Home


講談社『本』〈生物の樹・科学の樹〉連載一覧リスト

本連載は『分類思考の世界』のタイトルで講談社現代新書から出版された
(2009年9月20日刊行) → コンパニオンサイト



書き手:三中信宏|→『本』サイト
  • 連載14回目[最終回]:「“種”よ,安らかに眠りたまえ」→ 【ゲラ】
     『本』2008年8月号,pp. 52-59
    •  ゲッティンゲンの石畳を踏みしめて 52|パウルとフランツィスカの物語 53|新しい革袋に古い葡萄酒を詰める 55|永遠なる「種」を慕って生き続ける 58

  • 連載13回目:「時空ワームの断片として」→ 【ゲラ】
     『本』2008年7月号,pp. 46-53
    •  木を見て,森も見る 46|系譜はかぎりなく変化する 48|四次元空間の“時空ワーム” 50|「生命の樹」の断片として生きる 52

  • 連載12回目:「目覚めよ、すべての花よ」→ 【ゲラ】
     『本』2008年6月号,pp. 46-53.
    •  上野の森のダーウィン生誕二〇〇年祭 46|グレの入り江に『種の起源』が流れ着く 47|「神よ,御身は道を誤れり」 50|“古い分類学”で何が悪い 51

  • 連載11回目:「ナボコフの“ブルース”」→ 【ゲラ】
     『本』2008年5月号,pp. 32-39.
    •  善き人のための古書店 32|「種」は“システム”であってほしいか 33|「本質主義」的方法論の終焉 35|「蝶が私を選んだんだよ」 37

  • 連載10回目:「つながるつながるつながるなかで」→ 【ゲラ】
     『本』2008年4月号,pp. 32-39.
    •  “見えざる手”に遠隔操作され 32|万物流転とイデアによる救済 33|種概念の「本質主義物語」 35|「わたしはわたしを見つけ出す」 37

  • 連載9回目:「一度目は喜劇,二度目は茶番」 → 【ゲラ】
     『本』2008年3月号,pp. 44-51.
    •  過ぎ去った昔のことではなく 44|ルイセンコ論争と種概念 45|「種は現実に存在する単位である」 47|隠れた水脈と隠された知脈を求めて 49

  • 連載8回目:「いたるところリヴァイアサンあり」 → 【ゲラ】
     『本』2008年2月号,pp. 44-51.
    •  群として生きる 44|群として進化する 46|進化するものが「種」である 48|リヴァイアサン,あるいは超個体としての群はあるか 50

  • 連載7回目:「プリンキピア・タクソノミカ」 → 【ゲラ】
     『本』2008年1月号, pp. 44-51.
    •  ルーツとしての『プリンキピア・マテマティカ』 44|種カテゴリーをめぐる問題 46|種タクソンをめぐる問題 48|ヒトは「種問題」とともに生き続ける 50

  • 連載6回目:「真なるものはつねに秘匿されている」 → 【ゲラ】
     『本』2007年12月号, pp. 36-43.
    •  秋深まる京都にてレトリックにめぐり合う 36|激怒する哲学者:メタファーと類似性の関係 37|秘匿されたメトニミーは何を見ているか 39|誰もみたものないけれど,誰がうそだと…… 42

  • 連載5回目:「老狐幽霊非怪物,清風明月是真怪」 → 【ゲラ】
     『本』2007年11月号, pp. 34-41.
    •  虚ろな空間が不安である理由 34|共時的な多様性と継時的な可変性 35|今日のワタシは昨日のワタシか 37|「心は妖怪の母と申してよろしい」 39

  • 連載4回目:「種よ,人の望みの喜びよ」 → 【ゲラ】
     『本』2007年10月号,pp. 28-35.
    •  仲間はずれのカモノハシ君 28|あるものはある,ないものもある 30|問われない分類の存在論をあえて問う 32|そして形而上学の聖なる泥沼へ沈んでいく 34

  • 連載3回目:「種に交わればキリがない」 → 【ゲラ】
     『本』2007年9月号,pp. 34-41.
    •  日本最低の山と日本最短の川 34|リンネから三〇〇年−分類学はいま 36|分類するは人の常 37|開かれた難問=「種」の問題 39

  • 連載2回目:「宝ヵ池1980」 → 【ゲラ】
     『本』2007年8月号,pp. 18-25.
    •  紙魚の安眠を邪魔する野暮天 18|真夏の京都・宝ヵ池 19|生物体系学の結界へようこそ 21|クロード・デュピュイ教授から届いた手紙 23

  • 連載1回目:「トリヴィア,マルジナリア,そしてマドレーヌ」 → 【ゲラ】
     『本』2007年7月号,pp. 12-19.
    •  お雑煮と系統樹 12|雲か霞に乗った大学院生の話 13|コレクター精神は伏流水と化す 14|マドレーヌ,マルジナリア,あるいは記憶の痕跡 16|うしろの本だな,本だなのうしろ 18

 → 連載コンパニオンサイト
Last Modified: 29 December 2012 by MINAKA Nobuhiro