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日録2018年8月 


18 augustus 2018(土)※涼風が吹いて秋が来た

◆午前6時起床.晴れ.今朝の最低気温はなんと14.3度まで下がり,気持ちよすぎてナミダが出る.窓を全開放すれば,先日までのむっとする熱気ではなく,涼しい風が吹き抜ける.快適至極な秋の到来.かしましい蝉軍団の合唱練習も今朝はしんとして鳴りを潜めている.午前9時の気温は22.8度と夏日ラインを目指しているが,湿度が低いのですべて許す.

◆ほぼ一ヶ月ぶりにエアコンを稼働しなくてもすむ爽やかな朝の食卓は天久保〈ブロートツァイト〉のバゲットをフレンチトーストにしてバターでふわっと焼き上げた.下味は牛乳と卵とメイプルシロップで.

◆[欹耳袋]高知県立大学「高知県立大学永国寺図書館の蔵書の除却について」(2018年8月18日)※「焼却」以外の道を探ってくれたらよかったのにねえ.

◆午後になっても気温は夏日ラインをちょいと超えた26.1度どまり.この湿度の低さはいかにも秋らしい.絶好の行楽日和である(行楽しないけど).お昼前に洞峰公園まで “けもの道” を縫うように徘徊して,〈モルゲン〉ではパンを,そして〈コーヒー・ファクトリー〉で珈琲豆を確保して帰還.心地よし.

◆[蒐書日誌]『ユリイカ2018年10月号』(2018年9月27日刊行予定,青土社,東京, 本体価格1,400円, ISBN:978-4-7917-0356-2 → 版元ページ)※特集〈図鑑の世界〉.「動物、植物、昆虫から恐竜、怪獣、妖怪まで、ジャンルを問わず人々を魅了し続ける、めくるめく図鑑の世界に迫る!」—— 本特集では川上和人さんとの対談と寄稿のふたつの┣┣" を背負っているワタクシ.

◆夜の帳の向こうから秋の虫たちの鳴き声が(耳障りなアオマツムシはまだ登場しない).午後8時の気温は20.7度.夜風が涼しい.今宵の夕餉はチダイのアクアパッツァを用意した.向こう側のポモドーロ・パスタは軽い前菜として.

◆土浦学園線を大きな珍走団が爆走.遠くから爆音が近づいてきたが,しだいに遠ざかる.ひょっとして東大通り方向に曲がったのかも.

◆明日も今日みたいな涼しい一日になればシアワセ.

◇本日の総歩数=9,046歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.75kg(+0.05kg) / 28.2%(+0.7%)


17 augustus 2018(金)※夏季休暇に書評を書く

◆午前7時のろのろ起床.晴れ.気温22.2度.昨夜の乱行の「うう……」がまだ残響している.うう…….

◆今日も夏季休暇中だが,野暮用があって観音台に遊びに来た.午前10時の気温は26.8度.不快指数マックスだった昨日までとは打って変わって,蒸し蒸し感ゼロの快適な夏日の青空が広がる.こういう日和が続けばさぞかし┣┣" 撃ちもはかどるにちがいない.

◆ということで,今日が〆切の書評┣┣" 一頭を追い回そう.

◆午後3時を過ぎて書評記事脱稿.たった900字とはいえ.ずいぶん時間がかかってしまった.

◆〆切様と対面で書評原稿を書いていたので,昨日の背徳日録をアップするヒマがなかった.遅まきながら更新.

◆夏のシアワセ度は湿度の低さに比例することを痛感した一日だった.最高気温は29.3度と真夏日ラインすれすれだったが,ヨーロッパみたいな乾いた陽気で日陰に入れば涼しく感じるほど.午前8時の気温は21.5度.最低気温は10度台まで下がるかも.今宵は鶏手羽元の煮込みと半熟卵と “にごり水”.

◆明日も続くよお休み生活.

◇本日の総歩数=3,294 歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.70kg(+1.05kg) / 27.5%(−0.8%)


16 augustus 2018(木)※池袋の背徳の夜は長く

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温27.0度の熱帯夜だった.本日は夏季休暇の初日なり.フリーダム!

◆[欹耳袋]本日から受講生募集開始!—— 第214回農林交流センターワークショップ〈分子系統樹推定法:理論と応用〉【日程】2018年10月24日(水)〜26日(金)【場所】農林水産技術会議事務局 筑波産学連携支援センター(つくば市)【〆切】2018年9月20日(木)【定員】30名.

◆夏季休暇初日のランチは〈Roji 菜園テーブル〉にて山羊さんか兎さんのように新鮮野菜をばくばく食べてきた.

◆某書の本文計650ページ読了.言葉の海がはてしなく広がる本.

◆[統計思考]takimasaのバインダー「統計思考の世界 ~曼荼羅で読み解くデータ解析の基礎」(2018年8月14日)

◆午後3時,つくば駅.薄曇りの蒸し暑い午後に都内出撃.午後4時過ぎ,池袋着.背徳の夜は長かった.〈新政〉とか〈来福X〉とか,池袋北口の〈京華閣〉では犬の皮とか鴨の首とか.「犬の皮」と言われて一瞬身構えたが,ふつーのふるふるした厚めの皮だった.鴨の首の煮物はしっかり八角の風味が効いていて,けっこう美味かった.ホネごとばりばり食ったら,周囲から「それ,ありえへんやろ」と冷たい視線が飛んできた.ホネってふつう食べるもんちゃう? 煮豚の山.食っても食っても肉が次々に “出土” した.みごとなレバーのカットと盛り付けで,積木くずしみたいな一皿とか.燃え上がる貝また貝.酒池肉林ののちつくばに帰り着いたのは午後11時過ぎ.当然のごとく「うう……」.

◆幸い明日もお休みだ.

◇本日の総歩数=8,702歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 85.65kg(−0.75kg) / 28.3%(+0.2%)


15 augustus 2018(水)※人気のない観音台にて

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.厨房じたばた仕事.やっと朝餉.今の気温は26.8度.夏空の観音台.今日も平常労働日.午前8時の気温は29.7度.きびしく残暑している.

◆[欹耳袋]MdN Design Interactive「生物にiPhoneをかざすと名前がわかるアプリ「LINNÉ LENS」、第一弾は魚類中心4000種類」(2018年8月14日)※リンネ・レンズ!

◆午前の┣┣" 撃ち —— 立川出張案件:のうかんけんから片道100kmを超える出張では宿泊可能というローカルルールがある.都内出張であってもこのルールを満たす遠方なら宿泊できる.TXつくば駅直行直帰で出張伺を出したところ,これだと100kmにぎりぎり達しないのでアウトとの事務からの連絡あり.しかし,のうかんけん→JR牛久経由だと【バス乗車距離4倍換算ルール】により100km超でセーフなので出張伺を修正することに.なろ城下町のローカルルールはつぶやかないとすぐ忘れてしまう./MSおふぃすが盛大なる「お盆更新の祭典」に突入./来週の進化学会駒場大会の総会説明資料用コンテンツを事務局に送信./おふぃすの「更新の祭典」はいまやっと終わり,計1GBほどが御降臨./学会参加費の「立替払伺」が未提出であるとの連絡があり,あわててじたばたとわーどを開くお昼前.

◆昼休み.正午の気温は32.4度.今日もカンカン照りなので炎天下徘徊は取りやめ.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 学会参加費支出伺の書式がちがっているとの指摘を受け,またまたわーどを開く暑い昼下がり./研究室の電話がつながらないというのはこの上ないシアワセである.今日も一日中ずっと静かな人生を満喫できた./新春対談の日程が確定したとのヒミツ指令が届いた./ひたすら本読み.やっと500ページを超えた.

◆[蒐書日誌]着弾!:ジョージ・クブラー[中谷礼仁・田中伸幸訳|加藤哲弘翻訳協力]『時のかたち:事物の歴史について』(2018年8月20日刊行,鹿島出版会[SD選書・270],東京, 251+xi pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-306-05270-3 → 目次版元トップページ)※さて,読まないと.

◆富山直送〈まつ川〉の「ますの寿司」の夕餉.明日からは夏季休暇という名前の本読みと原稿書きの日々が始まる.

◇本日の総歩数=4,718歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.40kg(+0.10kg) / 28.1%(−0.6%)


14 augustus 2018(火)※残暑吹き飛ぶ酒池肉林

◆午前5時半起床.晴れ.雲が多い.気温24.2度.今日も人気のない観音台は残暑の空が広がる.午前8時の気温は27.9度とたいしたことはないが,湿度が高いので不快指数が高すぎる.朝イチの BGM はヴィラ=ロボスの〈ショーロス〉全集を.

◆[欹耳袋]Greg Priest 2018. Diagramming Evolution: The Case of Darwin’s Trees. Endeavour abstract | twitter

◆午前の┣┣" 撃ち —— 某ミライ本の初校ゲラの修正完了.夕方にも黒猫さんに新先斗町まで運んでもらいます./仙台からの召喚状が届いた.台紙付きのリッパすぎる参加証.これ,持参し忘れたらきっとアウトなんでしょうか.小心なワタクシは大会受付で「参加証がない〜」とじたばたする光景を想像しただけでも不眠になりそうなので,即座に運転免許証やクレジットカードとともに格納.

◆残暑とはいえカンカン照りの昼休み.正午の気温は32.6度.ツクツクボウシの大合唱の中をショートコース徘徊.季節は徐々に夏から秋へと移り変わっていくが,樹液にはノコギリクワガタのペアが陣取ってめいっぱいガンを飛ばしていた.古川緑波『ロッパ食談・完全版』の歩き読み.麺喰い.

◆午後の┣┣" 撃ち —— ひたすら本読み.

◆黒猫さん集会所に立ち寄って初校ゲラ発送.午後の最高気温は33.8度.昨日みたいな兇悪スコールは今のところなさそう.

◆今宵は東新井〈Gigi osteria〉にて酒池肉林.前菜はモッツァレラチーズをくるむ大風呂敷な生ハムたち..サイドメニューは白インゲンのトマト煮.ヘルシーきわまりない.サラダ代わりのパンツァネッラ.メインはたった300グラムほどのささやかな豚肉Tボーンステーキ.ヴィーノは一通り履修した.

◆お盆本番の明日も続く平日労働.我が辞書に「お盆」はない.

◇本日の総歩数=8,476歩. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 86.30kg(+0.35kg) / 28.7%(+0.7%)


13 augustus 2018(月)※湧き立つ入道雲に雷雨

◆午前5時起床.曇り.気温25.5度.今日は平常営業.いつもの通勤路ががらがらで,さすがはお盆休みだ.観音台は曇り空.人気なさすぎ.午前8時の気温は25.9度.朝イチの BGM はジャズバンドで聴くガーシュウィンのオペラ〈ポギーとベス[完全版]〉.おとといのカウント・ベイシー・オーケストラを思い出す.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今月と来月の不在申請(出張・振替日・夏季休暇)./【天王台案件】manaba から成績登録.生のエクセル・ファイルをアップロードするというのはドキドキする.

◆午前いっぱい事務仕事の連続で酸欠.お昼休みは “有酸素徘徊” するしかないな.曇りときどき晴れの昼休みはショートコース徘徊.正午の気温は31.3度でぜんぜん猛暑ではなかったが,湿度が高すぎてどうしようもなし.歩き読み:古川緑波『ロッパ食談 完全版』(2014年9月20日刊行,河出書房新社[河出文庫・ふ9-1],東京,276 pp., ISBN:978-4-309-41315-0 → 版元ページ).戦前の日本の洋食は高レベルだったらしい.

◆[蒐書日誌]お盆休みにもかかわらず積み上がる着便本たち:James Franklin『The Science of Conjecture: Evidence and Probability before Pascal』(2001年6月刊行, The Johns Hopkins University Press, Baltimore, xiv+497 pp., ISBN:0-8018-6569-7 [hbk] → 目次版元ページ)※『「蓋然性」の探求』の元本.さいわいハードカバー版が入手できた.eBook は論外だし,ペーパーバックだと壊れそうなので./渡辺拓也『飯場へ:暮らしと仕事を記録する』 (2017年7月1日,洛北出版,京都, 506 pp., 本体価格2,600円, ISBN:978-4-903127-26-2 → 目次版元ページ)※こういう本には目がない.学位論文を踏まえて書籍化されたとのこと./松原タニシ『事故物件怪談 恐い間取り』(2018年6月26日刊行,二見書房,東京, 255 pp., 本体価格1,400円, ISBN:978-4-576-18097-7 → 版元ページ)※夜のベッドサイド本に最適.本書はやはり著者の(ちょっとマネしたくない)好奇心の賜物だろうか.人間の心こそ “真怪” なり(井上圓了).

◆轟く落雷とともに大粒の雨が降ったりやんだりの夕方.午後4時の気温は29.8度.蒸し暑さマックス.夜は牛久の〈連根屋〉にて.

◇本日の総歩数=8,197歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.95kg(+0.20kg) / 28.0%(−0.6%)


12 augustus 2018(日)※お盆休みに読みまくり

◆午前5時半起床.晴れ.気温24.6度.

◆[蒐書日誌]プラントハンターといえば,F・キングドン - ウォード[塚谷裕一訳]『植物巡礼:プラント・ハンターの回想』(1999年9月16日刊行,岩波書店[岩波文庫・青478-1],東京,ISBN:4-00-334781-1 → 版元ページ)と F・キングドン - ウォード[金子民雄訳]『ツアンポー峡谷の謎』(2000年5月16日刊行,岩波書店[岩波文庫・青478-2],東京,ISBN:4-00-334782-X → 版元ページ)くらいしか思い浮かばないな.白幡洋三郎の本もあったか.

◆今日の最高気温は真夏日ライン手前の29.4度どまりだった.お盆休みは本読みのお仕事が堆積している.

◆[欹耳袋]ワタクシが本(新書を含め)を書くときは「参考・引用文献リストと索引は必ず付けること」を確約した上で原稿書きに入る.この基準はワタクシが手がけた翻訳書でもまったく同一で,脚註・文献リスト・索引は省略しないことを約束してもらってから仕事を始めるようにしている.なお,ワタクシ自身は「註」をまったく入れないスタイルでいつも原稿を書くようにしている.その理由は,註の存在それ自体が,脚註・後註を問わず,読者の本読みの “動線” を引きちぎるリスクがあるから.書くべきコンテンツはすべて本文のなかに詰め込む主義.文献リストはすべての(あるいは大半の)読者にとって必要かどうかとかましてや “権威付け” などとはまったく何の関係もなく,出典を知りたいと思った(奇特な?)読者に対する “情報公開” のようなものかも.しかし,ワタクシが著者として執拗に文献リストを造り込むのはほかならない自分のため.紙とネットの両方に文献リストや脚註が公開されていれば言うことなし.

◆明日からは平常営業だが,観音台の人口密度はきっと有意に低いだろうな.

◇本日の総歩数=2,078歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.75kg(−0.05kg) / 28.4%(+0.4%)


11 augustus 2018(土)※山の日の西瓜ジュース

◆午前6時起床.薄曇り.気温25.8度.朝イチでつくば市の北にあるクリーンセンターへ粗大ごみを搬入.休日なのに休めず.

◆[欹耳袋]Take a Risk:林岳彦の研究メモ「研究者諸賢への引継ぎ:学術誌の購読料高騰と論文のオープンアクセスについての情報まとめ」(2018年8月9日).

◆夏空のもと,マンション大規模修繕進捗状況の巡視.午前11時の気温は30.4度.蒸し暑い山の日.

◆蒸し暑い午後は雲が多め.それでも気温は33.3度まで上がっている.冷凍西瓜を半解凍したシャーベットジュース.かき氷を飲んでいるようなもの.ノバホールにて The Legendary Count Basie Orchestra を聴いてきた夕刻はシンプルなポテトサラダをつくる.じゃがいもとさらし玉ねぎ,そしてきゅうりのみ.調味は甘口マヨネーズとサワークリームが半々.

◆さらさらと過ぎていくお盆休み.

◇本日の総歩数=3,097歩. 朝◯|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 85.80kg(−0.20kg) / 28.4%(−0.5%)


10 augustus 2018(金)※台風一過でまた猛暑に

◆午前5時過ぎ起床.雲が多めの晴れ.気温24.8度.二日ぶりの観音台はふだんの夏の表情に戻っていた.午前8時の気温は28.8度.本日は平常営業日.

◆[欹耳袋]毎日新聞「富士山測候所 日誌を廃棄 68年間つづった貴重な40冊」(2018年8月10日)※「毎日の出来事や感想を個人的に書き留めたもの。職務ではなく、行政文書に当たらない。庁舎内のスペースは有限で、必要ないものを無尽蔵に保管できない」— 誰にとって必要ない?

◆午前の┣┣" 撃ち —— 数日前から居室の電話がつながらなくなっていると事務から “人力” で連絡あり.そういえば,とても静かで心安らぐ日々が続いているのはそのせいか.いまだ原因不明なのだが,ずっとこのままの方がシアワセなのでは./『現代思想2018年9月号』(2018年8月27日刊行予定,青土社,東京, 本体価格1,400円, ISBN:978-4-7917-1369-1 → 版元ページ)※今回の特集は〈考古学の思想〉.ゲラ返送の〆切様は今宵降臨されることを今になって思い出したワタクシってお馬鹿さん(大汗).

◆[蒐書日誌]ジェームズ・フランクリン[南條郁子訳]『「蓋然性」の探求:古代の推論術から確率論の誕生まで』(2018年5月15日刊行,みすず書房,東京, viii+609+88 pp., 本体価格6,300円, ISBN:978-4-622-08687-1 → 目次版元ページ).昨日の飛び入り年休のおかげで読了できた本書の書評記事を書き続けている.めっちゃ長くなる予感.

第9章「宗教 —— 神の法、自然の法」へ.本章では,蓋然性に対するもうひとつの宿敵である宗教が取り上げられる.本章では中世以降のキリスト教神学をたどりながら,「神の存在証明」と蓋然性との関係がどのように議論されてきたのかを考察する.神が存在することの証明としてよく揚げられる「デザイン論証(intellectual design)」には二通りのバージョンがあると著者は言う.第一の「演繹的なデザイン論証」とは以下のものである:

「演繹タイプのデザイン論証で最も有名なのは,トマス・アクィナスの「第五の途」である.これは,自然のなかに目的性や方向性を認めることは必然的に命令者の存在を含意する,というものだ.道路標識には意味がある,ということは,誰かが,それがそういう意味をもつように書いたのだ.と言うのに似ている.この論証は物事の本性への哲学的直観として提供され,私たちの選択肢はそれをとるかとらないかのどちらかしかない」(p. 366)

第二の「非演繹的なデザイン論証」は上の演繹的デザイン論証とは大きく異なっている:

「デザイン論証が非演繹タイプのときは,つねに代替仮説 —— 世界の秩序は〔神の意図【デザイン】ではなく〕自然的原因から物質の自己組織化のようなものを通して生まれるという説 —— の蓋然性を考える必要がある」(p. 367)

本章後半はブレーズ・パスカルによる「神は存在するか否か」という賭けの意思決定論を詳述する.パスカルはペイオフ計算(p. 408, 表9.1)に基づいて,神に「祈り」を捧げるという意思決定の方が妥当であると結論した.このパスカルの賭けに関して,フランクリンは合理的意思決定は蓋然性とは別物であると指摘する:

「[パスカルによる]この論証で注目に値するのは,パスカルが最晩年になっても,また,これほど意見への信念にかかわる(そして長期頻度とは無関係の)文脈においても,チャンス,つまり偶然のみを問題にし,蓋然性は問題にしていないことである」(p. 409)

「蓋然性がどんなに高くても,確実ではない以上,いかにも確実であるかのようにふるまうのはやめておこうと思わせるに足るほどのきけんは存在するだろう.同様に,パスカルの賭けにおいても,神が存在する蓋然性がどれほど低くても,こんなに報われるならば神の存在を前提にした行動は合理的だと思わせるに足るほどの報酬があるのだ」(p. 410)

けっきょく,近代的な確率(蓋然性)の考え方が生まれ出る背景には,哲学的あるいは宗教的なアンチ蓋然的な思考がまだ強固に残っていたということだろう.

確率論が “賭け事” というきわめて現世的・実業的な営為の中から生まれたとする俗説にしたがえば,第10章「射倖契約 —— 保険、年金、賭博」は内容的にぴったりかもしれない.しかし,いたるところにローマ法の『学説彙纂』への言及があるところをみると,賭け事や保険のようなリスク管理はもっと古いルーツがあることを思い起こさせる.

続く第11章「サイコロ」は,大昔からの “蓋然性” 概念が近代的な “確率” へと衣替えする契機が何であったかに目を向ける.

「対称な物体を投げて賭け事をするという,元来周辺的で,いかがわしくさえあるこの裏道には,特別な自慢の種がある.これは蓋然性のうちで真っ先に数学化された部分なのだ.」(p. 460)

ここまでの章では,一貫して古代法学や道徳神学での蓋然性あるいは証拠に基づく推論が主たる論点だったのに対して,他方では賭博のような俗世間的な “偶然ゲーム” がなぜ注目を集めることになったかにフランクリンは着目する.著者はその理由はこの偶然ゲームが決着したとき,掛け金をどのように “公平” に分配すればいいのかという法的ならびに道徳的な問題が浮上したからだと推測する(pp. 460-461).

ブレーズ・パスカルとピエール・ド・フェルマーが1654年に交わした往復書簡は,ハッキング『確率の出現』の冒頭にも登場するように,近代確率論の開幕を宣言する歴史的なできごととされている.パスカルとフェルマーが数学的に議論した「ポイント問題」と「サイコロ問題」(p. 482)の背景には,掛け金の分配に関する “公平性” を担保しようとする使命があったとフランクリンは言う(p. 488).

『「蓋然性」の探求』では,単に確率(蓋然性)の数学化された部分にとどまらず,その背後に広がる数学化されなかった部分にも目配りをする視野の広さを特長とする.歴史の薄暗がりに忘れ去られた,必ずしも姿かたちが明瞭ではないものたちに光を当てるという本書の姿勢は全編を通してはっきりわかる.

最後の第12章「結論」に進む.蓋然性(確率)がたどってきた歴史の道のりを解明しようとする作業は容易ではなかったと著者は告白する:

「アイデアの歴史的発展についても同じことがいえる.潜在意識を浚渫して,埋もれた知識を掘り出すのは長期にわたる苦しい作業である.確率の歴史を,暗黙のうちにはすでにあった概念がしだいに明示化されてきた例として見ると,他の見かたではうまく説明できなかったさまざまな事柄が説明できる」(p. 514)

一方,本書が標的とするイアン・ハッキング[広田すみれ・森元良太訳]『確率の出現』(2013年12月28日刊行,慶應義塾大学出版会,東京,viii+394 pp., 本体価格3,800円,ISBN:978-4-7664-2103-3 → 目次版元ページ版元特設サイト)の第1章では,近代的確率の出現の “前夜” についてはほとんど何もわかっていなかったと述べられている.アイザック・トドハンターの確率論史本『確率の数学論史 —— パスカルからラプラスまで』に言及しつつ,ハッキングはこう書いている.

「[トドハンターの]この題名は非常に的確である.というのも,パスカル以前には記すべき歴史がほとんどないのに対し,ラプラス以降,確率関連の文献は詳しく説明するのがほぼ不可能なほど〔数多く〕刊行され,確率は十分理解されたからである.トドハンターの著作六一八ページのうち,パスカルの先人について論じているのはわずか六ページだけである.〔また〕この著作以降もパスカルの先人についての研究は進展の余地があったにもかかわらず,現在でもわずか数点の初期の覚書や未刊のメモ書きをたまたまみつけることしかできずにいる.しかし,『パスカルの時期』になると,確率という出現してきた考え(emergent idea)をすべての市民が認識したのである.歴史を哲学的に研究するには一六六〇年頃に起こったことを記録するだけでなく,どのようにして確率という基本概念が突然出現しえたのかを思索しなければならない」(ハッキング 2013, 訳書 pp. 1-2)

『「蓋然性」の探求』を読了してわかることは,近代的な確率概念はけっして「突然出現」したのではなく,アリストテレス以来の中世スコラ学における弁論術(エンテュメーマ)を踏まえた経験的な非演繹的推論の技法とローマ法を淵源とする法的な証拠の評価と推論に関する何世紀にも及ぶ議論が背景としてあったという点だ.蓋然性(確率)は,それが数学化されるされないにかかわらず,それぞれの時代を生きた人間にとって身近なものだった.

蓋然性の認知心理的基盤がまぎれもなく “生物学的” であるという指摘(p. 515)は,数学化以前に,それが文字化・記号化されているかどうか,さらにはそもそも意識されているかどうかさえ超越している可能性を示唆する.いま一度,冒頭の「序」に戻ると,フランクリンは確率的推論を段階化していた(p. 2).

  1. 「無意識な推理.つまり,不確実な状況に対して記号未満のレベルで起こる,脳の自動的な反応」
  2. 「日常言語を用いた,さまざまな事柄の蓋然性についての推論.この中間レベルが本書の大きな主題である」
  3. 「確率や統計の教科書に出ているような,数式を用いた数学的な推論」

「すべての蓋然性に数値があたえられなければならないか」(p. 519)という著者の問題提起は,本書が念頭に置いている蓋然性(確率)の幅広いスペクトラムを考えれば納得できるだろう.

「したがって昔の著作にあたるときに大事なことは,17世紀に新しく始まったこと(つまり,数値化)の予兆を探すことではなく,むしろ,のちに定量化されたものもされなかったものも含めて,確率的事象について何が言われていたかを見出そうとすることである.蓋然性に数値があたえられていなかった時代に見出すことが期待できる,非演繹的論理の断片をいくつかあげてみよう」(p. 520)

これに続く節では,著者の主張を支持する実例(論証的推論・三段論法・有意性・帰納・類推など)が挙げられている.

では,なぜ数学的な確率概念がパスカル以前にはなかったのか.この問いに対して,フランクリンは「17世紀がそれまでの時代と明らかに違う点は,基礎数学の文化全体が成長したことである」(p. 526)と指摘した上で:

「確率論がなぜもっと早く現れなかったのか,という問いに一言で答えるなら,“数学が難しいから” がその答えである.応用数学はそれに輪をかけて難しい」(p. 529)

と結論する.これは,数学的リテラシーの浸透とも関連するのだろうが,著者のもうひとつの答えはより根本的かもしれない.

「数学的蓋然性の発達を遅らせたと考えられる最後のそれらしい要因は,偶然の科学は存在しえないという信念である.なぜなら偶然とはまさに科学の手を逃れるものの名なのだから.これは自然な信念であり,アリストテレスの権威に支えられていた.[中略]一回生の偶然事象に注目することで,アリストテレスは偶然を,説明や理論を受けつけないものとして見る.」(p. 531)

一回限りの偶然的なできごとが合理的な説明の対象ではないというこの信念は,中世的な「運命の輪」の寓意によって裏打ちされていると示唆される.

「確率の理論の出現が遅れた理由のひとつは,運命の車輪に象徴される不可避の運命という考え方が,偶然にかんして今日の概念と張り合うような概念を提供していたからだ,と論じることはできるだろう.しかしこの見解を支持する決定的な証拠を見つけるのは難しい.確率的な議論は結して運命の議論とともには生じないが,そのことがこの見解を支持する証拠といえるかどうかは難しい問題である.『偶然の科学は存在しない』という考えと,運命の車輪という考え方はともに,偶然と非理性のもっと深いところでのつながりを示唆しているのかもしれない.」(p. 534)

現代のわれわれにとってなじみ深い “数学的” な確率論と統計学のすぐ裏側に,もっと広くそして “非数学的” な蓋然性の世界が広がっているという著者の結論は,エピローグにつながっていく.

最後の「エピローグ 非定量的蓋然性のサバイバル」では,パスカル以降の “数学化” の傾向 —— 「数学的方法によってしだいに植民地化されてきた物語」(p. 572) —— を免れた “非数学的” な蓋然性の残響 —— 「多くの非定量的な蓋然性がしぶとく生き残っているようす」(p. 572) —— に耳を澄ませる.ポール・ロワイヤルやラプラスの論理学あるいは法学や道徳神学のその後の顛末にフランクリンは注意を向ける.そして,現在の科学哲学にも時としてみられる懐疑論(社会構築主義)に対抗するには,証拠に基づく非演繹的推論の史的基盤を再認識することだとしめくくられる.

続く「2015年版への後記」と銘打たれたポストスクリプトでは,非定量的な蓋然性(確率)をベイズ統計学の観点から捉える立場が述べられている.著者は「論理的蓋然性主義」を「客観的ベイズ主義」とみなしているようだ(p. 591).証拠と仮説に関する論理的確率を指しているものと思われる.

本書はハッキングの『確率の出現』ではあまり触れられていなかった,パスカル以前の確率(蓋然性)概念がたどってきた長い歴史をぎゅっと詰め込んだ大著である.本文も膨大だが,巻末の原註はさらに膨大な文字数がみっしり押し込まれている.通読するだけでも時間がかかる本だがその見返りはとても豊かである.巻末に付けられた折り込み図版の「関連年表/人物–テーマ相関表」は,紀元前23世紀から始まりパスカルが登場する17世紀までの分野別の歴史がひとまとめに鳥瞰でき,蓋然性の歴史の広さと深さが実感できる格好のチャートだ.

さて,最後に残された大きな問題は,この『「蓋然性」の探求』という大著をどのように読めばいいのかだ.もちろん,確率と推論に関わる内容であることはまちがいないが,少なくとも第9章までの約400ページは古代から中世にいたる思想史の本だ.ギリシャ思想・ローマ法・道徳神学・スコラ哲学を知っている読者であれば,苦しまずに読み進められるだろう.しかし,確率論や統計学の歴史を期待した読者の多くは途中で無念にも息絶えてしまうのではないかという危惧もある.つまり,最初の数段がはずされた長い梯子が果敢な読者の頭上に架けられているということだ.

幸いにして,『「蓋然性」の探求』はハッキングの『確率の出現』を念頭に置いて書かれている.そこで,まずはじめに準備運動として『確率の出現』に登攀し,そのあとで『「蓋然性」の探求』の “アイガー北壁” に取り付くというコースが “読者死亡率” を下げる一つの方法だろう.滑落せずに首尾よく『「蓋然性」の探求』から生還できたならば,『確率の出現』の末尾に付されている「二〇〇六年版序論 確率的推論の考古学」(pp. 313-349)に戻るとよい.この二冊の本は,確かに見解の対立はあるのだが,たがいに照らし合っているので,両方とも読むのがシアワセな人生への近道かもしれない.いずれにせよ,道中くれぐれもお気をつけて.

◆カンカン照りの昼休みはショートコース徘徊.正午の気温31.8度.湿った南風が不快指数を押し上げる.炎天下の歩き読み:古川緑波『ロッパ食談 完全版』(2014年9月20日刊行,河出書房新社[河出文庫・ふ9-1],東京,276 pp., ISBN:978-4-309-41315-0 → 版元ページ)※戦前の銀座〈煉瓦亭〉にて菊正の二合瓶とともに豚カツを平らげるロッパ氏.

◆深夜の┣┣" 撃ち —— 『現代思想』〈考古学の思想〉特集号の校正ゲラチェック終了.修正されたpdfファイルは夜陰に乗じて神保町に飛んでいった.

◆夕刻,見上げた空はもう秋の表情.明日から世の中はお盆休みですかそうですか.

◇本日の総歩数=8,181歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.00kg(+0.30kg) / 28.9%(0.0%)


9 augustus 2018(木)※暴風雨は真夜中に来る

◆午前5時半起床.雨.夜中は暴風が吹いていたが,今は静かになっている.しかし,台風本体はまだ銚子沖を北上していて油断大敵.気温は23.5度.北の風.小雨が降り続き,ときおり強風にあおられる.昨日は鳴りをひそめていたミンミンゼミ合唱団が練習開始.

◆午前7時の気温は23.6度.今日は予定していなかった “台風年休” なので朝からゆるゆるしている.西の方から青空がだんだん広がってきた.よき年休日なり.

◆今日はゆるゆる過ごす時間があったおかげで,ずっと宙ぶらりんの積読になっていた:ジェームズ・フランクリン[南條郁子訳]『「蓋然性」の探求:古代の推論術から確率論の誕生まで』(2018年5月15日刊行,みすず書房,東京, viii+609+88 pp., 本体価格6,300円, ISBN:978-4-622-08687-1 → 目次版元ページ)をすべて読了できた.充実の年休日.善哉善哉.

◆お昼前には台風が北に行ってしまい,急速に天気は回復し,気温も湿度も急上昇.

◆[蒐書日誌]本渡章『鳥瞰図!』(2018年7月18日刊行,140B,大阪, 191 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-903993-35-5 → 目次版元ページ)※タイトルに惹かれて手にした本だったが,想像していた以上に収穫が多かった.全編にわたり鳥瞰図や地図のカラー図版が満載だった.元の図版自体が巨大なものも少なくないので,細かいところを読むだけの強靭な視力が求められる.

第1章「吉田初三郎が見たパノラマの夢」では,一世紀前の大正から昭和にかけて “鳥瞰図絵師” として大活躍した吉田初三郎の作品がずらりと並ぶ.江戸時代の浮世絵の伝統と明治以降の西洋画の様式をミックスした独自の画風で,全国の名所図会や鉄道案内を “鳥瞰図” として描いた吉田が,どのような視点で三次元的な地図描画スタイルを確立したかが考察されている.続く第2章「遊覧、パノラマ、花開く鳥瞰図バラエティ」では,現実と非現実の境を行き来する鳥瞰図やパノラマ地図の作画法の多様化と変遷をさまざまな作品を通して分析している.最後の第3章「江戸時代から現代へ。鳥瞰図進化論」では,鳥瞰図の祖とみなされる五雲亭貞秀の画業を振り返り,その画風の系譜を見る.

現在では地図作成(カルトグラフィー)はインフォグラフィックスのひとつとみなされている.実際,本書で取り上げられているさまざまな “鳥瞰図” に類似するタイプの可視化デザインは,マニュエル・リマ[三中信宏監訳|手嶋由美子訳]『The Book of Circles —— 円環大全:知の輪郭を体系化するインフォグラフィックス』(2018年2月26日刊行,ビー・エヌ・エヌ新社,東京,278 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-8025-1070-7 → 版元ページコンパニオン・サイト)の「Fanily 6: 地図と計画図」にも見られる.

リマはもう一冊の:マニュエル・リマ[三中信宏訳]『The Book of Trees —— 系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス』(2015年3月19日刊行,ビー・エヌ・エヌ新社, 東京, 215 pp., 本体価格3,800円, ISBN:978-4-86100-956-3 [hbk] → コンパニオン・サイト版元ページ)の日本語版序文のなかで,葛飾北斎の連作浮世絵〈富嶽三十六景〉の一枚である「神奈川沖浪裏」を取り上げ:

「データ視覚化を説明する簡潔なアナロジーとして、私はこれまで何度もこの浮世絵を取り上げた。すなわち、富士山がさまざまな角度と視点から描かれたのと同様に、いかなるデータセットや関心のある主題も描けるだろう」(p. 8)

と述べている.日本で花開いた浮世絵の系譜に連なる “鳥瞰図” の文化はわれわれの想像以上にもっと広い一般性・普遍性をもっている証左ではないだろうか.『鳥瞰図!』はさまざまな点で読者の興味を掻きたてる本だ.とても良書.

◆夏の日差しが戻ってきた午後4時になって真夏日ライン超えの30.3度.今日は終日フリーダムでも,明日はふつうの平日労働日.

◇本日の総歩数=3,191歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.70kg(−0.15kg) / 28.9%(+0.3%)


8 augustus 2018(水)※台風接近で風雨強まる

◆午前5時過ぎ起床.曇りところどころ晴れ.朝日がまぶしい.気温22.3度.小雨が降りしきる観音台.風はまだない.午前8時の気温は23.5度.本日は午前中だけでさくっと撤収する予定.長居は無用.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 秋の分子系統ワークショップの講師陣が確定したので,開催要領と事前アンケートそしてポスターの修正箇所を事務局に連絡./本日午後から明日全日をさくっと年休に.届出すませてフリーダム!

◆[蒐書日誌]ジェームズ・フランクリン[南條郁子訳]『「蓋然性」の探求:古代の推論術から確率論の誕生まで』(2018年5月15日刊行,みすず書房,東京, viii+609+88 pp., 本体価格6,300円, ISBN:978-4-622-08687-1 → 目次版元ページ)※ひさしぶりに読み進む.

本書の中心テーマである「蓋然性」に対する “宿敵” があるとしたら,それは事物や言動の「確実性(絶対性)」を要求する立場だろう.著者フランクリンは,第8章「哲学 —— 行為と帰納」の冒頭で,哲学と宗教こそ蓋然性の宿敵だったと指摘する:

「哲学と宗教は蓋然性の宿敵である.昔から哲学者たちは,確実性を掲げることによって,単なるレトリック製造人たちとの間に一線を画そうとしてきた.パルメニデスは,真理(これは「存在」と結びついている)と,人間の意見(こちらは「本当らしい」といわれ,「非存在」と結びついている)とを峻別した.パルメニデス,プラトン,アリストテレス,およびその後継者たちにとって,論理的推論とは,いかなる疑いも容れない知識の基礎を固めるためのものだった.いきおい,本当らしさは彼らが考察すべきものではないとして追放された.」(p. 312)

絶対的な真理と可謬的な本当らしさをはっきり区別した上で,真理のみを最重要視する態度は哲学でも宗教でも変わりがなかったと著者は言う.この章では,古代ギリシャ以降の哲学を振り返ることにより,たとえ少数派であっても蓋然性の論議がどのような経緯をたどったのかを考察する.帰納の可謬性や大数の法則などは中世神学者のトマス・アクィナスやスコトゥスあるいはオッカムの思想の中に見出すことができるという.この流れの末端に近代確率論の祖と一般に言われるブレーズ・パスカル(pp. 360 ff.)が登場する.

◆フリーダムな午後.雨足が強風に波打ち,だんだん台風らしくなってきた.午後3時の気温は25.0度.北北東の風.夕飯の買い出しにウロウロしたら,けっこう濡れてしまった.夕闇が迫り,北東から吹く風の息遣いが禍々しい.

◆性悪台風の風雨がだんだん強まる夜.Violetta di Firenze にトマトソースとカマンベールを乗っけてソテーする.約3センチ厚にスライスしたら半時間ほどかけてじっくり焼き上げると絶品の一品に.主役が茄子なので,ポークソテーは脇役に甘んじるしかない.

◆夜が更けるとともに強風が.

◇本日の総歩数=4,649歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.85kg(−0.65kg) / 28.6%(+0.2%)


7 augustus 2018(火)※立秋の雨は台風の予兆

◆午前6時前起床.雨.気温21.8度のひんやりした朝.台風13号は着実に関東地方に向かって北上しつつある.曇り空からときどき霧雨が降る観音台は湿っぽい.北東風は吹き込んでいるが台風接近の気配はまだない.午前8時の気温は21.7度.朝イチの BGM はバッハ〈無伴奏バイオリン〉のハープシコード編曲版.グスタフ・レオンハルト.

◆台風が接近しているので今日も昼休みは引きこもりかと思ったら,正午の気温は24.2度.雨どころか雲の隙間から青空さえ広がる空模様なので,機会を逃すまじとロングコース徘徊.涼しい秋風に吹かれてきた.いくら立秋とはいえ,いきなり “秋” のフリをしなくてもいいのに.林からは出番を間違えたと思しきヒグラシの合唱が.歩き読み本:本渡章『鳥瞰図!』(2018年7月18日刊行,140B,大阪, 191 pp., 本体価格1,600円, ISBN:978-4-903993-35-5 → 目次版元ページ).

◆台風来襲の予兆の雨が降りしきる夜は,ひさしぶりに即席のビーフ・ストロガノフを用意した.牛肉の切り落としとたまねぎ&マッシュルーム.あとはデミグラスソース缶と赤ワインさえあればよし.仕上げにはたっぷりサワークリームをトッピング.【食材】牛肉切り落とし(600g)・たまねぎ(大1個)・マッシュルーム(20個)・白ごはん(適量)・デミグラスソース缶(300g)・サワークリーム(100g)・無塩バター(50g)・赤ワイン(300cc)【調味料】岩塩(適量)・黒胡椒(適量).

  1. たまねぎはざく切り,マッシュルームは二つ割りにして軸を取る.
  2. 厚手のフライパンを中火で熱して無塩バターを溶かし,たまねぎをじっくり色が変わるまで炒める.
  3. 2 にマッシュルームを投入し,たまねぎと炒め合わせて火が通ったらさらに取り出す.
  4. 同じフライパンを中火で熱して牛脂を溶かし,その油で牛肉を炒め,3 のたまねぎとマッシュルームを投入する.
  5. 赤ワインを注いで強火で沸騰させ,アルコール分を飛ばす.
  6. デミグラスソース&同量の水を注ぎ,沸騰したら弱火にして蓋をする.焦げないように半時間くらいふつふつ加熱する.
  7. 塩胡椒で調味し,最後にサワークリームを投入すれば完成.
  8. 炊きたての白ごはんにかけて “洋風牛丼” として食卓へ.追加のサワークリームはお好みでトッピングを.

ワタクシは塩味よりは酸味のある方が好みなので,岩塩はあまり使わず,その代わりにサワークリームをたっぷり入れた.背徳の味は蜜の味.白ごはんにかけていただく “洋風牛丼” としてつくったが,単品で出すときはもっとたくさんたまねぎが入ってもいいと思う.ホップの効いたIPAをお供にどーぞ.付け合せのグリーンサラダは胡瓜・トマト・キウイを角切りカットして.

レシピ → het dagelijkse keukenleven「ビーフ・ストロガノフ(洋風牛丼として)」|クックパッド「ビーフ・ストロガノフ(洋風牛丼として)」.

◆明日は台風サンサンが暴れるとの予報なので,風雨が強まるようならためらうことなく年休を取って帰ってしまおう.

◇本日の総歩数=11,429歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.50kg(+0.30kg) / 28.4%(+0.5%)


6 augustus 2018(月)※性悪台風接近の空模様

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温27.3度の熱帯夜.観音台も曇り空が広がる.午前8時の気温は26.3度.居室温度は30.5度.早々と全館空調が稼働しているので,そのうち過ごしやすくなるだろう.

◆サンサンはきっと茨城県にウラミでもあるにちがいない.なにこの急角度の進路変更は.今の予想では9日から10日にかけて関東に接近&上陸しそうな気配が濃厚.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 性悪な台風13号よりも前に,某対談本寄稿の初校ゲラが着弾.お盆中にちゃんとやりなさいとの〆切様が二人(双子)も同封されていた.

◆夕刻.今日は涼しい東風が入ったせいか,午後の最高気温は29.9度と真夏日ラインにさえ届かなかった.風の吹き方が禍々しいのは迫りくる性悪台風の予兆か.

◆関東のあちこちで雷雨が発生しているようだが,竹園はまだ降っていないみたい.今宵の夕餉はごくふつうの風景で,ありあわせのお魚の「りゅうきゅう」,冷奴とたまねぎ&じゃがいものお味噌汁.そして,"常備水" はいつもの〈風の森〉秋津穂・純米を抜栓.日々のシアワセ.

◆明日からは台風に徐々に巻き込まれていく.

◇本日の総歩数=3,045歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.15kg(+0.55kg) / 27.9%(−0.7%)


5 augustus 2018(日)※猛暑日は耐え忍ぶのみ

◆午前6時過ぎ起床.晴れ.熱帯夜が明けて,今日も朝日が元気よく打ち上がる.気温26.6度.ミートサーモを発注.

◆日曜の朝餉は肉肉しくないサンドイッチを.〈トレイル・ベーカリー〉のチャパタにはさんだ食材は,下から順にキュウリ,トマト,ハム,カマンベールチーズ,そしてレタス.デザートは大量にある西瓜をちょっとだけカットして.あまりに健康的すぎてぜんぜんおもしろくないので,あえてレシピを書くまでもないな.

◆午前の┣┣" 撃ち —— マンション理事会 9:00〜12:30.大規模修繕関連の話題と今後の積立資金計画の討議など.

◆午後はめでたく猛暑ラインを超えて35.4度となったので,ウロウロ外出せずひっそりと引きこもるにかぎる.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 玄関に鎮座する尾花沢産のとても巨大でずっしり重い西瓜をいったいどうしましょ?な夕刻.突如として「刻んで冷凍せよ」とのヒミツ指令が天から聞こえ,さっそく1/4を切り刻んでいるところ.

◆今宵は真鯛のアクアパッツァ.体長25センチもある鳥取産の天然真鯛だと大きな平鍋でもはみ出てしまうが,しっかり蒸し煮にすればだいじょうぶ.アクアパッツァはすでに公開しているレシピに準拠した:het dagelijkse keukenleven「いさきのアクアパッツァ」|クックパッド「いさきのアクアパッツァ」.

◆[欹耳袋]Togetter -「近代食文化研究会、「究極超人あ~るで定番『おかゆライス』は明治から存在する」まさかの食文化に驚き」※聞いたことなかったなあ.

◆明日にはもう性悪台風13号(サンサン)の予兆の雨が降り出すとの予報.

◇本日の総歩数=2,125歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 85.60kg(−0.50kg) / 28.6%(+0.2%)


4 augustus 2018(土)※炎天下肉体労働の週末

◆午前4時半起床.晴れ.日の出.気温は23.0度.華麗なる二度寝ののち午前6時半にやっと活動開始.午前中は美容院に行ったり,パンを調達したり,水を補給したり.気がつけばもう正午.今日ももちろん真夏日の32.9度.

◆[欹耳袋]The Guardian [Science Weekly podcast] | Tricky taxonomy: the problems with naming new species | 3 August 2018 ※主観的な「分類学上の蛮行(taxonomic vandalism)」に立ち向かうのが DNA barcoding ですか.

◆午後の┣┣" 撃ち —— ベランダに敷き詰められていたウッドタイルをすべて剥がすという大仕事(マンションの大規模修繕のため)が天から降ってきて,午後いっぱい炎天下の作業に従事した.とりあえず全部剥がし終わったが,積み上がった百数十枚のタイルをゴミステーションに運ぶというトドメの┣┣" がにやにや笑っていやがる.夕方になっても気温は32度台.

◆罰ゲームのようにハードな作業がすべて終わった夜は「ひやしおろしそば全部乗せ」でひんやりさらりと.

◇本日の総歩数=3,297歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.10kg(−0.20kg) / 28.4%(−0.1%)


3 augustus 2018(金)※一本揚げで真夏に勝つ

◆午前5時半起床.晴れ.気温24.2度.あいかわらず夏空が広がる観音台は朝から蒸し暑い.午前8時の気温は28.6度.今日も猛暑日になると予報されている.そして,南海上の台風第13号(サンサン)がイヤな感じで北上してきた.

◆[欹耳袋]Y!ニュース「東京医大女子減点に垣間見える医療界の問題点(榎木英介) 」(2018年8月3日)

◆午前の┣┣" 撃ち —— 昨日の原稿の後始末:

  • [つくば]昨日の原稿に588字追加だん(計16,006字).これでおしまい. posted at 10:00:47
  • [つくば]テキスト→マークダウン→pdf と変換した出力を青土社編集部に送信だん.これで今日ご降臨の〆切様は大魔神化しないだろう. posted at 10:34:24

◆真夏の昼下がりのアストル・ピアソラ.

◆[欹耳袋]shorebird 進化心理学中心の書評など「[書評]「多様な花が生まれる瞬間」」(2018年8月3日)※チャルメルソウ愛にあふれまくる奥山雄大さんの本の紹介と書評.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 00ページ余りの初校ゲラ一揃いが着弾./UTAS 成績入力.manaba 成績入力は受講生1名からの連絡待ち./とある “対談” の企画が水面下でヒソカに進められている.プロレスになるのか,はたまたストリートファイトになるか.

◆連日の真夏日・猛暑日と熱帯夜.夏バテに立ち向かうため,今宵の夕餉は最終兵器である「豚ヒレ肉の一本揚げ」が食卓に登場した.300グラムのヒレ肉にそのまま衣を付けて揚げてしまうというごまかしようのない一品.ついでに「人参の一本揚げ」も.【食材(一人分)】豚ヒレ肉ブロック(300g)・人参(1本)・卵(1個)・小麦粉(適量)・パン粉(適量)・サラダ油(適量)【調味料】岩塩(適量)・黒胡椒(適量)・中濃ソースまたはとんかつソース(適量).

  1. 冷蔵庫から出した豚ヒレ肉ブロックは数時間かけて室温に戻したのち,塩胡椒する.
  2. 人参はピーラーで皮をむき,横に二等分,縦に四等分(細ければ二等分)に切る.
  3. 豚ヒレ肉と人参に小麦粉→溶き卵→パン粉の順に衣を付ける.
  4. 厚手のフライパンにサラダ油を深さ2cm注ぎ,中火で180度に熱する.
  5. 3 の豚ヒレ肉を入れ,全面まんべんなくきつね色に揚げる.その後,火を弱めて20分〜25分かけてじっくり揚げ焼きにする.
  6. 3 の人参も並行して15分〜20分かけて丸揚げにする.金串がすっと通ればできあがり.
  7. 揚がった豚ヒレ肉と人参はキッチンペーパーで余分な油を取ってから皿に盛りつける.
  8. 中濃ソースまたはとんかつソースはお好みで.

豚ヒレ肉ブロックの仕上がりの見極めがやや難しいかもしれない.ちゃんと常温に戻してあれば,フライパンの中で肉が縮み始めたときにはもう揚がっているはず.お肉の本体が巨大なので衣は薄ければ薄い方がベター.断面を見ると豚ヒレ肉の一本揚げは直径4〜5センチ.人参の一本揚げは2センチくらいか.これだけしっかり豚カツを食べればもう言うことなし.豚カツに合う “お水” には〈秋鹿〉のバクハツ系純米吟醸にごり生原酒「霙もよう」(仕込二十二号)を用意した.一升瓶を抜栓するときに盛大に天井まで栓が打ち上がったが,危惧された “噴出事故” にはいたらなかった.

◇本日の総歩数=3,673歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.35kg(+0.30kg) / 28.5%(0.0%)


2 augustus 2018(木)※原稿〆切様に追われて

◆午前5時前起床.もちろん晴れ.気温24.9度.南風.夏空の観音台.もう夏休み中の職員も多いのか,そこはかとなくのうかんけん内の人口密度が低いような.午前8時にはすでに30.1度に.猛暑日となった昨日よりも立ち上がりが早いぞ.

◆真夏の┣┣" 撃ち —— 追われ追われて.

  • [つくば]136字だん(計13,210字).※思い出したように書き始める.〆切様は無慈悲にも明日ご降臨される. posted at 10:18:19
  • [つくば]287字だん(計13,418字). posted at 11:02:09
  • [つくば]619字だん(計14,089字). posted at 11:42:39
  • [つくば]1,972字だん(計14,191字). posted at 12:23:26
  • [つくば]1,975字だん(計14,298字). posted at 13:33:51
  • [つくば]1,555字だん(計15,449字).現代思想2018年9月号・特集〈考古学の思想〉青土社の原稿はこれにて脱稿. posted at 15:07:01

◆今日の最高気温は34.7度と昨日よりはマシだったが,どうせ日中は外に出ないので知ったことではない.夕方の帰宅時でも30度を超えたままなので,なかなかつらい.熱中症にならないようにしっかり “お水” を補給しないと.

◇本日の総歩数=2,995歩. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.05kg(+1.05kg) / 28.5%(0.0%)


1 augustus 2018(水)※人間犬変身日の昼と夜

◆午前5時半起床.晴れ.気温23.9度.やっぱり8月も暑いままなのか.メーリングリストへの月例アナウンス送信.午前8時前に出撃.

◆[欹耳袋]共同通信「国立大新教員に年俸制を導入 19年度から順次、文科省」(2018年7月31日)※「進捗状況と運営費交付金の配分を連動させる仕組みも設ける」— 毎度毎度の同じ手口.

◆朝8時前から松見公園付近で “人間犬” に変身中.毎年のことだから変身の手順はもう慣れてしまった.血を抜かれたり,台の上でのたうったり,暗闇で生暖かいゼリーを塗りたくられたりという,さまざまな修行に耐え抜く.朝からずっと飲まず食わずだった.だからといって,「ヨーグルト味」のバリウムをおいしく感じるようではもう終わってますな.他には「青りんご味」「グレープフルーツ味」「パインアップル味」のバリウムがあったが,全部を制覇したわけではない.午前9時過ぎの外気温は30.6度.検査そのものはあっさり終わったが,その後の個別調教までの待ち時間があり,午前いっぱいは人間に戻れないようだ.

◆午前10時の気温は32.3度.こんな真夏日でも “犬” だから松見池のまわりでも駆け回ってみるかと思い立ち,炎天下の松見公園を一回りしてきた.緑が濃い樹間から見上げる松見タワーの威容.かなりかなり空腹かもしれない.せっかく外に出たついでに, “犬” にもちゃんとお昼ごはんをやらないとね.ついさっき病院で出された「けんしんべんとう」なるものは,この “犬” にとっては単なる前菜にすぎなかったので,松見公園の対角にある〈松屋食堂〉にてチャーシュー麺の大盛りを完食.これでやっと落ち着いた.やっぱり,ちゃんと寝て,ちゃんとご飯を食べないとね.

◆午前11時,さて,そろそろ調教の時間だ.午前いっぱいの “犬” ステージからヒトへと再進化して,気温34.9度の炎天下を “冷却水” とともに帰宅.それにしても暑すぎる.こんな猛暑日に立ち向かうにはしっかりとことん “水冷” するしか手がないではないか.午後1時前に35.0度の猛暑日ラインに達した.本日の最高気温は午後3時の36.3度だった.マジメに “冷却” しないとねー.緊急措置として “冷却棒” がためらいなく投入された.何本でもありまっせー.

◆ “犬” から “人間” に戻ってきたお祝いに,今宵は「パプリカのみっしり肉詰め」の強化バージョンを.粗挽き牛豚合い挽きと研いだ白米をたまねぎ&にんにくのみじん切りとともにオリーヴオイルで炒める.ワタクシの人生はどうなってしまうのかというくらい大量の粉パプリカを投入した.このお肉とお米の詰め物を大きなパプリカ(野菜)にこれでもか!まだか!とぎゅうぎゅう詰めにする.詰めたあとの重量は300〜350g/個.シチュー鍋にみっしり詰め込んでトマトソースでことこと炊くこと一時間あまり.パプリカ(野菜)からパプリカ(粉)があふれて鍋中が真っ赤っ赤.できあがりの熱々をパスタをとともにドーンと食卓へ.重量級が鎮座する大皿.真っ二つに割れば隙間なくみっしり詰まったひき肉とご飯の悦楽が.ひとつ食べればもう十分.今宵の “お水” はここのところ常連の〈ヒトミワイナリー〉の「AWA Rouge 2017 赤」.シュワシュワな赤ワイン.

◆明日からはまたまっとうな “人間” として生きるんだ.

◇本日の総歩数=3,585歩. 朝−|昼△|夜×. 計測値(前回比)= 84.90kg(−0.95kg) / 28.5%(0.0%)


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