【書名】南方熊楠:進化論・政治・性
【著者】原田健一
【刊行】2003年11月17日
【出版】平凡社,東京
【頁数】267 pp.
【定価】2,600円(本体価格)
【ISBN】4-582-53714-6






【目次】
はじめに――南方熊楠の日常の痕跡 7

I:進化論
第1章 「和漢洋」の知の構想と進化論――人種から心の進化へ 12
第2章 進化論から仏教論へ――「事」というカテゴリー 25
第3章 幽霊を見る熊楠――萃点としてのエコロジー 57

II:政治
第4章 神社合祀反対運動と新聞メディア――政治とパフォーマンス 80

III:性
第5章 タブーという方法――神社合祀反対と近親相姦の禁忌 154
第6章 男色と同性愛の間――そのセクシュアリティと言説 188
第7章 身体のなかの社会と自然――性の技法と道徳 219

おわりに――熊楠研究の新たな地平にむけて 241

付記 248
注 249
初出一覧 267