9月3日刊行予定,海鳴社,東京, 本体価格2,800円, ISBN:978-4-87525-342-6 → 版元ページ)
◆午後2時半,市内に大雨警報が発令された.雨は降らず,風もまだたいしたことないが.お肉の “せっちょう” に余念のない台風前のひととき.午後3時半,雨筋が波打ち,台風らしい風雨が急に強まってきた.午後4時過ぎ,台風最接近の夕刻は風雨がものすごい.気温25.4度.湿った北東風が吹き荒れている.この風雨の中をマンション大規模修繕の進捗チェックだん.管理組合┣┣" は無慈悲である.
◆台風が南海上を西の方へ逸れていったので,関東の風雨はおさまったようだ.今宵は嵐の後のささやかなお肉の夕餉を用意した.“お水” は〈Roger Goulart〉の「Rosé Brut」.最近は葡萄の泡泡が多いなあ.
◆[欹耳袋]_・) 。oO (〈悪魔が来りて笛を吹く〉は内田吐夢監督が映像化すればきっとよかっただろうなぁ〜[〈飢餓海峡〉みたいにコワすぎて寝られなくなる……])
◆夜遅く,台風は西へと去り外はもう静けさのみ.
◇本日の総歩数=8,771歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.80kg(+0.15kg) / 28.6%(+0.4%)
◆午前5時前起床.真っ赤な朝日が昇ってきた.気温は21.5度とさらに涼しい.朝日に輝く観音台.未明の最低気温は20.8度まで下がり,午前8時の今も24.6度と夏日ラインにも達していない.室温は29.0度もあるが,全館空調稼働中なのでそのうち居心地がよくなるだろう.
◆午前の┣┣" 撃ち —— #TodaiStat レポート提出は締め切りました.届いた分についてはすべて受領返信メールを出しましたのでご確認を.
◆雲が空を覆う昼休みはロングコース徘徊.気温は27.1度まで上がったが,昨日同様涼しく感じる.圃場の端っこの放置林を吹き抜ける東風が涼しい.いつの間にか田んぼでは出穂から開花へとステージが進んでいた.歩き読み本:片平孝『サハラ砂漠 塩の道をゆく』(2017年5月22日刊行,集英社[集英社新書ヴィジュアル版・042],東京, 221 pp., ISBN:978-4-08-720881-8 → 版元ページ)読了.砂漠の夜と夜明けの “彩り” がとても印象的.
◆午後の┣┣" 撃ち ——
◆終日東寄りの涼しい風のおかげで午後の最高気温は27.4度止まり.夜になってさらに気温降下中.今宵は辛めのチキンカレーをつくった.猛暑日だと “炎熱カプサイシン修行” になってしまうメニュー.煮込む必要がないので,ルーづくりから始めても手早く終わる.茄子と甘長と人参のソテー付き.
◇本日の総歩数=11,253歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.65kg(0.00kg) / 28.2%(0.0%)
◆午前5時起床.曇り.東の空は朝焼け.気温23.5度.ひさしぶりに涼しい朝.観音台は曇り空.午前8時の気温は25.4度とやっと夏日ラインを超えたところ.今朝の最低気温は23.3度だったので快適至極.
◆[欹耳袋]Yahoo!ニュース「「あと5点、10点欲しかった」文科省汚職の密談音声を入手」(2018年7月26日)※ 「一番の殺し文句はですね。これで、新しい学問領域を作ります。これが最終目的ですと、体系化して、新しい学問領域を作るので、国際的なそういう支援が必要なんですと」(佐野被告)— 殺し文句をバラしたらもうあかんのんちゃう?
◆午前の┣┣" 撃ち —— 犬山城への出仕登城の儀は11月21日(水)〜22日(木)と確定した./犬山城下の旅籠を確保.
◆先日来の猛暑がやっと弱まったので,思い立って昼休みロングコース徘徊だん.気温は28.0度と真夏日ラインにも届かない快適さ.湿度も低めなのか,日が陰ると涼しささえ感じられるほど.歩き読み本:片平孝『サハラ砂漠 塩の道をゆく』(2017年5月22日刊行,集英社[集英社新書ヴィジュアル版・042],東京, 221 pp., ISBN:978-4-08-720881-8 → 版元ページ).
◆本日の自己加圧 ——
◆午後の┣┣" 撃ち —— #TodaiStat レポートの〆切様は今宵ご降臨です.お忘れなく〜
◆今日の最高気温は28.8度.単なる夏日で終わったのはいったい何日ぶりのことか.もちろん夜になっても熱帯夜とは無縁のしのぎやすさ.今宵の夕餉はサフランをたっぷり使って海鮮パエリアを用意した(→ レシピ:「夏越の祓のパエリア」).この料理なら “お水” は〈ヒトミワイナリー〉の「Rurale Type UB 2015 白」の鮮烈な酸味をあわせるしかないでしょ.目が覚めるほどすっぱい〜.
◆[欹耳袋]そういえば,医薬業界関連学会のある講演会に演者として呼ばれたとき,事務局担当の大手製薬会社から「〜先生御侍史」という宛名のメールが大量に届いて驚愕した記憶がある.
◆この週末は台風12号が関東東海あたりに突撃してくるらしい.
◇本日の総歩数=10,479歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.65kg(0.00kg) / 28.2%(−0.5%)
◆午前5時前起床.晴れ.気温25.2度.薄曇りの観音台.午前8時の気温は26.7度.室温29.5度.蒸し暑い.
◆[蒐書日誌]遠くへ行きたい —— 谷川一巳『ニッポン 終着駅の旅』(2018年6月15日刊行,平凡社[平凡社新書・881],東京, 255 pp., ISBN:978-4-582-85881-5 → 版元ページ)※遠くの終着駅はいいものだ./片平孝『サハラ砂漠 塩の道をゆく』(2017年5月22日刊行,集英社[集英社新書ヴィジュアル版・042],東京, 221 pp., ISBN:978-4-08-720881-8 → 版元ページ)※いささか遠すぎるか……
◆やっとの┣┣" 追い —— 3,063字だん.とりあえず動き始め.
◆今日の最高気温は30.4度.昨日までと比べれば格段にしのぎやすい.午後5時の気温は28.1度と昨日よりも4.0度も低い.今宵の晩ごはんはめずらしく「じゃじゃ麺」.麺がぜんぜん見えないくらい強力にパワーアップされた肉味噌が他を圧倒している気がしないでもないが,これでいいのだ.
◇本日の総歩数=3,656歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.65kg(−0.05kg) / 28.7%(+1.4%)
◆午前5時半起床.曇り.気温24.6度.曇り空の観音台.午前8時の気温は25.3度.熊谷で41.1度の最高気温となった昨日に比べれば,ぎらぎらの夏日が差さないだけでも十分にしのぎやすい.それでも日中はさりげなくコッソリ猛暑日になるかも.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 来月はじめに “人間犬” になる心得を読まされている. “犬” なんだから字はぜんぜん読めませんなどという言い訳が通じるはずもなく.
◆[蒐書日誌]Dan Gusfield『ReCombinatorics: The Algorithmics of Ancestral Recombination Graphs and Explicit Phylogenetic Networks』(2014年7月刊行, The MIT Press, Massachusetts, xx+580 pp., ISBN:978-0-262-02752-6 [hbk] → 版元ページ)※系統ネットワークの離散数学本.ワタクシの蒐書アンテナに捕捉されなかったのはどうしてだろうか.
◆正午の気温は31.1度.猛暑日だった昨日よりはマシだが,今日もひっそりと涼しい居室にこもって『古川ロッパ昭和日記』をめくっている.戦前戦後の窮乏した時代でも,ロッパの食欲はぜんぜん衰えない.戦中はトンカツやビフテキを「わにわに」食い,戦後は唐もろこしの茹でたのを「わにわに」食う.「わにわに」という副詞を初めて知った.
◆[蒐書日誌]『現代思想2018年9月号』(2018年8月下旬刊行予定,青土社,東京, ISBN:978-4-7917-1369-1 → 版元ページ) ※特集〈考古学の思想〉.原稿書かなきゃ〜(汗)それにしても,お知り合いがちらほらちらほらと半数近くもいるとは世界は狭い.
◆今宵は鯵のアクアパッツァが夕餉の食卓に.そして “お水” は最近ファンになってしまった東近江〈ヒトミワイナリー〉のスパークリングにごり白ワイン「Respect Growers Cuvee Ohno 2017」を開栓.Ginza Six の〈いまでや銀座〉にて先日の五反田お肉祭りのあとにゲット.ちょっと見には林檎ジュースと見紛うばかりうわぁ,これは罪なワインやわぁ〜
◆夜,県南部に雨雲が湧いたようだが,雨はぜんぜん降らなかった.
◇本日の総歩数=5,280歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.70kg(−0.20kg) / 27.3%(−1.2%)
◆午前5時起床.晴れ.気温25.3度.薄曇りの観音台.猛暑の週末ずっと締め切られていた居室は室温32度.しかし,外気温もすでに30.0度なので,窓を開けてもまったく意味がない.蝉時雨が耳に障るだけ.8:15 全館空調オン.
◆ハリオの「フタがガラスのご飯釜」で炊飯するようになって一ヶ月あまりが経過.電気炊飯器は完全にお蔵入りとなり,土鍋炊飯生活が身に付いてきた.しかし,スペックが「一合炊き」の小サイズでは間に合わないこともあり,えいやっと「三合炊き」を買ってしまった.ご飯の炊き方はまったく変わらないが,さすがに大きなサイズだとホイッスルの音量からして大きいな.一合炊きで二合炊くのと,三合炊きで二合炊くのでは,炊きあがりにやはりちがいがあるような.ということで,お釜がごろごろ転がる大小併用生活へとステップアップ.
◆[欹耳袋]今年も開催!:第214回農林交流センターワークショップ〈分子系統樹推定法:理論と応用〉【期間】2018年10月24日(水)~10月26日(金)【場所】農林水産省農林水産技術会議事務局情報通信共同利用館(電農館),つくば市観音台2-1-9.受講生募集開始は来月開始.講師予定者にはすでに白羽の矢が.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 某出版社から「私の番号」送れの指令.マイナンバーではなく通知カードの場合,他の身分証明(免許証とか)を併用するのがふつうだが,フシギなことに通知カードのコピーだけでOKと言う.ホンマですか? 二度手間とか暴れるしかないで.
◆正午前には35.8度.大暑の猛暑.シャレにならん蒸し暑さが続くので,昼休み徘徊から遠ざかる日々が続いている.
◆猛暑日の “蟲捕り” 報告 ——
◆今日は暑すぎる.夕刻,最高気温39.0度の東京ほどではないが,つくばも最高気温36.7度まで上がった.しかし,熊谷では41.1度の最高気温となり,国内レコードを5年ぶりに更新したとのこと.居室は今のところ26.5度をキープしているが,もうそろそろ西日直射攻撃が始まる前に,撤収準備をしないと.
◆ハリオの三合炊きご飯釜といっしょに,二合用「おひつ」も買った.今宵は芽ひじきの混ぜご飯をつくったのだが,混ぜ合わせはもちろん,冷蔵庫保冷や電子レンジ加熱もOK,さらにそのまま食器として食卓に出せるというできのいい製品だ.ご飯釜と同じ萬古焼なのでうっかり割らないように気をつけないと.
◆[欹耳袋]Togetter -「三中信宏×山本貴光×吉川浩満「知はいかに体系化されるか? ――『系統体系学の世界』『統計思考の世界』刊行記念イベント」 #ゲンロン180720 」※鼎談当日のつぶやきがさっそく束ねられた.
◇本日の総歩数=5,773歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.90kg(+0.30kg) / 28.5%(+0.6%)
◆午前6時半のろのろ起床.もちろん朝日ぎらぎら.気温は26.1度.段雷が鳴る午前7時.午前8時前には30.3度と今日も猛暑日になる気満々.
◆朝餉には祇園MIYABIのデニッシュ食パンの “耳” を特製ハムサンドにしてみた.このデニッシュ食パン自体もともと背徳度が高いのに(マーガリンとかてんこ盛り),さらに輪をかけてハムを重層的にはさむというアメリカンなことをしてしまったので,良い子はこんなマネをしてはいけません.
◆正午前には気温35.2度.猛暑日ラインを軽々と超えてしまい,午後はいったいどーなるんだかとあきらめ半分.重いものの買い出しは午前中のうちにすませたが,これから青野菜を調達に出かけないといけない.
◆午後3時過ぎに35.8度となり,これで本日の最高気温は打ち止め.おそるべきパワーの日光乾燥機のおかげで,厚手の洗濯物も瞬時にしてカラカラに乾いてしまった.天然トースターですかそうですか.こんな猛暑だとさすがに外出する勇気がなく,完全密閉の暗く涼しい空調室内に引きこもる.
◆そして,蒸し暑いまま熱帯夜に突入する.
◇本日の総歩数=2,954歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.60kg(−0.10kg) / 27.9%(−0.6%)
◆午前7時過ぎのっそり起床.昨夜遅くの “牛” の幅寄せが効いたか.外はよく晴れて暑そう.都内の気温はすでに29.9度と真夏日寸前.今日はつくばに帰り着くだけの簡単なお仕事だが,午前8時前にはもう気温31.2度.午前9時の外気温は32.9度.いったんチェックアウトして外に出たら即イチコロ確定.かといって,ずるずる遅くなってももっともっと暑くなるだけだしと言い訳しつつ,朝のうちはホテルの涼しい部屋でごそごそと微小┣┣" 撃ちをこなす.
◆午前10時には気温34.4度.都内は猛暑日になりそうな気配が濃厚だが,「土曜の “牛” の日」の行事を執り行うことを自分会議で可決.厳粛なる儀式は〈ミート矢澤〉本店前での長い行列に並ぶところから始まる.A5牛肉ハンバーグ(大)に,目玉焼きとベーコンをトッピング.牛さん,牛さん,いつもありがとうと感謝しまくりのお昼時.都内の気温はすでに34.6度と猛暑日ライン寸前.午後2時,つくば帰還.めっちゃ暑すぎる〜.午後の最高気温は35.4度とみごとに猛暑日となった.熱風が吹き抜ける炎天下のセンター広場を縦走するというサバイバル修行.
◆[分類思考]signifiabe’s diary「分類思考の世界」(2018年7月19日).
◆猛暑日つくばは午後9時を過ぎても28.2度の蒸し暑さが残る.お肉の “聖地” である五反田から帰ってきた今宵は,一転して「冷やし稲庭うどん」の夕餉となった.【食材(1皿分)】マー坊なす(1本)・油揚げ(1枚)・きゅうり(1/4本)・オクラ(2本)・卵(1個)・大根(1/4本)・万能ねぎ(適量)・炒り胡麻(適量)・サラダ油(大さじ1)【調味料】安藤醸造しろだし(50cc).
太麺と細麺のどちらがいいか? 好みは分かれるだろうが,稲庭うどんの場合,太麺は平たいきしめん風なので,食感的には細麺の方がのどごしがいいかなあとワタクシ的には感じたしだい.
レシピ → het dagelijkse keukenleven「冷やし稲庭うどん(太麺バージョン)」.
◆[欹耳袋]昨夜の五反田お座敷のレポートがゲンロンカフェから公開されました.
◆明日の日曜は何もないお休み.
◇本日の総歩数=5,143歩. 朝◯|昼△|夜△. 計測値(前回比)= 未計測/未計測
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温25.8度.薄曇りの観音台は蓋をされたように蒸し暑い.午前8時の気温は28.9度.朝イチの BGM はヤナーチェク〈グラゴル・ミサ〉.今日は午前だけ観音台に実在し,午後になったら都内出撃.そこらじゅうに “牛” がいる五反田へ.今日は土用の “牛” の日だしグッドタイミング.
◆[欹耳袋]Yahooニュース「築105年、風呂なし鍵なし上下関係なし 京大吉田寮に暮らす人々」(2018年7月19日)※吉田寮の写真集が出るのか.
◆[蒐書日誌]いただきもの2冊 —— 吉川浩満『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(2018年7月30日刊行,河出書房新社,東京, 355 pp., 本体価格2,200円, ISBN:吉川 浩満 著 → 版元ページ)※届きました!ご恵贈感謝です.今宵は五反田でよろしくお願いいたします. /デイヴィッド・ライク[日向やよい訳/更科功協力]『交雑する人類:古代DNAが解き明かす新サピエンス史』(2018年7月15日刊行,NHK出版,東京, 461 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-14-081751-3).
◆五反田お座敷へ —— 午後3時半,つくば駅からTX快速に乗る.午後の最高気温は34.4度.焼け付くような日差しは今も衰えない.都内も同じ.蒸し風呂から蒸し風呂へのハシゴ.午後5時,五反田着.あっつー.都内の最高気温は34.2度.午後5時を過ぎても31.1度.とりあえず潜伏場所を確保してから,約10ヶ月ぶりのゲンロンカフェへ.エントランスのアヤシさは変わらず.今宵の高座はすでに準備されていた.演者はフリードリンクとのことで,あくまでも清涼飲料水として「よなよなエール」をオーダー.午後6時にはすでに開場されているが,実際に開演するのは午後7時.まだまだ時間がある.
◆今宵のお座敷はこちら:三中信宏×山本貴光×吉川浩満トーク「知はいかに体系化されるか? ――『系統体系学の世界』『統計思考の世界』刊行記念イベント」(2018年7月20日19:00〜21:30@ゲンロンカフェ) ハッシュタグは #ゲンロン180720,そして,ニコニコ生放送でもライヴ放映される.
◆今宵の参加者は事前登録が約30名,当日登録が10名,欠席が5名ほどいたとのことで,計35名.約3時間の長丁場をどうもありがとうございました.鼎談終演後もゲンロンカフェの時間は過ぎていく.新たなる(よりオソロシゲな)鼎談の企画が立ち上がったが,実現したらタイヘンなことになりそう.けっきょく午後11時過ぎにやっとお開き.もちろんつくばに帰る必要はないので,そのままホテルに直帰すればいいのだが,晩ごはんを食べていないことを思い出した.土用の “牛” の日の五反田はそこかしこで “牛” の鳴き声が聞こえる.蒸し暑さがまだ充満する駅前さくら通りを鳴き声に導かれて奥へ奥へ.ステーキハウス〈Iron Horse〉にて “馬” ではなく “牛” さんを1ポンド.日が変わる時刻にもかかわらずぺろりと.南米的にはどうということのない量ですな.
—— こうして土用の “牛” の日はしずかに更けてゆく.
◇本日の総歩数=6,165歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 85.70kg(−0.05kg) / 28.5%(−0.1%)
◆午前5時半起床.晴れ.高層にうろこ雲.気温25.3度.朝日が差す蒸し暑い観音台.午前8時の気温は29.3度.室温は30.5度.じっとガマンの全館空調稼働前.
◆午前の┣┣" 撃ち —— ┣┣" 箱の個体数増減が著しい今日このごろ.
◆正午過ぎ,つくば駅.正午の気温は33.0度.蒸し暑さマックス.本郷定例お座敷の最終日.連日の猛暑が続いている都内は今日も最高気温が34.8度まで上がった.この蒸し風呂攻撃に対抗して本郷通りを徘徊するほどの元気はさすがにないので,東京大学総合研究博物館で開催中の特別展示〈珠玉の昆虫標本——江戸から平成の昆虫研究を支えた東京大学秘蔵コレクション〉へふらりと.すごいすごい,どこもかしこも虫だらけ.標本箱がブロック塀のように積み上がる.床から天井まで標本箱がみっしり.モルフォもカトカラも.アリもサソリも.みごとなるトランスペアレント演出.江戸時代の昆虫標本,箕作佳吉コレクションとか,尾本惠市コレクションとか.こんな猛暑なのに来館者が引きも切らず.芥子粒みたいな微細昆虫の展示に虫眼鏡持参で見入っていた.
◆蒸し風呂の都内からつくばに帰還.ヒグラシの泣く夕暮れ.しかし,午後7時になっても気温は30.0度と真夏日のまま.今夜も熱帯夜は確定か.
◆ゴーヤー・チャンプルー(再投稿) —— 前回のゴーヤー・チャンプルーのレシピは,無慈悲なる “査読者” たちの総攻撃を受け,リジェクトの憂き目に遭った.しかし,研究者たる者,たかがリジェクトごときでナミダを流してはならぬ.しっかり “マテメソ” を再検討したので,雄々しく再投稿するぞ.今度こそ “受理” されるように. 【食材】ゴーヤー(大1本)・スパムクラシック(200g)・島豆腐(1丁)・卵(2個)【調味料】ごま油(大さじ1)・塩(小さじ1)・胡椒(適量).
これでどーだ! 今度こそそのまま “受理” かっ.しかし,即座に複数のレフリーから「ヒバーチが入ってないのはいかがなものか」という無理難題が.しかも,「ゴーヤー・チャンプルーには “正しいレシピ” などそもそもないのだ」という本質的かつ破壊的なコメントもあり.
◆明日の夜は五反田お座敷だ.まちがいなく土用の “牛” の日になるぞ.
◇本日の総歩数=7,275歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.75kg(−0.40kg) / 28.6%(−1.2%)
◆午前5時起床.晴れ.気温25.7度.連日の熱帯夜.今朝も蒸し暑い観音台は雲がかかる.午前8時前には29.7度と早く真夏日ライン狙い.全館空調がまだ稼働しないので,じっとガマンしている.ほどなく全館空調オン.30.5度の今の室温が単調に下がることを望む.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 犬山から登城予定日を確定せよとの御下命あり./犬山宛に登城計画案をいくつか提示.ついでに,いと遠いキャンパスにも後期の牡蠣小屋集中高座日程について連絡.
◆正午前の気温は34.3度.今日も炎天下徘徊のない静かな涼しい昼休み.昨夜のゴーヤー・チャンプルーのレシビが某界隈で “査読” に入らないうちに “門前リジェクト” を食らっている件.
◆[蒐書日誌]関戸明子『草津温泉の社会史』(2018年5月25日刊行,青弓社,東京, 219 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7872-2075-2 → 目次|版元ページ)※江戸時代から現代にいたる草津温泉の歴史を詳細なデータに基づいて描く.
第1章「草津温泉をめぐる自然と歴史叙述」は草津温泉の自然地理と歴史に関して.第2章「温泉の利用形態と管理方法」は,古くからの源泉である湯畑の泉源と,1960年代に発見された万代鉱源泉からの引湯がどのように管理されてきたかを論じる.第3章「温泉を基盤とする地域社会の形成と変容」は,本来の温泉だけでなく大規模ホテルやスキー場など周辺施設の盛衰と絡めつつ,草津温泉街の変遷と変容をたどる.かつて軽井沢から草津まで通じていた草津軽便鉄道の開通は温泉集客上とても効果があったとのことだ(それ以前は一日ではたどりつけなかった).
第4章「旅行者の動向と場所イメージ」では,大槻文彦・田山花袋・大町桂月らかつての文士たちの手になる草津温泉の紀行文を手がかりに,この温泉街の雰囲気をよみがえらせる.稀代の旅行ライター・田山花袋は別府と双璧を成す草津は「烈しい温泉といふことを誰も感ぜずにはゐられまい」(p. 113)と書き記した.草津の “湯もみ” と “時間湯” はこの温泉ならではの珍しい風習だが,強烈な酸性高温泉という泉質のため,湯治に来た客の多くが糜爛(ただれ)を引き起こし,場合によっては入湯したために命を落とすということもあったそうだ.草津での湯治は命がけの修行であったからこそ,その帰路にある四万温泉や沢渡温泉が “いやしの湯” としての役割を果たすことになった.
最後の第5章「描かれた草津/写された草津/格付けされた草津」は本書のなかでもとりわけ出色である.温泉街が鳥瞰図や絵葉書にどのように描かれてきたかを通して,草津温泉の特色に迫る.ハンセン病療養施設があった湯之沢地区が草津温泉絵図からしだいに描かれなくなっていった経緯は興味深い.本書の特徴は江戸時代からの絵図(鳥瞰図)と明治時代以降の絵葉書写真などのヴイジュアルな史料を踏まえている点だ.数年前に別府温泉の絵葉書本:松田法子著|古城俊秀監修『絵はがきの別府:古城俊秀コレクションより』(2012年5月30日刊行,左右社,東京,本体価格3,500円,314 pp., ISBN:978-4-903500-75-1→ 目次|版元ページ)を読んだことがあったが,こういう視覚資料は歴史を探る上でのデータソースとしてとても役に立つことがわかる.
◆午後の┣┣" 撃ち —— mac OS High Sierra 10.13.6 アップデート./第12回生物学基礎論研究会の演題と要旨を送信.
◆[欹耳袋]直前宣伝 —— 三中信宏×山本貴光×吉川浩満トーク「知はいかに体系化されるか? ――『系統体系学の世界』『統計思考の世界』刊行記念イベント」.2018年7月20日(金)19:00〜21:30@ゲンロンカフェ(五反田)※紙のフライヤーが今日着弾した.
◆今日も日中の最高気温は34.4度の酷暑となった.午後9時になろうというこの時間でもまだ29.5度と真夏日を引きずっている.蒸し暑い今宵は東近江〈ヒトミワイナリー〉のきりっと冷やした〈h3 Papillon〉2017ロゼのにごりスパークリングをシュポンと開栓.わぁ〜シアワセ〜.
◆明日は定例本郷高座の今季最終回である.
◇本日の総歩数=3,344歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.15kg(+0.60kg) / 28.8%(−0.1%)
◆グラっとゆれて目が覚める午前4時半.気温26.9度.熱帯夜の夜明け前.連休明けの観音台は朝から薄曇り.蒸し暑さが充満している.午前8時の外気温は28.6度だが,週末の三日間ずっと締め切られていた居室は31.5度.あと半時間もじっとガマンすれば全館空調が入るだろう.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 8:15 早くも全館空調稼働./べいづ高座用のRスクリプトをいじっているうちにもうお昼前.午前11時の外気温は32.3度.居室の実現温度はやっと28.0度.全館空調にはもうちょいがんばってもらわなアカンな.
◆正午前には33.4度と連休並みの暑さになったので,昼休み徘徊は自粛して,涼しい居室にてひっそりと古川ロッパ[滝大作監修]『古川ロッパ昭和日記〔補巻〕晩年篇(昭和28年 — 昭和35年)』(1989年4月20日刊行,晶文社,東京,928 pp., 本体価格12,000円,ISBN:4-7949-3064-X)※こういう本はふと思い出したときにページをめくるのがよろしい.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 秋の数理統計研修テキスト一式をなろ天守閣へ発射.
◆どうやら今日の最高気温は34.8度でキマリかな.ま,“猛暑すれすれ” で,暑いことにはちがいがない.
◆大きなゴーヤーと島豆腐とわしたポークがあれば,これはもう夕餉の選択肢は一択ですわなあ.【食材】ゴーヤー(大2本)・わしたポーク(200g缶)・島豆腐(1丁)・卵(2個)【調味料】ごま油(大さじ1)・塩(適量)・醤油(適量)・胡椒(適量).
◆明日も明後日もずーっと先まで真夏日と猛暑日が続くとの予報.
◇本日の総歩数=5,283歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.55kg(0.00kg) / 28.9%(0.0%)
◆午前5時半起床.晴れ.昇る朝日がぎらぎらと.今の気温は25.9度.またまた熱帯夜.
◆「ガーリックバター醤油ポークソテー丼」のレシピ —— 掛け値なしの背徳メニューなので “門外不出” にしようと思ったのだが,書き留めなければ忘却の彼方へと消え去ってしまうので,レシピをこっそり記録しておく:
【食材(1皿分)】豚ロース(ポークソテー用150g)・にんにく(1片)・エリンギ(3本)・青ねぎ(適量)・白ごはん(適量)【調味料】バター(30g)・甘口濃口醤油(大さじ2)・塩胡椒(適量).
今回のような背徳メニューは “社会的良識” あふれまくるクックパッドにはけっして載せられないので,ワタクシだけのマル秘メニューとさせていただく.※良い子はけっしてマネしないように.
「シソ肉バター丼」の追想 —— かつて30余年前に出た椎名誠の名著『全日本食えばわかる図鑑』(1985年3月15日刊行,小学館,東京, 236 pp., ISBN:4-09-359301-9)はワタクシの書庫の手の届くところに常置されている.この本に所収されているエッセイ「ゴハンが主役の “シソ肉バター丼” 」(pp. 74-77)には,東海林さだお作「シソ肉バター丼」という超背徳メニューが載っている.これは牛肉をベースに紫蘇と大量のバターを投入するスピード料理なのだが,椎名は次のように書いている:
「この時重要なのは,バターをまさに『どすん』とびっくりするほど大量に,こんなに入れてしまっておれの人生は大丈夫なんだろうか,というぐらい,四センチ四方ぐらいのカタマリを投入してしまうのである」(p. 76)
「シソ肉バター丼」で投入された4cm×4cmのバターはおそらく100g程度の量に相当すると思われる.一方,上記の「ガーリックバター醤油ポークソテー丼」ではその1/3という抑制の効いた量のバターしか使っていない.その奥ゆかしい背徳さがワタクシの最後の “良識” を示唆するものだと考えていただきたい.
レシピ → het dagelijkse keukenleven「背徳のガーリックバター醤油ポークソテー丼」(2018年7月16日).
◆今日の最高気温は正午過ぎの34.4度で,昨日のような猛暑日にこそならなかったが,外出しなくて正解だった.夜になっても28度台の蒸し暑さがはてしなく続く.
◇本日の総歩数=0歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.55kg(−0.10kg) / 28.9%(+0.8%)
◆午前6時前起床.薄曇り.気温25.9度の熱帯夜.むんむんする.
◆三連休中日の今日は朝から雲が多めで,昨日のような強烈な日差しはない.それでも午前11時の気温は32.1度.コーヒー豆とパンを買い出しに出かけたが,蒸し風呂に放り込まれたような気分だ.こんな日の真っ昼間につくばセンターでビールを呑んだりしたらたちまち “痛い風” が吹くだろう.
◆夏日が戻ってきた午後.気温34.9度.「外に出てはならぬ」との天の声が聞こえ.アメダスが午後2時半に35.1度を記録したので,つくばもめでたく今季初の猛暑日となった.水道の蛇口をひねると温水がふんだんに出る.
◆午後5時を過ぎて気温はまだ33.1度と高止まりしているが,ちょっくらセンター広場を偵察してこよう.〈つくばクラフトビアフェスト〉二日目の夕方.真夏日ラインのまま迎える夕方のセンター広場はビール・フリークな客で昨日のように賑わっていた.ミイラ取りがミイラになって短期集中ビール摂取.ポートランドとイングランドのIPA呑みまくり.へろへろにならないうちに帰宅.
◆ビールの祭典で麦の泡泡 “お水” をさんざん堪能しても,やはり最後はちゃんとしたお米の “お水” で〆ないとよろしくない.〈秋鹿〉純米吟醸「槽搾直汲」とともに,「ガーリックバター醤油ポークソテー丼」という背徳メニューが今宵の夕餉に登場した.このメニューは,椎名誠『全日本食えばわかる図鑑』掲載の東海林さだお作「シソ肉バター丼」と同じくらい背徳度が高い.
◆明日続くよ猛暑日連休.
◇本日の総歩数=2,959歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 85.65kg(+0.30kg) / 28.1%(−1.1%)
◆午前5時起床.晴れ.気温24.1度.お座敷のしたくをすませ,そろそろお出かけするかな.午前7時の気温は27.5度と真夏は今日も元気いっぱい.午前8時,つくば駅.気温は29.2度と真夏日寸前.この暑さの中を筑波山登山しようとする軍団をかいくぐり,TX快速乗車.二時間かけて川崎へ.小田急は遅延なし.都内の気温はすでに32.4度と猛暑日ラインへの最短コースをたどっている.新百合ヶ丘から分岐して唐木田方面へ.小田急多摩線に快速急行が走っているとは知らなかった.栗平駅にて下車.こんな機会でもなければきっと来ることはなかったにちがいない川崎市朝生区の駅.都内の気温はすでに33.6度.猛暑日になると予想される.
◆今日はここが最寄り駅の桐光学園中学校高等学校の〈大学訪問授業〉に呼ばれて高座に上がることになっている.駅前の涼しい場所で珈琲充.紙芝居の最終チェック.午前11時に学校から迎えが来て,丘の上の桐光学園へ.サッカーが盛んとのことでとてもりっぱなコートが建てられていた.土曜の4限目がワタクシの出番:三中信宏「分類と系統の世界観:ヒトはどのように世界を分けているのか」.聴衆は中学生から高校生まで百人ほど集まった.十八番の演目なので楽しんでいただけたようだ.今年度予定されている〈大学訪問授業〉全30回の演者リストを見たら,知っているお名前がちらほらと.〈大学訪問授業〉講演記録はこれまでどおり左右社から出版予定.
◆川崎でのお座敷がはけて帰路.都内は35.4度.今年初の猛暑日ライン突破.ふらり銀座へ.炎天下の歩行者天国で灼熱地獄を見て,〈Ginza Six〉の地下2階にある〈いまでや銀座〉にて,滋賀は東近江にある〈ヒトミワイナリー〉のにごり泡泡角打ちの天国に昇り,即座にシアワセになった.試飲したのはすべて〈ヒトミワイナリー〉のボトル.左から〈なつのあわ〉2017白・〈h3 Papillon〉2017ロゼ・〈Rurale Type UB〉2015 白.ワタクシ的にはRurale Type UBのガツンとくる酸味,そして,パピヨンのにごりロゼがとても好み.
◆天国と地獄を行き来した猛暑日の連休初日の午後5時,つくば帰還.夕方になっても真夏日ラインをぜんぜん下回らない.センター広場では今日のお昼から始まった〈つくばクラフトビアフェスト〉が大賑わいだが,蒸し風呂のなかでのガマン大会みたいだ.いったん帰宅.
◆夕暮れてあたりが薄暗くなった午後7時過ぎにようやく真夏日ラインを下回ったので再出撃.ものすごい人出.みなさんビールがとことん好きなのねぇ.涼しい夜風.シンプルに呑み過ぎ.しかし,麦の “お水” はしょせん清涼飲料水にすぎないので,帰宅してちゃんとした “お水” を摂取した.
◇本日の総歩数=9,389歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 85.35kg(−0.45kg) / 29.2%(+0.2%)
◆午前5時半起床.薄曇り.気温24.3度.薄曇りの観音台.午前8時の気温は27.5度.今日はきっと真夏日になるだろうなあ.
◆[統計思考]29Lib 分館「「よりよい仮説を選択する」ための統計学」(2018年7月13日)※「分散」の考え方については羊土社の連載と「みなか先生」本に書いてしまったのですよ.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 査読報告一件./おふぃす様が計1.3GBの「更新の祭典」に突入した.
◆炎天下の昼休みは意を決してショートコース徘徊.気温は32.5度まで上がり,暑いのなんのって.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 昨日送った書評記事の最終ゲラが届いた.このような短報でもキャッチーなタイトルは効果的にちがいない.
◆今日の最高気温は33.8度.午後6時を過ぎてもまだ31.4度と真夏日のまま夕暮れ時を迎えている.今宵はうぐうぐ呑む以外の選択肢はないな.
◆[欹耳袋]〈つくばクラフトビアフェスト〉2018年7月14日(土)〜15日(日)@つくばセンター広場.※今週末のうぐうぐのお楽しみということで.
◆明日は川崎での出張お座敷が入っている.よりによって猛暑日と予報されている日に.
◇本日の総歩数=8,675歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.80kg(−0.60kg) / 29.0%(0.0%)
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温22.9度.晴れてはいても雨がいつ降るかわからない空模様.朝日が差す観音台には昨夜の雷雨の痕跡が点々と残る.落雷に打たれたのうかんけんはどうやら瞬間停電したようだ.午前7時の気温は23.9度.昨日より不快指数は低いようだ.今日は本郷定例お座敷の日なので午前中でさっと撤収する.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 日【天王台関連】「数理生物学 I」のレポート提出は締め切りました.受領メルはそれぞれ送りましたのでご確認を.manaba にレポート〆切様ご降臨のコースニュース掲載./【質問】原稿の〆切にどうにも間に合いそうもないときはまずどうするか?【解答】何よりもまず担当編集者に「ごめんなさい」とメールする.これで自分側の心理的負担は相当減る.その上で,「〜までにはお送りします」と書いて自己加圧する./Windows 10 がまた「更新の祭典」を勝手に始めやがった./書評原稿ひとつ送信.
◆[欹耳袋]前にも聞いたことがあるが,オープンアクセス誌の掲載論文が著者が知らないうちに “勝手に束ねられて” 本として売られてしまう話ふたたび.Predatory journal ならぬ predatory publisher の罠.
◆午後2時,本郷.都内はやっと30.0度の真夏日ラインに達したところ.しかし,蒸し暑さと蝉しぐれはかなりのもの.とりあえず講義室を初期化している.
◆午後6時,つくば帰還.午後6時の気温は27.5度.まだ蒸し暑さは残るものの,意外にしのぎやすい夕暮れ.
◆夜の憑物落とし —— R-3.5.1 アップデート人柱記録:Rcmdr on R 3.5.1 for Mac 起動時にまたもや「tcl/tk」まわりのトラブルが発生してフシアワセに.定石通り旧バージョン R-3.3.3 のインストーラーから古い「tcl/tk」のみのカスタムインストールをして解決.なお R-3.4.4 の「tcl/tk」では “除霊” できない.
◆明日はまっとうに観音台勤務の日.
◇本日の総歩数=6,727歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.40kg(+0.25kg) / 29.0%(−0.2%)
◆午前5時起床.晴れ.雲多め.気温24.5度.薄雲がかかる観音台.午前7時の気温は26.7度.外気温は順調に上がっているが,全館空調の居室は心地よし.朝イチの BGM はマーラーの交響曲〈大地の歌〉.エリアフ・インバル/フランクフルト放送交響楽団.竹林の中でひたすら呑んで唄う圖.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 【天王台関連】「数理生物学 I」レポートは本日が〆切様の降臨です.お忘れないよう.manaba にコースニュース投稿./共済組合員証検印手続き.
◆カンカン照りの昼休み.正午の気温は真夏日の32.2度.こりゃ徘徊どころではなく,ひっそり過ごすしかない.
◆真夏の “蟲捕り” はなおも続くのだった:
◆今宵の夕餉は〈秋鹿〉純米吟醸「槽搾直汲」仕込十号でガツンと目が覚める.アテは二日がかりのぶり大根,〆は土鍋で炊いた鯛・帆立・あさり飯.
◆[欹耳袋]Togetter -「国税局が作成してる酒造マップが詳細ですごい!「見学の可否がわかっちゃう!」「家の壁に貼りたい」」 ※日本各地の国税局で同様の “酒蔵マップ” をつくっているようだ.
◆夜の┣┣" 撃ち —— 【天王台関連】「その結果は以下のようになった.pdf」というファイル名のレポートが届いて,何だかワクワクしてしまうんですけど./〆切様ご降臨間際のジタバタ劇.
◆夜遅く北の方から雷鳴と稲光が.そして,ものすごい雷雨があった(ようだ).
◇本日の総歩数=3,491歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.15kg(+0.50kg) / 29.2%(+0.1%)
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温23.8度.夏空の観音台.午前7時にはもう27.3度で,今日も真夏日になるのは必至だろう.真夏の暑さに負けずにしっかり復活するために BGM はマーラー〈復活〉を.ジュゼッペ・シノポリ/フィルハーモニア管弦楽団.
◆[欹耳袋]東京新聞「1970年代の学生運動で紛失 東大の学徒動員資料 返却」(2018年6月30日)※返却したのはあの山本義隆さん.
◆午前10時,すでに外気温は31.6度まで上がっているので,本日の昼休みは炎天下徘徊を中止することが先ほど自分会議で可決された.つくば市の北の方では雷雲が発生しているようだが,観音台はカンカン照り.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 正午前,今週末のお座敷紙芝居がやっとしあがった.相手が中学生とか高校生だとそれなりに “教育的配慮” が必要か(いらんか?).最初の分類とか系統の噺はいつもどおりだが,最後の自伝的部分はやや黒かったり,煽りが入ったり,ヤバめの教唆が混じったりしている(かも).
◆[蒐書日誌]先週積み重なった新刊たち(3) —— J. David Archibald『Origins of Darwin's Evolution: Solving the Species Puzzle Through Time and Place』(2017年10月刊行, Columbia University Press, New York, XVI+192 pp., ISBN:978-0-231-17684-2 [hbk] → 版元ページ)
◆[欹耳袋]shorebird 進化心理学中心の書評など「[ノート]「進化心理学を学びたいあなたへ」その1」(2018年7月7日)※王暁田・蘇彦捷(編)[平石界・長谷川寿一・的場知之監訳|大薗博記・小宮あすか・関元秀・田村光平・堀田結孝・三船恒裕・森本裕子・李楊訳]『進化心理学を学びたいあなたへ:パイオニアからのメッセージ』(2018年5月25日刊行,東京大学出版会,東京, viii+387 pp., 本体価格4,400円, ISBN:978-4-13-013311-1 → 版元ページ)の読書ノートの始まり.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 今週末のお座敷紙芝居がやっとしあがった.相手が中学生とか高校生だとそれなりに “教育的配慮” が必要か(いらんか?).最初の分類とか系統の噺はいつもどおりだが,最後の自伝的部分はやや黒かったり,煽りが入ったり,ヤバめの教唆が混じったりしている(かも).
◆今宵の夕餉は「白茄子・大丸茄子ローストの肉味噌添え」.【食材】白茄子(大1個)・大丸茄子(大1個)・粗挽き合挽き肉(300g)・白ねぎ(1本)・しょうが(1片)・サラダ油(大さじ3+小さじ1)・炒りごま(適量)【調味料】味噌(大さじ3)・豆板醤(小さじ1)・黒糖(大さじ1)・みりん(大さじ2)・日本酒(大さじ1).
厚みのあるジューシーな茄子は “お水” のアテによし,粗挽きの合挽き肉を使っているので,肉味噌だけでもごはんのおかずになるというすぐれもの.なお,茄子はスポンジのようにかぎりなく油を吸ってしまうので,サラダ油は少なめに.その分,弱火でじっくりローストする.
レシピ → het dagelijkse keukenleven「白茄子・大丸茄子ローストの肉味噌添え」|クックパッド「白茄子・大丸茄子ローストの肉味噌添え」.
◇本日の総歩数=3,731歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.65kg(+0.35kg) / 29.1%(−0.1%)
◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温23.1度.観音台は雲が多めの夏空.午前8時の気温は27.8度.居室気温は28.5度.全館空調前なので十分に蒸し暑い.週明けの全館空調オン.朝から湿気で伸び切っているので,こういうときしかブルックナーをBGMにする意欲が湧かない.クルト・アイヒホルン/リンツ・ブルックナー管弦楽団の交響曲7番(ノヴァーク版).ブルックナーは「いつまでも果てしない」と観念した方がリラックスして聴ける.そういえば,いまだかつてブルックナーに出演したことはないなあ.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 今月末が〆切の不可避┣┣" 様に熨斗をつけて返送する手はずを整えた./天王台からぽつぽつとレポートが届く.〆切は水曜.
◆[統計思考]昨日までに捕獲された『統計思考の世界』に巣食う “蟲” の書籍内累積分布図.大小取り混ぜて30頭ほど蠢いているようだ.ああ果てしない.ああ終わらない.“蟲” が見つかるたびに「どーしてゲラの段階で発見できなかったのか」と自分を責めないわけではないが(三歩歩けば忘れるけど),活字の “密林” のなかで “毒針” を探し回るようなもので,運よく見つかれば御の字と言うしかない.たいていは書店に並んでしまったあとに読者から通報される運命にある.初校〜再校〜念校と目を皿にして “ミクロ蟲” を探し回るクセがつくと,逆に目につくはずの “マクロ蟲” を最後まで見逃すリスクが高まる.幸いにして版を重ねることになれば,単調に “蟲” の個体数は減っていくだろうが,完全な理想的 “蟲” フリーの版になるまでには何年もかかることは確かだろう.まあ,そんなわけで,開いた本にもし “蟲” がいたら,「ちっ」と軽く舌打ちしつつも,ツイッターやフェイスブックやメールでご連絡いただければ感謝感激雨あられ.真夏の “蟲捕り” にご協力なにとぞよろしくお願いいたします.
◆巨大なブルックナー7番最終楽章は轟音とともに終りを迎えたが,ささやかな “蟲捕り” はいつまでも続く(にちがいない).ふと窓の外を見やると雨降ってるやん@観音台.
◆また晴れてきたぞ@観音台.昼休みは真夏日ライン超えの30.7度.カンカン照りのなかをひさびさのロングコース徘徊.しかし,この炎天下ではさすがに歩き読む気力なく,観音台周辺をとぼとぼ歩いてのうかんけんにとぼとぼ帰ってきた.
◆[蒐書日誌]先週積み重なった新刊たち(2) —— 松村優哉・湯谷啓明・紀ノ定保礼・前田和寛『RユーザのためのRStudio[実践]入門:tidyverseによるモダンな分析フローの世界』(2018年7月13日刊行,技術評論社,東京, xx+215 pp., 本体価格2,780円, ISBN:978-4-7741-9853-8 → 版元ページ)※身染みて勉強しないといけないtidyverseビギナー./修行に疲れたら湯けむり旅へ:関戸明子『草津温泉の社会史』(2018年5月25日刊行,青弓社,東京, 219 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-7872-2075-2 → 版元ページ).
◆午後の┣┣" 撃ち —— 「来春,神戸ビーフからお呼びがかかっています」とのユニークかつ抗いがたいお誘いあり.非会員だけど行きます(即答)./師走から年度末に向けての「宿」を確保だん.いったんお座敷日程が決まったら半年前だろうが一年前だろうが「宿」と「足」は即座に確保するのが鉄則だ.
◆[欹耳袋]読売新聞「浸水で「獺祭」90万本廃棄へ…「復旧数か月」」(2018年7月8日)※「90万本」もつくっているというのが何よりもまず驚愕すべき点だが,これだけ廃棄してもさらに在庫から供給できるという規模がすごすぎる.
◇本日の総歩数=11,098歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.30kg(−0.70kg) / 29.2%(+0.3%)
◆午前5時半起床.晴れ.雲間から見える朝日がまぶしい.気温は22.9度.南風.蒸し暑い.朝餉は前夜の「土鍋鯛めし」をフォローアップする「鯛雑炊」.鯛のホネを昆布入りの土鍋で2時間ほど煮出すと白く濁った濃厚なスープが取れる.しめじを投入し,火が通ったら鯛めしの残りを入れる.ふつふつしてきたら,塩と薄口醤油で調味.火を止めたあとに溶き卵を回し入れ,青ねぎをトッピングして食卓へ.いつでもどこでもホネはいい仕事をしてくれる.ただし,鯛のホネはとても硬いので長時間煮込んでも柔らかくならない.最後はざるで粗く漉して,ホネは注意深く除去し,そこからお肉だけ回収するという手間がかかる.
→ 調理記録:het dagelijkse keukenleven「真鯛の土鍋鯛めしと鯛雑炊」.
◆[蒐書日誌]先週積み重なった新刊たち(1) —— ダニエル・C・デネット[木島泰三訳]『心の進化を解明する:バクテリアからバッハへ』(2018年7月18日刊行,青土社,東京, 2 color plates + 712 + 34 pp., 本体価格4,200円 → 版元ページ)※ご恵贈ありがとうございます.700ページ超の大冊./酒井聡樹『これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術[第2版]』(2018年7月15日刊行,共立出版,東京, xvi+188 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-320-00610-2 → 版元ページ)※『これ学』の大改訂版.ご恵贈感謝!/湊秋作『ニホンヤマネ:野生動物の保全と環境教育』(2018年6月25日刊行,東京大学出版会[Natural History Series],東京, x+268 pp., 本体価格4,600円, ISBN:978-4-13-060255-6 → 版元ページ)※これまたいただきもの./『Annual Review of Ecology, Evolution, and Systematics, Volume 48, 2017』(2017年刊行,Annual Reviews, Palo Alto, xiv+641 pp., ISBN:978-0-8243-1447-7 [hbk] → 版元ページ)
◆真夏が戻ってきたと思ったら “蟲” どもの跳梁跋扈が……
いくら夏だからといってこんなにたくさん “蟲” が潜んでいるとは……
◆日曜の┣┣" 撃ち —— 書評原稿ひとつ送信.
◆本日の最高気温は32.9度.一歩も外に出なかったので実感していないが,夕刻のベランダは熱気に包まれていた.そろそろ厨房から呼ばれる時間がやってきた.
◇本日の総歩数=400歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.00kg(+0.20kg) / 28.9%(−0.1%)
◆午前5時過ぎ起床.濃霧.雨は降っていないようだ.気温は19.2度.涼しすぎる.午前8時,雲間から差し込む朝日はひさしぶり.午前8時の気温は22.5度.天気は回復し,真夏日になるとの予報.青空がちらりと.戻ってきた夏空にミンミンゼミの合唱練習.グーグルも七夕.
◆正午前,南風が暖気をもたらして,気温はすでに29.4度と真夏日寸前.曇りところどころ青空がのぞく空の表情.
◆[蒐書日誌]湯澤規子『胃袋の近代:食と人びとの日常史』(2018年7月刊行,名古屋大学出版会,名古屋, 本体価格3,600円, ISBN:978-4-8158-0916-4 → 版元ページ)※また名大出版会かっ.とりあえず「買い物かご」に入れて,と.
◆午後5時.青空がだいぶ広がってきた.気温は27.0度.南風.夕方なので厨房で何やらごそごそ始めている.今日の最高気温は29.8度と真夏日ラインすれすれだった.日が暮れても昨日みたいに気温は下がらず,午後8時の今も25.4度.熱帯夜になるとの予報.
◆七夕の夜は雲間からところどころ星空が見えている.今宵の夕餉は,天然もの真鯛の直球勝負土鍋鯛めし.鯛以外の「具」がまったくないというやり鯛放題.汁物は新ジャガ&新たまねぎのお味噌汁.そして “お水” は〈風の森〉純米 ALPHA Type-1 秋津穂「夏の夜空」を抜栓.この四合瓶が七夕に登場することは先月から決まっていた.アルコール度数12度で微炭酸という仕様はスパークリングワインそのもの.こういうのが通年醸造できるとはたいしたもの.
◆[欹耳袋]毎日新聞「日本酒「獺祭」の蔵が浸水被害 山口の旭酒造」(2018年7月7日)※「獺祭の製造を全て停止することにした」— さらにさらに品薄になる〜
◆明日は原稿仕事の日.
◇本日の総歩数=3,954歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.80kg(−0.10kg) / 29.0%(+0.7%)
◆午前4時半起床.本降りの雨.気温23.8度.南風.四日ぶりの観音台に雨に打たれていた.午前8時の気温は21.0度.北東の風.外気温が低いからといって,大喜びで全館空調を止めないでね.室温はいま28.0度.湿度も高く不快過ぎる.観音台不在中に紙の束やら郵便物がうずたかく積み上がっていた.届いたブツのなかにはハンガリー産粉末パプリカとスペイン産高級サフランも.さぼらずにパプリカをぎゅうぎゅう肉詰めにして,パエリアの修行も日々怠るべからずとの天の声か.ありがたやありがたや.
◆午前の┣┣" 撃ち —— お引取り願えない┣┣" がやってきて居座る.今月末までに “お土産” をもたせてお見送りしたい.
◆[欹耳袋]クマムシの大旅行:Mogle MJ, Kimball SA, Miller WR, McKown RD. (2018) Evidence of avian-mediated long distance dispersal in American tardigrades. PeerJ 6:e5035.
◆午前10時の外気温は20.5度.昨日よりも格段に涼しいはずなのに,居室は窓を全開放してもなお27.5度どまり.2階の事務室あたりは涼気が吹き抜けて快適なのに,最上階だけ熱気が淀んでいる.環境悪し.
◆午後になって雨は小止みに.午後1時の気温はなんと19.4度.さすがに全館空調なしでも扇風機さえぶん回せば許容範囲の居住性.積み上がった新着本の整理がやっと終わった.
◆[欹耳袋]PAUP* (* Phylogenetic Analysis Using PAUP) の公式ページが新しくなった.
◆午後の┣┣" 撃ち —— 不可避┣┣" さまのお相手をしている.夕方,とりあえず報告事項を記入したので,週明けにお帰りいただこう.
◆北東風が吹き始めた朝から気温はずーーっと単調に下がり続け,午後7時には18.5度になった.湿っぽく涼しい夜.いつものように蒸し暑かったらけっしてつくらなかったにちがいない温かい夕餉を厨房でせっせとしこんでいる.今宵の夕餉は牛スネ肉のハンガリー風シチュー「グヤーシュ(ペルケルト)」を中心に.ブダペスト直送の粉末パプリカ(甘口)をいただいたので,ここぞとばかりに大量投入し真っ赤なグヤーシュができあがった.
【食材】牛スネ肉シチュー用(600g)・たまねぎ(大1個)・赤パプリカ(小3個)・完熟トマト(3個)・にんじん(大1本)・セロリ(1本)・ジャガイモ(3個)・ラタトゥイユやカレーなどの冷凍保存ソース(適量)・ラード(50g)・にんにく(3片)【香辛料】甘口パプリカ粉末(大さじ4)・ローリエ(3枚)・クミンシード(小さじ1)・岩塩(適量)・黒胡椒(10粒).
徹底的に “赤” にこだわるためには,香辛料のパプリカを新鮮なうちに大量に使い切らないと.コルシカ島のスキアカレッロ種の赤ワイン Clos Fornelli の〈La Robe d'Ange Rouge[AOP Corse]〉とともに.意外に軽めの赤ワインだが,濃厚なグヤーシュには合うかもしれない.
レシピ → het dagelijkse keukenleven「牛スネ肉のグヤーシュ」※このレシピはクックパッド送りにはできないな.
◆[欹耳袋]「グヤーシュ」と「ペルケルト」とのちがいについて:辻仁成「ハンガリーの家庭料理を旅する」(2018年5月12日).
◆週末は天候回復との予報.それとともに暑い夏も戻ってくるらしい.
◇本日の総歩数=4,617歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.90kg(−0.70kg) / 28.3%(+0.7%)
◆午前5時過ぎ起床.本降りの雨.気温24.4度.南風強し.午前8時,雨は止み空は明るくなってきたが,蒸し暑い熱気が渦巻いている.午前中は年休にしておいてよかった.午後からは本郷定例お座敷です.
◆【天王台関連】「課題レポートの提出にあたって,とくにマークダウン(Rmd)で提出される場合には,文字化けなど不測の “フシアワセ” が憑依しないよう,Rmdファイル本体ではなく,出力されたhtmlまたはpdfあるいはdocxファイルとして提出してください」— manaba コースニュース投稿.やっぱり, “糸玉” ではなく,ちゃんと “knit” された「服」を見ないことにはね.
◆午前10時の気温は27.8度.南風とともに小雨がさらさらと降っている.湿度が高すぎて本郷に出撃する意欲と気力がぜんぜん湧かない.梅雨明けしてしまってあとになって,ようやく梅雨らしい蒸し暑さに包まれている.
◆バクハツ物が大阪から届いた.とてもキケンなので即座に氷温室に安置した.どうもありがとうございました.
◆[欹耳袋]日本心理学会第82回大会(→ プログラム)のシンポジウム〈ベイズ統計をどう教えていくべきか(2):頻度主義統計とベイズ統計の棲み分けの可能性〉2018年9月25日(火)15:30〜17:30@仙台国際センターに登壇決定.杜の都でぶいぶい言わすしかない.
【指定討論者】渡邊芳之(帯広畜産大学)・山田剛史(岡山大学)【企画】広田すみれ・山田剛史【司会】広田すみれ.
◆午後1時,つくば駅.小雨.気温26.5度.蒸し暑い本郷出撃の昼下がり.午後2時,小雨に濡れる本郷通り.気温26.1度.湿度88%.都内も蒸し暑すぎる.理学部2号館に逃げ込んでも廊下は耐え難い不快さ.教室以外どこにも逃げ場がないねえ.
◆今宵の夕餉は「いさきのアクアパッツァ」が食卓に登場した.アクアパッツァは要するに “煮魚” なので,時間も手間もかからない割には見栄えがとてもいい.【食材】いさき(2尾)・活あさり(20個)・にんにく(3片)・アンチョビ(3枚)・ドライトマト(10個)・塩漬けケッパー(20個)・ブラックオリーブ実(10個)・白ワイン(300cc)・水(600cc)・オリーヴオイル(100cc)【調味料】イタリアンパセリ(適量)・タイム(1枝)・岩塩(適量)・胡椒(適量).
レシピ → het dagelijkse keukenleven「いさきのアクアパッツァ」|クックパッド「いさきのアクアパッツァ」.
◆明日は四日ぶりの観音台.雨が降り続くとの予報.
◇本日の総歩数=8,032歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.60kg(−0.25kg) / 27.6%(−0.1%)
◆午前5時半起床.曇り.気温25.2度.
◆天王台お座敷(二日目) —— 午前8時前の筑波大学出撃バスに乗り込み,大学会館前で下車.曇り.午前8時の気温は26.9度.夏の日差しがないので昨日よりもはるかにしのぎやすい.しかし,湿気があってかなり蒸し暑い.大学会館前の斜面に立つ嘉納治五郎翁.
◆正午の気温29.6度.真夏日ラインに届かない昼休み.
◆[欹耳袋]macOS High Sierra にしてからのことだろうか,R のパッケージを更新しようとするたびに「ライブラリーに書き込めへんけどどーする?」という警告が出始めて,しばらく放置していたが,いつまで経ってもやっぱり書き込めへんので,一念発起して問題解決を図った.
要するに,管理者ユーザーであるだけではダメで,究極の全能パワーをもつ「ルートユーザー」に変身しないと根本的解決にはならないらしい.そこで,アップルによる指南記事「Mac でルートユーザを有効にする方法やルートパスワードを変更する方法」を見ながら登攀開始.やるべきことは,ルートユーザーの新アカウントを創設して,R のパッケージ更新を実行すればいいだけ(問題なく更新できた).
しかし,いかにもキケンな香りが漂うルートユーザーのアカウントを野放しにしておいてはタイヘンなので,やることやったら速攻で「ルートユーザーを無効にする」ボタンを押し絶対零度封じ込めた.パッケージの更新ごとに, “けだもの” を野に放つ “儀式” を繰り返すのかと思うといささか気が重くなるのだが.
◆今日の最高気温は30.7度だった.南風が強い夕暮れ.明日は本郷の定例お座敷.今週は連日の高座である.
◇本日の総歩数=4,459歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.85kg(+0.60kg) / 27.7%(−1.2%)
◆午前5時前起床.晴れ.気温23.6度.天王台出撃の装備品を確認する.
◆[統計思考の世界]アマゾン書評(Kosugitti)「全体をうまく見据えている感じがします」(2018年7月2日)
◆天王台お座敷(初日) —— 午前8時過ぎ,筑波大学循環バス(右回り)に乗って大学会館前着.あっつ〜.気温は早くも28.8度.開館時刻の8:20を待って,学術情報メディアセンターへ.室内には実習用パソコンが所狭しと林立していた.今日と明日の二日間はここで筑波大学生物学類集中講義「数理生物学 I」を担当することになる.7.5時間×2日=15時間.
◆学会懇親会でしか入ったことのない学内レストランでランチ.気温はすでに32.1度と昨日並みの暑さになっている.涼しいPC実習室にてひとやすみ.
◆午後6時過ぎ,つくばセンターの〈三浦飲食堂〉にて懇親会.とてもたくさん食べて,とてもたくさん呑んだ気がする._・) 。oO (ビアグラスの向こうから「内田俊郎ゴッドファーザー説」と「藤井宏一フリーダム逸話集」が聞こえてきた気がする
◆よろよろ帰宅.明日も続く天王台お座敷.
◇本日の総歩数=5,599歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 86.26kg(−0.05kg) / 28.9%(+1.0%)
◆午前4時半起床.晴れ.日の出.朝日が強烈.気温21.9度.観音台.午前8時の気温は28.4度.週末ずっと締め切られていた居室は30.0度.しかし,ここであわてて窓を全開放すると痛い目に遭うので,全館空調稼働までじっとガマンするしかない.午前8:20に全館空調稼働.
◆午前の┣┣" 撃ち —— 明日からの天王台お座敷に向けて,Windows 10 on Parallels Desktop を起動する.高座の真っ最中に「更新の祭典」が始まった日には目も当てられない.
◆午前11時.窓越しにこわごわ覗く外はカンカン照り.気温はすでに32.5度まで上がっている.「こんな真夏日の昼休み歩き読み徘徊は自粛せよ」との自分会議での緊急動議が提出され満場一致で可決された.正午の気温は32.6度.ひっそりと過ごす昼休みの涼しい居室にて届いたばかりの(紙の) Systematic Biology 誌の最新号(vol. 67, no. 3)をパラ見している.ベイズ系統学は「まあ頑張って登ってくださいな」って感じだが,系統ネットワークの方がはるかに生還率が低そうで(ワタクシ的には)震え上がっている.
◆午後の┣┣" 撃ち【天王台関連】 —— 労働条件通知書だの振込依頼書だの「私の番号よこせ」連絡だの,明日からの出張お座敷のための書類一式が観音台にやっと届いた.同じつくば市内であっても北極と南極くらい遠く隔たっている.「手書きメールアドレスにはふりがなを付けよ」というイミフな指示は華麗にスルー.同じ国公立大学であっても,非常勤講師(大学院)の給料には大きな差があり,時給換算で5,000円未満の大学もあれば,10,000円近い大学もある.他方,私立大学(学部)だと,ワタクシの限られた経験では,毎月4回出講しても月額30,000円に満たないのがごくふつう.ツクバ大学は意外なほどこきつka...(銃声./実習用のファイル類を詰め込んだUSBメモリーを用意する.配布ファイル類,教材一式,レポート課題などお座敷に持ち込む小物類はすべて準備完了.気をつけるべきポイントは天王台で迷子にならないことだけ.ツクバ大学は舐めてかかると即座に “遭難” するコワい場所.そして,明日の夜はつくばセンターでビール三昧だ.
◆半夏生の夜.最高気温33.1度の真夏の暑さにへばらないためには,具をしっかり満載したきりきり冷たい冷やし中華と〈山本〉の純米吟醸「ドキドキ」の酸味デュオでキメるしかない.
◆明日はバスに乗って天王台へ出撃する予定.真夏日との予報なので体力温存が肝心だ.
◇本日の総歩数=4,366歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.30kg(−0.15kg) / 27.9%(0.0%)
◆午前4時過ぎ起床.晴れ.夜明け前の朝焼けがみごとだった.気温25.0度の熱帯夜.月初めの┣┣" である月例アナウンス送信.Happy New Brewery Year!
◆[蒐書日誌]三浦麻子・岡田謙介・清水裕士(編)『統計革命』(2018年7月刊行予定,心理学評論刊行会[心理学評論・第61巻1号],京都, ISSN:0386-1058 → 版元ページ|公開サイト).
◆日曜の┣┣" 撃ち —— マンション理事会 9:00〜13:00.
◆[蒐書日誌]ジェームズ・フランクリン[南條郁子訳]『「蓋然性」の探求:古代の推論術から確率論の誕生まで』(2018年5月15日刊行,みすず書房,東京, viii+609+88 pp.[付表1葉], 本体価格6,300円, ISBN:978-4-622-08687-1 → 版元ページ)の第7章後半部では,文書の真贋をめぐる蓋然性の論議に中世人文主義者たちが大挙して登場する.ある文書が本物かそれとも偽物か,あまたの異本群の中から “もっとも真実に近い” 文書を発見するにはどうすればいいのか,という問題は,“下位科学” よりも下の歴史学のさらに下に位置づけられる文書校訂(本文批判)が取り組まねばならない蓋然性の問題だった.この文書校訂に関わった中世人文主義者として,本章ではロレンツォ・ヴァッラ,アンジェロ・ポリツァーノ,そしてヨセフス・スカリゲルが大活躍する.
この章で参考文献として引用されている:アンソニー・グラフトン[ヒロ・ヒライ監訳・解題/福西亮輔訳]『テクストの擁護者たち:近代ヨーロッパにおける人文学の誕生』 (2015年8月25日刊行,勁草書房[bibliotheca hermetica 叢書],東京, viii+470+xli pp., 本体価格7,500円, ISBN:978-4-326-14828-8 → 目次|版元ページ)をこの機会にもう一度ひもとくしかない.
◆クックパッドの過去の投稿レシピを見ると,「手間いらず」とか「超簡単」という単語が入っているとアクセス数が急増することは確かだ.だから,昨夜公開した二つのレシピのうち,はるかに手のかかる「牛ランプ肉のシュニッツェル」よりも,厨房放置ですむ「新たまねぎの丸焼き」の方が注目されるとしてもフシギではない.ワタクシにとってのクックパッドは自分用料理メモの「アウトプット」先ではあっても,そこから何かの情報を「インプット」するソースではない(クックパッドでは自分のレシピ以外を検索することはない).自分用のメモがどこかの誰かのお役に立てばそれは “望外の喜び” だ.
◆今日の最高気温は32.7度.まったく外に出ない日曜だった.今月は出張お座敷が毎週のようにあるので,高座の準備をさくさく進めないと.
◇本日の総歩数=847歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.45kg(+0.25kg) / 27.9%(−1.0%)