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◆午前5時過ぎ起床。雲が多い。気温10.9度、北北東の風。寝起きの┣┣" 撃ち一件。朝イチの〈飛鳥乃湯泉〉に飛び込んでからサーモンフライサンドをかじっている。一時間後には市内電車に乗っているだろう。とてもせわしない週末。
◆朝の道後温泉駅は空いている。レトロな木造の市内電車に乗って、では出発〜
◆本日の┣┣" 撃ち —— 人間環境大学総合環境学部第III期AO入試(松山キャンパス)8:45〜15:00。年内のAO入試はこれにて終了。
◆松山キャンパスでの週末のお仕事からやっと解放されたのは午後4時半だった。昼飯抜きだったので、千舟町までてくてく歩いて〈レストラン野咲〉へ自発的に吸い込まれる。今日は「バーグスパ(大盛り)」を注文した。スパゲティミートソースにハンバーグがトッピングされている。ミートソースがまろやかで美味。このレトロな感じは、高崎〈デルムンド〉の「ハンブルジョア」を思い起こさせる。ごちそうさまでした。
◆千舟町からゆらゆら歩いて大街道へ。季節らしいクリスマスツリーのデコレーションがそびえ立っていた。
しかし、今ここで繁華街をうろつくわけにはいかず、おとなしく道後温泉に帰還して、忌まわしいシラバス書きを禁欲的に続ける。これは何かの “呪詛” だろうか。おそろしやおそろしや。
◆[蒐書日誌]三中信宏『本棚の記憶 —— 〈みなか食堂〉店主の蒐書日誌』(2025年2月刊行予定、灯光舎[本と人生・2]、京都。《本文改訂終了|料理挿画作成》)の組版見本の改訂バージョンが届いた。前よりもかなり見やすくなった。これでよろしくお願いいたします。
◇本日の総歩数=5,471歩. 朝◯|昼−|夜△. 計測値(前回比)= 79.20kg(+0.35kg) / 未計測
◆午前5時半起床。雲多め。気温11.6度。西北西の風やや強し。午前6時ちょうど、本館から鳴り響く刻太鼓の低周波に背後から押されつつ〈飛鳥乃湯泉〉へ。一番風呂に飛び込んでから、〈ユノマチベーカリー〉をまわって帰宅。
◆「紅まどんな」が店頭に並ぶ師走は “みかん帝国” が今年も全国制覇を目指す季節の始まりを告げる。4Lサイズの「紅まどんな」は超越的。下の写真は「あいか(愛果)」。
◆今日も熟田津の道をてくてく歩いて道後樋又へ出勤。曇りところどころ晴れ。午前10時の気温は13.1度と高めだが、乾いた西風が吹きつけているせいか体感的には寒い。
◆午前の┣┣" 撃ち —— 今日は本がらみの┣┣" たちが入れ代わり立ち代わりまとわりついてくる……
◆[蒐書日誌]三中信宏『統計思考の世界:曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎』(2018年6月1日第1刷刊行|2023年2月18日第2刷刊行,技術評論社,東京,239 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7741-9753-1[紙本] |ISBN:978-4-7741-9754-8 [電子本] → コンパニオン・サイト|版元ページ[紙本]|版元ページ[電子本])※拙著に “蟲” を見つけたという読者からの連絡が技術評論社編集部から届いた。「うわ、また新規┣┣" かぁ」と血圧が上がったのだが、第二刷で該当箇所を確認したらちゃんと訂正されていてホッとした。 “蟲採り” は徹底的にやりましょうね。
◆[蒐書日誌]レベッカ・ストット[高田茂樹訳]『進化論の知られざる歴史——ダーウィンとその〈先駆者〉たち』(2024年10月25日刊行、作品社、東京, 本体価格3,600円, ISBN:978-4-86793-046-5 → 目次|版元ページ)※書評の再校ゲラが届いたので、すぐさまチェックしてまちがいがないことを確認し、編集部にメール返信。これにて校了とのこと。よろしくお願いいたします。
◆[蒐書日誌]来春出る予定の拙著:三中信宏『本棚の記憶 —— 〈みなか食堂〉店主の蒐書日誌』(2025年2月刊行予定、灯光舎[本と人生・2]、京都。《本文改訂終了|料理挿画作成》)の組版見本が先日届いた。本文の改訂は三ヶ月前の九月はじめにとっくに終わっていたのだが、お料理レシピの “お絵描き仕事” が新規┣┣" に。水上勉ではなく、武満徹にならないといけない?
◆午後の┣┣" 撃ち —— 道後連絡会 13:30〜14:20。予算のことで話題いろいろ。/コマシラバス関連の “宿題” で尻を叩かれる。/明日は某ヒミツの業務があるので、必要書類を忘れずに持ち帰ること。
◆夜の┣┣" 撃ち —— コマシラバスをひたすら書き続けるコマねずみ。
◆明日は朝から市駅の近くでヒミツの業務。
◇本日の総歩数=7,016歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 78.85kg(−0.20kg) / 未計測
◆午前5時半起床。曇り。気温7.8度。北東の風。雲が広がる朝。今朝の最低気温は7.0度。昨日は臨時休業で入れなかったが、夜明けがどんどん遅くなって、午前6時に鳴り響く本館の刻太鼓は暗闇の温泉街を揺らす。今朝は朝イチで〈飛鳥乃湯泉〉にボッチャンと飛び込んできた。極楽極楽。
◆[蒐書日誌]中央公論新社(編)『午後三時にビールを——酒場作品集』(2023年6月30日刊行、中央公論新社[中公文庫・ち-8-19]、東京, 257 pp., 本体価格840円, ISBN:978-4-12-207380-7 → 目次|版元ページ)※読了。酒場の記憶は何年経っても揮発しない。本書に登場する古今の作家たちの酒場エピソードの数々がおもしろくもなつかしい。彼/彼女らの「呑み方」はそろいもそろって “野獣的” かつ “破滅的” 。今ではこんな荒っぽい呑み方(エンドレスなはしご酒とか)をするのんべ世代は野生絶滅しているだろうなあ(どの口がそれを言う)。
なお、この文庫本のカバージャケットの図版は有名な〈銀座ライオン〉を描いた山高登の「『ビアホール』雑感」という作品(p. 253 に解説あり)。銀座ならワタクシは今はなき〈ピルゼン〉が好きだった。そのビアホールで「ビール純粋令」に則った正しいビールを呑みながら太いヴルストをナイフで切っていたら、隣席の見知らぬドイツ人から「そのヴルストは切らずに丸かじりするもんだ」というかなり強い “教育的指導” を受けた記憶がある。
そして、いまワタクシが住んでいる道後温泉街では、朝ワインだろうが、昼ビールだろうが、夜酒だろうが何でもありだ。もうおそれるものは何もない。
チクリと一言 —— 版元はすべての本の目次を自社サイトで公開してほしい。本書のようなアンソロジーで目次がなければ、何の手がかりもないし、買う意欲も湧かないでしょう。
◆日中の┣┣" 撃ち —— 道後樋又で朝からずっとひたすらシラバス作成。時間がどんどん融けていく〜。/年末調整の再計算はまたあとまわし。/予算削減の波状攻撃にどう立ち向かうかの密議。
◆道後樋又の護国神社の裏山も師走に入ってやっとそれなりに色づいてきた。
◆温泉街に戻ってきてからまずは早めの晩ごはん。今日は〈味倉〉にて初めての「ちらし寿司」。彩りでいただく。
◆夜の┣┣" 撃ち —— 夕食後は休む間もなく学科内オンライン会議 19:00〜21:20。みなさん、たいへんお疲れ様でしたー。┣┣" がまた増えましたー(泣)。
◇本日の総歩数=7,474歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 79.05kg(−0.6kg) / 未計測
◆早寝早起きして、午前3時半起床。晴れ。気温7.8度は暖かすぎる。東南東の風。まだ真っ暗闇の午前6時前には、道後温泉本館前の待ち客の列がアーケード街の中までうねうね伸びていた。これは尋常ではない混み方だ。何があったんだろうと首をひねりながら逆方向に向かうと、〈飛鳥乃湯泉〉も〈椿の湯〉も「臨時休館日」だった。道後に来て初めてのこと。これが理由かとわかっても、舞い戻って本館で “芋の子” になるのはご勘弁とすごすご退散した。温泉地に住んでいるのに温泉に入れないとはこれいかに。
◆未明の┣┣" 撃ち —— つくばに送り返すゆうパックをぎゅうぎゅう詰める。/新たに発生した新規┣┣" たちを討伐リストに書き込む。
◆朝のうちに道後公園(湯築城址)を一廻りしてきた。もちろん常緑樹が多いが、色づいている木々にもときどき出会う。見映えのするイチョウの大木もあるが、場所的に夕日が当たらないと映えないだろう。
—— 道後郵便局からゆうパックを、蜜柑屋〈里商店〉から “紅まどんな” を宅配便でそれぞれ発送して、道後樋又へ徒歩出勤。
◆[蒐書日誌]本日、〈閏〉というサイトにリレーエッセイが公開された——三中信宏:「閏【relay essay 連閏記・26】湯の町暮らし」(2024年12月4日公開)※はい、道後温泉と別府温泉の話でございます。あくまでも温泉生活の愉しみを綴ったエッセイということで大目に見てください。勤務先大学の新設学部の宣伝もやれという “天の声” が聞こえる気がするが、それはきっと幻聴にちがいない。
◆午前の┣┣" 撃ち —— 年末調整の修正あれやこれや。つくばで発掘された明細書の “束” を松山にもってきたので、再計算しないといけない。/来年度新入生の共同購入パソコンの説明書の文面作成。/本日昼休みの某オンライン会議用の説明書の “束” が届いた。分厚すぎる。
◆正午の気温は12.9度。湿度49%。乾いた北風。昨日よりはだいぶ寒いようだ。
◆午後の┣┣" 撃ち —— 某オンライン会議 12:30〜13:40 ※細かく大量のコンテンツ。しかも間違えると “切腹もの” /ここ何年か海の底にずっと沈んでいた “ゴジラ −1.0” が浜に上がってきた! さぁタイヘン。/某書の書評ゲラが〆切様とともに届いた。/そして、大┣┣" と化しているコマシラバス作成を進めないと。
◆[蒐書日誌]加藤政洋『花街——遊興空間の近代』(2024年10月8日刊行、講談社[講談社学術文庫・2839)、東京, 221 pp., 本体価格1,020円, ISBN:978-4-06-537358-3 → 目次|版元ページ)※読了。遊廓を含む「花街」がどのような経緯で造られてきたかを日本各地の事例を通して考察する。
花街はけっして民間のみの駆動でつくられたのではなく、時代ごとの都市政策(まちづくり)を推し進める政治的・経済的なバックグラウンドがあって初めて出現した明治以降の所産であると著者は言う。各地の花街が「新地」とか「新開地」と称される地域にあることが多かったという著者の指摘はうなずける。
拙著『読む・打つ・書く』の「本噺前口上」冒頭で言及した伏見の中書島遊廓も例外ではなく、ワタクシが記憶しているかぎりでは、遊廓のあったエリアは “新開地” と呼ばれていた。
なお、道後温泉〈松ヶ枝遊廓〉の古い絵葉書が載っているが(p. 44, 図5左下)、正面門の右手角に写っている建物は今でもそのまま上人坂(旧 “ネオン坂” )の入口に残っている[2024年6月6日撮影]。
—— 本書『花街』の巻末には「花街専門用語」リストがまとめられていてとても便利。
◆[蒐書日誌]レベッカ・ストット[高田茂樹訳]『進化論の知られざる歴史——ダーウィンとその〈先駆者〉たち』(2024年10月25日刊行、作品社、東京, 本体価格3,600円, ISBN:978-4-86793-046-5 → 目次|版元ページ)※書評ゲラが届いたので速攻修正してメール返送。息を吸えば吐くように┣┣" どもを吹き飛ばしたい。
◆今日の最高気温は14.3度と暖かかった昨日より4.0度も低い。日差しのせいで寒くは感じなかったが。
◆一日中┣┣" 撃ちを続けていると腹が減ってしようがない。今宵はひさしぶりにチキン南蛮をいただいた。美味でした。
◆夜の┣┣" 撃ち —— 「予算をさらに削れ」との号令が轟きわたる……。/「コマシラバスつくれ」の号令もセムプレ・フォルテシモ……。
—— 隠れて生きよ;ゆっくり急げ。
◇本日の総歩数=11,150歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測
◆午前5時半起床。晴れ。気温3.7度。微風。
◆いつもなら夜明け前に旅立つのだが、バス時刻表の改訂で、深夜便がなくなったのは不便だが、昼間のジェットスターに間に合うよう増発されたのはよしとしよう。成田空港行きリムジンバスを待つ間、〈サザコーヒー〉にてささやかなむしやしない。
◆11:50につくばセンターを出たリムジンバスは、正午過ぎに成田空港第三ターミナルに到着。昼間の第三ターミナルは朝晩に比べてがら空き。
◆午後2時に成田を離陸したジェットスターは、午後4時に遅延なく松山空港到着。こちらは晴れ。気温17.0度って暑過ぎるやろ(つくばも同じくらいか)。空港から道後温泉直帰。平日なのに人多過ぎ。
◆[蒐書日誌]新刊の新書・文庫いろいろ ——
—— ここのところ新刊紹介のタイムラグが目立つな。
◆超遠距離通勤をしていると、帰り着いたとたん睡魔が取り憑く。このままおふとんに直行したいところだが、兇悪な “コマシラバス” をなんとかしないとダメなのがつらいところ……。
◇本日の総歩数=3,935歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 79.65kg(−0.50kg) / 27.4%(+0.2%)
◆午前5時半起床。晴れ。最低気温は4.5度と昨日よりは高い。もっと身染みてきりきり冷え込んでもらわないと困る。
◆午前の┣┣" 撃ち —— 今日の午前は所用でつくば市内をあちらこちら駆け回ってきた。師走だから走る走る。
◆つくばは紅葉シーズンの終盤。街路樹のフウノキが色づく国道408号を走っていて、観音台のすぐ近くをたまたま通りかかったので、ひさしぶりになろ城下町に潜入してきた。イチョウの黄葉もそろそろ終わりかな。せっかく忍び込んだのなら銀杏を拾うべきだったか。
◆午後の最高気温は17.3度。師走にしては暖かすぎてどうしようもない。
◆午後の┣┣" 撃ち —— 午後はシラバスづくりという喫緊の大┣┣" と取っ組み合い。
◆[蒐書日誌]不在の間につくばに届いていたご恵贈本の数々——
—— どうもありがとうございました。
◆ワクワクする某 “ワルダクミ” 計画が立ち上がりそうなので、〈みなか食堂〉店主としては早めにしっかり計画しないといけない。(「コマシラバス」もそれくらいしっかり早くやれよというカゲの声が聞こえる[空耳にちがいない])/ありがたくも某 “生誕祭” に呼ばれたのだが、ワタクシごときがのこのこ出ていって生きて帰れるのだろーか。
◇本日の総歩数=1,258歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 80.15kg(+0.30kg) / 27.2%(+0.2%)
◆師走の初日は長旅の疲れで惰眠をむさぼる。午前8時のろのろ起床。晴れ。気温5.4度。南南西の微風。放射冷却のせいか、最低気温は0.7度とほぼ氷点の冷え込み。今朝の〈みなか食堂〉サンデーブランチはスペイン風オムレツを中心にシンプルなワンプレート。
◆[蒐書日誌]志村真幸『在野と独学の近代 —— ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで』(2024年9月25日刊行、中央公論新社[中公新書・2821]、東京, viii+267 pp., 本体価格960円, ISBN:978-4-12-102821-1 → 目次|版元ページ)※「在野」で「独学」したアマチュアたちの列伝。内容の濃い読みでのある新書だった。終章「アマチュア学者たちの行方」に総括されている重要な論点は、在野アマチュアどうしの知的コミュニティをどのように組織立てるかだ。西洋的な “ヨコ” の広がりと日本的な “タテ” の階層という対比しつつ考察される今後の方向づけは、現代の「シティズン・サイエンス」の行方とも関わる。良書。
◆日差しを浴びれば師走とは思えない暖かな昼下がり。
◆[蒐書日誌]レベッカ・ストット[高田茂樹訳]『進化論の知られざる歴史——ダーウィンとその〈先駆者〉たち』(2024年10月25日刊行、作品社、東京, 本体価格3,600円, ISBN:978-4-86793-046-5 → 目次|版元ページ)※書評原稿を編集部にメール送信した。よろしくお願いいたします。
◆今宵は茎崎高校前にあるイタリアンレストラン〈イル・センソ〉へ。まずはカリフラワーのスープに烏賊墨のクッキーをトッピング。
人参のムースとオジサンの一皿。松山で食べたオジサンに再会。
パスタ二種は半熟卵とリコッタチーズのラヴィオリとホウボウのタリオリーニ。
メインは常陸牛の頬肉。美味また美味。
—— 今夜はごちそうさまでした~。
◇本日の総歩数=1,719歩. 朝△|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 79.85kg(+0.45kg) / 27.0%(−0.9%)