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日録2017年11月 


30 november 2017(木)※天気は一転冷たい雨に

◆午前4時半起床.気温8.9度.うすら寒い曇り空の観音台に北風が吹く.午前7時の気温は10.2度.今日はほとんど朝のままの寒さが続くとの予報.

◆[欹耳袋]engadgetjp「アップル、macOS High Sierraの「パスワードなしで管理者ログイン」バグを修正。自動アップデートで配布」(2017年11月30日)※「セキュリティアップデート2017-001」が速攻でつくばに降臨され,邪悪な穴を塞いでくれた:「17B48」→「17B1003」.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 「手慣れた┣┣" 撃ち」とは喜ぶべきか否か.

◆昼休み.雨.今日は徘徊なし.

◆本日の執筆進捗 —— いよいよ大詰め.残るは第5章のみ.

  • [つくば]エピローグ3,231字だん.これでエピローグはおしまい.計16,830字. posted at 13:43:46

◆小雨がときどき降る夕暮れ時.気温はすでに7.4度まで下がって,じわじわと染み入る寒さになってきた.今宵は〈玉川〉24BY自然仕込み純米酒(山廃)「Vintage」長期熟成酒を抜栓.寒い夜は燗酒天国.明日から師走.終わりの始まり.

◇本日の総歩数=4,147歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 89.90kg(−0.20kg) / 30.4%(−0.3%)


29 november 2017(水)※小春日和の陽気になり

◆午前5時半起床.気温4.7度.霧筑波.いきなり立ち込めてきた.霧の向こう側から朝日が昇る観音台.午前8時の気温は4.9度.

◆午前の┣┣" 撃ち —— みすず書房から毎年恒例の「読書アンケート」原稿依頼が届いた.一年の終わりの始まりを実感するとき./改訂原稿一件メール送信./Adobe Connect につないだぜ.しかし,ログインしたものの “お代官様” がまだ御出座されていないみたいな…….マジでこれ羽田空港ターミナルから観音台につなぐつもりか?(実感なし)/あ,定刻の11時だ./じっと待ち続けること一時間.やっとつながったと思ったら正午だった.

◆青空に点々と雲が浮かぶ昼休みは気温が17度に近づく暖かさ.ロングコース徘徊.歩き読み本:吉田元『江戸の酒:つくる・売る・味わう』(2016年12月16日刊行,岩波書店[岩波現代文庫・学術356],東京, viii+257 pp., 本体価格1,080円, ISBN:978-4-00-600356-2 → 版元ページ)を読み進む.「柱焼酎」や「笊籬採り」など江戸時代の酒造りの技法の解説.

◆午後の┣┣" 撃ち —— Adobe Connect によるウェブ会議の事前設定と作動確認はOK.こんなに簡単にできるなら,わざわざ物理的に移動して一堂に会する必要ないじゃん./中課題検討会資料の修正.図版の差し替えとキャプションの追加./ま,年末らしい一日だったわな.

◇本日の総歩数=12,032歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.10kg(−0.35kg) / 30.7%(+0.4%)


28 november 2017(火)※また原稿書きの本務へ

◆午前5時半起床.気温8.7度.曇り空の観音台は冷え冷えしている.午前8時の気温は9.6度.今日は終日うすら寒いとの予報.

◆[欹耳袋]日本経済新聞「イオンつくば駅前店が撤退へ 中心市街地の空洞化懸念」(2017年11月28日)※「西武の跡地は依然として後継テナントは未定のままだ。イオンも撤退した後、同施設に住民の利便性を高められるようなテナントを誘致できるかどうか」— 予想してはいたが.

◆午前の┣┣" 撃ち —— プロジェクト・リーダー,容赦なし……./こまごまと┣┣" がやってきては去っていく.

◆薄曇りの昼休みはロングコース徘徊.気温は14.2度まで上がり,徘徊日和となった.本日から新しい歩き読み本:吉田元『江戸の酒:つくる・売る・味わう』(2016年12月16日刊行,岩波書店[岩波現代文庫・学術356],東京, viii+257 pp., 本体価格1,080円, ISBN:978-4-00-600356-2 → 版元ページ)※第1章「花の田舎の酒——京都の近世酒づくり」読了.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]まえがき805字加筆だん. posted at 09:20:29
  • [つくば]エビローグ6,284字だん. posted at 16:39:48

◆明日はウェブ会議の接続設定があるとのこと.羽田空港から中課題検討会にリモート参加ですかそうですか.

◇本日の総歩数=10,236歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.45kg(+0.30kg) / 30.3%(−0.6%)


27 november 2017(月)※〆切様が大挙して来筑

◆午前5時半起床.夜明け前.晴れ.気温8.0度.朝日がまぶしい観音台.明け方の冷え込みはたいしたことなかったが,その後ぜんぜん暖かくならない.午前8時の気温は8.8度.乾いた北風が冷たい.

◆[蒐書日誌]いただきもの2冊(どうもありがとうございます) —— 山本貴光『文学問題(F+f)+』(2017年12月8日刊行,幻戯書房,東京, 539+50 pp., 本体価格3,600円, ISBN:978-4-86488-135-7 → 版元トップページ)※附録の山本貴光『メイキング・オブ・文学問題(F+f)+』(非売品, 31 pp.)もいただきました./渡辺正峰『脳の意識 機械の意識:脳神経科学の挑戦』(2017年11月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2460]東京, xiv+317 pp., ISBN:978-4-12-102460-2 → 版元ページ

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今月末までの〆切様が睨みをきかせていた別件原稿ふたつ(11,767字&4,002字)を朝イチで仕上げ,それぞれメール送信.いくつかの本の原稿書きの傍ら仕事だが,互いに内容的に関連していたので,さながら「並行複醗酵」のように効率的に書き上げられたのは幸いだった.

◆薄曇りの昼休み.正午の気温は12.7度.北風がやや冷たいがロングコース徘徊だん.歩き読み本:上原浩『純米酒:匠の技と伝統』(2015年3月25日刊行,角川学芸出版[角川ソフィア文庫・19095],東京,334 pp., ISBN:978-4-04-409480-5 → 版元ページ)読了.最初から最後まで読み応えのある良書だった.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 師走の吹田で開催される日本歴史言語学会での高座紙芝居を事務局にメール送信./犬山に登城せよとの白羽の矢が観音台に./来週,せっかく中課題検討会をブッチして極楽の別府温泉に飛ぼうとしたら,チもナミダもないプロジェクトリーダーから「羽田空港第2ターミナルからスカイプで会議参加できるでしょ」との無慈悲な通告あり.オニですかそうですか.

◆日に日に早くなる日暮れ.今日はいささか書きすぎたのでそろそろ撤収タイム.

◇本日の総歩数=11,504歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.15kg(−0.05kg) / 30.9%(0.0%)


26 november 2017(日)※今日も観音台にて監禁

◆午前5時半起床.夜明け前の星空.気温1.3度.師走のカレンダーを記入した.今年ももうおしまいだ〜 おしまいだ〜

◆日曜にもかかわらず,観音台.予報では暖かくなるはずだが,午前10時の気温は9.9度と昨日よりも低い.乾燥した晴天の農林団地は人気もなく静まりかえっている.本日も自主的執筆活動日.

◆昼間の最高気温は17.3度まで上がり,南風が寒さを感じさせなかった.観音台自主幽閉から解放され帰宅.

◆柚子のグリューワイン —— こう寒くなってくると,いつもの和物の燗酒だけではなく,たまにはあたたかいホットワインも善きかな.無農薬のオレンジがなかなか手にはいらないので,今が旬の柚子を使ってみた.【食材】赤ワイン(1本※酸化防止剤無添加)・ゆず(1個※無農薬)・紅玉りんご(1個※無農薬)【調味料】グラニュー糖(大さじ3)・はちみつ(大さじ1)【香辛料】シナモン(スティック1本)・カルダモン(ホール1粒)・クローブ(ホール5粒)

  1. 赤ワインを蓋付き鍋に注ぎ,グラニュー糖とはちみつを加えたのち,弱火で加熱する.
  2. 柚子は皮ごと輪切りスライス,紅玉りんごは皮を向いてから串切りにして,1 の鍋に投入する.
  3. 香辛料類をすべて投入したのち,弱火で加熱し続けて,湯気が立ったら完成.

ポイントはアルコール分が飛んでしまわないように「けっして沸騰させない」こと.また,柚子は酸味が強いので入れすぎない方がいいかもしれない.残った紅玉りんごはカレーなどに加えて煮潰せばむだにならない.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]まえがき4,416字で書き終わり. posted at 14:51:25

◆霜月の月末は諸方面から〆切様(複数)がにじり寄ってくる.

◇本日の総歩数=2,266歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.20kg(−0.20kg) / 30.9%(+0.3%)


25 november 2017(土)※きりりと冷え込む週末

◆午前6時過ぎ起床.晴れ.気温は氷点下0.9度.きりっと爽やかな青空の週末はひさしぶりに「極厚たまごサンド」が朝餉の食卓に上った.この一切れで卵1.5個分なので,ひとつでもう十分.レシピ → クックパッド「木屋町〈コロナ〉風の玉子サンド

◆[蒐書日誌]カミュの書簡集 —— Béatrice Vaillant (ed.) 『Albert Camus, Maria Casarès – Correspondance (1944-1959)』(2017年10月刊行, Gallimard[Collection Blanche], Paris, 1,312 pp., ISBN:9782072746161 → 版元ページ)2017. . Gallimard http://www.gallimard.fr/Catalogue/GALLIMARD/Blanche/Correspondance65… ※なんと 1,312 ページもあるらしい.カミュの娘 Catherine Camus が序文を寄稿している.Cf: 時事ドットコム「カミュのラブレター公表=長年の愛人に「あなたなしでは」」(2017年11月11日)|ル・モンド紙の記事:「Albert Camus et Maria Casarès, l’amour fou」(2017年11月8日).

◆〈コーヒー・ファクトリー〉にて珈琲豆をゲットしたのち,観音台へ.朝からよく晴れ上がった農林団地は湿度が低くてぴりぴりする.午前10時の気温は11.0度.原稿を書きまくる週末.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]あとがき5,874字だん.第5章もエピローグも終わっていないのに.あとがきが先に書き上がってしまった. posted at 15:31:37

◆明日も続くよ,執筆生活.

◇本日の総歩数=4,167歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.40kg(−0.20kg) / 30.6%(−0.2%)


24 november 2017(金)※飛び石勤務する金曜日

◆午前5時半起床.気温4.7度.薄雲が広がる観音台はときおり小雨がぱらつく寒々しい朝を迎えている.早朝の最低気温は2.5度.午前7時の気温は3.9度.飛び石勤務日の今日も農林団地につながれる.

◆[欹耳袋]連載〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸〉の第3回記事「データのふるまいをモデル化する」が公開されました.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 中課題検討会関連ファイル群が局所的に激しく飛び交う農環研./中課題検討会配布資料のコンテンツ案を放流.

◆朝のうちの雲はすっかり消え去ってすっきり青空の昼休み.正午の気温は13.2度.北風はやや冷たいが,日差しは暖かい.歩き読み:上原浩『純米酒:匠の技と伝統』(2015年3月25日刊行,角川学芸出版[角川ソフィア文庫・19095],東京,334 pp., ISBN:978-4-04-409480-5 → 版元ページ).酒造り特有の用語がとても多いので巻末索引がほしいな.

◆午後の┣┣" 撃ち —— サッポロ春座敷の日時が決まったそうなので,すかさず「足」の変更.「宿」はすでに確保済み.初日開催とは意外だ.二日目以降はパラダイス!

◆今宵は大根の菜飯をつくってみた.これからの季節は大根がうまくなるが,地下だけではなく地上部も美味なり.【食材】大根の葉(大根1本分)・岩塩(小さじ3)・炒り胡麻(適量)・食塩(小さじ1).

  1. 大鍋でお湯を沸かし,沸騰したら小さじ1の食塩とともに大根の葉を投入して,2分間茹でる.
  2. 冷水で冷やしたのち,よく絞ってから5mmサイズに刻む.
  3. 2 をボウルに入れて岩塩を投入しよく混ぜる.その後,みじん切りにする.
  4. 白ご飯をふつうに炊いて,炊き上がったら粗熱が取れるのを待って,3 を混ぜ込む.
  5. 炒り胡麻をトッピングしてから食卓へ.

大根菜は彩りがイノチなので,茹ですぎないように.また,炊きたてのご飯に混ぜ込まないように.器は笠間・ 向山窯の長嶺憲幸作.飯碗の真っ白な色合いに大根菜の緑色が映える.

◇本日の総歩数=10,279歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.60kg(0.00kg) / 30.8%(−0.8%)


23 november 2017(木)※雨に濡れるみなし休日

◆午前6時半のろのろ起床.雨.気温6.7度.

◆幸運なことに,クックパッドの〈レシピ投稿キャンペーン〉でアタリをゲット,景品の焼肉のタレ(十和田市・上北農産加工「スタミナ源たれ」)が本日自宅に届きました.ありがとうありがとう〜.また,レシピをアップしますねー.

◆お昼前の観音台.何の情緒もなくただ降り続く雨.午前11時の気温は9.0度.「感謝して労働する日」の館内はもの音も人気もなく冷え冷えとしている.午後,しだいに天候回復.日差しが戻ってきたが,館内に幽閉されているのでどうでもいいっす.

◆本日の執筆進捗 —— 雨が降っても書いてます.

  • [つくば]第4章1,656字加筆だん. posted at 15:31:58
  • [つくば]あとがき526字だん.夕焼けの空を眺めながら撤収だ. posted at 16:42:31

◆[欹耳袋]GIZMODO「ありもしない架空の論文が、何百ものサイエンス系記事に引用されている」(2017年11月22日) … ※「J Sci. Commun.(=Journal of Science Communication)」は実在する雑誌なので,バックナンバーの巻号とページを確認すればすぐ足がつく.

◆明日は飛び石勤務日である.

◇本日の総歩数=3,828歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.60kg(−0.30kg) / 30.9%(+0.1%)


22 november 2017(水)※天気はしだいに下り坂

◆午前5時半起床.夜中の気温は氷点下2.2度まで下がっていた.今は氷点下0.3度.寒い朝が続く.観音台.寒々しい初冬の朝の農林団地.午前8時の気温は1.9度.乾いた青空に雲が点々とまだらに散らばっている.

◆[欹耳袋]連載記事〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸〉の第1回「データ解析の第一歩は計算ではない」に続き,第2回「データの位置とばらつきを可視化しよう」が公開されました.

◆正午の気温10.0度.穏やかに晴れた昼休みはロングコース徘徊.歩き読み本:上原浩『純米酒:匠の技と伝統』(2015年3月25日刊行,角川学芸出版[角川ソフィア文庫・19095],東京,334 pp., ISBN:978-4-04-409480-5 → 版元ページ)の「蒸し米」まで読了.

◆[欹耳袋]雑誌の略記様式(ISO 4) —— ISO 4: Information and documentation – Rules for the abbreviation of title words and titles of publications [pdf] ※雑誌名の略記様式に関するISO基準.この ISO 4 に準拠した雑誌名の略記リスト:ISSN-LTWA: List of Title Word Abbreviations が公開されている.ワタクシが本を書くときには,文献リストの学術誌名称は略さずにそのまま正式名称を書くことにしている.たとえ「PNAS」が業界内で通じる略記であっても,文献リストには「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America」と書く.現代の英語圏の雑誌ならば誌名を略記してもそれほど問題にはならないかもしれないが,非英語圏だったり昔の雑誌バックナンバーだったりすると,誌名を略されるとぜんぜん元文献にたどり着けないこともある.検索に引っかからない場合も少なくない.自分のためにも他の読者のためにも誌名略記はしないように心がけている.とりわけ用心しないといけないのは,昔の有名な文献であって,現在もよく引用されるけど,明らかに原典を見ないで “孫引き” ですませているケース.写本系譜とまったく同じ伝承プロセスが作用し,「棒の手紙」や「チュブリラ本」みたいな誌名の転記ミスが子々孫々にわたって続くことがあるから.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]エピローグ3,033字だん.第5章を飛び越えてしまった…… posted at 16:44:25

◆予報通り,夕方からは雨が降り出した.

◇本日の総歩数=11,337歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.90kg(−0.25kg) / 30.8%(+0.2%)


21 november 2017(火)※暖房しまくる夜明け前

◆午前5時過ぎ起床.今朝も氷点下0.9度まで冷え込んでいる.冬晴れ観音台は朝日がまぶしい.午前8時の気温は5.8度.空気は乾ききっているが,静電気が飛ぶほどではまだない.今日も農林団地に終日実在する.

◆午前の┣┣" 撃ち —— お昼前,全館暖房稼働オン.

◆[蒐書日誌]Joseph Henry Woodger『Biology and Language: An Introduction to the Methodology of the Biological Sciences including Medicine — The Tarner Lectures 1949–50』(1952年刊行, Cambridge University Prese, Cambridge, xiv+364 pp. → 目次)※内容的には生物学の公理論的方法について論じた前著:Joseph H. Woodger『The Axiomatic Method in Biology, with Appendices by A. Tarski and W. F. Floyd』(1937年刊行, Cambridge University Press, Cambridge, x+174pp. → 目次)の内容を一般向けに書きおろしたもの.全体は三部構成で,Part I は総論,Part II は遺伝学への適用,そして Part III は神経学・医学への適用である.本書のもとになった連続講演〈The Tarner Lectures〉はケンブリッジのトリニティー・カレッジで一世紀前から現在もなお続く公開講演会である.しかし,「一般向け」とはいえ,いたるところに論理式が散らばっている本書はそうとう手強いと思う.ウッジャー教授の連続講義を当時の聴衆はいったいどのように聴いていたのだろうか.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 別件本のプロローグとエピローグのゲラ読み.

◆本日の執筆進捗 —— 新たな岩棚に到達したのでビバーク.

  • [つくば]第4章1,576字だん.以上をもって第4章は計48,828字でおしまい. posted at 12:28:29
  • [つくば]ここまでの累計:1016.70枚×400字. posted at 12:32:17

残すところあと1章.このオーバーハングを登攀しないことには頂上制覇はできない.

◇本日の総歩数=6,382歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)=91.15 kg(0.0kg) / 30.6%(−0.1%)


20 november 2017(月)※氷点下の朝に鯖寿司を

◆午前5時半起床.今季初の氷点下の夜明け前.いまの最低気温はマイナス1.4度.寒いはず. きりきり冷え込む朝の食卓には〈末廣〉の鯖寿司一本が並ぶ.日持ちしいひんのですぐ食べるのが〈末廣〉の流儀. 昨日味わった熱々の蒸し寿司」といい,今朝の鯖寿司&穴子寿司といい,非日常の極みの美味.午前8時の気温はやっと2.6度.薄曇りの観音台は明け方の氷点下の冷え込みからまだ脱していない.足元暖房オン.今週はおとなしく農林団地住まいが続く.

◆午前の┣┣" 撃ち —— さるワルモノが栄転したとの連絡あり.すばらしい.ワルい人々はそれにふさわしい力をもつべきである.ワルくないワタクシは小課題検討会の資料づくりに勤しむのだった./朝からずっと足元暖房をオンにしているのにぜんぜん暖まらない.全館空調が入らないままだと凍死するかもしれない(その前に冬眠するぞ)./午前11時から小課題検討会.またあの季節がやってきた.

◆[思考の体系学]吉川浩満さんの書評:日本国家公務員労働組合連合会「KOKKO」第26号,2017年11月10日発行,堀之内出版,pp. 47-49.長文の書評,どうもありがとうございます.

◆午後の┣┣" 撃ち —— お昼休みをはさんで小課題検討会の再開.午後3時まで続いた.今週中に報告素材を提出するという新規┣┣" 1頭が出現した.外気温は午後2時過ぎの8.1度を最高に下がり始めている.真冬並み.

◆[蒐書日誌]図書館除籍本2冊着便 —— David L. Hull『Philosophy of Biological Science』(1974年刊行,Prentice-Hall [Foundations of Philosophy Series] , Englewood-Cliffs, x+148 pp., ISBN:0-13-663609-8 [pbk] → 目次)※ペーパーバック版をもっていたのだが,東日本大震災のときの書棚崩落で行方不明になってしまった.ふと思い立ってハードカバー版を古書でゲットした.ニューヨークの Pace University Library(Pace Plaza)の除籍本./John J. C. Smart『Philosophy and Scientific Realism』(1963年刊行, The Humanities Press[International Library of Philosophy and Scientific Method], New York, viii+160 pp. → 目次)※科学哲学の古典的教科書.United Theological Seminary of the Twin Cities Library の除籍本.時空的な “個物” を対象とする生物学に「理論」や「法則」はもともとありえないだろうとか先見の明すぎる(Chapter III).

◆午後10時過ぎ,外気温0.6度.またしても氷点下の真夜中がやってくるのか.

◇本日の総歩数=5,619歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.15kg(+0.20kg) / 30.7%(−0.3%)


19 november 2017(日)※北風の洛中ぶらり寺町

◆午前6時起床.外はまだ暗い.気温5.7度.朝食後に散歩がてら東寺を一回りしてきた.朝イチだと言うのにもう大きな観光バスが何台も連なっていた.

◆午前10時半にチェックアウト.無事に京都ミッションを終えこれで一安心.地下鉄に乗って寺町へ出てぶらぶら北上する.今日は初冬らしい青空が広がっているが,雲がかかるたびに冷たい雨が降りかかる. 満を持して〈末廣〉にて「蒸し寿司(上)」をいただく.勢いで持ち帰りの鯖寿司と穴子寿司も注文.その後,寺町通りを南下して,人の頭を見に錦通りへ.どこもかしこも昨日以上に大混雑していた.こんなに混んでたら商売どころではないんじゃないだろうか.そのまま京都駅へ直行する.

◆[蒐書日誌]車中読書本 —— 櫻井正一郎『京都学派 酔故伝』(2017年9月15日刊行,京都大学学術出版会[学術選書・083],京都, viii+415 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-8140-0115-6 → 目次 版元ページ)※第 I 部と第 II 部を読了.呑んだくれ軍団百態.

◆午後8時,つくば帰還.センター広場に雨の降ったあとが残っている.

◇本日の総歩数=23,309歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


18 november 2017(土)※雨上がり洛東紅葉狩り

◆午前6時起床.外はまだ暗い.気温5.7度.旅支度じたばた.

◆[欹耳袋]毎日新聞「日本の鉄道 20秒早い発車「謝罪?」 欧米で報道相次ぐ」(2017年11月17日)※つくばエクスプレス(TX)がいきなり世界デビューしてしまったのか.近鉄だって30秒遅れれば「ごめんなさい」するわなぁ.何と言っても「定刻発車」のお国柄だし.元ニュース:BBC News - Apology after Japanese train departs 20 seconds early|FoxNews - Japanese train line apologizes for departing seconds too early.そういえば十年あまり前にこんな本の書評を書いた:三戸祐子『定刻発車:日本社会に刷り込まれた鉄道のリズム』(2001年2月3日刊行,交通新聞社,ISBN:4-330-68301-6 → 書評・目次

◆午前7時半,つくば駅.曇り空.予報では雨になるとのこと.午前9時前,東京駅.都内も曇り.9:20発の新幹線に乗車.即座に満席になった.静岡あたりで雨が降り出したが,正午前に京都に着いたときには幸い雨上がり.しかし,気温は10度にも届かず寒い.

◆ホテルに荷物を預けてから行動開始.まずはひと駅離れた東福寺へ.ものすごい混雑ぶりで,紅葉の通天橋は満員電車のごとし.稲荷大社も千本鳥居のすれちがいに困るほど.南禅寺はもうどうしようもない人出で,人も車も密集していた.永観堂は夜の紅葉ライトアップの待ち客の列がとぐろ?を巻いていて早々に退散.紅葉シーズンの京都の “ソコヂカラ” をひさしぶりに実感した.今日の最高気温は12.6度どまりだった.

◆夜は寒風の吹き抜ける綾小路高倉の暗がりへ.日中に2万7千歩も歩いたのでもうふらふら.しかし,本番のミッションは明日である.

◇本日の総歩数=27,521歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 90.95kg(−0.30kg) / 31.0%(+0.1%)


17 november 2017(金)※寒風観音台の研修閉幕

◆午前5時半起床.夜明け前.気温2.7度.今朝の最低気温は午前6時半の0.8度.もちろん今季最低をまた更新.乾いた冬晴れの観音台は明け方の冷え込みがまだ残っている.午前8時の気温は6.2度.数理統計研修(応用編)は今日が最終日.空調がまだ入っていないらしい宿泊施設では明け方はさぞや寒かったのではないだろうか.

◆[欹耳袋]現代ビジネス「残酷な「遺伝の真実」あなたの努力はなぜ報われないのか」(2017年11月15日)※をを,ひさしぶりに安藤センセイのご尊顔を見たぞ(そこかっ).統計学の「分散」概念がいかにされにくいかを痛感する記事.みんな,統計学を勉強しなさいっ.

◆筑波事務所の銀杏並木が日に日に “ホネ” だけになって,青空がよく見通せる昼下がり.午後イチの統計研修質疑タイムをお勤めし,全研修日程が終わった.一週間あるいは二週間の出家修行者のみなさん,たいへんお疲れさまでした(社会復帰を祈念しております).午後の気温はやっと13.1度まで上がってきた.日差しあたたか,北風寒い.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]第4章1,300字だん. posted at 11:59:54
  • [つくば]第4章1,160字だん. posted at 16:45:35

◆プチ旅支度の夜.週末は雨になるとの予報.

◇本日の総歩数=4,315歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.25kg(−0.30kg) / 30.9%(+0.3%)


16 november 2017(木)※大台に乗って熱燗祝祭

◆午前5時半起床.晴れ.気温は3.4度まで下がり,寒すぎる朝.観音台.乾いた冬晴れの青空.北風が冷たい.午前7時の気温は4.9度.今日はうろうろせず,のうかんけんに実在します.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 数理統計研修の質問への回答を事務局にメール返信.明日でやっと統計研修の全日程が終わる.

◆昼休みはロングコース徘徊だん.正午の気温は14.4度.冷たい北風と暖かな日差し.歩き読み本:下川耿史『混浴と日本史』(2017年5月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・し-16-4],東京, 254 pp., ISBN:978-4-480-43448-7 → 版元ページ)読了.

◆本日の執筆進捗 —— 「大台」に乗りました.

  • [つくば]第4章1,715字だん. posted at 10:43:12

◆世の中の流行り物に逆らいまくって,今宵も〈日置桜〉八割搗き雄町純米濁酒を熱燗で.アテはひさしぶりの肉豆腐.豚ばら肉の脂の甘さが稲本豆腐店の木綿豆腐に染み込んで,こりゃまいう〜 【食材】豚ばら肉スライス(300g)・木綿豆腐(1丁)・白菜(1/4)・日本酒(100cc)・みりん(50cc)・濃口醤油(大さじ3)・砂糖(小さじ3).

  1. 白菜はざく切り,豆腐は適当に角切りにする.
  2. 土鍋に水1カップを火にかけ,白菜を投入する.
  3. 沸騰したら日本酒とみりんを加え,豚肉を投入する.あく取りはしてもしなくてもいい.
  4. 吹きこぼれる前に火を中火にして砂糖を加える.続いて醤油を投入する.
  5. 白菜と豚肉が煮えてきたら,豆腐を投入し,弱火でふつふつ一時間ほど煮続ける.
  6. 土鍋ごと食卓に運び,うつわに取り分ける.

—— やや甘めの味付けなので,七味唐辛子か黒七味をお好みで.

◆明朝は冷え込みが強まるらしい.

◇本日の総歩数=11,742歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.55kg(0.0kg) / 30.6%(−0.1%)


15 november 2017(水)※日差し暖かな本郷通り

◆午前4時半起床.霧筑波.夜明け前の観音台ピストン往復.出勤簿押印の “儀式” をすませたので,今日はもうフリーダム.気温7.2度.

◆[蒐書日誌]昔の生物学哲学本 —— Michael Ruse『The Philosophy of Biology』(1973年刊行, Hutchinson[Hutchinson University Library — Philosophy], London, 231 pp., ISBN:0-09-115221-6 → 目次).コピーしかもっていなかったので,思い立って原本をゲット.ルース先生の “若書き” である.

◆午前9時半,つくば駅.朝からずっと曇り空.午前9時の気温は10.4度.空気がひんやりしている.午前10時半,本郷三丁目交差点.雲間から青空がのぞく本郷通りをぶらぶら歩いて〈ルオー〉へ.都内の気温は13.5度.待ち合わせまでまだ時間があるので,しばし原稿を書きまくる.担当編集者との打合せ.プロローグとエピローグの初校ゲラを手渡される.再校ゲラが出揃うのは師走になるとのこと.その後の段取りを訊くと,来春に店頭に並べるようにしたいとの話.例の “The Big Book” もその頃に(きっと)出るだろうし,別件の監訳本も時期的にシンクロしそうの気配.さてさて,新刊がいっぺんにどさどさと何冊も書店に並ぶというのは喜ぶべきか否か.

◆〈ルオー〉を出てから,正午の都内の気温は15.3度.日差しが暖かくてとても快適.午後の専攻教員会議も早く快適に終わってほしい. 本郷通り沿いの古書店に立ち寄りながら北上し,弥生キャンパス着.東大構内の銀杏の色づき方はまだもう一歩という感じ.

◆午後1時,さて,専攻教員会議へ行かないと.本日の配布資料はなんとたった「169ページ」しかない.先月が260ページ,先々月が488ページだったことを思えば,ありえへん薄さである.ちょちょいのちょいで終わってね.

◆予想通り,午後3時過ぎに教員会議終了.さ,つくば直帰だ,と思ったが,根津で寄り道をして,〈芋甚〉から夕暮れの田舎しるこテロ.午後5時過ぎ,つくば着.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [本郷]第4章1,682字だん. posted at 12:37:54
  • [つくば]第4章1,014字だん. posted at 22:45:23

◆明日はおとなしく観音台に幽閉される.

◇本日の総歩数=9,910歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.55kg(+0.65kg) / 30.7%(−0.2%)


14 november 2017(火)※雨夜の収穫祭の炎と肉

◆午前5時半起床.曇り.気温10.9度.つくバス出勤の朝.雨上がりの観音台はひんやりしっとり.午前8時の気温は12.0度.今日は電農館お席亭から呼ばれていないのでのうかんけんに引きこもる.

◆[蒐書日誌]ふと思い立って,Karl R. Popper『Logik der Forschung: Zur erkenntnistheorie der modernen naturwissenschaft』(1935年刊行, Verlag von Julius Springer, Wien)の国内所蔵館を CiNii Books で調べたら,意外にも大学図書館5館が所蔵していた.エライぞ.古書で買えば20万円超だからね.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 常盤台の別件フォロー作業./恵比寿から┣┣" がご来室.Write more! /電話予約とネット予約.蒸し寿司〜/ほんでもって,別府湯けむり巡業の事前連絡とか.

◆[欹耳袋]羊土社の雑誌『実験医学』に2014年2月号から2015年4月号まで掲載されたワタクシの連載記事〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸〉は前に〈実験科学online〉で公開されていたが,このたび同社の新設サイト〈Smart Lab Life〉にて全コンテンツが再公開されることになった.とりあえず,第1回記事「データ解析の第一歩は計算ではない」が11月10日に掲載された.以後,全12記事が順次公開されることになる.

◆[欹耳袋]ShareWis「パワーポイントのスライドを使った授業が恐ろしくつまらない理由」(2017年8月27日)※「特に字がたくさん書いているスライドだったりすると、読むことに気を取られてしまって、先生の話す内容はついでに聞く」— スライドを読まずにすむような高座を.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]第4章1,506字だん. posted at 11:43:36
  • [つくば]第4章1,177字だん. posted at 16:54:27

◆夕闇が雨に濡れている.午後5時の気温は11.8度.今宵は業務棟にて毎年恒例の〈収穫祭〉が挙行されるのだが,炭水化物摂取で十分にあたたまるしかないだろーか.午後5時半から開始.炎が燃え上がり,焼きそばが宙を舞い,収穫祭特設バンドが唄う.小雨の中を帰宅.

◇本日の総歩数=5,320歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 90.90kg(−0.40kg) / 30.9%(0.0%)


13 november 2017(月)※またも電農館お座敷へ

◆午前5時半過ぎ起床.晴れ.最低気温は1.9度まで下がって,今季レコードをまたまた更新.寒すぎる夜明け前.朝日に照らされる観音台はまだ明け方の冷気が抜けていない.午前8時の気温は6.3度.今日から数理統計研修(応用編)のスタート.また電農館通いの日々が始まる.この寒さだと冷酒よりも燗酒にしないとダメだろうなとすでに夕刻の懇親会が気にかかる午前8時.

◆[欹耳袋]言語進化プロセス —— Nature | 言語変化における進化の駆動力を検出する | 9 November 2017.元論文:M. G. Newberry et al. Detecting evolutionary forces in language change. Nature 551, 223–226 (09 November 2017).Cf: Evolutionary forces in language change depend on selective pressure, but also on random chance

◆数理統計研修(応用編)初日 —— 午前10時過ぎ,電農館.気温は10.7度.北風が冷たい.では,PC実習室のお座敷へ上がるとしよう.数理統計研修(応用編)の受講生は30名弱.実習用PCはもちろん全員同一なので,個別のフシアワセは降臨しない(はず).Rcmdrをまずインストールしないと! 多変量解析概論を終え,穏やかな日和の昼下がりはフリーダム,ではなく,原稿書き.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]第4章1,434字だん. posted at 09:59:50
  • [つくば]第4章864字だん. posted at 17:05:13

◆夕方,〈日置桜〉27BY「穿」純米強力5割麹仕込か,それとも〈玉川〉24BY「VINTAGE」山廃純米自然仕込か,という難問が浮上.けっきょく,〈日置桜〉一升瓶の瓶燗をして懇親会へ出撃.午後8時前,本降りの雨の中をつくバス帰宅.

◇本日の総歩数=7,388歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.30kg(−0.5kg) / 30.9%(+0.7%)


12 november 2017(日)※冬晴れ日曜のカンヅメ

◆午前6時起床.晴れ.気温3.3度.寒〜

◆[蒐書日誌]『分類思考の世界』第5刷 —— まことにシアワセなことに拙著:三中信宏『分類思考の世界:なぜヒトは万物を「種」に分けるのか』(2009年9月20日第1刷刊行/2009年10月8日第2刷刊行/2009年12月3日第3刷刊行/2013年7月26日電子本刊行/2015年5月8日第4刷刊行,講談社[現代新書2014],本体価格800円(税込価格880円),328 pp.,ISBN:978-4-06-288014-5 → 目次コンパニオンサイト版元ページ残響録)は2年半ぶりに第5刷重版がかかりました.年末刊行なので,せっせと蟲捕りして編集部に返信メール.ついでにプロフィールも更新.長く長く読まれるのは書き手としてはシアワセ至極.ここ数年は絶え間なく本を書き続けているのだが,日本語で単著本を出せることを感謝しつつ今日も原稿を書いている.まずはこの本,つぎはその本,さらにあの本.

◆冬晴れ観音台.国道沿いのフウノキ街路樹は葉がほとんど散り果てている.午前10時の気温は12.3度.人気のない研究所にて今日も夕方までごそごそする.

◆本日の執筆進捗 ——

  • [つくば]第4章2,559字だん. posted at 14:53:43
  • [つくば]第4章1,013字だん. posted at 17:06:36

◆今日はそれなりによく書いたので,夕餉は “お水” でしっかりパワー充填.秋田醸造〈ゆきの美人〉純米吟醸「愛山」6号酵母を抜栓.かすかな微炭酸の風味とともに愛山の旨さが際立つ.こりゃあ速攻で売り切れるのもムリはない.肴は定番メニューである鶏手羽元の煮込みに半熟煮卵を追加して.

◆[蒐書日誌]アラン・デケイロス[柴田裕之・林美佐子訳]『サルは大西洋を渡った:奇跡的な航海が生んだ進化史』(2017年11月10日刊行,みすず書房,東京, 本体価格3,800円, ISBN:978-4-622-08649-9 → 版元ページ )※早くも紹介記事が出ている:HONZ「『サルは大西洋を渡った──奇跡的な航海が生んだ進化史』 大海原という障壁を越えて進出する生物たち」(2017年11月12日).原書の書評はこちら:三中信宏「Gary Was Not So Bad a Guy, or a Rape of History」(2016年1月26日).

◆明日からは数理統計研修(応用編).また電農館お勤めの日々が始まる.

◇本日の総歩数=2,297歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.80kg(+0.3kg) / 30.2%(−0.4%)


11 november 2017(土)※冬晴れの観音台に軟禁

◆午前6時半のっそり起床.晴れ.気温7.5度.

◆[欹耳袋]いきなり脚光を浴びまくるカマドウマ —— Togetter -「『カマドウマすごいぜ』やつは、植物種子の「運び屋」として活躍していた!~末次健司氏が研究を発表」※ワタクシ的にはカマドウマが毛嫌いされる理由がまったく理解できない.暗闇でピンピン飛び跳ねてかわいい./Togetter -「類縁関係のない3種の菌従属栄養植物が独立にカマドウマを種子散布者にしていた! (末次健司さんによる論文とその解説)」.

◆[蒐書日誌]『温泉批評・2017年秋冬号』(2017年10月16日発行,双葉社[双葉社スーパームック],東京,ISBN:978-4-575-45714-8 → 版元ページ全巻構成)※総力特集〈日帰り温泉ランキング〉.寒くなってきたのでそろそろ温泉シーズンの開幕だ.

◆青空が広がる観音台は,北風はやや冷たいものの,暖かな日差しが降り注ぐ.午前11時の気温は18.5度.夕方までひたすら書くのだ.

◆本日の執筆進捗 —— まだまだ低速すぎるぞ.

  • [つくば]第4章1,577字だん. posted at 17:04:00
  • [つくば]第4章1,016字だん. posted at 23:22:51

◇本日の総歩数=3,000歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.50kg(−0.85kg) / 30.6%(−0.6%)


10 november 2017(金)※神宮外苑前のお座敷へ

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.観音台ピストン往復→出勤簿ハンコ→フリーダム,という夜明け前の儀式を終えた.いまの最低気温は2.3度.今季最低を更新.

◆[欹耳袋]本日のお座敷 —— UMTP〈Modeling Forum 2017〉@青山テピア.ワタクシの高座は基調講演「分類学と系統学:ダイアグラム論から見たデータ可視化の歴史と展望」と技術講演「統計学におけるモデルの役割について:直感・説明・検証」のふたつ.

◆午前8時半,つくば駅.乾いた晴天.午前8時の気温は7.6度.神宮外苑への出撃.TX車中にて,統計研修の質問票への回答5件を返信.外苑前で地上に出て,秩父宮ラグビー場を通り過ぎ,青山テピア着.講演会場を見わたしたかぎりでは,ほどほどの強度のドレスコードがあるようだ.午前の高座をお勤めして,昼休み.そして,昼食後,午後の二つ目の高座に臨む.

◆[欹耳袋]アノ「p値」論文がいつの間にか出ていた —— Nature Human Behaviour | 70 authors. Redefine statistical significance. ※はたしてp値は「0.05」から「0.005」になるのか(やめて〜)

◆午後,二つ目の高座を終えて,別室にて「モデルベース思考法ワークショップ」へ.駒場の吉田塁さんが演者&モデレーター.アクティヴ・ラーニング.さらに,レトロスペクティヴという名の総合討論にも参加.今日は朝からずっと出ずっぱりだ.午後6時,別室にて懇親会を健全に終え,何事もなくつくば帰還.午後9時帰宅とは健康的すぎる.

◇本日の総歩数=9,561歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.35kg(+0.35kg) / 31.2%(+0.4%)


9 november 2017(木)※今日も電農館出勤の朝

◆午前5時半起床.晴れ.気温8.5度.午前8時半,電農館へ.今日はすっきり青空が広がっている.午前8時の気温は14.1度.北西の風.mac OS High Sierra 10.13.1 のアップデートがいま終わったところ.ひやひやもの.今日は終日R鍛錬の日.午前中の実習を担当する.

◆[欹耳袋]「日本歴史言語学会2017年大会 開催案内・大会プログラム・お知らせ」(2017年11月8日) [pdf] ※大会シンポジウム〈言語系統論の過去(これまで)と未来(これから)」〉に登壇します.

◆正午過ぎ,R演習(午前の部)を終え,よろよろと帰還.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 統計研修の質問への回答を事務局に送信./長年,Rcmdr 上で TukeyHSD 検定を使ってきたが,一元配置ではなく複数要因を含む場合は,モデルを手動で書き換えて実行しなければならないことを,今日はじめて指摘された.確かにその通りだったので,R租界にもその旨掲示した.

◆[欹耳袋]読売新聞「著名教授が学生に馬乗り、「死ね」と首絞め罰金」(2017年11月9日)_・) 。oO (酒乱はアカン)

◆明日は都内出撃である.

◇本日の総歩数=5,741歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 92.00kg(−0.15kg) / 30.8%(−0.1%)


8 november 2017(水)※午前の統計研修お座敷

◆午前5時半起床.曇り.気温11.2度.曇り空の観音台.午前8時の気温は12.5度.午前いっぱいは電農館お座敷に詰める.

  • [つくば]電農館なう.教室の個体群密度はまだ低い. posted at 08:31:12
  • [つくば]今日の午前中は「実験計画法」の高座. posted at 08:42:05
  • [つくば]あと五分です. posted at 08:54:11
  • [つくば]今日もフシアワセか降臨しませんよーに. posted at 08:54:48
  • [つくば]そろそろ始まるよーです.モバイルルーターをオン! posted at 08:59:11
  • [つくば]開始なう. posted at 08:59:58

◆午前のお座敷を終え,曇り空の観音台を農環研へ帰還.気温は15.9度と暑くも涼しくもなし.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 今年度予算に関する驚愕の事態が発覚.あるはずの予算がなろ天守閣に召し上げられたとか,そーいう暴動ものの事態ではありません.年度内に?百万円もの予算を使い切れるのかというぜーたくな悩み.

◆今日の日中はたいして寒くなかったが,初冬を過ぎたことだし,今宵は今季初のきりたんぽ鍋をつくってみた.かしわとごぼうと舞茸と芹をたっぷり入れて.鳥取・山根酒造場〈日置桜〉28BY八割搗き雄町(80%精米)純米濁酒を熱燗にした.完全発酵のキリッとした味わいは比類なし.

◇本日の総歩数=7,229歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.15kg(+0.15kg) / 30.9%(−0.2%)


7 november 2017(火)※立冬の朝つくバス出勤

◆午前5時半起床.晴れ.気温6.4度.立冬の今朝も冷え込みが強く最低気温は5.2度だった.つくバス出勤.初冬の筑波事務所はイチョウの葉が舞い落ちている.今日は電農館お勤めはなし.おとなしく農環研に引きこもる.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 常盤台の成績処理案件ひとつ解決.

◆立冬を忘れさせる陽気の昼休み.気温は20.6度と暖かかったきのうよりもさらに高くなっている.ロングコース徘徊だん.歩き読み本:下川耿史『混浴と日本史』(2017年5月10日刊行,筑摩書房[ちくま文庫・し-16-4],東京, 254 pp., ISBN:978-4-480-43448-7 → 版元ページ)の第3章まで読了.

◆[蒐書日誌]堆積する電子本たち —— みなさんは好き放題にダウンロードした文献をちゃんと読んでるんでしょーか? 紙の本だと好き放題に買うと持つ手がつらくなったりフトコロが軽くなったりとそれなりの “加圧” があるのですが,フリーアクセスの電子本だとそーいう心理的なプレッシャーも物理的な存在感もぜんぜんないので,いったいどーしましょうとボー然とするわけでして.そんな前置きはいいとして,ポパーやらヘンペルがものした科学哲学上の歴史的著作を次々にダウンロードしたわけでして:

  • Karl R. Popper『 Logik der Forschung: Zur Erkenntnistheorie der Modernen Naturwissenschaft』(1935年刊行, Verlag von Julius Springer[Schriften zur Wissenschaftlichen: Band 9 Weltauffassung], Wien, vi+248 pp. → Monoskop [pdf: open access])
  • Karl R. Popper『The Logic of Scientific Discovery』(1959年刊行, Hutchinson, London → Internet Archive
  • Karl R. Popper『The Open Society and Its Enemies. Volume I — The Spell of Plato』(1945年刊行, George Routledge & Sons, London, viii+268 pp. → Monoskop [pdf: open access])
  • Karl R. Popper『The Open Society and Its Enemies. Volume II — The High Tide of Prophecy: Hegel, Marx, and the Aftermath』(1945年刊行, George Routledge & Sons, London, vi+352 pp. → Monoskop [pdf: open access])

—— やっぱりボー然とするしかないわなあ.

◆終日暖かかった立冬の今宵は投げ売りされていた真鯛を使ってかぶと煮を炊いてみた.季節にふさわしく〈香取〉純米自然酒90%古式生酛を飛び切り燗にして.昨日の統計研修懇親会でも〈五人娘〉純米生酛の一升瓶が空っぽになった.連日連夜の神崎・寺田本家祭りである.

◆[蒐書日誌]さらに堆積する電子本たち ——

  • Carl G. Hempel and Paul Oppenheim『Der Typusbegriff im Lichte der neuen Logik: Wissenschaftstheoretische Untersuchungen zur Konstitutionsforschung und Psychologie』(1936年刊行, Sijthoff, Leiden, viii+130 pp. → pdf
  • Carl G. Hempel and Paul Oppenheim 1948. Studies in the Logic of Explanation. Philosophy of Science, Vol. 15, No. 2. pp. 135-175. pdf [open access]

◆明日は朝から半日のお座敷である.

◇本日の総歩数=11,043歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.00kg(+0.2kg) / 31.1%(−0.4%)


6 november 2017(月)※統計研修虎の穴の開幕

◆午前5時過ぎ起床.夜明け前の暗闇.気温はすでに3.6度まで冷え込んでいる.冷たく乾いた秋晴れの観音台なう.今朝の最低気温は3.4度と今季最低だったが,日中は20度くらいまで暖かくなるとの予報.日較差がありすぎてもう.

◆統計研修(基礎編)初日 —— 午前9時半に電農館VCホールへ.今年も70名の受講生あり.午前10時前からRの作動確認,色とりどりのフシアワセが出現したが,三人のTAの協力を得てなんとか乗り切る.午前10時半から統計学概論.さらなるフシアワセはちょこちょこ発生したが,致命的ではなかった.

◆昼休み.ぽかぽか陽気の農林団地は日差しが暑いほど.気温は正午前に17度を超えている.午前の統計高座を終えて電農館から実験圃場を通って農環研へぶらりぶらりと帰り着く.構内のフウノキはいまが紅葉の真っ盛り.

◆午後4時,電農館アゲイン.自由学習時間というQ&Aタイム.その後,怒涛の懇親会へ突入する.午後8時前,つくバス帰宅.

◇本日の総歩数=11,130歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 91.80kg(−0.5kg) / 31.5%(+0.3%)


5 november 2017(日)※連休最終日執筆ライフ

◆午前5時半起床.晴れ.気温5.2度.寒い夜明け前.三連休の最後の朝は Époisses de Bourgogne AOP Berthaut 開封の儀.蒸留酒マールの香り.

◆[欹耳袋]今日のグーグルは「赤池弘次生誕90周年記念ロゴ」とのこと.気が付かなければ通り過ぎてしまうところだった.

◆連休最終日の┣┣" 撃ち —— 今日も観音台へ.空気が乾いてぴりぴりと.夕方まで原稿┣┣"を追いかけ回す.

◆[蒐書日誌]100年前の生物学哲学本? —— James Johnstone『The Philosophy of Biology』(1914年刊行, Cambridge University Press, Cambridge, xvi+391 pp. → Internet Archive | BHL).

◆おとといの益子陶器市で買ってきたお皿の食卓デビューはオムライスとなった.

◆本日の執筆進捗 —— ちょっとは捗ったかな.

  • [つくば]第4章1,539字だん. posted at 14:42:54
  • [つくば]第4章1,239字だん. posted at 16:34:58

◆明日からは二週間にわたる数理統計研修の開幕である.

◇本日の総歩数=2,558歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.30kg(−0.05kg) / 31.2%(−0.1%)


4 november 2017(土)※冷たい雨が降る土曜日

◆午前6時半起床.曇り.気温13.3度.

◆[蒐書日誌]80年前の科学哲学入門 —— Abram Cornelius Benjamin『An Introduction to the Philosophy of Science』(1937年刊行, The Macmillan Company, New York, xvi+469 pp. → Internet Archive | BHL)※もっとも初期の科学哲学本のひとつ.

◆三連休中日も穏やかな秋晴れに恵まれている.午前のうちに気温は20.4度まで上がっている.昼下がりの観音台へ.しだいに雲行きがアヤシクなってきた.北風が冷たい.

◆本日の執筆進捗 —— 今日はイマイチ進まず……

  • [つくば]第4章1,224字だん.さぁ撤収だ. posted at 16:40:42

◆冷たい雨が降る夕暮れの厨房仕事.

◇本日の総歩数=3,675歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.35kg(−0.05kg) / 31.3%(+0.2%)


3 november 2017(金)※文化の日は益子陶器市

◆午前6時半起床.雲が多めの晴れ.夜中に雨が降ったらしく下界が濡れている.気温は11.7度.

◆[欹耳袋]東洋経済オンライン>「非会社員」の知られざる稼ぎ方:「50歳独立研究者「副業から始まった」稼ぎ方 不確かながらも心安らぐ環境に身を置いた」(2017年11月2日)※いまや独立系研究者といえば小松正!/Lab-On編集部「自称“ひねくれ者“の働かないアリ研究者 長谷川英祐氏が語る人生哲学」(2017年11月2日)※デビルマンは無敵である.

  _・) 。oO (要するに「北大農学部スゴイ」ということで)

◆[蒐書日誌]Joseph Henry Woodger『Biology and Language: An Introduction to the Methodology of the Biological Sciences Including Medicine (The Tarner Lectures 1949–50)』(1952年刊行, Cambridge University Press, Cambridge, xiv+364 pp. → Internet Archive)※ウッジャーの著作はなかなか電子化されないな.archive.org でヒットするのは本書のみ.

◆行楽日和の文化の日は記念すべき第百回〈益子陶器市〉へ.会場一帯はおそるべき混みよう.益子の陶器はやはりお料理が乗ってないとねえ.日中の最高気温は21.8度まで上がり,日差しがとても暑かった.益子からの帰り道,夕暮れの筑波山の上にまん丸な月が輝いていたのは眼福である.

◆とある県庁からまたまた「Rがインストールできません(泣)」メールが.原因はすぐ突き止められたが,質問を “開封” するまでの手順がもうタイヘン.最初のメールに zip 圧縮されたパスワード鍵付きの添付ファイルが付いていて,お作法のようにパスワードは別メールで送られてきた.zip 圧縮されていたのはわーど doc ファイルひとつ.開いてみたら,エラー発生画面の画像が貼り付けられているのみ.しかも,縦長になっていて,首を直角に曲げないと読めない.しかたなく画像のみを取り出してやっとゴール.これは何かの “邪教” なんだろうか.国・都道府県の別なく,ときどき “罰ゲーム” のような煩雑な手続きを要求されることがある.無視しても大丈夫そうなときは見ないふりをして “源泉かけ流し” にする.かつて組合の書記長をしていたとき全農林からやたら .jtd ファイルが届くのですべてガン無視した.

◆夜の┣┣" 撃ち —— 書評ゲラ一件返信./Dropboxに新たな「┣┣" 飼育箱」ひとつを設置&共有.1TB中まだ5GB弱しか使用していないので,┣ ┣" 箱 は な ん ぼ で も 置 け ま っ せ 〜

◇本日の総歩数=7,858歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.40kg(−0.10kg) / 31.1%(−0.1%)


2 november 2017(木)※連休前の滑り込み残務

◆午前5時半起床.晴れ.気温7.1度.朝日が差す観音台は青空が広がっている.午前8時の気温は11.3度.明け方の冷え込みで空気が冷たい.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 先月の「勤務状況報告書」提出./来週から始まる数理統計研修を前にして,全国から三連休直前の「助けて!」メールがぱらぱら届く.たいていはその県庁のネット障壁が高すぎるか,PCのユーザー名がマルチバイト文字(全角文字)であることがフシアワセの原因だ.公務用のがんじがらめなPCではなく,私物のPCを使うのがベストだと思う.

◆[欹耳袋]画像作成ツール〈Inkspace〉と \( \LaTeX \) 入力エクステンション〈textext〉.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 初校ゲラ一式をお見送りしたと思ったら,間髪入れずに別件の翻訳原稿がやってくるとの警報が発令された.編集者はみんな空きニッチを検出する “心眼” を実装しているのだろうか.

◆本日の原稿進捗 —— いわゆるひとつの再稼働.

  • [つくば]第4章2,399字だん. posted at 11:07:43
  • [つくば]第4章2,713字だん. posted at 16:15:46

◆寒い夜にほっくりポトフをつくるシアワセ.明日からの三連休ははてさて.

◇本日の総歩数=5,671歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.50kg(−0.70kg) / 31.2%(+1.0%)


1 november 2017(水)※心機一転執筆生活再開

◆午前5時半起床.晴れ.気温7.5度の夜明け前.メーリングリストへの月例アナウンス送信.雲が多めの観音台は朝日が差したり差さなかったり.午前8時の気温は9.3度と昨日よりも低め.月初めの朝イチ BGM はマーラー〈復活〉から.ジュゼッペ・シノポリ/フィルハーモニア管弦楽団.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 『統計思考の世界』図版改訂作業が修了.Karl Pearson 1894. Contributions to the mathematical theory of evolution. Philosophical Transactions of the Royal Society of London, Series A, 185: 71–110 から図版スキャン.TIFF画像にしたのでモノクロ画像でも一枚あたり40MBにもなる.以上で本件の当面の作業は一段落./さて,別件の作業へ./むむ,David L. Hull の生物学哲学本(1974)の原本が書棚の奥深くお隠れになってしまった.饒舌な Michael Ruse のは(Ruse 1973)はすぐ見つかったのに…….

◆雲が多めの穏やかな昼休み.気温は17度くらい.今日もロングコース徘徊だん.歩き読み本:吉田勝次『素晴らしき洞窟探検の世界』(2017年10月10日刊行,筑摩書房[ちくま新書・1282],東京, 8 color plates + 253 pp., ISBN:978-4-480-06997-9 → 目次版元ページ)読了.後半は国内外の「洞窟めぐり」の冒険譚.いくら準備しても装備をそろえてもイノチ知らずだなあ.ワタクシもかつて講談社現代新書では「カバージャケット裏芸」を二度ほど演じたことがあります.次回は技術評論社本かな.ライブラリアンのみなさんはカバージャケットを捨てないようにご注意あれ.

◆先日つくった「豚スペアリブと冬瓜の煮物」のレシピ備忘メモ【食材】冬瓜1/2個・豚スペアリブ1.5kg・卵4個・煮干しだし汁400cc・黒糖焼酎200cc・みりん40cc・濃口醤油40cc・きび砂糖大さじ4.

  • 中華鍋にたっぷりお湯を沸騰させ,豚スペアリブを投入.アクが十分に出るまでぐつぐつ煮て取り出す.
  • 圧力鍋に 1 の豚スペアリブとだし汁と調味料類(黒糖焼酎・みりん・濃口醤油・きび砂糖)を入れ,蓋をして高圧設定で加熱する.
  • 圧力弁が回り始めてから15分炊く.火を止めて自然減圧する.
  • 種とわたを除いた冬瓜は,4cm大に切り分け,皮を厚め(5mm)にむいて面取りする.
  • 平鍋に 3 の豚スペアリブと 4 の冬瓜を並べ,3 の煮汁を400cc入れて加熱し,沸騰したら弱火でふつふつ炊き続ける.ときどき煮汁をまわしかける.
  • 半熟煮卵をつくる.沸騰した湯に卵を入れて,6分30秒茹でたのち,氷水で急冷して殻をむく.
  • 6 の半熟ゆで卵を蓋付き容器に移し,3 の煮汁の残りを注いだのち,冷蔵庫で冷やす(できれば一晩から二晩).
  • 食卓に出すときは,5 の平鍋に 7 の半熟煮卵を入れてゆっくり加熱する.
  • 皿に盛りつけてできあがり.お好みで辛子を添えて.

豚スペアリブを泡盛と黒糖で炊けば沖縄風のソーキになる.冬瓜に合うかどうかわからないが試してもいいかも.

◆_・) 。oO (書かねばならぬ)

◇本日の総歩数=10,574歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.2kg(+0.40kg) / 30.2%(−0.9%)


--- het eind van dagboek ---