◆午前4時前から空が白み始め,遠くからカモメの鳴き声が聞こえてくる.昨夜遅く通り雨があって,気温が急速に下がった.冷気が窓から忍び込む.いまの時間の気温は19度.ちょうどいい感じ.雲が多めの朝の空.いまの気温は17度とさらに涼しくなった.ホテルの窓を全開にしてお目覚め態勢.午前7時の気温は16度まで下がってきた.晴れところどころ曇り.今日の最高気温は26度の予報.昨日までの猛暑から解放されたい.
[欹耳袋]アマゾンでも予約開始 —— キャロル・キサク・ヨーン[三中信宏・野中香方子訳]『自然を名づける:なぜ生物分類では直感と科学が衝突するのか』(2013年9月3日刊行予定,NTT出版,東京,vi+382+x pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-7571-6056-9 → 版元ページ)
◆午前7時半,朝ごはんタイム.ドイツの朝は生ハムにかぎるなあ.一方,昨日「朝からキャビアを」を実現したつもりが,実は本物のキャビアではなかったことが発覚して,いやはやなんとも.Seetang caviar はチョウザメのキャビアにあらず,ダンゴウオなり.真の「朝からキャビアを」は将来のために取っておこう(強がり).
◆Hennig XXXII 開会 —— 晴れところどころ曇り空.昨日よりも気温はやや低め.旧マルクト広場近くのホテルを出て,新マルクト広場を突っ切って,聖マリエン教会の横からクレペリナー通りに入る.朝だから人通りは少ない.噴水広場の向こうにあるロストック大学構内へ.学会会場は物理学研究所(Physikalistisches Institut)だ.階段を登り,ホールに到着.午前9時ちょうど.オープニングに間に合った.Stefan Richter 大会委員長の開会宣言ならびに Gonsalo Giribet 学会長の挨拶とともに今大会 Hennig XXXII が始まった.
◆午後1時,やっとランチタイム.
◆[蒐書日誌]Michael Schmitt『From Taxonomy to Phylogenetics: Life and Work of Willi Hennig』(2013年4月刊行,Brill, Leiden, xvi+208 pp., ISBN:978-90-04-21928-1 [hbk] → 版元ページ).今年4月に出ていたとは知らなかった.著者は Hennig XXXII の最初に基調講演をした.割引販売のフライアーが入っていたので,あとで忘れずに注文しよう.
◆昼時のクレペリナー通りは穏やかな青空が広がっていた.昨日よりも混雑していないのは日曜だからか(閉まっている店もちらほら).噴水広場では子どもたちが真っ裸で水遊びに興じていた.さて,ワタクシは自分の講演準備をこれからしなければならないのだ.
◆本日の総歩数=6078歩