【書名】批判的合理主義・第１巻：基本的諸問題
【URL 】未來社↓
http://www.miraisha.co.jp/cgi-local/bookslink.cgi?isbn=ISBN4-624-01156-2
【編者】日本ポパー哲学研究会
http://www.law.mita.keio.ac.jp/popper/
【刊行】2001年09月
【出版】未來社，東京
【頁数】300 pp.
【価格】3,500円
【ISBN】4-624-01156-2
『批判的合理主義・第１巻：基本的諸問題』
http://www.miraisha.co.jp/cgi-local/bookslink.cgi?isbn=ISBN4-624-01156-2
************************************************************************
刊行にあたって 1
第１部 批判的合理主義の可能性
１ 実証ではなく，反証を――非正当化主義の概要――
…………………小河原 誠 12
１．実証（正当化）は可能か
２．論証の意義
３．帰納法
４．帰納法と証拠との関係
５．証拠と論証にかんする虚無主義
６．反証のみはなしうる
７．真理の問題
８．規制観念としての真理
９．真理の判定規準
１０．反証はなにをおこなっているのか
２ ポパーの批判的方法について………………………立花 希一 35
１．序
２．伝統的な批判的方法
３．ポパーの批判的方法
３ 科学論とポパー哲学の可能性………………………小林 傳司 47
１．科学を診断する
２．科学の変容
３．批判的精神の行方
４．バランスの回復に向けて
４ エンジニアリングの観点から見た反証主義と通常科学
…………………蔭山 泰之 68
はじめに
１．反証可能性をめぐる議論
２．エンジニアリングの観点から見た反証プロセス
３．ピースミール社会工学の立場
４．道具主義との関係
５．エンジニアリングとパズル解き
６．技術活動における批判的態度
第２部 帰納および方法論的諸問題
５ 帰納の実践的問題──反 D.ミラー 論──………高 島 弘文 84
はじめに
１．ミラーのポパー弁護論を批判して
２．ミラーの戦略
３．理論はやはり教示する
４．ミラーの戦略は失敗である
結語
６ 社会科学方法論の特質──ポパー哲学の継承と発展へ向けて ──
……………………………冨塚 嘉一 115
１． はじめに−社会科学方法論の特質
２．分類方法をめぐる検討
３．進化論的認識論の意義−第一の課題に向けて
４．社会諸科学の方法論にみられる特質−第二の課題に向けて
７ ラカトシュの方法論的主張に関する批判的考察
………………堀越 比呂志 135
１．序−本論文の問題状況（マーケティングと科学哲学）
２．科学哲学的問題状況におけるラカトシュ
３．ラカトシュの方法論的主張の概要
４．ラカトシュの方法論的主張の問題点
５．結
第３部 実在と精神にかかわる諸問題
８ 発見の論理と心理──ポパ−理論の批判的検討に向けて──
…………嶋津 格 156
一 はじめに
二 科学における発見の論理
１ 基礎言明──経験的 基礎
２ 誤り排除──反証
三 理論──仮説
四 心理──世界２
五 おわりに
９ ポパー における三つの実在論…………………神野 慧一郎 173
１．いかなる意味で私はポパーを評価するか
２．ポパーの批判的アプローチは，「真理概念」を必要とする
３．ポパーの形而上学的実在論 (R.A.S., p.80, 以下)
４．知識の主観的理論がなぜ成立しないか (R.A.M., p92以下)
５．実在に関する第二のタイプの議論
６．経験という次元での実在
７．「人間の知識についての三つの見解」に述べられた見解
８．「実在的」と「推測的」について
９．結論
１０．ポパーの実在論のひとつの帰結
１０ ポパーと身心問題…………………………………中才 敏郎 194
１．序論
２．自我と進化論
３．還元主義と同一説
４．相互作用についてのエックルズの議論
５．結論
１１ 「世界４」論の射程……………………………………橋本 努 219
１．「世界３論」への批判
２．個体主義と総体主義
３．「世界４」の導入
４．「世界４」論の問い
５．ポパーの世界類型を再分類する
６．おわりに
第４部 思想史的考察
１２ ポパーとプラトン──認識論と政治のかかわり──
…………………小河原 誠 230
１３ カール・ポパーの宗教観
──ユダヤ教・キリスト教・批判的合理主 義──
……………………………立花 希一 240
１．問題提起
２．ポパーによるキリスト教の評価
３．改革者としてのイエスおよび初期キリスト教
４．まとめ
１４ ポパーの反証主義の背景としてのマイモニデスの否定神学
…………………………立花 希一 252
１．研究の契機
２．ユダヤ教の批判的伝統
３．マイモニデスの否定神学
４．否定神学の応用
１５ 批判的理性をめぐって
──ヤスパースとポパーにおける リベラリズム──
…………………今本 修司 265
はじめに
１．ヤスパースとポパーとの理論的連関
２．両者の立場上の連関
３．両者の政治思想における連関
４．結論と展望
１６ ポパーと社会主義…………………………………立花 希一 282
初出一覧 296
執筆者紹介 298
【URL 】未來社↓
http://www.miraisha.co.jp/cgi-local/bookslink.cgi?isbn=ISBN4-624-01156-2
【編者】日本ポパー哲学研究会
http://www.law.mita.keio.ac.jp/popper/
【刊行】2001年09月
【出版】未來社，東京
【頁数】300 pp.
【価格】3,500円
【ISBN】4-624-01156-2
『批判的合理主義・第１巻：基本的諸問題』
http://www.miraisha.co.jp/cgi-local/bookslink.cgi?isbn=ISBN4-624-01156-2
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刊行にあたって 1
第１部 批判的合理主義の可能性
１ 実証ではなく，反証を――非正当化主義の概要――
…………………小河原 誠 12
１．実証（正当化）は可能か
２．論証の意義
３．帰納法
４．帰納法と証拠との関係
５．証拠と論証にかんする虚無主義
６．反証のみはなしうる
７．真理の問題
８．規制観念としての真理
９．真理の判定規準
１０．反証はなにをおこなっているのか
２ ポパーの批判的方法について………………………立花 希一 35
１．序
２．伝統的な批判的方法
３．ポパーの批判的方法
３ 科学論とポパー哲学の可能性………………………小林 傳司 47
１．科学を診断する
２．科学の変容
３．批判的精神の行方
４．バランスの回復に向けて
４ エンジニアリングの観点から見た反証主義と通常科学
…………………蔭山 泰之 68
はじめに
１．反証可能性をめぐる議論
２．エンジニアリングの観点から見た反証プロセス
３．ピースミール社会工学の立場
４．道具主義との関係
５．エンジニアリングとパズル解き
６．技術活動における批判的態度
第２部 帰納および方法論的諸問題
５ 帰納の実践的問題──反 D.ミラー 論──………高 島 弘文 84
はじめに
１．ミラーのポパー弁護論を批判して
２．ミラーの戦略
３．理論はやはり教示する
４．ミラーの戦略は失敗である
結語
６ 社会科学方法論の特質──ポパー哲学の継承と発展へ向けて ──
……………………………冨塚 嘉一 115
１． はじめに−社会科学方法論の特質
２．分類方法をめぐる検討
３．進化論的認識論の意義−第一の課題に向けて
４．社会諸科学の方法論にみられる特質−第二の課題に向けて
７ ラカトシュの方法論的主張に関する批判的考察
………………堀越 比呂志 135
１．序−本論文の問題状況（マーケティングと科学哲学）
２．科学哲学的問題状況におけるラカトシュ
３．ラカトシュの方法論的主張の概要
４．ラカトシュの方法論的主張の問題点
５．結
第３部 実在と精神にかかわる諸問題
８ 発見の論理と心理──ポパ−理論の批判的検討に向けて──
…………嶋津 格 156
一 はじめに
二 科学における発見の論理
１ 基礎言明──経験的 基礎
２ 誤り排除──反証
三 理論──仮説
四 心理──世界２
五 おわりに
９ ポパー における三つの実在論…………………神野 慧一郎 173
１．いかなる意味で私はポパーを評価するか
２．ポパーの批判的アプローチは，「真理概念」を必要とする
３．ポパーの形而上学的実在論 (R.A.S., p.80, 以下)
４．知識の主観的理論がなぜ成立しないか (R.A.M., p92以下)
５．実在に関する第二のタイプの議論
６．経験という次元での実在
７．「人間の知識についての三つの見解」に述べられた見解
８．「実在的」と「推測的」について
９．結論
１０．ポパーの実在論のひとつの帰結
１０ ポパーと身心問題…………………………………中才 敏郎 194
１．序論
２．自我と進化論
３．還元主義と同一説
４．相互作用についてのエックルズの議論
５．結論
１１ 「世界４」論の射程……………………………………橋本 努 219
１．「世界３論」への批判
２．個体主義と総体主義
３．「世界４」の導入
４．「世界４」論の問い
５．ポパーの世界類型を再分類する
６．おわりに
第４部 思想史的考察
１２ ポパーとプラトン──認識論と政治のかかわり──
…………………小河原 誠 230
１３ カール・ポパーの宗教観
──ユダヤ教・キリスト教・批判的合理主 義──
……………………………立花 希一 240
１．問題提起
２．ポパーによるキリスト教の評価
３．改革者としてのイエスおよび初期キリスト教
４．まとめ
１４ ポパーの反証主義の背景としてのマイモニデスの否定神学
…………………………立花 希一 252
１．研究の契機
２．ユダヤ教の批判的伝統
３．マイモニデスの否定神学
４．否定神学の応用
１５ 批判的理性をめぐって
──ヤスパースとポパーにおける リベラリズム──
…………………今本 修司 265
はじめに
１．ヤスパースとポパーとの理論的連関
２．両者の立場上の連関
３．両者の政治思想における連関
４．結論と展望
１６ ポパーと社会主義…………………………………立花 希一 282
初出一覧 296
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