次のふたつの課題に関してレポートを書くこと:
【課題1】データから最良の仮説を導く「アブダクション」は,推論様式としてどのような特徴をもっているか.統計学的な思考法との関係に着目して述べよ.
【課題2】ある作物の品種と収量との関係を調べるため,4品種(品種名1〜4)を用いた6反復の完全無作為化法に基づく実験計画を組んだ.ところが,実験の途中,不慮の事故により,品種3の6実験区のうち二つが壊されてしまい,残り4区画のみのデータしか得られなかった.最終的に得られた収量データを図示すると下記のようになった(横軸は品種,縦軸は収量):
また,この実験におけるいくつかの統計量と分散分析表を下記に示す:
品種 データ数 品種平均 1 6 20.490 2 6 37.403 3 4 20.462 4 6 29.897
分散分析表 変動因 自由度 平方和 平均平方 F値 P値 全体 21 1396.5 品種 3 1115.3 371.8 23.80 0.000 誤差 18 281.2 15.6
この実験に関する下記の設問に答えよ.
レポートの提出方法と締切は下記の通り:
【締切日】2008年1月10日(木)
【提出先】三中信宏まで電子メールで提出すること.
【留意点】レポートは,氏名と学籍番号を明記し,メール本文にプレーンテキストとして書いて送信すること.一切の添付ファイルは御法度である.また,正常に受信された場合にかぎり受領メールを返信する.受領メールが届かなかった場合はレポート不着の可能性があるので注意されたい.