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日録2017年5月 


22 mei 2017(月)※ナイフでページを開く

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温17.1度.朝の観音台.気温はすでに21.5度.今日も真夏日かな.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 〈プロジェクト撤収〉進捗状況:本=3山.書類の廃棄は一段落したので,次は難物の本へ.紙の本は基本的に捨てないことを旨としているのだが,MS-DOS本とかアセンブラ本とかTurboPASCAL本とかBASIC本とか,どう考えても今後のワタクシの人生に不要な本は処分しよう.DOSshell とか Windows 3.0(3.1ではなく!)の解説書のはてまで “出土” して,もういったいどうしようかと.

◆[蒐書日誌]荒井裕介『サバイバル猟師飯:獲物を山で食べるための技術とレシピ』(2017年5月15日刊行,誠文堂新光社,東京, 239 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-416-71617-5 → 目次版元ページ)※読了.「熊の竹蒸し」「熊の脂焼き」「鹿サンド」「猪肉のチーズソース焼き」「ヤマドリ飯」「鴨のそばがき」「コジュケイ焼き」「雉雑煮」「竹飯」「そばお焼き」etc. — ひたすら垂涎するのみ.

◆[蒐書日誌]スウェーデンから第二次世界大戦中に出版された古書が届いた:Maja Lundqvist (ed.) 『Bibliotheca Monteliana: Katalog över Oscar Montelius Boksamling i Kungl. Vitterhets Historie och Antikvitets Akademiens bibliothek』(1943年刊行, Kungliga Vitterhets Historie och Antikvitets Akademiens Handlingar, Femtiosjunde delen(del 57), xlviii+248 pp., Almqvist & Wiksells Boktryckeri, Uppsala)※スウェーデンを代表する考古学者オスカル・モンテリウス(Oscar Montelius:1843–1921)の生誕百年に合わせて出版された,スウェーデン文学・歴史・考古学アカデミー(Kungliga Vitterhets Historie och Antikvitets Akademiens)の図書館に収められているモンテリウス蔵書の目録である.巻頭には弟子の Nils Åberg によるモンテリウス伝(pp. vii-xlviii)が付けられ,約250ページの蔵書目録が続く.

いかにも大戦中らしいぼろぼろの紙質で取扱要注意.しかも,天と小口がアンカットのままの仮装幀.紙がすでにかなり変質していて,なまくらなペーパーナイフだと「切る」前に「破れる」おそれがある.そんなわけで,ワタクシの “森” に常備されているとてもよく切れるナイフがひさしぶりに活躍している.ほんとうはアウトドアで獣肉でも魚肉でもホネでもなんでも切れるナイフらしいが,紙しか切らせたことがないというのはフィンランド屈指のナイフメーカー J. Marttiini の Lynx Knife 131 にしてみれば「役不足だ」と文句を言うにちがいない.やっぱり,熊肉とか猪肉とかヤマドリ肉を切らせてあげた方がナイフにとってはシアワセなのかもしれない.けっきょく,アンカット本の “解体作業” には昼休み小一時間かかった.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 書評原稿ひとつ書いてメール送信./夏の定例お座敷の日程調整./西日が差し込む居室はいま室温29.0度.すぐにも撤収しないと.

◇本日の総歩数=2,773歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 94.0kg(+0.2kg) / 26.7%(−1.0%)


21 mei 2017(日)※あっさり真夏日になり

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温15.4度.最高気温はお昼前に早くも30.2度.余裕の真夏日ライン超えである.珈琲豆を調達してから,真夏日の昼下がりの観音台へ.最高気温は31.8度まで上がった.こんなときに居室の窓を開けたら熱風が吹き込んでくるので,完全密閉&ブラインド&扇風機全開で暑さと対決するしかない.

◆[欹耳袋]Togetter -「河野太郎の大学の悩み聞きます@東京大学五月祭(とその後の反応)

◆午後5時を過ぎても29度台の暑さにノックアウトされたので文献リストの初校ゲラ修正がぜんぜん進みませんというタイムリーな言い訳を思いついた.

◇本日の総歩数=3,318歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.8kg(−0.1kg) / 27.7%(−2.7%)


20 mei 2017(土)※日焼けの昼バッタの夜

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温13.5度.まずは米とぎ.段雷が鳴り響く午前6時前.今日は運動会日和ではあるが真夏日の予報.午前8時半,つくば駅.気温はすでに21.4度.朝から夏の日差しがぎらぎらと.まずは神奈川へ出撃するミッション(其の壱).

◆[欹耳袋]「不安な個人、立ちすくむ国家 〜モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか〜」平成29年5月 次官・若手プロジェクト | 産業構造審議会総会(第20回)‐配布資料 | 経済産業省 [pdf]/HIROKIM BLOG / 望月優大の日記「経産省「次官・若手ペーパー」に対する元同僚からの応答」(2017年5月19日).

◆川崎の炎天下から弥生キャンパスの炎天下へ移動.東大五月祭を見たのはいったい何年ぶりのことだろうか.昼下がりの都内の気温は28.7度まで上がっている.午後3時から大学院進学ガイダンスというお仕事あり.

◆[蒐書日誌]今年は澁澤龍彦の没後30年に当たるので記念出版物が続くわけね.白水社の『ビブリオテカ澁澤龍彦』全6巻は本棚の奥にずっと潜んでいるし,文庫本も何冊もある.しかし,強烈なのは没後20年に出た:国書刊行会編集部(編)『書物の宇宙誌:澁澤龍彦蔵書目録  Cosmographia Libraria』(2006年10月20日刊行,国書刊行会,ISBN:4-336-04751-0 → 目次)だろう.この『書物の宇宙誌』は前半の第1部だけ舐めるように読んでピックアップまでしたのだが,後半はさすがに息切れしたまま10年が経ってしまった.そろそろ時効だから残りを読了するかな.そんなことしたら憑かれてしまうかな.『書物の宇宙史』はワタクシの研究室の入ってすぐの書棚に面が見えるように置いてあるのだが,気がつく人はいまだにいない.古川ロッパ『昭和日記』や種村季弘『図説 占星術事典』や井上圓了『妖怪学全集』などとともに,とてもいい “壁” をつくっていると思うんだけどなあ.

◆本郷から東新井に直行して,〈筑波研究学園都市にイノベーティブ・コミュニティを創る〉 の交流会へ潜り込む.バッタ博士にひさしぶりにお会いしたぞ.早くも “つくば変人倶楽部” の仲間入りだ!  “変人たち” が生存できる環境は万難を排して保全されなければならぬ.光文社新書が賭けに出たというバッタ本にサインをいただく夜.新書にしてカラー写真満載である.バッタ博士の御真筆とウルド印鑑.すばらしい!:前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』(2017年5月20日刊行,光文社[光文社新書・883],東京, 380 pp., 本体価格920円, ISBN:978-4-334-03989-9 → 版元ページ).

◆[欹耳袋]デジタルアーカイヴの分類学的効用 —— 朝日新聞デジタル「日本のサザエ、「新種」だった 学名あったのは中国産」(2017年5月20日)※プレスリリース:岡山大学「驚愕の新種! その名は「サザエ」 〜 250年にわたる壮大な伝言ゲーム 〜 」[pdf] |日本の研究.com「驚愕の新種! その名は「サザエ」 〜 250年にわたる壮大な伝言ゲーム 〜」によると,「ネットが普及するまでは古い文献の閲覧が非常に難しかった」とのこと.なるほどね.「これまで日本と韓国で刊行されたすべての貝類図鑑や論文は、サザエの学名を間違えていたのです。ダヴィラとライトフットの本はともに、日本には所蔵されていない希少本で、現在のようにインターネットのデジタルアーカイヴが発達する以前は、閲覧自体が困難でした」.なお,記事中で「希少本」として引用されているサザエの元文献はいずれも BHL に入っている:Pedro Francisco Dávila 1767 | John Lightfoot 1786 | Lovell Augustus Reeve 1848

◆明日の日曜も真夏日になるとの予報.あっつ〜

◇本日の総歩数=14,926歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.9kg(+0.2kg) / 30.4%(+2.6%)


19 mei 2017(金)※初夏の陽気の農林団地

◆午前5時起床.晴れ.気温11.3度.青空が広がる朝の観音台.明け方の最低気温は11.0度まで冷え込んだが,日中は真夏日ラインに接近するかもとの予報.朝から事務連絡┣┣" のお相手に余念なし.

◆[系統樹思考]本が好き!「本書は系統樹思考の入門書であり、系統樹思考(系譜をたどる)と分類思考(カテゴリー化する)の違いとそれぞれの由来を推測を交えながら解説する」(2017年5月18日)

◆午前の┣┣" 撃ち —— 「農業環境分野の重点化検討に向けた現状分析と論点整理」意見提出.

◆[欹耳袋]日刊工業新聞「理研、異才の若手雇用−国内外から公募、新制度始動」(2017年5月15日)※「「理研白眉研究チームリーダー」は、国際公募で提案・採択された研究課題を基にチームを率いる」— 選ばれし研究員はみんな眉毛が白い.

◆ひさしぶりの昼休みロングコース徘徊.気温は軽やかに夏日ラインを超える25.8度.炎天下の歩き読み本:佐藤彰一『贖罪のヨーロッパ:中世修道院の祈りと書物』(2016年11月25日刊行,中央公論新社[中公新書2409],東京, 4 color plates + xii + 286 pp., ISBN:978-4-12-102409-1 → 目次版元ページ)読了.5〜12世紀の中世ヨーロッパ修道院史.目撃したかのような詳細な記述.第6章にある鞣皮紙写本の製作法:「一巻で五一五頭の仔牛を屠らなければならなかった」「総計で一五〇〇頭を超える数の仔牛の皮が使われたことになる」(p.156)— そりゃあ高価な財産になるはずだ.「活発な造本活動をおこなった書写室をそなえた修道院は,広大な所領に料紙を提供してくれる羊や牛を,常時しかも大量に飼育していなければならなかった」(p.156)— 中世の修道院は経済主体として有力であるばかりではなく,畜産業を差配する牧場主でもあったと.書体に関しては,8世紀半ばにアンシアル書体からカロリング小文字書体への移行が生じたと書かれている(pp.158〜).すかさずスタン・ナイト[郄宮利行訳]『西洋書体の歴史:古典時代からルネサンスへ』(2001年4月25日刊行,慶應義塾大学出版会,東京,118 pp., 本体価格6,500円,ISBN:4-7664-0834-9 → 版元ページ)を “森” の書庫から引っ張り出して確認.そーかそーか.続く第7章では,ラテン語の速記法(「ティロー式速記」)についても言及されている(pp. 175-6).

◆午後の┣┣" 撃ち —— 初校ゲラ再読と清書.新たな追加分も読む読む.

◆[欹耳袋]毎日新聞「オランダ国王 副操縦士として21年間乗務 月に2度」(2017年5月18日)※De Telegraaf 紙の独占インタビュー記事: 「Koning Willem-Alexander zet zijn vliegpassie voort achter stuurknuppel in cockpit van Boeing 737」(2017年5月17日)

◆明日は朝から夜まで東奔西走である.

◇本日の総歩数=8,814歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.7kg(−0.2kg) / 27.8%(+9.7%)


18 mei 2017(木)※雷雲とスコールの一日

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.昇る朝日がまぶしい.気温は12.4度と低め.雲が広がる観音台.午前8時の気温は17.7度.空気がやや湿っている.今日は午前中だけ農環研に実在し,午後は姿をくらます.

◆[欹耳袋]JST>科学技術情報プラットフォーム「論文出版を重視するシステムは早期キャリア研究者の学術的態度・行動を頑なにする(記事紹介)」(2017年5月17日)※「早期キャリア研究者(ECR: Early Career Researcher)」という用語は初耳.学位取得後4〜5年目の若手研究者を指すらしい:De Montfort University | ECR Definition.元記事「A system that prioritises publications means early career researchers’ scholarly attitudes and behaviours remain conservative

◆午前の┣┣" 撃ち —— 〈プロジェクト撤収〉進捗状況:箱=1山.昔々,桜吹雪のように「紙」文書が舞っていた時代にはファイルだのボックスだの文書格納箱が山のようにあったが,さすがに最近は “空気” しか格納されていない無用の長物と化したので,まとめて廃棄だん.箱があるから文書を保存したくなる.

◆[欹耳袋]〈筑波研究学園都市にイノベーティブ・コミュニティを創る〉【日時】2017年5月20日(土)13:00〜17:00[交流会17:30〜]【場所】研究交流センター(つくば市竹園)※ワタクシは夜の交流会のみ参加.

◆雷鳴とスコール —— 午前11時,遠雷が轟き始めた.あわてて帰ろうとしたら土砂降りのスコールで,そこらじゅう水浸しに.一時間ほどで雨は上がった.お昼過ぎ,つくば駅.雷雲は通り過ぎ,青空が広がってきた.本郷出撃だが,都内でも雨に見舞われる可能性高し.雷雨前は21度超まで気温が上がったが,雷雲通過でイッキに5度ほど下がりいまは16度台.めまぐるしい空模様.午後2時,本郷到着.曇り空の都内は何となく蒸し暑いような.早めに2号館のお座敷を開いて空気の入れ替えを.空き時間にじたばたと事務連絡メールなど出しまくる.土砂降りの悲鳴がタイムラインから聞こえてくるのだが,本郷キャンパスはまだ雨粒ひとつ落ちてこない.でも,ときどき遠雷が.絶え間ない事務メールが観音台〜本郷〜弥生の間を飛び交う.本日の講義は多重比較まで説明と実習.次回は乱塊法へ.

◆[欹耳袋]博物館の危機 —— NHK NewsWeb「博物館の7割近く 収蔵品の修復「把握せず・予定立たず」」(2017年5月18日)/NHK おはよう日本>けさのクローズアップ「博物館の“危機” いま何が…」(2017年5月18日)※上田恭一郎さんが北九州市立いのちのたび博物館の館長になっていたことを初めて知った.

◆あわわな事態が発生し,関連情報を急いで関係者筋に流しまくる夜.

◇本日の総歩数=11,440歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.9kg(−0.4kg) / 18.1%(−7.0%)


17 mei 2017(水)※涼風の弥生キャンパス

◆午前6時前起床.曇り.気温15.2度.うう…….

◆[欹耳袋][欹耳袋]衆議院議員 河野太郎公式サイト・ごまめの歯ぎしり「ローカル線に乗った研究者の皆様へ」(2017年5月15日) ※「ローカルルールの廃止と統一ルールへの統合について」.

◆午前10時,つくば駅.曇り空.北東風が涼しい.気温16.5度.今日は本郷にて専攻教員会議の日.正午前,曇り空の弥生キャンパス着.都内の気温は18度くらいなので暑くも寒くもないが,湿度が高くてよろしくない.農学部3号館にてひっそりひと休み.午後1時,では,そろそろ専攻教員会議へ出向く用意をば.本日の配布資料は幸いにして「215ページ」しかないので,きっと早く終わるにちがいない.

◆【進捗報告】担当章の朱入れ完了.修正箇所は後ほど清書予定.

◆専攻教員会議と専攻会議のダブルヘッダーは午後4時過ぎに終了.つくば直帰.涼しい北東風が吹き抜ける夕暮れ時.通り雨があったらしく公園のベンチが濡れていた.午後6時の気温は15.3度.では厨房へ.

◆[蒐書日誌]荒井裕介『サバイバル猟師飯:獲物を山で食べるための技術とレシピ』(2017年5月15日刊行,誠文堂新光社,東京, 239 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-416-71617-5 → 版元ページ)※今日,千駄木の往来堂書店新刊棚でゲット.いろいろな動物が “解体” されてわしわし喰われていて,これはもう読むしかない.

◇本日の総歩数=10,500歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 94.3kg(+0.2kg) / 25.1%(−2.9%)


16 mei 2017(火)※南極氷が浮かぶ観音台

◆午前5時起床.雲の多い夜明け.気温14.7度.北東の風.初夏の青空がすかっと広がる観音台は空気が乾いて快適至極.午前7時の気温は16.9度.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 朝からゲラ読み……(読んでます読んでます)./月末までに英文要旨を書けと長州に尻を叩かれる(痛い)./品川の宿を確保した.出張日程が確定したら即座に宿泊先を予約する習慣が身に付いてしまった.

◆[欹耳袋]鳴門教育大学附属図書館「「どうして本をよまないといけないの」あなたの答え教えてください」(2017年5月16日)※どんな意見が集まるのか,その集計結果が気になる.

◆午後の┣┣" 撃ち —— とりあえず自分の章だけ初校ゲラ読み完了./昨夜,越中さまからメールが届き,TYM大学理学部でワタクシの新著を紹介したのだが,学生のレスポンスがイマイチで拍子抜けしてしまったとのこと.とくに最近は学生が本をぜんぜん買わなくなったと慨嘆されていた.学生さんを取り巻く経済状況やら時代風潮やら要因はいろいろだろうけど.

◆夜の〈南極呑み会〉に備えて,いったん車を置きに帰宅,そしてつくバスで再出勤.曇り空でやや湿度が高い. “バクダン” 類はすでに準備万端整っている.ひさしぶりの農環研所内の呑み会なので, “お水” やおつまみは用意しないといけない.前菜代わりにスーパーフルーツトマトソースの冷製パスタはつくって持参した.トマトソースの先入観を打ち壊す極上のフルーティさは格別である.南極の氷を味わうのにふさわしいはず.

◆スーパーフルーツトマトソースの悦楽 —— 最近は糖度がとても高いスーパーフルーツトマトが出回るようになった.それなりに値段が張るのだが,文字通り “果実” のような甘酸っぱさはこたえられない.生のまま食べる機会が多いスーパーフルーツトマトは実はトマトソースにしても格別な味わいがある.そこでペンネを使った冷製パスタにしてみた:【食材】スーパーフルーツトマト大4個・ペンネ250グラム・エクストラヴァージンオリーヴオイル大さじ2・塩漬けケッパー20粒・レインボウペッパー適量・パセリ粉末適量.

  1. スーパーフルーツトマトは皮を湯剥きする.
  2. 1 のトマトをざくざくカットしてビニール袋に封入して一晩冷凍したのち自然解凍する.
  3. 2 の解凍トマトをボウルに入れ,オリーヴオイルを少しずつ混ぜていく.みじん切りにしたケッパーとレインボウペッパーとパセリ粉末も同時に投入する.終わったら冷蔵庫へ.
  4. ペンネは指定通りの茹で時間を守り,茹で上がったら冷水に放つ.水を切ってからキッチンペーパー上に広げて余分な水気を取る.ペンネがくっつかないように 3 のトマトソースを少量絡めてから冷蔵庫へ.
  5. 4 のペンネを皿に盛りつけてから 3 のトマトソースをたっぷりかければできあがり.お好みで生バジルをトッピングしてもいい.

ふつうのトマトを使ったときとはぜんぜん別次元の甘味と酸味が堪能できる.とりわけ完熟したのは果物そのもの.これはもう実体験していただくしかない.

—— レシピ → クックパッド「スーパーフルーツトマトソースの悦楽」※これでワタクシのクックパッド出品は50品となった.|het dagelijkse keukenleven「スーパーフルーツトマトソースの悦楽」.

◆南極直送の氷でもって〈玉川〉の「Ice Breaker」のオンザロックを味わうという空前絶後の南極呑み会から帰還.南極氷はすばらしい. フィリップ・ハーパー杜氏にこの写真が届きますよ~に.

◇本日の総歩数=10,294歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 94.1kg(+0.8kg) / 28.0%(−1.8%)


15 mei 2017(月)※週明け早々のゲラ読み

◆午前5時半起床.曇り.気温14.7度.薄曇りの観音台.気温15.1度.暑くも涼しくもなく.

◆[欹耳袋]Science|Botanists fear research slowdown after priceless specimens destroyed at Australian border|11 May 2017※誰もタイプ標本を燃やしてはならぬ.

◆本日の┣┣" 撃ち —— 初校ゲラ様が降臨あそばされ,粗相がないようにおもてなしをする.そうかといって,このまま “神棚” に上げては仕事にならない./読んでます読んでます./そして,同行した〆切様は「6月3日(土)」— なんだ来月じゃん,らっきー(それが鬼門).

◆夜遅く,「歴史科学諸分野の連携・総合による文化進化学の構築」の最終年度成果シンポジウム〈先史文化進化の展望:考古学から行動実験まで〉のポスター案とタイムテーブルが降臨したので,寝るん〜♫•*¨*•.¸¸♪

◇本日の総歩数=4,422歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.3kg(0.0kg) / 29.8%(+1.1%)


14 mei 2017(日)※朝霧高原のお浄めの朝

◆午前6時過ぎに鶯のさえずりに目が覚める.残響のうう……(ブルックナーの交響曲のようにエンドレスなリフレイン).宿泊棟は死んだように静まりかえっている.昨夜はいったいどんな終末を迎えたのかワタクシはよく知らない.曇り空の牧場の朝はこの上もなく浄められていて,牧草地が遠くの山裾まで広がる風景に心洗われる.標高が高いので明け方は寒いかと思ったが,ぜんぜんそんなことはなく,半袖でOK.しだいに晴れ間が広がって,朝日が差し込んできた.

◆ある “ベルリンの壁” の件 —— つくばから富士宮に来るときの “ICカードの呪い” についての備忘メモ.昨日,つくばからPASMOカードで乗車し,秋葉原でそのまま機嫌よくPASMO乗車.ところがJR東日本のSUICA / PASMO は利用エリアは東海道線の熱海までで,次の函南からはJR東海のTOICAカード圏になる.フシアワセが降臨するのは,SUICA / PASMOとTOICAとは “共約不可能性” による.身延線はTOICA圏内で富士宮駅ではICカードは利用できるが,TOICAのみでSUICA / PASMOは使えないので自動改札は突破できず,精算窓口に並ぶことになった.

不幸中の幸いは,富士宮の精算窓口でPASMOによる決済ができたこと.以前,修善寺ではカードリーダーそのものが備え付けられていなかったせいで切符の買い直しというサイアクのフシアワセに遭遇したことがあったが,今回はICカードリーダーのおかげでPASMOで精算できた.乗客としてはJR東海とJR東日本を隔てるこの「ベルリンの壁」を何とかしてほしいものだ.

そんなわけで,JRではフシアワセだったが,富士宮駅前から乗った山梨交通バスはPASMOを含めて全国の交通ICカードがふつーに使える.この落差の大きさよ.山梨交通,えらいっ.

◆[欹耳袋]Togetter -「大学院生の就活」.

◆午前10時のチェックアウト.玄関前に参集する学生たち.今年は「虫愛ずる姫君たち」がとても多く10名を超える.捕虫網やビーティングネットの店開き.天気が回復した今日は昆虫採集日和.何だか富士山方面が混雑しているらしく,富士宮行きのバスが半時間も遅延した.

◆[思考の体系学]An At a NOA「比較可能律あるいは樹状律と充足理由律」(2017年5月10日)

◆富士宮に来てアノ「富士宮焼きそば」を素通りすることは許されない.駅弁の「極 富士宮焼きそば弁当」をゲット.焼肉弁当のような「瞬間加熱パッド」が同梱されていて,すぐに熱々の焼きそばが(いささかオーバースペック気味ではある).焼きそばにご飯に焼肉の三点セットってかなり重量級ではないか(完食したけど).

富士宮駅から身延線に乗る.気温はすでに23度近く.富士駅にて東海道線沼津行きに乗り換え,さらに熱海行きに乗り継いで東京へ.今度は高崎行きなのでうっかり寝過ごすと上州だ.トンネルが連続する.車窓に広がる大海原.都内は薄曇りで蒸し暑い.午後4時,つくば帰還.〈つくばフェスティバル〉はもう終了間近だった.

◆明日からはまた “日常” が坦々と過ぎていく.

◇本日の総歩数=9,221歩. 朝◯|昼−|夜◯. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測


13 mei 2017(土)※人生初の身延線の鉄路

◆午前5時前起床.雨はいったん上がっている.気温18.4度.関東甲信越小さな旅のしたく.そのうち雨が降ってきた.

◆[欹耳袋]公開:三中信宏「統計学へのお誘い本リスト(Version 12-May-2017)」※今年に入って出版された統計学本がエントリーしている.近いうちに初校ゲラが出る『統計思考の世界』にも最新版を掲載する.

◆富士山西麓へのプチ旅行 —— 午前7時過ぎ,つくば駅.小雨.午前7時の気温19.0度と蒸し暑い.では,富士山の西側へ出撃〜.スーツケースがあまりに重いのは “バクダン” が詰め込まれているから.ワタクシはよく駅ナカで警官の職質を受けることがあるが,今日はヤバい.おまわりさん,寛大なココロで見逃してくださいな.

◆都内に向う車中,雨はしだいに本降りになってきた.東京駅にて東海道線の熱海行き乗り換え.東海道線の普通列車に乗るのはひさしぶりかも.都内の気温は18.7度とやはり蒸し暑い.どこに行けば涼しくなるのか.辻堂にて雨は小止み.もうすぐ茅ヶ崎.向こうに海が広がってきた.熱海で,東海道線下りの島田行きに乗り換え.雨はまた本降りに.富士駅着.雨はざあざあ降り続いている.気温15.4度.これからJR身延線に乗り換える.身延線は後ろ乗り前降りのワンマン運転.そういえばこの路線はお初である.富士宮で下車.バスで富士山口を目指す.雨足強し.農大昆研の軍団がすでに集結している.身延線では “ICカードの呪い” という予期しないフシアワセが降臨した.富士山への上り道を半時間,朝霧グリーンパーク入口でバスを降り.雨また雨.バス停から東京農大富士農場までのたった600メートルで濡れまくった.つくば約4時間の旅路の終わり.

◆宿泊棟にチェックイン.東京農大富士農場のある富士山の山麓(標高800メートル)にもちゃんと Y-mobile の電波が届いてハッピー.雨は小止みに.空がだんだん明るくなってきたみたい.さっそく農場内を探検.エントランスからしてとてもいい感じ.雨雲がかかる遠景とか,酔い覚めの朝はさぞかし快適なことだろう.標高が高いので,長袖を着てきた甲斐があったというものだ.農大富士農場は畜産系なので牛さんが主役である.牛舎を覗き込んだら白黒さんに睨まれてしまった.宿泊棟の中は “蚕棚ベッド” とかいかにも合宿所な雰囲気が残っているが,外観は小ぎれいなペンション風の造りになっていて,「おお,さすがは私立大学」と感じ入ったしだい.入り口から細長く宿泊棟が伸びるようすは,いったいどこの高原ロッジかと見まごうばかり.小島センセと忠センセが先ほど到着したので,今夜の宴はさぞやバクハツするだろう.

◆午後3時,宿泊棟食堂にてミーティング.今回の新歓合宿参加者は60名を超えたとのこと.例年のことながら一研究室でこの規模はたいしたものだ.

◆[統計思考の世界]文献リストのチェック.索引以外のテキスト分量は計495,601バイト=619.50枚/400字.B5の判型で組版すると図表144枚込みで250ページくらいになるとのこと.

◆午後6時から,研修棟外のテント屋根の下でバーベキュー宴会.肉を計30kgも買ってきたことからその後の “酒池肉林” の展開は早くも予想できた.方々で肉を焼く煙がもうもうと立ち上り最初から総立ち状態.炎が燃え上がると人間は “原初の姿”に回帰するのか,女神様が降臨し懺悔する学生も.

◆今回つくばから持参した “バクダン” は滋賀〈不老泉〉山廃吟醸(燗酒用)・奈良〈風の森〉露葉風・純米しぼり華,そして京都〈玉川〉Ice Breaker(オンザロック用)の三本.一升瓶を三本抱えてくるのはタイヘンな苦行だったが瞬く間に蒸発した.

◆霧雨が降る続く高原に別件の文化進化学本の初校ゲラひとそろいが降ってきたが,この状況でチェックしたら “蟲” がかえって大繁殖しそうでどうしようもありません.

◆午後9時過ぎ,外でのバーベキュー宴会はおしまい.続いて宿泊棟ホールに戻ってから二次会に突入したが,その記憶はあまりない.午後10時過ぎには撃沈したようだ.

◇本日の総歩数=11,916歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 93.3kg(−0.1kg) / 28.7%(−0.5%)


12 mei 2017(金)※観音台も暑さは絶好調

◆午前4時半起床.晴れ.日の出なう.気温14.4度.朝の観音台は圃場から揚雲雀のさえずりが聞こえてくる.気温はすでに19.2度.南風.今日も暑くなりそうだ.

◆[欹耳袋]ロイター「高等教育は「個人利益」 財務省、公費での無償化に慎重姿勢」(2017年5月10日) ※高等教育は「個人利益」どころか「個人負債」になりつつある現状をぜんぜん見ていないとしか言いようがない.

◆[蒐書日誌]『円環大全』 —— Manuel Lima『 The Book of Circles: Visualizing Spheres of Knowledge』(2017年5月刊行, Princeton Architectural Press, New York, ISBN:978-1-61689-528-0 [hbk] → 版元ページ) ※『系統樹大全』の続刊である本書『円環大全』もまたきっと翻訳されるだろう.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 将来の研究分野「重点化(せんたくとしゅうちゅう)」に関する領域会議 10:00〜11:00.白目にならないように.

◆[統計思考の世界]第4章〜第14章とエピローグまで小見出し追加.文献リスト作成.約140項目というささやかさ.

◆午後の最高気温は26.8度まで上がったが,夕方になって雲がしだいに広がり,涼しい東風が吹き込んできた.雨の気配はまだない.

◆[欹耳袋]朝日新聞デジタル「女性研究者の教授昇進率、男性より2~5割低く」(2017年5月12日) ※「女性の学会発表や共著者数が少ないのは男性が大多数を占めるなかで人脈を広げる機会が乏しいからではないか」— 鳥居啓子教授談.

◆夜,雨がぽつぽつと.ささやかなる旅支度を.

◇本日の総歩数=6,023歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.4kg(+0.4kg) / 29.2%(−0.7%)


11 mei 2017(木)※夏日くらくら本郷高座

◆午前5時半起床.初夏の朝日が戻ってきた.やや霧がかかっているか.気温は14.6度.ほんの瞬間的に観音台に実在.外は夏の日差し,気温はすでに19度直前.湿度が低いこと(だけ)が救いかも.こういうあわただしい┣┣" 撃ちのときに限って「お待ちしています」を「雄町しています」と変換してはならぬ.五分後には姿を消す予定.

◆[欹耳袋]NHK NewsWeb「外来植物「ナガミヒナゲシ」注意」(2017年5月9日)|Togetter -「ナガミヒナゲシは危険外来種?」※義晴さんのアレロパシー研究の大宣伝? ま,何それな “煽り” ではあるな.

◆午前10時前,つくば駅.気温20.7度.暑くなってきた.午前11時,本郷.都内は午前10時には気温24度超,もうすぐ軽やかに夏日ラインを超えるだろう.〈ルオー〉にてウィンナ・コーヒーとともに一休み.これから担当編集者との打ち合わせが待っている./〈ルオー〉での編集打ち合わせ収量.都内は正午前には27.1度に達している.半袖アロハの選択は間違っていなかった.農学部に逃げ込んでひと休み.弥生キャンパスは新緑がみずみずしい.午後はドーバー海峡を渡って理学部2号館に進撃だ.

◆[統計思考の世界]プロローグ〜第3章まで小見出し追加.

◆午後2時過ぎ,理学部2号館前にて偶然にもCDBの庵主さまと遭遇した.発生生物学会に便乗して科研費の会議だそうな.いつもながらラフなアヤシイ格好だった(どの口がそれを言う).さて,201号室にてお座敷セットアップ.

◆[蒐書日誌]車内読書本 —— ジョーゼフ・ジョルダーニア[森田稔訳]『人間はなぜ歌うのか?:人類の進化における「うた」の起源』(2017年4月18日刊行,アルク出版,東京, 337 pp., 本体価格2,900円, ISBN:978-4-901213-59-2 → 目次)第2章.人類の歌の起源を全世界スケール論じでる著者の基本姿勢は「比較法(the comparative method)」にある.モノフォニーが原始的な歌唱形式であるという先入観はー「ポリフォニーは中世西洋のキリスト教が生み出した」という固定観念の産物に過ぎないという著者の主張は,ポリフォニーの方がはるかに広い地理的分布をもっているという事実に支えられている.ジャレド・ダイアモンドのスタイルを髣髴とさせる.

◆JR身延線・富士宮駅でもICカードが使えることを確認.「極 富士宮やきそば弁当」なる駅弁があるらしい(焼きそばをおかずにご飯を食べる?).それにしても,富士山の西側は遠いな.

◇本日の総歩数=11,113歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.0kg(−0.2kg) / 29.9%(+0.2%)


10 mei 2017(水)※雨降る弥生キャンパス

◆午前5時半起床.雨.気温14.8度.小雨に濡れる観音台.雨が降るのはひさしぶり.午前8時の気温は15.6度.今日は2時間だけのうかんけんに実在し,その後は姿を消す.

◆[系統樹思考]山陽新聞2017年4月30日(日)書評・須賀みほ「三中信宏『系統樹思考の世界』:地の原理 普遍的,明快に」.須賀さんから掲載紙を送っていただきました.どうもありがとうございます.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 〈プロジェクト撤収〉進捗状況:紙=1山.雑誌バックナンバーにはさまって昔々の写真たちが “出土” した.今は大御所としてぶいぶいいわせているアノ人もソノ人もかつては髪がもっと黒かった(or多かった)んだなあとしばし時間を忘れる./〈プロジェクト撤収〉進捗状況:紙=もう1山.

◆[欹耳袋]ASCII「なぜ東大では1000台超のMacBook Proが一瞬で売れるのか」(2017年5月9日)※「8割以上の新入学生がTouch Barなしの13インチMacBook Pro」「教授や教職員のMac比率も高い」— 来年度以降の「生物統計学」は Windows ではなく Mac をデフォにしましょーかね.

◆雨の本郷出撃 —— 午前11時,つくば駅.小雨が降り続くセンター広場では今週末開催の〈つくばフェスティバル〉の準備が始まっていた.正午,小雨の弥生キャンパス着.都内の気温は16度台.湿気があって歩けば蒸し暑い.農学部3号館隠れ部屋にて一休み.MacBook の電源一式をおうちに忘れてきたというかつてないフシアワセが降臨.これまでこんな忘れ物はしたことがないのに.あとはもうMacBook君のバッテリーの気合いひとつで午後の「保全生態学特論」集中高座がどこまで走れるかが決まる.気合だ!気合だ!気合だ!

  • [本郷]農学部1号館第5講義室なう.電池残量84%. posted at 12:51:20
  • [本郷]パラメトリック統計学続き.休憩なう.電池残量66%. posted at 13:52:33
  • [本郷]正規分布の噺.休憩なう.電池残量50%. posted at 14:40:53
  • [本郷]モデル選択論まで說明だん.電池残量30%.午後5時まであと一時間ガンバレ!(気合だ!気合だ!気合だ!) posted at 15:42:30
  • [本郷]距離法・最節約法・最尤法まで說明だん.電池残量7%!(よく頑張った,エライぞ) posted at 16:50:27

◆小雨降る根津の駅からつくば直帰.こちらも霧雨の夜を迎えている.

◇本日の総歩数=8,856歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.2kg(+0.1kg) / 29.7%(−0.1%)


9 mei 2017(火)※快適な昼休み歩き読み

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温14.3度.薄曇りの観音台は昨日のような準真夏日にはならないらしい.午前8時の気温は16.0度.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 〈プロジェクト撤収〉進捗状況:箱=1山.昔々の書類フォルダーやら書類ボックス類は “古代の空気” を封入したまま居室棚を専有していた./予算執行と中課題検討会についての打合せ 10:00〜11:30.「なぜ予算執行率が低かったのか」を問いただされて,「予算配分が遅かったせいに決まってるやろ,ごるぁっ」などと反論するのは実に大人げない.「ワタクシたちは(ときには)雲や霞を食べていることもあるのです」と答えるのが成熟したオトナの研究者である(うそ).

◆薄曇りの昼休み.正午の気温は18.6度と,夏日ライン超の昨日に比べれば格段にしのぎやすい.ショートコース徘徊.歩き読み本:古賀弘幸『文字と書の消息:落書きから漢字までの文化誌』(2017年5月20日刊行,工作舎,東京, 306 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-87502-484-2 → 目次版元情報)第1章「文字の場所・文字の風景」から読みはじめ.都市空間での「文字考現学」のような趣き.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 数理統計研修高座の席亭としてのお仕事など.

◆夕暮れとともに涼しい夜風が吹き,気温が下がってきた.今宵は牛スネ肉のボルシチ風シチューとしゅわしゅわ赤ワイン.そして,〈ピーターパン吾妻店〉のライ麦パン「ロッゲンブロート」.つくばにこれだけたくさんのパン屋がひしめいていても,ドイツパンは〈ピーターパン吾妻店〉一択.

◆[蒐書日誌]柳田國男・倉田一郎(編)『分類山村語彙』(1941年5月15日刊行,信濃教育會,長野, 4+410 pp. → 目次国立国会図書館デジタルコレクション)続き.第3章「山林管理」では「森」と「林」の差異について言及.「森=ハイ/ハエ=生える」vs「林=ハヤシ=生やす」と対置されている.人為がどの程度加わっているかによる区別だろうか.

◆明日は弥生キャンパスにて「保全生態学特論」の二回目.雨になるとの予報.

◇本日の総歩数=10,044歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.1kg(+0.2kg) / 29.8%(+0.8%)


8 mei 2017(月)※五月晴れの┣┣" 津波

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温9.8度.快晴の観音台は新緑の季節を迎えている.午前7時の気温は15.9度と低めで,西寄りの風が涼しいが,予報によると日中は30度近くまで暑くなるらしい.そろそろ “のーかんけん的正装” をしないと.連休明け朝イチの BGM は Glenn Gould のバッハ平均律クラヴィーア曲集から始まる.

◆[欹耳袋]文春オンライン「文科省国立大「現役出向」241人リスト」(2017年5月6〜8日)#1 | #2 | #3

◆[蒐書日誌]江戸時代の日本の本草学史 —— Federico Marcon『The Knowledge of Nature and the Nature of Knowledge in Early Modern Japan』(2015年7月刊行, The University of Chicago Press, Chicago, ISBN:9780226251905 [hbk] / ISBN:9780226479033 [pbk] → 版元ページ)※参照:国立国会図書館〈描かれた動物・植物 —— 江戸時代の博物史〉.

◆連休明け最初のロングコース徘徊.湿度こそ低いものの気温はすでに27.1度まで上がり,炎天下の歩き回りは修行のひとつかも.ゴールデンウィーク中に近在の田植えはほぼすべて終わっていたようで,若苗が南風にそよいでいた.

◆[蒐書日誌]連休明けにいただきものが届くシアワセよ —— 古賀弘幸『文字と書の消息:落書きから漢字までの文化誌』(2017年5月20日刊行,工作舎,東京, 306 pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-87502-484-2 → 目次版元情報)※上質のカバージャケットを思わずスリスリしてしまう.まだ書店には並んでいない./鳴橋直弘(編著)『ヘビイチゴを調べる』(2017年1月28日刊行,認定特定非営利活動法人大阪自然史センター,大阪, 32 color plates + 231 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-902883-14-5 → 目次版元ページ)/ジョーゼフ・ジョルダーニア[森田稔訳]『人間はなぜ歌うのか?:人類の進化における「うた」の起源』(2017年4月18日刊行,アルク出版,東京, 337 pp., 本体価格2,900円, ISBN:978-4-901213-59-2 ↑ → 目次)※ポリフォニーが原始的で,モノフォニーは派生的という主張.

◆大型連休明けは┣┣" 放牧場が大賑わいで,出張・兼業関係の書類を出しまくったり,研究計画の文案を関係者に投げつけたりと気がつけばもう夕方になってしまった.

◇本日の総歩数=12,061歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.9kg(−0.2kg) / 29.0%(−1.4%)


7 mei 2017(日)※次なる登攀への下準備

◆午前6時半起床.曇り.気温18.0度の暖かすぎる朝.

◆[欹耳袋]〈The Academic Family Tree〉: Building a single, interdisciplinary academic genealogy.

◆[蒐書日誌]連休最後の読書:柳田國男・倉田一郎(編)『分類山村語彙』(1941年5月15日刊行,信濃教育會,長野, 4+410 pp. → 目次国立国会図書館デジタルコレクション)の第1部「土地」第1章「地形」読了.「峠」を意味する「トウ(タワ)」は「たわむ」から(pp. 2-3).「左沢」にも使われる「アテラ」は「日陰の山向こう」の意味(pp. 7-8).「川の上流をカツチといふことは陸奥の野邊地などにあるが,川内・甲地などゝ文字には書いて他の地方にも尠くない.甲子温泉の甲子も亦これに因んだ名と察せられる」(p. 20)— そーかそーか.

◆お昼前,〈つくいち〉をそぞろ歩きしたのちペデを上がる.筑波学院大学に移転してきたばかりの〈グルマン〉にて珈琲充.学食なんだけど,このエリアで日曜もランチ営業しているとはありがたい.真っ昼間からワインがそろっているのもすばらしい.その後,観音台へ.気温は23度そこそこのぬるい陽気だが,遠景が霞んでいるように見えるのは単に曇っているせいか,それとも黄砂飛来のせいか.

◆細々とした┣┣" どもを一掃征伐した夕刻,禍々しい雷雲が西から接近,いきなり雷雨.雷雲が通り過ぎた夜は気温急降下.雨上がりの涼しい夜は,横浜崎陽軒の上等シウマイをつまみながらハートランドビールうぐうぐという夏本番の夕餉だった.

◆[欹耳袋]産経ニュース「イノシシが「ウェスティン都ホテル京都」のロビーで大暴れ、従業員がけが」(2017年5月7日)※蹴上にイノシシが出没するとは.

◆大型連休明けの明日は┣┣" 津波がコワいぞ〜.

◇本日の総歩数=6,899歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.1kg(−0.8kg) / 30.4%(+0.7%)


6 mei 2017(土)※雨に濡れる連休の終盤

◆午前6時前起床.雲が多めの空.気温14.9度.

◆[欹耳袋]shorebird 進化心理学中心の書評など「日本生物地理学会2017 その3」(2017年5月6日)※先月の大会シンポジウム「言語進化学と言語地理学の研究最前線 人類集団の言語・文化・遺伝子の時空変遷」の記事.感謝./京大360˚編集部「世界が滅んでも生き残るため、京大生よ変人たれ。酒井教授が語る、カオスに立ち向かうための「京大の役割」」(2017年5月4日).

◆人気のない昼下がりの観音台.気温は正午前には夏日ライン越えの25.4度.午後はもっと上がるだろう.せっかくの休日ではあるがちくちくと┣┣" 摘みをする./Hennig XXXVI (St. Petersburg, FL) website が開設された.要旨登録に際してはツイッターのアカウントが求められ(オプショナル),講演時にライブツイートしていいか訊かれる.

◆[蒐書日誌]柳田國男・倉田一郎(編)『分類山村語彙』(1941年5月15日刊行,信濃教育會,長野, 4+410 pp. → 目次国立国会図書館デジタルコレクション).

第5部「禽獸」の第23章「鳥獸名」とそれに続く第24章「獸外除け」では,熊・猪・鹿・羚羊・狐・狸・狼・貂など,かつて日本の森林に広く生息していた獣たちの生態を踏まえた名称と罠の仕掛けについての知識体系が拾われている.第23章「鳥獸名」にある「ヌタバ」の說明:

  • 「猪の習性として,水の湧き出すやうな處で泥中に轉がり,松の木などの根元へ身體をこすり付ける.九州以外では之をヌタ打,その場所をヌタバ,山中の地名としても各地に多い」(p. 222)
  • 「尚ノタとヌタとは殆ど區別なく使はれて居る.だから芝居などで斬られた役者のノタウチ廻るなどといふノタウチも,この猪のヌタウチの所作からの思ひつきであつた」(p. 222) そーかそーかそうだったのか.

中部地方で猪害を防ぐために囲われた「輪地」がのちの「輪中」になったそうだ.続く『分類山村語彙』の第6部「狩獵」と最後の第7部「山の信仰」読了.独特の狩猟文化もさることながら,第25章「單純狩獵」では熊の落とし罠や鹿の仕掛け鉄砲いろいろ,猪に爆薬を噛ませるという荒っぽい手法も.第30章「獸の肢體」では熊・猪・鹿などの部位とその食べ方と作法など.

なお,柳田國男の『分類語彙』三部作はいずれも国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている:『分類山村語彙』『分類漁村語彙』 『分類農村語彙』.

◆雨になるという予報だったが,結局のところ夕方まで青空だった.本日の最高気温は25.9度.湿度が高いみたいであまり快適な一日ではなかった.

◇本日の総歩数=3,333歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.9kg(+0.8kg) / 29.7%(+0.3%)


5 mei 2017(金)※こどもの日は大人の日

◆午前7時過ぎのろのろ起床.晴れ.気温17.2度.

◆[蒐書日誌]電子本たち —— 『思考の体系学』の文献リスト(html版)を今日も加筆している.文献ごとにインターネットで利用できるリソースをチェックするという気の長い作業だが,雑誌論文だけでなくかなりの数の単行本も Biodiversity Heritage LibraryInternet Archive などを通じてオープンアクセスになっていることを知った.めぼしいものをピックアップする:

  • Frances A. Yates『The Art of Memory』(1966年刊行, Routledge & Kegan Paul, London → pdf)※日本語訳:フランセス・A・イエイツ(玉村八州男訳)『記憶術』(1993年6月10日刊行,水声社,東京,519 pp., ISBN:4-89176-252-7).
  • David Baum and Stacy Smith『Tree Thinking: An Introduction to Phylogenetic Biology』(2013年刊行, Roberts and Company, Greenwood Village →pdf
  • George Lakoff『Women, Fire, and Dangerous Things: What Categories Reveal about the Mind』(1987年刊行, The University of Chicago Press, Chicago → pdf) ※翻訳:池上嘉彦・川上誓作・辻幸夫・西村義樹・坪井栄治郎・梅原大輔・大森文子・岡田禎之 訳『認知意味論:言語から見た人間の心』(1993年刊行, 紀伊國屋書店, 東京).
  • Brent Berlin『Ethnobiological Classification: Principles of Categorization of Plants and Animals in Traditional Societies』(1992年刊行, Princeton University Press, Princeton → MUSE [pdf])
  • Max Fürbringer『Untersuchungen zur Morphologie und Systematik der Vögel, zugleich ein Beitrag zur Anatomie der Stütz- und Bewegungsorgane. Zwei Bänden』(1888年刊行, Verlag von T. J. Van Holkema, Amsterdam / Verlag von Gustav Fischer, Jena → BHL: Band I | Band II [pdf])※第1巻『Specieller Theil: Brust, Schulter und proximale Flügelregion der Vögel』と第2巻『Allgemeiner Theil: Resultate und Reflexion auf morphologischer Gebiete; Systematische Ergebnisse und Folgerungen』がどちらもBHLに入っていた.

◆午後は安定の夏日ライン超えで,立夏の日差しがぎらぎらしている.心地よい風が吹き抜けるなか,心安らかに寝読みしつつシエスタを満喫するのもまた大型連休の一つの過ごし方.

◆[蒐書日誌]こどもの日の読書 —— 柳田國男・倉田一郎(編)『分類山村語彙』(1941年5月15日刊行,信濃教育會,長野, 4+410 pp. → 目次国立国会図書館デジタルコレクション).第二次世界大戦中に信州で出版された “黒い本” なので,手荒く扱うと紙質も造本もかなり心もとない.もとは1930年代の大日本山林會報に連載された記事だったらしい.

序から ——

  • 「さういふ多くの語彙の中では,殊に山中の事物の名に,古い生活の名残が色々と傳はつて居ることを,我々は感ぜざるを得ない」(p. 2)
  • 「分類山村語彙の多くの言葉が,永遠に忘れ去られる日は近い.何だかもう既に無くなつてしまつたものが,大分に有るのではないかといふ氣もする」(p. 3)
  • 「我々の語彙に出て居ない一つの言葉が有るといういふことは,大抵の場合には一つの事實の,今まで気付かれないものが見つかつたことを意味するのみか,時としては說明し得なかつたことを說明する手掛りになる」(p. 3)— an indigenous system of knowledge.
  • 「既に採集せられた一語の,又他の土地にもあつたといふことは,事實を確かめるだけでなく,なほ其由來の遠いことを推測せしめる.同じ言葉の解釋の少しづゝのちがひは,誤謬を正す以上に,又考へ方の變遷を跡づけしめる場合もある」(pp. 3-4)— 系統推定アブダクションの姿勢.

◆立夏の夜,今年はじめてクビキリギスの「ジーーーーーッ」という耳障りな鳴き声がペデストリアンデッキの街路樹から聞こえてきた.

◇本日の総歩数=3,444歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.1kg(+0.3kg) / 29.4%(−0.4%)


4 mei 2017(木)※ラ・フォル・ジュルネ

◆午前5時半起床.気温12.0度.早朝は薄曇りで朝日も差さなかったが,やがて昨日のような初夏の青空が広がってきた.

◆[蒐書日誌]野村悠里『書物と製本術:ルリユール/綴じの文化史』(2017年2月24日刊行,みすず書房,東京, 8 color plates +iv+230 pp., 本体価格7,500円, ISBN:978-4-622-08565-2 → 目次版元ページ)※青空のようなカバージャケットに包まれた本体は,いまどきありえない金の箔押しの真っ赤なクロス装幀.造本がとってもゴージャス過ぎて,もう買わないわけにはいかないでしょ.

◆[欹耳袋]HONZ「『クマムシ博士の クマムシへんてこ最強伝説』血を吐くほど観察し続けながらも、ピュアな心を護り抜く[前野ウルド浩太郎]」(2017年5月4日)※バッタ博士の新刊『バッタを倒しにアフリカへ』も買わないと!

◆[蒐書日誌]Richard P. Stanley『Enumerative Combinatorics, Volume 1. Second Edition』(2011年刊行, Cambridge University Press[Cambridge Studies in Advanced Mathematics], Cambridge, ISBN:9781107602625 [pbk] → pdf版元ページ)※著者サイトからpdfとして公開されている.なお,本書の初版:Richard P. Stanley『Enumerative Combinatorics, Volume 1』(1986年刊行, Wadsworth and Brooks/Cole, Monterey) の翻訳:成嶋弘・山田浩・渡辺敬一・清水昭信共訳『数え上げ組合せ論 I 』(1990年刊行, 日本評論社, 東京).また,原書の第2巻もすでに出版されていることを知った:Richard P. Stanley『Enumerative Combinatorics, Volume 2』(2001年刊行, Cambridge University Press[Cambridge Studies in Advanced Mathematics], Cambridge, ISBN:9780521789875 [pbk] → pdf版元ページ).

◆午後からは根津〜池の端〜丸の内と攻め込んだ.池の端の岩崎邸は改装中でいまひとつ.根津神社のつつじ祭りはもうだいぶ盛りを過ぎていたが,ミニ千本?鳥居をくぐってからいつもの〈芋甚〉にて小倉みつ豆の燃料給油.その後,〈釜竹〉にてさらに “給水” と釜あげうどん.暗くなってから東京国際フォーラムへ.〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン〉21:45〜22:30,パスカル・ロフェ/フランス国立ロワール管弦楽団:ストラヴィンスキー〈火の鳥〉組曲;ラヴェル〈ボレロ[小曽根スペシャル]〉with 小曽根真(Pf)・エリック宮城(Tp).火の鳥は夜陰にはばたき,ボレロにはピアノとハイノートトランペットのアドリブが付いた.

◆[欹耳袋]パウル・クレーのノート公開 —— Open Culture「3,900 Pages of Paul Klee’s Personal Notebooks Are Now Online, Presenting His Bauhaus Teachings (1921-1931)」(2016年3月3日).アーカイヴはこれ:Zentrum Paul Klee>Collection & Archives>Paul Klee – Bildnerische Form- und Gestaltungslehre ※先月読んだ:パウル・クレー[土方定一・菊盛英夫・坂崎乙郎訳]『造形思考(上・下)』(2016年5月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・ク25-1, ク25-2],472+350 pp., 本体価格1,600+1,500円, ISBN:978-4-480-09601-2 [上巻] / ISBN:978-4-480-09602-9 [下巻] → 目次:上巻下巻|版元ページ:上巻下巻)の原図が見られる.

◆東京国際フォーラムをあとにして,大勢の聴衆の波に流されJR有楽町駅にたどり着いたのは午後11時前だった.よれよれになって名誉ある午前様のつくば帰還.都内を転戦しまくった一日だった.

◇本日の総歩数=13,403歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.8kg(+0.1kg) / 29.8%(−0.3%)


3 mei 2017(水)※笠間の丘の上で陶炎祭

◆午前6時過ぎ起床.もちろん晴れ.気温9.6度.五月といえば農大昆研新歓合宿の季節である.今年は農大付属の富士研修センターで来週末に開催されるが,今年度の昆研は驚くなかれ100名を超える大家族になってしまったとのことで(こうなったら「昆虫学科」をつくろう!),合宿とか採集の旅行の段取りがタイヘンなことになっているらしい.

◆農林水産省系の国立研究開発法人は「役に立つ研究をしろ」という有形無形の “逆風” に日々さらされている.昨今の大学や研究機関は,それぞれ “お家の事情” があり,個々の研究者が好き勝手なことができる環境あるいは雰囲気はない.先日,所内で小課題検討会という年度計画の打ち合わせがあった.もちろん「中期計画工程票がぁ」とか「社会実装がぁ」とか盛り下がる論議はいつまでも果てしない.なろ様御下命の「社会実装」スローガンは,最初は右往左往していたが,一年も経てばそろそろ「はいはい」と軽くかわせるくらいのしたたかさ(生きるすべ)を農水研究員は身につけないとね.

打ち合わせの議論の中で「で,統計研修はこの小課題のどこに位置づければいいのでしょう?」という若手からの質問があり,即座に「どこにも位置づけてはならぬ」と返した.農水独法は中期計画で五年間の研究進行ががんじがらめにしばられている.農研機構主催とはいえ毎年実施している数理統計研修をどこかの小課題に組み込んだりした日には,「社会実装を “見える化” しろ」だの「PDCAをまわせ」だの,どーでもいいことをつつかれるのは目に見えている.さらに言えば,戦後以来半世紀以上も続いているこの研修を五年ごとに見直しだなんだといじられるのは問題外だ.だから,みだりに “紐付き” にさせないのがベストである.

まったくオモテには出していないが,やらなければならない仕事は “隠し田” でひとりでコッソリ続ける.農水独法で研究員を続けるつもりなら,それくらいの “面従腹背” というか “面の皮の厚さ” はきっと必要だろう.言い換えれば,研究者が自分の手の内を外に全部見せるのはスジの悪い生き方ということだ.

そういえば,かつてのワタクシの上司だった室長は,ワタクシが入省してすぐのころ,「みなかさん,農水省の研究員は個人としての “ライフワーク” をもってはいけないんです」と言った.オモテの研究業務を担うことが研究員の本務であって,それ以外には何もないはずなのがタテマエだと.しかし,その室長は「研究アウトプットを出し続けていれば誰も文句は言いません」と言いつつ,在職時代はめいっぱいウラの “ライフワーク” に邁進した.ホンネの生き方の理想である.

どんな研究環境であっても研究者キャリアをこじらせずにちゃんと築いていけばまちがいなく生き残れる.いろいろと不自由であることは確かな農水独法だが,気に病めば潰れる,気にしなければフリーダム. “天動説” は最後に勝つ.世界は自分を中心にまわっているのだから,とてもシアワセな研究者人生である.

—— 以上を束ねて:leeswijzer|note「隠れて生きよ(Λάδι βιώσας」(2017年5月3日).

◆大型連休後半初日の今日は笠間の〈陶炎祭〉へ.朝のニュースを見ていたら,下りの高速道は軒並み40kmもの大渋滞が発生していたので,行きは高速道ではなく一般道で北上した.しかし,会場の笠間芸術の森公園に近づくとともに道路は駐車場に入る車で大渋滞.暑いくらいの日差しの中,長嶺陶房と植竹陶房とごはん茶碗を買ってきた.帰りの北関東道〜常磐道は何とか動いていた.

◆大型連休は明日も休みなく続く.

◇本日の総歩数=6,356歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.7kg(−0.7kg) / 30.1%(+9.3%)


2 mei 2017(火)※今日も休みまくる快楽

◆午前5時半起床.晴れ.気温は5.1度まで下がっている.寒〜.

◆[蒐書日誌]Nicholas Jardine and Robin Sibson『Mathematical Taxonomy』 (1971年刊行, John Wiley & Sons, London)※数理分類学の古典が archive.org からpdf公開されていることを知った.すばらしい.

◆[欹耳袋]田口善弘「ピンチをチャンス」自然科学書協会会報,2017年2号: 1-2(2017年4月)[pdf] ※「成書を紐解かなくても知識は得られる時代」「自然科学書の目的は……「効率よく新しい概念を学べること」だろう」.世の中に「本の食べ方」を知らない人が多くなってきたら,本が売れなくなるのも当然の帰結だろう..ワタクシ的には,体系的知識が「本」の形式で書かれていることがとても重要.薄っぺらいサラミを何枚喰っても満足できないけど,分厚い著作はたった1冊でも満腹になるということ.

◆初夏の日差しがまぶしい午後.昨日のような雷雨の気配は微塵もなく,気温は21度台,乾いた北風が心地よい.スキあらば陸上進出を狙って進化する気満々の松見公園鯉軍団は絶好調だった.ひさしぶりの天久保〈千年一日珈琲焙煎所〉へ.目次改訂第二案ひねりだし.

◆[蒐書日誌]潮田登久子『みすず書房旧社屋』(2016年11月11日刊行,幻戯書房[Serie Bibliotheca 1/3],東京, 196 pp., 本体価格3,300円, ISBN:978-4-86488-109-8 → 目次)※みすず書房がもとあった「文京区本郷3-17」をグーグルマップでストリートビューしてみると今はコインパーキングしかない.そこにかつて建っていた下宿屋のような出版社のおもかげはこの写真集から想像するのみ.

◆休み癖を引きずったまま連休後半に突入するシアワセよ.

◇本日の総歩数=12,789歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 93.4kg(+0.5kg) / 20.8%(+9.3%)


1 mei 2017(月)※五月晴れのち雷雨襲来

◆午前5時半起床.五月晴れ.気温10.0度.やや うう…….月例アナウンスをメーリングリストに流し,昨日のどきどき△日録をアップして,五月がスタート.今年は参加しなかったメーデー行進が下界で始まったようだ.

◆今日と明日は年休だが,昼下がりに観音台に遊びに来た.午前中は五月らしい陽光がさんさんと降り注いでいたが,昼過ぎから雲が広がり,雨粒がぽつぽつと落ちてきた.午前の最高気温は24.5度とほぼ夏日だが,これから空模様がどのように急変するか.一昨日のような雷雨になるとの予報だが.

◆午後1時,西の方から空がだんだん黒くなって,雷鳴とともに雨が降り始めた.けっこうな勢いのスコール.しかし,午後4時には兇悪雷雲は東に去り,西から青空が広がってきた.お昼過ぎには24.7度まで上がったのに,冷たい空気に入れ替わったせいで気温急降下.午後4時の今は13.9度と10度以上も下がっている.めまぐるしい変わり方の一日だ.

◆[思考の体系学]朝からほぼ一日仕事になってしまったが,三中信宏『思考の体系学』文献リストを公開した.巻末 pp. (9)-(23) の「文献リスト」に基づいて作成したが,各文献項目については要旨や全文などインターネット上の利用可能なアーカイヴがあればそのURLを記した.約300項目のうちかなりの数の文献でアブストラクトや全文のアーカイヴが利用できるというのはありがたいなあ.まあ,それでも「紙」の文献にこだわるのは極私的嗜好というしかないが,コピーあるいはスキャンからの二次利用ではなく,可能なかぎり原書の図版を使うというこだわりがある.それにしても文献リストをhtml化する過程でまたまた “蟲” がぞろぞろと捕虫網に入ってきて,まったくもう…….

◆夜になっても気温は下がり続け,午後11時には7.9度と冷え込んできた.

◇本日の総歩数=2,967歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 92.9kg(+0.5kg) / 11.5%(−14.9%)


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