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日録2021年10月


26 oktober 2021(火)※雨のち晴れ間が広がる

◆午前5時過ぎ起床.雨.気温12.4度.西北西の風.朝の観音台は雨上がり,青空が広がってきた.午前9時の気温は14.1度.北北西の風.今日は南大沢遠隔お座敷の日.

◆午前の遠隔お座敷 ——

  • #観光統計解析 みなさん,おはようございます.今日も10:30スタートです.講義スライド他の資料をスラックに置きましたので,事前にダウンロードしておいてください.では,のちほど. posted at 09:58:36
  • #観光統計解析 本日は正規分布まで解説・実習しました.来週11月2日(火)は休講なので,再来週11月9日(火)に続きをしましょう.RStudio に関するトラブルシューティングはスラックへ. posted at 12:03:11
  • #観光統計解析 本日の講義のzoom録画 URLはスラックでアナウンスしました.次回の講義日は11月9日(火)です.お間違えないように. posted at 14:41:37

◆晴れときどき曇り空の昼休みはロングコース徘徊へ.正午の気温は18.0度,北北西の風.雨上がりの湿気がまだ残っているせいか,爽やかさはまだ足りない.歩き読み本:福間恵子『ポルトガル、西の果てまで』(2021年9月30日刊行,共和国,東京, 245 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-907986-83-4 → 版元ドットコム)読了.あとがきに「旅の終わりは,次の旅のはじまりである.さらに旅に出る必要がある.どんなときでも」(pp. 241-242)という作家ジョゼ・サラマーゴの言葉が引かれている.ワタクシは残念ながらいまだにポルトガルの地を踏んだことがないが,コインブラからはときどき呼び声が聞こえてくる.

◆ここのところ〈みなか食堂〉はいささか非日常な “挑戦メニュー” をお出ししてきましたが,今夜はハヤシライスにギリシャ風サラダという誰にもご安心請け合い献立にしました.新米のご飯はもちろん雑穀入りです.なんてヘルシーな! さあ,熱いうちにどーぞお召し上がりを.

◆夜の┣┣" 撃ち —— 手始めに “小波” から.macOS Big Sur を最新版 11.6.1 へアップグレード.ここで,いったんバックアップを取る.続いての “大波” は macOS Monterey へのメジャー・バージョンアップ.これは時間がかかるので一晩ほったらかしにしておく.自発的人身御供というべきか.

◇本日の総歩数=11,497歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.20kg (0.00kg) / 30.8% (−0.1%)

25 oktober 2021(月)※月末雑務一掃処分週間

◆午前5時起床.晴れ.気温5.9度.北西の風.冷え込み強し.週明けの観音台.早朝は青空だったが,だんだん雲が広がってきた.午前8時の気温は10.5度.北西の風.

◆[蒐書日誌]新刊着便! —— 焦桐[川浩二訳]『味の台湾』(2021年10月18日刊行,みすず書房,東京, xii+376 pp., 本体価格3,000円, ISBN: 978-4-622-09045-8 → 版元ページ)※一昨年出た『中国くいしんぼう辞典』の姉妹本かな.最近は台湾の本が頻繁に探書アンテナに捕捉される.何のまちがいか2冊も同時届いてしまったが,さてさてどないしまひょ?(´・_・`)

◆曇り空の昼休みはロングコース徘徊.正午の気温は17.9度.北北東の微風.歩き読み本:福間恵子『ポルトガル、西の果てまで』(2021年9月30日刊行,共和国,東京, 245 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-907986-83-4 → 版元ドットコム)の第II部「ポルトガルを食べる」から第III部「映画のポルトガル」へ.

◆[蒐書日誌]橋本倫史『東京の古本屋』(2021年10月10日刊行,本の雑誌社,東京, 16 color plates + 343 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-86011-462-6 → 目次版元ページ)※寝読み本読了.都内10軒の古書店に滞在取材.著者と取材先との “距離感” —間の取り方—が心地よく揺れる.ぐっとズームインしてすぐ隣りにいるかと思えば,すっとズームアウトして外側から見渡したり.このスタイルは,リトルプレス〈不忍界隈〉(2018)以降,本書の姉妹本である『ドライブイン探訪』(2019年1月,筑摩書房)や『市場界隈 —— 那覇市第一牧志市場界隈の人々』(2019年5月,本の雑誌社)を読んでも共通して感じる著者のキホンなのだろう.むしろ独特の “間合い” の取り方が読んでいて心地よいようにワタクシは感じた.しかも,ズームイン/アウトが滑らかなので,叙述のリアルさが際立つ.『ドライブイン探訪』はやや遠めでしたが,今回の新刊は『市場界隈』のような近さの “体温” が伝わってきくる.

◆本日の進捗 ——

◇本日の総歩数=11,045歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.20kg (+0.35kg) / 30.9% (−0.2%)

24 oktober 2021(日)※すっきり秋晴れの日曜

◆午前7時半のろのろ起床.晴れ.今朝の最低気温は3.2度まで下がり,ぬくぬく惰眠をむさぼるにはちょうどよい冷え込みだった.

◆[欹耳袋]EurekAlert「象牙の密猟がアフリカゾウから牙がなくなるという急激な進化を引き起こす」(2021年10月21日)※急激な “人為淘汰” の現代例ということか.

◆#読む打つ書く 福岡県弁護士会>弁護士会の読書「読む、打つ、書く」(2021年10月24日)※「私も同じです。年間500冊【中略】の単行本を読み、そのうちの365冊をこのコーナーで紹介するというのを、もう20年近く続けてきました」—— 福岡の弁護士会おそるべし.

◆[蒐書日誌]読書メーター|mittsko さんの感想・レビュー:三中信宏「進化思考の世界」(2021年10月24日)※本書の感想をいただけるのはとてもありがたいことです.

◆今宵の〈みなか食堂〉は洋食の正道を突き進むロースカツ定食をご用意しました.寒さが身に沁みる夜は豚さんの脂身の甘さがひときわ引き立ちます.付け合せは “昭和” なナポリタン,千切りキャベツなど生野菜,そして自家製ポテトサラダです.泡泡な赤ワインとともにどーぞ.

◇本日の総歩数=9,165歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)=86.85 kg (−0.40kg) / 31.1% (+0.9%)

23 oktober 2021(土)※ゲラ読み修行の遠い道

◆午前6時半起床.晴れ.気温は6.4度と冷え込んでいる.無風.カレーは一日してならず.昨夜のムングダールカレーがさらに深みを増して今朝の〈みなか食堂〉に再登場しました.右奥にはこれまた紅玉の焼きりんごが降誕して出番を待っています. 昨夜の焼きりんごは皮がべろんとむけてしまい,「竹串で皮に穴を開けなさい」とか「焼き入れの温度設定が高すぎる」という “愛のムチ” が方々から飛んできました.従順なワタクシはアルミホイルでくるみ,210度設定で30分焼いてみました.これで及第点かな.最後にアイスを乗っけて,と.地獄への道は焼きりんごが敷き詰められている.

レシピ → het dagelijkse keukenleven —〈みなか食堂〉のお品書き「二年ぶりの焼きリンゴ」.

◆#読む打つ書く 『栄養と料理』2021年10月号(通巻87巻10号,2021年10月1日発行,女子栄養大学出版部,東京 → 版元ページ)に『読む・打つ・書く』の書評が載っているとの情報あり.さっそくアマゾンに発注した.こうなると,ワタクシの執筆予定本リストに,ピカレスク小説『呑む・喰う・寝る』に続いて,お料理本『炊く・蒸す・炙る』もエントリーしないといけませんなあ.来年早々に出版される拙著『一期一会の読書術』(河出新書・059)では, “ワルみなか” がぐでんぐでんになる話が出てくるけど./速攻で注文したら,速攻で着便.おお,確かに p. 126 に『読む・打つ・書く』の書評記事が,『食品のコクとは何か』と並んで,載っておりましたー.〈みなか食堂〉の販促効果だともっぱらのウワサが./『栄養と料理』は女子栄養大学出版部から出ている月刊誌であることを初めて知りました.お料理記事の部分もとても役立つように思います.今月号の出色はペルシャ料理特集ですね.フムス,ひよこ豆とラム肉のソテー,そしてレッドキドニービーンズと鯛のアクアパッツァあたりはとても魅惑的.

◆お昼の徘徊.筑波大学の〈サザコーヒー〉にて一休み.ゲラはどこでも憑いてくる.

◆今宵の〈みなか食堂〉は蓮根とスペアリブの炊いたん(「蓮藕排骨湯」)のリピートです.実は四日前からコッソリ仕込んでいて,やっとデビューとあいなりました.調味は今回も同じく塩のみ.すでに蓮根はどす黒くなっていて,スペアリブの肉とホネももう煮崩れ寸前.

しかし,この蓮藕排骨湯をそのままいただくのでは芸がない.四日目ともなればスープの濃厚さは比類なし.これはもう雑炊にするの一択ではないか.そんなわけで雑穀米の雑炊に仕立て上げることになった. “お水” は〈王祿〉山田錦80%精米・純米直汲み「八〇」をどうぞ.

◆今日は心地よい秋晴れだった.日中の最高気温は17.7度と,10度そこそこだった昨日よりも格段に暖かかった.

◇本日の総歩数=10,664歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.25kg (−0.90kg) / 30.2% (−0.4%)

22 oktober 2021(金)※雨降る初冬の冷え込み

◆午前5時起床.雨.気温10.1度.北北東の風.冷たい雨に濡れる観音台の朝は早くも初冬のようにひんやりしている.午前8時の気温は9.9度.明け方よりもさらに下がってきた.寒すぎて鳥のさえずりさえ聞こえない.

◆[欹耳袋]看板は倒れる前に付け替えよう —— 『現代思想』誌の最新号2021年10月号(2021年10月1日刊行,青土社,東京, 本体価格1,500円, ISBN:978-4-7917-1420-9 → 版元ページ)について,まとまり日記(yuiami)に「『現代思想』誌「進化論の現在」は看板倒れ」(2021年10月11日)という記事が出た.「この号の中身は『進化論の現在』という題名と釣り合っていない、とくにこの題名で生物学の哲学の成果をほぼ無視するのは問題ではないか」とある.たしかにワタクシがざっと見たかぎりでも〈進化論の周縁〉みたいなタイトルの方が適切だったかもしれない.しかし,それはここでの主たる論点ではない.

著者本人にも直接返事したことだが,『現代思想』誌の特集については編集担当者からの “一本釣り” で寄稿を依頼される.ワタクシも何度か同誌から依頼されて寄稿したことがあるので,この形式は以前からずっと変わっていないのだろう.特集の全体構成は各々の寄稿者には出版されるまでまったく不明だ.そういうスタイルで特集を組むのが『現代思想』誌の長年にわたる伝統なので,良くも悪くも,刊行されてから初めて各自の “一発芸” を見ることになる.今回の特集〈進化論の現在〉へのワタクシの寄稿:三中信宏「体系学の舞台は変転し続ける —— 系統推定の理論化をめぐって」(pp. 13-22)は系統推定論に数学と統計学が与えた影響を考察した論考だったので, “現代思想” っぽくもないし,特集全体から見れば “ハズした” かもしれない.

学生時代から青土社の『現代思想』誌や『ユリイカ』誌を遠目に見てきたワタクシは,いったいどんな人がこういう雑誌に寄稿するのだろうとかねがねフシギに思っていた.まさか,その後,ワタクシが寄稿するとは想像しなかった.念のため,ワタクシの全出力リストを検索してみたところ,『現代思想』誌には以下の寄稿をしていた(年代順 —— 各特集目次は青土社サイトに掲載されているが,1995年以前は別ソースから引用した):

  1. 三中信宏 1992. フィリップ・キッチャー[三中信宏訳]野望の跳梁 —— 社会生物学は人間の本質に迫れるか. 特集〈ドーキンス:利己的な遺伝子の戦略〉現代思想, 20(5):62-92 (1992.5)
  2. 三中信宏 1993. ケヴィン・ケリー[三中信宏訳]深層進化論 —— ポストダーウィニズムの出現.特集〈ダーウィン:進化論の現在〉現代思想, 21(2):178-199(1993.2)
  3. 三中信宏 1996. 歴史の複雑性と原理の単純性 —— 生物系統学の観点から. 特集〈複雑系〉現代思想, 24(13): 170-178. (1996.10)
  4. 佐倉統・三中信宏(編著)2009. 進化論ブックガイド.Pp. 286-309:『現代思想』2009年4月臨時増刊号[Vol. 37, no. 5]総特集〈ダーウィン:『種の起源』 の系統樹〉(2009年4月15日刊行,青土社,310 pp.)(2009.4)※
  5. 三中信宏 2015. 絶滅は進化の影絵である —— 系統発生を可視化する論理について.特集〈絶滅〉現代思想・2015年9月号,pp.176-185(2015.8)
  6. 三中信宏 2016. 文化系統と文化進化 —— 継承のパターンからプロセスを推論する.特集〈人類の起源と進化〉現代思想, 2016年5月号,pp. 178-187(2016.4)
  7. 三中信宏 2018. 過去を復元する —— その推論の理念と手法は学問の壁をまたぐ.特集〈考古学の思想〉現代思想2018年9月号・特集〈考古学の思想〉青土社, pp. 160-169(2018.9)
  8. 小島寛之・三中信宏 2020. [討論]社会と科学のなかの統計学.特集〈統計学/データサイエンス〉現代思想2020年9月号・特集〈統計学/データサイエンス〉, pp. 8-21.(2020.9)
  9. 三中信宏 2021. 系統学の舞台は変転する —— 進化の可視化と数学をめぐって.特集〈進化論の現在 —— ポスト・ヒューマン時代の人類の地球の未来〉現代思想2021年10月号, pp. 13-22(2021.10)

このように,ワタクシは『現代思想』誌には前世紀末に翻訳者として登場したが,いったん姿を消し,20年後の2015年以降に寄稿者として掲載される機会が増えていることがわかる.一方,『ユリイカ』誌への寄稿はここ数年のことで,そのリストは下記のとおりだ.

  1. 三中信宏 2018. 体系化と視覚化 —— 図鑑に見るヴィジュアル思考の背景.特集〈図鑑の世界〉ユリイカ2018年10月号・特集〈図鑑の世界〉青土社, pp.70-77(2018.10)
  2. 三中信宏×川上和人対談 2018. サイエンスの〈扉〉としての図鑑――あるいは分類と系統の交叉点.ユリイカ2018年10月号・特集〈図鑑の世界〉青土社, pp.91-102(2018.10)
  3. 三中信宏 2020. 字体と書体と字形の系統樹 —— 進化する文字世界を鳥瞰する.特集〈書体の世界〉ユリイカ2020年2月号:特集=書体の世界, pp.156-164(2020.2)
  4. 三中信宏 2021. 鳥獣戯画の体系学 —— 架空生物の分類と系統.特集〈《鳥獣戯画》の世界〉ユリイカ2021年4月号, pp.227-234(2021.4)

いま過去の寄稿履歴を確認してみて,ワタクシはすでに十分すぎるほど『現代思想』や『ユリイカ』に書いてきたことを再認識した.著者によっては原稿を頼まれればすべて引き受けるという多能の人もおられるようだが,ワタクシはそういうタイプの書き手ではないので,このあたりで年季明けの御役御免にしていただこうかな.

要するに, “次の人” が舞台に上がるべき時代がやってきたということです.とりわけ生物学の哲学者はもっと積極的に『現代思想』に名乗りを上げてください.yuiami さんもぜひどーぞ! 日本語で高座を務め,日本語で檄文を書く人がいま求められています.心当たりのある “次の人” はそろそろご用意を.ほら,出囃子が聞こえてきましたよ.おあとがよろしいようで.

—— 以上は別途公開しました: leeswijzer | note「看板は倒れる前に付け替えよう」(2021年10月22日).

◆[蒐書日誌]雨の正午の気温は11.6度.昼休み徘徊はあきらめて,積み重なる新刊の山を掘り崩す昼下がり ——

  1. カルロ・ロヴェッリ[冨永星訳]『世界は「関係」でできている:美しくも過激な量子論』(2021年10月30日刊行,NHK出版,東京, 238 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-14-081881-7 → 版元ページ)※時間は存在しないが,関係は存在するのか.
  2. Sandra Rendgen『The Minard System: The Complete Statistical Graphics of Charles-Joseph Minard』(2018年刊行,Princeton Architectural Press, New York, 176 pp., ISBN:978-1-61689-633-1 [hbk] → 版元ページ)※ミナールの情報可視化は超有名.大田暁雄の近刊『世界を一枚の紙の上に —— 歴史を変えたダイアグラムと主題地図の誕生』(2021年12月刊行予定,オーム社,東京, 本体価格4,500円, ISBN:978-4-274-22785-1 → 版元ページ)でもくわしく分析されていた.

◆終日『一期一会の読書術』のゲラを抱え歩いて疲れ気味なので,冷え込む雨夜の〈みなか食堂〉はムングダールとキーマのハイブリッドなカレーをご用意しました.バスマティ米のターメリックライスとともにどうぞ.

そして,デザートは紅玉の焼きリンゴです.芯を抜いて溶かしバターとグラニュー糖を詰め,シナモンを振ってから,220度設定のオープンで30分焼けばできあがり.焼き立ての熱々のところにアイスクリームをたっぷりトッピング.背徳は蜜の味です.

◇本日の総歩数=2,697歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 88.15kg (+0.25kg) / 30.6% (−0.6%)

21 oktober 2021(木)※電柱の影から冬が覗く

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温9.2度.北北西の冷たい風.秋が深まるというか,冬が電柱の影から覗いている.今朝の最低気温は5.9度.すっきり青空の観音台にも初冬の静けさが広がっている.午前8時の気温はやっと11.5度.南南西の微風.

◆macOS Big Sur 11.6 にしてから,デスクトップに散らばるファイルを勝手に “箱詰め” してくれる機能が付いたようだ.しかし,ワタクシはもともとデスクトップには “何も置かない” 主義なので,この新機能の恩恵はおそらく不要だろう.

前からフシギだったのだが,PCのデスクトップにいろんなファイルを目一杯 “ぶちまけている” 人がいるけど,あれって何か理由があるのだろうか.フォルダーかランチャーに放り込んでおけばずっと探しやすいだろうに.

◆[蒐書日誌]ついに出るぞ!—— スティーヴン・ジェイ・グールド[渡辺政隆訳]『進化理論の構造 Ⅰ・II』(2021年11月刊行予定,工作舎,東京, 808 + 1,120 pp., 本体価格9,000円 [I]/11,000円 [II],ISBN:978-4-87502-534-4 [I] | → 版元ドットコム [I]版元ドットコム [II])※全2巻で2万円という価格設定は意外なほど安いですね.工作舎すごい.二十年前に出たアードリアン・デズモンド,ジェイムズ・ムーア[渡辺政隆訳]『ダーウィン:世界を変えたナチュラリストの生涯(I, II)』(1999年9月10日刊行,工作舎,東京,上巻 1-560 pp./下巻 561-1048 pp.,本体価格18,000円,ISBN:4-87502-316-2 [set] → 版元ドットコム)の「アソーレス,大西洋の孤島群」読了.バカリャウ食べたい.

◆[蒐書日誌]けっきょく,どこに埋もれたかわからずじまいの失踪本:永嶺重敏『〈読書国民〉の誕生:明治30年代の活字メディアと読書文化』(2004年3月30日,日本エディタースクール出版部,東京, xvi+273 pp., 本体価格2,800円, ISBN:4-88888-340-8 → 書評・目次).かつて読んで書評まで書いたのに,本体が行方不明とは.しかたなく約二倍の古書価格で買い直した.本日着便.何やってんだかまったくもう.

◆本日の進捗 ——

◆明日は師走の寒さになるとの予報.失踪本と同じく,秋もどこかに行方不明になってしまったか.

◇本日の総歩数=10,291歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.90kg (−0.35kg) / 31.2% (−0.2%)

20 oktober 2021(水)※秋が吹き飛ぶ木枯らし

◆午前5時起床.晴れ.気温11.8度.北西の風.朝餉は明太子のパスタ.夜半に雨が降ったらしく,農林団地は水たまりが点々と残っている.乾いた秋晴れの観音台は冬っぽい北西風が吹き込んで冷たい.昨日切り崩した “本の山” をもう一度積みえ上げるという “シジフォスの苦行” を朝から1時間半.やっと終わったような.

◆外は木枯らしのような北西風が吹き付けている.陋屋居室の窓際からは冷たい隙間風が.今年は秋が短すぎる.

◆よく晴れた昼休みはロングコース徘徊.日差しは強いが,西風が吹きつけて冬みたいな空の表情.見上げれば彩雲らしき雲が浮かんでいた.歩き読み本:福間恵子『ポルトガル、西の果てまで』(2021年9月30日刊行,共和国,東京, 245 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-907986-83-4 → 版元ドットコム)をぼちぼち読み進んでいる.

◆午後の┣┣" 撃ち —— #観光統計解析 昨日の高座 zoom 録画を公開しました.URL はスラックをごらんください.

◆本日の賽の河原 ——

  • #一期一会の読書術 第4章の13引用箇所の出典スキャン作業終了.あともう1箇所残っているが,それは失踪本がアマゾンから送られてくるのを待ってからの残務処理となる. posted at 14:58:22

◇本日の総歩数=10,059歩|0回. 朝◯|昼△|夜△. 計測値(前回比)= 88.25kg (+0.15kg) / 31.4% (+0.1%)

19 oktober 2021(火)※初校ゲラが押し寄せる

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温10.4度.北西の風.ひんやり曇り空の観音台の朝.こうも急に寒くなると,秋の虫も鳴かないし,鳥のさえずりも元気がない.午前8時の気温は11.7度.北北西の風.今日は南大沢遠隔高座ののち,午後は “大波” が押し寄せるとの予報が某社から届いている.

◆午前の┣┣" 撃ち ——

◆お昼休みも休みなし ——

◆午後の┣┣" 撃ち ——

  • #一期一会の読書術 第3章の最後の “石積み” を完了なう. posted at 13:44:12
  • #一期一会の読書術 新たなる失踪本の判明 —— 永嶺重敏『〈読書国民〉の誕生:明治30年代の活字メディアと読書文化』(2004年4月,日本エディタースクール)※とりあえず “本の山” を掘り返してみるか……(15:02作業開始) posted at 15:03:17
  • #一期一会の読書術 ちょっと掘り返しただけで、さんざん逃げ回っていたくせにニヤニヤ姿を見せやがった。ま、たいていはこんな顛末になる。 pic.twitter.com/wD3uMXrSSA posted at 15:28:46
  • #一期一会の読書術 捜索活動はなお続いている.しかし発見の手がかりはまったくない. posted at 15:30:01
  • #一期一会の読書術 永嶺重敏『〈読書国民〉の誕生:明治30年代の活字メディアと読書文化』は失踪本認定.アマゾンに再発注だん.古書なので倍以上の値段だけど,ま,この際しかたないでしょ. posted at 15:57:50
  • #一期一会の読書術 もう絶対に二度と買えない本のことを思えば,同じ本がお金を出せば買えるというのはとてもシアワセなこと. posted at 16:00:56

◆今日は最高気温が15.4度という冷え冷えした一日だった.こんな日の夕餉は味噌煮込みうどんを.

◆[欹耳袋]週刊女性PRIME「執念の救出!ニシキヘビ捕獲園長「4度目の挑戦」で池底の巨大ワニガメ捕まえる」(2021年10月18日※洞峰公園に平穏な日々が戻ってきた.

◇本日の総歩数=2,646歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 88.10kg (+0.45kg) / 31.3% (−0.5%)

18 oktober 2021(月)※本を掘り起こす週明け

◆午前5時過ぎ起床.冷え込みが強まっている.最低気温は午前6時の5.4度.今季最低かな.北風.季節の移行期間が短すぎる.週明けの観音台は空気がすっかり入れ替わって,秋本番のさわやかな青空が広がっている.午前8時の気温は12.2度.北北東の風.いま全館瞬間停電したが,ワタクシにはぜんぜん関係なし.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今日も朝から賽の河原で小石を積み上げている.たいていの出典はすぐわかるところにあるのだが,『カントとカモノハシ』がどうしても捕まえられない.覚悟を決めて “本の山” を掘り崩すことにする.10:59作業開始./11:55捜索作業終了.探していた『カントとカモノハシ』は “本の山” の最下層で今西錦司と山本義隆にはさまれて身動きが取れなくなっていたようだ.お疲れさんでした.

◆なろ本部から「ストレスチェックテストをオンライン受験せよ」とのストレスフルな指令が届いたので,ちゃちゃっと答えたら,ワタクシには「ストレスはない」らしい.へー,そうなんだー.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 今度は伊藤龍平『何かが後をついてくる —— 妖怪と身体感覚』が行方不明だ.14:50捜索開始./15:32捜索打切り.伊藤龍平本は “失踪本” とみなし,アマゾンに再発注した.明日届く予定.こういう “二度買い” はたまにある.さすがに “三度買い” はまだ経験がない.

◆今日の最高気温は17.0度止まり.日暮れて気温はぐんぐん下がっている.こういう肌寒い夜こそ〈みなか食堂〉の「ありあわせ野菜総動員スープ」はいかがですか.かつおだしベース.今宵の食材は蓮根・人参・茄子で土鍋で一時間.最後に三つ葉をトッピング.〈シン・ツチダ〉とともにどーぞ.

◆本日の賽の河原 ——

  • #一期一会の読書術 第3章の引用元15箇所のスキャン作業完了.まだ5箇所残っているが,その残務処理はアマゾンから伊藤龍平『何かが後をついてくる —— 妖怪と身体感覚』(2018年8月3日刊行,青弓社,東京, 255 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-7872-2076-9 → 書評目次版元ページ)が届いた後のことになる. posted at 16:08:46

◇本日の総歩数=3,446歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.65kg (−0.20kg) / 31.8% (+0.2%)

17 oktober 2021(日)※駆け抜ける季節の節目

◆午前7時半のろのろ起床.雨.あわてて上州ミッション出撃.

◆往路は雨また雨のざんざん降り.午前11時に高崎着.朝早くはあんなに土砂降りだったのに,上州はカラッと青空が広がる.さすがは白衣観音さまの御利益か.

◆ミッション終了後は観音山にてささやかなランチ.デザートもささやかに.しかし,焼きまんじゅうと味噌おでんという厳然たるグンマーのオキテを破るわけにはいかない.

◆午後6時半,つくば帰還.つくばの最高気温は真夜中の20.1度,その後は下がり続けて日中は11〜12度台だったようだ.秋晴れの高崎は18度くらいまで上がったが,北風が冷たかった.季節の変わり目を駆け抜けた一日だった.

◆[蒐書日誌]新刊ご恵贈感謝!:ニール・シュービン[黒川耕大訳]『進化の技法:転用と盗用と争いの40億年』(2021年10月18日刊行,みすず書房,東京, VIII+266+xxxvi pp., 本体価格3,200円, ISBN:978-4-622-09043-4 → 版元ページ)※十年ほど前に同著者『ヒトの中の魚、魚の中のヒト:最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅』(2008年9月,早川書房)を手にした.

◆長距離運転をした夜はもう寝る時間なのだが,四方八方から「今日の “むしやしない” はどーしたんだっ」との問い合わせが矢のようにあったので,剣崎〈微笑庵〉の銘菓「しふくもち」をお見せしまひょか.今月はシャインマスカットが丸ごと入ってまっせ.あー,おいし.ほな,さいなら.

◆#読む打つ書く 本が好き!—— 古本虫がさまよう「読む・打つ・書く: 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々」(2021年10月17日).

◇本日の総歩数=3,882歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.85kg (+0.45kg) / 31.6% (+1.0%)

16 oktober 2021(土)※ホームカミングデーに

◆午前7時半のろのろ起床.くもり.気温18.4度.北東の風.曇り空の土曜の朝.遅めの朝餉はハム・オムレツを中心にして.フェタが買えたので,お皿の向こう側はまたしてもギリシャっぽくなっている.

◆午後は第20回東京大学ホームカミングデイOB・OG/現役合同室内楽演奏会@ノバホール 13:10〜 15:30.ひさしぶりの顔ぶれを見てしまった.ノバホール演奏会後のささやかなお楽しみはビールの外呑み.

◆[蒐書日誌]うわぁ〜,これマジで出るんですかー(狂喜):ピート・フレイム[新井崇嗣・瀬川憲一訳]『ロック・ファミリー・ツリー』(2022年1月刊行予定,みすず書房,東京,本体価格9,000円, ISBN:978-4-622-07802-9 → 版元ページ )※空前絶後のロックンロール系統樹図版集.ワタクシのもとには原書はすべて揃っている.

◆[蒐書日誌]長らく寝読み本だった:スズキナオ『関西酒場のろのろ日記』(2020年10月30日刊行,Pヴァイン[ele-king books],東京, 229 pp., 本体価格1,800円, ISBN:978-4-909483-72-0 → 版元ページ)をやっと読了.ワタクシにとって大阪はまだまだ “異界” なので,こわごわ読み進んだ.今度また行く機会があったら,大阪駅前ビル地下から探検を始めるかな.

◆ここ数日の間にあれよあれよと秋色が深まったつくば.今宵の〈みなか食堂〉は,店主が必死のパッチで栗をむきまくったので,蒸籠で蒸し上げた栗おこわがメニューです.秋の味覚を存分に堪能してください. “お水” は秋田〈飛良泉〉山廃純米大吟醸マルヒ別誂を抜栓します.

◆#読む打つ書く カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)「読んでなんだか燃えてくる本   読む・打つ・書く」(2021年10月15日)※「要はつべこべ言わずに毎日がんばれの記録と実践が、あっけらかんと開示してある」—— それです!

◇本日の総歩数=3,765歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.40kg (−0.30kg) / 30.6% (0.0%)

15 oktober 2021(金)※日に日に秋が深まって

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温12.9度とさらに冷え込んできた.北風.その後,雲が広がって,朝の観音台は曇り空.午前8時の気温は17.6度.

◆[欹耳袋]え,解散って?—— 産経新聞「研究費不正問題の京大霊長類研が解散へ」(2021年10月14日)※「研究費の不正支出問題を受け、京大が来年3月に霊長研を解散する方向で調整している」「定年退職する教員の後任は補充せず、在籍する教職員や研究用に飼育するサル類を順次減らしていく」「京大は霊長研を解散して人員削減などを進めることで、返還費を捻出する狙いがある」.

◆続いては,お買い上げ本2冊——

  1. 福間恵子『ポルトガル、西の果てまで』(2021年9月30日刊行,共和国,東京, 245 pp., 本体価格2,400円, ISBN:978-4-907986-83-4 → 版元ドットコム)※ポルトガル関連本が出たら “延髄反射” で即買うことにしている.

    ワタクシの “本の山” には杉田敦の彩流社ポルトガル3巻本:『白い街へ:リスボン,路の果てるところ』(2002年2月)・『アソーレス,孤独の群島:ポルトガルの最果てへの旅』(2005年1月)・『静穏の書:白い街、リスボンへ』(2015年1月)が堆積している.もちろん,同じ彩流社が出すフェルナンド・ペソアの『ペソアと歩くリスボン』(1999年7月)や『ポルトガルの海』(1997年1月)もどこかに埋まっている.

    さて,今回の新刊はどんな読み心地だろうか.仮フランス装の触り心地はとてもよい.

  2. 岩間一弘『中国料理の世界史:美食のナショナリズムをこえて』(2021年9月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, xii+571+67 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-7664-2764-6 → 版元ページ)※中国の食文化が全世界にどのように伝播していったかをさまざまな資料に基づいて考察している.いわゆる “料理エッセイ本” とはまったく異なる食文化進化本.

    本書は,中国料理にまつわるさまざまな “俗説” や “うわさ話” を心地よく成敗してくれるらしい.読むのが楽しみ.

    650ページ超の大冊にもかかわらず,本体価格2,500円とはまさに価格破壊.慶應義塾大学出版会は太っ腹!

—— 本日の “収穫の秋” は以上.

◆秋晴れの昼休みはショートコース徘徊.正午の気温は22.7度.岩波書店編集部(編)『アカデミアを離れてみたら:博士、道なき道をゆく』(2021年8月4日刊行,岩波書店,東京, viii+238 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-00-061483-2 → 版元ページ )の第4部「組織をおこす」と最後の第5部「「越境」を重ねて」読了.人それぞれの経験談.アカデミアの内と外を行き来することのハードルは,当事者ごとに大きく変わる.最年長の嘉田由紀子が「アカデミアを離れてみたら,三途の川があった」(p. 174)と言う時代も確かにあった,一方,若い世代の寄稿者が “運” と “縁” と “恩” に恵まれて超えていく体験談はそれぞれに読み応えがある.

◆本日の進捗 ——

◆疲れたときのむしやしない.

◇本日の総歩数=8,318歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.7kg (+0.10kg) / 30.6% (−0.4%)

14 oktober 2021(木)※秋晴れのロングコース

◆午前5時起床.晴れ.気温15.1度.北西の風.だいぶ涼しくなってきた.雲間から青空がのぞく観音台の朝.午前8時の気温は17.7度.北西の風が涼しい.

◆[蒐書日誌]読書の秋のいただきもの2冊——

  1. 田中世紀『やさしくない国ニッポンの政治経済学 日本人は困っている人を助けないのか』(2021年10月12日刊行,講談社[講談社選書メチエ・755],東京, 113 pp., 本体価格1,000円, ISBN:978-4-06-525809-5 → 版元ページ).
  2. 佐々木雄大『〈極限の思想〉バタイユ:エコノミーと贈与』(2021年10月12日刊行,講談社[講談社選書メチエ le livre],東京, 362 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-06-523948-3 → 版元ページ)※講談社選書メチエの中に新シリーズ〈le livre〉が創刊された.この新刊は大澤真幸・熊野純彦編集による〈極限の思想〉叢書の1冊.これまでのメチエとはちがって,仮フランス装っぽい厚手の表紙にくるまれた特装本.

—— 以上,ご恵贈ありがとうございました.

◆正午の気温は21.5度.さわやかな秋晴れの昼休みはロングコース徘徊.歩き読み本:岩波書店編集部(編)『アカデミアを離れてみたら:博士、道なき道をゆく』(2021年8月4日刊行,岩波書店,東京, viii+238 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-00-061483-2 → 版元ページ ) の第3部「教育・研究をささえる」読了.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 「『一期一会の読書術』の全引用箇所を初校ゲラで網羅的に校正します」とのオニのような指令が飛んできた.とりあえずマルチファイル grep 検索をかけて,要チェック箇所を洗いざらい拾い出し,ひとつひとつ元本を見つけ出して積みあげるという “賽の河原” .河出書房新社の校閲はオニです./引用出典元の該当ページをちくちくとスキャンしてpdf化し,Dropbox の共有フォルダーにぼんぼん投げ込むという強制労働が始まった.とりあえず,短いプロローグ・コラム(1)・エピローグについては終わったが,メインの長大な章はこれからの仕事だ.「働けば自由になる」(号泣).

◆ワタクシは,いったん高座に上がれば,その日の噺の “まくら” は用意することはあっても,本筋と関係のない “雑談” はしたことがないなあ.それよりもちゃんと “おち” がつけられるかどうかがはるかにたいせつ.

◆夜風がひんやり.今宵の〈みなか食堂〉は昨夜の根菜鍋を転用して,熱々のおうどんを用意しました.使った麺はタリアテッレみたいに平たい〈自然栽培だだ小麦のうどん〉.煮崩れ気味の汁によく絡んで,とても暖まります.脂の乗ったのどぐろの開きと常温〈シン・ツチダ〉とともにどうぞ.

◆[欹耳袋]え,解散って?—— 産経新聞「〈独自〉研究費不正問題の京大霊長類研が解散へ」(2021年10月14日)※「定年退職する教員の後任は補充せず、在籍する教職員や研究用に飼育するサル類を順次減らし」「霊長研を解散して人員削減などを進めることで、返還費を捻出する」.

◆日一日と秋が深まっていく.

◇本日の総歩数=10,258歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.60kg (+0.20kg) / 31.0% (+0.7%)

13 oktober 2021(水)※秋雨はひさしぶりかも

◆午前5時起床.曇り.気温17.1度.北北東の風がひんやりしている.早朝の〈みなか食堂〉は半熟ゆで卵を主役にしてサラダ中心の朝ごはん.

◆観音台の朝は本降りの雨に濡れている.午前8時の気温はさらに下がって16.4度.朝のニュースでも繰り返し「今日は長袖の重ね着を」と連呼していたが,それをうかうか真に受けるとタイヘンなことになる.はい,居室はしっかり25.8度の夏日ライン超え.もちろん半袖が正解.

◆松戸の定期演奏会が終わったので,やっと心安らかにラフマニノフ交響曲2番をBGMにしている.しかし,無意識のうちに休符を指折り数えてしまったり,叩くふりをしてしまったりするのはある種の “PTSD” なのかもしれない.短期間にほぼ暗譜してしまったので.

◆午前の┣┣" 撃ち —— #観光統計解析 昨日の初回講義以降10人余りの受講生がR起動のトラブルが報告されています.ほとんどはすでに解決できたでしょうが,再度確認してください:「Rは最新版4.1.1にアップデートされていますか?」「Rパッケージ群もアップデートしましたか?」次回の講義でもこの点を念押しします.

◆[蒐書日誌]有田正規『学術出版の来た道』(2021年10月7日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・307],東京, vi+148+10 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029707-3 → 目次|版元ページ)読了.これは超オススメ本.とくに現役研究者には必読書.学術出版社と学術誌のたどってきた歴史を見渡しつつ,現在のアカデミアの状況がなぜこうなってしまったのかを冷静に記述する.第4章までは学術書・学術論文の出版史が中心だが,第5章以降が出色だ.コンパクトながら,学術出版社の経営・学術誌ビジネスモデルの変遷・オープンアクセス誌の光と影・インパクトファクター煉獄・学術誌包括契約(ビッグディール)・OAメガジャーナルなど主要な問題点がすべて列挙されている.

本書『学術出版の来た道』を読み終えて考え込まざるを得ないのは,すぐに実行できるような解決策が「ない」こと,にもかかわらずこのまま放置すれば(少なくとも日本の)科学は「持続可能」ではなくなること —— 著者はアカデミアを取り巻く環境を淡々と記述しつつも,安直な解決策を提示しない.たとえば,学術誌出版社が誰から金を巻き上げようとしているかについて,「ビッグディールで疲弊しきった大学図書館からは,購読料の増収は期待できない.そこで出版社は,研究者個人の研究費という新たな金脈に群がったのだ」(p. 105)と指摘する.確かにそうなっていますよね.では,どうすればいい?

学術誌の出版社と経営形態の変遷に関する分析の好例は Nature 誌のケーススタディーだ:Melinda Baldwin『Making Nature: The History of a Scientific Journal』(2015年8月刊行, The University of Chicago Press, Chicago, viii+309 pp., ISBN:978-0-226-26145-4 [hbk] / ISBN:978-0-226-26159-1 [e-book] → 版元ページ).この本は本書でも引用されている.

また,本書では科学を語る「リンガ・フランカ」がフランス語→ドイツ語→英語と時代的に推移してきたと書かれている.参考になる文献は:Michael D. Gordin『Scientific Babel: How Science Was Done Before and After Global English』(2015年4月刊行,The University of Chicago Press, Chicago, vi+415 pp., ISBN:978-0-226-00029-9 [hbk] → 目次版元ページ情報).

—— ワタクシ的には本書には索引を付けてもらいたかった.それ以外は何も注文は付ける必要がない.多くの読者のもとに本書が届きますように.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 『一期一会の読書術』の初校ゲラは来週はじめに出るとの連絡あり.

◆今日の最高気温は18.0度止まり.冷たい雨が降り続く夜.午後8時の気温は16.3度.肌寒い今宵の〈みなか食堂〉は手羽中と根菜の炊いたん(つゆダク版)をご用意しました.熱々の汁物は “常備水” のキリッと冷やした〈風の森〉秋津穂とともにどうぞ.

◇本日の総歩数=2,946歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 未計測 / 未計測

12 oktober 2021(火)※南大沢遠隔お座敷初日

◆午前5時起床.曇り.気温20.2度.北東の風強し.朝の観音台は曇りところどころ晴れ間.風が吹いているので体感気温は低めだが,気温は21.6度で,湿気もあり,これを涼しいと勘違いしてはならぬ.今日も半袖が適切な服装.

◆午前の┣┣" 撃ち —— とりあえず,Windows の更新の祭典は終わったようだ(10→11の大移動はまだ).今日のオンライン統計高座はこれで乗り切れるかな.

  • 東京都立大学都市環境学部 #観光統計解析 の初回講義は 10:30 開始です.zoom の接続確認と Slack に置いた配布資料をダウンロードしてください.R と Rコマンダー はちゃんと起動してますか? posted at 10:07:25
  • #観光統計解析 最初は統計曼荼羅のおはなし.ちょっと休憩なう. posted at 11:04:10
  • #観光統計解析 初回高座終了.R関連のフシアワセは一網打尽にしますので,スラックにご連絡を. posted at 12:08:35
  • #観光統計解析 本日10月12日(火)講義のzoom録画はスラックにURLを流しました. posted at 14:12:36

◆曇り空の昼休み.飛んで火に入るフシアワセ.ちぎっては投げ,丸めては捨て.

◆〈みなか食堂〉レシピ帳が200枚あまり積み重なってきた.ワタクシの場合,厨房作業に入る前に,食材や段取りをA6サイズ定形メモ用紙に箇条書きにしている.こうしておけば詳細を忘れても大丈夫.ただし,同じ料理をつくるときは,必ず “派生形質” を埋め込んでレシピを “進化” させている.

ワタクシのレシピ帳は厨房での試行錯誤の証拠でもある.これからも使えそうと判断できたら,まずは het dagelijkse keukenleven —〈みなか食堂〉のお品書き でそのレシピを公開する.さらにその部分集合をクックパッドに置いている.

◆北東からの涼風が吹き抜ける夜,〈みなか食堂〉店主はやっとよみがえったらしく,今宵は「ホウボウとイサキのアクアパッツァ」が登場です.和洋を問わず煮魚が美味しい季節です.

アクアパッツァに合わせて,イタリアの微炭酸ロゼ〈ローザ・ペル・ヴォイ 2019〉を抜栓しました.さあどうぞ.

◆夜になっても “スラック悩みの相談室” の患者は途切れない.

◇本日の総歩数=3,234歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.40kg (+0.95kg) / 30.3% (+0.1%)

11 oktober 2021(月)※はてしない残暑の日々

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温18.3度.南東の風.昨日の松戸は夜になっても蒸し暑さが淀んでいたが,今日は今日でまた真夏日になるとの予報.

◆午前の┣┣" 撃ち —— さて,明日からの講義に先駆けて,しばらく敬して遠ざけていた Windows のようすを見に行くべきかどうか.いったん近寄ると,はてしない “更新の祭典” のみならず,きっと「10→11」の大波が押し寄せてくるだろう.見ないふりをするわけにはいかないしねー.

◆[蒐書日誌]大田暁雄『世界を一枚の紙の上に —— 歴史を変えたダイアグラムと主題地図の誕生』(2021年12月刊行予定,オーム社,東京, 本体価格4,500円, ISBN:978-4-274-22785-1 → 版元ページ)のカバージャケットと帯文の案が送られてきたので,チェックして返送.ワタクシの箇所は問題ありません.

◆[欹耳袋]翻訳は,極私的な “読書” の延長線上にあるので,原著者が書こうとしている内容を行と行間から “復元” して日本語訳することが目的となる.もし原書にまちがいがあったとしたらそれを指摘することもできる.機械翻訳の威力はわかっているけど,人力翻訳とはちがう場所で用いてほしいな.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 明日から始まる統計学(「観光統計解析II」)オンライン講義のスラック会議室開設のアナウンスを南大沢に送った.

◆午後の最高気温は28.2度.室温は29.7度.西日攻撃は容赦ないし,窓を開けても熱風しか入ってこない.無駄な抵抗はやめにしてそろそろ帰りますかねー.

◆午後8時の気温は21.6度.夜になってもいっこうに涼しくならない.窓をぴたぴた閉め切って,季節外れのエアコンをかける.店主が昨日のお座敷で疲弊していますので,今宵の〈みなか食堂〉は白身魚の南蛮漬けと豆苗の炒めものの定食.コシヒカリ新米の雑穀ごはんと根菜のお味噌汁がつきます.

◇本日の総歩数=3,128歩|0回. 朝◯|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 86.45kg (+0.45kg) / 30.2% (−0.5%)

10 oktober 2021(日)※行楽日和の松戸で本番

◆午前6時半起床.曇り.気温18.2度.北北西の風.朝から松戸へ出撃.

◆〈森のホール21〉にて午前のステリハが終わり,松戸の森公園にてお弁当タイム.いい日和なので人出とても多し.それにしても気温も湿度も高い.池の周りの親水公園では家族連れが水遊びに興じている.もう10月というのにまるで真夏の風景だ.

◆本日のお座敷 —— 松戸シティフィルハーモニー管弦楽団・第43回定期演奏会【日時】2021年10月10日(日)14:00開演【場所】森のホール21(大ホール)【曲目】ビゼー〈アルルの女〉第1組曲・第2組曲/ラフマニノフ交響曲第2番【指揮】尾崎晋也.

サブの〈アルルの女〉は東大オケの頃から何十回も演奏しているのでほぼ暗譜している.だから,昨日のゲネプロもスルーして,午前のステリハだけ参加した.出番があるのは最後の「ファランドール」のみ.本番もきっと問題なかったと(ワタクシは)思う.

メインのラフマニノフ交響曲第2番ははるかに緊張が高まる.ステリハでもまだオチる箇所があり,これはもう本番でイッパツ勝負をかけるしかない.

◆ホール開場は午後1時過ぎからなのだが,蕨の変電所火災による停電で首都圏周辺のJRが全面不通になってしまったという速報が入る.森のホール21にたどりつけない客もいるらしい.それでも,定刻14:00に開演となった.

◆最初の〈アルルの女〉の「ファランドール」はつつがなく盛り上がった.休憩後はラフマニノフ交響曲第2番へ.第1楽章と第2楽章は出番は少ないものの目立つ箇所ばかりだったが,大過なくこなした.第3楽章はお休み.

問題は最後の第4楽章.オチたりズレたりすれば即座に簀巻きにされて講演の池に沈むことになる.しかもまだ一度もちゃんと叩けたことがないという未曾有の追い込まれ状況.ここはやはり覚悟を決めてドカン!とやるしかないでしょう.

結果だけ言えば,初めてちゃんとした演奏ができ,致命的なオチやズレはなかったと(ワタクシは)思う.結果よければすべてよし.

◆演奏会後,ロビーでの反省会が終わり,午後5時に解散となった.駅近くの中華料理〈海華・八柱店〉にて打ち上げ打ち上がり.みなさん,たいへんお疲れさまでした.

◇本日の総歩数=8,770歩|0回. 朝◯|昼◯|夜×. 計測値(前回比)= 86.00kg (−1.20kg) / 30.7% (+0.2%)

9 oktober 2021(土)※太鼓を叩いて叩かれて

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温20.9度と高め.北東の風が吹き込んで体感的には涼しい.

◆土曜のむしやしないはサザコーヒーとともにいちじくタルト.むしやしないの後はノバホールの真ん前で仕事をしたり.

◆「えぼるぶは不滅ではない」 —— MAFFIN ネットワークの継続性という根本問題が浮上したので,遠からず EVOLVE メーリングリストは消滅する.ワタクシ的にはメーリングリストという世界はそろそろフェイドアウトさせるのが賢明ではないかという見解に傾きつつある.長期間存続するメーリングリストは,たとえば Taxacom メーリングリストのように,過去ログそのものに科学史的な価値が生じる.価値があるから存続するのではなく,存続したから価値が生まれるということだ.MLの後継システムは,そういうものがあるとしたら,「ログの保存」ができることが必要条件のひとつだろう.EVOLVE の過去ログもすべてプリントアウトして保存しているという方もおられるし,生物学史の観点から過去ログを分析したいという声も聞こえる.いずれにせよ,EVOLVE はワタクシが在職するあと一年半の余命なので,過去ログの保存とアーカイヴ化については真剣に考えたいと思う(公開するしないは別問題).

◆本日の進捗 ——

  • [つくば]プロローグ737字だん(計4,052字). posted at 12:16:47

◆夕方,ひさしぶりに乗るつくばエクスプレス.今宵は松戸にて松戸シティフィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会ゲネプロに参加する.

ラフマニノフ交響曲第2番は初めての曲で,練習は今日のゲネプロと明日のステリハそして本番という3回のみの短期決戦.しかも曲が長大なのでいやが上にも緊張感が高まる.

武蔵野線の新八柱駅に降り立ち,さくら通り沿いにある〈ワン・テーブル〉にて早めの晩ごはんのあいがけカレーを.しかし,カプサイシンを摂取しても緊張感はぜんぜんおさまらない.

午後6時前に森のホール21の大ホール到着.今回はひな壇はセットせず平台にして,奏者間の距離をとって配置する.打族も楽器ごとに離れるのでこれまた緊張感を高める.で,初めてのラフマニノフ交響曲第2番.はい,大太鼓はよくオチてよくズレて…….叩いて叩かれてもうタイヘンで…….

—— さてさて明日は大丈夫なんだろうかという不安が湧き上がる.午後9時つくば帰還.

◇本日の総歩数=10,291歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 87.20kg (−0.15kg) / 30.5% (−0.2%)

8 oktober 2021(金)※地震の崩落箇所を巡検

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温19.6度と高め.ぜんぜん涼しくない.北西の風.

◆昨夜発生した地震は,つくばでは震度4だったので,睡眠をじゃまするほどのマグニチュードではなかった.今朝,研究所に着いてからは “本の山” の点検に勤しむ.日頃から “石組み” には注意しているので,巡検したかぎりでは大規模な “深層崩壊” は見当たらなかった.それでも,あちこち地盤が緩んでいる箇所があった.

この写真では,ペソア『不安の書』の山の歪み,『下丸子文化集団とその時代』・『翳りゆく楽園』・『20世紀ロシア文化全史』のあたりが要修復箇所.『絵はがきの別府』と『深夜食堂』の山はいまのところ大丈夫そう.さらに室内を点検すると,『幻のアフリカ納豆を追え!』・『早田文藏(臺灣語版)』・『薔薇の名前』解説本が “落石” しており,机の下では墓石のように鎮座していた古くて重い辞書の “倒壊箇所” も見つかった.いずれも修復ずみ.

—— 土石流ならぬ “書籍流” がなくてよかった.昔の城壁の “石組み技法” が役に立つとは意外だ.

◆#読む打つ書く 『読む・打つ・書く』の第2刷重版が手元に届きました.祝杯だ〜

◆[欹耳袋]〈日本の名字マップ〉—— 「三中」だと全国で「88ヒット」する.北海道の「三中さん」からは問い合わせをいただいたことがある.広島の「三中さん」はパティシエとして上海に店を出されている.いずれも縁戚関係はなさそうだ.

◆本日のささやかな進捗 ——

  • [つくば]プロローグ295字だん(計3,236字). posted at 11:11:31

◆[蒐書日誌]今日はまた暑さがぶり返し,午後の最高気温は28.6度まで上がっている.なんで10月になっても半袖&裸足サンダルやねん,と文句を言いつつも,着便したご恵贈本を手にすればすぐ機嫌がよくなる.

  1. 有田正規『学術出版の来た道』(2021年10月7日刊行,岩波書店[岩波科学ライブラリー・307],東京, vi+148+10 pp., 本体価格1,500円, ISBN:978-4-00-029707-3 → 版元ページ)※これはとてもそそられるテーマ.学術書と学術誌のたどってきた道のりと現状を知る上で参考になる.著者は国立遺伝研の生命情報・DDBJセンター長.
  2. 大坪庸介『仲直りの理:進化心理学から見た機能とメカニズム』(2021年10月10日刊行,ちとせプレス,東京, xx+277 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-908736-21-6 → 版元ページ)※どうもありがとうございます.その「理【ことわり】」を知りたいです.

—— 残暑がきびしくても,本は読むまた読む.

◆午後の┣┣" 撃ち —— 『応用数理』誌からレフリーコメントが返ってきた.サクッと改訂して返送しよう.そうしよう./『読む・打つ・書く』の出版契約書を駒場に返送.出版契約書は本が店頭に並んだ “後” に版元と交わす文書である.

◆夜になっても気温は20度を下回らない.今宵の〈みなか食堂〉は,ミネストローネを煮詰めたソースでピーマンの肉詰めを煮込み,20分かけて茹で上げた極太スパゲットーニとともにご用意します.Pastificio Vicidomini のスパゲットーニは,太いことも太いが,長さは1メートルを超える.

こういう肉系のパスタには,清涼飲料水としてイタリアの辛口微発泡赤ワイン〈ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ セッコ〉はいかがでしょうか.

◇本日の総歩数=4,116歩|130回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.35kg (+0.65kg) / 30.7% (0.0%)

7 oktober 2021(木)※朝から遠隔お仕事続く

◆午前5時過ぎ起床.曇り.気温17.8度.北東の風が肌寒い.昨日までとはぜんぜんちがう涼しさ.曇りときどき小雨が降る観音台の朝.午前8時の気温は18.7度.北北東の風.昨日よりも気温は低くなるとの予報だが,湿気があるのでさわやかではない.

◆午前の┣┣" 撃ち —— 今日はこれから午後まで┣┣” の群れがみっしりと直列に詰まっている.┣┣” の箱寿司./zoom 可視化打合せ 9:30〜10:00./環境省推進費 zoom ミーティング舞台袖密談 10:00〜10:20./午前の zoom セミナー 10:30〜11:30.

◆[蒐書日誌]岩間一弘『中国料理の世界史:美食のナショナリズムをこえて』(2021年9月20日刊行,慶應義塾大学出版会,東京, xii+571+67 pp., 本体価格2,500円, ISBN:978-4-7664-2764-6 → 版元ページ)※中国の食文化が全世界にどのように伝播していったかをさまざまな資料に基づいて考察している.いわゆる “料理エッセイ本” とはまったく異なる食文化進化本.中国料理にまつわるさまざまな “俗説” や “うわさ話” を心地よく成敗してくれるらしい.読むのが楽しみ.650ページ超の大冊にもかかわらず,本体価格2,500円とはまさに価格破壊.慶應義塾大学出版会は太っ腹!

◆午後は農林団地から撤収.午後は雑事いろいろ.曇り空で風が涼しい.夏はかけらも見当たらない.

◆#読む打つ書く @ConGrazie ツイート(2021年10月7日)※本の集合体としての “図書館” を重視するバイヤール本『読んでいない本について堂々と語る方法』からは,「ある本を読まずにすませるには,他の本をもっとたくさん読みなさい」というとてもコワいメッセージしか私は読み取れませんでした.タイトルを真に受けてはいけないですね.の母集団からの読書サンプリングが十分であれば,タイトルの通りに, “読まなくてもいい” 場合は出てくるでしょう.著者はごく当たり前のこと—— 読書に王道なし ——を別の言葉で言い換えているだけだとワタクシは感じました.

◆午後は,┣┣” 個体群を追いまわしているうちに,もう暗くなってしまった.厨房が呼んでいる.

◆夜遅く千葉県西北部を震源とする地震あり,震源付近では震度5強だったらしいが,つくばは震度4の揺れだった.

◇本日の総歩数=4,863歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.70kg (−0.20kg) / 30.7% (−0.4%)

6 oktober 2021(水)※夏と秋がせめぎ合って

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温17.4度.西風.連日続いた “ギリシャ風サラダの祭典” は主役のフェタの在庫がなくなってしまったので,本日が最終日.彩りにゆで卵と完熟キウイを投入してみた.冷野菜をたくさん食べるにはこのホリアティキ・サラタ(Χωριάτικη σαλάτα)を強くオススメします.

◆[蒐書日誌]大田暁雄『世界を一枚の紙の上に —— 歴史を変えたダイアグラムと主題地図の誕生』(2021年12月刊行予定,オーム社,東京, 本体価格4,500円, ISBN:978-4-274-22785-1 → 版元ドットコム)※帯の “檄文” はワタクシが寄稿しました.社会統計と地図制作に関わるビジュアライゼーション史を丹念に追った良書です.

◆[欹耳袋]松井求 2021. 分子系統解析の最前線.JSBi Bioinformatics Review, 2(1): 30-57. DOI: 10.11234/jsbibr.2021.7 ※ただごとではないコンテンツの盛り込み.これはとても勉強になる総説記事.

◆#読む打つ書く アマゾン・カスタマーレビュー —— ツマ井秀カズ「蔵書の山。」(2021年10月4日)※ぜひお買い上げいただいて,本の山の “標高” を更新してください.

◆[蒐書日誌]原書がスペイン語で,翻訳書がポルトガル語,オランダ語,フランス語,イタリア語の場合,どれを注文すべきかという悩み.

◆今日も残暑になるかと思いきや,最高気温26.8度は午前のうちに出てしまって,午後はずるずると気温が下がり,日暮れて20度を下回る涼しさに.しかも,冷涼な東風が吹き込んで涼しいのなんのって.これでやっと秋の空気に入れ替わるのかな.涼しい夜のむしやしないは〈仙太郎〉の「栗むし」.栗だらけの快楽.

◆本日の進捗 ——

  • [つくば]プロローグ426字だん(計1,269字). posted at 11:41:08
  • [つくば]プロローグ306字だん(計1,764字). posted at 12:02:14
  • [つくば]プロローグ432字だん(計2,074字). posted at 15:10:15
  • [つくば]プロローグ655字だん(計2,841字). posted at 16:15:06

◇本日の総歩数=3,067歩|100回. 朝◯|昼△|夜◯. 計測値(前回比)= 86.90kg (+0.55kg) / 31.1% (+1.1%)

5 oktober 2021(火)※千字の文章も一字から

◆午前5時過ぎ起床.朝日がぎらぎらして,湿度も高く秋の爽やかさのかけらも感じられない.気温17.8度.東風.朝餉にはギリシャ風サラダ(Χωριάτικη σαλάτα)の “第三形態” .フェタをダイス状に刻んでみた.付け合せはインカのめざめのポテトサラダ,そして小蕪と熟柿のマリネ.サラダだらけ.

◆朝日が降り注ぐ観音台は暑くなる気満々.午前8時の気温は21.6度.西南西の風.全館空調はもちろんうんともすんとも言わないので,窓全開で扇風機をぶん回す.半袖アロハに裸足サンダルの出勤スタイルは盛夏のときと何一つ “有意差” がない.

◆午前の┣┣" 撃ち —— パソコンのワイヤレス・キーボードとかマウスは使い終わったらこまめにパワーオフする方が電池が長持ちするようだ.「n=1」だけど.

◆正午の気温25.4度の夏日.昼休みショートコース徘徊.湿っぽい南西の風では暖かすぎて散る葉も散らない.歩き読み本:岩波書店編集部(編)『アカデミアを離れてみたら:博士、道なき道をゆく』(2021年8月4日刊行,岩波書店,東京, viii+238 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-00-061483-2 → 版元ページ ) の第2部「組織にとらわれずに生きる」読了.

◆せっかく連日つくったのでギリシャ風サラダのレシピを備忘メモ → 【食材】フェタ(好きなだけ)・きゅうり・トマト・オリーブ実(種抜き)・牛乳(適量※フェタ塩抜き用)・EVオリーブオイル(適量).

  1. フェタは牛乳に30分浸して塩抜きする.
  2. きゅうりとトマトはダイス状にカットする.オリーブ実などその他の野菜も適宜カットする.
  3. ボウルに 2 を入れ,オリーブオイルと塩胡椒少々を加えてざっくり和える.
  4. 皿に盛りつけ,1 のフェタをトッピングして完成.

あまりに簡単すぎてレシピとは言えないかも.

レシピ → het dagelijkse keukenleven —〈みなか食堂〉のお品書き「ギリシャ風サラダいろいろ」|クックパッド「ギリシャ風サラダいろいろ」.

◆今日もまた夕方近くになると執拗な西日攻撃が始まる.いまの室温は29.0度.ブラインドを下ろしているので風はぜんぜん通らず.これから小一時間はガマン大会だ.

◆〈みなか食堂〉厨房の土鍋で炊き続けて三日目ともなると,蓮藕排骨湯にも貫禄というか風格がにじみ出てくる.スープの色からして初日とは段違いだし,味のまろやかさは言うまでもなし.蓮根も出汁がしみて色濃くなり,スペアリブはお肉がほろほろと煮崩れる柔らかさ.秋の夜のお愉しみ.

◆#読む打つ書く 『読む・打つ・書く』の第2刷が上梓されたとの連絡あり.ありがたやありがたや.

◆本日の進捗 —— やっと動き始めた.

  • [つくば]プロローグ721字だん(計781字). posted at 15:49:50

◇本日の総歩数=7,020歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.35kg (−0.75kg) / 30.0% (−0.1%)

4 oktober 2021(月)※続く残暑に実るあけび

◆午前5時過ぎ起床.晴れ.気温17.6度.南西の微風.今朝はさらなる正調路線を突き進むギリシャ風サラダ(Χωριάτικη σαλάτα)が朝餉の食卓に.週明けの観音台は秋晴れ.今のところはさわやかでも,日中は真夏日になるという予報が出ている.

◆#読む打つ書く @nnabbeyasu ツイート(2021年10月1日).

◆よく晴れた昼休みはショートコース徘徊.正午の気温は26.5度.南西の風.歩けば蒸し暑い陽気.歩き読み本:岩波書店編集部(編)『アカデミアを離れてみたら:博士、道なき道をゆく』(2021年8月4日刊行,岩波書店,東京, viii+238 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-00-061483-2 → 版元ページ ) の第1部「企業につとめる」読了.あけびが実る季節.

◆[蒐書日誌]ご恵贈本着便!—— 坪子理美・石井健一『遺伝子命名物語:名前に秘められた生物学のドラマ』(2021年10月10日刊行,中央公論新社[中公新書ラクレ・742],東京, 318 pp., 本体価格900円, ISBN:978-4-12-150742-6 → 版元ページ)※生物の命名と同じく,遺伝子の “命名” にも数々の逸話がある.遺伝子命名法の伝統と文化がすでにできつつあるとは興味深い.

◆全館空調がすでに停止しているので,夕方の直射西日攻撃を受けると居室の気温はどんどん上昇する.いま29.8度なので,今日はとっとと撤収するしかなさそう.居るだけムダ.

◇本日の総歩数=7,019歩|0回. 朝◯|昼◯|夜◯. 計測値(前回比)= 87.10kg (−0.30kg) / 30.1% (−0.3%)

3 oktober 2021(日)※蓮藕排骨湯で残暑抗戦

◆午前7時前起床.晴れ.気温16.3度.西北西の風.

◆[蒐書日誌]三中信宏『一期一会の読書術 —— 人生を彩る本の愉しみ[仮題]』(2021年末刊行予定,河出書房新社[河出新書])の改訂レイアウト案が届いた.本文テクストと図版パラテクストのバランスがとてもよくなり,新書としての可読性がよくなった.ここが決まれば,初校ゲラが出るのも間近かな.

◆今日も最高気温が26.6度の夏日となってしまった.午後の日差しは夏そのもの.涼しい秋はいったいどこへ.

◆直球勝負の蓮藕排骨湯 —— 今宵の〈みなか食堂〉は急遽メニューを変更し,蓮根と豚スペアリブのスープ「蓮藕排骨湯」を用意しました.直球勝負の具だくさんスープをぜひご賞味ください.レシピは酒徒「おうちで中華 - 蓮藕排骨湯(蓮根と豚スペアリブのスープ)」(2021年9月29日)を参考にしました.以下,備忘メモ.

「蓮藕排骨湯」【食材】豚スペアリブ(500g)・蓮根(500g)・太ねぎ(1本)・しょうが(1個)【調味料】塩(小さじ1.5).

  1. 蓮根は皮をむいて,大ぶりに乱切りし,塩水(分量外)にひたす.
  2. しょうがは皮ごと薄切りにする.
  3. 中華鍋に水を張り,スペアリブとしょうが(半量)と太ねぎの青葉を投入して,強火で沸かす.
  4. 沸騰したら,弱火にしてアクをすくい,そのまま10分加熱する.
  5. スペアリブを取り出し流水でよく洗う.
  6. 土鍋にスペアリブを投入し,水1.5Lとしょうが(半量)を加え,蓋をして強火にかける.
  7. 沸騰したら中火に弱め,30分間炊き続ける.
  8. 1 の蓮根を投入し,中火のまま1〜1.5時間炊き続ける.水が少なくなってきたら足す.
  9. 塩で調味する.
  10. スープ皿に汁ごとたっぷり盛りつけ,太ねぎの小口切りをトッピングして完成.

素材はシンプルにして調味は塩だけで味わい深いスープ.

レシピ → het dagelijkse keukenleven —〈みなか食堂〉のお品書き「直球勝負の蓮藕排骨湯」.

◇本日の総歩数=2,231歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.40kg (+0.10kg) / 30.4% (−0.8%)

2 oktober 2021(土)※台風の置き土産は残暑

◆午前7時半のろのろ起床.台風一過の快晴.気温16.7度.西南西の微風.気温がぐんぐん上がっている.昨日の日中は17〜18度台の涼しさだったのに,今日の正午はあっさり夏日ラインを超える27.2度.真夏日ラインも向こうに見えてきた.10月なのになんなのさ.

◆演奏会本番が来週に近づいてきたので,朝からラフマニノフ交響曲2番の “譜読み” をしている.前日のゲネプロと当日のステリハしか参加できないので,予習はとても大事.YouTube と総譜とパート譜を交互ににらみながら,本番で “落ちない” ようにパート譜に “標識” を刻み込んでいく.

「打族は休符も仕事のうち」なのでわかってはいるのだが,一時間にも及ぶ演奏ところどころに目立つ箇所が “点在する” というのはけっこうな緊張を強いられる.ワタクシがパート譜にいろいろ書き込むのは一種の “記憶術” であって,書き込みを見ればその断片から全体を復元することができる.もちろん,本番になればパート譜の細かい書き込みは “読めない” のだが,書き込みの標識の “位置” と “色” は読み取れる.

同じ打族でもまったく書き込みせずに,小節をきっちり指折りカウントする人もいるのだが,ワタクシはそれはもともとムリなので,彩り華やかにメモ書きをすることにしている.ラフマニノフ2番の場合,美しい第3楽章は打族に仕事はぜんぜんなく(tacet),第1楽章は1箇所だけ出番,残るアレグロ・モルトの第2楽章とアレグロ・ヴィヴァーチェの第4楽章が意外に難物で,うっかりして “落ちたり” あるいは “ズレたり” したら松戸の森で磔にされるんだろうなあ(震え声).

◆日差しがまぶしい昼下がりは四川料理〈アイニーズ〉にて.まずは麻婆水餃子から.そして,定番の麻婆坦々麺.けっこうな辛さでございました.

◆夜になっていきなりの雷雨.午後の最高気温は29.0度まで上がり,日暮れて夕立とはまるで夏の風景.

◇本日の総歩数=1,575歩|0回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 87.30kg (+0.45kg) / 31.2% (+1.0%)

1 oktober 2021(金)※日本酒の日に台風接近

◆午前5時過ぎ起床.本降りの雨.気温19.7度.北風.風雨はこれから強まるか.雨の朝の〈みなか食堂〉は「おとなしい玉子サンド」をご用意しました.トーストを軽く焼いて,ケチャップ&中濃ソースを両面に塗って,バター風味のオムレツをはさむだけ.濃い黄身の色は「天王原のたまご」の特徴.これでちょうど卵ひとつ分なので “おとなしい” と表現しました.「では,おとなしくない玉子サンドはあるのか?」という問い合わせに対しては,勇気と決断力とともにエイヤッとこしらえる〈木屋町〈コロナ〉風の玉子サンド〉はいかがです? 卵5個分のパワーがつきます.

◆雨が降り続く観音台.メーリングリストに月例アナウンスを送信.このお仕事もそろそろ先が見えてきたか./吹く風がしだいに台風っぽくなってきた.

◆午後1時の気温18.4度.北風.午後になって,風雨はますます強まっている.

◆[蒐書日誌]風雨が強まろうとも新刊は届くのだ ——

  1. 橋本倫史『東京の古本屋』(2021年10月10日刊行,本の雑誌社,東京, 16 color plates + 343 pp., 本体価格2,000円, ISBN:978-4-86011-462-6 → 版元ページ)※冒頭のカラー写真を見ると,寺町二条の旧・三月書房や北白川の旧・ガケ書房(現:ホホホ座),本郷通りの考古堂書店などなどかつてあった本屋を思い起こす.
  2. [蒐書日誌]林由華・衣畑智秀・木部暢子(編)『フィールドと文献からみる日琉諸語の系統と歴史』(2021年9月28日刊行,開拓社,東京, xviii+296 pp., 税込価格4,400円, ISBN:978-4-7589-2354-5 → 版元ページ)※言語系統学の論文集.しっかり読む価値があると思う.

—— 外は雨がざんざん降っているので,引きこもって本を読むしかない昼休み.

◆[欹耳袋]Narikawa Laboratory「オンライン学会大会の運営に関するあれやこれや」.

◆夕方,天気図には何やら「線状降水帯」とか書かれてるし…….

◆とても重要なことなので復唱してください:

   今日は「日本酒の日」です 
   今日は「日本酒の日」です 
   今日は「日本酒の日」です 

◆台風がやっと通り過ぎて冷たい北風が吹きわたる夜.日々シアワセを運んでくれる “お水” を寿ぐ「日本酒の日」.今宵の〈みなか食堂〉では長野県最南部の天龍村特産の巨大茄子「ていざなす」をオーブンでローストしました.付け合せはビーフステーキです(逆ではありません).ひさしぶりの〈風の森〉秋津穂657・扁平精米とともにどーぞ! 

定番の「玉ねぎまるごとスープ」はいかがでしょうか? オーブンで皮ごと焼いた玉ねぎを丸ごと土鍋でくつくつ炊きます.抜栓して一週間経ったシチリアのオレンジワイン〈プラルアール〉がいい感じです.

そんでもって,今宵のデザートは広尾〈レヴェランス〉の「シャンパンいちご大福」です.「モエ・エ・シャンドン」のシャンパンと〈赤坂青野〉のこしあんの合体という,ちょっとありえへんいちご大福.この機会を逃すともう次はありません.

◆夜風がひんやりしてきたが,明日は一転して真夏日になるとの予報.マジですか.

◇本日の総歩数=2,315歩|105回. 朝◯|昼◯|夜△. 計測値(前回比)= 86.85kg (−0.10kg) / 30.2% (+0.2%)